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2003年4月発行の書籍

人気の作品

      老人と海

      アーネスト・ヘミングウェイ , 福田恒存

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね! Tsukiusagi Minnie su-kun sunflower cocodemer niwashi ryoh3 Hyonmin
      • 【忘れていた物語】
         私の手元にあるのは、新潮社文庫で、福田恒存(本当はもっと難しい字なのですが出ないので勘弁)さんの訳のものです。
         表紙も、この現在の文庫の表紙とは全く違っていて、当時の新潮社文庫の表紙絵はヘミングウェイの顔が描かれていました。

         さて、私の中に残っていた『老人と海』は、年老いた漁師が一人で漁に出て、カジキマグロの大物を釣り上げる死闘を描いた……という印象、記憶でした。
         それはそれでその通りなのでしたが、私の記憶からはサンチャゴ少年のことが全く欠落していたのでした。

         主人公の『老人』は、かつてはマグロ捕りの名手でしたが、今は年老いてしまい、お金もなく、うらぶれてしまっていました。
         ですが、漁師見習いみたいなサンチャゴ少年は、老人のことが大好きで、何くれと無く世話をしてくれていました。
         サンチャゴ少年も今では『老人』とは別の船に乗り込む漁師の端くれです。

         『老人』は、かつてのように大物のカジキをつり上げることを願い、ある日、一人で漁に出ます(漁ったってボートのような船ですよ)。
         そこで、大物のカジキをつり上げ、その後の死闘が描かれるという物語でした。

         幾日にも及ぶ死闘で、年老いてもうしびれて駄目になってしまった片腕を叱咤しながら何とか浜にカジキを持ち帰ろうとする『老人』が描かれます。
         『老人』は大リーグの野球が大好きだったんですねぇ(すっかり忘れていました)。
         大好きだったディマジオのことを考えながら自分を励ましたりもします。

         『魚類』との壮絶な戦いと言えば、すぐに思い浮かぶのは『白鯨』(鯨はほ乳類ですね)ですが、あれとは全く違うテイストの作品となっています。
         悲壮さがないのですよ。
         いえ、確かに壮絶な戦いなのですが、何故か乾いている……つまり、カラっとしているように感じました。

         結末はすっかり忘れていました。
         あぁ、こうなっちゃうんだっけ。
         短いお話ですので、私のように完全に忘れてしまった方は是非読んでみてください。
         敢えて結末は書きませんので。
        >> 続きを読む

        2021/05/24 by ef177

    • 他25人がレビュー登録、 91人が本棚登録しています
      金閣寺

      三島由紀夫

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! chao tomato tadahiko
      • 金閣寺に魅了された青年の青春とその喪失を描いた作品だと思いました。
        「金閣ほど美しいものは此世にない」と父の教えから始まり、「金閣を焼かねばならぬ」という考えにとりつかれ、実行するまでの過程。感情の一つ一つが妙に生々しく感じました。実行に移す前の不安から菓子パンと最中を購入して腹を満たす場面。疲労に襲われ一度は躊躇するも過去の記憶を遡り、辿り着いたその言葉でもう一度勢いを増して事件へと繋がっていく場面。成し遂げた後一服し、焼失した金閣と共に滅ぶのではなく生きようと思った気持ちとか。世間を驚かせた犯罪というよりは、彼自身の人間らしさが浮かび上がってきます。
        その後溝口は捕まるのでしょうが、生きることを選択した彼が、再び復元した金閣を見て、どのように感じたのでしょうか。実際の事件では、復元後、結核で亡くなっているようですね。

        父の教えがあったといえど、始めは実際に見た金閣に美を見出すことができずにいました。吃音であったこと、空襲の火に焼き滅ぼされる悲劇的な美しさを妄想させる時代背景、有為子、母、鶴川、柏木らとの出会いや衝突。一つ一つを溝口視点で心迷いながらも放火を決行していく。そして「世界を変えるのは行為ではなく認識だ」と言った柏木の言葉を理解します。そのすべての過程はなだらかに、確実に下り坂を下りていく感覚でした。自らの手で破壊する気持ちを共になぞっていったようです。大願を成就したときの気持ちはどれほどのものだったのだろうか。

