こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)


2005年10月発行の書籍

人気の作品

      博士の愛した数式

      小川洋子

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね! tadahiko masa920 mahalo caramel sunflower syuna Dies_irae Moffy ryoji Booklover ooitee
      • 非情に簡潔な内容ながらも、喜怒哀楽が感じられる博士とお手伝いさんとその子供のルートのやり取り。

        80分しか記憶が持たない博士は、多くのことを数学に例える。
        それは素数であり定理である。
        更には阪神時代の江夏豊の記憶が多くのことで絡む。

        最初こそ非現実的だが、次第に数学のやり取りが楽しくなってくる。
        1から10を足すと出るのは55。
        簡単だがじゃあ1から百や千となると、すぐに計算できる法則を見つける必要がある。筆算では解けないから。

        まるで数学を習っている感覚だが、この雰囲気は独特。
        小川さんの作品は初めて読んだが、どの文も非常に柔らかい文体。
        他作品も読んでみたくなる。
        >> 続きを読む

        2019/03/16 by オーウェン

    • 他33人がレビュー登録、 156人が本棚登録しています
      潮騒

      三島由紀夫

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! tomato
      • 再読。
        新治と初江の恋愛物語。
        初の書き下ろし長編「仮面の告白」と比較すると、随分普通の文体である(「仮面の告白」はデビュー作なので気合いを入れたのだろうが)。
        初江の「目をあいちゃいかんぜ!」というセリフには失笑した(ヤクザか)。
        新治と初江の関係について、周りがしきりに噂するのが、日本の田舎の閉塞感を表していて何とも嫌な感じである。
        ちなみに、齋藤飛鳥のファースト写真集のタイトルが「潮騒」だが、この写真集が三島の作品名から採ったのかどうかは定かではない(ネットで調べた限り、齋藤は三島由紀夫「潮騒」の存在は知っているようだが)。
        >> 続きを読む

        2019/07/15 by tygkun

    • 他9人がレビュー登録、 33人が本棚登録しています
      4teen

      石田衣良

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
      いいね!
      • 直木賞受賞作とのことで期待を持って読んだ。
        東京のど真ん中に住む4人の中学生の日常を描いた作品。

        今どきの中学生の生活の中で耳にし、自分の身近に現実に起こり得る問題-いじめ、出会い系サイト、暴力と虐待、自殺、性交と妊娠、同性愛などもれなく網羅されており、それらに巻き込まれ振り回されてしまうが、中学生ならではの無鉄砲さと勢いで、力を合わせてなんとか切り抜けていく姿にドキドキ、ハラハラさせられ痛快で青春物語として楽しめた。

        ただ、自分たちの中学時代と合わせて考えると、時世の違いと言えばそれまでだが、思考、行動(またはその結果)がかけ離れていると感じられ違和感が残る部分がいくつかあった。


        >> 続きを読む

        2019/07/09 by Sprinter

    • 他6人がレビュー登録、 44人が本棚登録しています
      模倣犯

      宮部みゆき

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね! Tukiwami
      • これだけの厚さなのにもう何度読み返したか分からない。犯人が鞠子のおじいさんをいたぶる様子に何度も胸を痛めた。
        情緒に欠陥を持って生まれる人間っていると思う。理解も治療も何の役にも立たないのだ。心ってなんて不確かなんだろう。
        >> 続きを読む

        2018/10/07 by aki

    • 他6人がレビュー登録、 50人が本棚登録しています
      国家の品格

      藤原正彦

      新潮社
      4.2
      いいね!
      • 数学の上達に必要なものは情緒力だという斬新な考え方が非常に面白かったです。イギリスに数学の天才が多いのもイギリスには美しい街並みや風景があるからだということが書いてあったので是非そこを訪れてみたいと思いました。 >> 続きを読む

        2015/05/13 by super

      • コメント 4件
    • 他6人がレビュー登録、 20人が本棚登録しています
      模倣犯

      宮部みゆき

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね!
      • どのようにして犠牲者が生まれたか過程が描かれる。殺されていい人間はいないといいつつも、そんな物騒なことに巻き込まれやすい人間は確実にいる。2巻だけでも問題行動多い女子高生やらに読ませたらどうだろう。世の中少数だがどうしようもない根っからの悪人がいるのだ。 >> 続きを読む

