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1999年12月発行の書籍

人気の作品

      凍える牙

      乃南アサ

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 単純に、刑事ドラマとして面白い。イッキ読み間違いなしの小説で、ただただ夢中に読んでいた。
        しかし、文庫本の最後の「解説」は正直いらなかった。
        勝手に作者の意図を捻じ曲げようとしてる解説者に若干の苛立ちを感じてしまったのは私だけだろうか。
        >> 続きを読む

        2017/09/19 by Oh_Tsuji

    • 他4人がレビュー登録、 21人が本棚登録しています
      バースデイ

      鈴木光司

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      2.4
      いいね!
      • リングシリーズの隙間を埋めるような短編3つが収録されています。

        高野舞が山村貞子を出産するまでを描いた「空に浮かぶ棺」
        山村貞子の劇団員時代を描いた「レモンハート」
        二見馨がいなくなった後の杉浦礼子を描いた「ハッピー・バースデイ」

        別に読まなくてもリングシリーズの理解に影響はないと知っているけれど、ループまで読んだのでなんとなく読まないとスッキリしないから…(笑) ※かなり昔にリング全作品読んだので再読です。

        「ハッピー・バースデイ」は個人的に好きですね。
        現実世界で二見馨が消失した後、残された杉浦礼子の人生が酷いものでなくて良かったなぁ、と。隙間を埋めるような短編なのでもちろん新事実はないのですが、読後感は悪くないです。気持ち的に救いがある。「あ~リングも終わったなぁ」って感じで満足して本を閉じました。
        >> 続きを読む

        2018/10/12 by komatsu

    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      Isola 十三番目の人格

      貴志祐介

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • こちらの本棚が不気味な雰囲気になること承知で――、
        貴志さんのタッチが読みたくて借りました。

        最初から最後まで胸の悪い雰囲気だけど、どんどん読み進めて
        しまいます。十三番目の人格の正体についてわかったときは・・・
        いろいろと腑に落ちたと同時に悪夢の始まりでした。
        貴志さんの焦燥感あふれる書き方が好きです。

        個人的に印象に残ったのは、真部教授の言葉で、
        「感情は生き残るための手段と言われているから、
         いわゆる伝達の意味としてある」というようなニュアンスの言葉。
        主人公のエンパシーが含む古代的意味や、感情を使って
        生物が子孫繁栄していく先に何があるのか?この連鎖の
        目的は何なのか?という深い問いかけを感じました。

        貴志さん作品の中でもかなーりバッドエンドなので、
        早く気持ちが明るくなる本が読みたいです!!笑
        >> 続きを読む

        2017/04/26 by Akane

    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      りかさん

      梨木香歩

      偕成社
      カテゴリー:小説、物語
      4.7
      いいね!
      • 【日本のファンタジーだなぁ】
         ようこは、おばあちゃんから「今度の雛祭りに欲しい物はあるかい?」と聞かれ、「リカちゃん人形が欲しい」と頼みました。
         だって、友達はみんなリカちゃん人形を持っていたから。
         でも、ようこの両親は、友達がみんな持っているからなんていう理由では買ってはくれない親でしたから、両親にはおねだりできなかったんですね。
         おばあちゃんは了解してくれました。

         ところが、雛祭りの日に届いたのは、何と、市松人形だったのです。
         確かに、半紙に「りかさん」と名前は書かれていましたが。
         ようこはもうがっかりしてしまいます。

         こうしておばあちゃんからようこに託されたのが市松人形のりかさんだったのです。
         りかさんは長い間正しく可愛がられてきた人形でしたので、とても気だての良い人形になっていたのですね。
         いつしか、ようこもりかさんのことが大好きになっていました。

         りかさんは、話すことができます。
         でも、ようこやおばあちゃんにしか聞こえないようですが。
         そして、人形達の思いをスクリーンに映して見せてくれることもできました。

