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川上弘美
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いいな。いい関係だな。羨ましいな。美しい文章と美味しい酒と肴で綴る70歳越え恩師とアラフォー教え子女子のいなせな関係が洒脱で心地よい年の差男女居酒傾慕小説!宵闇のカウンター。互いに手酌で好きな肴を口に運びながら、ぽつりぽつりと言葉を交わすふたりの距離感がたまらなくよい。余計な気配り、見栄や駆け引きもない、緩やかな酔いと会話。地位、立場、年齢、性別すらない心地よい大人の男女の酒の時間が過ぎてゆく。世知辛い組織、対人関係からしばし離れ、のれんをくぐる。酒で生まれるマイペース、対等の時間に生きる者たちの居心地を感じる作品! すごいぜ!会計はおごりでも割り勘でもなく自前。互いの行きつけで顔を合わせた時だけ、互いの心の隙間を埋めるように酒と肴と言葉で少し寄り添うような甘く切なく、ほろ苦いセンセイとツキコさんの年の差関係はどう発展するのか?傾慕が成就するより、このままいつまでもほろ酔いのいい関係でいて欲しくなるふたりにエール! いまだ読み続けられる川上弘美のマスターピース!今宵ツキコさんと盃を交わせれるかも?そろそろ晩酌の準備するかな。本日の肴はしめさばと冷奴、マカロニサラダ。外は雨。独酌、家飲み。川上ワールド噛みしめながら、ツキコさんとセンセイが掴んだハッピーに乾杯だぜ! >> 続きを読む
2019/06/30 by まきたろう
村上春樹
著者の小説、3作品目。今の自分にとっては、そのなかで際立って面白いと思えた本。少しずつ読むつもりが、一気に読み終わってしまった。じわじわとくる。 >> 続きを読む
2020/08/02 by Rumi
KurkovAndrei , 沼野恭子
ペンギンと女の子の絵本チックななんとも可愛らしいイラストに惹かれて購入しました。読み始めると、寒い北国の灰色の空のような日常と、表紙の可愛らしさからは想像していなかった血なまぐさい事件に、憂鬱な気分になりました。が、しかし、終盤から一気に引き込まれ、最後の一行でなんだか爽快になり、愉快な気持ちにさえなります。あとがきに、作者は村上春樹が好きだと書いてありましたが、うんうんと納得してしまいました。なんだろう・・。続きが読みたい。 >> 続きを読む
2020/09/25 by はるかぜ
絲山秋子
無駄をなくして研ぎ澄まされた文章。風景描写も人物相互関係もしかり。書き込んで書き込んで表現するのも嫌いじゃないが、無駄をそぎ落とした文章の中で、行間を読んでいくのも悪くない。でも、数十年前の作品だからか、この作家にしては、ちょっとパンチが足りない気もした。 >> 続きを読む
2015/12/16 by shizuka8
こうの史代
映画「この世界の片隅に」の原作者こうの史代が被爆者をテーマに描いた作品。こうの史代の絵柄は柔らかく優しいタッチであるが、人々の心の陰影も鋭く描き出されている。その為、登場人物達の苦しみや悲しみがより深く心に突き刺さってくる。 夕凪の街この作品は、原爆が投下されてから10年が経過した広島で慎ましく懸命に生きている若い女性、皆実が主人公である。ほのぼのと優しい絵柄だけに、彼女が経験した壮絶な体験が語られるときその恐ろしさが際立つ。彼女は幸せを掴みかけるが、原爆の後遺症により亡くなってしまう。本当に悲しい物語であった。被爆した方々の癒すことのできない心の傷と、いつ発病するかわからない恐怖を抱えて生きていかなければない苦悩を感じた。桜の国夕凪の街の主人公の弟旭の娘七波が主人公である。舞台は現代で、家族に内緒で広島に向かう父を尾行する七波のお話。現代から過去の回想シーンへの移行が情緒豊かで本当に美しいと感じた。皆実と七波がよく似ているのが、この物語に何か特別な意味を与えている気がする。 >> 続きを読む
