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2007年3月発行の書籍

人気の作品

      イニシエーション・ラブ

      乾くるみ

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
      いいね! yana nasubivi ooitee
      • 初見はミステリだとか何も知らずに見ていたので、単なるラブストーリーの話かと思っていた。
        ところが最後の2行を見ると状況が一変する。

        そして仕掛けが分かったうえで2度目を見ると、そこかしこに伏線が敷かれているという構成に驚いてしまう。

        たっくんとマユの関係が逆転するというこの構図。
        そして80年代の曲やドラマといったもので、実はああだったと分からせる仕組み。

        ラストに驚きがある代表的な作品なのも納得です。
        >> 続きを読む

        2019/05/08 by オーウェン

      • コメント 2件
    • 他44人がレビュー登録、 172人が本棚登録しています
      伝える力 「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える!

      池上彰

      PHP研究所
      カテゴリー:経営管理
      4.0
      いいね!
      • 物事を分かりやすく伝えることができるか?

        言わずと知れた池上彰さんのノウハウがぎっしり詰まった本。
        「伝える」という事を中心に、コミュニケーションや、自己研鑽のことなど大変勉強になる内容です。

        再読ではあったけど改めて読むとしっかり続けられていた事、新たにできそうな事があり、また時間が経ったあとに読み返したいと思った。

        読み終わった後のあとがきの内容。
        しっかり笑わせてもらった後に、やはりこの人は只者ではないと思わされた。

        いつも思った通りに何も考えず本のレビューを書いているけど、伝えるって難しい…と、遠い目になりました。
        >> 続きを読む

        2018/10/18 by 豚の確認

    • 他6人がレビュー登録、 28人が本棚登録しています
      Q&A
      Q&A

      恩田陸

      幻冬舎
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • こういう話が自分は好きなんだなと思った。
        この作品は想像の余地が多く残されていて、非常に面白かった。

        ”何が起こったのか”原因追及する質問者と事件の関係者の答えで進んでいく前半と、事件にかかわる人周辺での問答で、事件をどう捉えるかを描く後半。心理描写などはなく、すべて会話形式。会話の端々から想像することしかできないのに、その情景は鮮明に浮かんでくる。

        徐々に立場が明らかになっていく回答者と質問者。断片的には明らかになるけれど最後まで分からない事件の原因。同じ事件の被害者でも、事件をどう捉えるかはその人の背景に依存する。何が引っ掛かりを生むか?それはその人にしかわからないし、言葉にするのはとても困難だ。人間みんな違っていて、他人のことなんか理解できないという事実をわからせてくれる。

        個人的には原因がわからないことよりも、最初の方に質問していた人たちが怖かった。なぜ調査するのか明らかにしないのに、目撃証言があっただけの人の調査までするという熱意はどこから来ていたのか?終盤の運転手は元調査員で、彼が語るようにただの実験が想定を超えて起きてしまっただけなのだろうか。

        読了後、この作品が2000年代初頭(2004)に出ていることに驚いた。
        もっと最近の話かと思った。
        >> 続きを読む

        2018/12/21 by tnp

    • 他5人がレビュー登録、 22人が本棚登録しています
      悪人

      吉田修一

      朝日新聞出版
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね! masa920
      • 読んだら売ってしまおうと思っていたけど、ずっと手元に置いておこうと思った本です。裁判員制度が始まった頃に読んだので色々考えさせられました。 >> 続きを読む

