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2006年6月発行の書籍

人気の作品

      第三の嘘

      堀茂樹 , アゴタ・クリストフ

      早川書房
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね! karamomo asuka2819
      • 【これは一体どう解釈すればいいのだろうか……】
         「悪童日記」三部作の最終巻です。
         第一部「悪童日記」では、「ぼくら」と表記されている双子の兄弟の物語だったのですが、弟二部「ふたりの証拠」では、主としてその兄弟の片方、「リュカ」のその後の生活が描かれました。
         ですが……。もしかしたらもう一人の兄弟の「クラウス」などという者は存在せず、ただ一人の頭の中だけで生み出されたものではないのかという強烈な疑いが色濃く描かれていました。

         ところが、第三部の本作に入り、またもや大きくひっくり返されてしまうのです。
         これまで語られてきた「リュカ」と「クラウス」の物語は一体何だったのでしょう?

         双子の兄弟は、それぞれがノートに日記風(?)の文章を大量に綴っていたわけですが、それは事実なのか虚構なのかと問われると、「事実を書いているのだけれど、ある程度のところまで行くと、事実を書いているだけに書き続けられなくなり、話に変更を加えざるを得ないのだ」と答えます。
         では、どこまでが事実でどこからが虚構なのでしょうか?

         いやいや、そんなレベルの話ではないのです。
         弟二部までは、辻褄が合わない点が多々見られ、あるいは「リュカ」と「クラウス」は結局同一人物(というかそもそも一人しかいない)のではないかという「虚構」だったわけですが、それでも根本的なところではそれほど大きくは食い違っていなかったのです。
         ところが、本作に入り、根底からこれまでとは全く違う話になっているではありませんか。
         しかも、ところどころ、「リュカ」と「クラウス」が入れ替わっているのではないのか?と思わせるようなところもあったりします。

         これは一体どう解釈すれば良いのでしょうか?

         いずれにしても、この作品は三部作全てを順番に読む必要があります。
         そして、その混沌の中から何をくみ出すかは、それはおそらく読者それぞれに委ねられていることではないだろうかと感じました。
         おそらく、「正解」というものは無いのではないでしょうか?

         読む前にはこんな作品だとは思ってもみませんでした。
         意表を突かれただけに、大変強いインパクトを受けました。
         恐れ入りました。
        >> 続きを読む

        2019/05/28 by ef177

    • 他9人がレビュー登録、 17人が本棚登録しています
      さよなら妖精

      米澤穂信

      東京創元社
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!

      • 1991年4月23日火曜。守屋路行は、高校からの帰り道で雨宿りをする一人の異国の少女と出会う。
        やや幼さの残る風貌に、カールがかった黒髪、白い肌に黒い瞳。

        マーヤと名乗る小さな異邦人の目を通して、守屋たちは日常に潜む様々な謎を発見していく。
        やがて、少女が祖国に帰った後、少年の最後の謎解きが始まった-------。

        この米澤穂信の「さよなら妖精」は、ボーイ・ミーツ・ガール・ストーリーになっていて、著者の作品の中では特別な位置を占めていると思う。

        日本文化に目を瞠る東欧の少女という造形によって、"日常の謎"は新たな息吹きを与えられたが、そこから逆向きに照らし出されるのは、多文化の相克に翻弄された旧ユーゴスラヴィアの姿であり、その運命に抗おうとした少女の祈りなのだと思う。

        謎解きが推理を通して他者とのつながろうとする営みだとすれば、この作品の結末は、余りにほろ苦い。

        だからこそ、守屋の推理が、一瞬成し得た架け橋が、稀有なきらめきを放っているのだと思う。

        >> 続きを読む

        2018/11/30 by dreamer

    • 他6人がレビュー登録、 33人が本棚登録しています
      蛇にピアス

      金原ひとみ

      集英社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • スプリットタンという言葉、初めて知りました。
        というわけで冒頭から主人公のように引き付けられてしまい、そのまま一気読みしました。
        痛みの中に感じる自分自身の存在感と、小さなきっかけから破滅に進んでいく儚さとそして疑惑、その文章と構成は巧みであり、ギリギリの中で希望が見えてくるような終わりかたまで、とても魅力的でした。
        >> 続きを読む

