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2002年10月発行の書籍

人気の作品

      夜と霧

      FranklViktor Emil , 池田香代子

      みすず書房
      4.4
      いいね! syuna
      • 2013年8月の課題図書。
        ナチス系(?)の書籍は初めて。途中読むのが辛かったので少し休んだ。
        どんな集団にも人間らしくない奴は紛れてるんだそうだ。そう思っていればこちらの心構えも変えられる。
        人類に必要な一冊と感じた。
        >> 続きを読む

        2019/12/31 by たい♣

    • 他19人がレビュー登録、 65人が本棚登録しています
      青の炎

      貴志祐介

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 恨む人間を殺そうとするドラマなのだが、その実行者が高校生のため青春ドラマのように感じられるのが特徴。

        櫛森家は母と息子と娘の3人暮らしだが、そこに離婚問題で揉めた曾根が突然やって来て居座るように。
        秀一は妹にまで手を出そうとする曾根が許せず、遂には殺害計画を立て始める。

        この殺害計画というのが常軌を逸しているかのような細かさ。
        作者の貴志さん曰く、この計画はほぼ間違いなく失敗するとしているが、これだけ綿密にやられるとその可能性がありそうに見えてくる。

        終盤に追い詰められていく秀一の場面はやるせなさしかない。
        間違いがないと信じれるからこそ実行する。
        だからこそ青春ドラマのように思えるのかも。
        >> 続きを読む

        2019/02/26 by オーウェン

    • 他11人がレビュー登録、 59人が本棚登録しています
      白い巨塔

      山崎豊子

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! ryoji
      • 貨幣の価値すら異なる時代でも共通する出世欲。仕事でしか自己を実現できない人間には当然のことなのかもしれない悲しい欲だ。結局世の中って好き嫌いでいろんなことが決まってしまったりしてるんだろうな。 >> 続きを読む

        2020/04/25 by aki

    • 他5人がレビュー登録、 21人が本棚登録しています
      白い巨塔

      山崎豊子

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.4
      いいね! ryoji
      • 読了感が半端なく清々しい。

        財前の職業人としての天才性。
        大学病院という権威主義の権化の様な世界の中で、彼の天才性は研ぎ澄まされ、また人間性は削ぎ落とされてゆく。
        結局、彼の研ぎ澄まされた天才性ゆえに、削ぎ落とされた人間性ゆえに第五巻の結末を迎える。

        「人を生かす」という生業。
        人が生きるという「業」。

        山崎豊子さんは財前という一人の天才医師を通して「人の業」を炙り出す。

        癌とは一体何なのか?
        人の業が結晶化したもの。それが癌化というものか?
        読了してからこのことを悶々と考えた。

        執筆されてからもう随分と経っている小説なのに全く色あせた感じがしない。
        戦後の日本の、高度経済成長期の、医学会を垣間見た。
        >> 続きを読む

        2020/09/21 by masahiro

    • 他5人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      白い巨塔

      山崎豊子

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! ryoji
      • 1,000ドル(36万円)もらった、東京からフランクフルトまで31時間、辺りに強く時代を感じた。そうか、そんな時代なんですね。
        東前教授がすっかり落ちぶれてしまい可哀想にも思ったが、敵の強さを見誤って嫉妬心からつまらぬケンカを吹っかけたのも悪いよね、と考えるのは厳しすぎるでしょうか。勝てるケンカしかしちゃいけないということを教えてくれる巻ですね。
        >> 続きを読む

        2020/07/12 by aki

    • 他4人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      白い巨塔

      山崎豊子

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね! ryoji
      • 名誉を求めるのって贅沢なことだと思う。
        そしてそんな贅沢な人間が、一度手に入れた名誉を手放せるわけはない。周りにも利益を同一とする人間がたくさんいて、法の裁きは下されない。遺族は報われない。
        財前も里見も、自分の守りたい信念に向かってまっすぐだという意味では似た人間なのかも。
        >> 続きを読む

        2020/07/26 by aki

    • 他3人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      白い巨塔

      山崎豊子

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! ryoji
      • いよいよ破滅の足音がしてきた。

