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堀茂樹 , アゴタ・クリストフ
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【これは一体どう解釈すればいいのだろうか……】 「悪童日記」三部作の最終巻です。 第一部「悪童日記」では、「ぼくら」と表記されている双子の兄弟の物語だったのですが、弟二部「ふたりの証拠」では、主としてその兄弟の片方、「リュカ」のその後の生活が描かれました。 ですが……。もしかしたらもう一人の兄弟の「クラウス」などという者は存在せず、ただ一人の頭の中だけで生み出されたものではないのかという強烈な疑いが色濃く描かれていました。 ところが、第三部の本作に入り、またもや大きくひっくり返されてしまうのです。 これまで語られてきた「リュカ」と「クラウス」の物語は一体何だったのでしょう? 双子の兄弟は、それぞれがノートに日記風(?)の文章を大量に綴っていたわけですが、それは事実なのか虚構なのかと問われると、「事実を書いているのだけれど、ある程度のところまで行くと、事実を書いているだけに書き続けられなくなり、話に変更を加えざるを得ないのだ」と答えます。 では、どこまでが事実でどこからが虚構なのでしょうか? いやいや、そんなレベルの話ではないのです。 弟二部までは、辻褄が合わない点が多々見られ、あるいは「リュカ」と「クラウス」は結局同一人物(というかそもそも一人しかいない)のではないかという「虚構」だったわけですが、それでも根本的なところではそれほど大きくは食い違っていなかったのです。 ところが、本作に入り、根底からこれまでとは全く違う話になっているではありませんか。 しかも、ところどころ、「リュカ」と「クラウス」が入れ替わっているのではないのか?と思わせるようなところもあったりします。 これは一体どう解釈すれば良いのでしょうか? いずれにしても、この作品は三部作全てを順番に読む必要があります。 そして、その混沌の中から何をくみ出すかは、それはおそらく読者それぞれに委ねられていることではないだろうかと感じました。 おそらく、「正解」というものは無いのではないでしょうか? 読む前にはこんな作品だとは思ってもみませんでした。 意表を突かれただけに、大変強いインパクトを受けました。 恐れ入りました。 >> 続きを読む
2019/05/28 by ef177
米澤穂信
〈ベルーフ〉シリーズ第1弾。この本は太刀洗万智はまだ脇の1人。高3の守屋路行と太刀洗が出会ったのはユーゴスラビア人の少女マーヤ。場所を探して同じ地域で住むようになり、日本のイロハを知っていくマーヤだったが、故郷で内戦が起きてしまう。日本の文化を知っていく中で、国としての違いが明確に。また守屋との仲が進展していく過程も見どころ。ユーゴスラビアが分裂して6つの国に分かれることは確定しているので、自ずと未来も予想できるのがせつない余韻を残す。 >> 続きを読む
2020/02/29 by オーウェン
金原ひとみ
食欲も落ち生きる気力がなくなっていく感じ、純粋な愛情、そんなことが書かれていて、素直な気持ちにならずにはいられない。好きな人がいなくなったときの辛さを想像してしまう。 >> 続きを読む
2019/07/21 by ma733
乙一
とりあえずcalling you読みました。とても良い作品で、熱が冷める前にレビューしておきます。最初は、リョウが携帯をイメージしすぎて具現化してしまうというハンターハンターの具現化系能力者みたいなことやっててぶっ飛んでんなーと思っておもしろく読んでました。最初にシンヤが出てきた瞬間、絶対リョウがイメージしすぎて作り出したんだろーなとおもってましたが(本人もそう思ってましたが)、未来のリョウから現在のリョウともども否定されましたね。シンヤと話すようになって会話になれたリョウに友達ができてシンヤが必要なくなる的なヒカルの碁的ストーリーを予想していましたが見事に裏切られました。シンヤのために言ったラジカセ探しておいてよと言う言葉も、皮肉にも言葉通りに自分のためになったと考えると悲しく、熱くなりました。そーいえば、未来リョウが好きな人いたけどもういないとか言ってたのもこれだったんやなーとか自分の周りのコミュニティから離れた人かつ同じ奇怪な現象を経験しているという共感があるという環境によってリョウは本当の心をさらけ出すことができたんだろう。そんな、やっとできた唯一の心からの友達をなくすことがどんなに苦しいか...バグダッドカフェっていう映画見てみよーかなcallingyouも聞きたいし >> 続きを読む