        2015/07/08 by marsa

      • コメント 4件
    • 他3人がレビュー登録、 26人が本棚登録しています
      水滸伝 - 六 風塵の章

      北方謙三

      集英社
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • ●1回目 2007.9.1

        原作の水滸伝は、いろんな登場人物のエピソードが集まって、物語がゆっくり進んでいくというものだった。
        いってみれば説話集的。

        この水滸伝はもっと構造的、重層的だ。

        敵役の青蓮寺は強敵だが、さらに強力な秘密兵器、聞煥章が加わる。


        ●2回目 2014.12.23

        聞煥章登場。

        それにしても、青蓮寺の情報収集能力は、あまりにも凄すぎないだろうか。

        いくら政府の諜報機関といえ、いまから1000年前の中国で、あそこまで迅速正確に情報を集められるとは、とても思えない。

        舞台となったのは北宋末期、日本でいえば、まだ平安時代である。
        日本のような狭い国でも、京都を離れたら、あとは田舎と思われていた時代。

        広大な中国で、いくら人手をかけようと、個人の動静をそんなに簡単につかめるはずがない。

        宋江が梁山泊の首魁の一人と突き止めるのが、あまりに早すぎるような気がする。

        霹靂火泰明将軍が梁山泊に参加。
        >> 続きを読む

        2017/10/08 by Raven

    • 他3人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      バッテリー

      あさのあつこ

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
      いいね!
      • 長~い作品が終わりました。
        野球競技メインの話ではなくそこに携わる少年の話。
        天才であるけれど人間的にはかなり危うい主人公だと思いました。
        はっきりって苦手です。
        最終編までもそうおもってたけど、大人目線だと少年の一途な感情が理解できないのかとも思ったけど、読み終えてみて正直な感想は主人公が苦手です。でも作品は好きです。
        >> 続きを読む

        2019/03/15 by ryoji

    • 他2人がレビュー登録、 16人が本棚登録しています
      ジェネラル・ルージュの凱旋

      海堂尊

      宝島社
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!

      • 海堂尊のメディカル・サスペンス小説「ジェネラル・ルージュの凱旋」は、他社刊行のものも含めれば、愚痴外来・田口&白鳥シリーズの実質的な4作目となる作品。

        読み始めてすぐに「あれ?」と思った。
        吐血した歌手を東城医大病院が受け入れるという物語の冒頭が、シリーズ2作目の「ナイチンゲールの沈黙」の始まりと同じなのだ。

        つまりこれは「ナイチンゲールの沈黙」と同時期に、病院の別の部署、救命救急センターで起こった事件を描いたものなのだ。

        救命救急センター部長の速水は「血まみれ将軍(ジェネラル・ルージュ)」と呼ばれる腕利きの医師。
        助けた命は数知れず、彼を慕うスタッフも多い。

        ところが、愚痴外来・田口のもとに、速水が出入り業者と癒着しているという密告文書が届いたのだ。
        そして、その真偽を田口が探っていくのだが、読みどころは二種類の戦いだ。

        告発者探しや組織の権力争いという「知」の戦いと、救命救急医療の現場という「命」の戦い。
        「知」の戦いには知恵比べの楽しみがあり、「命」の戦いには業界物ならではの情報と興味深さがある。
        そして、どちらも徹頭徹尾エキサイティングだ。

        それまでの3作「チーム・バチスタの栄光」「ナイチンゲールの沈黙」「螺細迷宮」は、どれも巧みで充分楽しめるものの、ミステリ的な着地の弱さやキャラクターの造形などに、首を傾げる部分もあった。

        ところがこの作品は、そういうアラがない。
        救急医療現場の実態という社会問題をモチーフに、コミカルな会話や魅力的なキャラクターを織り交ぜながら、ジャーナリスティックなひとつのテーマに収斂させていく。

        けれど、主張を声高に叫ぶのではなく、あくまでもエンターテインメントの構成を守っているというのが実にいい。

        大事故が起きた時の病院の様子など、海外ドラマ「ER」もかくやという迫力だ。
        とにかく、巧い。そして、熱い。

        この作品は、シリーズの最高傑作だと思いますね。

        >> 続きを読む

        2019/03/29 by dreamer

    • 他2人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      蝉時雨のやむ頃

      吉田秋生

      小学館
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.7
      いいね!
      • 鎌倉四姉妹物語。吉田秋生がホームドラマを描いたよ、おい。って思いました。
        第1章は特に。あまりにも向田邦子しています。

