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2001年2月発行の書籍

人気の作品

      もものかんづめ

      さくらももこ

      集英社
      4.3
      いいね!
      • 学生時代にも読んだ本を改めて読み直した。
        当時も思ったけど、やっぱり文章が面白い。皮肉っぽくテンポがいいのは漫画のちびまる子ちゃんで台詞以外の部分の文章そのまま。そして改めて思ったのは相当癖のある難ありな子供時代だったんだろうなあという事。文庫版で追加されている対談で更に確信。さくらももこさんの母親はさぞ苦労した事でしょう。母は偉大です。

        「お乙女のバカ心」の様な妄想癖は自分にも思いたる事があってニヤけた。私の場合恋愛的なものではなかったけど妄想の中で相当遊んでいたので思春期の時間を結構無駄にしていた気がする。そういえば先生の話を聞かず落書きも相当していたし、ぼんやりしているとか協調性がないとよく通知票に書かれていた。
        母親は苦労した事でしょうと先に言ったけど、よくよく考えれば全然人の事を言えたもんじゃなかった。
        >> 続きを読む

        2015/07/01 by きなこ

      • コメント 1件
    • 他3人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      模倣犯

      宮部みゆき

      小学館
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね!
      • 映画を観てから読んでみた

        2016/07/13 by ゆ♪うこ

    • 他2人がレビュー登録、 16人が本棚登録しています
      世界の中心で、愛をさけぶ

      片山恭一

      小学館
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
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      • 再読。文量少なくサクサク読み返せる。最愛の人が亡くなっても、どうにか乗り越えていけるんですよね。 >> 続きを読む

        2017/09/05 by hiro2

    • 他2人がレビュー登録、 17人が本棚登録しています
      リアル

      井上雄彦

      集英社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • この本の名言をご紹介します。

        ***
        今日は負けたが道はつづいてる
        きっとどこかにつながってる
        >> 続きを読む

        2013/07/04 by 本の名言

      • コメント 3件
    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      模倣犯

      宮部みゆき

      小学館
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 上下巻で、読みごたえがあっておもしろかった

        2016/07/13 by ゆ♪うこ

    • 他1人がレビュー登録、 17人が本棚登録しています
      白の闇

      ジョゼ サラマーゴ

      3.0
      いいね!
      • 最初に一人の男が車で信号待ちをしていると突然目が見えなくなった。
        真っ暗ではなく真っ白に・・・
        そしてそれは伝染していった。。。
        失明した人と感染が疑われる人は閉鎖されていた
        精神病院に強制隔離されて自分たちで生活していくことに。
        だた一人、目が見えるのに見えないふりして夫についていった女性を
        中心に話はすすんでいく。
        いや〜隔離されてからの話は酷いわ・・・
        体は不潔に排泄も満足にできないから環境は悪くなるばかり、
        食料をめぐる争いと、全ての人間の目が見えないとなんということに。
        病院を抜け出すときがきたけど、町にでてみると全ての人は失明していて
        病院の中と大差ない生活しかできない。
        これだけ排泄行為や食べること性のことを小説に上手くいかしたのはないんじゃないでしょうか?

        この物語の登場人物は名前で書かれていなくて
        「最初に失明した男」「サングラスの娘」など全てこういうふうに書かれています。しかも、改行や会話の「」がない!w
        そこ、嫌な人は嫌かも〜。でも読んでみると面白いですよ!

        映画「ブラインドネス」の原作で視聴していましたが面白くよみました。
        読友さんがずっと勧めていたので読めてよかった〜
        読み始めた時、彩瀬まるさんがこの本をツイッターでオススメしていたのでなんか嬉しくなったりw

        この先ラストのとこのネタバレあります






















        ラストは映画と同じように視力が戻るんですよね。
        その視力が戻ったときもう人間とはいえないような生活をしていた
        人達や政府がどうやって落とし前(?)をつけて元の生活に戻って
        いくのかっていうのも読んでみたいなー














        >> 続きを読む

        2016/04/12 by 降りる人

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      還らざるサハラ (徳間文庫)

      藤田 宜永

      4.0
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      • 今回読了したのは、藤田宣永の「還らざるサハラ」。

