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1998年11月発行の書籍

人気の作品

      すべてがFになる The perfect insider

      森博嗣

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! ice makoto aprilia MissTerry stone14
      • すべてがFになる。森博嗣先生の著書。研究所で日夜孤独な研究生活を行っている天才博士と殺人事件。高学歴研究者である作者の森博嗣博士ならではの個性的なストーリーと文章が心地良くて、しかも登場人物たちもすべて個性的で魅力的。このすべてがFになるをきっかけに森博士、森先生の作品の魅力を思い知らされました。ミステリー小説が好きな人にはもちろんですが、そうでない人にもおすすめしたい一冊。 >> 続きを読む

        2019/06/16 by 香菜子

    • 他21人がレビュー登録、 114人が本棚登録しています
      いつでも会える

      菊田まりこ

      学研マーケティング
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.2
      いいね!
      • ものすごい支持率の絵本らしい。たまたまブックオフにて105円の棚にありまして、中身をパラパラとめくってみて、絵本なのですぐ読み終わるんだけど。....結局買いませんでしたけどねw「 ぉ ぃ !!」 >> 続きを読む

        2018/07/07 by motti

    • 他4人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      存在の耐えられない軽さ

      千野栄一 , KunderaMilan

      集英社
      カテゴリー:その他のスラヴ文学
      4.6
      いいね!

      • チェコ出身の作家ミラン・クンデラの「存在の耐えられない軽さ」を再読しました。

        腕の立つ外科医トマーシュは、出張先の町でウェイトレスのテレザと知り合います。
        離婚歴があり、女性とはセックス以上の関係を望まなくなっていたのに、思いがけずテレザを愛するようになるトマーシュ。

        だが、トマーシュの浮気癖はやまず、テレザは苦しみます。
        やがて、新聞への投書が反体制的な内容とみなされ、トマーシュは病院でのポストを失い、ついには窓洗いの労働者になってしまうのです。

        その生活に耐えられなくなった二人は田舎に移り住み、集団農場で働くようになります。
        ここにきて、ようやくトマーシュの浮気の虫が治まり、穏やかな暮らしが始まるのですが-------。

        粗筋だけをみてみると、この小説は、メロドラマのように見えますが、物語の中でしばしば顔を出す「私」「われわれ」の意味を考えながら読み進めば、そんな間違った読み方から逃れられるはずです。

        「私」=作者と受け取り、これを19世紀文学的な"作者の介入"と決め打ちして読んでしまったら、この小説の本質の十分の一も楽しめないと思います。

        歴史上しばしば周囲の強国からの支配を受けてきたチェコ人は、作者のミラン・クンデラ自身が深く関わった民主化運動、いわゆる「プラハの春」が制圧された後、当時のソ連共産党の傀儡政権による圧政に苦しんできたんですね。

        自国の運命を自分たちで決めることが出来ず、個人の生活や運命もまた他者によって左右されてきたチェコ人にとって、この小説に現われる「私」と「われわれ」は作者であり、読者であり、検閲者であり、歴史でありと、多くの意味を持っていると思います。

        この作品を恋愛小説として楽しむのは、間違った読み方ではないと思いますが、でも、もう一歩踏み込んだ読み方を、我々読み手の側に問いかける小説でもあるんですね。

        そして、その問いかけに応えれば、最終章の味わいが激変すると思います。
        この小説は、そんな奥深さを備えた作品だと再読してみて、あらためて思いましたね。

        >> 続きを読む

        2018/07/17 by dreamer

      • コメント 1件
    • 他2人がレビュー登録、 15人が本棚登録しています
      アンネ・フランクの記憶

      小川洋子

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:日記、書簡、紀行
      3.5
      いいね!