        2018/10/08 by aki

    • 他3人がレビュー登録、 27人が本棚登録しています
      インストール

      綿矢りさ

      河出書房新社
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね!
      • 自分はなにものなのか、なにかになりたいと思う気持ち。もどかしさや不安みたいなところが、ありきたりではない表現やストーリーで書かれていて、惹きつけられます。

        読めてよかったです、気分は清々しい!
        お気に入りの一冊です!
        >> 続きを読む

        2017/10/30 by asa_chann

      • コメント 4件
    • 他3人がレビュー登録、 17人が本棚登録しています
      夜市

      恒川光太郎

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!

      • 恒川光太郎の第12回日本ホラー小説大賞受賞作「夜市」を読了。

        大学生のいずみは、高校時代の同級生・裕司に誘われて、岬の方で開かれているという夜市に行くことになった。

        だが、暗い森を抜けて市にたどり着いてみると、どうも様子がおかしい。
        明らかに人間ではない商人たちが、奇妙な品物をとんでもない値段で売っているのだ。

        黄泉の河原の石、何でも斬れる刀、本物の首-----。

        やがて裕司は、子供の頃に夜市に来たことがあると告白する。
        その時、彼は、連れていた弟を人買いに売って、代わりに野球の才能を買ったというのだ。

        元の世界に帰ってみたら、弟は最初から存在しないことになっていた。
        しかし、そのことを悔やみ続けていた裕司は、再び夜市を訪れて、弟を買い戻す機会を待っていたのだ。

        夜市には、さらに恐ろしいルールがあった。
        一度入った者は、何かを売買しないと絶対に元の世界に戻れないのだ。

        いずみは、裕司が今度は自分を売るのではないかと疑うが、裕司はそれを否定する。
        しかし、いずみ自身、何かを買わないと帰れないことに変わりはないのだ-------。

        幻想的に展開するストーリーは、前半で提示された伏線を論理的かつ意外な形で回収して、驚くべきラストへと至る。

        幻想小説の雰囲気、SFの設定、ミステリの意外性を兼ね備えているわけだが、読み終わってみると、やはりホラーとしての恐怖を強く感じるという、実に完成度の高い作品だと思う。

        >> 続きを読む

        2019/02/21 by dreamer

    • 他2人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      魔王

      伊坂幸太郎

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • この国は大丈夫なのか? ムードとイメージで、世の中動かされてやしないか? 黙ってるけど各々、超能力を有してんじゃないの? 結構、鋭く斬ってたんじゃないかな。 >> 続きを読む

        2017/11/03 by hiro2

    • 他2人がレビュー登録、 16人が本棚登録しています
      誕生日大全

      CrawfordSaffi.

      主婦の友社
      カテゴリー:相法、易占
      3.3
      いいね! sunflower
      • 占いに特に興味があるわけではないのですが、やればそれなりに楽しいですよね。

        先日、友人たちで集まった時に、1人が「これ、すごい当たってるから!」とこの本を(分厚いのに…)持ってきました。で、みんなでやって盛り上がったのですが、私、私の親しい何人かを見てみたのですが、ぜんっぜん当たっていませんでした(笑)

        本当に全然当たっていなかったのですが、この本のおかげでかなり場は盛り上がったので、この本の本質は占いが当たるか当たらないかとかそういうことより、みんなでワイワイ当たってるとか違うとか話題を提供してくれるところにあるのかもしれません。

        でも自宅に置くほどではないかな(笑)
        >> 続きを読む

        2012/11/18 by ただひこ

      • コメント 5件
    • 他2人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      魔法戦隊マジレンジャー超全集
      小学館
      カテゴリー:映画
      3.7
      いいね!
      • 想像を遥かに越えてきた!?
        まず戦隊の皆さん兄弟。そして魔法を使っちゃいます。
        瞬間移動したり、色々と技のレパートリーは多い。
        でも筋肉強化はいただけない、ムキムキ筋肉を縁取られた服が
        気持ち悪い。。。
        しかし戦隊物は大分観てないけど大分様変わりしている様子、どっかのタイミングでDVD でも見てみたいです
        >> 続きを読む

