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天藤真
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おもしろい!こんなに痛快な誘拐事件、ほかにないのでは!?刑務所から出たばかりの3人が企てた、紀州随一の大富豪、柳川とし子刀自の誘拐事件。身代金百億円という前代未聞の取引に発展した大騒動は、一連のショーのようで、爽快感がありました。誘拐なのに爽快って、なんだか不思議なかんじですが、ネガティブな感想が全く出てこないのです。刀自と虹の童子たちのやり取りにくすっと笑みがこぼれ、ほろりとさせられる。1978年発表と聞いてびっくりの、壮大なスケールのお話です。この作品の一番の魅力は、刀自のキャラクターが抜群なところです。なんて可愛らしい、パワフルなおばあちゃん。あまりに刀自が良すぎて、正直作者の他の作品が気にならない(^^;)「罪人のわが子の行方を言う親がおりまへんようになあ。・・・私、今ではなあ、あのものたちの母代わりみたいなもんですのや」最後までじーんとさせてくれました。 >> 続きを読む
2018/08/06 by あすか
P.F. ドラッカー , 上田惇生
改めて読んでみたが、やはり難解。しかし名著なだけあって、金言多し。
2017/05/08 by hiro2
野沢尚
やっぱり野沢尚はミステリーというよりサスペンス的な作品が多い。文中で幾度となく語られる「真実なんてどうでもいい」「目を釘付けにすればいいんでしょ」を体現している作品だった。物語は主人公である搖子によって報道被害を受けた麻生という男の復讐に焦点が置かれるが、搖子もまた「謎の人物」から送られてきたフィルムの報道被害者になっていく。二人の、まさに運命共同体な行動が面白い。 >> 続きを読む
2016/06/29 by yuria
時雨沢恵一
世界は美しくなんかない。そしてそれ故に、美しい。短編連作の形で綴られる、キノとエルメス“2人”の旅の物語。キノの扱う武器が銃器だったり、世界を巡る足がバイクだったりと、その世界観はファンタジーよりも現実世界に近いものがある。が、そのバイクがエルメスという名前であり、彼が人語を解し意思をもって会話したりするという、ちょっと不思議要素も含まれている。そしてこの物語、旅を主軸に置いてはいるが、決してキノの冒険譚というわけではない。むしろメインでじっくり描かれるのはキノの訪れる国であり、その国の歴史や慣習であり、そこに住む人々なのである。それらに対してキノはあくまでも第3者的な立ち位置を崩さない。そしてキノが去った後もその国や人々の生活は続いていく。何かが変わったり変わらなかったりしながら。キノが訪れる国が本当にどれも個性的だったり独特で面白い。それは時に風刺的だったり、皮肉的だったりして、現実の私たちをドキリとさせることも。基本的に淡々と進んでいく物語の中で、キノとエルメスの掛け合いや、キノのバトルシーンは良いアクセントになっている。キノは主に自己防衛のために戦うが、これがまたとても強くて見た目とのギャップも魅力のひとつ。1巻には「人の痛みが分かる国」「多数決の国」「レールの上の三人の男」「コロシアム」「大人の国」「平和な国」の6話が収録されている。個人的にひとつ選ぶなら「大人の国」かな。時系列が不明で、主人公の経歴なども明かされない中、キノの過去が分かる数少ない話だと思います。他にも特殊な形式のプロローグとエピローグだとか、遊び心満載のあとがきだとかありますが、長くなってきたのでその辺はまた次巻以降のレビューで。最近、カバーイラストが一新された新装版が出てしまい、中身は同じなのに買い揃えたい衝動に駆られています。 >> 続きを読む
2015/02/24 by kaina
MilneAlanAlexander , 石井桃子
