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1998年12月発行の書籍

人気の作品

      黒い家

      貴志祐介

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね! ice ooitee
      • 本作は約20年前の作品ですが、将来このような理不尽な社会が訪れるという予想が見事に現代に当てはまっています。
        物語はミステリー要素もありながら、現実的で本当に起こりうる恐ろしさがありました。
        現代社会で生きているものとして、ここまで切羽詰まった状況はさすがにありませんが、多くの部分で大小の違いはありますが、似たような体験がありかなり共感して読めました。
        なので、面白いという感情ではなく、読むに堪えれないという感じでした。
        かんじさせるた常軌を逸した心理表現が素晴らしいと思いましたが、そういった人間が多く潜んでいるということにどこか納得してしまいました。
        >> 続きを読む

        2019/12/26 by ryoji

    • 他8人がレビュー登録、 64人が本棚登録しています
      坂の上の雲

      司馬遼太郎

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね! tadahiko tomato shoko44n Maracas Moffy
      •  面白い……!
         何よりも読んでて胸が熱くなる。
         自分も何かに向かって必死になってみたくなる。

         時々思うが、一昔前の若者たちは本当に大人びていてしっかりしている。
         今の時代も今の時代の「大人らしさ」はあるが、やはりあの頃程のたくましさとは違っていて、それが少し羨ましくも思った。

         続きが楽しみである。
        >> 続きを読む

        2020/09/11 by Moffy

    • 他6人がレビュー登録、 52人が本棚登録しています
      猫語の教科書

      灰島かり , GallicoPaul

      筑摩書房
      カテゴリー:家畜、畜産動物各論
      4.0
      いいね! kazuna-ri
      • “£YE SUK@NT MUWOQ” 
        Q Nab8al Dir Kottebs Dra7D abd J1/4nl4dd ca6sB7
        これが本書の正式なタイトルです。
        なんじゃこりゃ?って思うのも当然、この本の著者は猫。
        猫自身がタイピングした猫のための著作なのでした。

        人間がそれを解読しやすく「正しい英語」に書き直したのがこの「猫語の教科書」という訳。

        The Silent Miaow
        「A Manual for Kittens, Strays, and Homeless Cats」
        英語だとこうなります。
        「声を出さないにゃあお」―仔猫、迷い猫、野良猫のためのマニュアル
        ということで、この本に「猫語」は出てきませんし、猫の言葉が話せるようにもなりません。
        猫が読むために書かれたものなんですね。
        さて、その中身は――?!

        「私の取説」のような猫からのお願いということではないですし、
        「猫の飼い方」的な、つまりよくあるハウツー本ではありません。

        猫本のほとんどが猫の飼い主の、猫愛の表現であるわけで
        ポール・ギャリコ自身がいかに「自分の猫」にメロメロであるかを
        告白するあとがきからもそれが認められますが、
        それでもこの本が実用書ではなく「文学」なのは、この小説が
        猫が書いているというフィクションを素に、メタフィクションの形で完成していることがあります。
        持ち込まれた原稿を「訳す」だけで、ポール・ギャリコが書いたのではない、としつつ、前書きと後書きでは彼自身が登場し、作家自ら実名で語るという入れ子式の構成

        そして、人が猫を飼うのではなく、猫が人間の家をのっとりに来る
        という逆転の発想。
        乗っ取る=Take-over と思われますがどうかしら?

        猫の立場からすると主従は逆なのです。
        人間の家に入り込んだ猫は人間を奉仕させる主人としてその家に君臨するのです。
        しかしそれを完成させるには、猫の高い意識をもってしつけをする必要があり
        そのノウハウを仔猫のころから会得すべく、この指南書を書いたのでした。

        彼女の(語り手の猫はメス猫です)取っておきの必殺技というのが
        『声を出さないにゃあお』なのだとか。
        ここぞというときに使う必勝法で、これで墜ちない人間はいない。
        猫の飼い主さん。心当たりありますか?

