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2008年11月発行の書籍

人気の作品

      夜は短し歩けよ乙女

      森見登美彦

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! ybook niwashi 2hak1 Tukiwami
      • 文句なしの5つ星!
        いや、実はストーリーはそこまででもないw

        だけど噂に聞いていたナカメ作戦。
        本作に出てくる数々の技、作戦、集団はとても素晴らしい。
        おともだちパンチ、閨房調査団、偽電気ブラン、古本市の神、ご都合主義、偏屈王、etc、etc。

        そしてやはり私の我儘で一途で不器用な愛情表現に心打たれ、共感せずにはいられない。

        ボク自身想う人がいる、その人に振り向いて欲しくて、日々邁進する。その気持ちを強く再確認出来た。
        >> 続きを読む

        2019/06/30 by ヒデト

    • 他41人がレビュー登録、 178人が本棚登録しています
      悲しみよこんにちは

      フランソワーズ・サガン , 河野万里子

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね!
      • 【やるせない残酷さ】
         久し振りにサガンを読んでみました。
         学生時代に読んだきりでしたが、たまにはということで。

         17歳のセシルと、彼女の40代の父親であるレイモンは、南仏の別荘に夏のバカンスに出かけました。
         父はまだまだ若々しいプレイボーイです。
         これまでにも多くの女性と交際してきましたが、今度は20代の(半ば玄人と表現されている)恋人エルザを伴ってのバカンスです。

         セシルからすれば、仕方ない父親だとは思うものの、確かに父親には魅力があり、無軌道とも言える生活はセシルも気に入っていました。
         しばらくは3人で自由気ままに夏を満喫していたのですが、ある夜、父が「客が来る」と言い出したのです。

         その客とは父と同年代ながら、父のように浮ついたところはない、美貌のアンヌという女性でした。
         セシルは、女性としてアンヌは大変魅力がある人だと思っており、また、女性としての比較ならばエルザなんかよりもアンヌの方が数段素晴らしい女性だとも思っていました。
         父はアンヌなんか別荘に呼んでどうするつもりだろう?
         エルザのことはどうするの?

         案の定、しばらく後にエルザは別荘から出て行ってしまい、あろうことか父とアンヌはバカンスが終わったらパリで結婚すると言い出したのです。
         父は、家庭に入って真面目な夫を務めることなんてできないと、セシルは思いました。
         また、しっかりしたアンヌが父と自分だけの奔放な生活に立ち入ってくるならば、自分にも大きな影響が及ぶだろうし、これまでのように好き勝手な生活をしていくことは許されないだろうとも思いました。

         セシルは、この別荘地で、既に年上のシリルという素敵な男性と知り合っており、シリルは熱烈にセシルを愛するようになっていました。
         しかし、アンヌはそんな二人の関係にも良い顔をしません。
         「そういう関係は最後は病院で終わることになるの。」と言い、シリルに対してセシルから離れるように言い渡します。

         セシルは、自分もシリルを愛していると、その時は思っていました。
         勝手に二人の仲を裂くなんて、と。

         しばらく後、エルザが別荘に置きっぱなしにしてあった荷物を取りに来ました。
         エルザは、既に新しい恋人ができたのだと話します。
        セシルは一計を案じます。
         このままでは父とアンヌが結婚してしまう。
         何とかアンヌを追い出して父と二人だけの生活を取り戻したいと。

         そこで、セシルは、エルザとシリルが交際しているふりをして父に見せつけるようにそそのかし始めたのです。
         そうすれば父は必ずエルザのところに戻ってくると焚きつけて。
         シリルに対しても、アンヌがいる以上、あなたとおつきあいはできないのだから、何としてでも協力してもらってアンヌを追い出すのと迫ります。
         さて、セシルの計略はうまく行くのでしょうか?

         本作は、ご存知の通りサガンのデビュー作です。
         この作品を書いたのはサガンが18歳の時だというのですから恐れ入ります。
         壊れやすい感情、まだ若いセシルの不安定な気持ち、南仏の夏の美しい描写。
         サガンがいかに早熟だったかがうかがい知れます。
         サガンが書いたのは18歳の時だったにせよ、どうやら18歳の私にはあまりよく読み切れていなかった作品だったようです。
        >> 続きを読む

        2019/09/14 by ef177

    • 他13人がレビュー登録、 30人が本棚登録しています
      ティファニーで朝食を

      村上春樹 , トルーマン・カポーティ

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね! Minnie
      • 「いつの日か目覚めて、ティファニーで朝ごはんを食べるときにも、この自分のままでいたいの」