        この作品、読みやすさを感じたのがとても意外でした。表現は難解ですが、三島さんの流れるような美しい文章に度々魅入られました。
        >> 続きを読む

        2021/09/27 by あすか

    • 他23人がレビュー登録、 77人が本棚登録しています
      斜陽

      太宰治

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね! KEMURINO mariak1994
      • 気になる一冊。

        図書館にて借りてみたいです。

        2016/03/15 by さおり

    • 他9人がレビュー登録、 45人が本棚登録しています
      アンネの日記

      深町真理子 , アンネ・フランク

      文藝春秋
      4.7
      いいね!
      • 第二次大戦中、ドイツ軍による強制収容を免れるために、13歳から15歳という二年余りの多感な時期を隠れ家で過ごしたユダヤ人の少女による日記。

        テキストには、アンネが自分に宛てた原型となる日記(aテキスト)、戦後の公開を意識した清書版(bテキスト)、戦後ただ一人生還した父のオットーによって編集された短縮版(cテキスト)の三種類がある。一般に先行して流布したのは短縮版だが、ここではアンネの母に対する非難や性的な話題などが削除されたとされる。その後、この三種のバージョンとオットーが保存していた資料を元にアンネ・フランク財団によって編集されたのが、本書の底本である完全版。

        日記はアンネが"キティー"と名付けたイマジナリーフレンドに向けて語る形式をとっている。父の職場にあった隠れ家に移り住んだのは、アンネたちフランク家4人と、ファン・ペルス家3人、それに歯科医の男を加えた計八人。日記の主な内容は、隠れ家における生活の様子と住人たちのいさかい、母や一部の同居人への反発、はじめは興味がなかったファン・ペルス家の一人息子であるペーターに対する意識の変化、ラジオや協力者によって漏れ伝わる戦況とそれを知った住人たちの反応など。序盤わずか30ページほどには、隠れ家に移るまでの学校生活も描かれている。家族や同居人や同級生に対する辛辣な批評、異性であるペーターと性への関心、ユダヤ人問題を含む社会への思いなど、全編を通じて思春期の少女の心のうちが赤裸々に綴られている。

        あとがきには、その後の調査によって判明した、逮捕された住人たちの最期と、唯一の生存者であるオットーの後半生が付け加えられている。
        >> 続きを読む

        2021/01/03 by ikawaArise

      • コメント 2件
    • 他5人がレビュー登録、 19人が本棚登録しています
      強く生きる言葉

      岡本敏子 , 岡本太郎

      イースト・プレス
      カテゴリー:人生訓、教訓
      4.7
      いいね! sunflower tadahiko
      • 本当に強い人とはこうなんだ。

        私にはまだまだたどり着けない言葉が
        たくさん詰まっていて。
        すごくよかったです。

        改めて本を読むことで
        学べる事ってたくさんあるなと思いました。
        >> 続きを読む

        2015/07/06 by みっちゃん

      • コメント 1件
    • 他3人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      美濃牛

      殊能将之

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね! ooitee
      • 探偵石動が初登場する1作目。

        奇跡の泉を取材しに来たフリーのライターとカメラマン。
        そこに話を持ってきた石動も同行するが、数日後首なし死体が発見される。

        1作目だからか石動の役割が違っているが、それはラストで明かされるというのがにくい。

        リゾート開発計画やわらべ唄。
        そしてタイトルにもある美濃牛を模した奇怪な殺害現場。

        そもそもがプロローグで犯人が提示されていることがすでにフリになっており、村の誰がそれなのかを最初から推測させる構成。
        そして一族の秘密だったり、首のない状態にした理由。
        不思議に思っていた句会がなぜ行われたかの理由など、すべては1つに収束してくるのがお見事。
        >> 続きを読む

        2021/05/04 by オーウェン

    • 他2人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      13ヵ月と13週と13日と満月の夜

      ShearerAlex , 金原瑞人

      求龍堂
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 小学生か中学生の時に
        妹が小学校の図書館から借りてきて
        それを私も読ませてもらいました。
        結果、妹、私共に大ハマり。
        ハラハラドキドキ、物語の中に入り込める、おもしろい話です。
        >> 続きを読む

        2015/11/01 by azure

    • 他2人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      若おかみは小学生!