2019/09/30 by 0000000
近藤史恵
8つの短編集。ギャル清掃員キリコの活躍を新入社員梶本大介氏の目線で描く。ありきたりな感想だけど、面白かった。ただ、8つ目は要らなかったなぁ。キリコと大介の距離感が好きだったのに、一気に壊したのは個人的には残念。続編も読んでいく。 >> 続きを読む
2019/09/15 by 兼好坊主
カトリーヌ・アルレー
【玉の輿で億万長者になるはずが……】 ハンブルグで翻訳業をして細々と生活しているヒルデガルデ(独身、34歳)は、新聞の求縁広告を丹念に探すことを日課としていました。 自分のような女性がはい上がるためには、これぞという良縁にすがるしかないとの思いから。 とある日、待ちに待っていた広告を発見しました。 相手の男性は億万長者のようです。 億万長者がこんな広告で結婚相手を探すからには、大きな欠陥があるだろうとは予想しましたが、それでも裕福な暮らしができるのなら一向に構わない。 そんな気持ちから、ヒルデガルデは返事を書きました。 しばらく後、広告の主と思われる者からコート・ダジュールに来るようにという誘いの手紙と航空券が送られてきました。 もちろん現地での滞在費その他一切の費用は男性持ちという条件で。 駄目でもともとの気持ちから、指定された豪華なホテルに行ってみると、そこには品の良い初老の男性が待っていました。 この男性なら全く問題はない、是非結婚したいと考えたのですが、どうやらこの初老の男性コルフが結婚相手では無いようです。 コルフはとある億万長者の秘書をやっている男性で、結婚相手というのはその73歳になる車椅子生活をしている大富豪だと言うのです。 しかも、この求縁広告は大富豪のあずかり知らないことで、コルフ独自の計略に基づくものだとか。 コルフの計略はこういうものでした。 大富豪はいずれ死ぬことになり、それはそう先のことではないと思われます。 しかし大富豪が残した遺言書によれば、20年間も献身的に勤めてきたコルフにはわずか2万ドルを残すばかりで、他の財産はすべて益体もない慈善事業のようなものに費やそうとしているのだとか。 とてもそれでは割が合わないと考えたコルフは、大富豪を何とかして結婚させようと考えました。 その導きをしてやることにより20万ドルの謝礼をもらえればその方がはるかに良いと。 大富豪の性格は知り抜いていましたから、慎重に振る舞えば大富豪に取り入ることは可能だと考えたのです。 そこで、大富豪の結婚相手となる女性を探すために求縁広告を出したところ、多くの女性から申し込みがあった。 その中で最も適任と考えられたヒルデガルデほか数名の女性をコート・ダジュールに呼び寄せたのだと。 ヒルデガルデは、コルフの面接にパスし、結婚相手候補に選ばれればどんなごうつくな老人と結婚するのも厭わないという気持ちでした。 コルフもヒルデガルデの利発で強気の性格なら、大富豪に取り入ることも可能ではないかと判断しました。 ここにヒルデガルデとコルフの共犯関係が成立するのですが…… この後は予期せぬ展開が待ち受けています。 計画通り莫大な遺産を手にできる地位につけるかと思いきや……。 大変よく練られたストーリーであり、あっと言う間に読了できてしまいました。 ミステリの中では古典ですが、変わらず高い評価を得ているだけの作品です。 ただし……一点だけトリックに問題があることに、私も途中で気がついてしまいました。 そのことは本書の巻末解説にも触れられていますので、どうか巻末解説だけは先に読まないでくださいね。 >> 続きを読む