        主人公の有曾奈春樹は、フランスで映画の発破係を勤めている時、アルジェリア人の女優ファティと出会い恋に落ちる。

        だが、幸せな日々も束の間、一年後のある日、彼女は何者かに拉致されてしまう。
        必死で行方を追ったあげく、彼女が兄に故郷に連れ戻されたことを知った彼は、直ちに現地にある日本企業に通訳の職を得て、アルジェリアへと旅立つのだった。

        この時点で、私が想像したのは、有曾奈が彼女を奪回すべく何度も侵入を試みたあげく身を滅ぼしていくといったシンプルなストーリーであったが、第二章で彼が就職した日本企業がヤクザに仕切られた"地の果ての獄"であることがわかってから、話は俄然、面白くなってくるんですね。

        好漢、有曾奈は、日本人労働者を牛耳り、現地人労働者をいたぶるボースンこと牟田龍夫の一派と、早速やり合う羽目になり、ファティの実家メルバ家に探りを入れる一方、仲間内の抗争や現地人労働者との紛争にも否応なく巻き込まれていく。

        しかも、その過程で彼は、それとは別のきな臭い動きが進行していることにも気付き始めるのだ。

        この作品の読みどころは、有曾奈とファティの愛の行方だけなのではないかと思っていた私は、この文字通り目の前にいきなり砂漠が開けたような展開には、思わずのけぞりましたね。

        著者の藤田宣永は、ここに至って日本企業の海外進出の実態はおろか、アルジェリア独立以後の十数年を経て、なお根強く残る国内紛争や、日本人には理解し難いイスラム社会のありようを、くっきりと浮き彫りにして見せたんですね。

        ファティ奪回に始まった有曾奈の冒険行は、さらにこの後も二転三転し、思わぬエピソードも登場してくるのだが、この作品の醍醐味は、第二部以降に展開する予断を許さぬ"ノンストップ冒険活劇"にあるということだけは、言えると思う。

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        2018/09/13 by dreamer

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      子どもへのまなざし

      佐々木正美

      福音館書店
      カテゴリー:育児
      4.0
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      • 子どもへのまなざしとありますが、すべての人へのまなざしでもあると思う。
        人を人として見るという基本的な視点がある。
        そういう人が増えれば、暮らしやすい世の中に生ると思う。
        >> 続きを読む

        2015/08/05 by けんとまん

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      増補 幕末百話 (ワイド版岩波文庫)

      篠田 鉱造

      5.0
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      • 手の届きそうな江戸 おじいさんのおじいさん位の聞き書きで 歴史のこぼれ話が近所の噂話のような手触り 面白い >> 続きを読む

        2014/07/05 by hona

      • コメント 1件
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      脳を究める―脳研究最前線 (朝日文庫)

      立花 隆

      5.0
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      • 脳を究める  脳研究最前線    立花隆[朝日新聞社]

        小脳の謎を探る ―――(引用)
        (略)
         小脳というのは不思議な器官である。小脳は大脳の下部、脳幹の後ろの方に、コブのように張り出した小さな器官で、重さにしてわずか130グラム、大脳の10分の1しかない。それなのに、ここには、大脳の神経細胞よりはるかに多くの神経細胞があるのである。脳の神経細胞の大部分は、小脳にあるといっても差し支えないくらいである。
         一般に脳の神経細胞の数は140億といわれているが、これは大脳皮質の細胞数であって、小脳の神経細胞は、これを1ケタ上回る1000億以上もあるのである。そんなにたくさんの神経細胞で、小脳はいったい何をやっているのかというと、旧来の理解では、そうたいしたことをやっているとは考えられていなかった。ちょっと古い生理学の教科書をのぞくと、小脳の機能として、平行の維持、姿勢の調節、運動をなめらかに行うための調節などといったことが記されているだけである。