        とてもチャーミングなオードリー・ヘップバーンがこちらを見つめる有名なジャケットは、映画を観ていなくても誰しもが知っているでしょう。
        一目見て、忘れられなくなるくらいキラキラしています。
        でも、映画を観ていない私が本書を読んだ脳内映像の主役は、マリリン・モンローでした。
        型破りで自由奔放、一つ一つに色気のあるしぐさはオードリーではありませんでした。

        ここまでホリー・ゴライトリーの印象が違うと、映画→原作の人は困惑するだろうし、原作に満足してしまうと映画を観ようという気は起らなくなるかもしれません。
        私は後者です。
        収録されている短編3作を含め、雰囲気が良くて、おしゃれで、登場人物と共に会話を楽しんだり、悲しくなったり。
        本を読んでいて、とても満たされました。
        囚人宿舎の中でギターを弾く新人囚人により、生きていることを思い出した風景(『ダイアモンドのギター』)、花盛りの家、親友とクリスマスツリーを切りに行った日のこと(『クリスマスの思い出』)、なんて色彩が豊かなのでしょう。
        それと、どれもラストが好みでした。

        ホリー・ゴライトリーには、自分らしく幸せであってほしい。
        主人公の想いに共感しました。
        それぞれ短編の主人公にも同じことを思いました。
        >> 続きを読む

        2018/07/07 by あすか

      • コメント 12件
    • 他11人がレビュー登録、 34人が本棚登録しています
      ハーモニー

      伊藤計劃

      早川書房
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! KEMURINO
      • 【人間の意思とは何か?】
         伊藤計劃の2作目の読書です。
         最初に『虐殺器官』を読み、そのドライな作風には惹かれるところもあったので、今度は評判の高い本書を選んでみました。

         物語は、『大災禍』後の未来社会を舞台にしています。
         この『大災禍』とは、新型核爆弾を開発したアメリカで大規模な暴動が起き、その核爆弾がテロリストなどの手に流出してしまい、世界各地で使用されて壊滅的な被害が発生したことを指します。
         その結果、国というものは消滅、分散してしまい、もっと小さな『生府』に再編成されています。
         『生府』は、核の恐怖を忘れることができず、最新のテクノロジーも導入して、超健康社会を作り上げていました。

         人々は成人すると体内にWatchMeと呼ばれるものを移植させられ、この機能により身体組織が完全にモニターされ、健康を損なうおそれが少しでもあると直ちにその治療が行われ、また、健康に害があると考えられる物は悉く排除される社会でした。
         食事にしても、その人それぞれの身体状況に最も適合するメニューが自動的に選択され、人々は有無を言わせずそれを食べるような社会です。

         この社会では、人の身体はもはやその人個人が自由にできるものではなくなっていました。
         健康な身体は公共財であるという考え方なのです。

         そんな社会の在り方に疑問を感じている女の子がいました。
         彼女は、同級生も誘い、WacthMeの裏をかいて餓死することを計画します。
         同級生2人は異常に気付かれて助けられるのですが、言い出した彼女は手遅れで亡くなったということです。

         そんな社会に疑問を感じていたのは、何も亡くなった彼女だけではなかったようです。
         WatchMeのシステムを逆手に取り、ある方法により人々の意思を任意の方向に向けることに成功したあるグループは、6000人もの人々を自殺させてしまうのです。

         その調査に乗り出したのが、餓死を企むも生き残ったトァンでした。
         彼女は今やWHO内の特殊機関の上級職員だったのです。
         いや、彼女だって過去に餓死を試みたわけで、必ずしもこの社会の有り様に賛同しているというわけではなく、実際、彼女は紛争地域に好んで派遣され、そこで禁じられている酒や煙草を楽しんでいたのですから。

         著者の筆致は相変わらずドライです。
         作品の構想はやや無理があるかなぁと感じるところもありましたが、それにしても意表を突く視点だと思います。
         人間の意思とは一体どういうものなのかについて深く考察して生まれた作品ではないでしょうか。
         評価が高い作品であることも頷けます。
        >> 続きを読む

        2019/10/15 by ef177

    • 他5人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      悼む人

      天童荒太

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 全く肌に合わず。誰がこの境地に立てる? 否定的な感情しか生まれなかった。

        2019/08/12 by hiro2

    • 他5人がレビュー登録、 19人が本棚登録しています
      読んでいない本について堂々と語る方法

      BayardPierre , 大浦康介

      筑摩書房
      カテゴリー:読書、読書法
      3.7
      いいね!
      • 視点がとても面白かった。
        タイトル的にギャグ的な軽い本と思いきや、少し難しめのしっかりした文章と構成だった。

