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2002年12月発行の書籍

人気の作品

      マークスの山

      高村薫

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      2.9
      いいね!
      • 平成29年9月21日
        上下巻の意味なし。
        話の区切りや新展開があるわけでもなく、長~い陰気な話が盛り上がる場面もなく続く。
        自分には全く面白さが理解できなかった。
        読んでいて早く終わってほしいと思いながら、でもつまらないから時間は掛かる悪循環。
        直木賞受賞ってことは大勢が面白いって思ったってことだけど、どこにそれを感じられるんだろう。
        ホントきつかったっす。
        >> 続きを読む

        2017/09/21 by ryoji

    • 他3人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      さみしさの周波数

      乙一

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね!
      • 以前「失はれる物語」(ハードカバー)を読んときに収録されていたものと被る収録内容が多いけど読んでいないものがあったので図書館で借りた。乙一さんの一つの側面であるせつない系の寄せ集め集という感じか。 >> 続きを読む

        2018/07/06 by motti

    • 他2人がレビュー登録、 17人が本棚登録しています
      終戦のローレライ

      福井晴敏

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.7
      いいね!
      • 上を読破。長かった。。でも良かった!
        表現の凄さと怒涛の展開に完全に引き込まれました。
        終戦でどのように終わるかというそれぞれの思いが潜水艦を通して随所に感じられ、ラストは見事に圧倒されました。
        こんな小説は久しぶりだなあ。
        >> 続きを読む

        2017/01/14 by がーでぶー

    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      マークスの山

      高村薫

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      2.9
      いいね!
      • 話の性質上終始暗い感じで話が進んでいきます。
        自分には難しいというかはっきり言って面白いとは思わなかった。
        登場人物が多く、本格小説が故の表現が難しい。
        後編に期待したいけど、期待はしていない。
        >> 続きを読む

        2017/10/08 by ryoji

    • 他1人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      アイシールド21

      村田雄介

      集英社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • 高校入学して早々パシリにされるほど気弱でいじめられっ子な少年小早川セナ
        しかし、彼にはパシリで鍛えられた驚異的な脚力が・・・

        アメフトという日本ではマイナー(?)なスポーツを題材にした本作品

        内容は「友情、努力、勝利」をテーマとする、いかにもジャンプらしい内容
        だが、そこがいい!

        また、登場するキャラクターが非常に個性的で、
        たとえ敵(ライバル)だとしても憎めないやつばかり

        この作品を読んでいるとアメフトがしたくなります(笑)
        (↑まぁ、したくなるだけでやらないとは思いますが・・・)
        >> 続きを読む

        2014/05/07 by ぬますけ

      • コメント 4件
    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      Black lagoon

      広江礼威

      小学館
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • 原作は読んだことがなくアニメだけの視聴だが、これはぜひとも原作も読まねばと思った作品。

        日本のサラリーマンが強すぎるのかロックがすごいのか…

        面白いしめちゃくちゃなとこもあるがその中で描かれている人柄やセリフには惹かれるものがありました。
        >> 続きを読む

        2014/01/08 by ちあき

      • コメント 3件
    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      ソーネチカ

      Ulitskaia, Liudmila, 1943- , 沼野恭子

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!

      • リュドミラ・ウリツカヤの「ソーネチカ」を読み終えました。

        この小説の魅力を伝えるのは、とても難しいと思う。
        ストーリー自体がこみいっているわけでもなく、難解な思想が語られているわけでもない。
        むしろその逆で、シンプルすぎるほどなのに。

        主人公は、幼い頃から本の虫で、容貌の冴えないソーネチカ。
        その彼女が、第二次世界大戦のため疎開した先の図書館で、反体制気質の芸術家ロベルトに見初められる。

        当局に監視され、流刑地を移動させられながらも、幸せな結婚生活を送る二人。
        やがて、一人娘ターニャを授かり、ロベルトの芸術家としての才能も国内外に知られるようになり、生活は豊かになっていく。

        ところが、成長したターニャがクラスメートの美少女ヤーシャを家に連れてくると、その幸せにも翳りがさしはじめ-------。

        よくありがちな"女の一生"を描くタイプの物語かと思われてしまいがちな粗筋。
        読み始めれば、ものの二時間で読了できるコンパクトなサイズ。

        なのに、読後感と言えば、ありがちなどころか稀有、コンパクトどころかラージサイズ。
        余韻がいつまでも心の中にさざ波を立て続けるのだ。

        これは、ストーリー展開の起伏で読ませるのではなく、ソーネチカという一人の女性の"魂のたたずまい"をそのまま我々読者の魂に刻印してしまう類の作品なのだと思う。

        親切と愛情を尽くした相手から裏切られても、なじるどころか以前にも増して、思いやりを注ぎ続けるソーネチカ。

        家族の中で自分だけが貧乏くじを引かされても「娘も夫も、なんて素敵な人生を送っているんだろう、ふたりともみずみずしい若さがはじけんばかり-----、わたしだけ、もう何もかもおしまいだなんてほんとうに残念、でもいろんなことがあって、なんて幸せだったろう」と満足するソーネチカ。

