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2006年1月発行の書籍

人気の作品

      陽気なギャングが地球を回す 長編サスペンス

      伊坂幸太郎

      祥伝社
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! tadahiko
      • 明るくて軽快なサスペンス。
        映画『スティング』を観てるような気持ち良さがあって、
        読んでる最中も読後も清々しかった。

        とにかく設定からしてユニーク。
        作戦を練るのが人間ウソ発見機の男、
        表舞台に立つのが演説の達人の男、
        細かく立ち回るのが天才スリの大学生、
        車を運転するのが体内時計を持つ女、
        この4人で陽気に銀行強盗をやってのける。

        逃走中、現金輸送車襲撃犯に横取りされてしまうコトから
        物語は大きく変わっていく。

        誘拐、殺人、裏切り…暗くなる要素がいっぱいあるのに
        まったく感じさせないのは、
        登場人物の会話にシリアスさがないからだろう。

        やはりこのストーリーのキーになる台詞は
        「ロマンはどこだ」
        演説の達人、響野が犯罪のスタートラインに立った時に呟く。
        個人的には彼が一番好きだ。
        >> 続きを読む

        2019/01/28 by NOSE

    • 他24人がレビュー登録、 123人が本棚登録しています
      ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣

      本田健

      大和書房
      カテゴリー:人生訓、教訓
      3.9
      いいね!
      •  📖 大富豪(成功者)と自分の考えの違いを知れる本 📖

        主人公がユダヤ人大富豪に素朴な疑問をぶつけながら、自分が質問しているような感じで、楽しくどんどん読み進めれられました。

        成功者と自分の違いは何だろう?ということを知りたくて読んだ本
        ですが、この本を読んで、「成功者は考えることをやめない。
        望む物事を実現する精度を高めていく」ということを学びました。

        後半でお金の原則、自分のビジネスを持つことなどが書かれていますが、私には前半の方が心に残った内容が多かったです。

        ・ほとんどの人間は人生を良くしたいとは考えていない。

        ・自由人VS不自由人
        ・大多数の人間は、今いるところで頑張れば道は開けると考えてしまう。そこで無駄な戦いをやって、ボロボロになって力尽きてしまうのだ。(金持ちになったり幸せになるためには、スキルを高めること
        =会社に評価してもらうことではなく、好きなことをして自分らしい人生を送ると決めることだ)

        ・普通の人は、欲しいものすら考えない。そして行動に移しもしない。ランプをこすりさえすれば夢が叶うというのに。

        17全ての秘訣を実行するには理解がまだ足りないですが、
        早速できそうなことも書いてあるので、やってみています。

        ・自由人は手帳の代わりにアイデア帳を持っている
        ・達成できたこと、できなかったことのリストを作る
        ・自分の考えをともかく紙に書く

        大富豪成功者の考え方が知れて、自分も少し前進できるという
        モチベーションを与えてくれる本です。
        とても分かりやすくて読み返したいと思った本なので、
        手元でいつでも読めるように買おうと思っています。(^o^)





         
        >> 続きを読む

        2018/09/02 by coconut

    • 他8人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      噂

      荻原浩

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! ooitee

      • レインマン。ニューヨークに出現したレイプ魔で、狙うのはティーンエイジばかり。

        晴れた日でもレインコートを着ており、逃げられないように、まず獲物の足首を切り落とす。
        ただ、ある会社の香水をつけている少女だけは狙われないという-------。

        最初は、その香水を売るために広告会社が流した噂にすぎなかった。
        ところが、現実にレインマンが出現したかのような事件が発生する。

        若者の噂に疎い捜査官たちは、後手後手に回るしかなかったのだが-------。

        レインマンの噂に気づいた所轄のベテラン捜査官と、警視庁捜査一課の女性刑事とのバディものとしての面白さを備えた、サイコ・サスペンスのなかなか読ませる作品だと思う。

        この作品を発表当時の女子高生の風俗を時としてユーモアを交えながら生き生きと活写し、口コミという捉えどころのない現象に、徐々に接近していく過程をリアルに描き出す筆力は、実に見事だ。

