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池沢夏樹 , サン・テグジュペリ
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大人の僕には難しかった。
2019/12/07 by kenpi
浅田次郎
今年一番の面白さ。デパートの課長が突然ポックリ亡くなって、冥途のお役所みたいな所で講習を受けるけれども、異議を申し立て、条件付きで現世に戻ってくる。ヤクザの親分と、交通事故で亡くなってしまった男の子も異議申し立て。期限付きで、自分のやり残したことをする特例措置。どの人も抜群のキャラ設定。のめり込み過ぎて、先を読まずにいられない。それぞれのストーリーで、知りたくなかった事も知ったりして。でも皆いい味出してる。まとめも上手い。こんなに面白い本を今まで知らなかったのが勿体なかったと思う。浅田次郎は初読みでしたが、夢中で読みました。映画化・ドラマ化されているので、キャストを調べてみたのですが、自分のイメージと全然ちがうキャスティング。たとえ素晴らしい演技をしても、登場人物ののイメージが全く違う。本を先に読むと、映画とかガックリしるので、観ないつもりです。とにかく読んで良かった。 >> 続きを読む
2018/06/10 by チルカル
綺麗なカバーに見とれて別の訳もと購入。私は河野万里子さんのかわいい王子さまのほうが好きでした。 >> 続きを読む
2015/03/09 by 405.
向田邦子
読後感に余韻がある。戦前の生活がどのようなものか体験していないのでわからないが、きっとこんな感じなんだろうなと思う。子どもの頃の話が中心だが、くすりと笑うようなエピソードがちりばめられている。読んでいて楽しくなる。断片的な話がいくつも集められているようだが、最後に、キーとなる話があって、なるほど、そういうことでこの話があったのかと合点がいった。テレビやラジオの作家だけあって、目の前に光景が展開するような表現力がある。心温まる話でほっこりした。 >> 続きを読む
2018/01/26 by KameiKoji
薬丸岳
少年法と被害者家族の矛盾。ここに真っ向にメスを入れるようなミステリ作品。桧山の妻が殺されて4年。犯人は少年だったため、世間には公表されていないが、その主犯が殺されたと刑事に告げられる。現行の法律では14歳以下は刑に問われることがない。それを逆手に取り、桧山はなぜかと訴える。周りは未来があるからだと言うが、被害者家族の心情としては許すことが出来ない。そういった痛みを掬いだしながらも、ミステリとしての裏が明かされていき、尚且つ犯人の正体もよく考えられていて見事。 >> 続きを読む
2020/10/25 by オーウェン
石原彰二 , BarriosEnrique
ペドゥリートという少年と小さな宇宙人アミの出会いからお話が始まります。 アミは、ペドゥリート を 円盤に乗せて、宇宙を旅をして、対話を通して、地球は愛の度数の低い野蛮で精神性の低い星であることや、宇宙の法則は愛であることを教えていきます。アミは、旅を通して学んだことをペドゥリートが物語風にまとめて本にすることを条件に、再会することを約束しました。私がもしアミに会ったら、「残念ながら君は愛の度数が低いね。」と言われると思います。アミから見ると、私は、野蛮な地球人。ぜひ地球人救済計画(更生計画?)の一環として、私も旅に連れて行ってほしい。 >> 続きを読む
2018/12/28 by うらら
あずまきよひこ
よつばと! 第4/第12巻(未完結)ちょっと不思議な女の子、よつば。大人には当たり前でも、彼女にとっては、はじめて触れる世界の不思議で、その反応がカワイイ。今回の主だったエピソードは、以下の通り。・バドミントン・管理釣り場・ハンバーグつくり・牛乳屋さん、新聞屋さん・つくつく法師とくに、「つくつく法師」が可愛くて、その語感から、夏を終わらせる妖精だと思ったよつばは、そんな恰好をして出掛け、一通り「つくつく法師」について知った後、帰宅して、お父さんに「つくつく法師はセミでしたー」と教えてあげるシーンがキュンと来た。文章にしてしまうと、きっと伝わらないと思うが、未読の方は是非読んでみたら良いと思う。とっても、優しい気持ちになれるので。 >> 続きを読む
2015/02/18 by ice
歌野晶午