         季節はちょうど雛祭りの頃。
         沢山の雛人形たちや、そのほかの人形が飾られています。
         そんな人形たちの様々な思いを、ようこはりかさんと一緒に汲み取っていくのでした。

         という、これは大変素敵なお話です。
         あぁ、まったく和風ファンタジーですね。
         この物語は、読んでいると気持ちがきれいになるように感じます。

         ようこは、ずっとりかさんを大切にして育っていったのでしょう。
         そうして、おばあちゃんから教えてもらった染色の道に進んでいく。
         そうやって書かれた続編が、「からくりからくさ」というわけだったのですね。

         とても良い作品でした。
         おすすめです。
        >> 続きを読む

        2019/05/21 by ef177

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      地下鉄に乗って

      浅田次郎

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.6
      いいね!
      • 2018/12 5冊目(2018年通算152冊目)。映画化もされた本作。話は所謂、昔と今の時代を行ったり来たりするファンタジーもの。ただ、読み進めていくうちに色々な伏線が見えてきて、最後にはなるほど!という感想が出るほど。これはぜひ映像化されたものも見てみたいと思った。併せて、この作者の他の作品も読んでみたいなと思うので今後さがしていきたいと思う。感想はこんなところです。

        >> 続きを読む

        2018/12/21 by おにけん

    • 他1人がレビュー登録、 18人が本棚登録しています
      修羅の終わり

      貫井徳郎

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • はじめからずっと暴力の気配が見え隠れし続ける恐ろしい小説だった。シンプルにいうと国家権力怖い… >> 続きを読む

        2018/06/11 by aki

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      20世紀少年 本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)

      浦沢直樹

      小学館
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      3.0
      いいね!
      • この本の名言をご紹介します。

        ***
        夢と言うのは、
        最初の衝動を持続させた者だけが、
        実現させられるものなんだ
        >> 続きを読む

        2013/02/13 by 本の名言

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      HELLSING - 2

      平野耕太

      少年画報社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      3.5
      いいね!
      •  今回も魅力いっぱいヘルシング。

         ヤン&ルーク兄弟が面白いから、「人の業」と「しょせん人間だったもの」という悲しさがじわじわくる。


         とりあえず、豚のような悲鳴の練習をします。
        >> 続きを読む

        2014/07/12 by B612

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      不思議な少年

      マーク・トウェイン , 中野好夫

      岩波書店
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • マーク・トウェインといえば、トム・ソーヤーとハックルベリー・フィンですよね。
        でも「不思議な少年」は、SFやファンタジーに多い、神と人間の関係性における
        狂気の世界のお話なんですよ。
        子どもが主人公ですが児童文学とは思わないほうがよいでしょう。

        16世紀中世オーストリアの小さな村が舞台。
        ある日、天使が舞い降りた~♪というシチュエーションは
        昔話かおとぎ噺のようで一見ロマンティックです。

        さて問題です。
        古い神話の時代から、神は人を殺しますが、それは悪ではないのでしょうか?
        答え:神は絶対なので神の行うことも絶対。
        よって神はそもそも悪を犯すことが「できない」のです。

        存在しない悪を意識することはできません。
        また人間の倫理や生存など神にとっては気に掛ける意味すらない。

        最後、訳わからない方向に行って未完に終わっていますが。
        「2001年宇宙の旅」とか「エディプスの恋人」のような……。
        理由としては、この小説自体が編集者の意図的編集のもとで出版されたという事情があるらしいです。

        神の非情さと人間の愚かさを書き綴った小説。救いがないです。
        でも結構好きです。
        こういう世界観の入門編って感じ。


        「ぼくは人間ってものをよく知っている。羊と同じなんだ。いつも少数者に支配される。
        多数に支配されることなんてことは、まずない、いや、絶対にないといった方がいいかもしれないな。
        感情も信念も抑えて、とにかく一番声の大きなひと握りの人間について行く。」
        シニカルでペシミズムですが、現実ではないでしょうか。
        事実彼の死後に2つの世界大戦が引き起こされます。