2018/04/21 by くにやん
Guevara Ernesto , 棚橋加奈江
この映画を映画館で観る機会があって、良かったので、本も読むことに。読みやすい文章では無かった。原文はスペイン語で、日記であり、彼は作家では無いのだからしょうがない。でも旅ってこういうことなんだろう。7ヶ月の時間を体感し、彼と一緒に出発時とは違う自分に成ってると感じられた。あと、スピーチは流石に上手いね。 >> 続きを読む
2018/05/13 by まさあき
法月綸太郎
友人の写真家の個展を訪れた名探偵・法月綸太郎は、そこで旧知の翻訳家の川島敦志と姪の江知佳に出会う。江知佳の父親は、前衛的な彫刻で知られる川島伊作。近年は、創作上のスランプに陥り、随筆家として活躍していたが、ちょうど大病の手術を終え、江知佳をモデルにした久々の新作の彫刻に取り掛かっているところだった。しかし、ちょうどその日、新作に情熱を注ぎ過ぎたためか、アトリエで倒れ、帰らぬ人となってしまう。その上、葬儀が終わった直後、江知佳をモデルにした件の彫刻「母子像」の首が切断され、持ち出されているのが発見される。まるで殺人予告かのような盗難に江知佳の身を案じ、敦志は綸太郎に捜査を依頼するが、伊作の追悼展が開かれる名古屋の美術館に江知佳の切断された首が送りつけられてしまう-------。この法月綸太郎の長編ミステリ「生首に聞いてみろ」は、第5回本格ミステリ大賞受賞作で、著者が受賞時のコメントで「はじめにタイトルありき」と述べている題名は、都築道夫の「なめくじに聞いてみろ」のもじりであり、川島家の複雑な家庭事情や、中盤のある関係者への事情聴取の場面は、ロス・マクドナルドの影響がうかがわれますね。そして、その佇まいは意外と軽やかで、エラリー・クイーン的な思索は一旦、後景に退き、綸太郎によるいくつかの失策も、苦悩よりはむしろパズルのピースとして我々読者を驚かせる構図に繋げられる。そういった在り方は、二転三転する石膏像の首を巡る議論や、精緻な伏線が真相に収束する筆致と相まって、克己的ともいえる印象を与えていると思う。芸術家と、彼が遺した作品を巡るミステリというと、著者の名作「カット・アウト」が思い出されますが、この作品も人体を直取りした石膏像の"模倣"についての掛け合いなど、謎解き推理のアナロジーとして、芸術を見つめる視線が散見される。これは最終的には否定されるのだが、早い段階で美術評論家・宇佐見によって提示された仮説は実に魅力的だ。そういった衒学趣味が知的興味を喚起する一方、最終的に明るみになるのは、芸術家の周縁で運命に蹂躙された女性たちの姿であり、ラストで一人残された家族が漏らす嗚咽は、何とも物悲しい。 >> 続きを読む
2019/02/22 by dreamer
京極夏彦