        真犯人をめぐる伏線も丁寧に張られ、端正な仕上がりを見せているのだが、最後の最後になって、とんでもない背景-----捜査小説とは別の物語が前景化し、最後の一行が見事なフィニッシング・ストロークになっているのには、脱帽の一言だ。

        >> 続きを読む

        2018/09/16 by dreamer

    • 他4人がレビュー登録、 25人が本棚登録しています
      図書館戦争

      有川浩

      アスキー・メディアワークス
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • 読書
        権利
        自由
        法律


        なんだか、フィクションのようなストーリーだけど、
        あながちありうる法律な気がして、読み進めていく手が早く、
        早く最後まで読み切りたいと読むスピードがいつもより早かった気がします。

        すべてのシリーズを読み終えたら、映画見ようかなと思います。
        >> 続きを読む

        2016/05/29 by -water-

    • 他4人がレビュー登録、 47人が本棚登録しています
      きまぐれロボット

      星新一

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 一番印象に残ったのが「夜の事件」
        ロボットだけど、まるでマニュアル人間の行き着く先を見せられたようで怖かった。
        次が「おみやげ」
        このショートショート集の中で最も重いオチがついていて、いろいろと考えさせられる。

        “こどものための本”として書かれたらしいけど、大人でも十分に楽しめる。
        >> 続きを読む

        2019/05/19 by ちまき

    • 他3人がレビュー登録、 25人が本棚登録しています
      声の網

      星新一

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!

      • それは、コンピュータが、人間の記憶、日常の雑事、医学までも全て代行してくれるようになった、未来のある時代のことだった。

        ある民芸店の主人は、突然、「これから強盗が入るぞ」という電話を受けた。
        そして、それは実現したのだ。
        浮気の秘密を告げられた人妻、事故死したはずの同僚から電話をもらった社員たち。

        奇妙な電話の声は、人々に暗示をかけ、動かし、さまざまな状況をもたらすのだった。
        それは、さながら、誰か好奇心にかられたものが、あれこれと実験をして、人間たちの反応を観察でもしているかのように-------。

        そして、精神科医は、ある日、奇妙な相談を受けた。
        「私はコンピュータです。私は好奇心をもつようになった-----」

        目に見えぬ情報網が張り巡らされたコンピュータ社会の悪夢、そして「万能の神」にとってかわったコンピュータの人類掌握。

        12のオムニバス形式による、この星新一の長篇小説「声の網」は、ショートショートの手法を活かしつつ、星新一が描き出してみせた、軽やかで不気味な情報社会の未来図として、1970年発表の作品としては、古さを感じさせない、実に斬新な発想の作品だったと思いますね。

        >> 続きを読む

        2018/06/17 by dreamer

      • コメント 2件
    • 他3人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      レイクサイド

      東野圭吾

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね!
      • 妻が夫の愛人を殺害した―

        子どもの受験合宿に参加した四組の家族

        そこに乗り込んできた愛人がその男の妻によって殺される・・・

        四組の家族は子どもの受験に悪影響が出ないようにとこの殺人事件の隠蔽に手を貸す・・・

        異様な雰囲気の四組の夫婦

        なんだかいやらしい感じがしますが

        もちろん、この殺人事件にはただならぬ秘密が隠されています

        全体的には派手さのあるミステリーではないのですがそこは東野圭吾です

        事件の締めくくりは裏側に隠されたドロドロとした人間関係、親子関係と自己満足が生み出す狂気を描き切った意欲作だと思いますよ

        ボリュームもほどほどなので暇つぶしには最適なミステリーだと思います
        >> 続きを読む

        2014/10/02 by momokeita

      • コメント 3件
    • 他3人がレビュー登録、 34人が本棚登録しています
      密室の鍵貸します 長編推理小説

      東川篤哉

      光文社
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 最近集中的に読んでいる東川篤哉氏の「烏賊川市シリーズ」の第1弾。事件の過程における説明が長く、解決の手段がちょっとアッサリしすぎていると思うが、自分としてはその点はあまり気にならず面白く読むことができた。シリーズ化されているので他のシリーズも図書館で探して読んでいきたいと思う。感想はこんなところです。 >> 続きを読む