        医療裁判はきっと今でも困難ではあるが、当時はもっともっと大変だったのだろうな。
        裁判員制度がいいかどうかはこういった特殊な業界に関しては特に意見が割れるのだろう。
        聖域として扱って欲しければそれなりの職業的倫理観を保ちなさい。きっとそれだけだけど、清く正しく生き続けるのって大変だ。人の命は失ったら取り戻せないからなおさら、誰もがはじめはもっていた命を扱う恐ろしさを忘れてはいけない。
        >> 続きを読む

        2020/08/18 by aki

    • 他3人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      バリー・トロッターと愚者のパロディ

      浅尾敦則 , GerberMichael

      河出書房新社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね! u_sukumo
      • 「あなたのBOOK診断」で提示された本です。
        いわずと知れた有名な某シリーズのパロディということですが。
        でも、アレはアレ、これはこれ。
        普通にひとつのお話として読んだほうが、楽しめます。というか、普通に楽しかった。
        とはいえ、元を読んでおいたほうが、世界観とかが説明要らずで解かりやすいと思いますけども。
        >> 続きを読む

        2013/06/28 by koh

      • コメント 6件
    • 他3人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      パプリカ

      筒井康隆

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      2.8
      いいね!
      • 映画版は2度鑑賞済み。小説版は過去1回読むのを断念している。その様ないきさつがある作品。今回読んでみて、最初ははっきりと話の筋を追えていたが、話の終盤になるにつれ、夢と現実の区別がつかなくなり、読んでいて訳が分からなくなった。あと、性描写が結構多くあとがきで女性誌で連載していたと知り、その雑誌の読者はこの小説を受け入れていたのかなという疑問がわいた。じっくりと時間をかけて読むタイプの本かなとも思います。話は後半分かりづらいが、設定は面白いと思ったので、時間をおいていつか再読をしてみたいと思う。映画版は今敏さんで映画化されています。こちらの方が自分的には話が解り易いかなと思ったので、アニメ→原作の順で取り掛かっていく方が理解できるかと思います。

        >> 続きを読む

        2017/08/27 by おにけん

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 15人が本棚登録しています
      盤上の敵

      北村薫

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • 再読。
        「日常の謎」派の代表的存在である北村薫が手がけた、殺人事件が発生する本格ミステリ。
        「あの北村さんが、こんな邪悪な物語を書くなんて!」という驚きとともに迎えられた作品であるが、北村は「覆面作家」シリーズでもエグい作品を刊行しており、個人的にはそんなにびっくりしなかった。
        北村がエラリー・クイーンの大ファンであることはつとに知られているが、本書ではクイーンやカーが発想したかのような大トリックが仕組まれており、北村がその本来の持ち味を発揮した作品であると認識している(「円紫さん」シリーズは仮の姿であると邪推している)。
        本書の中盤以降に登場する「兵頭三季」という女性は、古処誠二「少年たちの密室」の「城戸くん」と双璧をなす鬼畜キャラである。
        さて、現実社会でも兵頭のようなサイコパスに遭遇することがあるが、このような人物に会った時、決して攻撃してはならない。
        身を敬して遠ざけ、ひたすら無視するに限るのである。
        >> 続きを読む

        2019/06/08 by tygkun

    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      どんどん橋、落ちた

      綾辻行人

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 「伊園家の崩壊」、関係各所、許可とってます!?
        と心配になるブラックユーモア。たのしいー!! >> 続きを読む

        2012/09/11 by Piicca

      • コメント 4件
    • 他1人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      春の雪

      三島由紀夫

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね! Tukiwami
      • 三島作品は、とにかく文章を読んでいるだけで心地よい。
        プロットはそれほど常人離れしているわけではないが、とにかく文章力。
        全4巻の中では、1巻目の「春の雪」が一番面白かった。
        >> 続きを読む

        2018/12/27 by tygkun

    • 他1人がレビュー登録、 17人が本棚登録しています
      顔

      横山秀夫

      徳間書店
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 再読のためこちらからレビューを。

        あけましておめでとうございます!
        こちらは大晦日からの寒波で朝から一面銀世界です⛄

        そんな中、再読ではあるけれど1冊読み終わりました!