サイドストーリーとはいえ京極先生、これはファンを殺すなあ、と(笑)。 まず、各短編の主役が脇役過ぎる。。。 杉浦(女郎蜘蛛の脇役的殺人鬼) 平野(同上) 鈴木(百鬼夜行シリーズでは不登場・・・) 棚橋・堀越(鉄鼠の消防団。ただし棚橋は鉄鼠では不登場・・・) 山本(女郎蜘蛛の犠牲者の女教師。出るなり死んでた人物で印象薄い) 岩川(塗仏で子供に弄ばれた無能な警察) 円(鉄鼠の貫首。ほぼ登場しない) 木下(警察。色んな作品に出てくるが地味で存在感なし) 目を引く話はせめて二つで、 久遠寺涼子(姑獲鳥の主キャラ)と関口夫妻、の話くらいだろう。 それらもとはいえ暗く、特に読んで何か思い入れが深まるような情報も逸話もないしと。京極シリーズは、 姑獲鳥が切れ味鋭く一部のファンの口コミを中心にヒットして、 魍魎で受賞と共に大ヒットしてファンが増えて、 しかし狂骨と鉄鼠で分量が長大になったこともありライトなファンを振り落として、 女郎蜘蛛が巧い話で残っていたファンを満足させて、 しかし塗仏が異常な長大さでコアファンのみを残してほぼファンを駆逐して、 そのコアファンをも殺そうというのがようやく出たこのサイドストーリーで、 自分の場合にはその後の作品含めもう沢山出ている状態なのでまだ耐えられるが、 寡作になった当時の京極シリーズで、これはきついだろうな(笑)。 当時にファンだったら果たして残れていたかどうか。。。 というのが一番の感想だったのだけれど、もう一点、これは前向きな感想で、 この短編集そのものは大して面白くないのだけれど、一つ一つが、百鬼夜行画集に載る妖怪から発想を得て書かれた話で、この妖怪の絵からよくまあこんな話を考え出したな~という観点で見ると感心が尽きない作品。 個人的にはこれで妖怪への興味が飛躍的に増してしまって、今や、百鬼夜行画集はおろか、妖怪談義の類いもネットで買い集めてしまっています。 今度、アベノハルカスの大妖怪展にも行ってきます。 妖怪は奥が深そうな世界で、これは拓かれた思いです。 >> 続きを読む
2017/08/19 by フッフール
野沢尚
小説でこんなにエンタテイメント性溢れる作品が書けるのは、さすが脚本家でもある野沢尚なんだと思う。一文一文読み進める度に、その情景が克明に頭に浮かぶ表現力は物凄い。この作品は中でも群を抜いている。 >> 続きを読む
2015/05/12 by yuria
浅田次郎
中国清朝末期(19世紀後半~)を舞台にした歴史小説巨編。科挙に登第し官僚として立身を試みる文秀と、貧しさゆえに宦官として出世を試みる少年・春児。第1巻では、それぞれのスタートポイントが描かれています。非常に大きな世界観の中で、伸びよう伸びようとする2人の生き様に逞しさと清々しさを感じます。自身も些事にこだわらず、大きく伸びたいと思える本です。 >> 続きを読む
2014/09/30 by こいこい
唯川恵
なんだろう、このいびつな幸福感は!女であることを最大の武器に生きる「るり子」と、恋にのめりこむことが怖い「萌」対照的なふたりの生き方を通して模索する女の幸せ探しの物語。子どもを産める女ならではの幸せを感じた。恋とセックス。るり子と萌の視点が交差する物語。そこに、エロスは感じない。食欲や睡眠欲と同じように、性欲は日常。生きている、愛している、愛されている実感を感じたい。美貌を武器に、恋して、結婚して来たるり子。やがて、歳を取り、その美貌も武器にならなくなる。けれど、それでも、好きなことを通し続ける彼女に、だんだん親近感を覚えてくる。対照的なふたりの貪欲な生き方に共感を感じる。そして、家出したきた15歳の崇との3人の同棲生活。ヤケになったるり子が、15歳の崇へ言う。「ねえ、抱いてよ」「抱けないけれど、抱きしめることならできるよ」人は人の温もりを感じて生きてゆける。そんな微笑ましさを感じる。そして、子どもを宿った萌の落ち着いた様子。最後、腐れ縁の対照的な二人のやりとりに、いびつな幸福感に包まれた。第126回直木賞受賞作 >> 続きを読む
2015/10/17 by てるゆき!