クマのプーさん。知っています。かみさんも大好きで家に人形あります。しかし、(私は当時別にプーさんスキではなかった。深い意味もないが)意外にプーさんの物語を読んだ人は意外に少ない?と思って買って読んだ次第です。プラス、ここ最近、酷暑で脳も疲れすぎか、難しい本の読みすぎか?なんか、無心にピュアに童心的な、疲れない読書、と思い、癒しな本=クマのプーさんって事で、が動機。おもしろかった~~~~~~なんやかんやで、小説スキは空想スキ。って事で、読み終えて、9話目が一番好きだったけど、やっぱ、このホンワカしたストーリーにも、それなりにコミュニティ世界に、いろんなキャラや性格がありーので、そこに大仰に言うわけではないけども、理不尽、矛盾やらも見え隠れってか見えるし、で。一人グジグジ考えたり、いじわるもあったし、勘違いや、自然災害。。。。って自分は思慮して読んだけども。小学生の時だったらどうだったのか???とは思う。挿絵も大好き。やっぱこの挿絵のプーさんやクリストファーくんのタッチはスキ!コブタとでるが、店に売っているやつはたしか「ピグレット」だと思うが、、、ピグレットとは書いてない。どっかの百貨店にこの挿絵のグッツがあり、ハンドソープが前からほしくて。少し高いけど買おうかな?と今、読みえおて思う。なんか脳が少し大人のどこか固定概念だったりの凝り固まった脳みそすこしはもみほぐしできた感じしています。プーさんスキになりそう!(ひらがなが多いので、若干読みにくい感もありましがた、ホンワカ、スローな読書で、また一語一句、逆に真剣にもよんだかな!) >> 続きを読む
2019/07/28 by ジュディス
大塚勇三 , LindgrenAstrid
ピッピは赤毛のひっつめ三つ編みがトレードマークの9歳の女の子。そばかすもだぶだぶの黒靴も片方ずつ色違いの長くつ下も、全部がお気に入り。お母さんはずっと昔に天使になってしまったし、船長だったお父さんは波にさらわれてしまって、帰ってきません。でもピッピはお父さんが黒人の島に流れ着いて王様になっていると信じていて、いつか迎えに来るはずだから、まったく寂しくないのです。小さな町のはずれにお父さんが残してくれた素敵な庭に建つ家「ごたごた荘」にニルソン氏という名のかわいいサルと馬と一緒に暮らしています。小学生のころ大好きだったシリーズ。大人が読んでも素晴らしい童話も数多いですが、これは子供のころに読んでほしいタイプの児童小説です。お行儀、衛生観念、社会規範、そんなもの、ピッピの前にはないも同然。馬を軽々と持ち上げる怪力の持ち主なので、怖いものなし。自活するに十分な料理の腕とお父さんが残してくれたトランクいっぱいの金貨があるので、何の不自由もありません。ピッピの破天荒な言動は時に眉をひそめたくなるでしょう。床でクッキー生地を延ばしてみたり、サーカスに飛び入りしてみたり。でも子どもってある点で過激なことだって、全然平然と受けとめるものですね。ピッピが教育上よくない子だなんて全く思ってもみませんでしたから。ピッピを見ていると「自由」という言葉が浮かんできます。何をどう受け止め、どう考えるか。実は世界は認識で成り立っている訳で、その認識が異なれば善悪も常識も変わってくる訳です。ピッピには孤児院も学校も何も「必要」ではありません。ピッピを指導しようとして逆にやり込められる大人たちを見ているととても愉快。子どもって実はこんな風に自分も大人をやっつけてやりたいと思っているのかもしれませんね。胸をときめかせる毎日は、自分の心が作るのです。何か面白いことはないかなあと、待ち望んでいたお隣に住むアンニカとトミーはピッピによって世界が変わりました。何が起きるかわからないワンダーワールドに!この本を再読すると大人になっちまった自分がちょっぴりうらめしいです。「コーヒーの会」でのピッピのふるまいは、トミーとアンニカのお母さんの立場についつい思いが行ってしまうのですよね。いくらなんでも、これでは、お行儀が悪いと、出入り禁止を食らうのも無理ないな…。なんて。でも、上品に悪口大会を繰り広げるご婦人と、大ぼらを吹いて盛り上げて楽しませようとするピッピと、心根はどちらがいいのか?と言われたら?結局常識なんてその程度の吹けば飛ぶようなものだったりするのですね。そして大人だったリンドグレーンがなんでこんなに子供心を持てたんだろうと。驚嘆するばかりです。今の日本の子どもは社会的な不自由はあまりないかもしれません。お金は自由に使えるし夜町中をうろついたり、といった自由はあるようですよね。その代わり、大人の干渉から逃れるすべを持っていないと感じることが多々あります。大人の論理をそのまま生きているように見えるんです。子どもだけの世界を持っていないような。大ぼらを吹いたり調子に乗ったり夢中になったり冒険をしたり。子どもにはいろいろな特権があるのにね。なんだか、子どもの特権を大人が奪って、いつまでも手放さない結果、子どもの住処が減っているのかな。とも思います。文明社会人に浸食されて滅びゆく原住民の話みたいですが。この本が時を越え、ずっと子供たちのそばにありますように! >> 続きを読む
