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2006年5月発行の書籍

人気の作品

      重力ピエロ

      伊坂幸太郎

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! ooitee minase86
      • 重力にも遺伝子にも逆らえないのがこの世。そんな当たり前の常識をくつがえすことができたら、どんな未来が待っているんだろう?

        人を形成する生い立ちと血の因果はどう結びつくのか?洒脱て巧妙な語り口でリズミカルに進展していくミステリー仕立ての物語にぐいぐい引き込まれてしまう。

        やがて小刻みなシークエンスの連なりは、ドストエフスキーが分厚い作品群に刻んだ人生の不条理と普遍性に通じる重厚なテーマを浮かばせる。

        遺伝子情報の組み合わせによるDNAが人格を左右し、病気や犯罪にもリンクすしているとしたら…。

        人は心身をつかさどるデータを塗り替えるために、目の前に立ちはだかる壁(血の連鎖)に立ち向かうようにプログラムされているのかも?
        >> 続きを読む

        2019/06/02 by まきたろう

    • 他24人がレビュー登録、 172人が本棚登録しています
      フェルマーの最終定理

      青木薫 , サイモン・シン

      新潮社
      カテゴリー:数論(整数論)
      4.4
      いいね! niwashi
      • 数学なんて受験勉強以外に関わることがなかった。
        ふとしたことで、読むことになった。これがなかなか面白い。
        数学者フェルマーが本の余白に書き残した問題。3百年もの間、誰にも解けなかった難問を解くまでの数学者の挑戦ストーリが熱い。
        久々に読み入ってしまった。
        >> 続きを読む

        2019/12/28 by KameiKoji

    • 他16人がレビュー登録、 63人が本棚登録しています
      時をかける少女

      筒井康隆

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね!
      • 5月の課題図書。
        筒井康隆さんの作品を読むのは初めてです。
        あまりに有名なタイトルで、幾度となく映像化されていることは知っています。内容は、なんとなく知っている程度。

        そんな「時をかける少女」超初心者の私が驚いたのは、一本の映画になっているこの作品が、わずか110頁ほどの短編だったこと。
        ページ数の少なさにも関わらず、全体的にあっさり描かれているにも関わらず、濃密な短編小説でした。
        ラストの余韻がとても素敵です。
        ラベンダーの香りが、朧げな記憶をかすかに呼び覚ます。
        ほんの少し一緒の時を過ごした、思い出せない誰かのことを。
        ああ、なんてロマンチックなんだろうと思わせてくれるラストです。

        しかし、全体的に古くさい言葉遣いが気になりました。
        昭和51年が文庫本の初版なので当然ですが、イマイチ物語に入り込むことが出来ず。
        他2作の短編も、まずまずでした。
        >> 続きを読む

        2020/07/03 by あすか

      • コメント 8件
    • 他10人がレビュー登録、 29人が本棚登録しています
      クライマーズ・ハイ

      横山秀夫

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! tanreinama
      • 【御巣鷹の暑く、熱い夏】
         私は転勤族なのですが、現在は群馬県に住んでいます。
         群馬県と言えば、日航ジャンボ機墜落事故。
         この地で仕事をする以上、という気持ちで、色々な資料を読み、上野村にある慰霊の園にお参りをしてきました。
         また、当時、実際に御巣鷹山に登ったという方々のお話もうかがいました。
         これまでの認識の甘さを痛感させられるとんでもない惨事だったのだと、改めて思い知った次第です。
         そして、この本も読まなければならないという気持ちで手に取りました。

         本書は、日航ジャンボ機墜落事故が起きた時の、架空の地方新聞『北関東新聞』を舞台にした記者たちの戦いをドキュメンタリー・タッチで綴った一冊です。
         主人公は、かつて部下を自殺とも思える状況で亡くしたため、40才になってもデスクなどの地位に就くことを拒否し続け、一人遊軍として平記者を続けている北関の悠木という男です。

         悠木は、翌日、北関の同僚の安西と一緒に谷川岳にある衝立岩に登る約束をしていました。
         衝立岩というのは『ワースト・オブ・ワースト』の異名を取る超難関の絶壁でした。
         『山屋』の安西はともかくとして、さほどの経験もない悠木には高すぎるハードルなのでしたが、安西からの強引とも言える誘いに乗り、一緒に登ることを約束していたのでした。

         しかし、悠木が退社しようとした前日の夜、日航機行方不明との一報が入りました。
         釘付けになる北関の記者たち。
         ジャンボは墜落したのか?
         