        2018/02/12 by 寺嶋文

    • 他4人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      失はれる物語

      乙一

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね!
      • せつないホラー系が流行ってた

        2018/07/06 by motti

    • 他3人がレビュー登録、 41人が本棚登録しています
      天使はモップを持って

      近藤史恵

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      •  『サクリファイス』『エデン』『サヴァイブ』を読んで、もっともっと近藤史恵さんの本が読みたくなったので、取り急ぎ、Bookoffで見つけた『天使はモップを持って』を手に入れた。

         期待が大きすぎたので、満足したとは言えないが、これはこれで、男性には見えない女性の視点から見た職場の風景なのだろう。嫌がらせから殺人?まで、レベル感の違うエピソードが集まった連作短編集だが、最後に読者を戸惑わせる表現で大きな展開が潜んでいる。男性には薦めにくいが、女性の読者にとっては、共感できるのではないかと思う。

         近藤史恵さんは、若い女性の教訓になるような物語りを描こうとしたのかもしれませんが、作品の方が作家の才能を放っておかなかった!まるでライトノベルのようだった物語りは、実は、重厚な人間ドラマに、大介も優柔不断な青年から感受性豊かな男性に成長していたのだった…
        >> 続きを読む

        2014/08/24 by カカポ

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      わらの女 【新版】 (創元推理文庫)

      カトリーヌ・アルレー

      4.0
      いいね!
      • 【玉の輿で億万長者になるはずが……】
         ハンブルグで翻訳業をして細々と生活しているヒルデガルデ(独身、34歳)は、新聞の求縁広告を丹念に探すことを日課としていました。
         自分のような女性がはい上がるためには、これぞという良縁にすがるしかないとの思いから。

         とある日、待ちに待っていた広告を発見しました。
         相手の男性は億万長者のようです。
         億万長者がこんな広告で結婚相手を探すからには、大きな欠陥があるだろうとは予想しましたが、それでも裕福な暮らしができるのなら一向に構わない。
         そんな気持ちから、ヒルデガルデは返事を書きました。

         しばらく後、広告の主と思われる者からコート・ダジュールに来るようにという誘いの手紙と航空券が送られてきました。
         もちろん現地での滞在費その他一切の費用は男性持ちという条件で。
         駄目でもともとの気持ちから、指定された豪華なホテルに行ってみると、そこには品の良い初老の男性が待っていました。
         この男性なら全く問題はない、是非結婚したいと考えたのですが、どうやらこの初老の男性コルフが結婚相手では無いようです。

         コルフはとある億万長者の秘書をやっている男性で、結婚相手というのはその73歳になる車椅子生活をしている大富豪だと言うのです。
         しかも、この求縁広告は大富豪のあずかり知らないことで、コルフ独自の計略に基づくものだとか。

         コルフの計略はこういうものでした。
         大富豪はいずれ死ぬことになり、それはそう先のことではないと思われます。
         しかし大富豪が残した遺言書によれば、20年間も献身的に勤めてきたコルフにはわずか2万ドルを残すばかりで、他の財産はすべて益体もない慈善事業のようなものに費やそうとしているのだとか。

         とてもそれでは割が合わないと考えたコルフは、大富豪を何とかして結婚させようと考えました。
         その導きをしてやることにより20万ドルの謝礼をもらえればその方がはるかに良いと。
         大富豪の性格は知り抜いていましたから、慎重に振る舞えば大富豪に取り入ることは可能だと考えたのです。

         そこで、大富豪の結婚相手となる女性を探すために求縁広告を出したところ、多くの女性から申し込みがあった。
         その中で最も適任と考えられたヒルデガルデほか数名の女性をコート・ダジュールに呼び寄せたのだと。
         ヒルデガルデは、コルフの面接にパスし、結婚相手候補に選ばれればどんなごうつくな老人と結婚するのも厭わないという気持ちでした。
         コルフもヒルデガルデの利発で強気の性格なら、大富豪に取り入ることも可能ではないかと判断しました。
         ここにヒルデガルデとコルフの共犯関係が成立するのですが……

         この後は予期せぬ展開が待ち受けています。
         計画通り莫大な遺産を手にできる地位につけるかと思いきや……。
         大変よく練られたストーリーであり、あっと言う間に読了できてしまいました。
         ミステリの中では古典ですが、変わらず高い評価を得ているだけの作品です。
         ただし……一点だけトリックに問題があることに、私も途中で気がついてしまいました。
         そのことは本書の巻末解説にも触れられていますので、どうか巻末解説だけは先に読まないでくださいね。
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        2019/01/17 by ef177

