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2004年1月発行の書籍

人気の作品

      ドミノ

      恩田陸

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 登場人物は多いけれど、キャラが立っててこんがらがることはない。
        東京駅を中心としていろんな人間の行動がまさしくドミノのように繋がっていき、
        大円団を迎えるドタバタコメディ。

        特別印象に残る小説ではなかったけれど、あっさりさっくり読めるこういう読書もいい。

        あ、ダリオ!君にはやられたなぁ。
        >> 続きを読む

        2017/01/22 by ねごと

    • 他3人がレビュー登録、 44人が本棚登録しています
      生まれる森

      島本理生

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 図書館の「本日返却された小説本」の棚から借りてきた。先日テレビでお散歩番組に出ているのを見て、面白そうな人だなと思ったが、手にしたのは初めて。主人公が少し変わった恋愛で、自分が思うより病んだ経緯が描かれている。リアルだなーと思った。 >> 続きを読む

        2018/10/22 by umizaras

    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      老年について

      中務哲郎 , Cicero,Marcus Tullius

      岩波書店
      カテゴリー:古代哲学
      4.5
      いいね!
      •  カエサルと同時期を生きたローマの哲学者、キケローによる老いと死をテーマにして書かれた本です。やはりこういう誰もが通る道にかんしてはどの時代の人も考えることは一緒なのでしょうか。

         この本はキケロー自身が老いや死について直接的に述べるという形はとらず、キケローよりもかなり上の世代であるカトー(大カトー)というローマの政治家が、同じくローマの武将である小スキピオとラエリウスという2人の若者に対してテーマについて説くという形を取っています。つまりこの本の内容に書いてあることをカトーが思っていたかどうかなど推測すらできないのですが、話に説得力を持たせる1つの技なのでしょう。

         この本が言いたいことを大雑把に纏めてしまうと「自分の老いを嘆くのは間違いである」となります。自身が若いころから研鑽を怠らなければ、喩え華々しい過去が無かったとしても老年期を穏やかに過ごすことができ、死も恐れることはないと(カトーの言という形をとおして)キケローは述べています。また、次世代のために残してやるものを育てなければならないとも書いてあり、2000年以上の前の本ながら思わず頷いてしまう部分も多くあります。

         個人的な見解ですが、タイトルに反してこれは年老いてからというよりも若いころに読んでおく本ではないかと感じます。ページ数も少なく、また非常に読み易い訳し方がされているため、敷居も低いと思います。この本の続編にあたる「友情について」も含め、ぜひ一読をお勧めします。
        >> 続きを読む

        2017/04/02 by aokaze

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      黒い仏

      殊能将之

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 5回目くらいの再読。
        個人的には好きな作品だが、コアな本格ミステリファンの間では不評だった記憶がある。
        SF的なルール世界を予め提示したうえでその枠組みの中で本格ミステリを紡ぐ作品は、西澤保彦や今村昌弘が得意とするところだが、この手の作品は本格ミステリファンに受け入れられやすい。
        ただ、現実世界をベースとする本格ミステリが実はSF設定でしたというオチの本格ミステリは、コアなファンからは敬遠されがちだ。
        笠井潔も評論で述べていたが、この手の作品はかなりの枚数を割いてSF設定の必然性を読者に納得させる必要があり、数少ない傑作として山口雅也「奇偶」や麻耶雄嵩「夏と冬の奏鳴曲」が挙げられるだろう。
        >> 続きを読む

        2019/03/16 by tygkun

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      絶叫城殺人事件

      有栖川有栖

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 連続ドラマを見たきっかけで、ハマった火村英生シリーズ。

