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芥川龍之介
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皆さんこんにちは。今回は読んではいないのですが、自分の生存確認とその後の事を書いておきたかったので、こういう形で書かせていただきます。自分は、福島県の真ん中らへんに住んでいます。昨夜、ラジオを聴いていたら突然地鳴りのようなものが起きその後、ものすごい横揺れが来て、本棚とタンスが両側から倒れてきました。逃げなきゃ、と思ったのですが、あまりの揺れと恐怖で一歩も動けませんでした。幸い、怪我は無かったのですが、部屋の中はめちゃくちゃで、台所でも、食器が飛び散り多数割れてしまいました。玄関の脇なブロック塀も崩れ、窓も一部閉まらなくなってしまいました。施設にいる父の無事は確認できまして、親戚、友人たちの無事も確認できました。今日は、朝からヘルパーさんや訪問看護の方たちから連絡があり、友人や先輩たちに手伝ってもらいながら、家の片付けをしました。今は、なんとか生活できています。物資も少なからずあるので、当分は大丈夫かな、と思います。ただ、まだ小さな揺れは続いていますし、これから1週間くらいは、昨日と同程度の揺れが来るかも、と言われているので、気をつけながら過ごしていきたいなと思います。とりあえず自分は無事です。こんなこと、ここで書くのもどうかと、迷いましたが、自分の体験が誰かの何かに役立てられれば良いなと思い、書かせていただきました。当分は、レビューあげられないかも知れませんが、落ち着いたらまたいつものおちゃらけた感じのレビューあげられればなと思っています。よろしくお願い致します。 >> 続きを読む
2021/02/14 by 澄美空
横山秀夫
著者のお子さんも小説の主人公と同じく子どもが白血病になっており、骨髄移植を経験したとの事で読んでみた。もう18年前の作品なのね。主観が各章毎に切り替わってそれぞれの立場で事件を追いつつ、各人の人間ドラマもしっかりしていて引き込まれる。確かに初読の時は自分も直木賞に選ばれなかった理由とされた、あの状況でドナーになれるかの点については引っかかった。自分も経験があるのでそんなことできるのかなって思って、やっぱできないよなーって。でもそれってこの小説の面白さ全体を壊すようなものでもないのに、、、と思う。ミステリー的な観点で見る人ってすごく辻褄を重視するんだろーなー。「重大な欠陥があるのに売れてるのは、、、」的な事を選者が言って、読者批判したらしい。それこそ世間の人が本を読む理由ってミステリーの仕掛けの精度じゃなくて“物語の力”である事の証明だと思う、売れたってことは。<以下余談>骨髄というのは血液を造る機能があります。なので、血液のガン(白血病等)で正常な血が造れない人は骨髄をそっくり入れ替えます。元のよくない骨髄を根絶させるため、“致死量を超える大量の抗がん剤投与および放射線照射が行われる”そうです(Wikipedia引用)。実際この処置の際に亡くなられる方もいます。それでもその後ドナーの骨髄を投与して生着する可能性はHLA型の一致する度合いにもよるようですが50%くらいと聞きます。生着するとドナーと全く同じ血液が流れることから、「親や兄弟よりも血のつながりが強い関係」となります。移植日を「第二の誕生日」と呼ぶ人もいます。この小説はそういった知識があるとより楽しめるかもしれません。 >> 続きを読む
2020/12/21 by W_W
夏目漱石
