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浅田次郎
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映画になってなかったかなと聞き覚えのある題名が目について手にとった。切腹させられた、新選組の元隊員を巡って、いろいろな人が証言していくといった感じの作品。なかなかの読み応えを感じつつ、下巻に突入する。 >> 続きを読む
2019/11/21 by 和田久生
夏目漱石
人からのすすめで文鳥を飼うことになった主人公。最初は世話をするものの、徐々に怠っていき、最後には文鳥が死んでしまう話。そしてそれを人のせいにして怒り、すすめた人にも文句の手紙を書くが、その返事は可愛想な事を致しましたとあるばかりで家人が悪いとも残酷だとも書いてない返事がきただけだった。いや、世話ができない人が飼ったらアカンがなw文鳥の姿から嫁いでしまった昔の女性を何度か思い出すのだが、この女性は漱石の養父、塩原昌之助の後妻の連れ子で、日根野れんがモデルとされている。漱石が18歳の時に嫁いだ日根野れんは『道草』の御縫さんのモデルでもある。一時は、養父がれんと漱石が結婚してくれれば好都合だと考えていたらしい。れんは若くして病で亡くなってしまうのだが、その儚さが小さく華奢な文鳥と重なる。そのため、『文鳥』は彼女の追悼作品ともいわれている。本文中に、いくら当人が承知だって、そんな所へ嫁にやるのは行末よくあるまい、まだ子供だから何処へでも行けといわれる所へ行く気になるんだろう。一旦行けば無暗に出られるものじゃない。世の中には満足しながら不幸に陥って行く者が沢山ある。彼はその女性の身を案じていたのか。はたまた想いを寄せていたのか。文鳥=嫁いでしまった女性と考えると、その鳥かごも嫁ぎ先の家を連想させる。結局主人公も世話を怠って文鳥を死なせてしまっているので(しまいにはその死骸を放り投げている)、世の中には満足しながら不幸に陥って行く者が沢山あるなどと心配していたものの、果たしてその女性と一緒になって幸せになれたのかはわからない。 >> 続きを読む
2018/09/14 by May
吉本ばなな
『うたかた/サンクチュアリ』(吉本ばなな) <新潮文庫> 読了です。久しぶりのばなな作品だったので、最初はなかなかとっつき難かったのですが、馴染んでくると、彼女独特の表現が非常に心地よく、楽しく読むことができました。この表現力は本当に「ありそうでない」ように思います。最近の「よしもとばなな」作品はあまり面白くないとも聞きますが、この表現力さえ残っているのなら是非とも読んでみたいです。しかし、あとがきで彼女は----------「きっとこういうことが書けるだろう、書けるに違いない」と思って書き、そして失敗したというのが正直な気持ちです。----------と書いているのが驚きです。----------私の言葉でない言葉で書かれた小説----------なんだそうです。まだ、『キッチン』とこの作品しか読んでいないので判断できませんが、今後もいくつか読んでみてから、これからも読み進めていくべきか、決めたいと思います。 >> 続きを読む
2015/10/03 by IKUNO
齋藤孝
読書は自己形成、まさにそのとおりだと私も思った。読めば読むほど自分が変わっていく。最近特に実感する。小説の良さや小説を読むことによっていろいろな人の人生を本によって生きることができるということは知っていたが、この「読書力」では新書を読む大切さも教えてくれる。新書なんてたかが時事ネタだと思ってた。確かに今が旬のニュースの話題にのっかるような新書が多いのも事実。でもここでは、新書に対してそんなマイナスイメージではなくプラスイメージを私に与えてくれた。最初のほうは色々知識になるようなことが書かれていたが、終わりのほうでは読書会の仕方や読書クイズを作ってみよう!みたいな実践的なことが書かれていてその辺はあまりこの本には望んでいなかった。著者のいう「100小説50新書」巻末に著者が良いと思う本を選書してくれているのはとても参考になりそうなので、少しづつ読みたい。それにしてもこの本を読んでちょっと心配になることがあった。こんなに本を読んでも、死んでしまったらすべてパーになるんだなぁとなんだか急に切なくなってしまった。 >> 続きを読む