        これまでは運動調節専門の器官だと思われていた

         小脳がそういう機能を持つということ、それ自体は正しい。小脳が損傷されると、正常に歩くことができず、酔っぱらいのようによろけながら歩くことになる。歩くという動作をスムーズに行うためには、たくさんの筋肉が協力しあい、調和を保って動かなくてはならないが、小脳が損傷されるとそれができなくなる。あるいは、発声などにしてもそうである。有意義な発声をするためには、喉、舌、唇、口蓋などがいっしょに精妙に動かなくてはならない。しかし、それができなくなるのである。また、手をのばしてものをを取ろうとしても、その手前で手がとまってしまったり、行き過ぎてしまったりする。視覚は正常なのに、手の働きを正しくコントロールできないのである。動いている手を止めようと思っても止まらなくなったり、ブルブル震えてしまったりする。
         小脳が損傷されると、こういうことは起きるが、意識に異常が起きたり、知覚に異常が起きたりすることはない。だから、小脳はもっぱら運動を巧緻に行うための調節器官だとみなされ、高次の脳機能には関係がないと考えられてきた。そこで、脳死問題が起きたとき、脳死積極派の医者の間からは小脳が生きていようと死んでいようと、人の生死には関係がないのだから、小脳は脳死判定の検査対象から外すべきだという主張すら出たのである。

        高次の機能を持っている徴候がでてきた

         ところが最近、小脳がもっともっと高次の機能を持っていると考えられる現象が相次いで報告されている。
         たとえば、最近の「ブレイン」誌に出た論文には、小脳損傷の結果生まれた特異な言語機能の障害の例が報告されている。
         患者にある名詞を提示して、それに関係がある動詞を考えてもらう。たとえば、「ケーキ」なら「食べる」、「木」なら「登る」、「お金」なら「使う」などと答えればよいわけである。正常な人なら、子どもでも簡単に答えられる問題である。ところがこれが小脳を損傷するとできなくなり、トンチンカンな答えしかできなくなったという。ここでは明らかに、小脳損傷によってメンタルな能力が破壊されているのである。
         伊藤正男氏はいう。
        「東北大の松沢大樹名誉教授から伺ったところによると、アルツハイマー病で老人ぼけになった患者の脳をPTE(陽電子放射断層撮影装置)で調べてみると、頭頂連合野や側頭連合野が全く機能しなくなっているのに、小脳が活動していて、その活動が通常より強化されているらしい。これをどう解釈すればよいのか。大脳から失われたメンタルな機能を小脳がある程度代替しているのではないかと考えられます。あるいは、PETの専門家のスェーデンのイングバルから聞いた話では、被験者に頭の中でテニスをするところをずって想像させる。つまりイメージトレーニングをさせておいてPETで見ると、小脳に非常に活発な活動が現われたというのです。実際の運動は何もしないのですから、小脳が運動の調整をやっているわけではないのです。ただ想像しているだけなのです。こういう現象は、従来の小脳のとらえ方では]説明がつかないのです

        頭で覚える記憶と体で覚える記憶

         では、小脳をどう考えればよいのだろうか。
         伊藤氏は、小脳は大脳のシミュレーターであり、体で覚える記憶の座であるという。
         記憶には2種類あることが知られている。頭で覚える記憶と、体で覚える記憶である。記述的記憶と手続き的記憶といってもいい。
         要するに、言葉で表現できるような具体的内容をともなった記憶が前者で、ピアノの弾き方、自動車の運転の仕方、食事の仕方など、記憶内容を意識しなくても、体が覚えていて、体が自然に思い出してくれる記憶が後者である。スポーツやゲームのやり方を覚えるのも後者である。
         前者と後者とでは、記憶が保持されている場所がちがう。脳の中には、ここが破壊されれば記憶能力が失われて健忘症になるという場所が「海馬」などいくつかある。しかし、そこを破壊されても、失われるのは、頭で覚える記憶だけで、体で覚えた記憶のほうは失われないのである。また記憶のメカニズムもちがう。頭で覚えるほうは、頭だけで覚えられ、たった一度の経験でも覚えることが可能である。しかし、からだで覚えるほうは、何度も何度も練習を積み重ねないと覚えられない。
         頭で覚える記憶については、実はまだそのシステムも、それが保持されている場所もよくわかっていない。世界中で多くの研究が積み重ねられ、断片的にはいろいろわかってきているが、まだその全体像をつかむのには程遠い状況にある。
        それに対して、体で覚える記憶のほうはその基本的メカニズムの大要はすでに解明されているといってよい。すなわち、小脳のメカニズムがそれなのである。