        読んでいない本を堂々と語る方法というが、私はそんな勇気はない。

        世の中には膨大な本の数があり、それとともに膨大な物語の数がある。

        生きているうちに読める量はほんの一部でしかない。

        本好きとしては悲しい現実だが、でもやはりしっかりと本を読みたいと思った。
        >> 続きを読む

        2016/11/04 by snoopo

      • コメント 2件
    • 他3人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      春の窓 安房直子ファンタジスタ

      安房直子

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.7
      いいね!
      • 不思議で、不可思議で、でもどこかふんわり優しい短篇集。

        ほんとに読んでて子供の頃を想起させられるようなどこか不思議で、ちょっぴり怖くて、でも読んだ後ほぉ~っとやさしい溜め息が出る。

        こういう話って良く祖母や祖母の周りの人に聴いたなあ。

        この短篇集にはおばあさんが主人公の話があるので読んでいて祖母を思い出したし、ほんと童話や「まんが日本昔ばなし」を観ているような感じに囚われた。(良い意味で)

        表題の「春の窓」と、「北風の忘れたハンカチ」はとても清々しい気持ちになった。

        「「日暮れの膿の物語」と、「天窓のある家」「海からの贈りもの」はちょっとドキッと、ゾワッとした。

        「海からの電話」と「小さい金の針」、「星のおはじき」はふふっと思えて尚且つちょっとおっ?となる話。

        途中からこの童話、寓話の癖が慣れてきて早く続きが読みたいっ!と思って一気読みした。

        こういう作品って中々読まないから読めて良かった。

        個人的に「春の窓」に出てきた少女と主人公のその後が読みたいな♪

        また、良い読書体験が出来ました。
        >> 続きを読む

        2015/05/18 by 澄美空

      • コメント 6件
    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      草祭

      恒川光太郎

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!

      • 不思議な町、美奥を舞台にした短編集。

        屋根しょうじょうと、天下の宿が好きだった。
        屋根神とか、飲むと他の生き物になる薬とか苦解きの天下とか、やっぱり発想がすごい。
        特に苦を解くためのボードゲームの場面はぐいぐい引き込まれていく感じ。

        最後の話もめくるめく世界で、なんだか読みながら頭の中がぐらんぐらんしていく感覚。

        癖になる恒川ワールド。
        >> 続きを読む

        2016/11/19 by もんちゃん

    • 他2人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      ジウ 警視庁特殊犯捜査係

      誉田哲也

      中央公論新社
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • はたして「ジウ」とは、何か。ここではあえて書きません。「ストロベリーナイト」とは違ったグロさやスピード感が有り想像を上回る面白さ。また女デカのキャラが二人違うのが面白い。Ⅱに続く様なので楽しみです。 >> 続きを読む

        2019/09/15 by rock-man

    • 他2人がレビュー登録、 20人が本棚登録しています
      陰獣

      江戸川乱歩

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.8
      いいね!
      • これは傑作。
        表題作は本格ミステリとして非常に堅実な仕上がり。
        「蟲」は乱歩の異常心理描写の巧さが光っている。
        昔の作品は今読むとつまらないものと今読んでも面白いものとに二分されるが、乱歩とか横溝は見事に後者。
        >> 続きを読む

        2018/12/31 by tygkun

    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      人生に希望をくれる12の物語

      鴻上尚史

      講談社
      カテゴリー:読書、読書法
      4.0
      いいね!
      • 12の物語を紹介しつつ、それを読んだ時の思いや、今の若者達に受け入れられるかな、とか不安を覚える弱い部分もさらけ出して、味のある本でした。12の物語の中で知っているのは2つだけ。それ以外の10を読むかはわからない。その物語の事よりも、鴻上さんが、それを読んでどう感じたか、の方が100倍面白かった。鴻上尚史の経験や考えを堪能した気分です。読書ログで私が、この人のレビューは読む!と決めている人は、その人が紹介している本そのものよりも、そのレビュー自体が、もう既に物語だと思うのです。そこから先、その本を読むかどうかは、単純な好みや、時間の制約など。そのレビューが面白いし楽しい。だからやめられない。

        この本は薄いので、早い人は1時間もあれば読めてしまうかもしれないけど、私は途中で、じっくり考えたり、わかる~と共感したり、すごいな、ここまで考えるのか、と驚いたりしていたので、けっこう時間がかかりましたが、至福の時間でした。楽しかった~!!また他の作品も読みたいと思える幸せ!
        >> 続きを読む