        四姉妹のあれこれも。お父さんの浮気も「阿修羅のごとく」を彷彿とさせます。
        鎌倉の古い木造の一軒家も、昭和の風景そのものです。
        キッチンではなく台所。畳の和室に縁側。
        昭和の時代によくあったシリアスで文学的で心に残るドラマの世界そのもの。
        つまり、かなり好みではあります。

        このシリーズ、やたら評判が良いので驚きます。
        多分、彼女の漫画を初めて読む方には、かなりの好印象を与えるでしょう。
        BANANA FISHが最高だと思っていた人も新鮮な驚きと彼女の可能性を感じて感動するでしょう。

        まず、この手の日常ドラマ的な起伏のないお話しはデビュー以来の彼女の得意分野。
        人々がふれあい笑い悩み拒絶し、出会い、別れるという生活感に満ちています。
        コミカルな表情やしぐさで笑わせる一方で、孤独や死や愛の暗い淵をのぞかせる。
        このパターンは「夢見る頃を過ぎても」や「河よりも長くゆるやかに」でお馴染みですね。
        違うのは若い子目線が大人目線にかわったことが大きい。
        腹違いの末娘、中学生のすずちゃんは、もう娘的存在になっていて、
        とても珍しいことに、秋生クンは彼女をかわいがっている。そう思える。
        なんといっても主人公イジメがない!

        キツネ顔が特徴だった彼女の絵柄を極端にでか目に変えて、かわいさを強調。
        誰もがとっつきやすいお話しを作っている。

        日常を描いてきた場合でも、今までは映画を意識した構成だったのが、
        明らかにこれはテレビ向きです。
        ついにメジャー狙いに転じたのか?!

        けれどずっと以前からのファンにはとても複雑な思いを起させる漫画であることは間違いないです。
        昔の吉田秋生に戻ったような、新しいような。
        裏切られたような、またしてやられたという驚きとあきらめのような。

        特に「ラヴァーズ・キス」を最高傑作として愛するファンは悶絶するでしょう。
        キャラの使いまわし&設定変更。

        吉田秋生をとことん信じちゃいけないよ。
        私はBANANA FISHで受けたショックで、もう免疫ができてるけどさ。
        彼女、自分のキャラクター、結構いい加減に扱う癖があるんですよ。
        その作品世界を無視して、全然違う話に使っちゃう。
        昔からそうです。

        たぶん、単なる面倒くさがり屋なんだと、私は思うぞ。

        ここでは、藤田朋章が半分別人として登場しています。
        俳優のキャスティングだと思えば何のこともないんでしょうけれど、
        作品の人物として思い入れていると結構傷つきますよ。
        「あの藤田朋章」がこんな軽くねーちゃんと?!
        母親の浮気相手にゆすられる?なんじゃそりゃ。
        自殺未遂はどーした?高校は中退したんじゃないんかい?
          ↑
        はい。残念でした。全部忘れましょう。この『海街』読む時は。
        別の役を演じているのだと思う事。

        「ラヴァーズ・キス」からは、緒方篤志(オーサカ)の弟、尾崎酒店の長男と次男の風太、
        このあたりも出演していますね~。
        風太がまあ、かわいくなっちゃって。

        読む順番が逆で、「海街」先に読んじゃったので、全然関連性に気づかなかったんですが、
        再読して、笑えました。

        私もまあ、彼女の漫画を高校生の頃から読んできて、歳食ってますから、
        親目線の物語になっても抵抗がありませんよ。

        長女・幸には、共感する部分もとても多いです。
        秋生クンのよい面がわかりやすく出ているよい作品だと思います。

        でもな~。でもな~。
        つい最近読んだ「ラヴァーズ・キス」のような作品こそ、
        彼女しか描けない漫画だと思うんだよなあ。

        ま、こういう平和で誠実なお話しを描いていると、またそのうちに
        真逆なことをやり始めるかもしれませんね。

        吉田秋生は、自分の思ったことを回りを気にせずにやってしまう。
        既存の常識や受けるパターンなど考えずに。
        その癖に結構人に影響受ける人で。
        ストーリー展開すら、ファンの言うとおりにしちゃったりするんで、
        まったく読めない作家です。