2015/05/20 by snoopo
庄司薫
"サリンジャーのマネ"を読んでみた。 大かた文化的なものは今日びの日本では、たとえば音楽でも何でも洋モノのマネなのはわかりきっている。ただ日本語をあやつり芸術の域の高みにもっていくことを純文学の前提とするならば、些か心許ない心境が当時の指摘には込められていたのだろう。しかし今読んでみてもたとえば夏目漱石の「吾輩は猫である」なんていう感覚も感じる。すごく日本的な純文学っぽい。まどろっこしい文体はとても楽しい。でも時代背景はさすがに読んでいてキツいw >> 続きを読む
2018/07/11 by motti
上矢津 , 丘修三
読書ログのレビューを見て、興味がわき、取り寄せてみました。色々な障がいを持った子どもたちの6編のお話が入っています。坪田譲治文学賞、新美南吉児童文学賞、児童文学者協会新人賞、赤い鳥さし絵賞と、4つの賞を受賞された作品だそうです。障がい者を描く作品こそ少ない中、その中でもこの本は、きれいごとではすまない、人間の持っている本髄のようなものを描いた作品だと思います。どの短編も、ぐわっと胸をつかまれるような、でも実際にこういうことが起こりうるのだろうと思いながら読み、読んでいて涙ぐんでしまいそうになる話もありました。健常者と障がい者の壁についてとてもリアルに描かれていたり、健常者と障がい者の間である出来事があり、そこから何か気づきが人々から生まれたり、ハッとしたり、色々考えたり、とにかく、色んな意味で胸をえぐられる作品でした。色んな人がいて、その中で、差別や偏見なく、ありのまま受け入れるためには、これから何が必要なのだろう。偏見などが起こる前の幼少期から、色んな人が一緒に同じ生活空間にいることが必要なのかな。 >> 続きを読む
2018/10/10 by taiaka45
吉田松陰 , 古川薫
「遺書」で、これほどまでに元気をもらえるとは思いませんでした。「死して不屈の見込み」自分も、自信を持ってそう言える生き方をしたいと思います。 >> 続きを読む
2014/12/17 by atsu
倉知 淳
「日曜の夜は出たくない」など、いくつもの作品で、ほのぼのとした人柄ながら鋭い推理を披露する"猫丸先輩シリーズ"の四作目にあたる短篇集「猫丸先輩の推測」を読了。断続的に続く意図不明の電報に悩まされる「夜届く」。花見の場所取りを任された新入社員の謎めいた出来事を描く「桜の森の七分咲きの下」。行方不明になった猫の捜査が、意外な展開へと至る「失踪当時の肉球は」。商店街のイベントで起こった妨害工作の顛末が描かれる「たわしと真夏とスパイ」。動物園で行なわれた、ひったくりのトリックを推理する「カラスの動物園」。猫丸先輩の後輩が見かけた、疾走するサンタの謎を検証する「クリスマスの猫丸」の六作が収められています。いずれの作品も、唯一の真相が明らかになるのではなく、猫丸先輩の推測が、結末として我々読者に提示されるという構成になっている。そこには名探偵の理性がすべてを支配する、決定論的な圧力などは微塵もない。おそらく、著者の倉知淳が意図したのは、解決のカタルシスよりも、推理の蓋然性のうちにある、もっともらしさを優先したためであると思うんですね。そうした緩やかな本格ミステリ性は、天真爛漫でいながら、人間の裏側を見事に言い当てる猫丸先輩の個性とも合致しているんですね。 >> 続きを読む
2018/10/20 by dreamer
池波正太郎
