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横山秀夫
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日本が戦争をしていた時代に残された負の遺産である回天。人間が乗り込む魚雷であり、つまりは自決するための代物。死ぬことこそがお国のためという考えの時代であり、そこに葛藤する並木を筆頭に、戦火に身を投じざるを得ない若者たちのドラマ。横山さんからしたらフィールド外のような題材だが、生きることにしがみつくため魔球を求める件の切なさ。そして死に至るしかない心情へと向かうきっかけ。それらを聞かせることで、戦争は二度としないと口にさせる勇気。反戦の意味でも回天の歴史は残されるべきだろう。 >> 続きを読む
2021/01/27 by オーウェン
平野啓一郎
この本では主に本の読み方について書かれているスローリーディングとは何か、またメリットは何かを速読と比較して説明しているまたこの本ではやり方だけではなく、名作を実際にスローリーディングして説明している実際にスローリーディングをしているのでどんな風にすべきかが分かった様な気がする今まで本を何となく読んでいたが、この本に出会いより深く本をよんでいけたらなと思った >> 続きを読む
2015/02/15 by ホムリリィ
喜多川泰
今現在病気闘病中の方は別として、大抵の人は、明日がある前提で生きているような気がします。何となく流されたり、漫然と過ごしてしまったりする事も少なくないのではないでしょうか?後書きで書かれていますが、著者は教え子を亡くされているそうです。彼の明日が無くなった、誰にも明日がくる保証はないのに、普段そんな事を考える事もなく、何となく日々をやり過ごす、それで本当に良い?と聞かれている気がしました。 主人公と彼が出会った少女が、ゲーム感覚で、やりたい事、行きたい所、等々できるできないを考えずリストアップします。金持ちになりたい、有名になりたい、等それなりにたくさんあると思います。そして、もう一つのリストに、自分が人にしてあげたい事のリストを書きます。やりたいリストより圧倒的に少ない人も、けっこういるのではないでしょうか。 人にしてあげられる事より、自分が望むものが欲しい。これで望むものって叶うでしょうか?少女の言葉に主人公がどんどん変わっていきます。彼女の秘密を知らないまま。何の職業に就くか、ではなく、どんな人間になりたいか。この視点が、若い頃の私にあったなら、と思います。でも若くはなくても、できる事は小さくとも、もっと柔軟に人の話に耳を傾けたい、目の前の人を笑顔にしたい、感謝の気持ちをいつも持ち続けたい、とか心掛けて毎日を過ごしていきたいと思いました。図書館本でしたが、これから事あるごとに読み返していきたいので、購入します。 >> 続きを読む
2018/05/19 by チルカル
堀江敏幸
どこか懐かしい感じのする、おだやかな日常が綴られた味わい深い作品です。この物語には、個性的な職人たちが多く登場します。背中に昇り竜を従えている印章彫りの正吉さん、ベテラン旋盤工の林さん。慣れた手つきで商品の古本にパラフィン紙のカバーをかける店主の筧さんや、「みそ汁を啜ったあとでもちゃんと珈琲が飲みたくなる」定食を出す「かおり」の女将さんもすばらしい職人技の持ち主です。講師や翻訳を生業としている主人公は、たとえば正吉さんの知識は「私のように活字から引っ張ってきた浅薄さはみじんもなく、どれもこれも具体的な体験に裏打ちされているふうで…なんともいえない説得力が生まれる」とあるように、彼らに尊敬とあこがれをもって接しています。姿を消しつつある黒電話について、「じりじりとダイヤルを回す感触や指を離したときに爪がひっかかったときの痛みの喪失を嘆く人々がいるとしたら、まちがいなく私もそのひとり」と考える主人公だからこそ、アナログな感性を大切にする職人たちに心を動かされるのでしょう。特に印象深く感じたのは、黒電話の修理を待つ私が電話会社の人間を「待機」するのではなく、目的も無く待つという「美しい行為」に半ば強引に転換しようとする場面です。