小畑健
3巻だけど、有名過ぎる話なので基本構造は割愛。 主人公が大学生になったあたりの話。 石持浅海のミステリ小説のごとく、名犯人と名探偵が相手の手を読み合う推理戦。 すべての行動の意味を考え、自らの言動をかえりみて、まめに修正していく。 大抵、この手のチートアイテム物は、絶対無敵のアイテムを手にしながら調子に乗ってミスをしそれを突破口に看破される勧善懲悪的な流れになりがちではあるが、凡人ではなく天才にチートアイテムを持たせると、それが無敵でないことを見抜いたうえで可能な限りのフォローを入れ限りなく無敵に近づいていく。 まぁ今作、失言シーンがあるように思ったが、読み込みが甘かったか後の巻で言及されるのか。 中学校のテニス大会は軟式と記憶していたので調べてみたら、今は硬式もあるのね。 次巻、新しいノート所有者が現れる気配。 これが普通にミスをする凡人か天才か、それがどう二人に絡むのか楽しみ。 >> 続きを読む
2020/10/14 by 猿山リム
江國香織
何かが起こりそうで結局元の日常に戻ってく、冴えない兄弟の物語。父性愛が働くのか、好きにはなれんが愛着のわく兄弟でした。 >> 続きを読む
2017/08/28 by hiro2
塩野七生
軍の即時解散と帰国を命ずる「元老院最終勧告」に従わず、国賊と呼ばれるのを覚悟でルビコン川を越えたのが前の巻のラスト。カエサルが目指したのは国家ローマの将来の指針ともなるべき、新秩序の樹立。さらに同胞の血を可能なかぎり流さないで成し遂げるという、困難な道を選びます。ローマを発って軍を率いギリシアに上陸、ポンペイウスとの直接対決が描かれていました。ドゥラキウムの攻防戦では、ポンペイウスが勝利をおさめます。ポンペイウス側についた元老議員の多くは、もはや勝ったも同然、首都に凱旋したと同様の気分になっていました。ファルサルスの会戦を前に、勝利後の報酬について議論が集中します。カエサル側についた元老議員たちの資産没収、カエサルが就いている最高神祇官の後任選び等。元老議員の浮かれっぷりを見ていると情けなくなるのですが、メインは歴史的なポンペイウスとカエサルの決戦です。とにかく熱いです(…私が)。今までスキピオとハンニバルの対決が一番と思っていましたが、それを軽々と越えてくれました。カエサルの起死回生の戦術が、全てをひっくり返しました。その後のポンペイウスの辿った死までの道のりが悲しい。その後エジプトでの内乱で足止めされていたカエサルでしたが、クレオパトラを愛人として休暇を楽しんでいたのが、彼らしくて笑いがでました。この辺りは世界史で習った記憶も残っていて、後の展開が想像しやすいです。 >> 続きを読む
2021/01/30 by あすか
かの有名な戦果の報告、「来た、見た、勝った」。ポントス・ミトリダテスの息子、ファルケナス王へのあざやかな勝利、ポンペイウスのクリエンテスであった東地中海地方を自分の地盤にするため、それぞれの問題解決にあたります。ポンペイウス派であった人々も、元老院主導の共和制主義者もすべて許し、帰国を認め、本国で元通りの生活を与えます。ポンペイウスのいない戦、この後もアフリカとスペイン南部の蜂起に向かいますが、安心感がありますね。絶対勝ってくれるだろうと。小カトーやラビエヌスら敵対していた人々が、一人、また一人と亡くなります。これだけ政治も戦も才能を発揮してしまうカエサルが死ぬとしたら、天寿を全うする以外では暗殺しかないのでしょうね。後半は、王位を狙っているという風聞に終止符を打つため、アントニウスが捧げる冠を退けるシーンが描かれます。それから一ヶ月も過ぎない三月十五日、元老院の議場でカエサルは殺されます。死が、目前まで迫っているところで十二巻は終わり。ついにこの時がきてしまった、というかんじです。 >> 続きを読む
2021/02/03 by あすか
カエサル暗殺には、「カエサルに許された旧ポンペイウス派」だけでなく、カエサル派の人々も加わっていました。しかし、まさかデキムス・ブルータスが加担していたとは。ガリア戦役から才能を認められていた人物だったので、読んでいるこちらが「お前もか」と言ってしまうほど衝撃でした。しかしブルータスというと主犯のマルクス・ブルータスが浮かぶので紛らわしいですね。「ブルータス、お前もか」はデキムスであるとする研究者も少なくないようです。塩野さんもこちらの説に同調すると書かれていました。カエサルの暗殺者たちは、その後の消極的行動のせいで絶望的な状況へと陥ります。キケロが奔走し、両執政官、オクタヴィアヌスと共に、カエサルの死後自らの立場を強化していったアントニウスを攻撃します。