図書館本。剣客父子の剣が冴えるシリーズ第三巻。七篇収録。カバーイラストに描かれた、素裸で男を投げ飛ばそうとしているのは三冬という女剣士である。男装の麗人で、剣術はもちろん武術にもすぐれ、自分より弱い男には嫁がないと豪語している。自分よりもはるかに強い小兵衛にしばらく懸想していたが、三冬の気持ちに変化が現れる(「陽炎の男」)。新たに心惹かれる男の前に出ると、無意識に女らしい口調になる三冬がかわいい。ただ、その男と三冬の恋の行方については、第一巻の巻末で解説者がネタバレしてくれたので(いらんことをしてくれる!)、二人がどうなるのかというドキドキ感が薄れているのが残念。来たるべき場面に期待しよう。 >> 続きを読む
2018/12/04 by Kira
図書館本。シリーズ第四巻。八篇収録。表題作の「天魔」がちょっと怖かった。韋駄天の神が体内に宿ったと自称する最凶の若武者が、かつて師事した小兵衛に勝つために江戸に戻ってくる。高く跳躍して剣を繰り出す剣術で道場破りを繰り返しては無益な血を流すこの化け物に、小兵衛と大治郎はどう立ち向かうのか。最後のオチがいかにも剣客父子らしくてよかった。他に気に入ったのは「夫婦浪人」で、作者は男色を描くのにあまり抵抗がなかったように思う。 >> 続きを読む
2018/12/09 by Kira
塩野七生
強大国カルタゴを滅亡させ、地中海世界の覇者と呼ばれるようになったローマ。『いかなる強大国といえども、長期にわたって安泰でありつづけることはできない。 国外には敵をもたなくなっても、国内に敵をもつようになる。』名将ハンニバルの予言にも似た言葉が、悪いことが起こる前兆のようで。この巻は、少し嫌な予感からのスタートでした。読み進めるにつれて、ティベリウスとガイウスのグラッススの兄弟の末路があまりにも悲惨で、ハンニバルの言葉を思い出すには十分でした。この兄弟、兄は七ヶ月、弟は二年の実働期間しかなかったのが惜しいほど、才能に恵まれていました。しかし、元老院がハンニバルに勝った百年前と同じことしか考えていませんでした。まさに、国内の敵。兄弟も性急ではありましたが。「『混迷』とは、敵は外にはなく、自らの内にあることなのであった」の一文が突き刺さります。しかしその後もローマは、軍事上の才能に長けたガイウス・マリウスや、会計検査官ルキウス・コルネリウス・スッラ等の人材に恵まれます。近い将来、ユリウス・カエサルという偉大なる指導者が控えているのはわかっていますが、まだまだたくさんの人物がいる面白さを堪能していきたいと思います。 >> 続きを読む
2018/05/10 by あすか
護民官スルピチウスとマリウス、スッラの間で内乱が勃発。スッラが武力でローマを制圧した。しかしその後、執政官キンナが反旗。スッラがギリシア遠征に向かった途端、マリウスとその一派の名誉回復を決めた法案を成立させた。今度は武力によってマリウスとキンナがローマを手中に収める。マリウスが早々に亡くなると、キンナは独裁政治を始める。次から次へと権力闘争が繰り広げられます。内乱だけでなく、ローマが混迷期に入ったのを見て、外からもポントスの王ミトリダテスが仕掛けてきます。混迷も混迷、ドロドロ状態です。英雄が登場する前は、このようなものなのでしょうか。内乱というと、外敵を制圧する華々しさに比べ暗いイメージを抱いてしまいますが、名将スッラvs執政官キンナキンナ亡き後のローマ正規軍とスッラのたたかいスッラによる国政改革第一次~第三次ミトリダテス戦役…手に汗握る激戦の数々!英明ミトリダテス王を迎え撃つのは、スッラ、常勝将軍ルクルス、若くして成功し、失敗も挫折も知らない天才ポンペイウス。本当に人材が豊富です。彼らの活躍に夢中になり、2020年→2021年を迎えました…。と、止まらない。上巻読了からから2年半以上、放っておいたとは思えないほどハマっています。 >> 続きを読む
2021/01/05 by あすか