        幸福な結婚生活が幕を下ろした時も、プーシキンの短編小説を何ページか読み、その「研ぎすまされた言葉やこの上なく気品あふれる表現を味わっているうちに」「静かな幸福感に満たされて」いくソーネチカ。

        出会った時のロベルトも認めていたように「まぎれもなく内側から光り輝いている」魂のきらめきに打ちのめされ、「賢者の石に触れるのにも等しく、過去を浄化させる魔法のメカニズムになっている」魂の温もりに慰められる。
        そして、ソーネチカと出会えた幸福に深く包まれてしまいます。

        >> 続きを読む

        2018/12/01 by dreamer

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      深追い

      横山秀夫

      実業之日本社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 横山さんの警察小説だが、舞台は三ツ鐘警察署。
        そこは都落ちの集まりのような場所。

        7つの短編集の中で、誰もがもがき苦しみ事件を追う。

        中身としては地味だろうが、どの話にも起伏があり、ラストには救いに似たものが。

        特に「仕返し」で見せる、息子を持つ刑事のラストの決断は潔いが苦い代物。
        そういう話こそが横山さんの真骨頂。
        >> 続きを読む

        2018/12/31 by オーウェン

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      つむじ風食堂の夜

      吉田篤弘

      筑摩書房
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね! kentoman
      • 月船町に行ってみたいです。
        つむじ風食堂気になります。
        先生のその後も気になったり。
        (10.06.15 読了) >> 続きを読む

        2015/06/09 by のこ☆

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      文庫版 三国志完結セット 全13巻+読本

      北方 謙三

      角川春樹事務所
      5.0
      いいね!
      • まだ読んでる最中です。もともと吉川三国志から入っているので、劉備のキャラクターに驚きました。
        蜀中心っぽく劉備が善人らしく書かれてるのも物語としては好きでしたが、
        こちらの描かれ方も好きです。偏りがなくていいかなと。
        全巻大人買いしたので、読み終えたら詳しくレビューします。

        ----------------

        ちょっと読み進めたので追記します。

        初っ端ですが、いわゆる桃園の誓いみたいなことは無いです。
        劉備が秘めた熱い志を語るのがカッコいいです。
        「私は一人だ。名も財も無い。無から始めることゆえに、無に帰しても悔やまぬ。自分の命を自分の好きなように使う。笑ってくれていい。私の夢を押しつぶす事は誰にもできぬ」

        淡々と出来事が書かれるのではなく、心情をよく表現しています。人物の描き方が面白いです。
        呂布の男気がすごいのです。赤兎馬との別れが泣ける…
        貂蝉は実在の人物でもないですので、この作品にはいません。董卓への裏切りも、演義の美女連環計とかとは違います。
        どちらかというとこの作品は、裏切りといっても理由がちゃんとある
        そんな感じです。
        一人称視点の人物が結構変わります。
        劉備を善人、曹操を悪役と思いそうな演義のとは違って、いろんな人物の心の中にフォーカスを当てているので、個々の魅力を更に感じられるかと。
        張飛の乱暴さについても、、劉備の徳のために買って出てるんですよ、っていう表現もあります。督郵を殴るのは劉備の方の話ですし。

        吉川との違いというのをつい意識してしまいますが、
        それが面白いですね。
        ついじっくり読んでしまいます。

        最初に読む三国志は吉川をお勧めしますが、
        吉川じゃなきゃ、って方でも
        読んでみると、違った面白さがあると思います。
        三国志は同じものを題材にいろんな書かれ方をされているのも魅力だと思います。こんな捉え方もあるのかー、と。
        ぜひ読んでみてください。
        >> 続きを読む

        2015/04/21 by わだち

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      ホビットの冒険

      瀬田貞二 , J・R・R・トールキン

      岩波書店
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 映画3部作は視聴済み。事前に「指輪物語」を読み、この作品もいずれ読みたいと思っていた。購入も考えていたが、図書館にあったので借りて読んでみた。概ね映画版はこの原作に沿ったものだということが文章を読んで理解できたという点が感想。(映画版はエルフのレゴラスが出てきたり、スウマグにとどめを刺すバルドのエピソードが入るのだがそれが脚色だと知ることができた。)あと、違う訳者のバージョンも出ているらしいので機会があれば今度はそちらを手に入れて読んでみたいと思う。 >> 続きを読む