2018/08/24 by 月うさぎ
有栖川有栖
火村シリーズの国名第4弾は英国。これまでと違い殺人が起きてというパターン以外の話がある。また過去から犯人を解き明かしたり、有栖が出てこずに完結する話も。ただ極め付きはやはり表題作。資産家の集いで集まった招待客の暗号ゲーム。その際に資産家が殺され、招待客の中に犯人が。暗号を解くことで見えてくる資産家の人格。そして暗号を解くためには書くものと紙が必要という意味が犯人を明かしていく。 >> 続きを読む
2019/06/08 by オーウェン
村上龍
全国的に中学生が集団不登校となり、その中学生たちがネットワーク集団となり、様々な方法で日本社会、経済を大きく揺るがしていく…。設定が斬新。中に日本経済の話がたくさん出てきていて、難しすぎて頭に入っていかず、経済苦手の私は途中で読むのがくじけそうになりました。ネットワークで結ばれた中学生の行動がすごくて、大人もこの流れを止めることができない。こんな中学生がいたら…と空恐ろしさも感じました。「この国には何でもあるが、希望だけがない」といっていますが、それは何だかわかる気がします。 >> 続きを読む
2016/11/20 by taiaka45
松岡達英
この本は持っていないのですが、1~2歳くらいの間に参加した地域の集まりなどでたびたび読んでもらいました。色々な手遊びや読み聞かせに参加してきましたが、これは鉄板!間違いなく盛り上がります!色々なものが、ぴょーん!!この本を読むときはまず間違いなくわが子をぴょーんすることになるので要筋力の絵本ですが笑、キャーキャー笑うので頑張ってしまう母です。とってもシンプルな本ですが、子供の心をがっちり掴んでいる絵本です。あと、この著者さんなんと「地面の下のいきもの」の方なんですね!あまりにも違う絵本なのでビックリです! >> 続きを読む
2019/02/20 by chao-mum
高杉一郎 , Pearce, Philippa, 1920-
河合隼雄さんの「こころの読書教室」で紹介されていて、その昔読んだ記憶があって、「とても楽しかったような・・・」としか思い出せない自分に愕然として、再読してみた。「児童文学の傑作中の傑作」と評されるほど素晴らしい作品。物語の構成、テーマ、風景描写、トムの心理描写。全て素晴らしいと思った。こうゆう作品こそ長く読み継がれていくのだろうな・・・。河合隼雄さんが「こころの読書教室」で言われているような臨床心理学的には、自我などと訳される「それ」を通しての不思議な体験で、「夢の中に入り込んだ」ということなのかもしれないけれど、ただ単に「夢の中に入り込んだ」だけではないと思わせる色々があるし、実際トムはハティの人生の折々で現れたんだと思う。アベルにもトムの姿が見えたことなんか、とても興味深かった。ピーターまで出てくるし!高齢となったハティの回顧の気持ち、遊び相手が欲しいと強く思ったトムの気持ち、トムの庭園に自分も行きたいと思ったピーターの気持ちがリンクしてこの不思議な出来事が起こったのかな。(それじゃ、アベルは・・・?)誰にでもおススメできる良書でした。 >> 続きを読む
2020/08/19 by URIKO
脇明子 , ルイス・キャロル
ツタエタイコトガサッパリワカラナイ;;;;;;;;やっぱり英語原書でないと伝わらないのかな...... >> 続きを読む
2018/01/03 by Moffy
KonigsburgE.L , 松永ふみ子
