こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)


2007年11月発行の書籍

人気の作品

      オレたちバブル入行組

      池井戸潤

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね! kissy1986 ryoji
      • 「イカロス」が面白かったので追加借り。
        仕事もできないのに威張り散らす人とか、会社の肩書きと自分の実力を勘違いする人、いますよね〜。特に50代以上に多いんじゃないの?失われた時代の入社組にそんなものはありません。 >> 続きを読む

        2018/06/06 by belami

    • 他19人がレビュー登録、 79人が本棚登録しています
      のぼうの城

      和田竜

      小学館
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 和田竜の時代小説「のぼうの城」の舞台は、武州忍城。
        秀吉が天下をとりつつあった時代

        大軍を率いて小田原攻めを行った秀吉が、石田三成に命じた城攻めが、忍城だった。
        二万の軍勢で襲いかかる三成に対して、忍城勢はわずか二千。
        その忍城を束ねるのが、忍城城主の従兄弟、成田長親だった。

        この長親のキャラクターが、抜群にいい。
        ただし、それは、長親が武勇に秀でているとか、稀代の知恵者であるとか、とりわけ徳に篤い、とかいうのでは全くない。
        ひと言で言うなら、この長親は「でくのぼう」なのだ。
        タイトルの「のぼう」とは、その「でくのぼう」から来ている。

        要するに、強くもなく、賢くもなく、さらに言うなら美しくもない。
        この本の言葉を借りれば、「ただ大きく、鼻梁こそ高いが、唇は無駄に分厚く、目は眠ったように細く、その細い目を吃驚したように開き、絶えず大真面目な顔でいる」のが長親なのだ。

        表情は極端に乏しく、めったに笑うこともないのだが、対面した誰しもが、この男がへらへら笑っているかのような印象を受けるのだ。
        有体に言うならば、"阿呆づら"なのだ。

        しかも、そればかりか、図抜けて背が高いくせに、剛強さはまるでなく、それどころか、信じられないくらい不器用、ときている。
        侍でありながら、野良仕事が大好きで、手出しをしたくてしょうがないのだが、いざ手伝わせてみると、わざとやっているのかと思うほど、無能な肉体労働者とくる。

        長親が手伝った、ある村の田植えなど、三日もかかって植え直したくらいなのだ。
        にもかかわらず、百姓たちが「のぼう様」に「やめろ」と言えないのは、のぼう様が、全くの善意から手伝っていることを知っているからだ。

        そう、この、戦国時代にあって、箸にも棒にもかからない、役立たずの長親は、臣下はおろか百姓領民から好かれ、慕われているのだ。
        いや、慕われるというのとは違うかもしれない。
        長親を見ていると、皆が皆、ほっとけない、という気持になるのだ。

        のぼう様を助けてあげなければ、という気持になるのだ。
        傑出した何かで人を動かす、というのではなく、そのあまりのでくのぼうさ故に、俺が、私が、しっかりしなくては、のぼう様をフォローしなければ、と周りの人々が動くのだ。

        こういうキャラクター、つまり、ヒーローらしさの全くない男を主人公に設定した、というのがこの本の魅力の一つであり、時代小説という、ある種、趣向が出尽くした感のあるジャンルにもかかわらず、読者に新鮮な驚きを与えてくれる物語になっているのだ。

        さらに、これがこの本の肝なのだが、そんなでくのぼうの長親が、三成の城攻めという一大事にあたって、今まで隠していた傑物ぶりを発揮する(それが、オーソドックスな時代小説のパターンである)かと思いきや、さにあらず、最後まで、本当にでくのぼうなのか、それは世を忍ぶ仮の姿で、実は途方もない大物であるのか、分からないのだ。

        そこが、実にいい。型にはまらない、伸び伸びとした物語世界が、この本にはある。

        長親を支える武将たち、正木丹波、酒巻靭負、柴崎和泉守の"三銃士"もいいし、長親に密かに想いを寄せる忍城城主の娘、甲斐姫、甲斐姫の義母である珠、百姓のたへえ、等々、脇役のキャラも立っていて、読み始めたら最後、ぐいぐいと物語に引き込まれてしまう。