        (略)
        運動の調整をになっている3万個のコンピューター

         人間の小脳には、約1500万個のプルキンエ細胞があるといわれる。それが全部組み合わさって一つのコンピューターを作っているわけではない。小脳は幅数百ミクロン、長さ数ミリメートルの微小帯域に分かれており一つの微小帯域には約5百個のプルキンエ細胞が含まれている。すると、人間は、三万個の小脳コンピューターをもっていることになる。それが、どう使われているのか。
         先に述べたように、一般には、小脳は運動の調節の役をになっていると考えられている。その場合、小脳コンピューターはどう用いられているのか。
         「前庭眼反射といって、頭を左右に振ると、それにあわせて眼球が頭の動きと反対方向に動いて、ものがブレないで見えるようになるという反射運動があります。揺れる電車の中で本を読んでも字がブレないで読めるのはこの反射があるからです。こういう反射はすべて、ループ状の神経回路でになわれています。そのグループの途中に、小脳コンピュ-ターが補助的にはいっているわけです。そして、もし網膜に映じた像にブレが生じていたりしたら、早速その誤差信号が取り出されて小脳コンピューターに入り、ブレが生じないように反射弓の回路を調節するわけです。これと同じように、あらゆる反射に小脳コンピューターが補助的に入って、動きを調節しているわけです大脳が命令して随意運動が行われる場合も同様で、やはり小脳コンピューターが入って動きを正確にかつスムーズにします。大脳が随意運動をするときには、大脳はその結果をフィードバックして、自ら正しく動いたかどうかをチェックしながら慎重にやっていくわけですが、それを小脳が脇からモニターしていて、片端から学習して記憶していきます。そして小脳が記憶してしまうと、もう大脳の慎重なフィードバックは無用になって、小脳まかせで無意識のうちに行動できるようになる。これは、自転車に乗るのを初めて覚えたときのことを思い出すと合点がいきますよ。初めは、頭で自転車を乗りこなそうとして、失敗ばかりする。失敗を繰り返しているうちに、体が覚えてしまって、何も意識しないで自転車を乗りこなせるようになる」

        メンタルな領域にも小脳は深く関与

         一般化して言うと、次のようになる。
         通常のシステムでは、指令どおりに制御対象を動かすためにフィードバック制御が行われる。ところが、人間の行動においては、大脳が行うフィードバック制御では間にあわないことが多い(自転車を頭で乗りこなそうとしても、「自転車がこっちに傾いたから、体の重心を反対側に移そう」などと考えているうちに倒れてしまう)。そこで小脳が学習したパターンにもとづいて、体の動きをあらかじめ自動的にシミュレートし、その予測にもとづいて体を先に動かすことができるのである。
         体の現実の動きより先に、小脳シミュレーターから体を動かす指令が出るということは、すでに微小電極によるモニターで確認されている。
         さて、問題はこのような小脳による制御の対象が運動だけなのだろうかということである。
         「私も初めは、小脳の制御対象はやはり運動だろうと考えていたんです。しかしそのうち、制御対象を別に運動に限る必要はない、何だっていいはずだと考えるようになりました。小脳コンピューターは実はもっとメンタルな領域でもつかわれているんじゃないだろうかということです。そう思ってみると、従来はもっぱら大脳がやっていると考えられていた知的活動にも、習熟するうちに自動的にやってしまっていることって、たくさんあるんですね。しゃべること、字を書くこと、簡単な計算、みんなそうです。いずれも初めは大脳のフィードバックでたどたどしくやっていたのに、そのうち意識しないでやってのけるようになる。こういうものはみんな小脳コンピュータが大脳になりかわって、あるいはそれと協力してやっていることだと考えてもいいんじゃないかと思うようになったわけです。そういう考えをローマ法王庁で行われた国際シンポジウムで発表しましたら、かなり注目を集めまして、賛否両論の議論がありました。たしかにこれまでは、小脳が大脳の高次機能にまで食い込んで活動していることを示すデータはありません。しかし、最近、PETで脳の働きを観察してると、思いがけないときに小脳が活発に活動していることが分かるなど、私の仮説を支持するデータが次々に積み上がりつつあります」
         この章の初めのほうで紹介したいくつかのエピソードも伊藤説を支持する事実である。小脳から大脳へは、数千万本の神経線維が走っていて、運動野のみならず、大脳のあらゆる領域と信号のやり取りをしているという事実も伊藤説の有力な傍証となる―――(引用終)