        猫に見下されながらも裸の人間の本質にせまり、男と女の違いなどにも笑いながらうなずける部分が多く、
        見事な人間観察本にもなっています。

        確かに猫にやられちゃっている人はどこかしら必ずマゾです。
        猫さまにお使えする人間の風情。
        猫好きの方は、この本でショックを受けると思いきや
        自己肯定された気分になり、かつ、自分のうちの猫を尊敬し始めることでしょう

        >> 続きを読む

        2020/09/17 by 月うさぎ

      • コメント 2件
    • 他6人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      村上春樹,河合隼雄に会いにいく

      村上春樹 , 河合隼雄

      新潮社
      2.8
      いいね!
      • なんだかしっくりこなかったというのが本音。

        心理学の専門用語…箱庭療法などいったいどういうことをするのかぼんやりとしかわからないまま読み進めていったり。

        村上春樹の使う横文字の多さ。
        それもほぼ理解できなかった。

        あとこの本の中によく出てくる、「ねじまき鳥クロニクル」だが、まだそれを読んでいないので理解できなかった部分もあると思う。

        3時間ほどでサラっと読めたが、ん~って感じだったなぁ。
        >> 続きを読む

        2015/04/20 by snoopo

    • 他2人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      プレゼント (中公文庫)

      若竹 七海

      3.7
      いいね!

      • 若竹七海の短篇集「プレゼント」は、フリーターの葉村晶が、身近なトラブルの謎を解き明かす四篇、県警の警部補・小林舜太郎が殺人犯と対決する三篇、雑誌に掲載された両シリーズの短篇を交互に収録し、そして二人の共演する完結篇「トラブル・メーカー」をボーナストラックとして、追加したもので構成されている。

        葉村が「巻き込まれ型」として、事件に関与するのに対して、小林は職業として、犯罪者を追求するという点。

        また、葉村が一人称で語っているのに対して、小林は第三者として描かれている点など、二つのシリーズは、意図的に対照的な書き方がなされている。

        しかし、ラストに効果的な台詞が用意されていたり、語り手の人間に対する視点が、ニヒリスティックだったりと、共通する部分も決して少なくない。

        言い換えれば「鮮やかな幕切れ」と「ニヒルな視線」が、全篇を貫いているわけだが、これは作者の資質が顕著に現われた部分と言えるだろう。

        どの作品にも「身近に存在する悪意」や「精神的な食い違い」という、ダークなテーマが扱われているが、鮮やかなラストが、後味をすっきりしたものに変えてくれる。

        これは、多くの若竹七海の作品について言えることだが、そんな不快感と爽快感の繰り返し、あるいは緊張と解放のリズムこそ、若竹作品の大きな魅力だと思う。

        >> 続きを読む

        2019/11/22 by dreamer

    • 他2人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      坂の上の雲

      司馬遼太郎

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね! Moffy
      •  司馬遼太郎さんの歴史知識の深さに圧倒!
         日本だけでなく、ロシアをはじめとする各列強国の情勢や国民性も詳しく書かれていて、とても面白く読めた。
         私は外国で教育を受けていたので日本の歴史については疎い者だったが、『坂の上の雲』シリーズを読みながらそれについてもちょくちょく学べるので、とても勉強になっている。

         この一冊も名言が詰まっていて、読みながらぎっしりと付箋を貼り、一句一句ノートに書き写した。

         続きが楽しみ!
        >> 続きを読む

        2020/09/19 by Moffy

    • 他2人がレビュー登録、 26人が本棚登録しています
      坂の上の雲

      司馬遼太郎

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      •  今までは秋山兄弟が物語の中心のようになっていたが、この一冊からどんどん新しい登場人物が出てくる。
         一人一人が一癖あって、その分とても魅力的だ。


         私は政治や軍事については疎い者だが、それでもそれなりに楽しめた一冊だった。
         読んでも中々理解出来ないところも多かったが、外交・内交、戦略、戦い……一つ一つのシーンに心を打たれた。


         戦争は冷酷なものだが、そこに関わっているのはやはり生身の人間。

         それが一層感じられた。
        >> 続きを読む

        2020/10/16 by Moffy

    • 他2人がレビュー登録、 25人が本棚登録しています
      「相対性理論」を楽しむ本 よくわかるアインシュタインの不思議な世界

      佐藤勝彦

      PHP研究所
      カテゴリー:理論物理学
      4.3
      いいね! Mika_S
      • 難しい理論をこんなにわかりやすくて面白く作られたことに感謝です。
        わかりやすくといいましたが、本当にわかったかと言われれば自信はありませんが、これまでの自分の常識を覆しつつも、納得できる解説でした。中学の理科の知識と宇宙に少し興味があって関連テレビを見たり、宇宙物の映画が好きだ位の知識量でも十分に楽しめます。むしろそういうほうが新しい発見に気づいて楽しめます。
        日本人ならば一度は富士山に登りたいって思うように、科学の最高峰である相対性理論に触れてみたいという「死ぬまでにやってみたいこと」の一つを叶えてくれた本です。
        別シリーズも是非とも読んでみたいです。
        >> 続きを読む