        今回は第一話「絶叫城殺人事件」が収録されている小説を。

        この小説は、全6話収録されていて、どの話も変わった館が舞台となっています。
        その館の名前がどれも奇妙なものばかりでした。

        事件としては、「絶叫城」はもちろんの事、「黒鳥亭殺人事件」や「雪華楼殺人事件」が面白かったです。
        >> 続きを読む

        2016/03/25 by ゆずの

    • 他1人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      ライオンハート

      恩田陸

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.2
      いいね!
      • 何が言いたいのかわからない。私に理解できないだけなのか?と思って、他の感想サイトとか巡ってみたけれど、時を超えて巡り合う、まあなんてロマンティック、という事らしい。
        生まれ変わり?時空を超えて、っていうか飛び超え過ぎ。あっちこっち飛び散り過ぎ。始めの章のエリザベスはエドワードが自殺しようとしているのを止めたかったのではなかったの?でも45年後のエリザベスはエドワードを素敵な人とは思っても、恋人の待つカフェにウキウキ向かう、その途中で流れていた音楽がケイト・ブッシュのライオンハート。???
        かと思いきやエリザベス一世の話になったり、それぞれその時々で違う伴侶がいたり・・。エリザベスとエドワードでなければならない必然性もわからないし、どこに軸を持って読めばいいのかわからない。でも、この世界観が好きって人にはたまらないのかも。私には必要の無い本であった、という事が理解できただけである。
        >> 続きを読む

        2017/06/18 by チルカル

    • 他1人がレビュー登録、 18人が本棚登録しています
      冬の犬

      中野恵津子 , MacLeod, Alistair, 1936-

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 北アメリカの5大湖の東オンタリオ州から東に位置する半島の先、左には「アン」のプリンスエドワード島が見える。
        そこにケープブレトン島ある。ガボット海峡を越えるとニューファンドランド島。
        イギリスから渡ってきた最初の人々が住み着きそこで根を張って、子孫を増やしてきた。言葉はいまだに古い人たちはイギリス、スコットランド地方の、ローランドまたはハイランドなまりを聞くことが出来る。
        その島で育った、アリステア・マクラウドの珠玉の短編集。

        彼は31年間に16編の短編を書いた。この「冬の犬」は後半の8編を納めている。

        何代にもわたる家系を引き継ぎながら、狭い島で農業と牧畜で暮らす人たち。四季を通じて周りの海は姿を変え色を変え、日に染まった夕暮れ、霧の深い朝。四季それぞれの移り変わりの中で暮らす子沢山の一家の一日であったり、兄弟の絆や、父親が息子に伝える、牧畜の智恵だったり。忘れていた遠い暮らしの懐かしい風景が繰り広げられる。
        今は移住者も分化して血のつながりも曖昧になったがやはり名前を聞くと遠い遠い血のつながりがあるような人たちや、よそからきて住み着いた人たちとの交流、牛の種付け、馬の交配。生まれる子どもの世話。春から始まる牧草集め。暮らしは営々と続いている。

        四季折々のささやかな心浮き立つ行事の様子など、すべてが命を繋いでいくという終わりのない生活の中で、悲しみや喜びを載せて鮮烈にまた刺激的な出来事もこめて、濃く暖かく暮らしを描きだす。
        時には厳しい雪との戦い、馬で走ると巻き上がる光の粉の様な雪のかけら、馬の白い息。都気に襲う猛吹雪。冬の描写は美しく厳しい。
        春一面の芽を吹く一面の緑。そのなかでで生きている人と家畜の愛情深い交わりが今では遠くなった暮らしをしみじみと見せてくれる。


        「幻影」

        船の舳先からカンナ島の湾曲した先が見える。小さな半島だったが当時は船で行くのが近かった。やっと許されて双子がそこに行き、不思議な盲目の老婆に会う。その先に2人の曽祖父と曾祖母が住んでいた、雨を避けて駆け込んだ盲目の老婆の荒れた家の中は、犬と猫がすみつき、寒い日は壁板をはずして燃やしているようだった。
        ある日遠く黒いけむりがたち昇るのが見え老女の家が焼けたのを知った。盲目の父はその半島の昔のことを知っていた。
        今では車で海伝いに池が近い距離だが、子ども時代には遠く離れた不思議な島だと思っていた。陸地では酪農、海では兄弟は父とともに海老もとっている。なんだか「フォレスガンプ/一期一会」を思い出した。、子犬を拾って育て、その犬の子どもたちに殺された話。それは今でも死を前にした人の前に灰色の大きな犬が幻のように現れるという、その言い伝えは心の奥深くひそかに受け継がれていた。父の臨終で犬の気配はないか、父は何かを怖がってはいないか。子どもたちは息をつめて見守っている。