        再読してみて思ったけれど、やはり横山秀夫さんの作品は読みやすく面白い!!ミステリの王道を行ってるし、警察小説としても、女性警察官が主人公の小説としても、群を抜いているなと思いますし、とにかく重厚で読んでいて魂が揺さぶられます!!これぞ、名作!大作!!と読み終わって思いました\(*T▽T*)/

        主人公の、瑞穂がなんとも愛おしくいじらしい。
        警察官で在る前にひとりのうら若い女性。その狭間で揺れ動く気持ちと正義感の前に立ちはだかる事件の数々。もがき苦しみながら、真相を追い求める瑞穂の姿に、正月早々打ち震えました(。>0<。)


        瑞穂が初登場する、「陰の季節」内に収録されている黒い線を読んでいるからより一層感情移入して読めました(^^)

        こういう骨太な作品を新年早々読めて、今年はこと読書に関して良いことがありそうだな!とほくほくした気持ちでレビューを書いていますヽ(^◇^*)/


        昨年は世界的にもコロナ渦という未曾有な出来事があり、個人的にも色々な事がありなかなか本を読むということが出来なかったので、今年は色々な作品を読んで充実した読書ライフを送っていければいいなあと思っていますv(´∀`*v)ピース

        本年も拙く支離滅裂なレビューをあげることになると思いますが(笑)何卒ご指導ご鞭撻のほど引き続きよろしくお願い致しますm(_ _)m
        >> 続きを読む

        2021/01/01 by 澄美空

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      ハ-ドボイルド・エッグ

      荻原浩

      双葉社
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • なんか少し読みにくかったなぁ。

        面白かったんだけど。

        2016/05/02 by kurobasu

    • 他1人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      被曝治療83日間の記録―東海村臨界事故

      NHK取材班

      いいね!
      • 読んでいてキツイ。
        放射線の怖さが痛いくらいわかる。

        2015/12/20 by 降りる人

    • 1人が本棚登録しています
      みどりのゆび

      安東次男 , DruonMaurice

      岩波書店
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね! Moffy
      • 特別な使命をもって生まれるということは、多少一般の人と変わり、時には受け入れられない場合も出てくる。
        チトもそうで、学校に行っても三日間で返され、大人たちから(殊に、頭のかたい大人たち)は質問が多くて手強い子と思われ……
        けど、それが全て好都合だったのです。チトはそのおかげで、古い考えに縛られず、のびのびと自分の能力を伸ばせるようになったのですから。

        古い考えが全て正しい訳ではないのに、それに慣れてしまうと変化を好まないだけでなく、新しい提案を絞め殺してしまうようにもなってしまう。
        時にはチトのような存在に起こしてもらわないといけないかもしれない。

        マンネリと感じたら、改革のチャンスだ。
        団体になじめないと感じたら、才能開花の時期だ。
        理屈に縛られず、自分の頭で考え、自分の心で感じていきたい。
        >> 続きを読む

        2018/03/11 by Moffy

      • コメント 1件
    • 4人が本棚登録しています
      山椒大夫

      森鴎外

      岩波書店
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 今回、新潮社の森鴎外の全集を読んだ中で一番、僕が感銘を受けたのは、『高瀬舟』でした。

        僕は、この『高瀬舟』において3つのテーマが存在すると感じましたが、『高瀬舟縁起』を読むと、そのうち2つは森鴎外自身が、この話の大元である翁草(おきなぐさ)を読んで感じた大きなものでした。

        一つは財産という観念である。
        二百文を財産として喜んだのが面白い。
        今一つは死にかかっていて死なれずに苦しんでる人を、死なせて遣ると云う事である。