        人間世界の調和に何の不安もなく、幸せに生きている人は
        読むと気分が悪くなるかもしれませんので、ご注意ください。

        不思議な少年、サタンはさらに言い放ちます。
        「残忍なことをやるのは、良心なんてものを持っている人間だけなんだよ。(中略)
        良心なんてものさえなければ悪など存在するはずがない。」
        *良心と訳されている言葉は原文では〝moral sense"つまり道徳観です。

        語り口はシニカルな漫画みたい。
        たとえて言うなら、筒井康隆のSFのようにも読むことができます。


        人間にとって救われる可能性があるとすれば、それは「笑い」だといいます。

        「ただひとつだけ、こいつは実に強力な武器を持っているわけだよね。つまり、笑いなんだ。
        権力、金銭、説得、哀願、迫害 そういったものにも、巨大な嘘に対して立ち上がり、
        いくらずつでも制圧して、そうさ、何世紀も何世紀もかかって、すこしずつ弱めていく力はたしかにある。
        だが、たったひと吹きで、それらを微塵に吹き飛ばしてしまうことのできるのは、この笑いってやつだけだな。
        笑いによる攻撃に立ち向かえるものはなんにもない。」


        人が人を笑う、卑小な笑いではありません。
        「破壊」の力を持つ笑い。恐れや服従を笑い飛ばす、強い笑いです。


        これを読んでから、もう一度「ハックルベリー・フィン」に戻ってみるといいかもしれません。
        子どものお話しと思っていたら、きっと全然違う物語が顔をだしますよ。

        聖書の教えをばかばかしいと笑い飛ばすハック。
        The Adventure of Huckleberry Finnは、何度も禁書とされてきたんだそうですから。
        >> 続きを読む

        2013/07/21 by 月うさぎ

      • コメント 9件
    • 2人が本棚登録しています
      罪と罰

      江川卓 , フョードル・ドストエフスキー

      岩波書店
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 2005年4月読破。

        2015/12/17 by Y96

    • 5人が本棚登録しています
      ご冗談でしょう、ファインマンさん

      大貫昌子 , FeynmanRichard Phillips

      岩波書店
      カテゴリー:個人伝記
      4.5
      いいね!
      • ーベル賞取るような人ってのはこんなにも面白い日々を過ごしているのか?平凡な毎日って何かね?って言われそうだ。下巻も早く読みたいが、予約がまだ先... >> 続きを読む

        2013/06/15 by freaks004

      • コメント 1件
    • 9人が本棚登録しています
      ケータイ (角川ホラー文庫)

      吉村 達也

      4.0
      いいね!
      • 高沢公生、最後が残念だったけど、生き方がカッコ良かったです。

        2017/05/06 by yano

    • 2人が本棚登録しています
      空の名前

      高橋健司

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:気象学
      4.0
      いいね!
      • 2004年の発行なので、もう10年になる。主治医の先生と雑談をしていたら「これいい本ですよ」と言って貸してくれた。少し読んですぐに買うことにした。
        それ以来手元にあって、四角に開いた部屋の窓から空を見ては”雲模様”を観察している。
        季節ごとに自然の様々な現象が見出しになって、そこに美しい日本語と、見出しにちなんだ俳句や短歌が添えてある。
        筆者は写真家協会員で美しい写真もあり、それを見るだけでも気持ちが広がってくる。
        四季に恵まれた国に住んで、古代から農業も含め生活の指針を自然に求めていた証は多くの言葉にあることを知った。
        名前はその命と思えば、読み返すごとに豊かな気持ちになる。
        索引は500をゆうに越えていて素晴らしい写真とともに紹介されている。


        目次

        序章 気象学による雲の分類法
            雲の類 巻雲、巻積雲、巻層雲、高積雲、高層雲、乱層雲、層積雲、層雲、積雲、積乱雲、毛状雲、鉤状雲、濃密雲、塔状雲、
        房状雲、層状雲、霧状雲、テンズ雲、断片雲、扁平雲、並雲、雄大雲、無毛くも、多毛雲。

