こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)


2004年5月発行の書籍

人気の作品

      神のふたつの貌

      貫井徳郎

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね! ooitee

      • 気になる作家のひとり、貫井徳郎の「神のふたつの貌」を読了。

        牧師の息子・早乙女は、"痛み"を感じることが出来ない"無痛症"だった。
        彼は、肉体的苦痛のみならず、情愛や悲しみ、あるいは死への恐怖といった強い感情にも無感覚である自分に欠けているのは、痛みの感覚ではなく、人間だけが具えているはずの想像力なのではないかと思っている。

        それを持たない自分は、人間とは別の生き物なのではないかと脅える早乙女。
        感じ取ることが出来ない神の愛を論理的・実証的に求めて、彼は蛙を殺し続けるのだった。

        そして、日曜礼拝のさなか、ヤクザに追われた一人の男が教会に逃げ込んで来た時、厳格な牧師と鬱屈した妻、そして、双方と距離を取る息子が築いてきた危ういバランスの家族関係は、静かにその緊張の度合いを増し始めるのだった-------。

        日本におけるキリスト者の苦悩を描いた小説は、遠藤周作の純文学作品が、その代表的なものですが、それは、見方を変えると、しばしばミステリ的でもあると思う。

        欧米社会ならば、実感的に自明である"絶対的な神の存在"を、日本人は、まず論理によって納得するところから始めなければならないと思う。
        ある出来事に、"神の意志"という意味付けをすることが必要になってくる。

        この「神のふたつの貌」もまた、神の意志という真相=動機に迫ろうとする〈探偵〉の精神的な彷徨を描いたホワイダニットなんですね。

        しかも、彼が神の意志を読み解いていこうとする、論理の道筋はそのまま、神の意志に添う、被害者にとっての救いとしての殺人へと、彼を駆り立てる論理に繋がっていくのだ。

        〈探偵〉が、真相を求めて〈犯人〉を追ううち、その〈犯人〉の心理をトレースし、やがて、自らが〈犯人〉と化していく-------。

        殺人者の倒錯した論理と、探偵という行為が探偵自身を犯行へと追い込む連鎖の構図を提示したこの作品は、だから、ある意味、二段構えのサイコミステリだとも言えると思う。

        さらには、もう一つの連鎖-----親から子へのそれをも、著者の貫井徳郎は、極めてミステリ的に描いてみせるのだ。

        テーマと手法が渾然一体となった、幸福な本格ミステリの形がここにあると思う。

        >> 続きを読む

        2018/07/29 by dreamer

    • 他4人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      グッドラック

      RoviraAlex , Trias de BesFernando. , 田内志文

      ポプラ社
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 10年以上も前にベストセラーになった本ですが、意外と多くの方がレビューを投稿されているので、私も。

        この本の新聞広告とかが出ていた当時、私は高校生で思いっきりガリ勉タイプな人間でしたが、こういう本に手を付けたのは、それだけ多感な時期でもあったのかなあと思います。

        今読み返してみても、少ないページ数で「自己啓発」としての基本部分を押さえている感じで、元気をもらえますね。

        本当に短時間で読める本なので詳細は伏せますが、「魔法のクローバーを手に入れる」という試練に二人の騎士が挑戦するというお話です。
        「自らの手で幸運をつかみ取った者」と「運が向かうのを待っていたけど、それを得ることがかなわなかった者」の差、そこだけを見ると、残酷と言えば残酷ですね。
        でも、本全体のストーリーから見てみると、単にその「残酷さ」だけでは終わらない含蓄もあるところが深いです。
        >> 続きを読む

        2017/02/12 by ピース

      • コメント 2件
    • 他4人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      エイジ

      重松清

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 中学生の危うい心の状態がリアルに描かれてあると感じました。分かっているようで、分かっていなかった14歳の姿。関わる難しさを感じつつ、自身にとって学びのある作品でした。 >> 続きを読む

        2017/05/21 by porin

    • 他3人がレビュー登録、 25人が本棚登録しています
      月魚

      三浦しをん

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね! karamomo
      • 三浦しをんさんは、表現がとても綺麗で、読みやすくて、エッセイもおもしろくて大好きな作家です!
        月魚も、
        綺麗だし背景設定もすごいしっかりしていて読みやすかったけど(笑)
        しをんさんの趣味がおもいっきりはいってました。
        マイルドに、でしたけどね(笑) 
        >> 続きを読む

        2016/03/21 by 文子。

      • コメント 1件
    • 他2人がレビュー登録、 18人が本棚登録しています
      チルドレン

      伊坂幸太郎

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!