         どこかに墜落したらしいということは分かりました。
         しかし、どこに墜落したのかがなかなか分かりません。
         長野なのか、埼玉か? あるいは群馬なのか?
         万一、地元の群馬に墜落したとしたなら……北関の記者たちの緊張が一挙に高まります。
         当初、墜落現場は長野という速報が流れたのです。
         北関の記者たちの間に、安堵にも似た空気が漂ったことは事実です。
         ウチじゃなかった……。

         しかし、その後の情報により、墜落したのは群馬県御巣鷹山と判明したのです。
         地元紙としては、この大惨事を書かないわけにはいきません。
         悠木は、日航機事故の全権デスクに指名されます。
         安西には悪いが、とても衝立には行っていられない。
         安西に連絡を取ろうとするのですが、何故か連絡が取れず、約束を破ることになるのを気に病みつつも全権デスクとしての仕事に没入していく悠木なのでした。

         本作は、日航ジャンボ機墜落事故を巡る地方紙としての苦悩、社内の人間関係、どういう紙面を作るかについての様々な対立などが非常に熱いタッチで描かれていきます。
         群馬にとっては『もらい事故』に過ぎないとの声も漏れる中、地元地方紙として書かなければならないことは何かが問いかけられ続けられます。

         一方で、安西が、衝立に登ると約束した前日の深夜に前橋の飲み屋街で倒れ、植物状態になってしまっていたことも明かされます。
         安西は何故そんなところにいたのか?
         さらに、時を隔てた後の時間、悠木と安西の一人息子が衝立に挑む姿も。

         この大惨事を巡る地方新聞社の息遣いを熱く、勢いのある筆で描く一方で、衝立に挑む過酷で冷静な筆とが交差していきます。
         親子、夫婦、友人、同僚などの人間関係も浮き彫りにされていく作品であり、読み応えは十分です。
         間違いなくページターナーであり、一気に読ませる迫力がある作品になっています。

         読み終えて、再度、この事故に思いを馳せました。
         もうすぐ、また、あの暑い夏が群馬にもやってきます。
         亡くなられた大勢の方々、そのご遺族、生存された方、この事故に様々な立場で関わられた方々への気持ちを新たにさせられる作品でした。


        読了時間メーター
        □□□     普通(1~2日あれば読める)
        >> 続きを読む

        2020/09/11 by ef177

    • 他8人がレビュー登録、 45人が本棚登録しています
      号泣する準備はできていた

      江國香織

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.2
      いいね!
      • タイトルに惹かれて読んだ。

        どのストーリーの主人公も女性で、
        どの女性も満たされてる想いとそうでない想いを抱えてて、
        大恋愛に酔いつつも、それを冷静に見ている自分がいる。


        過去の忘れられない想い出と、
        現在の受け入れないといけない現実と、
        途方もなく続く不安な未来。


        それらといつも向き合いながら、
        普通の幸せで満たす事が精一杯の人たちが、
        何だか愛おしいと思えた。身近に感じる事ができた。


        『私は思うのだけれど、注意深くするのは愚かなことだ。当然だ。
         誰かを好きになったら注意など怠り、浮かれて、
         永遠とか運命とか、その他ありとあらゆるこの世にないものを信じて、
         さっさと同居でも結婚でも妊娠でもしてしまう方がいいのだろう。
         
         かつて輝かしい恋をした。でもそれは、それだけのことだ。』(“手”より)


        この一文が、心じゃなく頭に残る。
        そんな年齢になったんだと、なってしまったんだと苦笑い…
        >> 続きを読む

        2019/01/28 by NOSE

    • 他6人がレビュー登録、 33人が本棚登録しています
      殺人の門

      東野圭吾

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • ながい。
        殺すならさっさと殺せ!
        殺さないなら、遠くに引っ越して普通の生活を送れよ。
        と思いながらも最後まで読んでしまった。
        おすすめではない。
        >> 続きを読む

        2018/09/19 by たい♣

    • 他5人がレビュー登録、 28人が本棚登録しています
      スイス時計の謎

      有栖川有栖

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね!
      • 【クイーンの作品を引き合いに出しながらレビューしてみる】
         本書は、そのタイトルからすぐにお分かりの通り、エラリー・クイーンの作品を意識して書かれています。
         収録されているのは4作品(表題作のみ中編で他は短編)ですが、うち2編は明らかにクイーンを意識しています。
         ということなので、せっかくですからクイーンの作品も引き合いに出しながらのレビューを試みてみます。