家出した姉弟が、ニューヨークのメトロポリタン美術館に隠れ住むというちょっと変わったシチュエーションの物語。物語は、小学生の子供たちの目線で語られ、感受性豊かな子供たちの心の動きが巧みに表現されています。その為、大人が読んでも、子供の時の気持ちがよみがえってきて少し懐かしい気分になれる気がします。また、メトロポリタン美術館に隠れ住む日々の中で子供たちがとある謎に直面し、それを解決する過程で、少し成長するといった要素も盛り込まれており、まさに児童文学の王道を行っている作品じゃないかと思いました。ただ欲を言えば、せっかくメトロポリタン美術館を舞台にしているので、できれば美術館にまつわるエピソードとかその歴史みたいなものをストーリーのに絡めて紹介してもらえれば良かったかもしれません。 >> 続きを読む
2017/12/28 by くにやん
ミヒャエル・エンデ , 佐藤真理子 , 上田真而子
12月の課題図書。最初読んだときは「なんてファンタジーなんだ!」「もっと人間の奥底深い話が読みたいんだ!」「子供だましか!」「ハリーポッターと変わらないじゃないか!」なんて思いながら読んでいた。このファンタジーな感じ、懐かしかった。子供の頃はハリーポッターやダレンシャンが大好きでファンタジーに胸を躍らせていたが、今はもっと人間の深層が知りたいなんて思ったりして「たかがファンタジー」と思っていた。でも読み進むにつれてどんどん引き込まれていく。年末、大掃除をしていてもファンタージエン国について考えてしまう。「それで一体どうなるんだろう、早く続きが読みたい!」なんて思いあっというまに上巻を読み終えた。今日から下巻を読む。これが一体私の何に作用しているのかわからないがとりあえず、斬新で面白い構成なのでどのように終わるのか楽しみだ。 >> 続きを読む
2015/12/31 by snoopo
下巻読み終えた。下巻になると更に面白くなってくる。最後は心がジーンと暖かくなる終わり方で親子っていいなと思った。心に深く深く刻んでおきたい物語だった。古今東西の文学や思想がいたるところに散りばめられていて優しく、時には厳しい文章に出会い、本当に良かった。この年末年始の連休は「はてしない物語」を読んだだけで終わったようなもんだが、そのおかげでたぶん忘れられない年末年始になったような気がする。これは児童文学?みたいだけど、結構長く文章もびっしりなので優秀な子供しか読めないんじゃないかと思ったり…少なくとも私が子供のころなら読了できてないと思う。「わかったさんシリーズ」や「かいぞくゾロリ」を読んでいたレベルなので…汗でも子供の頃に読んでいたら、また読後感は違うものになっていただろうなと思い、もう少し早く出会いたかったなぁと思った本だった。 >> 続きを読む
2016/01/03 by snoopo
江國香織
「記憶は断片的だがはっきりしていて生々しい。たとえば父の晩酌用の枝豆や空豆の、冴えた緑、やわらかな緑。汗をかいたビール瓶のちゃいろ」 この12の短編のすべて語り手は、小学生の少女です。年代的にはほとんど同じということもあるのでしょうが、昭和の小学生たち、毎回、同じ主人公ではないのに、この短い物語にでてくる12人の少女がまるで自分のように思えるのです。 それは江國さんのその紡ぎ出す世界が、もう誰にも真似できないような技で記憶のワンシーンを見事に切り取って、ないでみせるからだと思うのです。 すいかの匂い、といわれて、ほのかな、水っぽいような、草のような匂い・・・そういったほのかな匂いだけでなく、子供ならではの周りの大人や他の子供へのほのかな匂いのような嫌悪感を描く。なんかいやだな・・・でも、逃げ出すほどでもなく、怒るほどでもなく、泣くようなことでもない。なんとなくいやだな・・・少女たちは、そんな嫌悪感を抱きながらも普通に生活して、大人になる。 大人には2種類あって、すぐに叱りつける「怖い大人」と、頭をなでたり、子供言葉で近寄ってくる「気持ちわるい大人」という文章に驚くと同時に、今、自分が大人になってどう子どもを見ているのか・・・まで、胸のうちを読まれたような気分になります。 子どもの頃の遊び。松の葉でひっぱりあう、おしろい花で落下傘を作る、いちごパックを2枚重ねてその間に色とりどりの布をはさんで、小物入れにする、紙せっけんを集める・・・人さらいが出るといううわさが立つ。 そういった子ども時代にしか見ていないようなことまで、江國さんはきっぱりとした、はっきりとしたそして難しい言葉を使わないで、目の前にさりげなく出してみせます。 