純粋にただ待つことを味わい、それに耐え抜く精神的エネルギーの高まった状態に意義を見出す(座禅をイメージすると、分かりやすいかもしれません)。静かながらも、ひとつの生きざまを貫こうとする意志の強さを感じました。このような「純粋に待つこと」への憧れに共感できる人なら、やや長めなセンテンスの文体に呼吸を合わせて読むことができると思います。またこの作品は『書斎の競馬』という雑誌に掲載されていたので、ところどころに馬が登場します。馬が好きな方にもぜひ、おすすめしたいです。「正吉さあん、袋、袋を忘れてるよと叫びつつなおもホームを目指して駆けつづけ、転びそうな私にこんどは甲高い実況が、さあどこへ出す、外だ外へ出した、内からはバンブオントール、鞭が飛んで苦しそうだがしかし出た、キタノカチドキが出ましたと追い打ちをかけ、最後の鞭が飛んで口を割った私は声にならぬ声で正吉さんの名を呼び、呼びながらよろけ、よろけながら走り、しかしゴールまであと五十メートル残したところで一両編成の黄色い逃げ馬は後ろを振り返ることもなく湿った闇のなかを走り去っていった。」 >> 続きを読む
2016/10/09 by カレル橋
アルボムッレ スマナサーラ
少しスッキリしない部分はあるが、仏教について少し知りえる事が出来ました
2016/06/13 by zenchan
関泰祐 , SpyriJohanna , 阿部賀隆
昔から知っているタイトルだったけど、アニメしか知りませんでした大人になって初めて読んだのですが、アルプスの美しい景色や美味しそうな食べ物の描写が素晴らしくて、一気に読んでしまいました特にハイジの目に映る大自然の生き生きとした美しい景色の描写は素晴らしくて、私もそこに立って絶景を眺めているようでした食事の話も読んでいてお腹が鳴ってしまって…あー、アルムおじいさんのご飯が食べたい!笑でもそれ以上に人の優しさとか思いやる気持ちの大切さや美しいと思う綺麗な心のあり方がわかりやすく書かれていて、何年たっても色んな人に愛されるお話だよな~としみじみ思いました大人になってから児童文学を読むと、子供のとき以上に沢山得るものがあると思えた一冊でした >> 続きを読む
2016/07/13 by MOMIX
古川日出男
【魔法と剣の戦い】 遂に最終巻を迎えたレビューです。 結局、この作品の劇中劇(アラビアンナイト的な物語)の主人公は3人ということになるわけですね。 異形にして生まれ、人として最大奥義の魔術を極め、ザハルの街に君臨したアーダム。 森に生まれ、森に拒まれて魔術の奥義を究めようと旅立った「白子」のファラー。 そして、正当王位継承者であるにも関わらず簒奪者により遺棄されたサフィアーン(無双の剣の使い手となります)。 この3人が、そもそもザハルの街に巣喰っていた「魔」と交合し、あるいは打ち捨てられ、または憎み、討ち滅ぼす宿命を背負い、最後には一同に会する(ある意味でね)ということに相成るわけです。 そして、ザハルに巣喰っていた魔も交えての「魔法と剣の闘い」が繰り広げられます。 本書をお読みになった方、あるいは私のレビューを読んで下さった方(ありがとうございます)は、ちょっと不思議に思わなかったでしょうか。 ナポレオン軍に壊滅される寸前のエジプトにあって、最終的な秘策としてアイユーブによって授けられたのが、たかだか1冊の『災厄の書』をナポレオンに献呈するというものだったという点に。 ええ、それは歴史的には確かに一人の狂王を葬り去った魔書だったかもしれません。 しかし、それを仏語に訳したものが、どれほどの効果を生むのだろうか、と。 良いでしょう。 その『災厄の書』には魔力が封じ込められているとしましょう。 しかし、アイユーブはその『災厄の書』を入手していないのですよ。 それをでっち上げるために、『夜の種族』達に新たな物語を紡がせ、それを書き記させているわけです。 それがいかに素晴らしい書だったとしても、それでナポレオン軍を撃退できるものなのでしょうか? それについても、作者なりの説明が加えられていますし、物語もそう展開するのですが……ごめんなさい、ここはやはり弱いと感じました。 本作のコアとなる仕掛けの部分だっただけに惜しい感は残りました。 >> 続きを読む