        2016/05/11 by おにけん

    • 4人が本棚登録しています
      アラスカの氷河 中谷宇吉郎紀行集

      中谷宇吉郎 , 渡辺興亜

      岩波書店
      カテゴリー:地理、地誌、紀行
      5.0
      いいね!
      • 「雪は天から送られた手紙である」という言葉で有名な、雪の博士こと中谷宇吉郎。
        その中谷博士がアメリカ、ハワイ、満州、アラスカなどを訪れた際の様子を記したもの。

        今まで自分の中で、中谷博士は人工雪の研究では世界的に名が知られているものの、研究活動自体は日本国内でのみ行っていたとばかり思っていた。

        が、本書の中での博士は世界を飛び回って、研究を行う颯爽とした姿を見せてくれる。
        考えてみれば、最初のイメージは根拠なしである上、研究が世界的に知られているのであれば、あちこちから声がかかるので、世界各地を飛び回る事になるのは当然ではある。

        本書は研究結果の報告や、研究過程の考え方などを述べたものでなく、日記なため、内容的に難しいものは少ない。

        招待されてアメリカを訪れた時、講演のオマケで日本文化について述べる、と約束した事が、オマケの方が主題のように報道され、冷や汗をかいた話
        があるかと思えば、
        満州を訪問した時は、日本の満州開拓のあまりもの準備不足ぶりを批判したりなど、内容は幅広い。

        読んでいて、博士が一番、楽しそうに描いているのは、やはり研究をしている時の様子。
        その時の様子が目に映るようだった。

        印象的だったのは、「地球温暖化」という言葉がない頃から、その事について、うすうす気が付いているフシがあった、という点。
        雪の博士の面目躍如、といったところだろうか。

        ただ「温暖化」については、未だに大した対応策を考えつけない自分達、「温暖化」自体を認めていない人々などを中谷博士が見たら、何と言うだろう・・・。
        >> 続きを読む

        2014/02/15 by Tucker

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    • 1人が本棚登録しています
      日本語のレトリック 文章表現の技法

      瀬戸賢一

      岩波書店
      カテゴリー:文章、文体、作文
      5.0
      いいね!
      • ・どんな本?
         レトリックについてエッセイや小説、詩などを通して30の技法を学ぶといった構成になっています。レトリックは5部門で構成されているとのことですが、本書では修辞(文体)部門を中心に見ていきます。修辞は表現に肉付けをすることで魅力的に見せる技法です。
         隠喩やパロディーといったおなじみのものから、くびき法や撞着法といった少し変わった技法まで紹介されています。
         
        ・レトリックってなに?
         本書ではレトリックについて次のように定義しています。『レトリックとは、あらゆる話題に対して魅力的なことばで人を説得する技術体系である』(p.7)
         

        ・レトリックを学ぶ意味は?
         私達人間は他人を説得するとき、あるいは他人に自分の考えを伝えるために言葉を使います。言葉を巧みに扱う技法であるレトリックを学ぶことで、自分の意見を魅力的に説得力をもって伝えることができます。これは議論の場で、あるいは会社の意思決定の場で強力な剣となってくれることでしょう。一方で魅力的な言葉で彩られた詭弁から、身を守るための盾にもなってくれることでしょう。
         

         
        >> 続きを読む

        2015/10/08 by けやきー

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    • 1人が本棚登録しています
      平家

      池宮彰一郎

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • この池宮彰一郎版「平家」を読了して思うことは、今までの「平家物語」が描く、"諸行無常の仏教文学"から、"高度な政治小説"へと変貌を遂げたのではないかという事です。

        作者の池宮彰一郎は、それまで、"巨悪"というレッテルを貼られていた平清盛を、強固な藤原官僚体制に果敢に挑戦した"改革者"としての視点から描いているのが、非常に斬新で画期的な歴史解釈だなと思いました。

        行き詰った国家体制の改革という点では、この作品のテーマは、完全に平成の時代の今と二重写しになっており、この小説の中に出てくる「人の食を分け与えられた者は、その国民のために死すべきである」との、痛烈な"官僚批判"は、現在の日本の政治家、官僚、役人などへの行き場のない憤りを覚えている身にとって、一服の清涼剤ともなり、日頃の渇きを癒してくれます。