        〇 あるYの悲劇
         言わずもがな、クイーン(バーナビー・ロス名義で発表)の超名作『Yの悲劇』をモチーフにしています。
         あるインディーズバンドのメンバーが自分が所有するロック・ギターで頭部を殴打されて殺されるという事件が起きます。
         楽器が凶器という点も、マンドリンが凶器である『Yの悲劇』を意識していますよね(『Yの悲劇』では、何故わざわざマンドリンなどというおよそ凶器にふさわしくない物が使われたのかが謎を解く大きなポイントになります)。
         加えて、そのギターは、フライングVだというのです。
         外形的にYに見えると言えば見えますね。
         このように、本作ではあちこちに『Y』が顔を出します。
         でも、謎はダイイング・メッセージです。
         クイーンはダイイング・メッセージものを多数書いていますよね。
         有名どころを挙げると『Xの悲劇』(被害者が手の指をX字型にクロスさせていました)や『シャム双生児の謎』(破られたトランプのカード)などがすぐに思い浮かびます。
         でも、ダイイング・メッセージには固有の弱点があります。
         それは、典型的なダイイング・メッセージは被害者が犯人を名指しするために何かの手がかりを残すものですが、あまりにあからさまに犯人を名指しすると、それに気づいた犯人によって隠滅されかねないので、一見何の意味があるのか分からないようなものにしなければならないという本質的な弱点があるのですね。
         しかも、瀕死の状態でそういうものが咄嗟に思いつくのかという不自然性を伴うリスクもあるわけです。
         本作では、犯人が立ち去った後、瀕死の被害者を発見した発見者に対して犯人を指し示そうとして残すものなので、あからさまでも良いわけで、ダイイング・メッセージが持つ本質的弱点を回避することに成功しています。
         ただ、ここで犯人の名前をはっきり言ってしまってはミステリにならないので、その点については力尽きて十分な情報を与えられなかったということにして謎を構成できるように書いています。
         二つのダイイング・メッセージが残されるのですが、壁に血文字で書かれたYの意味は分かりましたよ~。
         もう一つはこれは読者に与えられた情報だけで推理するのは相当に厳しいでしょう。

        〇 女彫刻家の首
         女性彫刻家がアトリエで殺されており、その頭部が切断されて持ち去られ、その代わりに彫像の頭部が置かれていたという猟奇的な事件が起きます。
         犯人は一体何のために頭部を持ち去ったのかが謎となります。
         頭部切断は、昔は身元を不明にするためによく用いられたトリックですが、今となっては指紋もDNA検査もできるので、身元を隠すために頭部を切断する合理的な理由などなくなっています。
         クイーンの作品で頭部切断と言うと、『エジプト十字架の謎』が真っ先に思い浮かびますね。
         この作品では、身元を隠すための頭部切断がまだ行われています。
         本作は倒叙もののスタイルで書かれており、犯人が頭部を持ち去った理由についてもちゃんと説明をつけています。

        〇 シャイロックの密室
         金貸しが内側から閂がかけられている部屋で射殺されるという密室ものです。
         クイーンは、密室ものはそんなに書いていないんじゃないかな?
         ぱっと思いつくのは、『チャイナ・オレンジの謎』、『ニッポン樫鳥(庭園)の謎』、『帝王死す』位かな。
         密室ものの固有の弱点は、犯人は何故わざわざ密室を作ったのかという理由を合理的に説明できるかという点にあります。
         犯人としてはすぐにでも犯行現場から逃走したいのに、時間と手間をかけてまで密室を作る必然性が無ければなりません(この必然性を無視したような作品も随分書かれましたが、それはダメでしょうというのが私の持論です)。
         一番ありそうな合理的な理由としては、自殺にみせかけるためというものがあります。
         本作でもその理由で犯人は密室を作るのですが、自殺ではないことは早い段階で見破られてしまいます。
         本作のような密室の作り方が実際に可能かどうかは私にはちょっと判断できませんでしたが、読んでいる限りではできそうな感じがしましたよ。

        〇 スイス時計の謎
         国名シリーズですね。
         ある会社経営者がオフィスで頭部を殴打されて殺され、腕につけていたはずの腕時計が無くなっているという事件が起きます。
         犯行現場の床からは被害者が身につけていたと思われる時計の文字盤硝子の細かい破片が発見され、時計の文字盤硝子が割れたことが推測されます。
         この作品はかなりロジックを詰めて解決に導いており、その雰囲気はクイーンの『ローマ帽子の謎』的です。
         その意味で収録作中、もっともクイーンらしい作品と言えるのではないでしょうか。
         細かい部分にも配慮して書かれており、おかしなところがあったら突っ込んでやろうと思いながら読んだのですが、色々な点に一応の伏線が張られているので了承せざるを得ないな~。