2021/05/21 by ef177
小畑健
【完】 ↑このタイトル通り実質的な完結巻なので基本構造は割愛。 一応全13巻とすることが多いですが、13巻はファンブック的な構成の様です。 13巻も買ったはずなのに部屋を片付けた拍子にどこかへ失くしてしまったので、諦めてもう一冊買っていつか読みます。 オチを語ってしまっても勿体ないので多くは語らず。 なんかもぅ、もっと面白い結末があった気がして・・・。 この結末が一つの作品のテーマだったとは思うし、デスノートの解説まで読んでいれば、予定された結末であることも分かってはいたんだけど・・・。 最初、あれだけ念には念を入れてあらゆる事柄を警戒しすぎるほどの警戒さを見せて、準備していたのに、新章あたりから結構杜撰になってきているのよね。 油断しているというより、この結末へ向けての逆算な気がして・・・。 最後まで、警戒に警戒を重ね重ね重ね、その上を行く知略の応酬、どんでんどんでんどんでんを読みたかった。 や。充分面白かったから、無責任な読者のわがままなんのも分かっているんだけれど・・・。 >> 続きを読む
2020/10/24 by 猿山リム
三浦しをん
三浦しをんさんのエッセイ。前回読んだ最初のエッセイは「しをんのしおり」でしたが、その本のタイトルにしをんさんが最初に考えていたのは、この「人生激場」だったとか・・・。先週、東京、岐阜、金沢への仕事での出張の際、電車の中で読破。このしをんさん、書いてる内容からは、どうみても大阪のおばさん。でも、実際は東京生まれで、大阪でも、豊中、箕面、池田、伊丹、西宮あたりのなんとなくの上品さはちょっぴりあるが・・・・。下ネタ大好き、好きなサッカー選手を映さないとNHKに怒り、免許書の更新案内の手紙の、更新手数料の表示の不親切にいかり、「世論」を「せろん」と読むべきところを、NHKさえ「よろん」と読みだしたと街行く若い男女にも、苛立つ・・・、読んでいるとこちらまで、世間様に苛立ち、言葉遣いまで悪くなる。丁度、帰りの快速の中、四人掛けの私の前の通路側の席が一つ空いていて、USJ帰りのカップルがそこへ、やはりレディファーストで女性が座る。静かだなと、この本から目を上げると、左手どおしはしっかりとつながれているしかし、各々の右手にはスマホが、片手でずっと器用に操作を続けている。カップルなら喋れよ・・・、電車の中で遠慮するなら見つめ合えよ・・・。スマホで愛を語ってるなら、多少顔を上げて見るやろうし、ゲームでも対戦してたら、対戦相手と手を握りあってる場合とちがうやろ、おい、カップルさん仲が良いなら、オジサンにも解るように、いちゃついてくれよ・・・。おじさんは、この本を読みながらも、其方が気になりだして、前に進まないやんか、どうしてくれんのや・・・・快速が止まる前の駅で、通路越しの席が空くと男の子、さっさと手を離して座る、(おいおい、やっぱり座りたかったんや)。ああついに、おじさんが降りる駅が最寄の駅が来てしもうた・・・。おじさんが座ってた、向かいの席に男が座りなおすのか、それともそのままなのか。思いと違う行動をとるカップルにイライラっと、出張の疲れがドッとでた、関空快速の車内でおました・・・・・とほほ。 >> 続きを読む
2014/10/02 by ごまめ
藤沢周平
図書館本。それぞれに一癖ある下級武士の姿を描いた八篇を収録した短編集。主人公の特色と名が各話のタイトルになっている。主人公はいずれも剣の遣い手で、その腕を見込まれて上意討ちを命じられたり、非業の最後を遂げた者に代わって仇討をするという話が多い。理不尽さに耐えながら城勤めに精を出す下級武士の悲哀が漂うものもある。特に気に入ったのは、「ど忘れ万六」「祝い人(ほいと)助八」の二篇。 >> 続きを読む
2019/09/01 by Kira
川上弘美