        しかし、この優れた歴史小説の素晴らしさは、それだけではなく、作中の人物の平清盛以下、手垢のついた描かれ方をした人物は一人も存在しないという点なのです。

        その代表ともいえる人物が、通常、武家勢力が台頭してくる中で、対立する源氏と平家を巧みに操ったとされる後白河法皇ですが、特にこの長編歴史小説の下巻において、清盛の死が目前に迫った事を知った法皇が、嗚咽する場面は、単に"最大の政敵こそが最大の理解者"である、という事以上に、一代の英傑の志の行方を嘆ずる名場面として、永く歴史小説史上に残るのではないかと思います。

        そして、潰えたかに見える清盛の志が、"希望と諦観"の中から浮かび上がって来るラストの大原御幸まで、池宮彰一郎は生命を削りながら渾身の大作を完成させたのだと思います。
        >> 続きを読む

        2016/10/08 by dreamer

    • 1人が本棚登録しています
      オレ・ダレ

      高畠純 , 越野民雄

      講談社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • オレ・ダレ

        表紙からわかるとおり、大人が見たらすぐにわかるのですが、小さいお友達からすると難問がいっぱい詰まっています。

        黒い影を見ると、やっぱり怖くなっちゃうみたいで、ページをめくる度に、私の腕を掴んでいる手にキュッ♪って力が入るところがとってもカワイイでーす☆

        結局、全部のページで「お姉ちゃんと一緒だから怖くないよね♪」って励ましていました。

        なんだかわたしも一緒に冒険した気分でーす☆
        >> 続きを読む

        2013/02/19 by tamo

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    • 1人が本棚登録しています
      書いた落語傑作選

      立川談志

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 父が亡くなった。
        読もうと思って図書館から取り寄せて、結局読まず終いになってしまった。
        読みたい最後の本がこの、談志の落語だったとは。
        自分の落語をやるつもりで、そのネタ本として借りてきたのだ。
        代わりに娘が読んでやろうと思う。

        落語というのはしゃべるもの、聞くもの。
        「書いたもの」というのは、普通存在しないらしい。

        饅頭怖い/天災/松曳き/清正公酒屋/雪てん/豆屋/
        子ほめ/つるつる/庖丁/権兵衛狸/宿屋の富/らくだ

        上記12の噺が収められている。私が知っている噺が3つあった。

        「談志(わたし)の書いた落語は面白いのだ」と豪語する。
        「天才落語家の挑戦。名作落語が現代に甦る」とのコピー。

        落語は噺家が随時アレンジし、個性的な演技をし、自分の得意を持ち、演者によって違うものになる。
        クラシックの演奏家もそうだ。
        と、思っていたけれど。

        落げ(さげ)まで変えて演じることもあるのは、知らなかった。

        自分に談志が好きかと聞かれたら、好きじゃない。と答えるだろう。
        落語通ではないので、彼の「名人」な度合いがわからないのだ。(すみません)
        理屈っぽさと態度のでかさが目に付き鼻につくので、
        どうも単純に楽しめない。

        本ではひとつひとつの噺の後に、本人の解説が入る。
        なるほどこれは、落語についての知識が増えるし本人の意図がわかって有用だ。

        「子ほめ」の落げ、は変えない方がいいよ。
        「灘の酒」がわからないなら教えればいいし、昔の歳の数え方だって、こういう話があるから知るきっかけになる。
        そのチャンスを噺家が「通じない」って言って削除したら、
        知る機会そのものが失われるじゃないか。
        なんて、生意気に意見したくなったりした。
        談志はどう答えるだろう。

        本を読んで、二つの感想をもった。

        一つは、今までの印象通りの上から目線。
        彼は自分を「家元」と呼ぶのだが、それへの違和感。
        落語は「芸術」だろうか?
        伝統もある立派な「芸」だとは思うけれど。
        笑いというものが、緊張からの解放であるならば、
        偉い人がやっている芸術だと思ったら笑えないんじゃないだろうか?
        落語は反体制の芸だが、体制側の政治家やってたし…。
        このあたり、私にはよくわからない。

        もう一つは、情熱だ。
        古典落語は最近敬遠されている。理由はいろいろ。
        ウケるのが難しい、時代の流れにより通じない言葉、シチュエーションが多数ある、演る側が伝統を意識してしまい自己流がやりにくい。などだろうか。