        ちょっと参考にしたいことがあってまたこの本を出してきたのだが、1996年刊なので、
        今ではもっと進んだ研究結果が報告されているだろう。
        身体の謎は病んでみて初めて身近に感じられるのかも知れないが、これを科学的に解明しようという脳研究の分野では、
        とくに上述のメンタルな部分での働きに関心をもつ。脳という巧緻な部品回路の中に、人の尊厳や人生の幸不幸のとらえかた、
        心というものの働きまで潜んでいるように思われるから。
        大脳の働きについては話題になることが多いが、小脳については、やはり運動機能や、おしゃべりな人は発達しているんだって、
        などと簡単で大まかな理解しかなかった。ここで小脳が取り上げられているのをとても興味深く読んだ。
        謎に満ちた身体の仕組みは脳に限らず人間が踏み込めない深みにまで広がっていて、ただただ不思議なものだと実感する。

        jyuyoさんのレビューを読んだ後、思い出してメモを読み直しました。長い引用ですがm(_ _;)m

        立花さんの著作は興味深いものが沢山ありますが「宇宙からの帰還」を保存版にしています。
        足の下に地面のない空間に飛び出した、飛行士たちが体験した神秘が、インタビュー形式で書かれています。飛行士のその後は伝道師になった人もいて、人間の精神と宇宙との関係に興味を惹かれました。随分前に話題になった本ですが。

        >> 続きを読む

        2015/03/11 by 空耳よ

      • コメント 4件
    • 1人が本棚登録しています
      恋をするには遅すぎない

      玉岡かおる

      角川グループパブリッシング
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      • この本の名言をご紹介します。

        ***
        恋をするというのは、
        人として最大限の、
        そして最上級の、
        贅沢な心の動きだ。
        >> 続きを読む

        2013/11/01 by 本の名言

      • コメント 6件
    • 1人が本棚登録しています
      恋ノウタ Contemporary remix"万葉集"

      三枝克之

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:詩歌
      2.0
      いいね!
      • 万葉集の歌が、現代の流行音楽の歌詞みたいに訳されている本です。

        古文というと少し難しいイメージがありました。

        しかし、この本では、西野かなやみわの曲みたいに

        ストレートに恋愛の気持ちが書いてあって

        ときめきました。

        二千年も昔の人が今の自分と変わらない気持ちを持っていることに

        驚いた。

        そして写真はなんだか有名な人が撮っているらしいけど、好きな写真が多かった。
        >> 続きを読む

        2016/06/08 by spica

    • 1人が本棚登録しています
      キング・ラット (BOOK PLUS)

      チャイナ ミーヴィル

      4.0
      いいね!
      • 【お前の母親はネズミだったんだよ!】
         数日振りにロンドンの自宅に帰るサウルの足取りは重いものでした。
         父親と顔を合わせなければならないと思うとどうしても気が滅入ってしまうのです。
        サウルの母はサウルを生んだ時に亡くなっており、サウルはずっと父親と二人暮らしだったのですが、左翼思想を信奉している父親はサウルからすれば分かり合うことができない鬱陶しい存在であり、二人の関係は全くうまくいっていなかったのです。
         今夜も親父は、久し振りに息子が帰ってくるというので、好きなパブにも行かずに家で待っているんだろう……。

         家に着いたサウルは、居間からテレビの音が聞こえて来たので、やっぱり親父は俺の帰りを待っているんだと分かります。
         顔を合わせたくない。
         サウルは、こっそりと2階に上がり、自室で寝てしまうことにしたのです。
         親父とは明日会えばいいさ。

         翌朝、激しいノックの音で目を覚ましたサウルは、家になだれ込んできた警察官に拘束され署に連行されてしまいました。
         何があったんだ?
         事情がまるで分からないのですが、家の周りには人だかりがしていました。

         署で尋問されたサウルは、どうやら父親が2階から転落して死んだこと、警察はこれを殺人事件と考え、父親と仲が悪くただ一人家にいたサウルが犯人だと思っていることを知ります。
         冗談じゃない!
         自分は夕べ帰って来て父にも会わずに寝てしまったんだと何度も説明するのですが聞き入れてもらえず、サウルはそのまま独房に入れられてしまったのです。