「山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。 智(ち)に働けば角(かど)が立つ。情に棹(さお)させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。」 冒頭のこの名文から始まる漱石の本作は、1906年(明治39年)に書かれた、小説家としての漱石の一人称体の初期の作品です。 「夢みるより外に、何等の価値を、人生に認め得ざる一画工(本分より)」である「余」は、「非人情」という、世俗の煩瑣な物事から離れた、超然たる旅を標榜し、熊本県玉名郡小天村の小天温泉をモデルとした「那古井(なこい)」という温泉場に漂流します。そこには、那美という、出戻りの娘が居ました。 この那美という、髪を銀杏返しに結った女は、気が強く、人を食ったような微笑(うすわらい)を見せるミステリアスな女で、村の者からは「気狂い」だの「キ印」だのと云われており、「余」の前にも、度々現れては、その形容にふさわしいような「異様」を見せます。 特にその「異様」は、作中の例をあげれば、「余」が詩作をしている時に目にした、那美のすがたで、すらりとしたからだの那美が振り袖を着て、「向こう二階の縁側」を行きつ、戻りつする一幕の描写は、能楽のような、ふとすれば「狂気」とすれすれの、深い「幽玄」が感じられます。本作中でも私が特に好きな場面です。 このような「幽玄」な、時に「狂気」とも取れる所作を魅せる那美は、作中で「余」が、「あの女は家の中で常住芝居をしている。しかも芝居をしているとは気がつかん。自然天然に芝居をしている。あんなのを美的生活とでも云うのだろう。」と評するように、所作は美しいのですが、同時に「不幸に圧しつけられながら、その不幸に打ち勝とうとしている顔だ。」と形容されてもいます。 詩作はすれど、絵描きでありながら一向に絵を書かない「余」は、那美をモデルに冒頭でも言及されている、ミレーの描いた「オフィーリア」と、逍遥(しょうよう)の途上での椿咲き乱れる地にて、「那美」の顔と「オフィーリア」の構図に、椿を幾輪も落とそうか、などと考えていた時、ついに、那美に欠けている「ある情緒」を発見します。 本作は那美という出戻りの娘を物語の筋として、登場人物たちのひょうひょうとした会話と、漢語がふんだんに用いられた文体によって話が展開しますが、解説の柄谷 行人氏が、本作の話の筋は「積極的に斥けられている」と論じるように、物語の筋らしいものはあまりありません。「俳句的小説」とも評されているように、漱石の自作の詩・俳句が引用されたり、文学はもとより美術や能楽などの演劇、骨董についての批評文や、椿の花や木瓜(ぼけ)の花についての「余」の持論など、随筆的な性格が強いと思います。特に度々、脈略なく「探偵」を非難していたりしますが、よっぽど嫌いだったんでしょうね。 同時に、日露戦争の翌年に書かれており、話の筋にも関連してきますが、それに付随して汽車という近代文明を代表する産物を通した近代文明批判等、その時世の潮流も描かれています。 私は、普段は小説などの文学作品・物語の場合、ペンで線を引いたりしないですし、一回読んで、またすぐに線を引きながら再び読み返すという小説作品は、本作が初めてです。それも、私も市井の一詩人として、漱石の提唱する、「余裕」と「非人情」のうちにある詩境というものになんとか与りたかった故でしょうし、これは我が枕頭の書になるであろうと思います。 >> 続きを読む
2020/08/27 by KAZZ
山本文緒
表題の「プラナリア」はイマイチ。共感できたのは3篇目の「どこかではないここ」。結婚して母親になったらだれでも家計のために働き家族のために家事をこなし夫の親や自分の親のために時間を費やす。でもすべて背負い過ぎて一杯一杯だ。どこか歯車が切れたら崩れそう。「囚われ人のジレンマ」は始めて知ったが奥が深いことばだ。いつの時代でも通じる永遠のテーマだと思う。 >> 続きを読む
2018/05/23 by miko
東野圭吾
各界のVIP要人のみを相手にする会員専用の探偵倶楽部。合理主義の探偵と瞬間記憶能力を持つが、社会不適合者の助手が様々な事件を解決するミステリー。短編で読みやすく、スッと頭に入ってくるストーリーでした。テレビでも2時間ドラマ化! >> 続きを読む
2015/05/11 by ヒデト
本多孝好
率直な感想として印象に残らない作品でした。かといって読んでいてつまらなくはない。特別面白くもない。早く次のページをめくりたいとか、時間を忘れて読んでしまったという感じではなかった。良い面悪い面において特筆するような事柄はないかな。 >> 続きを読む
2018/01/12 by ryoji
安部司
なるべく添加物の入ってない素のままの食品を使って、食べるようになりました。