        2020/05/21 by ryoji

    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      「白線流し」を知っていますか

      フジテレビジョン

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:放送事業
      2.0
      いいね!
      • この本の名言をご紹介します。

        ***
        苦しいこともあるだろう。
        言いたいこともあるだろう。
        不法なこともあるだろう。
        腹の立つこともあるだろう。
        泣きたいこともあるだろう。

        それらをじっとこらえていくのが、男の修業である。

        - 海軍元帥 山本五十六
        >> 続きを読む

        2013/01/24 by 本の名言

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      極大射程

      佐藤和彦 , HunterStephen

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      •  この本は2000年の「このミステリがすごい」の海外部門第一位、2008年の20年間のベストでも海外部門4位ということで読もうと思っていました。

         私の本の師匠、内藤陳師匠も著者、スティーブン・ハンターを好んでいて、日本冒険小説協会(会長であった内藤陳師匠が亡くなった今は解散)でも評価が高い作家です。

         このハードボイルド小説もは、主人公が雄鹿を猟銃で狙うところから始まります。

         主人公は、過去、ベトナム戦争で名スナイパーとして伝説的な存在になったものの負傷して今は、ライフルと犬だけを友に山奥で隠遁生活をしている、孤独な男、ボブ・リー・スワガー。

         国のために戦って、負傷して、心に傷を負いながらも、決してそれを表情に出さない、タフで、腰を撃たれたもののその射撃の腕はいまだに衰えない。

         そこを、ある組織から目をつけられたことから、大変な事件に巻き込まれ犯人の汚名を着せられ、さらに、さらに、さらに、巨大な悪の組織から命を狙われる身となってしまうのだ。

         物語に起承転結があるのなら、この小説は「起・起・起・承・承・転・転・転・転・転・
        て~~~ん!結&結&結」という怒濤の一気読みをせざるを得ず、もう夜見る夢は「モデル70、・300口径H&Hマグナム」。

         ボブは世界で五指に入ると言われるだけの名射撃手なので、もちろん銃のプロフェッショナルであります。

         その辺の説得力と法律を巡る物語でもあり、また、謎のダイイングメッセージあり、世界情勢を含んだ、黒幕の後ろにさらなる黒幕っ!という重厚な世界です。

         もう、アメリカだけが正義、共産国がすべて敵ではもう成り立たない世界を、何重にも重なった「単純な悪」ではない、「複雑な悪」の描き分けがうまいからこそ、ボブはヒーローになれるのです。それが2000年代のヒーロー像なのだな、と思いました。
        >> 続きを読む

        2018/07/14 by 夕暮れ

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      星新一ショートショート1001

      星新一

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.7
      いいね!
      • 『星新一 ショートショート1001』[全三冊] (星新一) <新潮社>
        読了です。

        タイトルに「1001」とありますが、文庫未収録作品を含め、1024作品が収録されています。

        少しずつ読んで、十数年かかりました。

        これだけあると、純粋に「おもしろい!」という作品もあれば、「うーん、ちょっとなあ」という作品もあります。
        それでも、それぞれに異なるアイデアでこれだけの作品を書き続けたというのは、やはり異才だと思います。

        第三巻の終わりになると、急に作風が変わってきます。
        星新一の、この業績の末にたどり着いた、一種の「境地」なんだろうと思います。
        人によって好き嫌いはあるでしょうが、私は好きでしたし、なんとも言えない感慨深いものを感じました。