2019/01/17 by ef177
坂木司
面白かったぜ‼坂木さんの第二作❗そして、引きこもり探偵シリーズの第二作(笑)第一作と同じ様に主人公二人の成長と人との関わりを扱っている。この作品が出版されたのが十年位前であるので今との違いを読みながら感じたりします。(笑) >> 続きを読む
2015/06/12 by future
平野暁臣 , 岡本敏子 , 岡本太郎
岡本太郎・敏子、ご夫妻の愛の言葉集。敏子「愛してる。 好き。 何かしてあげたい。 それだけでじゅうぶんじゃないの。」太郎「恋のはじまりは瞬間でも、 つき合いが長びくかどうかは 美醜よりも人間味にかかわる問題だ」常に二人の間には、人間としてはリスペクト(尊敬)、男女としてはラブ(愛)がある。そして一番だいじなのは、お互いを真っすぐに見つめること。これが難しんですな。 >> 続きを読む
2020/09/03 by ごまめ
たしろちさと
とっても、とっても可愛らしい絵です。本当に、においもしてきそう。読み終わったら、子供がママの匂いは?と嗅いできた(笑)「たしろ ちさと」さんの名前に見覚えが、、と思ったら以前読んだ「おんがくかいのよる」の挿絵を書いていました。絵の感じは違うけれど、どちらも丁寧で温かい雰囲気の絵で、大好きです。是非、他の作品も見たいです。 >> 続きを読む
2012/06/23 by kumahachi
星新一
ジュブナイルアドベンチャー2編。子どもに初の星さん本として、プレゼントするのに良いかもしれません。*宇宙の声ハラ・ミノルとクニ・ハルコの二人は、親の影響もあり宇宙に憧れています。彼らは宇宙基地で優秀な子どもを求めているキダ・マサオにスカウトをされます。オロ星の怪植物、テリラ星の大きな鳥、無敵植物vsどんな植物も食べつくしてきた虫・・・未知なるものに触れるたびに、わくわくします。*まぼろしの星モリ・ノブオが歌うハトを追いかけた先で、ガンマ基地につとめているはずの父が行方不明と知ります。空のかなた、どこかの星で、お父さんがさまよっている。ノブオは父を探すため、宇宙で働く決意をします。少年たちの物語なのでブラックユーモアは抑え気味ですが、星さんらしいなぁと思わせてくれる描写が散りばめられています。大人の読み物としては少し物足りないかな。表題作「宇宙の声」読了まではドキドキしながら読んでいましたが、「まぼろしの星」に入るとちょっと飽きてしまっていて。もう少し間隔を空ければよかったと思いました。残念。 >> 続きを読む
2018/07/13 by あすか
東野圭吾
東野圭吾の直木賞受賞後の第1作「赤い指」を読了。認知症の母と、息子を溺愛するだけの妻、甘やかされて育った14歳の息子。三人がそれぞれに高い垣根の中にうずくまっている。その垣根を越えないことで、「家庭」の形を保っている47歳のサラリーマン前原昭夫だが、息子が小さな女の子を引き入れ殺してしまい、その死体をどこかに捨ててくるよう妻に迫られれば-------。道は二つ。「俺は未成年なんだからな。未成年のやったことは親に責任があるんだからな」とわめき、部屋にひきこもってテレビゲームにのめり込んでいる息子を、社会の良識に従って自首させるか、それとも妻の言うように死体を捨てて家庭を守るか。前原は後者を選ぶが、隠蔽工作はたちまち刑事たちに見破られる。追いつめられた前原のとった作戦が、いかにして破綻するか。そこが、ミステリとしての「赤い指」の眼目であり、さりげなくいくつかの伏線を敷いて前原を追いつめる東野圭吾の腕は、直木賞を受賞した「容疑者Xの献身」にも劣らないと思う。しかし、それだけでは物語はやせている。それを膨らませるのは、捜査にあたる二人の刑事、松宮修平と加賀恭一郎を結ぶ絆だと思う。二人はいとこ同士で、修平は母と二人の生活を援助してくれた恭一郎の父・隆正に、父親を見ている。だから、今、死に近い病床にある隆正を一度も見舞おうとしない恭一郎に、憤りに近い感情を抱いている。だが、着実に前原を追いつめ、作戦を破綻させた真相を突きつける恭一郎の眼差しの奥に、「家族の絆」への思いが潜んでいると気づいた時、そのわだかまりは溶けていくんですね。その修平の心の変化は、「今、ここでしか生きられない」と思い込んでいる前原とその家族の姿が、実は今の世相そのままであることを教えてくれるのだ。この作品の冒頭で、隆正が看護師と、一日一手か、将棋を指しているシーンがある。それが家族の絆を示すラストへと繋がり、ふっと読む者の心をなごませて、東野圭吾、あざといほどにうまい。 >> 続きを読む