      • 「アンネの日記」はノンフィクションの中では一番好きな作品です。

        で、この本は小川洋子先生によるアンネの日記にまつわる紀行。

        これを読むところによると、どうやらアンネの日記は小川洋子さんにとって執筆のきっかけとなった作品だったらしい。なるほどあの小説は確かにそれぐらいの力を持っていると思う。

        小川洋子さんは生前のアンネを知る人物と会い、彼女の生まれた土地や育った場所、隠れ家を訪れ、そして強制収容所を見学されています。

        もう直接アンネを知る人物は既に他界されていると思われるので、同じ日本人が今は亡きアンネの証言者に会いに行って、話を聞いてその時の「心の動き」みたいなことを書いているのは、とても貴重だと思います。

        アンネの日記が好きな読者にとっては、同じように旅をしているような気分に浸ることができて、とても良い本です。

        また自分がいつかオランダの隠れ家跡を訪れるとき何を感じるのだろう、とそんなことが楽しみになった作品でした。

        >> 続きを読む

        2018/05/09 by lafie

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      君のためにできるコト

      菊田まりこ

      学研マーケティング
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      3.0
      いいね!
      • くちべたくまこちゃんの微笑ましい物語。

        大好きな人に想いを伝えられない恥ずかしがり屋さんの学生さんとかにぜひ読んで欲しい。きっと、ほのぼの、温かい気分になれる。

        あと同じシリーズの「いつでも会える」と同様、イラストが可愛い。
        >> 続きを読む

        2012/04/19 by sunflower

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      陰陽師 飛天ノ巻 (文春文庫)

      夢枕獏

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      4.4
      いいね!
      • 晴明と博雅が酒を酌み交わすほどに、私は妖しく雅びな世界に酔わされていく。流麗な文章があまりにも心地よくて、いつまでもこの世界にひたっていたいと思ってしまう。
        晴明にちょっと懸想しているかも。
        本作では人の業について考えさせられた。

        >> 続きを読む

        2017/08/30 by Kira

    • 他1人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      ポケット詩集

      田中和雄

      童話屋
      カテゴリー:詩歌
      5.0
      いいね!
      •    <素頓狂堂書店>

         へぇ~そうですか、詩がお好きなんですか? いい詩集を仕入れたので、あちらで少々お待ちください。ピントのはずれた男が詩について語ります。
         
         詩とは誠に不思議なもので、自分が受けた感銘を相手に上手く伝えにくい。芸術やエンタメ全般にそういう傾向があるけれど、詩はそれがことさら顕著だ。詩の味とは、子供のころ虫取り網を持って追いかけた昆虫であり、大人になってから人付き合いの場以外で飲むときのお酒である。
         アニメ会社のディズニーは、子供と、「大人の中にある子供心」に向けて映画を作り、一方同じくアニメ会社のドリームワークスは、大人と、「子供の中にある大人心」に向けて映画を作るらしい。しかし詩人は、その両方を刺激することを狙っているし、それが成功している詩も数多い。私たちが詩を読むとき、子供になったり大人になったりするのはその所為(せい)で、心の変化が忙しいのだ。そうして、詩は変わらなくても、私たちはだんだん変わっていく。
         
         お待たせしました。童話屋の『ポケット詩集』です。他にも、『ポケット詩集Ⅱ』と『ポケットⅢ』もありますが、まずはこれをお読みください。あまり大きな声では言えませんが、続編よりもいい詩が入ってます。
         えっ、中身が知りたいですってお客さん。困ったなあ~、それじゃ商売上がったりだ。こういうものは開けてビックリ玉手箱、開けなきゃよかった玉手箱ですよ。しかし、昔のよしみでリストはお渡ししましょう。その代わり、またお願いしますよ。


          宮沢賢治   雨ニモマケズ
          茨木のり子  聴く力 (注 「聞く力」ではない) 
          まど・みちお  くまさん
          辻征夫     学校

          大岡信     虫の夢
          吉野弘     I was born
          三木卓     系図
          まど・みちお  ぼくが ここに

          草野心平    秋の夜の会話
          阪田寛夫    練習問題
          工藤直子    あいたくて
          まど・みちお  さくらのはなびら
          
          石垣りん    表札
          長田弘     言葉のダシのとりかた
          岸田衿子    南の絵本
          濱口國雄    便所掃除
          
          山之口貘    求婚の広告(ぼくも出そうかな)
          茨木のり子   汲む
          井上ひさし   なのだソング
          高橋睦夫    鳩
          
          吉野弘     祝婚歌
          会田綱雄    伝説
          新川和江    わたしを束ねないで
          長田弘     世界は一冊の本
          
          河井酔茗    ゆずりは
          真壁仁     峠
          栗原貞子    生ましめんかな
          与謝野晶子   君死にたもうことなかれ