        いつか、全作品の概要と評価をつけてみたいと思いますが、果たしていつになるのか、そもそも実現できるのか……。
        >> 続きを読む

        2018/05/04 by IKUNO

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      坂の上の雲

      司馬遼太郎

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 再読。第4巻。

        4巻は黄海海戦、沙河会戦と旅順総攻撃がメイン。この辺りからいわゆる司馬史観みたいなものがけっこう強めに出てくる。特に旅順要塞陥落を担当する乃木軍に対しては非常に厳しい評価。なかでも参謀長の伊地知に対しては辛辣を極めている。
        P308、旅順での死闘で乃木軍の無策により死傷者が2万人を超えたことについて、『もはや戦争というものではなかった。災害といっていいであろう。』には思わず笑ってしまった。いや、笑っちゃいけないんですけど。
        >> 続きを読む

        2017/02/20 by ねごと

    • 他1人がレビュー登録、 20人が本棚登録しています
      この国のかたち

      司馬遼太郎

      文藝春秋
      3.5
      いいね!
      • 神道がいかにこの国で生まれ生き残ってきたか、初詣から始まり神社に神様を詣でる機会は多々あってもその歴史はほとんど知らない。
        そんなに信心深い方ではないが、歴史の話が絡んでくると面白く読めてくる。

        こういう評論をシリーズで読んでいくと、歴史を行ったり来たり何往復もすることになるので、自然と記憶に残ってどんどん読みやすくなるのもいい。
        あと一冊で終わってしまうのが残念。
        >> 続きを読む

        2014/02/28 by freaks004

      • コメント 3件
    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      チェルノブイリの祈り―未来の物語

      スベトラーナ・アレクシエービッチ

      いいね!
      • 著者は『戦争は女の顔をしていない』でも知られ、2015年にベラルーシではじめてノーベル賞受賞者となったジャーナリストのスベトラーナ・アレクシエービッチです。

        膨大な数のインタビューから、現在のウクライナ最北部で起こったチェルノブイリ原発のベラルーシにおける被害の真相を明るみに出そうとします。住人、作業員、兵士、子供たち、自主帰還者(サマショール)、放浪者、医者、科学者、共産党員など、多種多様な立場にある老若男女の声を引き出すことで、この大惨事が何だったのかを読み手に投げかけます。

        とくに冒頭と末尾に配された「孤独な人間の声」で、消防士の夫を亡くした妻と、事故対応のために招集された組立工の夫を亡くした妻によって証言される、愛する夫が放射線の影響で変わり果てた姿になり苦しみ死んでいく様には胸を締め付けられ、放射能被爆による人体への影響に戦慄させられます。

        本書を通して著者は自身の意見や分析を表明することはなく証言者たちの声を汲み取ることに徹しています。にもかかわらずこの事故への人々の記憶を残さなければいけないという強い気持ちを感じます。

        印象に残る箇所は多くあります。いくつかの断片を書き出します。

        「パパ、あたしね、生きていたい。まだちっちゃいんだもの」
        「私たちを放っておいてください」
        「ここからは追い出されずに済むからですよ」
        「3年が過ぎたころ、ひとりふたりと発病しました」
        「医者はなにも触ろうとしなかった」
        「話してもいいと言われたとしても、誰に話せただろう」
        「この子が実験用のカエルやウサギになってもいい、ただ生き延びてほしい」
        「あそこで英雄にはお目にかかりませんでした」
        「原子炉本体のうえでは消防士たちがやわらかい燃料を踏みつけていた」
        「お前さんらだって上から命令されたら従うしかないだろ?」
        「ここでは幸せそうな妊婦さんを見ません」
        「子供は死産でした。指も二本たりなかった」
        「牛乳ではありません。放射性廃棄物です」
        「当時、私が原発にたいして抱いていたイメージは牧歌的なものです」
        「人間は私が思っていた以上に悪者だったんです」
        「私は昔の人間なんです。犯罪者ではない」
        「娘の友だちの待望の赤ちゃんは口が耳までさけ、耳がありませんでした」
        「ここの子どもたちは笑わないんです」
        「命の価値から見れば、スズメの涙の割増金」
        「カメラは取り上げられました」
        「国家が最優先され、人名の価値はゼロに等しいのです」
        「この子たちは子どもは埋めないでしょう。遺伝子にキズがついている」
        「ママ、がまんできない。殺してくれたほうがいいわ」
        「死ぬのはこわくないわ。ながーく眠っていて、ぜったいに目が覚めないのよね」
        「アンドレイは自分のベルトで首を吊って死にました」

        また「話はできるよ、生きている者とも死んだ者とも」と題された、自主帰還してネコと暮らすジナイーダさんによる素朴な語りに胸を打たれました。
        >> 続きを読む