        だから、面白いっていえば面白いんですよね。

        でも、まあ、このシリーズ、あまり長く続けないでほしいなあ。
        >> 続きを読む

        2014/04/08 by 月うさぎ

      • コメント 8件
    • 他1人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      そのときは彼によろしく

      市川拓司

      小学館
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • BOOK OFFで買ってくる
        105円

        2016/03/13 by 孝志 松元

    • 他1人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      憑神

      浅田次郎

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 歴史小説でありながらユーモア小説でもある。
        軽いストーリーかと思いきや、
        胸が熱くなるような名台詞がいくつもあった。

        幕末の江戸に住む御徒士である彦四郎。
        申し分のない人柄・侍としての気構え・情熱を持ち、
        文武に秀でていたにもかかわらず出世に失敗した。
        ある夜、憑神(貧乏神・疫病神・死神)に取り憑かれ
        彼の情けない日常が大きく変わる。

        いわゆるラストサムライの彦四郎が、
        侍魂を忘れた侍達に一喝入れる度に
        憑いてるモノが落ちたかのように胸がスッとした。

        実直すぎる分、不器用な立ち回りをしてしまうのだが、
        古き良き日本人特有の“謙虚さ”や“忠義心”を持つ彼に
        エールを送らずにはいれなかった。

        最後に彦四郎が息子に送った
        「限りある命が虚しいのではない、
         限りある命ゆえに輝かしいのだ。
         武士道はそれに尽きる。生きよ」という言葉を
        現代に生きる私達も忘れたくないと思う。
        >> 続きを読む

        2019/01/28 by NOSE

    • 他1人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      輪違屋糸里

      浅田次郎

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      4.7
      いいね!

      • 私の大好きな作家・浅田次郎の「輪違屋糸里」(上・下巻)を読了しました。

        近藤勇一派に粛清された典型的な悪役だった、芹沢鴨。
        この作品は、新選組の転換点になった芹沢鴨の暗殺を、新たな解釈でとらえ、新選組の"闇"の部分に迫った、著者の「壬生義士伝」に続く異色作だ。

        新選組の実像に迫った子母澤寛の古典的な名作「新選組始末記」には、タイトルにある輪違屋の芸妓・糸里が、芹沢鴨暗殺の日、芹沢の重臣・平間重助と一夜を共にしたと記されている。

        芹沢は京の商家・菱屋の女房のお梅と一緒のところを襲われ、二人とも斬殺されるが、同じ屋敷にいた平間と糸里は無事だった。
        この不可解な暗殺劇は、なぜ起こったのか?-------。

        この事件の顛末を、従来の時代小説では脇役にすぎなかった糸里やお梅、さらに新選組に屋敷を提供した前川家のお勝や八木家のおまさといった女性たちが語ることで、お馴染みのエピソードの裏側が次々と明らかになっていくので、良質のミステリを読むような興奮を覚えてしまう。

        女性が語る新選組物語は、決して珍しいものではないと思う。
        ただ今までの作品が、女性を時代の犠牲者としてきたのに対し、この作品の女性は、男の仕打ちや社会の理不尽を乗り越え、自らの人生を主体的に切り開いていく強さとプライドを持っていると思うんですね。

        京と江戸、革命と伝統、そして「百姓」出身の近藤勇らと、生まれながらの「武士」芹沢一派の対立など、当初から多くの矛盾を抱えていた新選組だが、この作品では、一枚岩になるための通過儀礼として芹沢鴨暗殺を断行した事実と、一切の弁明をしないまま、時代の悪役として死んでいった芹沢鴨の真実の姿が、女性たちを通して浮かび上がってくるんですね。

        前作「壬生義士伝」を男の物語だとするならば、この「輪違屋糸里」は、女の物語だと言えると思う。
        それだけに、暗殺でしかアイデンティティを保てない新選組と、命を産み育てる女性を対比させることで、生命とは何かを問うテーマも、より深く追求されていたと思う。