        2012/04/25 by pigbaby

      • コメント 1件
    • 他2人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      黄色い目の魚

      佐藤多佳子

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね! Arisann
      • 二人が出会えてよかった。
        成長できたり、お互いのプラスになる恋愛ってやっぱりいいもんですね。 >> 続きを読む

        2017/02/21 by asa_chann

    • 他2人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      マチルダは小さな大天才

      BlakeQuentin , 宮下嶺夫 , ロアルド・ダール

      評論社
      カテゴリー:小説、物語
      2.5
      いいね!
      • 天才少女の痛快仕返し物語。
        マチルダは、3才になる前から文字が読め、5才にして、図書館の本を読破。
        そんな彼女は、とんでもない両親のもとに生まれた。
        インチキ中古車販売業の父親とテレビ好きな母親。
        お仕置きされたマチルダがする、知恵を絞った強烈な仕返しが痛快。

        そして、マチルダが入った、小学校の女校長は、暴力的・高圧的。
        ここでは、優しい先生ミス・ハニーと出会い、超能力を開花。
        幽霊をよそおって、校長を追い出すところも痛快。
        小学生女の子向きの面白い物語。
        >> 続きを読む

        2014/09/05 by てるゆき!

      • コメント 1件
    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      夏目友人帳

      緑川ゆき

      白泉社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.8
      いいね! hrg_knm
      • 帯が全てを物語ってる。(笑)
        正に「妖しく、切なく、懐かしい。」お話。
        ひとと違う力を持った主人公が、その力故にひとならざるもの達と触れ合い、感じ、成長していくんだけど、そういったもの達とのあれやこれだけでなく人間同士との関係も少しずつ変わっていくのが良い。
        人間も妖怪も、良いヤツもいれば悪いヤツもいる訳で、処世術とは別の意味で、自分以外のものとの付き合い方を学んでいる気がする。(いや、私がです/←おぃ)
        >> 続きを読む

        2019/01/17 by ちさと

    • 他2人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      ネクロポリス

      恩田陸

      朝日新聞出版
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • アナザーヒルに迷いこんでしまう感覚におそわれるが、お客さんをこわいとは思わせない。亡くなった私の母は私に何かを伝えにくるだろうか?と妄想しながら読みすすめていた。死者になった身近な人を思い出させてくれる物語。映画化するなら主役はフクシソウタさんかな。 >> 続きを読む

        2017/11/13 by nya

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      生協の白石さん

      白石昌則

      講談社
      カテゴリー:雑著
      4.3
      いいね!
      • 生協には「ひとことカード」という、要望を伝えるカードがある。
        その「ひとことカード」を通した、生協職員、白石さんと東京農工大学の学生の交流。

        「ひとことカード」は東京農工大学の生協だけが行っている制度ではなく、他の生協も行っている制度らしい。
        自分が通っていた大学には生協自体がなかったので、こういう仕組みの存在すら知らなかった。

        東京農工大学の「ひとことカード」には、通常の要望を伝える内容の他に、大喜利のお題のような書き込みも。
        本来なら、黙殺されても仕方ない内容であるが、そんなものに対しても律儀に回答する白石さん。

        その回答が面白すぎる。(もちろん、通常の要望の方が多かったそうだが)
        自分だったら、時間をかけても、本書に出ているような回答は書けない、という自信がある。

        この人のおかげで、東京農工大学の生協の売り上げもかなりアップしたと思われる。

        当初、性別すら積極的に公開していなかったので、「年配の女性」だとかいう話も出ていた。
        この辺り、公にしなかったのは、東京農工大学の学生、関係者が本人のプライバシーを守ろうとしていたらしい。
        その後、プロフィールを公開したが、自分と同年代の人だという事に驚いた。