2016/04/02 by MARINA
西尾維新
妹が死ぬ度に、映画を見に行くという兄の悪夢を眺めるような狂気の関係性が紐解かれる事で、何度も様変わりする幻惑に酔いしれる物語。狂い出す惑いに侵されて、輪廻する醒めない悪夢。寝苦しい夜に汗を掻きながら、うなされるように見た夢を言葉として書き綴られる。整合性もなく、何もかもがあやふやだからこそ、不安定な波が押し寄せる。奇天烈な突拍子が無い兄の自分語りは、支離滅裂なようでいて、独創的な絵画を眺めるような酩酊感を生み出す。際限も制約も取っ払ってしまえば、あまりにも途方がなさ過ぎて、常人は困惑してしまうだろう。 >> 続きを読む
2019/02/07 by ebishi
AdamsDouglas , 安原和見
シリーズ第一作。シニカルかつ軽妙な語りのSFコメディ。バイパス工事に遭う自宅の立ち退きにひとり抗議する、地元ラジオ局勤務のアーサー・デント。5、6年前から付き合いのある友人のフォードが、そんなアーサーを強引に連れ出す。酒場に行く間に取り壊された自宅を見て茫然とするアーサーを伴い、フォードは宇宙へと飛び出す。フォードの正体はベテルギウス出身の宇宙人、「銀河ヒッチハイク・ガイド」の地球現地調査員だった。そして彼らが後にした地球は宇宙バイパス工事のため跡形もなく消え去っていた。唐突にたったひとりの地球人になったアーサーの宇宙冒険がはじまる。終始バカバカしく軽いノリでありながらも、壮大なスケールの謎を含むスペースオペラで、ストーリー以外の部分にも楽しみが多い。途中からアーサーたちに随伴する、超根暗で常に鬱っぽく面倒臭い性格のロボット、マーヴィーのキャラクターが個人的にツボで、彼の登場シーンはとくに楽しかった。後続作品のタイトルにもなっている「さようなら、いままで魚をありがとう」をはじめユニークなフレーズの数々にも惹かれる。世界観で好き嫌いが別れそう。 >> 続きを読む
2020/11/28 by ikawaArise
貫井徳郎
詐欺師の高杉と園部のコンビが偶然出会ったのは、同じく詐欺師の三上。共同して狙うのは金持ちの誘拐だが、思わぬことに別の人間から誘拐のため身代金を要求される。詐欺師を扱ったユーモアミステリだが、これが貫井さんというのは意外だ。こういう作風は珍しいし、全編を覆う陽気な雰囲気は非常に珍しい。詐欺師でお決まりなどんでん返しだが、そういう類ではない。その代わり誘拐犯の特定に仕込まれた伏線が終盤に効いてくる。キャラ付けも明確だし、出てはいないけど続編があってもいいかも。 >> 続きを読む
2020/06/14 by オーウェン
好野理恵 , ジャック・リッチー
【ヒネリの効いた絶妙な短編集】 いやぁ、上手いなぁ。 思わずそう漏らしてしまうような絶妙な短編が山盛りたくさんの楽しい短編集です。 ユーモラスで、シニカルで、意外な展開を見せる作品群は、まさに名人芸。 巻末解説によれば、作者は無駄をとことん削ぎ落した文体を志向したそうで、どんな長編でも短くまとめることができると豪語したそうです。 例えば、あの『レ・ミゼラブル』でさえ中編、あるいは小冊子程度にすることも可能だと。 確かにキレの良い、小気味よい読み心地はあのシンプルな文体があってこそと言えるでしょう。 それでは、いつものように収録作品からいくつかご紹介しましょう。〇 クライム・マシン 殺し屋のところに男がやって来ます。 男はタイムマシンを発明したのだと言います。 その証拠として、殺し屋がつい最近殺しをした場面を新聞記事を参考にしてタイムマシンを使って時間を遡って見てきたと言い、その詳細を語り始めたのです。 さらに、このことを忘れるためにはいくらかお金が必要だとも言います。 恐喝なのです。 タイムマシン云々などという与太話はともかくとして、殺しの現場を見られたことは間違いなさそうです。 殺し屋は、とりあえずの口止め料として要求額を払いましたが、このままにしておくつもりはありませんでした。 男の素性を暴いて殺してしまわなければ……。 しかし、男はなかなか尻尾を出しません。 それどころか、また別の殺しの目撃談をしてくるではありませんか。しかも何件も。 