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2003年11月発行の書籍

人気の作品

      アクロイド殺し

      アガサ・クリスティ , 羽田詩津子

      早川書房
      カテゴリー:小説、物語
      4.6
      いいね! chao Minnie shikamaru
      • 恥ずかしながら初めてアガサクリスティの作品を読みました。
        フェアかアンフェアか当時議論を呼んだとあり、ミステリー小説の歴史を感じます。
        ネタバレさせたくないのであまり書けませんが、イギリスでまさか麻雀をしてるなんて!ビックリしました。ひさしぶりに麻雀したいなあ。卓を囲んでおしゃべりするのが楽しいんですよね。だから負けてもいいのです笑
        >> 続きを読む

        2019/12/24 by たい♣

      • コメント 2件
    • 他14人がレビュー登録、 44人が本棚登録しています
      バッテリー

      あさのあつこ

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • 児童書?みたいな解説記述があります。
        確かに子供に読んでもらいたいと思ったと同時に、大人でも十分すぎるほどの面白さがありました。
        これからこの少年たちがどのように成長していくのか続巻が楽しみです。
        百田尚樹さんのボックスみたいな少年同士の青春成長物語だと思いました。
        ちなみにボックスは最高の作品の1つです。
        >> 続きを読む

        2018/12/29 by ryoji

    • 他7人がレビュー登録、 32人が本棚登録しています
      新選組血風録

      司馬遼太郎

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 歴史小説はあまり読んでなかったので
        司馬作品もあまり
        新撰組はいろんな媒体によって
        ずいぶん前から好きで、今回は私の中で
        男くさく、土のにおいがするような作品であった
        彼らに纏まりつく血のにおいは
        もちろんと言うのは本意ではないが、真に流れていた。
        >> 続きを読む

        2018/03/17 by kotori

    • 他3人がレビュー登録、 25人が本棚登録しています
      ポアロのクリスマス

      アガサ・クリスティ , 村上啓夫

      早川書房
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • 【ミステリにもクリスマス作品が結構あります。】
         本作は12月22日から28日までの出来事が描かれます。
         殺人事件が起きるのは24日、ポアロが解決するのは27日ですから実質4日間ですね。
         今回の被害者は、ゴーストン館に住む億万長者のシメオン老人です。
         彼は、若い頃、南アフリカのダイヤ採掘事業で大儲けしましたが、道徳的には決して褒められたような男ではなく、好き勝手な人生を歩み、外にも何人もの女性をつくり、また、妻を大切にもしなかったために妻は早くして亡くなっていました。
         今はすっかり年を取って衰え、長男であるアルフレッドとその妻と共にゴーストン館で隠棲していたのです。

         シメオンの一族は決してうまく行っておらず、疎遠な関係なのですが、シメオンはどういう風の吹き回しか、今年のクリスマスには一族をゴーストン館に集めたのです。
         国会議員をしているジョージは吝嗇家であり、その妻は浪費家でした。
         デヴィッドは画家ですが、母親っ子であり、母親が亡くなったのはシメオン老人のせいだと今でも深い恨みを抱いていましたが、妻の説得もあり、二人でゴーストン館にやって来ました。
         また、ハリーという放蕩息子がいるのですが、彼は若い頃に家を飛び出しており、今回久しぶりに舞い戻ってきました。
         さらに、シメオンには娘がいたのですが既に亡くなっており、その娘(シメオンの孫に当たります)のピラールもスペインから呼び寄せられていました。

         シメオンは、老境を迎えて一族を集め、温かいクリスマスを過ごそうとした……なんていうことでは全くありませんでした。
         シメオンはとことんひねくれており、不仲な兄弟たちを集めてさらにその諍いを助長するような言動に及び、また、遺言を書き換えると言い出し、お互いの不信感を募らせるようなことをします。
         
         そしてイヴの夜、自室に籠っていたシメオンの部屋から家具が倒されるような大きな物音が聞こえ、それに続いて悲鳴のような絶叫のような音が響き渡ったのです。
         兄弟やその妻たちは慌ててシメオンの部屋に駆け付けたのですが、部屋の唯一の出入り口ドアは内側から施錠されていました。
         ドアを破って室内に入ると、そこは血の海で、家具が引き倒され、その中でシメオンが喉を搔き切られて絶命していました。
         窓から人が出入りすることは不可能です。