『アムリタ』[全二冊] (吉本ばなな) <新潮文庫> 読了です。小説の形式をとっていますが、要はスピリチュアル本です。スピリチュアルのお好きな方はどうぞ。本文中、スピリチュアル的なものを否定するような記述があったり、(小説の中で)実際にあったスピリチュアル的な現象に「そんなばかな」みたいなことを言ってみたり、でも結局は受け入れていて、なんだかあざとさを感じます。『キッチン』で驚愕した彼女独特の瑞々しい表現力が、こんなことだけに使われるなんて、私としては本当に残念で仕方ありません。もう吉本作品は読みたくないのですが、先物買いして積読しているものがあと一冊あるので、それまでは読みます。先物買いも考えものですね……。 >> 続きを読む
2016/11/22 by IKUNO
「いつから私はひとりでいる時、こんなに眠るようになったのだろう」 この小説の初出は1989年なのですね。平成元年であり、昭和が終わった年です。 雰囲気小説というのか、はっきりとした主張はないけれど、その場の雰囲気だけでもっていってしまうようなものがあって、雰囲気小説とか雰囲気映画というものがあります。 『白河夜船』では、働く事なく、つきあっている、正確には不倫している男からのお金でなんとなく生きている私のふらふらとした生活が描かれます。 不倫とはいえ、この『白河夜船』の岩永さんという男性はおしつけがましくなく、しんなりとしていて、はしゃぐところや、不倫につきもののぎらぎらしたものがなく、妻は事故で植物人間であり、まさに眠ったままの人なのでした。妻の親戚からもう離婚してもらっても・・・という話もあるらしい。 吉本ばななの小説は私にとってはファンタジーに近いものがあって、雰囲気がいい、それだけで保ってしまうのはさすがだと思います。2人だけの世界が続けばいいな、などと思ってしまう。 働かなくてもお金が入ってきて、眠って眠って・・・という生活。現代ではまず、それは物語の基本設定にあまりされません。このまま、適当に生きられればいいな、まさにそんな時代の空気がある。 映画化された時は「私」を安藤サクラ、岩永さんを井浦新が演じました。原作の雰囲気をよく出した映画でした。 吉本ばななの小説の主人公たちは皆、疲れているし、元気がなく、覇気がない。疲れているときは、身体が睡眠を欲します。 初出の頃はまだ、バブルの時代の終わり頃だったはずで、価値観や生活観にがつがつした所がないめずらしさ、そんな雰囲気が妙になつかしい、と今回読んでみて思いました。 長い物語ではないから『白河夜船』は2度読んだのですが、2度目になると妙に雰囲気がいい、と思うようになりました。ありえない、許せない・・・そんな生活を当然と描くのは、結構、勇気がいることだと思いますよ。 >> 続きを読む
2018/06/30 by 夕暮れ
三本木亮 , GoldrattEliyahu M
TOC(制約理論)を題材にした シリーズ小説の3作目ですね。 相変わらず面白いのですが、 本作はTOCの理解を助けるためのものというよりも TOCの有用性をアピールするもの。 もしくはTOCを用いてシステムを改善するなら、 旧来 組織で用いていたルールを変更しないと かえって悪影響が出て 真のメリットを享受できない ということを強調して伝えたい作品 と言うことが出来るでしょう。 だから、とても大切なことを書いてはいるのですが、 TOCの勉強をしたい人には ちょっともの足りない内容かもしれないです。 そんな訳で★3つです。 >> 続きを読む
2015/02/03 by kengo
三枝匡
MR業界の著者のコンサル実体験から起こされ、戦略立案から営業ラインでの実行までの流れをフォローした小説。そのストーリーに引き寄せられ、自然とビジネス戦略の話に身を寄せて学ぶことができる。 戦略とは現状の安泰を目指し、波風なく過ごすためのもののではなく、リーダーシップを動力として、適度なゆらぎとアンバランスを生じさせ、パラダイムシフトを引き起こすもの。組織に無理を強いて、不安にさせる序盤も必ずあり、それに対処し、なじませていくことも戦略の一部であることをあらかじめ想定しなければならない。物事を曖昧にし、横一線の協調性を好む日本の文化において、感情を大切にする要素は十分にある一方で、過去を捨ててまで他とは違った革新を起こす一歩をどのように踏み出していくためには、組織・構造的な面の改革からのアプローチを要するものと考える。 >> 続きを読む