        雲の変種   肋骨雲、波状雲、もつれ雲、放射状雲、蜂の巣状雲、半透明雲、二重雲、隙間雲、不透明雲。
        雲の副変種  鉄床雲、乳房雲、尾流雲、降水雲、アーチ雲、漏斗雲、頭巾雲、ちぎれ雲。

        1.雲の章
             羊雲 羊が牧場で群れているように見える雲で、高積雲の一種です。この雲が太陽や月を横切ると、美しい光冠が見えることがあります、西洋ではこれを黄金の羊、神の使いの羊と呼ぶそうです。
             ほかに 鰯雲、鱗雲、むら雲、朧雲、入道雲、雲の峰、飛行機雲、雲の根、凍て雲、などなど。 
        2.水の章
             小糠雨 春先にしとしとと降る雨で、雨粒の大きさは0.2~0.5ミリと小さくいわゆる霧雨です。糠雨とも言いますが、傘をさすほどの雨ではありません。ひそか雨の名もあります。よもすがら音なき雨や種俵(蕪村)
             ほかに 驟雨、春時雨、菜種梅雨、卯の花腐し、五月雨、篠着く雨、海霧 など

        3.氷の章
             風花 冬型の気圧配置で日本海側に雪が降っているとき、脊梁山脈を越えた空っ風に乗ってきらきら光りながら雪片が舞い降りてきます。これが風花で群馬県では吹越といいます。雪と言うには余りにも量が少なく、地面に舞い降りるとたちまち乾いてしまいます。
             ほかに、氷の花、御神渡り、霜道、忘れ霜、霜華、など

        4.光の章
             天使の梯子 「ヤコブが、イザヤから祝福を受けてイスラエルの地に旅した時、ある土地で石を枕に寝ていると、天に通じる階段が出来て天使が上がったり下がったりしているのを夢に見た。ヤコブはここが天の門の地と知り、神に祈ってここにイスラエルの国を作った。(旧訳聖書 創世記代28章)雲に切れ間から射し込む、行く筋もの神々しい光はあたかも天と地を行き交う階段のように見えます。そこでヨーロッパではこれを天使の梯子、ヤコブの梯子などと言っています。
             ほかに 彩雲、幻日、光冠、虹、蜃気楼、オーロラ、白夜、などなど 
            
        5.風の章
             青嵐 青々とした草木や、野原の上を吹き渡っていく風 で、嵐の文字を用いることから解るように、薫風よりも幾分強い風を言います。 長雨のそら吹き出せ青嵐(素堂)
             ほかに 春一番、比良の八荒、風光る、春疾風、山背、野分、木枯、颪、鎌鼬、風の色、など

        6.季節の章
              光の春 立春を過ぎてもまだ余寒が厳しく、寒い日があります。けれども陽の光は日増しに強くなってきて、寒い中にも春の訪れを感じることがあります。これが光の春です。光の春と言う言葉は、もともとはソ連で使われていた言葉で、緯度の高い国に住む人々の、春を待ちわびる気持ちが伝わってくるような響きがあります。
             ほかに 余寒、麦秋、油照り、老婦人の夏、インディアン・サマー、二十四節気、白露、半夏生、など 


        参考文献・索引・あとがき
        >> 続きを読む

        2015/01/15 by 空耳よ

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    • 6人が本棚登録しています
      パリ20区物語 (講談社文庫)

      宇田川 悟吉村 葉子

      いいね!
      • 結構古い本なのでパリの情報としては全く役に立たないと思います。
        当然古いということを承知で今頃読んだので問題はありません。

        以前にもこの著者の本を何冊か読んだことがあったので、何となく気分転換に購入。

        結果:確かに全部が古臭い^ ^;

        パリではないですがフランス在住の人間としてはそんなに心惹かれる内容ではなかったです。
        本当に気分転換、暇つぶしにはまぁちょうど良かったという感じですね。
        もう少しパリっぽいエスプリを感じられる内容だった良かったのに…と感じるのは在仏だからかもしれません。