        人間の命が軽くなりつつある現代だからこそ、著者の思いが結実したラストは、深い感動を呼ぶのだ。

        >> 続きを読む

        2018/09/10 by dreamer

    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      シェイクスピアのソネット

      ウィリアム・シェイクスピア , 小田島雄志 , 山本容子

      文藝春秋
      カテゴリー:
      4.0
      いいね! momomeiai
      •  シェイクスピアの十四行詩154篇。

         初シェイクスピア体験でした。わーい。

         シェイクスピアの作品、もちろん有名な作品のあらすじくらいは知っています。「リア王」……確かリア王が娘を追放したり追放されたり、激怒したり泣き叫んだり。「ハムレット」……叔父への復讐に悩んで「to
        be or not to be」というやつ? 「ロミジュリ」……あなたはどうしてロミオなの!?

         しかし、実際読んだことはありませんでした。全てが有名作なので「とりあえずこれ読んどけ」がないですし、どれから読んでいいのかもわかりません。そんなとき、どうも詩集があるらしいと知りました。しかも、シェイクスピア的には悲劇シリーズよりこちらに尽力したとのこと。さらに、最も美しく愛を解いた詩集だとのこと。これだ、とりあえずこれだ、ということで読みました。

         やはり詩ですから、わかったようなわからないような、フワフワした感覚はありました。ですが、そこは考えるな、感じろ! という具合に割り切って、感性に引っかかった番号を控えておくと良いかもしれません。私は見返しの部分に大きめの付箋を貼って、そこにメモしていきました。

         後から見返すと、はぁーこれに何かしら感じるところがねぇー、と中々恥ずかしい。しかし、そこは自分の感性。大切に出来たらなと思います。

         私には全くと言っていいほど予備知識はありませんでしたので、「わたし」であるシェイクスピア、美少年、「黒い」らしい女性、ライバルの詩人という登場人物だけ抑えた状態でした。まずは感性で、その後解説などを読んで感心、気に入った所の原文を見て感心。まあまあ嗜めたのでは? と思います。

         シェイクスピア入門の「とりあえず」には、とても良いです。


         追記
         そろそろレヴューも100冊目だし、それにふさわしい本を読んで……とか思っていたら、いつのまにか通過していました……。いやいや、本に優劣はない! いつも大切な1冊なのさ、と言い訳して乗り切ります……はぁ。
         今後ともよろしくお願いします。
        >> 続きを読む

        2015/06/02 by あさ・くら

      • コメント 11件
    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      日々是作文

      山本文緒

      文藝春秋
      5.0
      いいね!
      • この本の名言をご紹介します。

        ***
        私は人の心の動きを愛している。
        愛しているということは、
        憎んでもいるということだ。
        >> 続きを読む

        2013/10/03 by 本の名言

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      食い逃げされてもバイトは雇うな

      山田真哉

      光文社
      カテゴリー:経営管理
      4.0
      いいね!
      • 当時は面白かったですよ。記憶の片隅に何点か残ってます。
        最近名前聞かなくなりましたね。
        山田さんのすべての本に言えますが、損得やべき論の考え方を見直すきっかけになる話ばかりです。読みやすいのもいいですね。

        当時は良かったですが、今時に当てはめるとサービス面と言う点で危険が出る気がします。
        >> 続きを読む

        2015/03/23 by Logikoma41

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      水上のパッサカリア

      海野 碧

      3.5
      いいね! Tukiwami
      • 恋人の奈津を亡くしたことで喪失感に苛まれる勉。

        全6章仕立てだが、最初はラブストーリーのような構成。
        その割に奈津との思い出話ばかりで、勉の方の過去は一切語られない。

        そしてこの過去が後半の主軸となる。

        思い切った方向転換を見せるのだが、期待のわりに盛り上がりが薄い印象。
        特に決着のつけ方がほとんど運というか、都合がいいというか。

        愛犬のケイトを絡めるとこは上手いんだけれどもね。
        >> 続きを読む

        2019/04/02 by オーウェン

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      「新釈」走れメロス 他四篇

      森見登美彦

      祥伝社
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 森見登美彦の京都の舞台に古典の名作を投影させている。それぞれ話は独立しているが、登場人物はラップしており、ある意味1つの物語としても読めるかな?走れメロスの話から考えると、他の作品も色々面白おかしく改変されているのだろう。
        これをきっかけに原作も読むことになるかもしれない。
        >> 続きを読む