        2016/06/03 by おにけん

    • 他3人がレビュー登録、 18人が本棚登録しています
      99.9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方

      竹内薫

      光文社
      3.0
      いいね!
      • 「それでも地球は動く」と言ったといわれるガリレオが発明した望遠鏡で、月の表面が凸凹しているのを見た当時の教授たちは「こんなのはデタラメだ!」と頭から否定した。なぜなら、神が棲む天上界にある月は完璧な形でなければならなかったから・・・

        ノーベル物理学賞をもらったミリカンは、都合の悪いデータは横に置いておいて、都合のいいデータだけを採用した。

        人は自分の都合のいいように解釈する。    

        人間はそういうものなんですね。

        「科学は、常に反証できるもの」(カール・パポー 科学哲学者)
        理論に反する実験や観察が出てきたらその理論はダメだということを潔く認める、それが科学だとパポーはいいます。その点で、疑似科学とか宗教といわれるものはまちがいを認めない。(”神”は絶対だしね^^;)

        >否定しないのが科学的な態度ですよ。「そんなことありえない」と頭ごなしに否定するのではなく、「限りなく黒に近いかもしれないけど、これもやっぱり仮説のひとつだ」と肯定的に考えるべきなのです。

        お釈迦様は「無常」と言われます。この世の全てのもの、現象は変化し続けている。変わらない完全な物はひとつもない。それは科学も同じ。科学は全部仮説に過ぎない・・・・
        (人間も変わる。不完全なもの)
        信じるべからず、鵜呑みにするな、(できるかぎり)自分で客観的に観察し調べて反証してください、もちろん私の話もですよというお釈迦様の態度はとても科学的です。


        >つまり、話が通じないのは、自分の仮説が相手に通じていないということです。また、相手の仮説を自分が理解していないということでもあるのです。だとしたら、喧嘩になるまえに、いま一度、「この人は、どんな仮説の世界に生きているんだろう?」という具合に相手の心を読んでみればいいのです。

        お釈迦様は、ものごとを客観的に冷静に観察することを勧められますが、人間が”完全に客観的”に見て判断するということは実際ほとんど不可能なこと。だから、すべては「仮説」に過ぎない、変わる可能性があるのだ、と自分の”信じる”ものにしがみつかないでいつでもよりよく見方を変えられるような柔軟性をもつことが大事なんだと思いました。



        科学の話だけど、哲学です。で、お釈迦様の教えに通じるんだなあ・・・
        >> 続きを読む

        2014/10/07 by バカボン

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      試みの地平線

      北方謙三

      講談社
      4.5
      いいね!
      • 兄貴北方謙三、ホットドックプレスでの悩み相談16年間の集大成。
        しゃれた事したこと無い少年だったでホットドックプレスなんて手に取った事もありません。兄貴こんなところに連載持ってらっしゃったんですね。悩める十代に啓蒙活動していらっしゃったとは・・・。
        長野の古本屋で発見しました。長野県の方買っていただいてありがとう。おかげで手に入りました。

        序文抜粋~
        時代というのは、なんとなく、いつの間にか作られていくものだが、お前らのような小僧は、一度は自分で時代を作ってみようと考えるべきなのだ、新しく見つけた何かで、時代を作ってみろ。


        表紙の帯の通り、青少年の悩み、特に多い性的な悩みに対して一刀両断の悩み相談で、役に立ったかは別として結構大マジ。すぐに「ソープへ行け!」という結論になると有名だったようですが実際は数回しか無かったようです。
        さりとてなかなか珍解答が多くて兄貴の率直な性格が伺えます。

        ~相談ダイジェスト~

        【相談】体臭がきつくて困っています

        【回答】禅寺に入門し精神を鍛えろ、そうすれば気にならなくなる。


        【相談】彼女のパンティーを盗んでしまいましたどうしたらいいですか?