        ということで、評価はなしです。
        >> 続きを読む

        2019/05/17 by Mika

    • 1人が本棚登録しています
      マンガ聖書の謎「死海文書」

      秋沢公二 , 小倉豊

      講談社
      カテゴリー:聖書
      4.0
      いいね!
      • 死海文書の発見や、その背景について、漫画でわかりやすく描いてあり、面白かった。

        れにしても、イスラエル建国のちょうどその頃に発見された死海文書。
        その後、三十数年以上、なかなか研究が進まず、1991年になってやっと内容が公開されたらしい。

        たしかに、初期キリスト教の従来のイメージを覆す、すごい発見なのかもなぁ。

        他の死海文書関係のいろんな本を読んでみたくなった。
        >> 続きを読む

        2013/05/13 by atsushi

      • コメント 6件
    • 1人が本棚登録しています
      あなたのそばに

      広瀬裕子

      集英社
      カテゴリー:詩歌
      5.0
      いいね!
      • 素敵な言葉がいっぱいあった♪

        2017/03/09 by ふみえ

    • 1人が本棚登録しています
      ONE PIECE 巻十一 東一番の悪

      尾田栄一郎

      集英社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.5
      いいね!
      • ONE PIECE 第11/67巻(未完結)

        アーロンとの死闘。そして新たなる旅立ち。

        ちょっとしか登場していないが、赤髪のシャンクス!!の再登場に胸が高鳴る。

        ナミに8年間も海図作成を無理強いした挙句、今後も続けさせようとするアーロンに激怒するルフィ。

        人間では到底倒すことはできないと思われた魚人だったが、悪魔の実の能力者の怒りのパワーで、ついにアーロンを倒すことに成功する。

        結果、3000万ベリーの賞金首となってしまったルフィだが、いわば海賊として公認された事実に喜んでいる辺りが微笑ましい。

        その後、海賊王が死んだ町「ロークダウン」へ到着する一行。

        バギーの再登場みたいな、もはやどうでもエピソードは置いておくとして、なかなか惹かれるエピソードが多かった。

        例えば、ゾロの愛刀は「和道一文字」。
        ただし彼は三刀流。残りの2本の名刀「三代鬼徹」「雪走」の調達に成功する。

        また、何よりも、赤髪のシャンクス!!の再登場が嬉しくて仕方が無い。

        しばらくは、海軍本部大佐「白猟のスモーカー」との戦いになるのかも知れないが、なるべく早く、シャンクスとコンタクトして欲しいものだ。
        >> 続きを読む

        2013/01/31 by ice

      • コメント 6件
    • 3人が本棚登録しています
      闇に消えた怪人 グリコ・森永事件の真相

      一橋文哉

      新潮社
      カテゴリー:刑法、刑事法
      4.5
      いいね!
      • グリコ・森永事件の犯人とされる怪人21面相の記録。

        まさに劇場型犯罪。日本にこれほどの犯罪が有ったのかとある意味で感動した。

        グリコ・森永事件。そしてその犯人とされる怪人21面相。さらにはキツネ目の男。

        その存在は全て知っているものの、肝心な犯罪の内容についてはほとんど知らなかった。
        これは当時の年齢的理解レベルの話で有り、記憶の風化によるものでは無い。

        しかし改めて見返して見ると、これだけの犯罪を犯しながら時効まで逃げ切ったというのは驚異的で有り、警察組織としては痛恨の極みで有ることが察せられる。

        まず犯した罪の回数が多いこと。グリコ、森永だけでなく、他の多くの企業への恐喝を実施した上、多くの遺留品。更に多くの脅迫状が残っていることからも、逮捕されていないことが不思議である。

        これらの点からも、ここまでやって逮捕されていないのは、裏に警察さえも手を出せない強力な組織が有るとかいう話が出てくるのは頷けるが、案外真相はシンプルで、単にラッキーが続いた結果ではないかと考えている。