         密室殺人なわけですが、室内には凶器がありません。
         通常、犯人が密室殺人を仕立てる理由は、自殺に見せかけるためというのが最もありそうな理由ですが、室内に凶器が残されていない以上自殺はありえず、一体何のために密室を作り上げたのかが全く分かりません(何故犯人が密室を作ったのかは最後に説明はされますが)。
         まぁ、密室の点については、早期にトリックが暴かれますのでこれが主要な謎ではありません。
         大体、物音が聞こえてから一族が駆け付けるまでわずかな時間しかなく、そんな短い時間で密室を作り上げ現場から逃げ出すというのは相当に難しいように思えます。
         また、シメオンは室内の金庫にダイヤの原石を保管していたのですが、それが紛失しており、殺人事件との関連も問題になってきます。

         さて、本作のミステリとしての出来ですが、とにかく読者に情報が開示される時点が非常に遅いのです。
         ポアロが関係者の前で謎解きを始めてようやく読者に明かされる情報も多く、それなりのほのめかしはその前にも多少は書かれているものの、それだけでこの真相を論理的に推理することはきわめて困難でしょう。

         私は、本作を読んでいて、まったく手がかりらしい手がかりも与えられないまま解決篇に入ってしまったという印象を強く持ちました。
         決め手になるような情報がほとんど読者に与えられないので、その点では不満の残る出来だと思います。

         トリックとしてはなかなか面白いものが用意されており、私もそういうことじゃないか?という想像(推理とは言えません)はしたのですが、それが正解だと判断できるだけの手がかりが与えられないのです。
         ですから、犯人を見破りたいという読者にはいささか不親切な構成になっています。

         巻末解説では、本作はクリスティの脂が乗り切った時期の作品であるとしてかなり高い評価を与えていますが、これは少々割り引いて読むべきだと思いました。
         もちろん、駄作ではありませんし、決して悪い作品ではないのですが、水準点というのが良いところではないかというのが読み終わっての私の感想です。
         なお、本作は一応クリスマスをうたっていますが、さほどクリスマス色は強く出ていないんだなぁ。


        読了時間メーター
        □□□     普通(1~2日あれば読める)
        >> 続きを読む

        2020/06/27 by ef177

    • 他2人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      秘密機関

      アガサ・クリスティ , 田村隆一

      早川書房
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • アガサ・クリスティはミステリーの女王としてあまりにも有名な作家ですが、今回読了した「秘密機関」は、1920年に「スタイルズ荘の怪事件」でデビューしたクリスティの第二作目の作品ですが、このデビュー直後に書いた何作かの"冒険スリラー"は、彼女の華やかでゴージャスな"本格ミステリー"のせいで、ほとんど忘れ去られているような気がします。

        この「秘密機関」は、彼女の"冒険スリラー"の代表作だと確信していますが、第一次世界大戦中にイギリス政府がドイツと結ぼうとした秘密協定の草案文書をめぐる陰謀に、主人公の若き男女トミーとタペンスが巻き込まれるという、"巻き込まれ型のスリラー"なのです。

        秘密文書の鍵を握る女性ジェーンはどこにいるのか、陰謀団の黒幕ブラウン氏とは誰なのか----という二つの謎を中心に、刻限までに秘密文書を回収しなければならないというサスペンスが、最後の最後まで私を惹きつけて離さない、これはまさしく傑作だと思います。

        監禁あり追跡ありのめまぐるしい展開も、非常に快調なテンポでスリリングに描かれていて、やはりクリスティは初期の頃からストーリー・テラーだったんだなと嬉しくなってしまいます。

        クリスティはこのトミーとタペンスという、主人公のコンビをその後も「NかMか」「親指のうずき」「運命の裏木戸」といった作品に登場させ、最後の作品ではなんと75歳前後の老人コンビになっているというのも非常に興味深く、彼女がこのトミーとタペンスのコンビにいかに愛着を持っていたのかがわかるような気がします。

        アガサ・クリスティの"冒険スリラー"の特色について考えてみると、一番怪しくない人間が犯人だという、「アクロイド殺し」に代表される"本格ミステリー"の謎を、この作品でもその"核"にしている事だと思うのです。