        冬の犬

        12歳のとき子犬が箱に入れられてやってきた。犬は大きくなるにつれ足は毛で覆われ、コリー特有の金色の毛に変わった。しかし訓練しても役には立たなかった。犬はますます大きくなり、羊は追い払う役立たずの乱暴犬になった。
        力があるのでそりをひかせて流氷を見に行った。アザラシが流れているのを見つけたが重くて海岸まで運ぶのに骨が折れた。氷の割れ目に半分浸かりながらもがいていると、流れていく流氷を飛び越えて犬は案内をするように走り陸にあがった。そしてなぜか安全な氷を渡ってまた戻ってきた。
        風の強い日だったので私の声が聞こえたのかそれは知る由もなかった。
        家にそっと帰り誰にも気づかれず服を着替えて居間に戻った。犬はそのまま寝そべっていて「どこへ行ってきの。こんなにびしょびしょで」叱られる前にわたしは犬の周りを何気なくモップで拭き取り。犬に助けられたことは誰にも言わなかった。それから二度目の春。こんもりした丘の上に座っていた犬が撃たれた。弾は肩を射抜き犬は宙に跳び上がった。それでも1キロも歩いて家に帰ろうとしたのだ。
        犬は私たちと暮らしたのは短い年月で、犬はいわば自業自得で自分で運命を変えたのだが、それでもまだあの犬は生き続けている。私の記憶に中に、私の人生の中に生き続けている。

        「完璧なる調和」

        父、アーチボルトはみんなでゲール語の歌を歌ってほしいと言うリクエストが来た。ちょっとした紹介番組だったが、歌を途中で切られるのが気に食わなかった。でもアーチボルト一族の歌のうまい人たちが集まった。
        最後まで読んで、長い長い涙まじりの溜息が出た。

        たまにこうした「完璧な宝石のような文章」といわれている本を読むのも読書の楽しみかもしれない。何を読んでもすぐに忘れるのに、これは何かいつか見たことや感じたことが思い出されるようだった。長く記憶できそうな作品だった。
        >> 続きを読む

        2016/09/13 by 空耳よ

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      日本はどう報じられているか

      石沢靖治

      新潮社
      3.0
      いいね!
      • 自分が思っている程、外国人は日本に関心がないって事だよね。関心があっても印象が悪いことの方が多い。正しい情報が世界に発信されていないから、誤報がまかり通る。怖い怖い。 >> 続きを読む

        2013/06/15 by freaks004

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      茶色の服の男

      アガサ・クリスティ , 中村能三

      早川書房
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • スリルがある冒険サスペンスで、ドキドキするロマンスがあって好きな作品の一つ。
        アガサが書くロマンスはやっぱり女性目線で、憧れる恋愛だからすごく好き。
        やっぱり犯人は最後の最後までわからなかった。
        >> 続きを読む

        2014/10/31 by えま子

      • コメント 4件
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      すっぴん魂

      室井滋

      文藝春秋
      カテゴリー:演劇
      3.5
      いいね!
      • 猿岩石に会いに行った話はなっかしかった。室井さん、当時も結構人気あったのでビックリでした。
        >> 続きを読む

        2015/07/24 by kazenooto

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      敗北を抱きしめて 第二次大戦後の日本人

      DowerJohn W , 高杉忠明 , 三浦陽一

      岩波書店
      カテゴリー:日本史
      5.0
      いいね!
      •  直接的には、開沼博さんの影響で読んでみることにした本です。開沼さんは、「原子力ムラ」は、戦後の日本が敗北を抱きしめたように、原発を抱きしめた─というアナロジーで、たびたびこの本に言及しています。昨年話題になった「戦後史の正体」(孫崎亨)でも引用されていたかもしれません。
         