2018/08/15 by dreamer
京極夏彦
メチャクチャ面白かった。 京極夏彦の本懐は文章力にある、ということを痛感する一作。 一応、ジャンルとしてはミステリー作家となっているけれども、 そしてミステリーの構成がズバ一流なのでそれで違和感は無いのだけれど、 やはり、京極先生の魅力は、表現の巧さ。 博覧強記で、構成力が図抜けていて、文章が巧く、ユーモアに富んでいる、というのが、先生への素直な評価です。 この作品は、百鬼夜行シリーズのスピンオフながら、これだけ読んでも十分に楽しめる一冊。 例えるなら、森見登美彦のような話力で、面白おかしく、妖怪探検談を語る話。 多々良センセイ、女郎蜘蛛で出てきたときから気になっていたけれど、やはりナイスキャラでした。 とても好きです。 >> 続きを読む
2017/08/19 by フッフール
日本橋ヨヲコ
バレーボールとともに青春を駆け抜ける少女たちの群像劇。 まずは、あらすじから。 小学生時代は全国大会準優勝校の主将を務めていた大石練。しかし、「狂犬」とあだ名がつくほどの気質から、彼女は苦い経験をすることになる。中学に入った練は過去のトラウマのために実力を隠し、万年控えのポジションに甘んじていた。それでも彼女の心はバレーから離れることは出来ず……。 いわゆる「スポ根」と言えば、努力一筋の主人公と天才肌のライバルという構図が定番です。しかし昨今では進化・淘汰の繰り返しで多様化が進み、主人公が完璧超人だったり一芸に秀でていたり、逆にとても平凡だったり、舞台は強豪校から弱小校まで、派手な技名を叫ぶ能力系漫画からほのぼのした日常系漫画まで、本当に様々です。自分の好みを発見するのも楽しいかも知れません。 さて、スポ根における先輩たちは本当に頼もしいです。時には私生活で、時には試合で……「苦しいときに何とかしてくれる」、それが先輩です。 中高生の頃、一つ上の先輩は驚くほど大人に見えました。二つ上の先輩は、もはや遠すぎる存在でした。あのときの先輩方の年齢を過ぎた今でも、依然として自分が同じような存在になれているとは思えません……。なれているといいな……。 あの頃の熱い心(そして、おまけに涙腺)にズドンとアタックをかまされる作品です。既刊は12巻。 >> 続きを読む
2016/01/11 by あさ・くら
木村裕美 , Ruiz ZafonCarlos
以前から気になっていた作家カルロス・ルイス・サフォンの「風の影」(上・下巻)をようやく読了しました。本を読む事が大好きな人には、誰にでもきっかけとなった本との出会いがあるものです。そんな経験を持つ者の"心の琴線"に触れるのが、この作品なんですね。この作品は、古典的とも言える雰囲気と豊かな物語性を持つ、"迷宮的なミステリ"で、読み方によっては恋愛小説であり、少年の成長小説でもあるという重層的な大河小説だと思う。1945年、10歳になるダニエルは父親に連れられ、時の流れとともに失われてしまった書物の寄るべ〈忘れられた本の墓場〉を訪れ、幻の作家フリアン・カラックスの「風の影」と運命的な出会いをする。彼はすっかり魅了されてしまうが、それを機に作品の中で悪魔として登場していた闇の男につきまとわれ、カラックスをめぐる底知れないミステリアスな奈落へと引きずりこまれていくのです-------。ゴシック・ロマンが色濃く漂う中、少年から青年へと成長していくダニエルの10年と、19世紀末以降のカラックスの波瀾に富んだ人生とが、巧みに呼応しながら進んで行きますが、さらに味わいを深めているのは、作者の隅々にまで目配りの効いた人物描写なんですね。特に本を愛でる様々な人々の心情は、国を超えて私の心に伝わってきます。そして、この本をガイドにバルセロナをさまよい、〈忘れられた本の墓場〉を見つけたい、そんな気持ちへと駆り立ててくれる作品なんですね。 >> 続きを読む