      令丈ヒロ子 , 亜沙美

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      • 主人公の小学生が、『仕事を楽しむ』、『懸命に努力する』、そんなメッセージが描かれた本です。

        映画化にもなった本で大人でも感動してしまう内容です。

        小学生の主人公が祖母の旅館で若おかみを始める話で、シリーズものです。

        この本の話はグルメ大会に出てくるのですが、主人公が懸命にチャレンジする姿、そして大人たちが一緒に頑張る姿がとてもよかったです。
        >> 続きを読む

        2019/04/11 by 竹下真弘s

    • 他1人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      マネーロンダリング

      橘玲

      幻冬舎
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 今、世界の国々では、貧富の二極化が物凄い勢いで進行している。
        日本では、自宅以外の純資産が100万ドルを超える富裕層の億万長者が、百万人以上もいるとも言われています。

        そして、この富裕層の増加と並行して、海外のタックスヘイブン(租税回避地)や銀行の秘密口座を悪用した脱税も横行していますね。

        脱税の抜け道を防ぐためには、取り締まりの強化に加えて、国際的な連携が大きな課題ともなっている状況です。

        このような、現代社会の経済状況を背景にして、香港と日本で繰り広げられる節税や脱税の、あの手、この手を描いた橘玲の国際金融情報小説「マネーロンダリング」を読了しました。

        真山仁の「ハゲタカ」を読んでからというもの、経済をテーマとした小説の面白さに魅了され、次々と読破していく中で出会った1冊が、この本なのです。

        もぐりのフィナンシャル・アドバイザー。34歳の香港在住の男性。偽名を工藤秋生という。
        資産運用や節税の相談事はもちろん、「香港の銀行に新規口座を開設したいのでサポートして欲しい」とか「合法的に税金を払わなくてもすむようにするにはどうすればいいのか」といった日本人からの依頼や相談が、次から次へと持ち込まれる。

        つまり、国境を超えることで、税金を払わなくてもいい場合があるからなんですね。
        簡単な話、日本国内の金融機関で外貨預金をすると、問答無用で、利子に対して20%が源泉徴収される。

        それに対して、海外の金融機関なら、こうした源泉徴収はない-----しかも複利で増えていくと数年で大きな差がつくことになるんですね。

        若き日に大金をつかんだことで虚無感を知り、やりたいことが見い出せなくなってしまった秋生。
        ただ、お金についての知識はハンパではない。
        グローバル級なのだ。
        常に法律にのっとって考えられる、ベストな資産運用のあり方を追求する姿勢は一貫している。

        ある日、突然、香港にやって来た美貌の若林麗子。
        彼女から「婚約者の会社の口座から5億円を海外に送金し、経費ないしは損金として処理」して欲しいと依頼される。

        秋生はよく考えた上で、合法的な範囲内でそのやり方を伝授する。
        ところが、4カ月後、麗子は、5億円ではなく50億円のお金とともに行方を眩ませてしまう。

        いったい、何が起こったのか?-------。

        この作品のメインストーリーは、麗子の失踪の謎を明らかにしていく秋生の行動を中心に描かれていきます。
        そして、それを跡づけていく楽しみに色を添えてくれるのが「香港」という舞台装置なんですね。

        「命の次に見栄が大事」という香港人の気質、コネの大切さ、香港の生活・経済・金融事情が、この物語の中にうまく溶け込んでいて、ワクワクするほどの面白さなんですね。

        おまけに、日本の金融機関に勤務している者たちに、グローバルな金融知識が欠如していることや、マネーロンダリングの実態など、興味深いエピソードが満載で、一気に読了してしまいました。

        >> 続きを読む

        2021/08/15 by dreamer

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      いちごスウィーツ パティシエのとっておきレシピ55

      いがらしろみ

      祥伝社
      カテゴリー:食品、料理
      4.5
      いいね!
      • 山本あやさんのレビューで気になっていた本です。

        最近少しずつ寒さも和らいで春が近づいているのを感じ、特にお店にイチゴが並ぶようになったので、この本を買ってみました☆

        時間がかかるから、作る時は覚悟が必要なパイ生地を簡単に作れるのはとっても嬉しい!
        それだけでもこのレシピ本に出会えてよかったです☆

        季節の野菜や果物を美味しくいただくってとても幸せなこと。
        この本もしばらくは愛用することになりそうです。
        >> 続きを読む

        2014/03/15 by caramel

      • コメント 6件
    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      きっと飛べると信じてた