         たまたま「舞踏会に向かう3人の農夫」、「写真小史」に続いてこの本を読む形になったのですが、その流れの上でこの本を読むと、そこに収録されている戦後日本の写真が、ことのほか心にしみます。
         特に、1946年12月に品川駅に到着した、満州からの引き揚げ途中で孤児になったこどもたちの写真。右側のこどもは首から家族の骨と灰が入った箱を下げています。おかっぱ頭のこの少女はこのとき7歳ですが、年に似合わぬ厳しい表情をしています。父親は奉天、母親は葫蘆島(遼東湾に突出した半島だそうです)、妹は佐世保で亡くしました。この写真に至るまでにどれほどの涙を流してきたことでしょうか、この写真の後、少女はどのような人生を送ったのでしょうか。
         
         GHQが、あたかも戦前の桎梏からの解放軍のように歓迎された時代を経て、1947年の2.1ゼネスト中止指令で逆コースがはっきりしてくるあたりで、上巻は終わります。
         非常に興味深いのは、占領軍相手の売春婦たちの世界、手に負えないエネルギーに充ちた闇市、価値体系の転換を表現した「カストリ文化」といったサブカルチャーを、敗戦による「虚脱」状態の混乱と絶望を示す具体例であるとする一方、生命力と本能とさらには色情さえ駆使して「虚脱」を乗り越えた実例として分析した部分です。
         単数形の「日本文化」や「日本の伝統」なんて存在しない。語らねばならないのは複数形の「日本文化たち」や「日本の伝統たち」なのだ、と筆者は言います。
         ぼくは、「日本人とはこういうものだ」という誇らしげな日本人論も、「日本人ってどうして〜なんでしょうね」といった自嘲的な日本人論も、どちらも嫌いなのですが、それは、もともと単純化できるはずのないものを無理やり単純化して省みない粗雑さに対する嫌悪感だったのかもしれない、とこの本を読みすすめながら考えています。
        >> 続きを読む

        2013/07/18 by 弁護士K

      • コメント 6件
    • 3人が本棚登録しています
      敗北を抱きしめて 第二次大戦後の日本人

      高杉忠明 , 田代泰子 , 三浦陽一 , DowerJohn W

      岩波書店
      カテゴリー:日本史
      5.0
      いいね!
      •  闇市や「カストリ文化」といったサブカルチャー、GHQを「解放軍」と受け容れた人々を中心に描いた上巻に対して、下巻では、昭和天皇、日本国憲法、東京裁判といった歴史のメインストリームが描かれます。いわば、上巻が下部構造で下巻が上部構造といった趣です。

         上巻のレビューに、emiさんから「自分がその歴史を余りにも知らないことに驚かされました」というコメントをいただいていますが、わたしもまったく同じ思いです。
         仕事柄、日本国憲法の制定過程については勉強してきましたし、薬害エイズ事件やハンセン病問題の関係でも、GHQの占領政策を調べたことがあります。しかし、占領政策の全体を、大きな歴史の流れの中に位置付けてみたのは初めてのことで、眼からウロコの記述がやまほどありました。
         改憲論者からはアメリカによる押し付け憲法と批判される日本国憲法ですが、これを「押し付けられた」のはいったいどのような人々だったのか、という視点を持てるのも、単数形の「日本人」ではなく、立場を様々に異にする「日本人たち」を描くという筆者の姿勢によるものだと思います。

         読み終えた次の朝、日テレ「ZIP!」で、「風立ちぬ」の劇場版予告篇が放映されました。はじまったとたん、ジブリのアニメが、この「敗北を抱きしめて」に描かれている日本と重なって、涙がこぼれました。
         年をとると涙腺がゆるくなって困ります(^_^;)
        >> 続きを読む