        何よりも、これが小説デビュー作とは思えないほどの、物語の"語り方のセンス"が素晴らしい。

        時代小説という枠組を越えた、物語としての面白さを存分に味わえる一冊だ。

        >> 続きを読む

        2021/04/26 by dreamer

    • 他7人がレビュー登録、 22人が本棚登録しています
      だるまさんが

      加岳井広

      ブロンズ新社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.8
      いいね! ybook sunflower
      • 1歳前に読んで、娘は特にリアクションがなく、赤ちゃん全員喜ぶって聞いたけど嘘じゃん!!と思っていました。

        1歳半前くらいから、だるまさんと「どてっ」と首を傾けたり、「びろーん」と伸びたりするようになりました。(他の方のレビューでも1歳半くらいでハマるって書いてありますね!)一緒に読むのが本当に楽しい絵本です。

        そして、言葉がゆっくりな娘。ママ、パパ、にゃんにゃん、わんわん、パ(葉っぱ)、ぱーい(カンパーイ)が今しゃべれる全てなのですが、このごろ大きな声で何かを言っているのをよーく聞くと「だーるーまー」って言っているような気がする…!!

        シリーズにもなっていますが、最初の「だるまさんが」が1番良いです。続編は、人気だから作ったのかなぁ?と思わなくもないです。
        >> 続きを読む

        2017/04/25 by chao-mum

      • コメント 6件
    • 他6人がレビュー登録、 16人が本棚登録しています
      100回泣くこと

      中村航

      小学館
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね! yoshi_kei
      • いかにも小・中学生向けのような軽いものだった。ただ、ヒロインが映画で桐谷美玲が演じていたため、脳内でも桐谷美玲で再生されすごく充足感は感じられた。笑 >> 続きを読む

        2017/06/21 by よしりよ

    • 他5人がレビュー登録、 29人が本棚登録しています
      東京奇譚集

      村上春樹

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね!
      • やっぱりなんと言っても「ハナレイ・ベイ」な作品。

        10年以上前からハワイの話題になるたびに、「ハナレイ・ベイ」の話を思い出す。

        衝撃とか感動とかそういうのではなくて、たった一つの「ハナレイ・ベイ」という固有名詞に、これだけじんわりとした悲しみをのせられるとは。

        ハナレイ・ベイ。

        もうこの響きそれだけでなんだか切なく悲しい感じ。
        いつか行く機会があれば行ってみたい場所。

        村上春樹さんの短編では一番好きかもしれない。


        ちなみに、「ハナレイ・ベイ」は映画化された作品がありますが、こちらもかなり良い作品でした。吉田羊さんと村上虹郎さんが良い演技をされており、ハワイの綺麗な映像と悲しみが対比される感じでした。映画化にあたって追加になったシーンや演出も多くあり、ラストがちょっと違っているのですが、すごく良く原作の雰囲気を踏襲していて好きでした。
        >> 続きを読む

        2020/10/27 by lafie

    • 他4人がレビュー登録、 25人が本棚登録しています
      リピート WHEEL OF FORTUNE

      乾くるみ

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!

      • ある日突然、大学生の毛利は、風間と名乗る男から電話を受けた。
        内容は、一緒に過去に戻って人生をやり直さないかという勧誘だった。

        そして、ある場所に行くと、記憶だけ現在のままで過去の一定の日時に戻ることが出来るらしい。

        風間はその現象をリピートと呼び、すでに何回も時間旅行をしていると語るのだった。
        そして、風間の予告通りに地震が起きたことにより、話を信じることにした毛利。

        同様に誘われた仲間と風間の合計十人で、リピートは成功したのだ。
        だが、その後、リピーターたちは次々と不可解な死を遂げていくのだった-------。

        記録はなくても記憶があれば、競馬で大儲けが出来るなど、現在より充実した人生を過ごせる可能性は高い。
        そうした誰しもが抱く夢が、己の命が奪われるリスクによって打ち砕かれていく。

        秘密を共有する仲間は、ひとりずついなくなり、残った者も信用出来ない。
        「時間」というクローズド・サークルにおける、連続怪死事件が奏でるものは、全員死亡の恐怖以上に耐えがたい"孤独と絶望"なのだ。