        そのために、この作品が"冒険スリラー"や"スパイ小説"でありながら、"謎解きミステリー"の要素が非常に濃いような気がします。

        もう一つの特色は、女性を主人公にして恋物語にしている事だと思います。つまり、ロマンス小説的な味わいもあると思うのです。

        そして、最大の特色は、物語の背景に必ず共産主義者がいて、その黒幕に国際的な犯罪組織やギャング団の首領がいるとの構造を持っている事だと思います。

        シャーロック・ホームズ物で有名なコナン・ドイル同様に、頑迷な保守主義者だったクリスティには、執筆当時の第一次世界大戦後の新しい社会の風潮が、"古き良きイギリス"を破壊していくように思えたのかも知れません。そういう混沌とした時代に対する"苛立ちと不安"が、クリスティの"冒険スリラー"には色濃く漂っているように感じます。

        とにかく、この作品は主人公のトミーとタペンスが「二人の年をあわせたところで、四十五にはならなかった」という若き日の冒険だけに、物語の全編を通して、溢れるほどの活力が漲っていたと思います。

        強烈な謎へのこだわりと巧みなプロットの展開を持つ、この作品のような"冒険スリラー"が、1930年代以降、彼女が"本格ミステリー"の世界へ移行したために、作品としてほとんどなくなっていったのは、"冒険スリラー"の大ファンとしては、残念でなりません。
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        2016/10/25 by dreamer

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      誰か

      宮部みゆき

      実業之日本社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 読了後はあまり残らない、インパクトが薄い印象でした。
        この著者の本は初めてだったけど、期待が大きかったのかこの評価になってしまう。
        ただ、自転車に轢かれて亡くなってしまった事件が、昨今の多発している自転車による事故を象徴しているかのように思えた、そんなタイムリーなものでした。
        >> 続きを読む

        2015/06/13 by がーでぶー

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    • 他2人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      ABC殺人事件

      アガサ・クリスティ , 深町真理子

      東京創元社
      カテゴリー:小説、物語
      4.7
      いいね!
      • エルキュール・ポアロの元に、"ABC"と名乗る者から届けられた挑戦状。
        "ABC"は予告通りに、アルファベットのAが付く地名の町で、Aの頭文字が付く者を殺害した。

        現場に"ABC鉄道案内"を残して。その後も次々と"ABC"による殺人は続いていく。
        エルキュール・ポアロとヘイスティングズは、この見えない敵の正体を暴く事ができるのか? -----。

        1936年までに、「アクロイド殺し」「青列車の秘密」、そしてこの「ABC殺人事件」のような作品まで書かれてしまったら、もはや他のミステリ作家が、オリジナルの作品を書けなくなってしまうのではないかと思えるほど、クリスティーの残した功績は物凄いと言えよう。

        この作品の「ABC」は、ミッシングリンクものの代名詞であり、現在でも有名な作品として位置付けられている。

        また、この作品は、それだけにとどまらず、ヘイスティングズによる記述の中に、犯人とおぼしき人物の行動を、カットバックにより挿入するという、当時としては斬新な手法を用いていたということも大きな特徴だと思う。

        故にこの作品は、本格ミステリ作品のみならず、サイコサスペンスとしての側面も持ち合わせていると言えるだろう。

        この作品は、クリスティーの作品の中のポアロ・シリーズとしては、ある意味、異端とも言えるであろう。
        私にとって、ポアロ作品とは、限られた登場人物と、限定された場所の中で、犯人が指摘されるという印象が強い。

        しかし、ここで起きる事件は、広範囲における無差別殺人事件が扱われており、現在に照らし合わせるのであれば、劇場型犯罪と言われるようなものになっている。

        そういった中で、最終的にはポアロの手によって、真犯人が明らかにされるのだが、それでも本格ミステリ作品として、全く損なわれることのない結末が付けられているのだから、驚くべき作品だと言えよう。

        この「ABC」は、ミステリ史において、貴重なプロットが使われたということだけでなく、一冊の本格ミステリとしての十分に完成度の高い作品に仕上げられていると思う。

        それにしても、本当にクリスティーの作品は、どれもこれも読み逃せないようなものばかり揃っているなと、改めて感じさせられた。

        >> 続きを読む

        2021/12/26 by dreamer

    • 他2人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      図書館の神様

      瀬尾まいこ

      マガジンハウス
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね! Moffy
      •  人と人との出会いは、読書みたい。
         こうして読書ログを書いているのだから、私はもちろん読書好きなのだけど、「そんなにたくさん読んでなんになるの」と思う人もいる。
         いつか、「読書は食事みたいなものだよ」と聞いたことがある。「何を食べたかは明確に覚えていないけど、それが確かに体となり、血となり肉となる」と。