高校中退後、就職もせず家でぶらぶらしているばかりだった真藤数馬は、7月31日、妹の絵夢を連れて久し振りに家を出た。日暮里で運悪くオタク狩りに遭うが、それがきっかけで、彼は「女王様」との知己を得る。彼女に「奴隷」として尽くす喜びを見い出した数馬だったが、それと同時に、夏休み中に発生した小学生女児連続殺害事件と関わりを持つことになる。素人探偵として、颯爽と捜査に乗り出したところ、新たな死体が発見され、彼は窮地に立たされる羽目に。四つの「願い」が叶えられれば、真犯人を指摘できるのに--------。これほど型破りな小説も滅多にないだろう。長編まるまる一本を引っ張っても成立するような、読み手の思い込みを利用した、ある種のトリックを、序盤から惜しげもなく使い捨てにしていく構成に、目を瞠らされる。しかし、その後の展開や結末まで含めて考えると、この構成が果たして本当に良かったのかという疑問が残ってしまう。 >> 続きを読む
2019/07/29 by dreamer
美輪明宏
こんまりさんのYouTubeで紹介されていて、読んでみることにした。著者がいかに戦前の文化をすばらしく思っているかが伝わるものだった。改めて、当時の文化がどのようなものだったのかを体験してみたいと思える本だった。 >> 続きを読む
2020/08/02 by Rumi
石田衣良
人体損壊DVDに出演して消えた友人を探してネットおたくの青年とマコトは動き出すが……。IWGPシリーズ第4弾です。今回はマコトのすごさがわかる話だったりします。マコトは実家の果物屋を手伝いながら時折トラブルシューターとして動いているわけですが、雑誌でコラムも書いてるんです。そのコラムについてホームである池袋以外での人気がわかったのはちょっとうれしいですね。『黒いフードの夜』ではタカシの言葉に納得。マコトは確かに甘くて優しい男ですが、売春を強要する男にした所業からは怖い男でもあるな、と再認識させられました。【http://futekikansou.blog.shinobi.jp/Entry/186/】に感想をアップしています(2010年10月のものです) >> 続きを読む
2014/02/09 by hrg_knm
ひすい こたろう
この考え方をしれて得をした気分!
2016/10/03 by asa_chann
齋藤孝
友だちいないと不安だ症候群につける薬。齋藤孝先生の著書。無理に誰にも合わせる必要はないし、自分に自信を持って自己肯定力を持って、自分を曲げることなく自然体で周囲と付き合う。それで自分に合う人がいれば友だちになればいいし、合う人がいなければ友だちなんていらないし、友だちいないと不安だ症候群に悩む必要なんてない。 >> 続きを読む
2019/07/21 by 香菜子
江波戸哲夫
早期退職制度を利用した男を待っていた運命。全く期待していなかったのだが、相当面白い。仕事中心の人生を送りがちな男性。家庭を顧みないことで待ち受ける未来は下手なホラーよりも怖い。大企業に勤めるサラリーマンは、会社の看板で周囲がチヤホヤするという話を良く耳にする。確かに会社規模が大きくなればなるほど顕著になるのは理解できるが、組織に属している個人は、知らず知らずの内に組織からのメリットを享受している。本作品では、早期退職制度を利用して、組織から離脱した男性が、組織や家庭から、どのように扱われるのかがテーマになっている。読後に感じたのは、家族との会話の重要性。忙しく過ごす中、わずかな時間で有っても、落ち着いて会話するのが大切なのだろう。緩急が上手いというか、オチの付け方も満点。良い作品に巡り合えて良かった。 >> 続きを読む
2009/04/04 by ice
和田秀樹
和田氏の読書法も参考になりる ・書籍の選び方 ・一部熟読法
2011/06/26 by 妹尾忍
初野晴
ファンタジーかと思いきやちょっとミステリー。本筋と関係ないと読み流した箇所にこそヒントが潜んでいる。家族がいないかつ本人の意思も残されていなければ臓器移植は難しい。でも家族の意思ってなんだ?たまたま法的に家族という関係にあったからといって本人の行き死にに関与する権利があるのか?脳の解明が進んで、脳が死ぬその時まで意思を理解するすべがあればいいのにね。まあそんな戯言はいいのよ。やたら心を病んでいる登場人物が多くて参った。最初のお母さんのやつなんて医療ドラマでよく見るけどどういう心理なんだろう。理解出来ない行動するから心を病んでいるっていうのだろうか。何となく日頃見ないようにしている人々の弱いところに触れ付けたようで後味が悪い。でも弱くていいんだよね、きっと。 >> 続きを読む
2020/12/24 by aki
令丈ヒロ子 , 亜沙美
占い師に自分の事も占って欲しい!!ウリケンの事でびっくりした!!