        この作品は、タロットカードの十番・「運命の輪」がモチーフとなっている。
        稀代のパズラー・乾くるみの技巧が冴えわたる作品だと思う。

        >> 続きを読む

        2018/11/29 by dreamer

    • 他4人がレビュー登録、 28人が本棚登録しています
      水滸伝 - 十四 爪牙の章

      北方謙三

      集英社
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • ●1回目 2007.9.16

        九紋竜史進の愉快な話。
        宋軍の全面攻撃、ついにはじまる。


        ●2回目 2015.1.12

        この巻の読みどころは、

        梁山泊の文官、鉄面孔目裴宣が、母夜叉孫二娘の件を宋江に報告する場面。

        一丈青扈三娘と矮脚虎王英の会話の場面。
        宋江がその王英に、扈三娘との結婚を勧める場面。

        そして史進の女郎買いの場面。

        いずれの場合も思わずニヤニヤしてします。

        そして官軍20万による一斉攻撃が始まる。
        >> 続きを読む

        2017/10/09 by Raven

    • 他3人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      潔く柔く 6 (マーガレットコミックス)

      いくえみ 綾

      3.0
      いいね!
      • 恋愛したくなりました

        2016/04/19 by sae07

    • 他3人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      土の中の子供

      中村文則

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • とにかく暗い。
        主人公は、幼少期の辛い経験から生きることに意味を見出せずに大人になってからもトラウマから抜け出せない。
        しかし、最後は少し希望が見えて終わったように自分は感じました。
        過去をいつまでも引きずるのはやめようというような強い意志を感じました。
        中村先生の作品は暗いですが最後にわずかな希望を与えてくれる作品も多くあるのが良いです!
        >> 続きを読む

        2018/03/03 by GLAY

    • 他3人がレビュー登録、 15人が本棚登録しています
      明日の記憶

      荻原浩

      光文社
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね! Tukiwami
      • この読後感の爽やかさは何だろう。若年アルツハイマーに罹った佐伯を襲う物忘れや記憶障害。仕事を失いたくない佐伯は必死に紙にメモをして服のポケットにしまいこむ。ポケットはパンパン。それでも思い出せずに迷い戸惑い自分を責める。最後は娘のための焼き物を完成させようと山奥の窯場に行って、昔陶芸を習った老人と再会するがそのやり取りがいい。記憶を失うことを怖がってた佐伯が忘れることも悪いことばかりじゃないとつぶやく。必死に守ろうとして失うことを恐れてた彼が、ありのままの自分を受け入れるようになって救われた気がした。
        >> 続きを読む

        2018/05/17 by miko

      • コメント 4件
    • 他3人がレビュー登録、 23人が本棚登録しています
      秋の牢獄

      恒川光太郎

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • ハードカバーの表紙をめくり、2枚目にまた現れるカラーの表紙に、ハッとしてまず心捕まれた。

        怖い話なのかと思ってたけど、なんて綺麗な世界観。
        11月7日を繰り返す秋の牢獄。
        古い家の守り人として、家の中に閉じ込められてしまう神家没落。
        どちらもおとぎ話のような、日本昔話のような、
        非現実的な事象も、違和感なくスッと受け入れてしまう文章。

        北風伯爵は私のイメージでは、千と千尋の神隠しに出てくるカオナシ。

        始めは北風伯爵を恐れていたけど、やがては彼を待ちわびるようになる。
        神家没落も、家から出たいと思っていたのにやがて家を愛するように。
        静かに綺麗な文章で綴られる虚無、孤独、せつなさ。
        表紙のイラストが実にしっくりくる。

        好きな本でした。
        >> 続きを読む

        2016/10/13 by もんちゃん

    • 他2人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      名前探しの放課後

      辻村深月

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      • 依田いつかの住む町には、川が流れている。
        その冷たい水によって、遺体は下の池まで長い時間かけて運ばれたのだと、確かに聞いた覚えがある。
        どの時点で命が途切れたのか。
        もう二度と帰らない「その人物」
        死んでしまった、クラスメート。