         というわけで、クイーン・テイストに溢れた作品集であり、破綻もなく、合理的な解決を実現していると評価できます。
         ミステリとしては十分合格点をつけられるのではないでしょうか。
         あとは、読者をひきつけるような魅力的な設定や展開がどれだけできたかということになるのですが、この辺りは短編なのでこれ以上は難しいかもしれませんね。


        読了時間メーター
        □□      楽勝(1日はかからない、概ね数時間でOK)
        >> 続きを読む

        2020/11/23 by ef177

    • 他4人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      バッテリー

      あさのあつこ

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね! Moffy
      • 今までは巧と豪を中心にストーリーが進んでいたが、いつの間にかその他キャラクターの深い話も始まっていて、中々の読み応えだった。

        特に瑞垣と門脇、海音寺の絡みが一気に増えた気がする。
        毎回会話がすごく長い笑笑。


        巧と豪は、簡単に「友達」だとか、「バッテリー」だとか、一言でまとめられる関係でないことがこの一冊で分かってきた。

        ただ単に「巧と豪」という関係なのだ。

        尊敬し合いつつも、互いに怯え合い、惹かれ合い、それでも中々近づけない……
        その二人の間だけにある、彼らだけの関係性なのだ。

        不思議で面白い。でも、現実にも実際にこういった仲は確かに存在するのかもしれない。
        >> 続きを読む

        2020/07/26 by Moffy

    • 他3人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      銃とチョコレート

      乙一

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね! Tukiwami
      • 大富豪専門の悪党・怪盗ゴディバvs名探偵ロイズ。
        この二人の対決が、世間を賑わせている。
        移民の少年リンツが手に入れた地図を巡り、とんでもない事件へと発展していく。

        出るわ出るわ、チョコレートメーカーのキャラクターたち!
        チョコレート好きにはたまらない本です。

        一見天使のような容姿、でも乱暴者のドゥバイヨルのキャラクターが良いです。
        登場した時はどうなることやらとヒヤヒヤしながら見ていましたが、性格は最後まで変わらないのに、何か魅力的だったんですよね。差別も殺人も平気でするのに。後半は特に、(いろんな意味で)彼の言動に目が離せなかったです。ロイズとのコンビも、合わなそうですごい相乗効果となりそう。ひらがなの多い本書ですが、ドゥバイヨルの存在自体が児童小説に向かない気がするのですが、どうなんでしょう。

        後半の鮮やかな伏線回収は読んでいてわくわくしました。とても気持ちが良かったです。本を読んでよかった!という余韻に浸ることができ、満足満足。乙一さんといえば、ホラーとか不思議なお話が多い印象でしたが、イメージが良い意味で変わりました。

        それはそうと読んでいる途中、チョコレートが食べたくなって、ロイズのチョコをつまんでいたのですが。
        途中からビターな味となってしまいました。
        >> 続きを読む

        2019/03/24 by あすか

      • コメント 5件
    • 他3人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      被害者は誰?

      貫井徳郎

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
      いいね!
      • ミステリ作家でありながら頭脳も容姿も端麗。
        しかし態度もデカいという、吉祥院喜彦が後輩の刑事の事件を解決していく。

        「被害者は誰?」
        自宅の庭から白骨死体が出てきて、犯人は判明する。
        しかし有力な被害者は3人おり、犯人の手記には手掛かりが。

        「目撃者は誰?」
        社宅で不倫を重ねる男。
        その目撃情報を兼ねて、現金を要求する謎の男。
        そして起こる殺人事件。

        「探偵は誰?」
        先輩が書いた自筆の作品で、後輩に探偵が誰なのかを推測させる。
        実際に起きた事件の解決も試みる。

        「名探偵は誰?」
        先輩と後輩の病院での会話で進めいていく構成。
        一番安楽椅子探偵らしい作品。

        4つとも貫井さんらしくないライトな構成だが、当然裏のトリックはある。
        個人的には「探偵は誰?」が一番オーソドックスに面白い推理だった。
        >> 続きを読む