         サウルは何が何だか分からないまま独房で悶々としていたのですが、そこへ突然一人の男が現れました。
         男は強烈な悪臭を漂わせ、不潔な服を着ていましたが、簡単に独房の扉を開け、逃がしてやると言うのです。
         どうやってここへ来たんだ?
         男はサウルを担ぎ上げると、壁を這い上がり、窓から身体を押し出し、とても人間が移動できないような場所を素早く伝い歩き、屋根に逃れてしまったのです。

         お前は一体誰なんだ?
         男は、「俺はキング・ラット。ネズミたちの王だ。」などと言います。
         さらに、「お前の母親はネズミだったんだよ!」ととんでもないことを言うのです。
         「その母親は俺の妹だから、俺はお前の伯父なんだ」とも。

         一体何を言っているんだ?
         サウルは訳が分からないのですが、地上では脱獄したサウルを警察が血眼になって探しています。
         行く当てもないサウルは、キング・ラットに導かれるまま、壁を伝い、路地裏を走り抜け、とても食べられるわけがないと思っていた残飯を喰らい(食べてみると美味に感じてしまうのです)、下水道に潜りました。
         お前の身体にはネズミの血が流れているんだ。
         サウルは、徐々に自分のネズミとしての本性に目覚め、ネズミの能力を伸ばし、ネズミとしての生活になじんでいくのです。
         もう、人間の世界には戻れない……。

         キング・ラットの話によれば、ロンドンにはお前を、俺を、ネズミを狩り尽くそうとしている奴がいると言うのです。
         いや、ネズミだけではない、鳥も、蜘蛛もだ。
         そして、鳥の王であるというロプロップ(マックス・エルンストの『百頭女』という作品に登場する鳥の王ですね)、蜘蛛の王であるというアナシンを紹介されます(二人とも人間の姿をしているのです)。

         そして、自分たちの敵だという男は、なんと、ハーメルンの笛吹き男だと言うではないですか。
         笛吹男は、昔、ネズミや鳥、蜘蛛をその笛で躍らせ、大量に虐殺したのだと言います。
         キング・ラットはかろうじて命拾いしたものの、すっかりネズミたちの信頼を失ってしまったと言います。
         ロプロップやアナシンはいたぶられ、権威を失墜させられてしまったと。
         笛吹男は、キング・ラットに逃げられたことを知り、その落とし前をつけるためにロンドンに現れ、甥であるサウルの存在も知り、狩りを始めたと言うのです。

         キング・ラットたちは笛吹男が吹く笛の前では無力なのです。
         笛の音に逆らうことはできない。
         しかし、人間とネズミの混血であるサウルならば、笛に踊らされることはないはずだと言います。
         このままでは殺されてしまうだけなので、力を貸せと。

         一方の笛吹男ですが、彼は笛の力が通じないサウルを脅威と考えており、サウルの友人たちに接近してサウルのことを調べ始め、また、サウルに対する対処方法を考え始めていました。
         そして、用済みになったサウルの友人たちは、一人、また一人と殺されていったのです。

         サウルは、もともとは笛吹男の狙いはキング・ラットだというのに、何で俺が巻き込まれなければならないんだとは思うものの、友人たちが殺されていくことに激怒し、笛吹男と対決することを決意します。
         どっちにしろ、このままでは俺も殺されてしまうんだ。
         サウルたちは笛吹男に勝つことができるのか?

         という、とんでもない設定の作品なんです。
         チャイナ・ミーヴィル(ミエヴィルという表記もあります)と言えば、『都市と都市』、『ベルディード・ストリート・ステーション』、『クラーケン』などなど、非常に変わった、魅力的な設定を駆使する作家というイメージがありましたが、本作でもやってくれています。
         ロンドンの下水や裏町を舞台にし、とても人間技とは思えない能力を身につけたネズミ男サウル。
         これを執拗に狩り立てるハーメルンの笛吹男。
         なんとも魅力的な構図ではありませんか。
         下水や残飯など、ちょっとショッキングな描写も随所に登場しますが、段々加速していく物語は一気に読ませる力を持っています。
         一級のエンタメ作品ではないでしょうか。