    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      仔羊の巣

      坂木司

      東京創元社
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね!
      • 面白かったぜ‼
        坂木さんの第二作❗そして、引きこもり探偵シリーズの第二作(笑)
        第一作と同じ様に主人公二人の成長と人との関わりを扱っている。

        この作品が出版されたのが十年位前であるので今との違いを読みながら感じたりします。(笑)
        >> 続きを読む

        2015/06/12 by future

      • コメント 1件
    • 他2人がレビュー登録、 15人が本棚登録しています
      くんくん、いいにおい the sense of smell

      たしろちさと

      グランまま社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      3.7
      いいね!
      • とっても、とっても可愛らしい絵です。本当に、においもしてきそう。
        読み終わったら、子供がママの匂いは?と嗅いできた(笑)

        「たしろ ちさと」さんの名前に見覚えが、、と思ったら以前読んだ「おんがくかいのよる」の挿絵を書いていました。絵の感じは違うけれど、どちらも丁寧で温かい雰囲気の絵で、大好きです。
        是非、他の作品も見たいです。
        >> 続きを読む

        2012/06/23 by kumahachi

      • コメント 1件
    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      宇宙の声

      星新一

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • ジュブナイルアドベンチャー2編。
        子どもに初の星さん本として、プレゼントするのに良いかもしれません。

        *宇宙の声
        ハラ・ミノルとクニ・ハルコの二人は、親の影響もあり宇宙に憧れています。
        彼らは宇宙基地で優秀な子どもを求めているキダ・マサオにスカウトをされます。
        オロ星の怪植物、テリラ星の大きな鳥、無敵植物vsどんな植物も食べつくしてきた虫・・・
        未知なるものに触れるたびに、わくわくします。

        *まぼろしの星
        モリ・ノブオが歌うハトを追いかけた先で、ガンマ基地につとめているはずの父が行方不明と知ります。
        空のかなた、どこかの星で、お父さんがさまよっている。
        ノブオは父を探すため、宇宙で働く決意をします。


        少年たちの物語なのでブラックユーモアは抑え気味ですが、星さんらしいなぁと思わせてくれる描写が散りばめられています。
        大人の読み物としては少し物足りないかな。
        表題作「宇宙の声」読了まではドキドキしながら読んでいましたが、「まぼろしの星」に入るとちょっと飽きてしまっていて。
        もう少し間隔を空ければよかったと思いました。残念。
        >> 続きを読む

        2018/07/13 by あすか

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      赤い指

      東野圭吾

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!

      • 東野圭吾の直木賞受賞後の第1作「赤い指」を読了。

        認知症の母と、息子を溺愛するだけの妻、甘やかされて育った14歳の息子。
        三人がそれぞれに高い垣根の中にうずくまっている。

        その垣根を越えないことで、「家庭」の形を保っている47歳のサラリーマン前原昭夫だが、息子が小さな女の子を引き入れ殺してしまい、その死体をどこかに捨ててくるよう妻に迫られれば-------。

        道は二つ。「俺は未成年なんだからな。未成年のやったことは親に責任があるんだからな」とわめき、部屋にひきこもってテレビゲームにのめり込んでいる息子を、社会の良識に従って自首させるか、それとも妻の言うように死体を捨てて家庭を守るか。

        前原は後者を選ぶが、隠蔽工作はたちまち刑事たちに見破られる。
        追いつめられた前原のとった作戦が、いかにして破綻するか。

        そこが、ミステリとしての「赤い指」の眼目であり、さりげなくいくつかの伏線を敷いて前原を追いつめる東野圭吾の腕は、直木賞を受賞した「容疑者Xの献身」にも劣らないと思う。

        しかし、それだけでは物語はやせている。
        それを膨らませるのは、捜査にあたる二人の刑事、松宮修平と加賀恭一郎を結ぶ絆だと思う。

        二人はいとこ同士で、修平は母と二人の生活を援助してくれた恭一郎の父・隆正に、父親を見ている。
        だから、今、死に近い病床にある隆正を一度も見舞おうとしない恭一郎に、憤りに近い感情を抱いている。

        だが、着実に前原を追いつめ、作戦を破綻させた真相を突きつける恭一郎の眼差しの奥に、「家族の絆」への思いが潜んでいると気づいた時、そのわだかまりは溶けていくんですね。

        その修平の心の変化は、「今、ここでしか生きられない」と思い込んでいる前原とその家族の姿が、実は今の世相そのままであることを教えてくれるのだ。

        この作品の冒頭で、隆正が看護師と、一日一手か、将棋を指しているシーンがある。
        それが家族の絆を示すラストへと繋がり、ふっと読む者の心をなごませて、東野圭吾、あざといほどにうまい。