      • 伊坂幸太郎の第131回直木賞候補作「チルドレン」を読了。

        著者の伊坂幸太郎の小説が多くのミステリファンから支持されている理由は色々あるだろうが、中でも、ミステリとしての凝りに凝った構成と、たとえ作中の事件自体は悲劇的でも、人生への賛歌を忘れないあたりが、人を魅了しているのだと思う。

        この作品「チルドレン」も、それらの点に抜かりはない。

        この本には五つの物語が収められているけれども、帯には著者自ら「短編集のふりをした長編小説です。帯のどこかに"短編集"とあっても信じないでください」と述べている。

        五つの物語は決して時系列順に並んでいるわけではなく、家庭裁判所勤務の武藤という青年が語り手を務める「チルドレン」と「チルドレンⅡ」を除いて、視点となる人物も異なっているが、どの作品にも陣内という、傍若無人な詭弁家だが憎めない脇役が登場し、強烈な個性を撒き散らす。

        そして、すべてを通して読むと、陣内をめぐるひとつの物語が浮かび上がるようになっている。
        この凝り方は、いかにも著者らしいが、むしろ注目すべきは一編ごとの完成度だ。

        著者はかつて、好きな作家のひとりとして、今は亡き、連城三紀彦の名前を挙げていましたが、あらかじめ読者に何らかの思い込みを与えておき、それを意外な角度からひっくり返してみせる手さばきの鮮やかさは、確かに連城三紀彦の作品を想起させる。

        だまし絵のようなトリッキーさという点では、表題作の「チルドレン」と巻末の「イン」が双璧だと思う。

        また、犬への愛着、独自の倫理観を持つ登場人物など、いかにも著者らしい要素も多いのだが、それまでの作品と異なっている点として、「駄目な人」や「困った人」は登場しても、「悪い人」は出て来ないという事実が挙げられると思う。

        そのため、人生賛歌としてのメッセージ性が、いつにも増して前面に出ているという印象を受けましたね。

        >> 続きを読む

        2018/11/18 by dreamer

    • 他2人がレビュー登録、 26人が本棚登録しています
      99%の誘拐

      岡嶋二人

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 12年という時間が横たわる2つの誘拐事件。

        2度目となるが、やはり面白い作品は面白いのだと実感。

        できるだけ多くの本を読みたいと考えているため、基本的には既に読んだことが有る作品を再読することは無い。

        とは言え、長い期間の中では、既読の本をまた購入してしまうミスが避けられない。

        読み始めても、通常は既読で有ることに気づいた時点で中止するのだが、今回は本作品を中盤くらいまで読むまでは既読で有ることに確信が持てなかった。

        もちろん筋はおぼろげに覚えていたのだが、何故か西村寿行氏の作品だったように思え、やたらに似た設定だと感じつつも読み進めていたのが実情で有る。

        結果的には444ページの大作にも関わらず、完全に再読。
        この間に他の作品を読むことが出来たという遺失利益も有るのだろうが、面白い作品は、再読してもやはり面白いのだと実感出来たことは悪くなかった。

        人間の記憶はあいまいなものだということにも改めて気付かされた。
        >> 続きを読む

        2013/03/27 by ice

      • コメント 4件
    • 他2人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      妻に捧げた1778話

      眉村卓

      新潮社
      4.0
      いいね!
      • 良し悪し云々いう作品じゃないよね。

        2018/11/13 by hiro2

    • 他2人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      検察側の証人

      アガサ・クリスティ , 加藤恭平

      早川書房
      カテゴリー:戯曲
      4.8
      いいね!
      • 月うさぎさんのレビューが素晴らしく是非お読みいただきたいです。私のレビューは軽いですが…戯曲につきどーよてな感じで読み始めましたが、戯曲なのに読ませてくれます。夫が殺人の罪を着せられて(またこれか…すみません私の前回レビューご参照ください)妻の証言が重要な意味を帯びてきます。転から結に向かうジェットコースター並みの展開にご期待ください。どんでん返しの典型のように評される本作品ですが、内容よりもこの展開の速さこそがそう評される所以なのかなと思います。 >> 続きを読む