        すでに、この時代に安楽死という考えが、医学社会にあり、陸軍軍医でもあった森鴎外は、その考え方を知っていたようです。

        同じく『高瀬舟縁起』から
        ここに病人があって死に瀕して苦しんでいる。
        それを救う手段はない。

        従来の道徳は苦しませて置けと命じている。
        しかし、医学社会には、これを非とする論がある。
        即ち死に瀕して苦しむものがあったら、楽に死なせて、其の苦を救って遣るが好いと云うものである。
        これをユウタナジイという。
        注)ユウタナジイ(仏) 極楽往生、安楽死

        明治時代に既に“安楽死”という概念があったのですねぇ。
        これには少し驚かされました。

        [解説]
        テーマ
        1.財産と云うものの観念
        2.安楽死
        3.僕が考えるに、鴎外の一般庶民と権力の観念

        「最後の一句」(モバイル:最後の一句)に見られる娘の「お上の事には間違は ございますまいから」という痛烈な権力批判のように、鴎外は官という立場にありながら、それも高い地位に、そういう庶民のしたたかさを知っており、愛情もあったのではなかろうか、と僕はそう考えるのです。

        その他引用、詳しくは、
        森鴎外「高瀬舟」解題 | KI-Literature(文学) http://j.mp/XXe75H にて。
        >> 続きを読む

        2013/03/07 by togusa

      • コメント 4件
    • 1人が本棚登録しています
      小僧の神様 他十篇

      志賀直哉

      岩波書店
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 柔らかい澄んだ日本語を味わえる。読み心地の良い11の短篇。
        大正時代の日常は現代の非日常であり、新鮮味がある。
        「小僧の神様」はあらすじだけ辿れば変な話だが、登場人物の心境が行間にぐっと凝縮されている。無性に鮨を食べたくなった。
        「赤西蠣太」は予想外の展開で面白い。元ネタにも興味が湧いた。「焚火」の優雅さはヨーロッパ的だなと思った。暗夜行路や大津順吉など、他作品も読みたい。
        >> 続きを読む

        2014/07/25 by seimiya

      • コメント 1件
    • 3人が本棚登録しています
      羅生門

      芥川龍之介

      岩波書店
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 【読了日不明】

        どの話も鉄板の面白さです。
        なんどでも読みたい。

        自分は 「鼻」 が好きです。

        坊主に板を持たせて鼻を上げさせてるのを想像するだけで
        吹き出しそうです。

        神様みたいな作者の本を評価するのも気が引けるなぁ
        >> 続きを読む

        2013/12/14 by ころさん

      • コメント 2件
    • 4人が本棚登録しています
      ドイツ・イデオロギー

      広松渉 , MarxKarl Heinrich , EngelsFriedrich , 小林昌人

      岩波書店
      カテゴリー:社会思想
      4.0
      いいね!
      • この世界や社会をつくるのは、抽象的なイデオロギーや思想ではない。
        現実に活動している人間たち、現実的な生活過程から出発して、物事は考えなければならないし、思想やイデオロギーは本当は現実的な生活過程の残響やこだまである。

        というのがこの本で書かれていることだと思う。

        単に「史的唯物論」とレッテルを貼るのとは異なる、とても生き生きしたものの考え方だと思う。

        プロレタリアート(労働者)の不安定なあり方は、世界市場を前提にしている、世界市場や世界史に直結しているのが労働者である、 という内容にはっとさせられた。

        この労働者の箇所を、今の日本の非正規雇用やプレカリアートに置き換えてみれば、そのままあてはまる。

        グローバル市場を前提にして、今の日本の非正規雇用や正規雇用の賃金やありかたも決められてくるし、そういった意味で、本当にグローバル市場や世界史に我々は直結してくるということを、あらためて考えさせられた。

        そうであれば、本当は、自分たちのあり方や不安や不安定さの理由やよって立つところを知るためには、この世界や社会の仕組みをよく知ることが大事なのだろう。

        後世の俗流マルクス主義とは異なる、生き生きとした思考の躍動が、この「ドイツ・イデオロギー」には流れている気がする。

        今に生きる人が今の世を考え直す時に、参考になる古典だと思う。
        >> 続きを読む

        2012/12/22 by atsushi

    • 1人が本棚登録しています

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