        >> 続きを読む

        2018/08/15 by dreamer

    • 他1人がレビュー登録、 18人が本棚登録しています
      今昔続百鬼-雲

      京極夏彦

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • メチャクチャ面白かった。

        京極夏彦の本懐は文章力にある、ということを痛感する一作

        一応、ジャンルとしてはミステリー作家となっているけれども、
        そしてミステリーの構成がズバ一流なのでそれで違和感は無いのだけれど、
        やはり、京極先生の魅力は、表現の巧さ。

        博覧強記で、構成力が図抜けていて、文章が巧く、ユーモアに富んでいる、というのが、先生への素直な評価です。


        この作品は、百鬼夜行シリーズのスピンオフながら、これだけ読んでも十分に楽しめる一冊。
        例えるなら、森見登美彦のような話力で、面白おかしく、妖怪探検談を語る話。

        多々良センセイ、女郎蜘蛛で出てきたときから気になっていたけれど、やはりナイスキャラでした。
        とても好きです。
        >> 続きを読む

        2017/08/19 by フッフール

    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      少女ファイト

      日本橋ヨヲコ

      講談社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね!
      •  バレーボールとともに青春を駆け抜ける少女たちの群像劇。

         まずは、あらすじから。

         小学生時代は全国大会準優勝校の主将を務めていた大石練。しかし、「狂犬」とあだ名がつくほどの気質から、彼女は苦い経験をすることになる。中学に入った練は過去のトラウマのために実力を隠し、万年控えのポジションに甘んじていた。それでも彼女の心はバレーから離れることは出来ず……。


         いわゆる「スポ根」と言えば、努力一筋の主人公と天才肌のライバルという構図が定番です。しかし昨今では進化・淘汰の繰り返しで多様化が進み、主人公が完璧超人だったり一芸に秀でていたり、逆にとても平凡だったり、舞台は強豪校から弱小校まで、派手な技名を叫ぶ能力系漫画からほのぼのした日常系漫画まで、本当に様々です。自分の好みを発見するのも楽しいかも知れません。

         さて、スポ根における先輩たちは本当に頼もしいです。時には私生活で、時には試合で……「苦しいときに何とかしてくれる」、それが先輩です。

         中高生の頃、一つ上の先輩は驚くほど大人に見えました。二つ上の先輩は、もはや遠すぎる存在でした。あのときの先輩方の年齢を過ぎた今でも、依然として自分が同じような存在になれているとは思えません……。なれているといいな……。

         あの頃の熱い心(そして、おまけに涙腺)にズドンとアタックをかまされる作品です。
        既刊は12巻。
        >> 続きを読む

        2016/01/11 by あさ・くら

      • コメント 5件
    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      風の影

      木村裕美 , Ruiz ZafonCarlos

      集英社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!

      • 以前から気になっていた作家カルロス・ルイス・サフォンの「風の影」(上・下巻)をようやく読了しました。

        本を読む事が大好きな人には、誰にでもきっかけとなった本との出会いがあるものです。
        そんな経験を持つ者の"心の琴線"に触れるのが、この作品なんですね。

        この作品は、古典的とも言える雰囲気と豊かな物語性を持つ、"迷宮的なミステリ"で、読み方によっては恋愛小説であり、少年の成長小説でもあるという重層的な大河小説だと思う。

        1945年、10歳になるダニエルは父親に連れられ、時の流れとともに失われてしまった書物の寄るべ〈忘れられた本の墓場〉を訪れ、幻の作家フリアン・カラックスの「風の影」と運命的な出会いをする。

        彼はすっかり魅了されてしまうが、それを機に作品の中で悪魔として登場していた闇の男につきまとわれ、カラックスをめぐる底知れないミステリアスな奈落へと引きずりこまれていくのです-------。

        ゴシック・ロマンが色濃く漂う中、少年から青年へと成長していくダニエルの10年と、19世紀末以降のカラックスの波瀾に富んだ人生とが、巧みに呼応しながら進んで行きますが、さらに味わいを深めているのは、作者の隅々にまで目配りの効いた人物描写なんですね。

        特に本を愛でる様々な人々の心情は、国を超えて私の心に伝わってきます。
        そして、この本をガイドにバルセロナをさまよい、〈忘れられた本の墓場〉を見つけたい、そんな気持ちへと駆り立ててくれる作品なんですね。