        2017/04/22 by Jinjinmin

    • 他1人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      プログラムはなぜ動くのか 知っておきたいプログラミングの基礎知識

      矢沢久雄 , 日経BP

      日経BP
      カテゴリー:情報科学
      4.5
      いいね!
      • 今更ながら(こっそり)読んでみました。

        本当にちゃんと理解しようと思うとけっこう難しい。

        だけど、suppaimanさんもレビューされていますが、プログラミングを始めたばかりの人には特にオススメの本だと思う。多分、新社会人で開発を始めたばかりの人は明日から使える知識みたいなものを勉強したくなるのではないかと思うが、こういう知識はこれからの土台となるはず。

        で、これを読んで思ったことは基本情報処理試験はやっぱりよく考えられているんだなぁということ。勉強していた時はこんなの覚えて何になるんだー!と言いたくなる時もあったけど、よくよく考えるとこの本に出ているようなことを基本情報処理試験の時に勉強していて、それが今私の土台になっている。

        資格「だけ」では意味ないと今でも思うけど、でも資格の勉強も意味あります、絶対。

        そんなわけで本題から話が逸れましたが、良書です。
        >> 続きを読む

        2013/10/16 by gavin

      • コメント 7件
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      カジノ資本主義

      StrangeSusan , 小林襄治

      岩波書店
      カテゴリー:金融、銀行、信託
      3.0
      いいね!
      • 久しぶりに近代政治経済史を流して読んだ気がする。大まかな流れは分かってたけど、細かい所が詳細で楽しめた。続きも楽しめそうだ。 >> 続きを読む

        2013/06/15 by freaks004

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      自由訳老子

      老子 , 新井満

      朝日新聞出版
      カテゴリー:先秦思想、諸子百家
      1.0
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      • 新井満(あらい・まん)さんといえば、大ヒットした「千の風になって」の原詩であるメアリー・フライの歌詞の的確な訳をし、その上、曲も付けたというマルチ人間で、芥川賞受賞作家でもあり、写真家、環境映像プロデューサー、長野冬季オリンピック開・閉会式イメージ監督など、多彩な活動をしています。

         
         彼は幼少より虚弱体質であり、読書として、「論語」(孔子の言行録)や「老子」になじんできましたが、歳をとるに連れ、「老子」のほうがしっくりくるようになったそうです。そこで執筆したのがこの本「自由訳 老子」(2007年 朝日新聞社)です。


         この本の中で、新井さんは「老子」の無駄な部分を端折り、全81章(9*9)を18章(2*9)に再構成したとしていて、元々のテキストが短いのに輪をかけて短くまとめていて、一冊30分もあれば読み終わってしまいます。まあ、それだけ無駄な(!!)部分を削れば、そのような分量になるのですが。


         一読、「きれいごと過ぎるな」と思いました。老子の言葉をそのまま日本語に訳す場合にはそれは正確な訳ですが、「はしょってしまう」ことで、「老子」の持つ「多様性」がなりを潜め、新井さんが「こうあって欲しい」という老子像が増幅されるのです。


         特に例を挙げれば「老子36章」。この章は新井訳では完全にオミットされています。


        「(あるものを)収縮させようと思えば、まず張りつめておかなければならない。弱めようと思えば、まず強めておかなければならない。衰えさせようと思えば、まず勢いよくさせておかなければならない。奪いとろうと思えば、まず与えておかなければならない。これが「明を微かにすること」とよばれる。こうして柔らかなものが剛いものに、弱いものが強いものに勝つのだ。「魚は深い水の底から離れぬがよい。国家の最も鋭い武器は、何人にも見せぬがよい。」」(小川環樹訳注:中公文庫)