        その古典落語にわざわざ「俺流」を投入するのが談志というわけ。

        自由に現代を混ぜ込み、知識を披露し、時に噺家が話に割って入る奔放ぶり。
        その無謀とも思われる勇気と才気は他の噺家にはないものなのだろう。

        「どこかで、己を出さないと満足しない芸人の業」

        落語への愛とわがままな生き方をまざまざと感じ取れる。
        こういう出版がなされたことが、貴重な試みであったと思う。
        >> 続きを読む

        2012/05/14 by 月うさぎ

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    • 1人が本棚登録しています
      大型版 あらしのよるにシリーズ(3) くものきれまに (大型版あらしのよるにシリーズ)

      あべ 弘士きむら ゆういち

      4.0
      いいね!
      • 「あらしのよるに」シリーズの第3弾。

        今回はメイがガブに会っている場所に、事情を知らない友達ヤギのタプが来てしまう事によるドタバタが描かれる。
        メイとガブの関係がバレてしまうかどうか、ハラハラする展開。

        タプはガブの姿がよく見えないので、まさかオオカミとは思わず、さんざんオオカミの悪口を言う。

        それを聞いても、メイの友達だから、と怒る事なくガマンするガブ。
        この辺り、ガブの人柄・・・いや狼柄が窺える。

        が、さんざんオオカミの悪口を聞かされた挙句、ついに一声吠えて、森の中に走りこんでしまう。
        ただ、それは相手を威嚇するためでなく、普通のヤギがオオカミの事をどう思っているかを知ってしまった悲しみの声。

        「もしかしたらメイも、心の奥底では、そんな風に思っているのでは」
        と思ってしまったのだろう。

        だが、メイは「そんな事はない」と否定し、また会い続けよう、と約束する。
        落ち込んでいたガブは、メイのその言葉に救われる。

        地味かもしれないが、今回はメイとガブがお互いを思いやる気持ちが印象に残った。
        >> 続きを読む

        2014/05/17 by Tucker

      • コメント 4件
    • 2人が本棚登録しています
      大型版 あらしのよるにシリーズ(4) きりのなかで (大型版あらしのよるにシリーズ)

      あべ 弘士きむら ゆういち

      4.0
      いいね!
      • あらしのよるにシリーズの第4弾。

        今回は、サスペンス(?)のような展開。

        ガブはメイにキレイな月を見せたい、と思い、ポロポロヶ丘へ誘う。
        が、折りしもオオカミのギロとバリーが、たまたまメイを見つけ、食べてしまおうとつけ狙う。

        バリーに、手伝うように言われるが、ガブは手伝うフリをして、メイを助けようと決心。
        ガブの活躍で、メイは無事。

        ただ、ギロやバリーと話を合わせるため、メイにも聞こえているのを知りながら「ヤギを食いたい」と言ったのを悔やむ。
        だが、メイの方もそれは充分、承知の上だった。

        それどころか、2匹は、それを冗談のネタにすることもできる間柄になっていた。

        ところで、ガブがメイをこの場所に連れてきたのは、ここから見る月がとてもキレイだから。

        特別編の「しろいやみのはてで」で出てくる事だが、ガブは何かツライ事があると、ここへ来て、月を眺めていたそうだ。
        仲間のオオカミに言ったら、バカにされるだけと思って、黙っていたが、メイは分かってくれそうな気がしたので、連れてきた、と話している。

        メイは元から「繊細」というイメージだったが、ガブも充分「繊細」なのだろう。
        「ロマンチスト」と言うべきか?

        だからこそ、2匹は、馬が合ったのかもしれない。4
        >> 続きを読む

        2014/05/25 by Tucker

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      このすばらしい世界 ロバが語った宇宙飛行士の話

      葉祥明 , 山口タオ

      講談社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
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      • すばらしい絵本だった。
        ぜひ多くの人に手にとって読んで欲しい。

        ガガーリンが、青い地球を見て、地上に戻ってきた後、町の人々がやってくるまでの間、ロバと話した事柄。

        もちろん、フィクションだけれど、とても考えさせられる、すばらしい内容だった。

        どうして地球は青かったのか。
        青い輝きの意味を知らなくてはならない。

        人間であればこそ、この青い輝きを見ることができ、心を響かせることができた。

        いまいちど、我々はそのことをよくよく考え直すべきなのだろう。
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        2013/06/08 by atsushi

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      春秋の檻

      藤沢周平

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 主人公の立花登は、江戸小伝馬町の牢獄に勤める青年医師。
        柔術の達人でもある。

        居候先の叔父夫婦の一人娘おちえは、現代風のバカ娘。

        主人公とおちえの今後の展開に目が離せない。
        >> 続きを読む

        2017/09/10 by Raven

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