        2013/07/23 by 弁護士K

      • コメント 6件
    • 1人が本棚登録しています
      虚栄の市

      中島賢二 , ThackerayWilliam Makepeace , 三宅幾三郎

      岩波書店
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 第三巻。アミーリアは夫を亡くし、息子を生きがいに貧乏に暮らしています。一方世渡り上手なベッキーは社交界の花形となり華々しく暮らしますが、実際そんなに稼いでいるわけでもなく、ついに破局も訪れます。

        メインはベッキーのほうで、たまにアミーリアの様子が描かれます。
        立ち回りのうまいベッキーと、貧困にあえぐアミーリア。しかし巻末までいくと、この後の二人の運命がちょっとわからなくなってきますね。まぁベッキーはあれだけ才覚があるし、ハングリー精神もあるので、心配はしませんが。

        ドビン氏は相変わらずアミーリアに忠誠を誓い結婚もせずにいますが、報われません。アミーリアは少女マンガで主役を張るタイプですが、そういう女の子(って歳でもないですけどね、もう。子持ちですし)にありがちなように鈍感で意図せず他人を傷つけます。もう、ほんとうに、ドビン氏が気の毒で…。
        ベッキーはベッキーでパトロンを得て抜け目なくお金を巻き上げて、けど借金の支払いはせずにへそくりとして隠しておくしたたか具合。夫のロードンのことはお気に入りなので捨てたりはしませんが、侮って軽んじているのは確かです。油断しましたね、ベッキー。奢れるものは久しからず、なかなか波乱万丈な生活を楽しんでいらっしゃるようで。ロードンはすっかりおとなしい亭主になって、息子のことを目に入れても痛くないくらいかわいがっているのが、なごみます。ベッキーの激しさをみていると、ロードンがかわいくて。稼げないダメ亭主かもしれませんが、善人だなぁと思います。学はなくても漢気はあるし、なかなかいい男なんですが、ベッキーにはかなわないでしょうね…それだけにベッキーにとってはかわいくて仕方ないだろうとは思いますが。

        次が最終巻です。サッカレーはどんな幕引きをみせるのか楽しみです。
        >> 続きを読む

        2016/01/30 by ワルツ

    • 1人が本棚登録しています
      平成三十年

      堺屋太一

      朝日新聞出版
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 官僚の立場から、閉塞感漂う日本社会が描かれています。今年は平成26年、この本の初版が平成16年ですから、今から約10年前に当時から約15年後の世界を描いた未来小説です。

        当たっている描写も少なからず散見され、これから社会がどのように変わっていくのか考えるネタになります。また一方で、官僚や政治家の記述も多く、その考え方や行動規範を確認できます。

        以下は、本書の中で提言されていた項目です。

        【5つの開放】
        ①医療介護の開放
        :有資格者ならいつでも医療介護サービスができるよう官民の規制を全廃する。
        ②農耕の開放
        :誰でも好みの農耕ができるよう土地の利用や作付けの制限を全廃、土地の貸借、売買も自由にする。
        ③土地移動の開放
        :宅地の売買や利用の制限を緩和、土地の流通も無税化、建築制限は容積率のみとする。
        ④教育の開放
        :学区制を全廃、学校設立を自由化する。すべての学校に情報公開を義務付ける。
        ⑤公共施設からの開放
        国有公共施設の過半数を市町村に移管、その存廃、売買、維持管理は、市町村に任せる。

        【3つの削減】
        公務員の数と財政支出と税金の3つを、来年度中に一割ずつ削る。

        新聞やテレビ等のニュースを考察する際、肥やしにしたいです。
        >> 続きを読む

        2014/09/22 by こいこい

      • コメント 4件
    • 1人が本棚登録しています
      戦士たちの挽歌 Forsyth Collection〈1〉 (角川文庫)