カエサルにとって代わるには、誰もが役不足のように思えました。後継者として指名された時、オクタヴィアヌスはまだ十八。これから経験を積み、実力をつけていく年齢です。これまでカエサルの成し遂げた出来事に胸を躍らせてきましたが、彼の功績の偉大さに、改めてはっと目の覚める思いをしました。本作は、次から次と内戦が続き、戦の度に登場してきた人物が一人、また一人と散っていきます。アントニウスとクレオパトラのロマンスも読みごたえあり、一気に読了となりました。アントニウスを破ったオクタヴィアヌスは以後の施政の基本方針に、「パクス(平和)」をかかげます。ローマによる平和、即ち「パクス・ロマーナ」の始まりでした。 >> 続きを読む
2021/02/06 by あすか
中野独人
ひとりの青年が、ネット上の巨大掲示板「2ちゃんねる」に、ある体験を書き込んだ。電車の中で酔っ払いに絡まれる女性を勇気を振り絞って助けた。数日後、彼のもとに、かの女性からお礼のカップが届く。二十二歳のその日まで女性とまったく縁がなかった彼は、動転し掲示板に助けを求める。「電話をかけたい。もう一度話したい。でもどう話しかけたらいいんだろう。」見るにみかねた掲示板の投稿者たちが、彼にアドバイスを始めるのだった-------。今や日本で最も有名になった匿名青年「電車男」の物語だ。この中野独人の「電車男」は、その投稿の一部始終をまとめた抱腹絶倒のノンフィクションだ。一見はやりの純愛ブームに便乗した愛の物語のようだが、この顚末には、恋をしたことのある人なら誰にでも覚えがある、恋愛への欲望と計算とぶざまが惜しげもなくさらされているという点で、「裏ソナタ」とでも言うべき等身大の魅力に満ちていると思う。そして、チャーミングなのは、何と言っても、よってたかって彼に忠告をするネット投稿者たちの存在だ。彼らのほとんどが、実は彼と同じように日頃、女性と接触のない男性たちで、それゆえ、そのアドバイスは時に深読み、時に迷走、そして暴走する。生まれて初めて女性に電話をかける「電車男」を励ます言葉が「小学校の時に最初で最後の下着泥した勇気でよければくれてやる!」。やがて彼は、見知らぬネット投稿者に支えられ、「電車男」は、愛と勇気に彩られた奇跡の二カ月を生み出すことになるのだが-------。この物語を空前絶後の恋愛と見るか、マインドコントロールされた若者の貧しい恋愛劇ととるか、はたまたすべてが仕組まれた壮大な作り話と割り切るかは、読み手の感性にかかっていると思う。この小説は、笑って笑って、そして最後に訪れる奇跡の瞬間に心揺さぶられる一冊だ。 >> 続きを読む
2018/10/27 by dreamer
俵万智
歌がうまくなりたい一心で買い求めた本。短歌上達の秘訣は、優れた先人の作品に触れることと、自作を徹底的に推敲吟味すること、と。あの、俵万智さんが読者からの投稿を元に、添削指導。でも、その添削対象の短歌でさえ、私からすれば雲梯の違い。もっと、基礎から教えて欲しいんですが・・・。教えとして、各講のお題を列挙しときます。・「も」あったら疑ってみよう・句切れを入れてみよう・思いきって構造改革をしよう・動詞が四つ以上あったら考えよう・体言止めは一つだけにしよう・副詞には頼らないでおこう・数字を効果的に使おう・比喩に統一感を持たせよう・現在形を活用しよう・あいまいな「の」に気をつけよう・初句を印象的にしよう・色彩をとりいれよう・固有名詞を活用しよう・主観的な形容詞は避けよう・会話体を活用しようしばらく、これらに、注意しながら、短歌づくりに励みまっせ。 >> 続きを読む
2018/05/28 by ごまめ
幾島幸子 , WademanDaisy.
85ページ: 私がのちにCEOになったとき、友人はこうみごと言ってのけたものだ。「スティーヴ、もう二度と手に入れられないものが二つあるよーーまずい食事と真実だ」 >> 続きを読む
2015/03/19 by Neo*
加門 七海
本の表紙につられて読みたくなる、ということってありますよね。この本も表紙のおどろおどろしいのにつられて読みました。が、内容はがっかり。おすすめしません。つまんない。最近のホラーだとやっぱり「リカ」ですね。ディーン・クーンツもおもしろいです。ホラー系本で背筋が凍る思いをまたしてみたいです(^^) >> 続きを読む
2016/07/02 by madison28
出版年月 - 2004年9月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト
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