        3ヶ月前の過去に戻ったと違和感を感じたいつかは、同じクラスの坂崎あすなにタイムスリップしかたもしれないと相談をします。自殺したクラスメートが誰だったのか、肝心な部分の記憶がない。何人かの仲間を集め、自殺を阻止しようと名前探しを始めます。


        やはりこの作品が一番好きです。何度読んでもいいですね。
        出会ってから5回は読んでいると思いますが、その5回目にして作戦リーダーの天木の良さに気がつきました。いつかの人間性を見て、過去に戻った彼の話しを信じる気になれない。しかし自分のメリットとの交換条件でこの話を受ける彼。そして受けたからには完璧に仕事をこなす。かっこいいじゃないですか!作戦のほとんどは彼が立てたのでしょう。そして何より「あいつ」の印象を「すこぶるいい」と言い放ったことに好感を持ちました。『ぼくのメジャースプーン』での登場もあまりなかったし、目的があるから一緒にいるだけという立ち位置なようで、意外と熱い。
        友春は『メジャースプーン』に続き嫌な役で出ていますが、こちらも今回好感度上昇。河野もおもしろい。というか、その演技力に震えます。

        自殺の起こる十二月二十四日まで、彼らに何ができるのか。
        下巻もすごい勢いで読み進めているところです。
        >> 続きを読む

        2021/07/25 by あすか

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      魔王 juvenile remix

      大須賀めぐみ

      小学館
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.3
      いいね!
      • 某通販サイトで何時もの如く検索をして遊んでいたらなんと伊坂幸太郎氏の「魔王」のコミカライズを発見!ヤバス、やばすぎる!!と思って即大人買い。は~、こういうのが有るから楽しんだよなあ。

        伊坂幸太郎氏の「魔王」は随分前に読んでとてもおもしろかったのでそれに絵と動きがついたらどうなるのかな~と思いワクワクしながら読んだ。

        絵は・・うん、まあまあかな。

        話は・・うん、原作に沿ってるな(今のところ)

        登場人物・・うん、ん??こんなんだったけ??ま、いっか

        ですが、ラスト、ラストの1ページでぬおおお!となりました笑

        この描写ヤバス、、やばすぎる・・・!!

        一瞬この表紙を観た時に「ん?デスノート??」と思ってしまった笑

        でも、良くコミカライズされてると思う。

        まあ、未だ1巻だからそれを論じる、判断するのは早計だと思うけど。

        まあ、次巻以降に期待ですね!
        >> 続きを読む

        2015/05/09 by 澄美空

    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      幼年期の終わり

      アーサー・C・クラーク , 池田真紀子

      光文社
      カテゴリー:小説、物語
      4.7
      いいね!
      • ※(感想文です)

         四年ほど前に読みました。不思議な世界観と異常な加速感がひたすら面白かった。 >> 続きを読む

        2018/09/16 by moba

    • 他2人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      8.1
      8.1
      horror land

      山田悠介

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね!
      • 匿名

        DVDでしかお目にかかってなかった、山田悠介さん。初めては、短編集にしてみました。読みやすく、若者たちに人気なのが解ります。軽いものを読みたい気分の時にいいかもしれませんね。
        >> 続きを読む

        2014/05/06 by 匿名

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      8.1
      8.1
      game land

      山田悠介

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 物語が3話入ってるのですが、一番印象に残ったのが、「ジェットコースター」です。

        ジェットコースター」は、遊園地に遊びに行き、ジェットコースターに乗ったのですが、コースターが、一番高いところで止まり、足下が開き、そこで宙ぶらりんにさせられてしまうというホラーです。
        しかも、助かるのはたった一人。
        そのため、自分だけ助かればいいという人まで出てきて、読んでいて複雑な気持ちになりました。
        >> 続きを読む

        2014/04/17 by ゆずの

      • コメント 3件
    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      千里眼ミドリの猿

      松岡圭祐

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 2020年29冊目。「千里眼theSTART」を読むつもりが、間違えて旧シリーズの方を読んでしまった(交互に読むつもりだったので)。前に読んだはずだけど、話は忘れていました。そして前後編ということも。〇〇〇〇〇に捕まってしまった岬美由紀の運命は?。続きが気になるのでそんなに間をあけずに読んでいくつもり。

