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辻村深月
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思春期の男女がそれぞれ抱える複雑な思いをこれでもかっていうくらい丁寧に書き上げてる。雪降るある日に学校に閉じ込められたのは多分学校祭で自殺した人が関わってるんだろう。誰が自殺したのか。閉じ込められた一人一人の内面が暴かれそれぞれが苦しんでることが分かる。本当に居心地の良い場なんて偽りなのか。自殺したのはいったい誰でこの中にいるのか。こんなに自分や人の気持ちの裏を考えると精神的に大変だろうなと単純な私は思う。 >> 続きを読む
2020/01/18 by miko
水野敬也
2020年4冊目。内容は色々な自己啓発本の内容を胡散臭い神様のガネージャが面白おかしく紹介していくものだと理解。この本から、ビジネス本は要点をメモしながら読むようにしたのだが、巻末に「ガネージャ名言集」なんてものがあり、ここまでやった苦労は何だったの!と思わず憤慨してしまった。でも、書かれていることは真剣に取り組む価値のあるものだし、メモを見返して一つでも実践していきたいと思う。 >> 続きを読む
2020/01/11 by おにけん
奥田英朗
やっぱり奥田さん面白い!主人公の二郎は少6。お父さんは昔過激派で公安から目をつけられるような人だった。お母さんも学生運動に夢中でそこで知り合って駆け落ち。二郎の家族それぞれ面白いけど友達のキャラがいいよね。特に向井がいい。物知りで何でも分かりやすく教えてくれる存在。昔からオジサンみたいな男子に心魅かれてた私です(笑) >> 続きを読む
2018/05/18 by miko
北方謙三
●1回目 2007.9.7官軍:呼延灼将軍vs梁山泊軍:晁蓋の激突これで10巻目。やばいな、あと9冊しかない。ここまでで、水滸伝百八星のほとんどの人物が登場したようだ。●2回目 2015.1.10晁蓋率いる梁山泊軍と、呼延灼軍の激突を描く。反乱軍である梁山泊が強力になっていくに従い、体制側である宋の方でも、青蓮寺を中心に、腐敗体制を改め、官軍の力がグレードアップしてくる。最後は童貫出陣による決戦だろう。そういった全体のシナリオが、だいたい見えて来る巻。 >> 続きを読む
2017/10/08 by Raven
岡田斗司夫
レコーディングダイエットという言葉を世に定着させた岡田斗司夫さんのダイエットメソット。メソットとしてはいたってシンプル。・口にしたものを記録する・毎日決まった時間に体重を測るこの2つ。岡田さんも言う様に「ダイエットを成功させるこつはいかに続けられるか。」ここに集約される。本書では助走→離陸→上昇→巡航→再加速→軌道到達と順序立てて説明があるが要は最初に記したメソットをいかに続ける習慣化、仕組み化に落とし込むことが肝になる。肝を実行できる様にすためには記録をつけることが好きにならなきゃならない。だから、①まずノートを買う②「今日の気持ち」「今日の問題」を書き出してみる③「やりたいこと」「やらなくちゃいけないこと」も書いてみるノートが好きになる→結果がでる(嬉しい)→好き→嬉しいこのサイクルができる様になれば人生そのものをコントロールできているのと同じだ。最近しっかりリバウンドしてしまった岡田さんを見て再読。なにか結果を出してイケイケの時の岡田さんとを比較して、ちょっと心の中の黒いものを感じながら読ませていただきました。 >> 続きを読む
2020/08/07 by masahiro
宝彩有菜
瞑想のやり方だけ知りたければ最初の章+必要な箇所だけ拾い読みでOK。実際に始めてみて、無心にマントラを唱えるのが難しく、普段気にしていなかった生活音がやたらと気になる。考えてみれば、同じように他人の言動に一喜一憂し動揺する日常を過ごしているわけで、瞑想を通じて外界に反応しない訓練をしていく必要があると感じた。まだこの本のいう境地瞑想の域には至れていないが、頭がすっきりするので、ぜひ習慣にしていきたい。ただ、瞑想の効用については、少し行きすぎて開運グッズの広告的胡散臭さが漂う。そういうこともあるといいなぁくらいに捉えて、瞑想に過大な期待を寄せない方が続けられる気がする。 >> 続きを読む
2015/11/08 by かえる