2017/10/02 by Jay
荒川弘
2018/2 コミック4冊目(通算9冊目)。幼馴染のウィンリィ登場。アームストロング少将がツボ。外では読めないほどのおかしな笑いがこみあげてくる。話の方は、賢者の石の材料を求めて中央の図書館へ。賢者の石の材料が〇〇だと分かり落ち込むエド達。でもすぐに隠された謎があることが分かり、第五研究所の隣にあった刑務所に無断で乗り込むエド達。そこでホムンクルスたちとはじめて会う所までが話の筋。謎も本格化してきて読み応えが出てきた。次。 >> 続きを読む
2018/02/26 by おにけん
円道祥之
同系の『ダンダム「一年戦争」』を読んでから本作を読んだのだが、、そちらが面白かったので、こちらも興味深く読めた。それにしても、戦争ばっかしてたんだなぁ。と、つくづく思わせてくれる。そして、兵器って結構甘く作られてたんだぁ。って知ってビックリな事も多かったです。うん。勉強になる。 >> 続きを読む
2012/07/09 by mojo
J・K・ローリング , 松岡佑子
シリーズ4作目。仇敵のヴォルデモートが復活。ホグワーツ側にも犠牲者が出てしまい、重い展開に。ここから仇敵ヴォルデモートとの戦いが始まるのか?。児童書にしては、ハードすぎるな。この展開。この作品だけは映画でも見ていないので、話がどうなっていくのか興味を持ちながら読むことができた。ともかく間を置かずに「~不死鳥の騎士団」も読んでいきたいと思う。 >> 続きを読む
2017/04/12 by おにけん
チャールズ・ディケンズ , 石塚裕子
ディヴィット・コパフィールド岩波版五巻中の(二)。マードストン姉弟から奉公に出され、その仕事場から逃げ出したディヴィット。伯母さんの元へ向かうのだが、その初っぱなからお金を巻き上げられ、無一文に。着ているものをはした金に換えて食いつなぎ、何とか伯母さんのもとへ。母の生前は、ディヴィットはそれほど伯母さんに可愛がられていない感じだったが、命からがら逃げてきた自分を見て、今度は至れり尽くせりで溺愛してくれるのであった。さらにマードストン姉弟がディヴィットの事で話し合いに来た際には、伯母さんは2人をやり込め、ディヴィットを引き取ると姉弟を追い返した。 ディヴィットは伯母の庇護の元、学校に通うことになり、その時に法律事務所のミスター・ウィックフィールドとその娘の気立てのいいアグネス、そこで働くユライア・ヒープらと出会う。 そして、学校を卒業し、見聞を広めるため出た旅で、なんと大親友のスティアフォースと再会し、意気投合。スティアフォースの実家に行ったり、自分の故郷に(ミスター・ペゴティの家)に行ったり。そこではディヴィットが大好きなエミリーがハムと結婚することになっていた。旅から帰り、ディヴィットは代訴人(訴訟手続きをする人)になるべくロンドンで独り暮らしを始める。 ディヴィット、波瀾万丈です。母が死に、継父に苛められ家出し、浮浪者になりかけ(野垂れ死に)の所を何とか伯母に拾われ、復活。 それにしてもディヴィットに関わってくる人たちが好い人たちばかりだなぁ。それとエミリーとディヴィットはくっつくと思っていたのに、まさかハムとは・・。 >> 続きを読む
2017/12/20 by Reo-1971
出版年月 - 2002年9月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト
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