        2015/09/12 by kobe1225

      • コメント 1件
    • 他2人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      戦争における「人殺し」の心理学

      GrossmanDave. , 安原和見

      筑摩書房
      カテゴリー:戦争、戦略、戦術
      4.0
      いいね!
      • ベトナム戦争のあと、PTSDになった
        兵士が大量にいたということは未だに
        知られていないことかもしれない。
        しかし戦争をしていた日本においても
        当時の大義名分があったはずであり
        今でいうならば「心身喪失」の状態で
        あったかもしれない。
        そうした視座によってアメリカ陸軍は
        こうしたテキストを残したのかもしれず
        実際に兵士として考えるときに
        生じる

        ──自分は人を殺してもいいのか?──

        というひとつの答えにはなっている。
        この本を書いた筆者自身が軍人であり
        心理学者であったので安価でこうした本を
        読むことができるのは良いと思う。
        ぜひ一読し、文献などを狩猟すべしと思う。
        >> 続きを読む

        2013/10/28 by frock05

      • コメント 4件
    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      坊っちゃん

      夏目漱石

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 本屋でたまたま手に取って、そういえばまだ読んだ事が無いなあと思い、読んでみた。これが明治39年に書かれた小説かと思う面白いし、感心する。「吾輩は猫である」で結構痛い目にあっているので、期待はしなかったが、読みやすく良かった。坊ちゃんの裏表が無い性格がスカッとする。こんな時代からも、赤シャツみたいな嫌味な奴はいるのだなあと思った。 >> 続きを読む

        2018/03/25 by rock-man

    • 他1人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      長い腕

      川崎草志

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.2
      いいね!
      • ふらっと本屋さんに寄ったら、この本が 「ドーンとオススメ すごい本」
        という帯が巻かれていた。直球がきた。

        解説では21回横溝正史ミステリー大賞の受賞作という。21回は2001年で少し前になるが、
        そんな賞があることを知っていたような知らなかったような、
        でも横溝正史という名前に釣られて読んでみるかなと思って買ってきた。
        厚みも300ページちょっとで読みやすかった。


        始まりはゲームソフトの製作会社に勤めるヒロイン「汐路」の仕事場が詳しく紹介される。
        そこで同僚二人が飛び降り自殺。

        汐路は退職して旧弊な因習の残る郷里に帰り、そこで起きた殺人事件と職場の飛び降り自殺が関連があるかもしれないと気づき、解明に乗り出す。
        事件に昔の両親の飛び降り自殺が絡み、田舎町であるにもかかわらず殺人事件の発生率が高いことなどを織り込んで不可解な雰囲気もある。

        近代的なソフト制作の現場と閉鎖的な田舎町。
        コンピューターのプロらしく犯人を割り出していく過程も面白い。
        だが、これを出発点にするなら、まだこれからの人だろう、長くなるので読んだ記録として保存。

        最後のシーンは手に汗握る不気味さもあって、そこまでは読みやすくすらすらと進む。
        ちらほらと横溝正史の世界も垣間見える。
        >> 続きを読む

        2016/06/12 by 空耳よ

    • 他1人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      嫉妬の香り

      辻仁成

      集英社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 話の流れ云々は人それぞれ意見があるかと思いますが
        香りって六感の中で感じるものなの
        恋愛の中でも影響力が大きいものだと、それがよく表現されている作品。
        シラフでは読みにくいですね。濃厚で官能的すぎて。少しずつ、口に含んでは飲み下していく、という作業が必要です。

        女性が読んだらきっと、香りの一滴を隠したくなると思います。
        私も、自分のイメージを表すような香水を探してみたくなりました。
        >> 続きを読む

        2012/04/22 by chika

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      あおい

      西加奈子

      小学館
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね! KEMURINO
      • 西加奈子さんの作品は、ある程度まで読み進めて、のってくると読みやすいのですが
        そこまで行くのに、ちょっと時間がかかります。
        この作品もそうでした。
        必ずしも明るい話ではないし、主人公の女の子も大学生の彼氏も共感しづらいし。