      牧野M.美枝 , MandinoOg

      ダイヤモンド社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      •  久しぶりに読んだオグ・マンディーノの本です。
        本作は彼の実体験を元にしたストーリーになっており、第二次世界大戦中の青年将校:ルーク・ガーディナー少尉が主人公となっています。

         読み物として単純にそこそこ面白いですが、やはりその中にマンディーノ流の人生に対するメッセージが織り込まれています。そして最後の方には、彼のほかの著作にもたびたび登場する言葉の贈り物がまとめられています。

         キリスト教をモチーフにしたものが多い彼の作品群の中にあって、本作はそこから少し外れたものになっている印象があります。マンディーノをたくさん読んでいる方には、かえって新鮮でいいかもしれません。

         本書に収められた言葉の贈り物「成功の種子」については、興味をもたれた方ご自身で触れることをオススメします。ただ、それ以外の部分で、本作の中で気に入ったフレーズを紹介してレビューの終わりにしたいと思います。

        「ルーク、一日は私たちの人生の縮図です。
         そして、好むと好まざるとにかかわらず、毎日毎日をつなげていかなくてはいけないのです。ビーズのように、一回に一つずつ。目覚めて、目の前にある炎だけが自分の対処できる炎なのです。
         夜、頭を枕につけたときに後悔がないように、その日を生きなさい。そうすればあなたは、もう一つ黄金のビーズをつなげることができます。すてきなビーズをたっぷりつなげていくと、やがて良い人生というとても貴重なネックレスを手にすることになります。ほかには方法がありません。成功と幸福への道はほかにはないのです。」
        >> 続きを読む

        2015/02/01 by kengo

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      逃亡作法 TURD ON THE RUN

      東山彰良

      宝島社
      カテゴリー:小説、物語
      2.0
      いいね!
      • 東山さんはこのミス大賞銀賞でデビュー。

        現在まで続く台湾出身という部分が物語に取り入れられ、台湾に日中韓を加えたエンタメ作品。

        キャンプと呼ばれる刑務所から脱走を試みる囚人たち。
        しかし外界にはその囚人たちに恨みを晴らそうと待ち構える者たちが。

        前半はかなり軽快だし、キャラも個性的な奴ばかり。
        ただし脱走した後はかなり破綻した感じを受ける。

        キャラにしても後の補足情報が多く、かなりこんがらがる。
        ツバメだとかカイザーだとかで通した方が統一感あって楽しめたと思う。
        >> 続きを読む

        2018/07/17 by オーウェン

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      ベロニカは死ぬことにした

      CoelhoPaulo , 江口研一

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:ポルトガル文学
      3.3
      いいね! Tukiwami
      • 精神病院に入れられたベロニカが、そこの患者(狂人)との交流を通して、生きること・死ぬことを見つめ直す。

        精神病院は、病院というよりも、シェルター・防護壁のような描かれ方をする。そこは、我々の生活する「日常」とは、異なるルールで、治療とは言いつつ、患者の過ごしやすい環境が整えられている。

        患者は、最初、治療および日常社会への復帰のために入院しているわけだが、いつしか、その防護壁に守られた生活に慣れてしまい、その中で暮らすことに慣れてしまう。病院の中で“生き生きと”生活できるものの、逆に外の世界では生きられなくなってしまうのだ。

        治療のはずが、“内と外”という観点で見たときに、不治の病を悪化させるかのような作用を生み出してしまうというパラドックス。
        ある環境への適応が、それ以外の環境への決定的な不適応を生み出してしまう。

        こういうことって、実はいろんな場面で見られるし、いろんな小説や映画で描かれてきたこと。
        世の中はこういうパラドックスにあふれているし、往々にして我々はそれに陥っていると思う。
        その壁を越えていく勇気・バイタリティをもっていたいものだ。
        >> 続きを読む