         人との出会いもそうなのかも。
         主人公の清。多く辛い時間を経、重い過去を抱え、今を満足しようと思うも何かパッとしない毎日を送っている。
         けど、なんて多く恵まれている人でもあるのだろうと私は思った。
         危なっかしく不倫相手と暮らし、当然結果なく終わったけど、相手から教わったケーキの作り方はしっかりと清の一部となった。きっと、ケーキの作り方じゃない、他にある大切なこともたくさんあるだろう。
         教師と生徒という短い関係のなかでも、文学の楽しさを教えてもらった垣内君。そして、彼の生き方からもきっといっぱい学んだことだろう。
         いつもさり気なく姉を心配し、黙々と支える弟の拓実君。
         教師仲間、生徒達......

         辛い中、清はこれら全てを自分に取り入れ、ついに過去のページをめくり越すことができた。
         もう二度と会えないかもしれない、そういう人たちも、結局自分の中で生きているんだなぁ。
         そういう意味では、人生は出会いだけで、本当の別れなんてないのかもしれない。
        >> 続きを読む

        2017/11/29 by Moffy

      • コメント 1件
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      英仏百年戦争

      佐藤賢一

      集英社
      4.7
      いいね!
      • 佐藤賢一の「双頭の鷲」、「王妃の離婚」を読んで、その舞台となっている中世ヨーロッパ、なかんずく百年戦争について興味を持ったものの、中々良い資料が見つからなかった。

        しかし、何と都合のよい事に佐藤賢一自身が「英仏百年戦争」を新書で書いているというので、早速読んでみたのだが、期待に違わぬ内容であった。

        佐藤賢一は、小説家であると同時に、この方面の日本有数の研究者でもあるので、この本は、手品師が自ら手品のタネ明かしをしてくれているようなものなのかもしれない。

        この本であらためて、彼の碩学に驚かされてしまいました。
        「双頭の鷲」のベルトラン・デュ・ゲクランや、「王妃の離婚」のルイ12世が、一体歴史上、どの位置にあるのかがあらためて納得できましたね。

        それにしても、この時代に、佐藤賢一が目をつけたことが良く理解できます。
        それほどに、この時代は確かに面白い。
        日本の歴史において、戦国時代がずば抜けて面白いのと同じなのかもしれない。

        しかし、同時に、この本に書かれた百年戦争の通史と、その背景については、英仏の一般の人々は、どれほど知っているのかと思わないではなかった。

        「英仏百年戦争」とはいうものの、この戦いはそもそも、フランス人の間で争われたものであることとか、当時の英国の王は、すべてフランス人であってフランス語しかしゃべらなかったのだ。

        また、イングランドの地などは、大陸側からみれば、偏狭の一封土にすぎなかったなどということは、現代のイギリス人にとっては、全く聞きたくない話であり、又、フランスという国、そしてフランス人という意識が生まれたのは、漸く、この百年戦争の末期、ジャンヌダルクが登場するあたりからのことだということも、フランス人は知らないのではないだろうか。

        イギリスワインなどというものは無いにも関わらず、今も世界一のワイン屋はロンドンにある。
        イギリス人は、「ブルゴーニュもボルドーも元はと言えば英国の物だ」と思っているからだと聞いたことがあるが、それも、この英仏百年戦争の歴史を読むと、納得がいくんですね。