        2018/11/05 by オーウェン

    • 他2人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      君に届け

      椎名軽穂

      集英社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.3
      いいね!
      • 匿名

        爽子をほっとけなくてとにかく声をかける風早がかっこよすぎる。

        2014/10/07 by 匿名

      • コメント 4件
    • 他2人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      キングダム

      原泰久

      集英社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.6
      いいね!
      • その腕一本で中華の天下をとることを夢見る主人公が、後に秦の始皇帝となる王と出会うところから物語が始まる。
        ちょいちょい設定は変わってるけど大筋は史実通り。
        もう熱いの一言!男ならワクワクする展開の連続で読み始めたら止まらない!
        これもまさしく王道
        >> 続きを読む

        2015/08/02 by うえんつ

    • 他2人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      一号線を北上せよ

      沢木耕太郎

      講談社
      カテゴリー:日記、書簡、紀行
      3.0
      いいね!
      • やっぱり沢木耕太郎いいなあと思う反面、深夜特急の頃の勢いがなくて少し寂しさを感じる。 >> 続きを読む

        2016/06/21 by one

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      青の調査ファイル ST警視庁科学特捜班

      今野敏

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 心霊番組を収録していたテレビ局。
        その収録中に、チーフディレクターの細田が死亡した
        収録していた部屋で亡くなった人物と同じように、首を骨折して。

        川那部検視官をはじめ、警察は<事故死>と断定した。
        しかしこれに疑問を持った、STメンバーは、単独で捜査をする事に。

        タイトルから分かるように、今回のメインは「青山翔」です。
        彼の素晴らしいプロファイリングが活躍する話でした。
        >> 続きを読む

        2015/08/27 by ゆずの

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      とるにたらないものもの

      江國香織

      集英社
      4.0
      いいね! ayumi fireman Tukiwami
      • 「泳ぐのに・・・・」「泣く大人」に続いての江國香織さんの本。

        江國さんの本、後、二冊机の上にあるので、8月中には読んでしまおうと。

        5月から読みはじめた向田邦子さんも3冊程控えている。

        他の本を挟みながらの読書だけに、この夏には終わらしたいお二人である。


        さて、この本「とるにたらないもの」・・・・、でも、欠かせなくて、気になり、愛しくて、忘れられないもの。

        “輪ゴム”“愛称”“食器棚”“黄色”“下敷き”“ヨーグルト”“フレンチトースト”
        “書斎の匂い”“まめご”“ナイフ”“塩”“砂糖”“大笑い”など、60に渡ってこだわりを披露。


        私にとっての“とるにたらないもの”とは

        朝まで手つかずなのに、寝る際に枕元に置く“コーヒ”

        使わずしていつも干からびてしまうカートリッジ式の“万年筆”

        お気に入りの本屋の“カバー”

        飲む量にあわせてのいくつもの大きさの違う“マグカップ”

        今二代目の通勤に使っている“リュクサック”

        喧嘩したあとの翌日の“おはよう”

        1週間に一度は食べたくなる“カレー”

        朝用、昼用、夜用、なぜか分けている“CD”

        落語家さんの“髪型”

        読み終わった順に並べてある“本棚”

        この頃気になる“赤色”

        ヨーグルトに入れる“フルーツ”

        自ら買って帰らないと食べれない“レーズントースト”

        廃版で買占めたが今年いっぱいしかもたない“zebraのantique HYPER JELL“


        こうして考えていくと、自分自身のちょっとしたこだわりは、
        ほかのひと、すぐそばに居てる嫁さんでさえ、どうでもよい、“とるにたらないもの”ばかり。

        ここは男は黙って、ビールでも飲もう・・・でおます。
        >> 続きを読む

        2013/08/14 by ごまめ

      • コメント 7件
    • 他1人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      夜のミッキー・マウス

      谷川俊太郎

      新潮社
      カテゴリー:詩歌
      3.4
      いいね!
      • さすが、言葉の達人。
        直截な表現が、こころにスト--ンと刺さる。
        アトムと予言が、しみじみと沁みる。
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        2020/03/20 by けんとまん

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      押入れのちよ

      荻原浩

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • しんちゃんの自転車
        しんちゃんと、自転車に乗れない私は、真夜中に荒れ果てた神社の中の池を目指します。実はしんちゃんは…。 >> 続きを読む

        2019/05/09 by playbook

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      補給戦 何が勝敗を決定するのか

      CreveldMartin van. , 佐藤佐三郎

      中央公論新社
      カテゴリー:戦争、戦略、戦術
      4.0
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      • 【勝敗を決めるのは戦力の優劣ではないのだよ!】
         戦史家クレフェルトの古典的名著であり、兵站についての論述です。
         ナポレオンからノルマンディ上陸作戦までを通覧し、戦争における補給の重要性を説いた作品。