      フレデリック・フォーサイス , 篠原慎

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • フレディック・フォーサイスの短編集。

        良い意味で裏切られた作品。

        正直、私にとって面白くてどんどん読める!という本ではなかった。作品中に登場するイギリスの裁判や警察、美術品のオークションなど、背景の知識がかなり乏しかったこともあり、読み進めるのに忍耐を要した。

        特に最後の「奇跡の値段」においては、ラスト1ページまで、イマイチだったなぁと思いながら読んでいたのだが、最後の最後に思わぬ結末があり、読後こんなにスッキリした気分になったのは久しぶり。

        どんでん返しのあるストーリーは大好きだが、ちょっとできすぎだと感じたり、説明が多かったり、無理やり辻褄合わせをしたような作品も多い。ここまでシンプルに「やられた!!」と思わせてくれる作品はなかなかない。
        >> 続きを読む

        2011/09/25 by chao

      • コメント 2件
    • 4人が本棚登録しています
      真紅の空を翔けあがれ 少年陰陽師

      結城光流

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 自分の命をかけてまで紅蓮を守ろうとした昌浩。けれど、紅蓮の心は昌浩が生まれる前のものに戻ってしまっていた。さらに陰陽師として不可欠な眼まで失ってしまい――。

        この巻から先が読みたくてこのシリーズを購入しました。
        私はアニメから入ったんですが、アニメでは「昌浩の命は助かったが紅蓮の記憶はなくなった」ってところで終わっていたんです。

        続きが気になって気になって大人買いしたんです。

        結論からいうと紅蓮の記憶はこの巻のうちに戻ります。
        ですが、それまでがものすごい痛々しくて。
        読んでいて辛かったです。「記憶戻るの早くね?」と思う一方で「これ以上痛々しい昌浩を見ていたくない」って思いもあって複雑でした(笑)

        【http://futekikansou.blog.shinobi.jp/Entry/212/】
        に感想をアップしています(2010年11月のものです)
        >> 続きを読む

        2014/03/04 by hrg_knm

      • コメント 3件
    • 3人が本棚登録しています
      その男、ワガママにつき∞

      酒井美羽

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      2.0
      いいね!
      • 友達から貰った本。其の3

        映画共演を機に復縁した椎汝と誠のその後
        脚本家の桐生にハメられ覚醒剤取締法違反で捕まった誠は
        その後高校教師に戻るが…。
        相変わらずって言えば相変わらずの展開かな?
        サラッ読めるお騒がせカップル。
        >> 続きを読む

        2014/03/11 by あんコ

    • 1人が本棚登録しています
      トリシア、ただいま修業中! 魔法世界ファンタジー

      小笠原智史 , 南房秀久

      学研マーケティング
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • この本は、主人公のトリシアの魔法のお話だよ。
        とても面白いからシリーズもたくさんあって、絵もすごく可愛いよ! >> 続きを読む

        2018/07/09 by NANOKA

    • 2人が本棚登録しています
      印と真言の本 神仏と融合する密教秘法大全

      日本子宮内膜症協会羽田守快藤巻一保大宮司朗

      学研マーケティング
      カテゴリー:各宗
      5.0
      いいね!
      • 密教の神仏を知りたいと思った時に買った本。

        中身は宗教そのものなのに、
        宗教色のない、
        教科書的なガイドになってるところがよい。

        図や写真も多くて、とても重宝してます。
        >> 続きを読む

        2015/11/03 by nekoya

    • 1人が本棚登録しています
      北辰挽歌 土方歳三海に戦う

      辻真先

      学研マーケティング
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 死に場所を求める、元新選組副長土方歳三。
        新政府軍の旗艦「甲鉄」を宮古湾で奪取する計画が決行された。『アボルダージュ』(接舷戦)
        作戦は失敗に終わるが、美少女に惚れられたりと、相変わらずモテまくってます、土方さん。
        >> 続きを読む

        2013/04/04 by ran

      • コメント 4件
    • 1人が本棚登録しています

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