        >> 続きを読む

        2021/07/09 by dreamer

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      絵本のよろこび

      松居直

      NHK出版
      カテゴリー:読書、読書法
      5.0
      いいね!
      • 著者である松居直さんは、福音館書店を語る上で欠かせない存在だ。
        彼がいなければ今の様な福音館書店はなかっただろうし、絵本と言えば福音館とまでならなかっただろう。
        彼の絵本に対する情熱、真剣に子どもと絵本に向き合い、ただ単に何かを教える為でなく、楽しむ絵本を世の中へ送り出したいという気持ちが本書には散りばめられている。
        前半には、マリー・ホール・エッツの『もりのなか』や、有名な『おおかみと七匹のこやぎ』など具体的な絵本の読み解きが細かく書かれてあり、後半は著者の生い立ちから絵本の編集について書かれている。
        彼と共に絵本を世の中へ送り出した錚々たるお名前が沢山出て来て
        、松居直という人物が日本の絵本界にとって欠かせないということがあらためてわかった。
        書店でも、絵本の陳列に福音館書店のコーナーを作るのは必須だと聞いたことがある。
        松居さんの著書を読めば、それも納得。
        絵本の絵を読むこと。大人はつい文字を読んでしまうが、子どもは絵を読んでいる。だから、読み聞かせることが大切。
        そして大人は、例え絵を読み、何か発見があったとしても、それを子どもに言ってはいけない。子どもはそれを自分でいつか発見するだろうし、その体験こそが大切なのだ。
        大人になった今、もう一度絵本をじっくりと堪能したい。
        >> 続きを読む

        2014/11/03 by ayu

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      予告殺人

      アガサ・クリスティ , 田村隆一

      早川書房
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • まずまず面白かった。
        犯人の目星はすぐつくんだけれど、動機の推理が難しい。
        なぜ予告殺人までしたのかと。

        あと家政婦のミッチーの嘘がかなりの混乱要因。
        美人の下宿人が第一の被害者と事件前に密談していたという嘘。
        これが単なる嘘とは。。。これには苦しめられた。

        しかしこの初期?の作品と比べると最晩年のスリーピングマーダーは文調がかなりしっかりしてたと感じる。
        >> 続きを読む

        2017/08/19 by フッフール

    • 他1人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      たったひとつのたからもの

      加藤 浩美

      3.5
      いいね!
      • 先生に薦められ、その足で本屋へ。
        余命1年と宣告されながらも、6年間を精一杯生きた秋雪君と家族の物語です。
        ぎゅっと詰まっていました。読んだ後は大切な人と会ってそばにいたくなります。
        秋雪君がとても愛らしい。
        >> 続きを読む

        2015/09/13 by marsa

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      水の中のふたつの月

      乃南アサ

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 仲良し少女三人組の過去と現在において、秘密の儀式を共有するお話。乾くんがあっさり殺されたりするので、サスペンスなのかな。とても読みやすくて楽しめた。 >> 続きを読む

        2019/08/11 by 和田久生

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      螺旋階段のアリス

      加納朋子

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね!
      • サラリーマンから私立探偵に鞍替えした仁木と、その事務所に助手としてやってきた美少女の安梨沙。
        2人が奇妙な依頼を解決していく7つの短編集。

        タイトル通り不思議の国のアリスのキャラクターを事件に投影しており、それが事件解決の手掛かりに。

        4回離婚した夫人が財産確保のため金庫の鍵を探してほしいだとか、浮気調査なのに自分が浮気してないかを見張ってほしいだの。
        この捻った依頼が、ライトな感覚でスラスラ読める仕上がり。
        >> 続きを読む

        2018/08/30 by オーウェン

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      13歳のハローワーク

      村上龍 , はまのゆか

      幻冬舎
      カテゴリー:労働経済、労働問題
      4.5
      いいね! aimi
      • 大人が読んでも楽しめる・ためになる本だと思います。

        進路に迷った時や、どんな職業があるか、その職業をするにはどうしたらよいかなど簡単に書かれています。
        たまにこんな職業もあるのかと発見もあります。

        進路に迷ったら、自分の夢を考えたい人はまず読んでみるといいかもしれません。
        >> 続きを読む

        2013/06/28 by BlueBull

      • コメント 4件
    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      虚栄の市

      中島賢二 , ThackerayWilliam Makepeace , 三宅幾三郎

      岩波書店
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 2巻です!
        正月休みに1巻を読み終わって、早速2巻に進みました。
        2巻ではもう一人のヒロイン、アメーリアにズームアップです。