「ユキヒコはあおざめていた。わたしのことを、甘くみていたのだ。いつもいつも。わたしはユキヒコを甘くみていなかったのに。でも、甘くみあわないで、どうやってひとは愛しあえるだろう。許しあって、油断しあって、ほんのすこしばかり見くだしあって、ひとは初めて愛しあえるんじゃないだろうか。」 以前、読んでいたのですが、配信で映画版を観たので再読。 川上弘美さんの「恋愛の実感度」が非常にうまく出ている小説でした。漢字を少なくして、簡単なようで、深いのは川上文学の特徴です。 西野幸彦は、たくさんの女性とつきあう。各章は、そのつきあった女性たちの目から描かれており、西野君、ニシノさん、ユキヒコ、ニシノ・・・と女性たちはそれぞれに名前を呼ぶ。たくさんの女性とつきあっても、「恋」が出来ないニシノユキヒコ。 たくさんの女のひとにもてて、つきあって、ふられる男、ニシノユキヒコ。確かに魅力的な男ではあるのですが、何かが足りない。だから女達はニシノユキヒコとつきあうけれど、結婚したりはしない、去っていく。でも、ニシノユキヒコは憎まれない。 女性たちはニシノユキヒコに固執しない。好き、と言わず、「好きになったのかな・・・・」といった漠然とした気持を抱くだけです。つきあう女性がニシノユキヒコを好きになっても「恋」はしない、というきっぱりとした線を皆、引いているようです。冷静な女たち。 恋愛小説なのに恋が出てこない、女性たちとのあれこれも「冒険」ではない。そしてはかなかったニシノユキヒコの一生。そんな微妙な男女関係が本当によく描けていると思います。 映画は、恋愛の実感を撮るのが上手い井口奈己監督。ニシノユキヒコを演じたのは竹野内豊。飄々とした雰囲気が良かったですし、周りに登場する女優さんたちも豪華。でも、独特の長回しやゆったりとしたテンポが独特の空気を持つ映画でした。 ニシノユキヒコは、幽霊になっても、「好き」になってもらえない。寂しい、哀恋物語です。 >> 続きを読む
2018/06/01 by 夕暮れ
乃南アサ
"刑事・音道貴子シリーズ"の「風の墓碑銘」で、直木賞受賞作「凍える牙」の音道・滝沢の名コンビが復活する。名コンビといっても、読んだ人は、もちろんご存じのとおり、〝犬猿の仲〟だ。長身で生真面目な堅物女性刑事で、バツイチの音道と、ペンギンかアザラシを思わせる体軀の中年男で、女性蔑視の権化の滝沢。シリーズの原点とも言えるコンビの再登場となった作品だ。東京の下町、墨田区の東向島の住居跡から、白骨死体が発見された。隅田川東署の刑事・音道は、同僚の玉城刑事とともに捜査に当たることになる。なかばボケてしまった大屋を訪ね、老人ホームへ通う毎日。そんなある日、大屋の老人が、公園で撲殺死体となって発見される。急遽設置された捜査本部には、警視庁捜査一課から金町署に異動した滝沢がいた。再び相棒となった音道と滝沢は、以前の苦い反目の記憶を胸に、捜査に当たることになるが-------。第1作から通じて、このシリーズでは、いわゆる〝男社会〟での女性の孤独な戦いが、一つのテーマとなっている。直木賞受賞のシリーズ第1作の「凍える牙」で滝沢は、犯人と並ぶ音道の敵でもあったし、その後も男社会で味わう不理解ややっかみ、そして、セクハラの図式には変わりない。だが、今回は旧敵にして女性蔑視の権化、滝沢と音道は反目し合いながらも、「凍える牙」の終盤以上に理解を深める。相も変わらず音道にとって滝沢は、どうにもつき合いづらい女の敵、一方、滝沢にとっての音道も、やたら、のっぽの可愛げのない刑事に変わりはない。だが、そんな中でも二人の呼吸は、さらに冴え渡っていく。他愛のない反発から、ぴったりと息を合わせた相棒ぶりまで、見どころは多いのだ。ある事件が崩壊させた家族の悲哀や、死んだ者が抱いたであろう無念など、犯罪被害者の二重三重の悲劇を描いた、「風紋」や「晩鐘」の作者らしく、丹念に描いているところも、読み応え十分に仕上がっていると思う。エンターテインメント作品として見るなら、事件そのもののパンチ力や「信じがたい」結末のあたりは、やや弱い気もする。シリーズならではの安定感はあっても、圧倒的なパワーは感じられない。それでも、やはり一度読み出してしまったら、作者の乃南アサの巧さと、音道・滝沢のキャラクターに引っ張られ、もうページを繰る手が止まらない1冊だ。 >> 続きを読む
2021/07/23 by dreamer
吉本ばなな