        嘘をつくという事は、それが嘘だと自覚しているという事なのかな?
        つまり、自分の気持ちは自分でわかっているという事?
        自分の気持ちもわからない人は、自覚的に嘘もつけないのかな?
        などと考えてしまいました。

        「あおい」というタイトルは最後に意味がわかります。
        >> 続きを読む

        2017/03/17 by kucoma

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      理由

      宮部みゆき

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね! fireman chiaki
      • 新聞の記事を読んでいるような、ドキュメンタリーを観ているような感覚でした。
        犯人捜しを楽しむというよりは、事件そのものと、翻弄された人々の感情、人間関係を味わう感じ。
        誰かに特別な感情移入をすることもなく、野次馬気分のまま読了。
        妙に癖になるような作品です^ ^

        各登場人物のその行動をとるまでの「動機」や心の動きが説得力あります。


        宮部さんの作品では、生の事件がマスメディアを通すことで美味しそうに調理されて出てくる…という内容が度々描かれていますが、本作品も例に漏れず。
        事件は確かに発生しているのに、
        どこかドラマを見ているような感覚の人々。
        自分とは関係ないからか、どこか楽しんでさえいる聴衆。
        "火事"に近ければ近いほど、人々の興奮度は増し、
        不思議とその事件の重要な情報を持っているかのようにふるまいだす。

        私も含めですけど、多くの人は平凡や安心や安定を求めながらも、
        どこかで非現実を、それに伴う興奮を期待しているのかもしれない。
        だから、事件とは直接関係ない人も関わりを探すのかなと思ったりしました。

        作中、さまざまな「逃げる人」が描かれます。
        家族というしがらみから逃げたかった人
        自分たちの利益のために逃げた人
        真実を話すわけにはいかず逃げた人
        真実を打ち明けることから逃げた人
        最悪の事態にならないようにと逃げた人

        逃げた先のどこにもハッピーエンドはありません。
        逃げることをやめた人のところにだけ「未来」が続いています。
        それも宮部さんの意図なのかな。

        …逃げって書いちゃいましたけど、特に犯人に関しては「逃げ」だったのか「変わりたかった」のかわからないんですよね。
        犯人自身の心情は一切描かれないから。
        その想像の余地を残している辺りが「理由」というタイトルにかかっているのかもしれません。
        孝弘君は事件の後、逃げ場所を探す足をふと止めていましたが…彼はたぶんきっと宮部さんが見る現代の象徴です。
        どうか彼にも未来が繋がっていますように。
        >> 続きを読む

        2014/03/07 by ∵どた∵

      • コメント 4件
    • 他1人がレビュー登録、 39人が本棚登録しています
      桶川ストーカー殺人事件 遺言

      清水潔

      新潮社
      カテゴリー:社会病理
      4.8
      いいね!
      • 「世界仰天ニュース」で再現ドラマ化されていました。あの再現ドラマで上尾署に赴き、まったく聞く気もない警察に対しこの事件の真実を記事にすると叫んだ記者が、この清水記者だったのですね。
        その番組では詩織さんが殺害された時の警察の記者会見映像も流れ、ニヤニヤとした笑いを浮かべながら事件の様子を説明した警察の気持ちの悪さが忘れられない。

        この事件で警察が叩かれ、その後「ストーカー規制法」が制定されたことは知っていたけれど、ここまでひどい話だとは思いませんでした。
        正直FOCUSという雑誌にはセンセーショナルな写真とタイトルの、どこまで本当かわからない二流紙、というイメージを持っていました。でも地道な取材と決して揺るがない意思でこんなにも骨太な記事を掲載していたのですね。
        自分の命の危険も感じながら警察という大きな組織を敵に回してこんな記事を書いた記者と、それを許した編集長がすごいなと思った。
        >> 続きを読む

        2017/01/04 by rieko

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      杉の柩

      アガサ・クリスティ , 恩地三保子

      早川書房
      カテゴリー:小説、物語
      4.7
      いいね!
      • 1939年

        エリザベス2世が
        プリンセスだった時代

        婚約者ロディーが
        使用人メアリイに思いを寄せ、
        婚約を破棄して身をひくエリノア

        全編、といわせてもらうが
        思わせぶりな書き方してるので
        エリノアが
        何かしでかしたのか
        そうでないのかを
        ずっと疑いながら読んだ