          谷川俊太郎   死んだ男の残したものは
          川崎洋     なぜ
          高村光太郎   ぼろぼろな駝鳥
          金子光晴    奴隷根性の唄

          茨木のり子   自分の感受性くらい

         
          追記  すこし前に、絲山秋子さん原作の映画『ばかもの』を観ましたが、このタイトルってもしかして、茨木のり子の「自分の感受性くらい」の末尾のことば「ばかものよ」を拝借したのでは? と一人思った。
        >> 続きを読む

        2015/05/16 by 素頓狂

      • コメント 15件
    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      対訳ディキンソン詩集

      DickinsonEmily Elizabeth , 亀井俊介

      岩波書店
      カテゴリー:
      5.0
      いいね!
      • エミリー・ディキンソンの1700ぐらいある詩の中から五十篇が収録されている。

        英語の原文と翻訳を対照しながら掲載されているので、すぐに原文を味わうことができて、とても便利だった。

        短い簡潔な、箴言のような形式の、しかし深い感動が心に広がる、本当に不思議な詩だと思う。

        静謐なような、内に秘めた情熱が時にほとばしるような、独特な緊張感が漂う、本当にどれもすばらしい詩だと思う。

        人生の折々に、また読み直したい。
        >> 続きを読む

        2013/05/22 by atsushi

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    • 2人が本棚登録しています
      サンタクロースの大旅行

      葛野浩昭

      岩波書店
      カテゴリー:年中行事、祭礼
      4.0
      いいね!
      • 大学時代で文学部にいた時に読んだ本の中で印象的な本と言えばこれ。

        サンタクロースというと誰もが思い浮かべる、トナカイに乗った赤い服のおじさん。
        そんなサンタクロースの起源と歴史を書いた本。

        この本を開くとトナカイではなく豚が引いている橇に乗ったサンタクロースや、子供を罰するサンタクロースなど、びっくりなサンタクロースに出会える。

        政治的、経済的にも利用されるなど、必ずしも夢の世界の楽しい物語ではないところも興味深い。

        単なる雑学の本ではなくて人類学の本。
        だけど、サンタクロースのモデルは?靴下の由来は?など誰かに話したくなるような話も多く、身近なテーマなのでどんな方にもかなり面白く読める本だと思う。
        >> 続きを読む

        2012/12/03 by sunflower

      • コメント 6件
    • 1人が本棚登録しています
      ゲームブック

      五味太郎

      偕成社
      5.0
      いいね!
      • ゲーム・ブックシリーズ、No.3まで見ました。
        大人も一瞬あれれ??となるような問題も出てきて、子供と一緒に楽しめます。ちょっと難しかったりもして、対象年齢は広そうです。
        答えは載っていないので、お父さん・お母さん、おじいちゃん・おばあちゃん、頑張って下さい。
        >> 続きを読む

        2012/05/22 by kumahachi

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    • 1人が本棚登録しています
      くまさんくまさんなにみてるの?

      エリック・カール , 偕成社 , Martin Bill

      偕成社
      4.0
      いいね!
      • 今晩娘さんが読んでくれました。
        (文字は読めないけど、ストーリーを覚えている模様)

        はらぺこあおむしで有名なエリック・カールさんの絵本。
        娘はずっとこの人の絵本が好きです。

        しかもこのコンパクトサイズが結構オススメです。
        >> 続きを読む

        2011/02/04 by fraiseyui

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      デビルズ・アイランド

      西村寿行

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      1.0
      いいね!
      • 老人達が次々と変死する謎の島。

        他の西村氏作品と毛色が異なる。

        西村氏の作品はバックボーンに流れる社会性と魅力的なキャラクター。
        そして多少きわどい性描写などに特徴が有り、これまで外したことが無い。

        しかし本作品は、氏の特徴がそれぞれ垣間見れるものの、伝奇モノのような著者の勝手につき合わされているような理不尽さを感じた。

        期待が大きかっただけに裏切られた印象が強い。

        端的に言って、つまらない。
        >> 続きを読む

        2013/05/16 by ice

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      宋姉妹 中国を支配した華麗なる一族

      伊藤純 , 伊藤真

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:個人伝記
      4.0
      いいね!
      • 上海旅行の予習に。

        2014/03/04 by Ruth

    • 1人が本棚登録しています
      ピクニック、その他の短篇

      金井美恵子

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 金井美恵子の『小春日和』を読んだとき、小説家を生業とするおばが書いたエッセイが作品の合間合間に挟まっていたのですが、そこで書き手であるおばが昔書いた作品として『窓』というのを引用していました。ちょっと気になって調べてみたら、金井美恵子自身が『窓』という作品を書いていることがわかったので、引用もそこからなのか?と気になって読んでみた次第。結論としては、金井美恵子の『窓』からの引用で間違いなかったですが、この短編集自体がものすごい引力が強くて、たまらなかった。なんだこれ!