        この事件で最も印象的なのは、やはりマスコミ対策で有ろう。
        警察を愚弄しつつもコミカルな脅迫状の文面。
        企業側からの連絡手段に新聞広告を指定している点。

        死傷者を出さないようにし、大企業をターゲットとすることで、どこかねずみ小僧的に民衆の支持を取り付けていたようにも見える。

        決して許される訳ではないが、知的好奇心を刺激する興味深い事件で有ることは間違いない。
        >> 続きを読む

        2011/07/05 by ice

    • 2人が本棚登録しています
      二人がここにいる不思議

      伊藤典夫 , レイ・ブラッドベリ

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 「人生はマジック・ショウ」おたがいの肩にもたれて眠りこけるのがいやなら…。
        いつも最後に神秘のかけらを残しておいて。

        ブラッドベリのペーソスあふれる短篇集。全23篇。
        彼の短篇集は数々あれど、この作品集ほど多様なラインナップは珍しいかも。
        この本を読んで彼をSF作家だと呼ぶ人はおそらくいないでしょう。
        ブラッドベリ自身、自分は作家であってSF作家ではないと語っていたともいいます。

        いつものブラッドベリがここにいる。
        と思いきや、こんなこと書いちゃうんですか?という作品まで。
        「ジュニア」って要するに男性ならピンとくる下ネタの話ですし。
        「ご領主に乾杯、別れに乾杯!」もちょっとね。( ̄w ̄) ぷっ
        ノスタルジーありホラーありファンタジーあり小話ありアイルランド・シリーズあり。
        シェイクスピア、ウェルズ、オーウェル、ディケンズへのトリビュートあり。
        そしてSFもちょっとだけ。

        原題は「ザ・トインビー・コンベクター」なんですが、邦題でこれでは売れないと思ったのでしょう(売れないでしょう!)
        一番ロマンティックな「二人がここにいる不思議」というタイトルになりました。
        でも恋愛や夢のあるお話しでは全くありません。
        そこで「生涯に一度の夜」(One Night in Your Life)を表紙と帯に採用していますね。
        帯の紹介文もこの作品をテーマにしています。全編で最も上品でファンタジックな一篇です。
        (出版社の苦心が見えますね)