        本書は2005年、出版されたもの。
        数年前の話だとばかり思っていたら、今から、9年前も前の話だった・・・。

        白石さんの回答は、控えめなユーモアに溢れたもので、決して悪ふざけの域までは行かない。
        時折、ちゃっかり商品の宣伝まで織り込んでいたりする。

        対して、学生の方も、他の人を不快にさせるような「ひとことカード」は書かなかった、という。
        (「ひとことカード」は掲示板に公開される)

        「手書き」というアナログ方法が、お互い「生身の人としての存在」を感じさせ、自然と相手を不快にさせるような事を書くのを控えさせたのだろうか。
        それ以前に「学風」と比較的、小規模なコミュニティだったから、という事情もあったかもしれない。

        これがもし、東京農工大学の生協公式ツイッターアカウントに対する「投稿」という形式だったら、どうなっていたことやら・・・。
        また、学生が何万人もいるようなマンモス大学であったら、どうなっていただろう・・・。

        ところで、Wikipediaによると、白石さんは現在、法政大学小金井キャンパスの小金井店店長になっているらしい。
        おそらく、その店では「名物店長」として人気者になっている事だろう。
        >> 続きを読む

        2014/04/27 by Tucker

      • コメント 4件
    • 他1人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      鉄鼠の檻

      京極夏彦

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • レンガ本に挑戦する気が起きず分冊本に手を出した。

        今川の父や兄への劣等感やそれに対しての諦念ぶりはいつ読んでも興味深い。外見が枯れているのは伊佐間の方だけど内面は今川の方がずっと枯れてるというか成熟している気がする。

        それにしても関口は千鶴子や雪絵を哀れな妻達だと言っていたが、彼女らはそんなに哀れなのか?
        関口も中禅寺も収入は安定しないけれど働く気がない訳ではないし、あの時代で飲む打つ買うもせず子供ができなくても離縁しない男が夫だなんてむしろ幸せ者なのではないか?
        というかこの2人が哀れなら「狂骨の夢」の民江と朱美や「絡新婦の理」の紅蜘蛛のお志摩や「陰摩羅鬼の疵」の老刑事の妻はどうなるんだと…
        読んでるこちらが平成の人間だから苦労している妻達に見えるけど、時代背景を考慮したら全然不幸じゃないんだよなあこの美人妻達は。
        特に千鶴子。
        >> 続きを読む

        2016/12/22 by kikima

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      もやしもん

      石川雅之

      講談社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      3.5
      いいね!
      • 2014年に読んだ本整理中

        2014/12/31 by ブービン

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      オリガ・モリソヴナの反語法

      米原万里

      集英社
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね! Tsukiusagi
      • フィクションとは思えない現実感と、一枚一枚丁寧に剥けていく秘密のヴェールが印象に残る大好きな本です。

        女神のように美しく踊るけど誰よりも口汚いオリガ・モリソヴナと、まるでツルゲーネフの小説の登場人物みたいに物腰柔らかく、エレガントなエレオノーラ。二人はいったい何者だったのか。調べて行くうちに謎が謎を呼び、旧友と再会し、新しい出会いがあり…。

        ミステリーってだいたい伏線が分かりやすすぎたり、オチがご都合主義だったりしてあまり好きになれないんですけど、これは本当に上質で濃厚な小説です。通訳者として長年活躍された米原さんならではの膨大な知識量と個人的な体験があってのことなんでしょうね。

        米原さんにはもっと生きてほしかった…。
        >> 続きを読む

        2016/11/19 by MaNaSo

    • 他1人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      ダレン・シャン 全13冊

      ダレン シャン

      小学館
      5.0
      いいね!
      • 今も昔もあまり本を読まない自分でも楽しく読めたシリーズです。
        いい意味で予想を裏切られ、展開が読めない本ですね。
        頼りないダレンが成長していくのは見ていて楽しいです。
        久しぶりにまた読みたいです。
        >> 続きを読む

        2015/04/16 by Ajil

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています

出版年月 - 2005年10月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト

会員登録(無料)

今月の課題図書
読書ログってこんなサービス
映画ログはこちら
読書ログさんの本棚

レビューのある本