        『小春日和』は金井美恵子流少女小説ということだったようなのですが、たぶん彼女はこっちの文体のほうが自然なのでしょう。<>を多用した幻想的な文章で、ねちっこいようで妙に乾いていたり、官能的で匂いの描写を具体的にすることで映画のように情景が目の前に広がる感じ。映画は匂いがしないのに。ある空間を思い浮かべるとき、たぶん一番入りやすいのが嗅覚なんでしょう。どこかで読んだような、しかし誰とも違う文章で、完成された印象。アンナ・カヴァンとか長野まゆみあたりが近いかと思いますが、昭和特有の落ち着いた文章のようでもあり、いや、これ、すごいですよ。名文揃いで。こんなに力強く美しい文章はそうそうない、と思う。

        現代のはやりの文章は軽さを持っていて、たぶんネットやスマホの影響もあるのでしょうが、昭和の文体と比べるとやっぱり種類が違うように思います。昭和と明治も文体違いますもんね。戦時中・戦後の書き手は独特だ。金井美恵子の文章はそれに輪をかけて独特だ。五感を刺激される文章なのか、けっこう体力がいる。

        短篇集で、どれも良いのですが、一つ選ぶなら『月』が一番好きです。いやしかし、金井美恵子、すごいな。
        >> 続きを読む

        2017/06/08 by ワルツ

    • 2人が本棚登録しています
      最後の手紙

      リチャード・ポール エヴァンズ

      4.0
      いいね!
      •  来ました、涙。
        メインであるデイヴィットとメアリーアンの物語ではなく、
        脇役のローレンスのエピソードなのですが。

         本書には何通もの手紙がでてきますが、
        ローレンスが娘にあてた手紙はありとあらゆる意味で
        完全な愛のメッセージで心を揺さぶられました。
        彼の人柄と彼の物語は主役である
        デイヴィットとメアリーアンの物語をこえる深みをもっています。
        このエピソードを読めただけでも本書を読んだ甲斐はありました。

         人種差別、親子愛、夢を追うこと、自分を貫くこと、悲しみと向き合うこと、
        など相変わらずテーマは多彩です。
        それでいてそれらがきちんとまとまっています。
        さらに読者をあきさせないストーリー展開。
        小難しい表現や言葉遊びを用いないので、
        まっすぐに入ってくる文章が非常に読みやすかったです。
        1作目からみたら格段に著者の筆力が高まったことを感じさせられます。

         この1冊だけでも十分面白いのですが、
        2・3と読むとよりこの物語の世界に入って行けるでしょう。
        3部作を読み終えた今でも1作目は要るのだろうかと思います。
        2・3を読んだ後 波乱万丈のメアリーアンのその後を知りたければ
        読むという形がオススメかもしれません。
        >> 続きを読む

        2015/02/01 by kengo

    • 1人が本棚登録しています
      花の下にて春死なむ

      北森鴻

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!

      • 「花の下にて春死なむ」は、北森鴻が第52回日本推理作家協会賞の短編および連作短編集部門を受賞し、短編の名手という地位を不動のものとした作品だ。

        商店街の細い路地の突き当たりに、ひっそりと存在するビアバー「香菜里屋」。
        度数の違うビールを四種類揃え、その時の客の気分によって適当な度数のビールが奨められる。