東京から水道も電気も無い沖縄の西表島に引っ越した二郎の家族。今までグーたらしてた父親がいきなり働きだした。畑を作ったり漁に出たりボロ屋を修理したり一日中忙しい。今まで嫌だった父への意識が少しずつ変わり始めた。納得いかなければひとりでも戦う姿勢は凛々しいよね。政治家も私達が納得できる税金の使い方をしないとダメ。森友学園の国有地売買のやり取りの安部さん全然凛々しくない。関係者は説明責任を果たすべき。 >> 続きを読む
神山裕右
洞窟を調査する職業、ケイブダイバーの活躍を描いた作品。江戸川乱歩賞受賞作で一応ミステリー要素もありますが、脱出アクションの側面が強いですね。主人公が過去のトラウマと対峙するという王道の人間ドラマもありますが、描写はアッサリ目で話のテンポを損なわない程度。映画を観ているような感じで楽しめると思います。ちなみに題名のカタコンベは『地下墓地』という意味らしいです。 >> 続きを読む
2015/02/12 by UNI
堀江敏幸
Wikipediaの純文学で例示されていた作品。雪沼という架空の田舎町を舞台にした短編集という感じ。作品間に関連性はないのだが、どれもしっとりした感じで悪くない。長編が読みたい。 >> 続きを読む
2020/02/13 by 和田久生
橋下徹
どうして君は友だちがいないのか (14歳の世渡り術)。橋下徹先生の著書。友だちがいない、友だちができないことに悩む人は大人も子供も少なくないとは思うけれど、友だちなんかいなくても生きていけるし、友だちなんか無理に作ろうとして苦しむことはない。名実ともに自立した大人になるためには誰にも媚び諂うことのない自分らしさや強さを身につけなくてはいけないという橋下徹先生からの力強いメッセージを感じました。 >> 続きを読む
2019/07/21 by 香菜子
浅見帆帆子 , CarlsonRichard
お風呂の中で、少しの時間で、目次を見ながら 読みたい部分だけを選び、読んでいます。昨年購入し何度も読みました。「これそうだわー」と共感を得ながら、前向きにさせてくれます。 >> 続きを読む
2015/10/21 by はなもも
宇江佐真理
超偏食の主人公が嫁いだ先は食道楽のお舅さんがいる家だった……漫画の「おいピータン!」とかもそうだけど食べ物に絡めてドラマが進んでいく方式は割と好きですやっぱり人間食事って基本ですもんね本のタイトルにもなってる「卵のふわふわ」ですがこれ呼び方は違いますが母がよく作ってくれたものでなんかこう懐かしい感じがしますちょっとした時間潰しにと文庫版を購入したらお舅さんが可愛らしくてぐいぐい引き込まれてしまいました >> 続きを読む
2015/01/05 by onikobe
池井戸潤
池井戸さんの銀行ものには珍しく、女性が主人公の作品。ショートストーリの組み合わせで軽いミステリーな感じ。もの珍しくも無いが、キャラは立っており人物像が想像し易かった。続編も予定されているようです。ドラマ化したら”狂咲”は誰でしょうね? >> 続きを読む
2012/06/26 by yasuo
石田衣良
馴染みのある場所が多く出てくる、自分の好きなタイプの小説です。登場する場所に自分の中にあるイメージや思い出を重ねながら、一気に読んでしまいました。普段感じてはいるけれど言葉にはなっていない事象を見事に言葉で表現しているところが多々あり、作者の表現力に改めて感嘆すると同時に、自分の中で現実を表現する言葉が少し増えたことが嬉しく感じました。少し時間を置いてまた読みたい本です。 >> 続きを読む
2015/05/03 by Jun2
三浦しをん
ターニングポイント。あるいは階段を一段上がること。かけだしの小説家が生涯小説家であるために挑まなければならない時期を迎えた時自分の殻を破り、新たな一歩を踏み出す決意をした時。そんな瞬間を読めるのがこの『私が語りはじめた彼は』だ。そういう点で三浦しをんの文学を評価するには欠かせない作品。なかなか面白いエッセイを書く、新鮮な世界観を持った若い女性作家。こんな地位は賞味期限が知れているから。実際に、この作品は三浦しをん自身の思いのつまった自信作であったらしいです。彼女は脱皮の方法として、美しくない恋愛と魅力のないおじさんと味気のない性愛の末路を、短篇仕立てで語り手をとっかえひっかえして、視点と文体を変えて、文章にも技巧を凝らして描いて見せた。どう?私にはこれだけの引き出しがある。そんな具合に。でもそれは、ヴァリエーションのサンプル帳みたい。読み終わって達成感とかある種のカタルシスが得られない。