2016/08/24 by Na-chan
今野敏
図書館本。ST「色」シリーズ第五弾で完結編。ノベルス版二段組み。中心になって活躍するのは、「人間ガスクロ」こと黒崎勇治。とにかく無口な黒崎は、ひっそりしていて控えめな印象だったが、本作を読んでその印象が変わった。古武道に長けた技と頭脳を今作で披露してくれたし、鋭敏すぎる嗅覚も黒崎の努力の賜物だと初めて知った。ストーリーは、中国人マフィアがからむ連続発火事件を調査するSTが、出火のからくりを解明するというもの。シリーズで未読の3冊を読むときには、黒崎にも注目しようと思う。 >> 続きを読む
2019/09/01 by Kira
香月日輪
この本を読んで改めてコミュニケーションについて考えさせられました。特にバイト先でのコミュニケーション不足の大学生の話は、社会にでてからもよくあることと感じました。誰かに言われるまで行動しない。同じ空間で休憩しているのに、誰もが話さずにスマホをしている。今ではよく見られる光景です。だからこそ、そんな彼らが変わっていく姿は正直感動したし、心から「良かったね」と思いました。人は人と関わることで変わることができると改めて感じます。自殺未遂の少女の変化も鮮やかで、人が変わるのは、時間は確かに必要だけど、何かきっかけがあれば変われるんだと希望が見えました。私はもう子供という年ではないし、正直自分の価値観を変えるのは難しくなっています。それでも、本を読み、人と話すことにより、価値観を広げ、世界が広がっていくといいな~と思いました。 >> 続きを読む
2018/03/21 by sei
京極夏彦
(分冊文庫版、全巻読了)精神医学や心理学・夢分析は好きな領域なので、上巻から刺激的でした。話の主軸は朱美・民江ですが、私は降旗の夢やその憑物を落とすシーンが印象的です。夢を分析するほど自分に嫌悪していく様子は滑稽でした。切恋も相まって、百鬼夜行シリーズにしては朗らかな終わり方だったように思います。 >> 続きを読む
2014/09/05 by K8cay
岩永 亮太郎
正直前巻までは「なんか、やたらと話小難しいし厨二っぽい台詞とルビばっかでつまんないなぁ…」と思っていたのだが、今巻はそれが逆に気持ちよく面白く感じられ文句なしの☆5!…こういうことってあるんですねぇ。ヒロインの少尉がひたすらにカッコイイ!貴族が集まる舞踏会で綺麗なドレスを身に纏い悪辣な貴族と堕ちてしまった民と剣で戦う…くぅ〜!かっけー!!こういう戦うお姫様は大好き!貴族だけど(平民より階級も上だけど)、己の信念の下悪を断つその姿…そこにシビれる憧れる〜(≧ω≦)主人公の伍長も漸く吹っ切れた感が有りこれからの展開も大いに気になる!それにしてもタイトルの「パンプキンシザーズ」…かっけーっすね〜( ‐ω‐)b >> 続きを読む
2017/12/18 by 澄美空
出版年月 - 2005年8月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト
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