出てくる登場人物がことごとく愉快でない過去や立場の人ばかりなのだが、本人たちが飄々としていて立ち直りが早いので重苦しい感じや後味の悪さは一切ない。また作中に出てくる作者や登場人物たちの考え方が非常に面白く深い。・時間もお金もあれば人は誰にでも優しくなれる・男は『穴』しか見ていない・上司に休めと言われた時は、これ以上問題を起こす前に休んでくれと言われているのと同じ・虐待された記憶がないのは親を憎むことも嫌うことも出来ないからさほど幸せなことではない・店や家庭を長く続けるには、酷い事や暗い出来事が起きても徐々に無かったことにしてどんどん進んで行く技術が必要・神様は何もしてくれない・子供でいた方が喜ばれる環境もある・男尊女卑の定義の一つは妻や彼女の本質を知ろうとせず物の見方がパターン化していることどれもこれも「言われてみればそうだな」もしくは「そんなこと知ってるよ」と思うことだが、実際に人生の岐路にたった瞬間にすぐ思い出すのは困難そうなものばかり。 >> 続きを読む
2017/08/17 by kikima
石田ゆり子
読めば、石田ゆり子さんのファンになるのは間違いなし。一番最初のエッセイ、初々しくもありそれでいて凛としている。自然でナチュラル、ご自分に対して正直に生きておられる。“すっぴん美人”の石田ゆり子さん。またまた、写真が多く載っている「Lily」をひろげてみよう・・・と。 >> 続きを読む
2021/10/06 by ごまめ
トーベ・ヤンソン冨原眞弓
誠実な詐欺師。現実にあり得そうだけれど、あり得なそうでもある。そんな不思議なお話。読めば読むほど続きが気になってあっという間に最後まで読み終えてしまいました。 >> 続きを読む
2018/01/28 by 香菜子
SwendsonShanna. , 今泉敦子
登場人物たちが、個性的で愉快な人たち!そんな中でも主人公の二人は奥手で、中々進展しない恋愛にやきもきしたりして読みました。毎回丁寧に前巻からの流れが分かるので、続けて読めない場合ゆっくりでも楽しめます。○登場人物の分類○魔法使い魔法の見えない(カモフラージュが利く人、大多数)魔法が見える人(主人公、レア)※サブタイトルにも、ご注目を。 >> 続きを読む
2015/04/16 by chiiko
荻原浩
考えさせられる。戦争を考えさせられる本。でも、面白い。笑えるところも多くあった。
2016/07/24 by kurobasu
浅野いにお
--------------------------------------------虹ヶ原には不思議な言い伝えがあったトンネルの中の怪物が世界を終わらせる虹ヶ原で起こる不可解な事件それは一人の少女に関連しているのであった登場人物の過去と現在、交差するサスペンスフルストーリー--------------------------------------------全体的に、装丁通り暗い印象のするマンガ作品プロローグとエピローグを含めると15の短編の組み合わせで成り立つストーリーになっている11年前の小学校をメインとする話と現在の殺人が起こる時世とが交互に進んでいき、パズルのように過去と現在がつながっていく >> 続きを読む
2015/10/12 by migishita
田中清代
最後のオチ、気持ちよさそう~(^^)
2015/08/30 by けんとまん
小林茂
200ページ余りしかない本だが、濃い内容だったと思う。感情だけに流されて物事を見るのではなく、多角的な視点で捉え、「今、何が起こっているのか」「何が必要なのか」を見極めることが重要だと気付かされた。過ぎゆく日々を、当たり前に過ごす。身近な事柄が、実は他者から見ると衝撃的な出来事であったり・・・。国や人種、果ては性別が異なることで見えているものが違うのかもしれない? >> 続きを読む
2013/11/24 by sayo
出版年月 - 2006年7月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト
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