1件をたまたま目撃されたというならまぁあるかもしれませんが、こう何件もの殺しの現場にことごとく居合わせたなどということは不可能です。 こいつ、本当にタイムマシンを持っているのか?〇 ルーレット必勝法 カジノに数学教授を名乗る男が現れました。 男は、少額をルーレットに賭け続け、帰る時には多少のチップを換金していました。 男は警察に電話をし、ホテルまで警護して欲しいと頼み込みました。 警察官は嫌な顔をするのですが、カジノのオーナーは、「これもうちの宣伝だと思って協力してやってくれ」と頼んでやります。 そう。客には少々は勝ってもらわなければ。 その後、男は度々そのカジノを訪れ、段々賭け金を上げていき、帰りに換金する額も増えていったのです。 警察官も、良いチップがもらえるということで、今では喜んで男の帰りを待っているようになりました。 男は、自分には独自の必勝法があるのだと言います。 そんなことはあり得ません。 ルーレットに必勝法などあるわけがないのです。 しかし、男は毎回帰りに多額のチップを換金して警察官に警護されてホテルに帰っていきます。 おかしい……。 男の様子を注意深く監視しましたが、イカサマをしている様子は全くありません。 この男のことは評判となり、他の客までがこの男に便乗して同じ賭目に賭けるようになっていきます。 カジノは大損害です。 困ってしまったマネージャーは、男を事務室に呼び話を始めました。 男は、「このままではカジノが破産してしまうけれど、それは自分も望まない。まとまった金額を提供してくれれば、他のカジノへ行く」と言うのです。 背に腹は代えられません。 マネージャーは、男の申し出通りの金額を払ってやりました。 ただし、殺し屋にも男の殺害を依頼するのですが。 しかし、どうやって男は勝ち続けていたというのでしょう? そのほか、本書には『カーデュラ探偵社』シリーズの作品も4作収められています。 カーデュラは吸血鬼で、今は生活のために探偵社を営んでいるという設定なんです。 カーデュラって変わった名前ですよね。 これは、あの有名な吸血鬼の名前のアナグラムになっているんですよ。 ユーモラスなタッチで、ミステリとしてもなかなか面白い作品になっています。 どの作品も巧妙に仕立て上げられており、思わずニヤッとしてしまいます。 軽く読めて面白い本はないかな~とお探しの時など、本書なんか良いんじゃないかな~とお勧めしてしまいます。読了時間メーター□□□ 普通(1~2日あれば読める) >> 続きを読む
2020/09/15 by ef177
畑村洋太郎
わかるとはどういうことなのか、そのメカニズムを明らかにする。テンプレート、課題設定、知識の必要性。話し上手とは。などなど >> 続きを読む
2014/11/16 by 匿名
安田剛士
ざっくり言うと、基本的に運動神経の悪い主人公が、努力して自転車では速くなるという物語です。私自身も乗っているのですが、ロードバイクでは特に、走るなどといった時の筋肉と、使う力が全く違います。よって、自転車は、自転車に乗らないと速くなりません。自分の足で、速く、遠くにいけるのは魅力ですよ。このマンガを読んで、私はロードバイクにはまるきっかけになったので、たくさんの方に読んでもらって、乗る人が増えればなぁと思っています。 >> 続きを読む
2015/04/23 by frontier
杉山尚子
なぜ自分の(あの人の)この行動がやめられないんだろう、続かないんだろうと思う事はよくあると思う。それを根性や性格からだとは結論付けずに行動分析学から考えていく内容。行動の前後の状態が(好ましい状態に)変化するから、その行動をやめられないし、続ける。Aの状態→行動→Bの状態 状態変化が好ましい状態に変化することや、嫌な状態が消失する時に、その行動が起きやすくなる。愚痴がやめられない、は愚痴ることで相手が反応してくれるから続けてしまう。だから、相手に反応しないでもらえればやめる事ができる!…最近私の愚痴る時間が増えてきた気がするので早速やってみようと思っている。好ましい状態も、複数の理由が重なっている場合もあるので、注意が必要。続かないのも、すぐにフィードバックがこないから、状態が変化しないので続きにくい。自分の行動や、誰かの行動を分析するのが面白くなったし、今後の役に立つと思った。 >> 続きを読む