        読了時間メーター
        □□□     普通(1~2日あれば読める)
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        2018/12/14 by ef177

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      最後から二番めの真実 (講談社ノベルス)

      氷川 透

      3.0
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      • 推理作家であり名探偵の氷川透が主役のミステリ。

        親友の住吉に呼び出されやってきたお嬢様専用の大学。
        そこで一人の学生が入った部屋で警備員が死に、学生は屋上から吊るされて死亡。
        出入り口は完全に監視されており、いかにして殺人は行われたのか。

        これまでのシリーズと違い氷川透に対抗しようと、祐天寺美帆というお嬢様がもう一人の探偵として登場する。
        本格ミステリとして読者への挑戦もあるが、ドアの開閉が記録されるというシステムがあるだけに、二人の解決はどちらも真実味がある。

        ただし別段驚くべきトリックは少ないと思われる。
        唯一はなぜ死体を吊るしたのかの理由。これこそが犯人の意外な真相だろう。
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        2018/11/25 by オーウェン

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      あるはれたひに

      あべ弘士 , 木村裕一

      講談社
      4.0
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      • 「あらしのよるに」シリーズの第2弾。

        前作で、嵐の夜、お互いの顔も知らないまま友達になったヤギのメイとオオカミのガブの再会が描かれる。
        が、二匹の再会は、ドタバタも少なく、割りとスムーズに済むのが意外な感じがした。

        ヤギとオオカミだった、という事が分かった点では二匹とも驚いたものの、前の日、意気投合して、語り合った、というのが大きかったのか、笑い話で済ませてしまう。

        それでも、お互い一瞬ではあるが、相手の事を疑ってしまうが、そこは理性の力で、「友達を疑うなんて・・・」と、その思いを押さえつける。

        一度、信じた者を信じ続ける勇気。
        その前に、相手が信じるに足る者であるか、見極める力と、その「力」自体への信頼がなければ、できないだろう。

        それが中途半端な自分のような者が「本当にヤギとオオカミの間に友情なんて・・・」と思って読んでいると、それを見透かしたかのような仕掛けがある。
        が、それは作者の「ワナ」(見事に引っ掛かった自分)

        「だから、心配するまでもないのだよ」という作者の言葉が聞こえてきそう。
        二匹の友情は、嵐の夜に既に確立されていて、ヤギとオオカミである、という事は、相手の立場を思いやる時に必要な事であるにすぎなかったのだ。

        ところで、現実を振り返ってみて、メイやガブのような態度は、大人でもできるかどうか、はなはだ疑問・・・。
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        2014/05/11 by Tucker

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      仲蔵狂乱 (講談社文庫)

      松井 今朝子

      4.0
      いいね!

      • 今回読了したのは、第八回時代小説大賞受賞作の松井今朝子の「仲蔵狂乱」。この作品は、稲荷町(最下層の役者の楽屋)から実力だけで千両役者にまで登りつめた、初代中村仲蔵を描いた芸道小説の傑作だと思う。

        養父母に踊りを仕込まれた仲蔵は、子役として頭角を現わすが、呉服屋の養子になるため役者を辞めることになる。

        だが、歌舞伎への思いは絶ち切れず、稲荷町から出発することになる。周囲から壮絶なイジメを受け、屈辱に耐えかねた仲蔵は大川に身を投げるが、三浦という侍に助けられる。

        そして、三浦の助言で芸の道で生きる決意を固めた仲蔵に、「忠臣蔵」の定九郎の役が与えられるのだった。端役でも手を抜かず、独自の工夫で定九郎役を演じた仲蔵は、出世の糸口をつかむことになるのだった。

        歌舞伎の世界に造詣の深い、松井今朝子だけに、当時の歌舞伎界の状況が、徹底したディテールで描かれていて、実に素晴らしい。しかも、単に歌舞伎の情報を羅列するのではなく、歌舞伎と関係の深い江戸文化全般にも目を配っているので、実に奥行きがあるんですね。

        役者同士の妬みやイジメといったダークな部分を掘り起こしているのも面白いが、それを芸人の特殊事情にするのではなく、いつの時代も権力闘争をやめられない人間の深い"業"として描いているので、普遍的なドラマになっていると思う。