        ローラ叔母さんが亡くなって
        屋敷を売りにだしたとき
        浮上してくるサマーヴェル少佐は
        実在してるのか
        誰かの策略による架空の人物なのか
        これも終盤まで気になった

        エリノアが
        アント・アガサというのだが、
        誰のこっちゃ、
        エリノアの叔母さんはローラやし
        アガサ・クリスティーが書いてるから
        なにやらヤヤコシイ

        メアリイを好きな青年テッドがいってた
        クラーク・ゲーブルの百万長者役の映画って
        気になるなあ

        看護師のホプキンズが言ってた「大地」は
        パールバックの「大地」を
        本当に映画化したものらしい

        筆者は映画すきやなあ、
        見てないと書けない

        モン・シェルとか
        エ・ビアンとか
        ベルギー人のエルキュール・ポワロ、
        フランス語使いすぎで
        難儀するわ

        殺害されたメアリイに関しては
        色々な人がそれぞれの人柄をのべるが
        21歳でうちの娘と同世代で
        かわいらしいと思うし、
        落命の憂き目については
        かわいそうでしかない

        真相がわかると
        真犯人は極悪非道で
        許せない

        法廷ものが好きなので
        最後の法廷場面は特におもしろかった
        >> 続きを読む

        2018/08/10 by 紫指導官

      • コメント 8件
    • 他1人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      暗夜行路

      志賀直哉

      岩波書店
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 「小僧の神様」や「清兵衛と瓢箪」などの短篇が良かったので、唯一の長篇である本作も読んでみることに。
        主人公の時任謙作は作家で、とても繊細な神経の持ち主。
        人間関係の悩みが尽きず精神的に参ってばかりいるが、気分転換の旅や引っ越しを気軽にできる身分は羨ましくもある。時間とお金に余裕がある自由業ゆえの苦悩。
        買ったばかりの李白の詩集を紐解きながら女を待つ場面が好きだ。
        随所に登場する「プロスティテュート」の意味が分からず辞書で調べてしまった。英語にするとだいぶ印象が変わる。
        >> 続きを読む

        2014/07/23 by seimiya

    • 4人が本棚登録しています
      暗夜行路

      志賀直哉

      岩波書店
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 謙作の京都での生活と旅。
        前篇と若干テイストが異なるのは、この小説が長い時間を費やして書かれたものだからだろう。
        作者あとがきが興味深い。「暗夜行路」は夏目漱石の「心」の後に新聞連載される予定だった小説。夏目漱石の作品も改めて読んでみたくなった。
        明治・大正を生きた文豪の小説は、当時の日本の生活を垣間見ることができて面白い。謙作が茶屋でサイダーを頼むシーンが新鮮だった。
        >> 続きを読む

        2014/07/23 by seimiya

    • 4人が本棚登録しています
      かえってきた名探偵

      杉山亮 , 中川大輔

      偕成社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 怪盗ムッシュの変装すごく上手。

        2016/12/27 by Na-chan

    • 5人が本棚登録しています
      バッテリー

      あさのあつこ

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 才能が、周囲をかき乱してしまう。

        原田巧の挑戦的な態度ももちろん原因の一つだったとは思うけど、やはり波紋を呼ぶ展開となってしまいました。
        やったことはもちろん悪いことだけど、展西たちのやるせない気持ちもわかる・・・。
        今までは自分一人でも平気だった巧も、いろんなことにぶつかりだしてきましたね。

        ベンチの雰囲気がチームの結束となり、勝利を呼び込むことだってあるんだよ!
        野球は一人じゃないからおもしろいんだ!
        孤高の天才ピッチャーがそのことに気がついたとき、もっと強くなると思う。
        野球部のルールと平行して、学校のルールも書かれていました。
        窮屈な日常に反抗したり、改善しようと動く姿が眩しい。

        いろんな意味で痛々しい展開が続きましたが、戸村監督、海音寺、吉貞といった面白いキャラクターも出てきました。
        早く試合が見たい!!!
        >> 続きを読む

        2014/11/20 by あすか

      • コメント 2件
    • 15人が本棚登録しています

出版年月 - 2004年5月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト

会員登録(無料)

今月の課題図書
読書ログってこんなサービス
映画ログはこちら
読書ログさんの本棚

レビューのある本