視点の違いから「恋愛の本質」をあぶりだす。というものでは全くないからか。愛の遍歴者でありかつ女たちの獲物であった「彼」はその男として人間としての魅力を全く見せてくれない。私にとって少なくとも魅力0%のおっさんで終わってしまった。なんか伝わるものが貧しい。「愛を求めていた」「ロマンチスト」とあるけれど、自らが人を愛せないなら愛は得られませんよ。当然じゃないですか。作者はどうやら「愛」を信じられないらしい。愛を糾弾するという視線でこの小説は貫かれている。そこに救いはほとんどない。愛ではなく理解を下さい。そんな陳腐な結論で終わる。なるほどなるほど、「ごっこ遊び」にそれは象徴される。何も生み出さない愛情ごっこ。彼女がBLにハマったのはそれと親和性がある。けれど、人を理解しようとすること、人を信頼しようとすることそれだって愛だよ。と教えてあげたい。いや、多分、今の彼女ならもうそれを知っているんだろう。「結晶」「残骸」「予言」「水葬」「冷血」「家路」この中では、私は「予言」が好きかな。彼女少年期の男の子を描くのは巧いと思う。逆に「結晶」の三崎は全然男じゃない。ゲイであることを匂わすため?わざと?各章、文体を故意に変えているのだけれど、私にわかったのは三浦しをんが村上春樹のファンであったらしいということくらいです。よほど処女作「月魚」のほうが個性的に思えました。 >> 続きを読む
2013/12/05 by 月うさぎ
お互いの素性もわからずSNS上で気持ちが通じ合い互いに惹かれていくというストーリーは、ありそうですが新鮮(キーボードたたくときは、確かに素直になれますね)。お互い性別を偽るという一ひねりに、今後のストーリー展開に興味が惹かれて、一気に読めました。 >> 続きを読む
2011/06/28 by slope
カート・ヴォネガット , 金原瑞人
名前も存じ上げず、ふと手にとった本こんなに批判めいたことを言っているのに軽妙で、チャーミング茶目っ気溢れる言葉にどんどん惹かれたたぶん読むたびに思うことに変化があって本棚にそっと忍ばせたい一冊 >> 続きを読む
2019/12/04 by kotori
浅倉久志 , ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
「たったひとつの冴えたやりかた」で興味を覚えた作家ジェームズ・ティプトリー・ジュニアの「輝くもの天より堕ち」を読み終えました。銀河系の周縁部にある惑星ダミエムに、多数の観光客がやって来ます。ノヴァ化した恒星のガス殻が通過する様子を見物しようというのだ。カメラマンと俳優たち、惑星の王位継承者、光彫刻家、水棲人など13名の客を、行政官夫婦と医師の三人が出迎える。ノヴァの通過を背景に、原住民虐待を巡る陰謀とノヴァの裏に隠された驚くべき秘密を描く、壮大なドラマの幕が切って落とされる-------。息をもつかせぬスピーディな展開、登場人物一人一人の丁寧な性格描写、ダミエム人の儚い美しさ、そのどれをとっても非の打ちどころのない出来栄えであり、あまりの読みやすさに、かえって物足りなさすら感じてしまうのは贅沢な悩みかもしれません。 >> 続きを読む
2018/07/01 by dreamer
誉田哲也
剣道に打ち込む二人の少女のお話‼ストーリーの途中で主人公の一人が自分の剣道する理由について悩むようになるなど、ストーリーは青春小説の王道中の王道だと思う。だがつまらないと感じる事なく最後まで読むことができた。作品の持つテンポのよさがそういうのを感じさせなかったのだと思う。主人公の二人もラストで変わってないようで変わってるなど変化もしっかり感じられて面白かった。 >> 続きを読む
2016/02/25 by future
みうらじゅん
ヤンキーとは違った危険なオーラを放つ憧れの兄貴の原点を読む。サブカルをポジティブに変換して出力する感覚を教えてくれた兄貴は、モヤモヤした八方ふさがりの青春に向かってギターをかき鳴らし、己の道を切り開いた色即是空のパイオニア♪ エロも宗教も童貞もぶっ飛ばしたロックな兄貴の後光がまぶしいゼ! >> 続きを読む
2018/06/24 by まきたろう
出版年月 - 2007年7月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト
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