        >> 続きを読む

        2018/05/16 by dreamer

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      冷血

      佐々田雅子 , トルーマン・カポーティ

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね! nikky
      • 帯に「ノンフィクション・ノヴェルの金字塔」と、あったので以前買って読んだのですが、途中で面白くなっかたので挫折しました。そして以前途中でやめた事を思い出してまた読んでみました。アメリカの方田舎で起きた殺人事件のノンフィクションですが、私には何が面白くて、凄いのか良さが分りません。ただ、だらだらとどうでもいい話しが続きます。今回も途中で止めようと何度も思いました。私には展開が速いドキドキする様な物語があってる気がします。 >> 続きを読む

        2018/11/18 by rock-man

    • 他1人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      人生の旅をゆく

      よしもと ばなな

      3.0
      いいね!
      • サクットよめた。
        死に対する感覚とか、よしもとばななの感性、表現のするどいことが何となくわかった。
        2読んでみよかな~
        >> 続きを読む

        2015/05/03 by kazenooto

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      楊家将

      北方謙三

      PHP研究所
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      • 結局、宋の帝の無謀とも思える親征に従って出兵した楊家軍は壊滅状態となり、楊業は戦死する。なぜ、こんなことになってしまうのか。人には絶対に譲れない一線というものがある。楊業にとってのそれは、自分は一軍人であり命令には服従する、という信条こそが絶対に譲れないこと。宋の官僚的な体質、文官と武官の対立、帝の性急さなど、はたして強国の遼に勝てるのか、という懸念は楊業にはあっただろう。だけどそれらをぐっと飲み込んで、黙って戦いにのぞむ楊業の姿に男は惚れる。男には、負けると分かっていても戦わねばならぬ時があるのだ。

        【このひと言】
        〇調練は、単調である。同じことの繰り返しが多い。しかしそれが、戦場で兵の命を救うのだ。大敗の殿軍であったにもかかわらず、楊家軍の損耗は他軍より少なかった。それも、調練の成果が出たからなのだ。
        〇北平塞の将は、まさに酒を酌み交わしてみたい男だった。楊業とも、その息子たちとも、力のかぎり闘ったあと、酒を酌み交わしたい。男は、それでいいではないか。
        >> 続きを読む

        2017/03/26 by シュラフ

    • 他1人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      1985年の奇跡

      五十嵐貴久

      双葉社
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • リカで作者に興味を持ち、本作品を読みました。
        青春時代の甘酸っぱい気分にさせてくれる本です。
        なかなかの傑作だと思います。楽しかった!と言える本です。

        おニャン子クラブが流行した頃は小学生だったので
        国生だの新田だので戦ったエピソードはよくわからないところですが
        リアルエピソードがふんだんに織り交ぜているところが
        この作品を楽しいモノにしているんでしょうね。
        軽く読めるし、オススメです。
        >> 続きを読む

        2015/12/24 by madison28

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      ライチ・光クラブ

      古屋兎丸

      太田出版
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね! kikima
      • 「帝一の國」を描いた人のマンガ。
        頭脳明晰な厨二病男子が強力な武器?を手にしたらどうなるかという話。
        子供のままじゃ世界征服は出来ないよバカ・・・と思いつつそんな彼らを笑うに笑えないのは何故だ。
        >> 続きを読む

        2018/03/26 by kikima

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      図解雑学失敗学

      畑村洋太郎

      ナツメ社
      カテゴリー:経営管理
      いいね!
      • 130ページ: なにか行動するときに自分であれこれ考えながら進もうとすると、いろいろと試行錯誤をしなければならず時間がかかるものです。それでも目の前にある危機に気づくことはできるので、最終的に成功する確率は高まるはずです。一方、まわりの人が進む道を歩くことは、独力で進むより目的地に到着する時間もずっと短くなります。しかし、誰かが示している道をなにひとつ疑問を感じることなく進んでいては、目の前に迫っている危険に気づくはずもありません。いざ、危険に直面したときに受けるショックやダメージは、計り知れないものがあるでしょう。 >> 続きを読む

        2015/03/19 by Neo*

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      愛する言葉

      平野暁臣 , 岡本敏子 , 岡本太郎

      イースト・プレス
      カテゴリー:人生訓、教訓
      5.0
      いいね! sunflower
      • この本の名言をご紹介します。

        ***
        なにが起こるかわからない。
        一刻一刻展開する。
        生きるって、そういうことでしょう。
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        2012/10/29 by 本の名言

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