        >> 続きを読む

        2020/02/03 by おにけん

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      クローバー

      島本理生

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 恋愛
        恋心
        将来

        自分の中の恋心に気づくのは、結構難しい、
        この気持ちが、相手に対して、特別なのかどうか。
        好きという感情なのか、違うのか。
        明らかに違うのとわかる恋心ばかりじゃないのかな。と思った本でした。
        >> 続きを読む

        2016/10/02 by -water-

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      生命保険の「罠」

      後田亨

      講談社
      カテゴリー:保険
      4.0
      いいね!
      • 「保険ってこんなに有難いものなんだ…!」と考えていたら、横から急に殴られたような衝撃を感じた1冊。

        一部、衝撃的だった内容を抜粋~

        ・106歳まで生きると想定して終身保険では保険料を上乗せしている。60歳の時点で106歳までの分を払っているので、保険料は一生変わらないではなく変わりようがない。(そこまで生きられない)
        ・3年間病気しなかったお祝い金3万円のために3年間で29800円払う…
        ・3000万円の保険に入っていたのに100万円しか支給されなかった!!定期保険→2900万円。60歳で定期保険が切れた。
        ・5年以内に担当者が退職してその後連絡取れなくなるケース。
        ・「特約」という名のおまけ商法。いろいろくっつけて客単価を上げて利益出す。
        ・保険を扱っている人が加入している保険と、販売している保険が違う。自社の保険に入っていない

        保険会社で営業をしていた人が感じた保険業界に対する違和感、納得できない部分を暴露した本。実際に聞いたことある会社名が実名で書かれているので現実味がある。CMとは随分イメージが違っており、面白いのと同時に怖さも感じる。
        ゆとり教育を推進していた政治家らが、自分の子どもには従来の詰込み型教育して私立に進学させていた、という話があったけど、保険業界でも似たようなことがされているんだな。

        自分が保険に加入する時期がきたら、まずは同じような家族構成の担当者を当ててもらい、「どこの会社の、どんな保険に入ってますか?」と質問することから始めたい。迷惑な客だと思われるかもしれないけど。保険と無縁でいられる程の貯金は持ってないし、自分に万が一のことがあった時には家族が生きていけるように、上手いこと保険と付き合いたい。



        【個人メモ】
        終身保険って、穿った見方をしたら購入者の思考停止なのかなと。何も考えず毎月お金払えば、安心を買える。
        定期保険を10年単位で更新しようとすると、例えば30代と40代では病気のリスクが上がるように、保険代も上がる。けれど歳をとればライフスタイルが変わる。子供も成人しているなら、自分が死んだ時の生命保険も少なくて済むはず。内容の見直しで死亡時の保障額を減らせば、値上がりの部分が相殺される。
        それに、今後、よりサービス面で優れた保険会社が台頭してくるとも限らない。10年ごとに自分の人生を見直す契機にもなりそうだ。

        >> 続きを読む

        2016/11/05 by strsk

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      暗黒館の殺人

      綾辻行人

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 第三巻は、玄児さんの語りの巻ともいっていい程の、語り尽くしです。

        中也君や読者も、ずっと疑問に思っていた浦登家の数々の謎が、この巻でほぼ大体の事が分かります。

        浦登家の秘密を知った時、驚きとともに、信じられないという気持ちが湧き出ました。

        「そんな事、あるわけない」と思いたいけど、浦登家の人々は、当然という感じでいるので、「ほんとなのかな・・・?」なんて、少し思ってしまう自分も、いました。

        それでもまだ明らかにならない事実。
        蛭山さんと、望和は、一体誰に殺されたのか?

        事件の真相が気になるので、四巻も続けて読みます!!
        >> 続きを読む

        2018/01/09 by ゆずの

    • 他1人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています

出版年月 - 2007年11月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト

会員登録(無料)

今月の課題図書
読書ログってこんなサービス
映画ログはこちら
読書ログさんの本棚

レビューのある本