        私は「トインビー・コンベクター」が一番好きです。
        ブラッドベリのメッセージが強烈に感じられ、哀愁とペーソスが漂い、そして堂々としたSFだから。

        (目次)
        1 生涯に一度の夜 "One Night in Your Life"
           春の夜、月明かりの下、二人は一夜を丘の上で過ごすのさ。手を取り合って。
        2 トインビー・コンベクター "The Toynbee Convector"
           タイムマシーンに乗って100年後の世界を見てきたただひとりの男がもたらした「夢のような」現代が実現した。
           そして長い間の沈黙を破る日、100年前彼が過去から出現した「その日」が来た。
        3 トラップドア "Trapdoor"
           屋根裏へのトラップドアに気づいた日から、屋根裏が存在し始める。
           典型的なホラー。こういうのが実は一番怖い。
        4 オリエント急行、北へ "On the Orient, North"
           幻想小説。幽霊や伝説の生き物たちが生き延びる地は、世界中でイギリスにしかない?
        5 十月の西 "West of October"
           セシィとその「ファミリー」の物語。たま~に書かれるシリーズ物です。
           特殊な能力と不可思議な生活と結束をもつこの一族はいったい…?
        6 最後のサーカス "The Last Circus"
           移動サーカスの不思議さは少年の日の最高の思い出。出現も立ち去ったあとも。
        7 ローレル・アンド・ハーディ恋愛騒動 "The Laurel and Hardy Love Affair"
           小粋で哀しい恋愛物語。ショートフィルムを見るような。
        8 二人がここにいる不思議 "I Suppose You Are Wondering Why We Are Here?"
           男がレストランに招いたのは久しぶりに会う両親だったが…。男の真意が見えにくく難解な作品。
        9 さよなら、ラファイエット "Lafayette, Farewell"
           戦争ってのは死ぬことじゃなくて、思い出すことだ。
           晩年になって人殺しの罪による幻に苛まれるかつての英雄の飛行機乗り。
        10 バンシー "Banshee"
           ホラー。アイルランドの荒野に吹き渡る風。家の外では真夜中の泣きすさぶような声。
           高名な映画監督と駆け出しの作家の虚実の交錯する会話と共に緊張感がいっそう強まる。
        11 プロミセズ、プロミセズ "Promises, Promises"
           情婦と愛人の別れを描いたドラマの一幕。切ない映画のような。
           ブラッドベリだと思うと読んでてちょっと怖かったけど。
        12 恋心 "The Love Affair"
           火星を舞台にした一見SF。むしろファンタジー?結末は悲劇?いえホラーかもしれない。
        13 ご領主に乾杯、別れに乾杯!
          "One for His Lordship, and One for the Road!"
           昔話のような小話のような、品が無いけど粋な作品。
           この話はワインですが、実際に某国の某金持ちで、ゴッホの絵画を自分が死んだら一緒に焼いてほしいと言ったバカがいましたねえ。
        14 ときは六月、ある真夜中 "At Midnight, in the Month of June"
           ホラー。ある猟奇殺人者の意外な行動は何を意味するのか。
           かくれんぼをモチーフに描き幻想的に仕上げた恐怖。
        15 ゆるしの夜 "Bless Me Father, for I Have Sinned"
           雪の舞うクリスマスの深夜に、告解のために教会に現れた老人の「罪」の告白を聞くうちに神父は…。
           読後穏やかでしんみりした感動につつまれます。
        16 号令に合わせて "By the Numbers!"
           過去から蘇るプールサイドの痛々しい記憶。気になる父と少年のその後は?
        17 かすかな刺 "A Touch of Petulance" 
           未来の自分が警告に現れた。恐ろしい未来を防ぐために。
           新婚で愛に溢れた彼がやがて妻殺しをするなんてありえない!
        18 気長な分割 "Long Division"
           離婚する夫婦の財産分割はコレクションした書籍の分配をそどうするか。そこで気づいたお互いの個性と二人の関係。
           良質の映画のような、と思わせといて落ちがあるとは。
        19 コンスタンスとご一緒に "Come, and Bring Constance!"
           アガサ・クリスティの「パーカー・パイン」風。
          ですが種明かしは無し。ミステリアス。
        20 ジュニア "Junior"  究極の下ネタが哀愁を感じさせ笑わせてくれる。なんともまあ。ビル・ナイが脳裏に浮かんできて仕方なかった(^^)
        21 墓石 "The Tombstone" 
           小話風のホラー。恐怖の妄想は本物の恐怖を呼び寄せる…かも。
        22 階段をのぼって "The Thing at the Top of the Stairs"
           ホラー。故郷の街を訪れた男は心の奥にわだかまる少年の日の「恐怖」を克服するためにかつての自宅へ向かう。
        23 ストーンスティル大佐の純自家製本格エジプト・ミイラ
         "Colonel Stonesteel’s Genuine Home-Made Truly Egyptian Mummy"
          ブラッドベリの作家としての存在理由です。

        え?え?ラストはこれ?という終わり方が多いです。
        ブラッドベリ・ファンにはいい一冊だと思います。
        初めて読む方にはどうでしょう?もうちょっと色がわかりやすい作品のほうがよろしいかも。
        >> 続きを読む

        2014/10/15 by 月うさぎ

      • コメント 6件
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      西洋名画の値段 (新潮選書)

      瀬木 慎一

      4.0
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      • 絵画の値段、作家の評価歴を実際の値段を多く例に挙げ紹介
        値段が高騰した画家はよく知られているが
        下落した画家たちちの話が興味深かった
        >> 続きを読む

        2018/11/24 by kotori

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出版年月 - 1999年12月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト

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