江國さんの物語は、どれも不思議と物悲しいと同時に、心なつかしい。そんな雰囲気が、本のタイトルとなった「すいかの匂い」なのだと思います。 夏の物語が多いのも、やはり子ども時代、夏というのは、夏休みがあって、普段と違う生活という区切りがあって、夏の蝉、夏のすいか、夏の花、夏の海水浴やプール・・・そして夏は葬式が多いといったことまで、思い出させてくれます。その思い出すということは、楽しいとか、感動といったことではなく、静かに脳裏にもう二度と来ることのない夏休みが再びやってきたような、そんな気持になるのです。 >> 続きを読む
2018/05/28 by 夕暮れ
岡本太郎
セザンヌを前に涙したピカソを前に絶望し、鼓舞した芸術に身を投じる者の姿勢、宿命、使命を説く解説にあるこのピカソ=タローは、この魂で共感しあう様を見ているとそう見えるのは最もな話だと思う文章にある青い香りは戦い続ける者のアカシアというのも、面白かった >> 続きを読む
2019/09/21 by kotori
谷岡一郎
実際に行われた、いい加減であるとしか考えられないような社会調査の結果に対しての批判がなかなかにスカッとするものでした。社会調査全てが信憑性がないものとは思いませんが、これだけの杜撰な調査例を見ると、マスメディア各社は何か満足な結果を追い求めているように思えてしまいます。読了後は、「頼むから何も考えずに中立的な調査結果を示してくださいお願いします。」と言いたくなりました…本書で紹介されている、軸がどう考えてもおかしいグラフとイラストが組み合わされた図は必見です。 >> 続きを読む
2014/05/07 by moon_light
近藤史恵
合田力シリーズ第2段。前作同様、すぐに世界に入り込めて、すらすら読めた。「恋愛って、心を無理に軋ませて寄り添うことなんやろうな。そうやって、心を軋ませても、そばにいたい、と思うことなんやろうな」「自分の身を守るために、臆病でおるのは悪いことやない。悪いのは、臆病でおれば、誰かが守ってくれる、と思い込むことや」「人間、一本筋はとおしつつ、柔軟なんがいちばんええで」「飛び抜けて幸福な人間も、不幸な人間も、ほんまはそんなにおれへんで。みんなどんぐりの背比べや。自分を不幸やと思う奴は、自分を不幸にしているんや」力先生の名言が沢山でした。私も心と身体、まっすぐにしてもらいたいなぁ…。 >> 続きを読む
2014/09/10 by もんちゃん
梶山季之
「ビブリア古書堂の事件手帳」で、初めて、作者と作品名を知りました。そこで、興味を惹かれて、読むことにしました!一冊の本を手に入れる為なら、殺人だっておかしてしまう…。私はそこまでして欲しい本に出会った事はないのですが、同じ本好きの私も、そうなってしまう事もあるのかな…なんて思ってしまいました。 >> 続きを読む
2014/04/15 by ゆずの
中道暁子 , SpoelstraJon
「観客動員数最下位の全米バスケットチームを、最弱のまま高収益チームへと変貌させた、奇跡のマーケティング」という帯の文句にあるとおり、著者が自らジャンプ・スタート・マーケティングと名付けた手法を駆使して、ニュージャージーネッツの売り上げを飛躍的に伸ばした実績をいささか自慢げに語った本。題名が面白そうだったのと、マーケティング関係の本をちょっと読んでみようと思ったので、隣の同僚をそそのかして買わせてから(笑)、借りて読みました。第1章 商品はあってはまずいところに欠点があるもの第2章 「我が社ではいつもそうやってきた」は、何かが間違っている最初の警告とか、魅力的な章が並んでいて、読んでる間は結構面白かったです。もう忘れたけど。このジャンルに詳しい同僚の反応もイマイチ。特に目新しいことを言っている訳じゃない、という意見。自分で買わなくて良かった(笑) >> 続きを読む
2017/11/22 by Raven
出版年月 - 2000年6月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト
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