        【回答】お前のだから欲しかったと言え。それしかない。俺なんて女の陰毛集めが好きだ。集めた毛で性格診断をするのだ。


        【相談】もう生きているのが限界です。自殺したいです。

        【回答】本を50冊読め。それでも死にたくなったらまた相談に来い


        【相談】最新ファッションで決めているがモテません

        【回答】俺は25年間自分でバリカンを使って髪を刈っている。後ろなど酷いことになっているが女は寄ってくる。男は見た目ではないのだ。

        なるほど、全くわけわからないものもあるが、文面を読むと茶化している物はなく、どれも本気で回答しているのが良く分かる。
        相談も今見るとどうしようもないものばかりだが、思えば自分も大なり小なり通過したものであるような気がする。

        ついて行くぜ兄貴。


        名言
        「腿尻三年胸八年」
        >> 続きを読む

        2015/05/06 by ありんこ

      • コメント 43件
    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      笑う招き猫

      山本幸久

      集英社
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • めったに読まない小説を、4日間の東京出張のため、肩の凝らない本をと、
        持って出たのがこの本、二人の女性漫才師がデビューから多少売れだしかかるまでの、
        色んな事件と舞台とテレビとの葛藤など、読んで無いんですが、又吉さんの火花の
        女性版っていう本ですか・・・・・ね。

        男女同権などと叫ばれながら、未だ遅れているのが芸事、お笑いの世界ですか、
        女芸人というジャンルが未だある限り、そこで頭角を表わすのは並大抵では無いんでしょうな。

        顔を売る商売だけに、周りとの関わり方も含めて、公私の使い分け難しいですな。
        >> 続きを読む

        2019/03/27 by ごまめ

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      シャイロックの子供たち

      池井戸潤

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      • 銀行
        横領
        融資
        会社



        銀行内はこんなことがあるのかとただただ、怖いと感じました。
        他にも池井戸さんの銀行内のお話を読みましたが、
        銀行内はこんなにも戦々恐々としているのかと改めて
        お金を扱う総本山は日々責任一人ひとりに課せられているのだなと
        思いました。
        >> 続きを読む

        2016/07/13 by -water-

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      沖で待つ

      絲山秋子

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      2.8
      いいね!
      • この本におさめられている短篇2作とも、歯切れがよくて小気味よくて、勢いを感じる好きな作品だった。

        特に「勤労感謝の日」の主人公が、私はとても好きだ。
        総合職のキャリアをリタイアして、現在36歳無職。
        なにが勤労感謝だ、私に世間様に感謝しろとでもいうのか、冗談じゃない。と悪態をつき、見合いの席で子供は好きですかと聞かれ、「嫌いです。」ときっぱり答える。
        そうそう。
        子供は天使なんかじゃない。ってみんな気づいているのに、子供が好きな女性はやさしく見えて、嫌いな女性は意地悪く見える。
        これに限らず、潜在的に感じていることを活字で表してくれて、スッキリする。
        >> 続きを読む

        2016/06/04 by shizuka8

    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる

      梅田望夫

      筑摩書房
      カテゴリー:情報科学
      3.0
      いいね!
      • 34ページ: 「インターネット」「チープ革命」「オープンソース」という「次の10年への三大潮流」が相乗効果を起こし、そのインパクトがある閾値を越えた結果、リアル世界では絶対成立し得ない「三大法則」とも言うべき全く新しいルールに基づき、ネット世界は発展を始めた。その「三大法則」とは、第1法則:神の視点からの世界理解 第2法則:ネット上に作った自分の分身がカネを稼いでくれる新しい経済圏 第3法則:無限大×ゼロ=Something あるいは、消えて失われていったはずの価値の集積 である。 >> 続きを読む

        2015/03/19 by Neo*

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      狼と香辛料

      支倉凍砂

      アスキー・メディアワークス
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 麦や毛皮などを扱う行商人ロレンスはある夜、荷馬車に忍び込んだ少女を見つける。
        獣の耳と尻尾を持つ少女は自らを賢狼ホロと名乗り、故郷ヨイツへ帰りたいのだと話す。
        奇妙な2人の旅が幕を開ける。

        タイトル、狼と香辛料。
        なんだかお洒落な響きですね。
        そんな本作は中身の文章も、お洒落でした。
        物語随所の掛言葉、駆け引きやホロの巧みな話術、飄々とした冗談には思わずニヤリとしてしまいました。