         この章は、戦争に決して負けない心得を書いたものであり、陰謀の書(周書)から「老子」本文に紛れ込んだという説があります。でも、古来「老子」の一部とされてきた章ですから、この章をオミットしてしまうのもどうか、と思います。そして、新井さんは老子のいう「不争の徳」の話は取り上げますが、36章のような「戦い方の奥義」を書いた章は「不要」とばかりオミットしちゃうんですね。


         元祖中国では、兵家の孫子と並び、戦争の際知っておくべき教養が老子だったという具合で、両者を合わせて祭る廟もあるくらいです。老子は「きれいごと」では片付かないのです。


         また、老子の文章を貫いて何回も出てくる「樸(ぼく:あらき)」という表現が一度表われたきり、しかも重要ではない扱いであったのが気になりました。


         それから、新井訳のなかに、はっきり誤りというべき記述を見つけました。それは28Pの「水は方円の器に従う」という表現ですが、これはいかにもありそうだとは言え、「老子」には出てこない表現で、これは儒家が主に由来の表現であり、日本ではながらく修身の教科書として用いられた「実語経」に収められたものです。この言葉は、「悪い者を友人にすると、本人も悪くなる」といった意味の言葉です。出所がまったく違い、意味も正反対です。「老子」本文にないことをあたかも彼が言ったように書くのは不勉強であり、また老子を冒涜することになるでしょう。


         さて、新井さんは、道家独特の概念「道」を「Dao」と呼び、彼独自の解釈をしています。「風のように自由で、水のようにおおらかで」とか「銀河系宇宙」とかいう言葉で「Dao」を語っていますが、私は老子について、そのようなのんびりした境地に果たして彼がいたのか、懐疑的なのです。私は、「老子」の中にこの種の感想を感じさせる表現は読み取ってこなかったのです。これって、「老子」によって触発された、新井さんのみの境地を書き述べたようにも思えます。



        最後に:総じて、偏った内容の本であり、特に読む必要のない本だと思いますが、それでも、「誰かを深く愛せば、力が生まれる」などと言う、老子が言うはずもない言葉を連ねたアンソロジーよりは、まだしもましかも知れないと考えます。


        この本、底本は「王注老子道徳経」、参考図書「中国古典選10 老子」(上・下)朝日文庫です。王とは王弼(おうひつ)のことかと思います。
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        2012/08/14 by iirei

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      コピー用紙の裏は使うな! コスト削減の真実

      村井哲之

      朝日新聞出版
      カテゴリー:経営管理
      2.0
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      • 息子が帰って来た時の段ボールの中から見つけて読んだ本。

        まあ、コピー用紙の裏を使っても、精神的には美徳だが、
        結果たいしたコスト削減にはなたないということ。

        店舗を運営すると、販売員の給与、売場の家賃など最低限の経費ってかかりますよね。
        一番のコスト削減は、売上アップでは・・・・・。

        この本では、各種の根本的部分を見なおせと。
        まずは、エネルギーコスト(電気代、ガス代、水道代など)
        オフィスコスト(通信費、コピー代、郵送代、家賃、事務用品否費など)
        オペレーションコスト(人件費、物流費など)
        に分けて、今使っている経費項目ごとに細かく実績、データを把握せよ・・・・。


        まあ、私自身は、節約意識は大事ですが、
        それ自体の行為で満足してしまっては、事業は終わりでは・・・。

        コストを掛けてでも、それ以上の高リターンを目指さなければ・・・・・・

        価値あるお金の使い方、吉本正之助さんがいうてた、
        「始末してがめつく稼ぐ、そしてきれいに使う。

        投資の為の節約・・・・・・何のため、どんな夢の実現のために、コスト削減はあるのか。


        個人的には、節約しながらも、自分自身への投資は、まだまだ続けたいもんですな。
        >> 続きを読む

        2014/10/30 by ごまめ

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出版年月 - 2007年3月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト

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