         兵站(武器、弾薬、食料等の物資の輸送)って地味ですよね~。
         ともすると戦争の行方を決するのは両陣営の戦力比によるように思われますが、くれフェルトはそんなことは無いと説きます。

         いかに優れた兵器を有していても、補給がおろそかでは決して勝利できないのだというのがその主張。
         実際の戦争を題材に何故この戦争では負けたのか等を具体的に論じます。
         確かに、どんなに優れた兵器を有していても、それらの兵器が有効に行動できなければ何にもなりません。

         しかも、それらの兵器が存在するのは、状況によっては自陣営から遙か離れた場所です。
         例えば、ロンドンからモスクワまでの距離は約2,500Km。この距離は札幌から沖縄までの距離に相当します。
         これだけの距離離れたところにいる自陣に対していかに必要な物資を輸送するか?
         その輸送手段は?
         もちろん、輸送する際に通る場所は札幌~沖縄間のように自国内ではありません。
         既に戦争によって荒廃している他国の領地であることも多いでしょう。

         この兵站輸送に失敗すれば、いかに優れた兵器を有していても十分な行動ができず敗北するのだと。
         他の戦争研究家によれば、戦争の三大理論は「戦略」、「戦術」、「兵站」であるとされます。

         戦争のことは余り詳しくないのですが、例えばゲームにおいて考えてみても、確かに十分な兵站が無ければ勝てそうもないなぁとは想像つきます。
         一見地味な兵站に焦点を当てた大変興味深い一冊です。
        >> 続きを読む

        2019/06/03 by ef177

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      イッツ・オンリー・トーク

      絲山秋子

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      2.3
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      • 直感で選んだ住まいは蒲田。うす茶色のランチア・イプシロンを所有。薬も服用している躁うつ病主人公・優子にまつわる人間関係の希薄さが凄い。

        一度上り詰め壊れてしまった女性が繋がる異性はダメ男ばかり。「誰とでも寝る」罪悪感ではなく、「誰とでもする」セックス感の空回り度に、コミュニケーションのリアルな多様化が浮かぶ。

        病んだ人にしか見えない世界が異質なのか? 健全な顔を装う教科書みたいな社会が異質なのか?

        「キングクリムゾン」という固有名詞に秘めた著者のプログレッシブな感性が冴える。
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        2018/07/16 by まきたろう

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      いまこの国で大人になるということ

      苅谷剛彦

      紀伊國屋書店出版部
      4.0
      いいね!
      • 「大人」という言葉は、筆者には嫌な思い出しかない。

        「大人になれ」

        「大人じゃろうが」

        「大人ですから」

         理不尽な要求に対しても我慢して従う。そんなイメージが筆者の中で思い出される。

         それは筆者自身がダメ人間だったから、ということもあるが「大人」という言葉自体の曖昧さもあるからではないだろうか。

         そもそも大人とは何か。

         嫌いな連中と不味い飯を食べ、不味い酒を飲み、不毛な会話をして、余計な金を支払うことが大人なのだろうか。

         不細工な嫁を抱いて出来の悪い息子を無理やり大学まで行かせることが大人なのだろうか。

         本書には、編者を含めて16人の執筆者がそれぞれ大人について考察している。

         それぞれの立場で、それぞれの考えを述べているので、本書に明確な一つの答えがあるわけではない。

         ただ、自分自身の「大人とは何だろう」という疑問を解決するための助力にはなるだろう。

         色々な人の意見を聞いてみることは悪いことではない。その中から、自分なりの答えを見つけだす。恐らく本書はそんな意図で書かれたのではないだろうか。

         正直言うと、筆者も未だに大人というものが何なのかわからない。もしかしたら一生わからないかもしれない。尾崎豊は永遠の少年であったが、筆者は尾崎ほど才能もないし、シャブをキメる(覚せい剤を摂取する)勇気もないのでいつかは大人にならなければならないのだろうか。

         とにかく、大人とは何か、それを問うことから始めよう。デカルトも言っていた。「われ思う、ゆえにわれあり」。

         期待外れのレビューかもしれないけれど、この問題は
        人それぞれなので、筆者がどうこういう問題はない。今これを読んでいる読者(あなた)が見つけることなのだ。
        >> 続きを読む

        2014/10/22 by ぽんぽん

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出版年月 - 2006年5月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト

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