        善良なお嬢さんを絵に描いたようなアメーリアですが、父親の破産で幼馴染との結婚が危うくなります。父親というのは株式仲買人なのですが、ナポレオンがエルバ島から脱出して返り咲いたおかげで、もっていた公債が大暴落して破産したのです。欧州って、こんな頃からマネーゲームしていたんですね…資本主義の年季が違います。
        なんやかんやありながら、なんとか無事に結婚することができたアメーリア。しかし、夫のジョージは軍人なので、返り咲いたナポレオンを倒すべくベルギーに向かうことになります。ワーテルローの戦いです。当時は奥さん連れで戦地の近くまで向かうことがあったんですね。1815年、まだ家柄がものをいう時代です。華やかな騎兵もいる時代ですね。この辺、現代の感覚とは違うんですが…世界大戦以前の戦争が、それぞれの時代でどの程度異なるのかがうまくイメージできないので困るのですが、銃剣とかは使っていた時代のようです。主な移動手段が馬だった時代。

        この作品の面白いところの一つは、ある意味で歴史小説になっているところで、当時の時事ネタがふんだんにちりばめられているのです。ナポレオンの返り咲き、そこからのワーテルローの戦い。2巻ではワーテルローの戦いが終わるところまでです。何度も1815年、と出てくるので、さすがに覚えてしまいました。フランス革命が1789年なので、このときのフランスはほんとにごちゃごちゃしていますね。

        スタンダールとかバルザックとかユーゴーなどはこのあたりの時代の人なので、フランス人としてこの時代を見ていたんですよね。彼らの観方と、英国人であるサッカレーの観方というのはやっぱり違うわけで、でも長い付き合いのある隣国でのことなので、完全に他人事ではない。ついでに言うとサッカレーは1811年生まれで、1816年に出生地インドからイギリスにやってきたとのことなので、1815年のワーテルローの戦いをこの目で見たというほど近くにいたわけでも大きかったわけでもないのですが、親世代からいろいろ聞いたのでしょうねぇ。現代の私たちにとっては歴史上の話でも、当時のサッカレーにとってはつい最近の現代史だったわけです。うーん、19世紀は遠いですね。

        そもそも虚栄の市が発表されたのは1847年とのことですが、軽くググってみたところ、フランスは第二共和政、これからルイ・ナポレオンが台頭してくるところでした。サッカレーの祖国であるイギリスは、ボナパルトの脅威も去り、産業革命に精を出して、けっこう平和だったようですね。というかイギリスは自国を戦場にしたことがあるのでしょうか。あんなにいっぱい戦争してるのに、だいたい大陸側までお出ましになるか、海の上で一戦交えている印象が強いので…

        この作品を読んでると、当時の時代背景が気になっていろいろ調べてしまうのですが、探せば探すほどいろいろ出てきてきりがないです。しかし楽しい。
        とりあえずストーリーの感想としては、結婚するなら断然ドビン大尉だってことです。いい人すぎる。いずれ愛しのアメーリアと結婚できそうな雰囲気なので、楽しみにしています。
        3巻を読むのは、少し先になりそうです…
        >> 続きを読む

        2016/01/05 by ワルツ

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      紅い高粱

      莫言 , 井口晃

      岩波書店
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
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      • 匿名

        ノーベル文学賞受賞をきっかけに購入。

        2013/02/28 by 匿名

    • 2人が本棚登録しています
      金のさかな―ロシアの民話 (世界のお話傑作選)

      アレクサンドル プーシキン

      5.0
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      • プーシキンが原作のロシアの民話っぽい物語の絵本。
        面白かった。

        人間の傲慢さについて考えさせられる。 >> 続きを読む

        2014/04/17 by atsushi

    • 1人が本棚登録しています
      犬の方が嫉妬深い (角川文庫)

      内田 春菊

      4.0
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      • 教訓

        相手の出方次第では言わなくてもいい悪口を言わざる得ないこともある
        怒るべきこと悲しむべきことを言われたら無理して笑ってはいけない
        感謝ばかりしていると相手に図に乗られたり判断力が狂ったりする
        行動の伴わない人の名言を心の支えにしてはいけない
        別れ話を嫌がる相手が自分のことをまだ好きでいるとは限らない
        同じ場所で長年生活している同士でも相手にとっての事実と自分にとっての事実は違う
        >> 続きを読む

        2017/08/07 by kikima

    • 1人が本棚登録しています
      湘南人肉医

      大石圭

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • 倒錯的な嗜好と天才的な技術を持った主人公が、自らの食欲を満たすために女を狩る話。堅苦しすぎない軽快な文章でサックリ読み終えることが出来た。面白かった。 >> 続きを読む

        2017/06/14 by メンチカツ

    • 1人が本棚登録しています

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