        2012/07/18 by zoomzoom

      • コメント 4件
    • 12人が本棚登録しています
      黒い童謡

      長坂秀佳

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 童謡をモチーフにしたホラー4編。

        童謡には隠された本当の意味が有るという設定による四季それぞれに対応した短編4編。

        古来よりあまり形が変わらずに口伝されてきた童謡は現代でも未だ霊力を持っている。

        ずいずいずっころばし、花いちもんめ、かごめ、通りゃんせ。
        それぞれの歌詞の由来から、秘められた怨みが現代に甦る。

        短編ということも有り、弟切草のような怖さは無い。
        >> 続きを読む

        2011/03/23 by ice

      • コメント 3件
    • 3人が本棚登録しています
      あやし

      宮部みゆき

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 何度か読み返しているのに、今回読んで「安達家の鬼」に今までになく感じ入ってしまったのはなぜなんだろう。
        「人として生きてみて、初めて鬼が見えるようになる」という言葉が心に突き刺さっている。私の目にはどんな鬼が見えるのだろうか。恐ろしい姿ではないことを祈るばかりだ。

        >> 続きを読む

        2017/08/30 by Kira

    • 16人が本棚登録しています
      ひらがなで読むお経 (角川oneテーマ21)

      大角 修

      5.0
      いいね!
      • ためになる

        2016/02/27 by 孝志 松元

    • 2人が本棚登録しています
      管仲

      宮城谷昌光

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 無能な権力者のお陰で波瀾万丈の人生を送ることになる天才の話はいつも心を揺さぶられる。現代でも野に埋れそうな天才は居るのだろうが、政界に出てくる気配がないのが残念。特に日本と中国に。管鮑の交は素敵過ぎ。 >> 続きを読む

        2013/06/15 by freaks004

      • コメント 1件
    • 1人が本棚登録しています
      フレディ―うぶごえのへんじ

      友野 康治

      3.0
      いいね!
      • 絵本コーナーで、子供が自分で選び、借りました。
        しかし、これは大人向けです。ひらがなで書いていますが、内容は多いです。
        ブリーダー一家に生まれた子犬が、ペットショップに行く日までに愛情をいっぱい注いだ事を父ワンコ目線で語っています。
        「オレを親にしてくれただけで、親孝行はもう終わっているんだよ。」
        「愛情をいっぱい注いだから、次の家族も大事に出来ると確信している」
        という、今子育てをしている当方にはずきんと来る表現でした。

        そして、my子供はペットショップに行く日のページで泣いていました。
        生まれて3ヶ月でパパと離れるのが可哀想だと、なんとかしたい。と言っていました。
        >> 続きを読む

        2015/06/14 by Beausoleil

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      変な人が書いた成功法則

      斎藤一人

      講談社
      カテゴリー:人生訓、教訓
      3.0
      いいね!
      • 本屋で斎藤一人さんの新刊を見たんだけど
        何冊か一人さんの本を持ってるので久々再読。其の1.

        前向きなれる本。
        宗教じゃないけど宗教っぽいかな?
        "その人なりに幸せになればいい"の言葉は
        宗教学者のひろさちやさんも同じ事を言ってる。
        やっぱそうなんだなぁ~と納得w(*゚o゚*)w

        ミカンはミカン、そのままで完璧
        勉強のできる子も出来ない子もそのままで完璧
        "人間は完璧"
        何かできない事がある人でも、何かできなくても完璧
        病気の人も、病気のままのその人で完璧

        私は私。
        あなたはあなた。
        あなたは『あなた』のままでいい。

        人間は一人ひとり、それぞれの魅力を持って生まれている
        魅力とは人を引きつける力
        魅力とは人それぞれ

        嫌なことばかりに焦点を当てていたら、
        その人生は嫌なモノになってしまう
        楽しいことに焦点を当てると
        人生が楽しくなる、心が豊かになるし
        その豊かな心で誰かを幸せにもできる
        イライラしてる人は他人にイライラしか与えない。

        人は人を変えることはできないし、
        人の波動を変えることもできない。
        自分を変えることができるのは自分。
        自分の波動を変えることができるもの自分。
        自分を幸せにできるのも自分。

        人はいろんな形で幸せになることができる

        大切なのは本人たちが幸せかどうか
        ホモはホモで幸せになればいいし
        レズはレズで幸せになればいい。
        男が女を好きになって必ず幸せになれるとは限らない。
        その場でそのまま幸せになればいい。