2018/05/16 by dreamer
佐々田雅子 , トルーマン・カポーティ
帯に「ノンフィクション・ノヴェルの金字塔」と、あったので以前買って読んだのですが、途中で面白くなっかたので挫折しました。そして以前途中でやめた事を思い出してまた読んでみました。アメリカの方田舎で起きた殺人事件のノンフィクションですが、私には何が面白くて、凄いのか良さが分りません。ただ、だらだらとどうでもいい話しが続きます。今回も途中で止めようと何度も思いました。私には展開が速いドキドキする様な物語があってる気がします。 >> 続きを読む
2018/11/18 by rock-man
よしもと ばなな
サクットよめた。死に対する感覚とか、よしもとばななの感性、表現のするどいことが何となくわかった。2読んでみよかな~ >> 続きを読む
2015/05/03 by kazenooto
北方謙三
結局、宋の帝の無謀とも思える親征に従って出兵した楊家軍は壊滅状態となり、楊業は戦死する。なぜ、こんなことになってしまうのか。人には絶対に譲れない一線というものがある。楊業にとってのそれは、自分は一軍人であり命令には服従する、という信条こそが絶対に譲れないこと。宋の官僚的な体質、文官と武官の対立、帝の性急さなど、はたして強国の遼に勝てるのか、という懸念は楊業にはあっただろう。だけどそれらをぐっと飲み込んで、黙って戦いにのぞむ楊業の姿に男は惚れる。男には、負けると分かっていても戦わねばならぬ時があるのだ。【このひと言】〇調練は、単調である。同じことの繰り返しが多い。しかしそれが、戦場で兵の命を救うのだ。大敗の殿軍であったにもかかわらず、楊家軍の損耗は他軍より少なかった。それも、調練の成果が出たからなのだ。〇北平塞の将は、まさに酒を酌み交わしてみたい男だった。楊業とも、その息子たちとも、力のかぎり闘ったあと、酒を酌み交わしたい。男は、それでいいではないか。 >> 続きを読む
2017/03/26 by シュラフ
五十嵐貴久
リカで作者に興味を持ち、本作品を読みました。青春時代の甘酸っぱい気分にさせてくれる本です。なかなかの傑作だと思います。楽しかった!と言える本です。おニャン子クラブが流行した頃は小学生だったので国生だの新田だので戦ったエピソードはよくわからないところですがリアルエピソードがふんだんに織り交ぜているところがこの作品を楽しいモノにしているんでしょうね。軽く読めるし、オススメです。 >> 続きを読む
2015/12/24 by madison28
古屋兎丸
「帝一の國」を描いた人のマンガ。頭脳明晰な厨二病男子が強力な武器?を手にしたらどうなるかという話。子供のままじゃ世界征服は出来ないよバカ・・・と思いつつそんな彼らを笑うに笑えないのは何故だ。 >> 続きを読む
2018/03/26 by kikima
畑村洋太郎
130ページ: なにか行動するときに自分であれこれ考えながら進もうとすると、いろいろと試行錯誤をしなければならず時間がかかるものです。それでも目の前にある危機に気づくことはできるので、最終的に成功する確率は高まるはずです。一方、まわりの人が進む道を歩くことは、独力で進むより目的地に到着する時間もずっと短くなります。しかし、誰かが示している道をなにひとつ疑問を感じることなく進んでいては、目の前に迫っている危険に気づくはずもありません。いざ、危険に直面したときに受けるショックやダメージは、計り知れないものがあるでしょう。 >> 続きを読む
2015/03/19 by Neo*
出版年月 - 2006年6月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト
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