        2020/07/23 by ikawaArise

    • 1人が本棚登録しています
      しーっ!ぼうやがおひるねしているの

      ミンフォン ホ

      2.0
      いいね!
      • 同じフレーズが繰り返し繰り返し・・・・。子どもながらに「くどい!」と思うらしく1回で飽きていた。 >> 続きを読む

        2015/02/03 by ぶぶか

      • コメント 1件
    • 1人が本棚登録しています
      ごきげんななめのてんとうむし

      エリック・カール , 森比左志

      偕成社
      5.0
      いいね! Tukiwami
      • ごきげんななめのてんとうむしがあちこちでケンカを売って歩くお話し。
        というと、ちょっと驚かれるかもしれませんね。
        でも大丈夫。
        このてんとうむしはちょっとヘタレ君なんです。
        だから、「ぼくとけんかする気あるか?」とふっかけておきながら、
        相手が応じようとすると「けんかするには おまえじゃちいさすぎるな」なんて呟きながら逃げてしまうんです。
        「はらぺこあおむし」に次いで人気のあるのがこの絵本らしいのですが、
        それはきっとこの絵本も「しかけ絵本」だからです。

        「しかけ絵本」というのは、普通の絵本と違って、ページに工夫がある本のこと。
        穴ぼこや窓が開いていたり、ページの形が変形だったり
        製本するのに苦労しちゃうだろうなと思える手のかかった本なのです。

        「おはよう」「わけてたべようよ」というきげんのよいてんとう虫に
        ごきげんななめのてんとう虫は
        「あっちへいけ。ぼくがこいつをたべるんだ」といきなり喧嘩腰です。

        こうして、てんとう虫は次々と大きな相手にケンカを売っていくのですが
        相手の大きさとページのサイズとが連動していて、文字もだんだん大きくなっていって。
        とにかく本をめくるのが楽しいのです。
        そしてハイライトは……ナイショです。

        はち、かまきり、すずめ、スカンクなどをスルーして、最後にケンカを売るのは誰でしょう?
        ケンカの勝負はどうなるのでしょう?

        道徳教育的な視点も含まれています。
        また、テントウムシの生態についての説明や一日の時間や時計の読み方などもちょこっと学べるようになっていて
        (夜から始まり、朝5時から夕方6時までの時計が描かれ、また夜になります)
        おかあさんウケもよさそう。

        でも、なんてったって、カールの描く動物のカラフルでユーモラスなことが一番です。

        人気に納得の1冊です。
        >> 続きを読む

        2015/11/08 by 月うさぎ

      • コメント 4件
    • 2人が本棚登録しています
      二重螺旋の悪魔

      梅原克文

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 「二重螺旋の悪魔 (上)」DNAに潜むものを具現化してしまった人類。果たして人類の運命は…

        レビューの続きはこちらへ↓

        http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2015-10-08
        >> 続きを読む

        2015/11/03 by youmisa

    • 1人が本棚登録しています
      二重螺旋の悪魔

      梅原克文

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 「二重螺旋の悪魔〈下〉」人間のDNAから呼びだされた悪魔と人類の最終戦争の行方は… 

        詳しいレビューはこちらへ↓

        http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2015-10-11
        >> 続きを読む

        2015/11/05 by youmisa

    • 1人が本棚登録しています
      夜想天使記 (角川ルビー文庫)

      斑鳩 サハラ

      4.0
      いいね!
      • 絵師さん目当てで買ったのに、挿絵がちょっとしかなくてがっかり。
        しかもシリーズのスタートということで、謎ばかりふくれあがったところで終わる。

        お仕置きシーンがやたらと濃厚だった。
        関西弁をしゃべる天使が出てくるのだが、その関西弁が地元の私にとって違和感がなかったので作者は関西人かなと思っていたら、あとがきに関西弁のことは何も知らなかったとあって驚いた。続きを買うかは不明。

        >> 続きを読む

        2017/08/28 by Kira

    • 1人が本棚登録しています
      恋愛中毒

      山本文緒

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      いいね! karamomo
      • この本の名言をご紹介します。

        ***
        過去に"もしも" を持ち込むな >> 続きを読む

        2014/05/02 by 本の名言

      • コメント 5件
    • 2人が本棚登録しています

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