        波動には良い波動と悪い波動がある。

        豊かな波動は豊かな波動を共鳴し合って、
        豊かさを呼び寄せる。


        知恵は考え方から生まれる
        意地の悪い人は意地の悪い考え方だけしか出ない。

        実力のない人ほど頑固でプライドが高い。


        人間は誰しも否定的はものは好きではない。

        人間は生きてるから喜びを確かめることができる。

        *物事を否定的にとるか、肯定的にとるか、
         その辺の違いが人の人生を左右する。


        『あんな意地悪なこと言ったけど、根はいい人なのよ…』
        根がいい人からは、意地悪な言葉は出ません

        友達の旦那さんが前に同じ事言ってたの思い出して笑った!!(≧m≦)ぷっ!


        意地の悪い人からは意地の悪い言葉が
        妬んでばかりいる人の口からは妬みの言葉が、
        言葉は金太郎飴のようなもの
        肯定的な人はどこを切っても肯定的
        否定的な人はどこを切っても否定的
        一番大事な事はあなたが肯定的かということ。

        あなたが住む場所を照らすのはあなた。あなた自身。
        あなたが変えることができるのは、あなた自身


        『困ったことは起こらない』と考える。
        『困った』という波動が困ったこと。
        今あなたが乗り越えるのは今現在、あなたの目の前にある階段。
        あなたが乗り越えられる階段
        解決できる問題。


        成功は楽しむところから出発
        人を褒めて、褒めることから始める

        心が強くなる=肯定的な考え方。肯定的な言葉。

        頭にツヤのない人=天の加護がない
        顔にツヤのない人=世間の加護がない
        靴にツヤのない人=先祖の加護がない


        心の中に神様がいる

        偏見を捨てれば人はみな幸せになれる
        病気をしてる人も、病気のままで幸せになればいい
        (健康であっても世の中には不幸な人はたくさんいる)

        昔の事を引きずって、
        あーだ、こーだと言っても過ぎた時間は戻らない。
        今、悩んでるのは気持ちが疲れてるから
        時は気休めも必要。
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        2017/08/01 by あんコ

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      籤引き将軍足利義教

      今谷明

      講談社
      カテゴリー:日本史
      5.0
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      • 大売出しの福引から、あみだクジ、プロ野球のドラフト制度まで、抽選・クジ引きは、いまだに我々の身近な存在であり続けている。

        クジはゲーム感覚で現代人に受け入れられており、首相や国会議員の選出ならば、クジ引きで済まそうと思う人はまずいないだろう。
        しかし、かつて日本には、クジで選ばれた最高権力者がまぎれもなく実在したのだ。

        この中世史研究の歴史学者・今谷明著の「籤引き将軍 足利義教」ではまず、室町幕府第六代の「籤引き将軍」足利義教誕生までの経緯が、臨場感あふれた筆致で詳細に描き出され、「義教選出のクジにいかさまがあった」という説が批判される。

        次いで、これ以前にも鳥羽天皇などの皇位継承に際して、卜占やクジ引きが広く用いられた事実を指摘し、国王位さえもが神意によって決定された点に、中世日本の特色がみられるとする。

        クジによる国王選出の伝統があったこと自体、非常に興味深いが、この本の真骨頂はむしろこの先にある。
        著者は、古来からの卜占の歴史や中世の神仏観、世界各地のクジ文化にまで視野を広げ、卜占の世界史の中で、なぜ日本だけに、こうした現象が起こったのかを究明しようとするのだ。

        中世の神仏観に限ってみても、「神仏に寄進した土地は取り返せない」という法理や、熱湯に手を入れ、主張の真偽を火傷で判定する、室町時代の「湯起請」など、著者の目配りは驚くほど広範囲にわたっている。

        著者はそうした中世固有の諸現象と、それとは一見、無関係にみえるクジ引きによる国王選出が、根底において密接に結びついていることを明らかにしていく。

        もっぱら政治史や国家史が取り上げてきた王位継承の問題を、その背景にある神仏観やコスモロジーと関わらせて、いわば精神史の次元で読み解こうとした、注目すべき試みであると思う。

        それにしても、神意に基づいてクジで選ばれた足利義教が、その自信を背景として神がかりの恐怖政治を行ない、やがて家臣によって暗殺されるという結末は、歴史の皮肉としか言いようがない。

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        2018/10/06 by dreamer

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