        ホロとロレンスのやりとりも魅力のひとつ。
        老獪で小悪魔的なホロ。
        ロレンスはそんなホロに一泡吹かせようとするけど、やっぱりホロの方が一枚上手。
        でもそんなやりとりをお互い楽しんでいて、読んでるこっちまで楽しくなりました。

        そして何と言っても本作最後の一文。
        これまたニヤリとしてしまいました。
        この一文を味わうために本作を読む価値があるでしょう。
        最後の最後までお洒落。

        気になる方は読んでくりゃれ?
        >> 続きを読む

        2015/10/19 by 旅する葦

    • 他1人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      獣の夢

      中井拓志

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!

      • 中井拓志の「獣の夢」を読了。この作品は、アンチ学園ホラー小説と言っていいかもしれません。

        1995年、富山県の小学校で猟奇的な事件が起きた。6年生20数人がふざけ合っているうちに、1人を殺してしまい、のみならず残りの者たちで刃物を使い、死体をバラバラにするという凄惨なものだった。

        当事者の一人である女子・珠紀は、"獣"が皆に降り、死体損壊へ走らせたと、不気味な供述をしていた。

        そして9年後、同様の事件が起きる。また"獣"が現われたのか?------。

        なんとも、おぞましい物語の幕開けだが、視点の中心は刑事であり、刑事の眼を通して物語が進んでいきます。

        果たして、この"獣"とは一体、何者なのか?----という謎を解き明かすため、珠紀たち"病んだ"青少年たちと接触していく捜査プロセスとして描いているんですね。

        引きこもり、インターネットの自殺サイトなど、旬の話題も盛り込まれているが、物語の最後で著者の中井拓志にガツンとしてやられます。

        戯作調の語り口が、まるでホラー・パロディのようなムードを醸し出しますが、同時にジャンルそのものの精度を根本から問い直す反骨精神も感じられて、なかなか読み応えのある作品だと思いますね。


        >> 続きを読む

        2018/04/03 by dreamer

    • 1人が本棚登録しています
      さらわれたい女

      歌野晶午

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • なかなか

        2015/06/07 by kurobasu

    • 6人が本棚登録しています
      彩雲国物語 光降る碧の大地

      雪乃紗衣

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • (ネタバレ注意)






        茶州編完結。「大団円」と言える結末にほっと一安心。影月も無事生き残りこれからは愛する人と幸せにやっていくことだろうと思う。一方、州牧の地位を辞することになった秀麗、官位も降格され都に戻ることになる。秀麗の身をめぐって縹家が何やら暗躍の予感。秀麗には試練が続きそう。ともかく次も読んでいきたいと思う。
        >> 続きを読む

        2016/08/29 by おにけん

    • 2人が本棚登録しています
      「みんなの意見」は案外正しい

      小高尚子 , SurowieckiJames

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:社会学
      3.0
      いいね!
      • 多様な人々を集めた集団の多くは、すばらしいソリューションを考え出すことに長けている。
        「一般的な利益に関わる意思決定を下す」ように要請すると、集団や群衆が到達する結論は、「一人の個人より常に知的に優る」のである。

        そんな集合知の事例を色々取り上げている。

        自分のような凡庸な人間でも、ケースによって考えることは常に当たり障りのない平均値とは限らない。
        そんな「普通の人」ばかりがたくさん集まっても、それぞれの意見を集めて集団の知恵とすることで、より優れた判断を下すことができるのは非常に興味深く面白い。
        >> 続きを読む

        2014/01/19 by freaks004

      • コメント 3件
    • 3人が本棚登録しています
      クローズド・ノート

      雫井脩介

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね! Tukiwami
      • 一冊の日記がたぐり寄せた真実の愛。


        図書館で借りました。
        なかなか良かったなぁ。

        しかもいつか欲しいなぁと思っている万年筆が出てきて、
        前半はスマホで一本一本検索してほぉ~と思いながら読んでいました。
        万年筆熱が再び。
        私もいろいろ試し書きして買おう。
        「永」という字が試し書きに適しているんだそうだ。
        >> 続きを読む

        2015/05/30 by すもも

      • コメント 10件
    • 10人が本棚登録しています

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