        美しい出世物語にするのではなく、体調を崩した晩年の仲蔵を描く後半は、芸に対する凄まじい執念にあふれているので、その迫力に圧倒されてしまいます。


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        2018/03/19 by dreamer

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      定年ゴジラ

      重松清

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • ここに出てくる定年退職したお父さんたちは、哀しくて寂しいんだけど、いい人たちだった。

        山崎さんもその奥さんも・・・

        そして、哀しいんだけど作品全体がとても温かい。

        一生懸命に生きてきた(いる)んだから、それでいいんだよ。



        ひとりひとりがみんなそれぞれ、いろいろあるんだから

        比べてもしょうがない・・・

        彼も本でも読んで、いろいろな人の人生を見て、みんな色々って 自分の思い通りにならなくても当たり前って分かれば、もっと楽になるのになあ。(読書ログに入るのも楽しいよ…)

        ・・・なんて思ってみても、彼は彼の人生を彼の思うように生きてるんだからこちらがどうこうできるものではないし、それはそれでいいし、こちらはこちらの人生を切に生きるしかないねえ

        などと彼や自分の人生(生き方)について考えてしまった。
        >> 続きを読む

        2013/01/16 by バカボン

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      魁!!クロマティ高校

      野中英次

      講談社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      3.0
      いいね! FiRST
      • 友達から①~⑪巻まで貰った本
        名前は知ってたけど内容は知らなかった…。

        真面目な主人公が親友と友情の証をして
        不良高を受けたら自分だけが受かってしまった∑( ̄ロ ̄|||)
        一人だけ不良の中で浮いている!!
        でも気が付いたらなんだかんだですっかり周りに馴染んでいるし
        主人公の神田君、思った事、言いたい事を
        はっきりスパッと言う毒舌君でちょっとズレている(笑)

        不良の学校なのでケンカはあるけど何故か苛めはありません!!w( ̄o ̄)w オオー!

        神田君の仲間には上半身裸で胸毛ボーボーの高校生?
        本物のゴリラ、ロボットなど強烈なキャラクターが多数ヾ(≧▽≦)ノ 

        おバカさんの集団、みんな馬鹿ばっかり!!
        朱に交わればで神田君もバカ?
        以外と笑える漫画だったよ(≧m≦)ぷっ!
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        2012/06/27 by あんコ

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      バリバリ伝説

      しげの秀一

      講談社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • バリバリ伝説 第8/全38巻

        ついに鈴鹿4耐に挑戦するイチノセレーシングの高校生チーム。

        以前は島田紳助なども監督として参戦していたし、オートバイレース好きではなくても、かなり知られていると思われる「鈴鹿8時間耐久ロードレース」(通称:鈴鹿8耐)

        その前日に行われるノービス(初心者)クラスを対象とした4時間耐久レースが「鈴鹿4耐」である。

        監督から、「グンと秀吉。美由紀と比呂」という勝ちを意識したペアを告げられ、かなり気まずい編成とはなったが、出場資格を得るためのレースも経て、いよいよ4耐の予選へと挑む。

        鈴鹿8耐は実際に観戦したことが有るので、とても思い入れが有る。
        8耐はお祭りのため、終了後のサーキットウォークでコース全体を歩くことが出来たので、実際に走行したことは無いもののライダー目線でコースを見られたのも大きいように思う。

        そんなコースを、グンがマシンをペッタリ倒してコーナーを攻めている。
        ワクワクどころか熱狂に近い感情の昂りが有る。

        予選タイムでグンを上回った秀吉だが、本戦で並み居る強豪を倒すにはグンの爆発力だと冷静に計算しているようで、今は仲が悪くても相互補完の良いペアになるような気がしている。
        >> 続きを読む

        2014/02/08 by ice

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      カレ-ライフ 書き下ろし文芸作品

      竹内真

      集英社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • ビールボーイズのような、甘酸っぱい青春小説。
        昔のテレビドラマ「ライスカレー」の舞台と近いところで展開されるのは偶然か著者が意図してるのか興味深い。
        (個人的には「ライスカレー」は幻の名作だと思う)。
        >> 続きを読む

        2011/04/19 by hirokoshi

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