        ヨークシャーテリアが間違って人間になってしまったかのような風貌のマスター・工藤哲也の料理の腕は一級で、大事に通う店として常連たちに愛されている。

        だが、このマスターには、もうひとつ、推理能力に長けているという才能があり、常連客が持ち込む謎を、カウンターの奥にいながらにして解き明かしてしまう。

        つまりこの作品は、"日常の謎派"の安楽椅子探偵ものの逸品なんですね。
        そして、ことさらにトリッキーというわけではないのも、実にいいんですね。

        表題作の「花の下にて春死なむ」は、肺炎にかかって衰弱死した老俳人の隠された人生を、その俳人を愛していたフリーライターが探るというストーリーで、哀感に満ちた解決が、この連作短編集の特質を、良く示していると思う。

        謎解きの行為によってキャラクターを浮かび上がらせるという、良質な本格ミステリの形が、ここには示されていると思いますね。

        >> 続きを読む

        2018/09/13 by dreamer

    • 2人が本棚登録しています
      不発弾

      乃南アサ

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 短編集 
        ゾーとする話  涙の出るいい話  うーんと唸ってしまう話
        いろんなドラマがあって飽きない。
        心理描写の巧みさに引き込まれてしまう・・・

        朝のうちに一気に読んでしまった。   (2010.7.14)
        >> 続きを読む

        2013/01/24 by バカボン

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    • 1人が本棚登録しています
      繪本シェイクスピア劇場

      安野光雅 , 松岡和子

      講談社
      カテゴリー:洋画
      4.0
      いいね!
      • シェイクスピアの史劇・悲劇・喜劇のすべて、合わせて三十七作品について、それぞれの名場面の絵と、各作品の簡単なあらすじをまとめた絵本。

        以前、ほとんどのシェイクスピアの作品は、小田島訳や福田訳で読んだつもりだったが、この絵本を読んでたら、いくつかまだ読んでない面白そうな作品があって、あらためて興味がそそられた。

        それにしても、シリアスなものも、軽いお笑いも、自由自在に繰り出すシェイクスピアのこの豊饒な世界はいったい何なのだろう。
        文学におけるモーツアルトと言えばいいのだろうか。

        『間違いの喜劇』『ペリクリーズ』『シンベリン』は、まだ読んだことがないし面白そうなので、今度読んでみよう。

        あと、あらためて、シェイクスピアは真っ向から、薔薇戦争の歴史をさまざまな作品を通して描いていることに感心した。

        きっとこの三十七作品は、一見ばらばらで無関係なように見えて、実はイギリスや地中海世界を貫いて、人間というもののあらゆる姿を描いたタペストリーみたいなものだったのだろう。

        昔読んだけれど、『コリオレーナス』と『アテネのタイモン』がまた読みたくなった。
        >> 続きを読む

        2013/04/07 by atsushi

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      都の子

      江國香織

      集英社
      5.0
      いいね! ayumi
      • このエッセイに関してだけ、夏にしか読めないのです。
        夏にしか感じられない 空気や色がちりばめられてる感じがして。 >> 続きを読む

        2012/06/28 by ayumi

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      るろうに剣心 - 明治剣客浪漫譚 - 巻之二十三 罪と罰の意識

      和月伸宏

      集英社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • るろうに剣心 第23/全28巻

        ついに、縁と剣心の一騎打ちが実現。

        どんなに辛い過去が有ったとしても、自分を幸せにする方向で生きて欲しいものだと思った。

        自身への雪辱を胸に迫りくる縁だが、彼の部下との戦いに疲弊してしまう剣心。

        そこに駆け付けた斎藤一が、今回もカッコ良く牙突で一蹴。

        剣心を助けに来たわけじゃないとクールに決める彼だが、実際には助太刀と言って良い活躍だけに、もう少し、わいわいやれれば人生楽しいんじゃないか...と思ってしまう。
        まぁ。実際に彼がニコヤカにわいわいしていたら、キャラが壊れてイヤだとは思うけれど。

        そして真打、縁の登場。

        日本刀が大陸に渡り、独自の変化を遂げたなんて、結構リアリティを感じて嬉しい設定だが、いかに復讐に燃えているとは言え、あまりにも発想が暗いのにはガッカリ。

        自分と同じ苦しみを剣心にも味合わせたいと言う思いはわかるが、そう暗い手段に訴えているようでは、お姉さんも喜ばないよ...とアドバイスしたくなってしまう。

        気付けば、これで残り5巻。今年中には読み終えたいものだ...
        >> 続きを読む

        2014/01/14 by ice

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています

出版年月 - 1998年11月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト

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