2020/03/16 by おつまみ
小畑健
【的】 8巻ゆえ基本構造は割愛。 かなり序盤に語られていたノートのルールを活かした展開。 あの時点でここまで考えていたのか、ルールからこの展開に至ったのか。 ただ、これまでの彼らの活躍から結果を観ると・・・逆算してヤツならこの結果の可能性も読めていた可能性はあるんじゃないかな・・・と、思わないでもない。 まぁマンガの展開上こうなるに違いないという神視点の読者と、当事者の視点では見えてくるものも違うだろうが。 メロ勢力が優勢なあたり。 三つの勢力+キラ。 各個撃破な展開になるのか、同時に絡むのか。 二正面は悪手だが、漁夫の利は最善手。 マンガ的なら後者かな・・・なんて、読者視点の期待的予測で次を楽しみに。 >> 続きを読む
2020/10/21 by 猿山リム
桂望実
映画を観ていないので、情報のない、真っ白な状態で読めました。冒頭の県庁さんのスーパーへの研修の様子で、大体、大まかなストーリーが浮かんでしまいました。それでも、後半、県庁さんが何をきっかけに、どう変わっていくのかなぁ、という視点で読んで楽しめました。県庁へ戻ったら、煙たがられるかも知れないけれど、きっといい仕事をしてくれるはず! >> 続きを読む
2018/02/07 by taiaka45
塩野七生
10代目 ティトゥス在位2年3ヶ月。ヴェスヴィオ火山の噴火によるポンペイ壊滅とローマの火災と疫病への対策に追われる。短い在位期間で病死。11代目 ドミティアヌス「ゲルマニア防壁」を建設。作者は気に入っているが、当時はなぜか、ひどく不人気だった皇帝。浮気が原因で奥さんに暗殺されてしまったらしい(怖)。12代目 ネルヴァドミティアヌス帝が思わぬ死をとげたため、ショートリリーフで登板した人。皇帝就任時は70歳。高齢のため1年半で死亡。あまり年取ってから皇帝になっても、体力はないし、無茶できないので有難味がなかっただろうな。ネロみたいに10代後半でなるのが一番楽しいに違いない。(ただし無茶がすぎると殺される)いよいよ次からが五賢帝の時代だ。 >> 続きを読む
2017/10/22 by Raven
千住文子
千住家の教育白書。千住文子先生の著書。子供の教育に悩む全ての保護者や学校関係者にとって役に立つ内容の良書です。全ての子供が千住家の皆さまのようになれるわけではないけれど、千住家の教育から学べることはたくさんある。 >> 続きを読む
2018/09/03 by 香菜子
望月衛 , TierMark.
251ページ: 富とは精神の状態である。
2015/03/19 by Neo*
ヘニング・マンケル
ヘニング・マンケルのクルト・ヴァランダーを主人公とするスウェーデンの警察小説シリーズ第四作の「笑う男」を読了。ヴァランダーは、警察を退職する決意をしているのだが、知人の死をきっかけに再び警察に戻ってくる。なぜ彼は死んだのか、その謎を追うヴァラダーの地道な捜査が始まっていく。しかし、なぜ私はこのシリーズに惹かれるのか?例えば今回も、敵は最初から判明しているのだ。あとは証拠をいかに摑むかだけ。その意味では単調な物語だといっていい。にもかかわらず、どんどんこの物語に惹かれていくのはなぜか?ヴァランダーの父親を始めとする脇役たちが生き生きと描かれていて、特に今回は女性刑事アンがなかなかいいんですが、物語を読むことの悦びにあふれていることが、まず挙げられる。そして、その細部のうまさとは対照的に、もっと大きなものを物語の背景にしていること。マルティン・ベックシリーズがそうであったように、スウェーデン社会のさまざまな問題をいつも背景にしていて、それがサスペンスを生み出している。つまり、敵が最初から判明しているのは確信犯だといっていいと思う。 >> 続きを読む
2019/03/06 by dreamer
出版年月 - 2005年9月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト
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