        2018/06/05 by チルカル

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      日暮らし

      宮部みゆき

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.4
      いいね! niwashi
      • ぼんくらな同心が事件に迫る長編ミステリー、ぼんくらの続編

        まさかぼんくらの話が関係するとは、、すっかり忘れてたので、きっとこの人ぼんくらでいい役してたんだろうって人が出てきた時、わーってなるだろう場面も無感動で終わった。 >> 続きを読む

        2014/11/14 by bob

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      バスジャック

      三崎亜記

      集英社
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね!
      • 7つの短編が収録された一冊。
        一作目の『二階扉をつけてください』は少しSF的でブラックユーモアが効いていて、世にも奇妙な物語で放送されそうなストーリー。
        ほかの作品も微妙な異世界感があり、その設定を特に掘り下げることはないのですが、その感覚も不思議と楽しめました。

        >> 続きを読む

        2015/09/28 by ikomot

    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      沼地のある森を抜けて

      梨木香歩

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.6
      いいね!
      • 【ぬか漬けは大好きです】
         何とも不思議な物語でした。
         主人公久美の家には代々伝わるぬか床がありました。
         最初はぬか漬けなんてつけるつもりは無かったのですが、半ば押しつけられるようにぬか床の世話をさせられるハメに。

         このぬか床、変なんです。
         相性の悪い人がかき混ぜたりすると、「ぐぇっ」とうめいたりするのだとか。

         久美はどうやらぬか床に認められた様です。
         ぬか漬けも、やり始めてみるとそれほど嫌なものでもなく。
         毎日、ぬか床をかき混ぜてはせっせとぬか漬けを作るようになりました。

         ところがある日……。
         ぬか床の中に卵が出来ているではないですか。
         何だこりゃ?
         どうやら60年に一度位、ぬか床が卵を産むことがあるらしいというのです。

         何だか薄気味悪いのですが、その卵を割ってみる勇気もなく、ぬか床に入れっぱなしにしておいたのです。
         そうしたところ、数日後、卵が割れているではないですか。
         そして、おそらくその卵から生まれたらしい男の子が台所に座っているのです。
         何だこりゃ!

         最初、その男の子は影が薄かったのですが、食べ物を食べさせている内にどんどん実体化していくというか、しっかりしたカタチになってきました。

         ぬか床にはまだ割れていない卵も入っています。
         まさか、さらに誰かが生まれてくるの?
         はい。そうです、また一人生まれてきたのです。

         何とも不思議でしょう?
         どうやら、このぬか床には、久美の祖先が住んでいた沼のある島が関係しているらしいのですね。
         久美は、ぬか床を島の沼に帰すことを決意するのですが……。

         微生物、粘菌、発酵、そんな概念が飛び交い、何とも摩訶不思議な世界が繰り広げられます。
         難解と言えば難解。
         しかし、こんな作品書けるの梨木さんだけだろうなぁ。
        >> 続きを読む

        2019/11/08 by ef177

    • 他1人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      みずうみ

      吉本ばなな

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 田舎ではそう強く生きられない、というのはすごくよく分かる。
        50年くらい前なんかは「東京はおっかない」とか「都会の人間は冷たい」なんて言われたりしていたが、この作品が書かれたあたりからは田舎=温かみのある場所ではなくなり、人々にとっても冷たくても放っておいてくれる都会の方が「優しい場所」になってしまった。

        ミノ君達は生活保護で暮らしているんだろうか?
        占い師まがいのことをしているらしいが、それだけじゃ二人分の生活費と医療費を捻出するのは不可能だよなあ・・・。
        >> 続きを読む

        2017/08/27 by kikima

    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      雪のひとひら

      矢川澄子 , GallicoPaul

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 穏やかな静謐な文章で綴られている。

        雪の結晶を主人公として、その一生が物語風に語られている。

        雪も生まれ、時を過ごし、いろんな思いの中で明日へ進む。

        それは、必ず、世界の中での役割があって周囲とのつながりがある。

        生命の尊厳。
        >> 続きを読む

        2020/07/23 by けんとまん

    • 他1人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      サーカスの息子

      IrvingJohn , 岸本佐知子

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 足掛け3年でようやく読み終えた。人種、国籍、宗教、混沌のインドを舞台に、帰属を持てない人達の物語。ジョン・アーヴィングは好きで何冊か読んでいるけど、他とは違う感じ。読み終わった後の今でも、続いている感じがする。
        自分は何者なのか?を、考えさせられた。

        たぶん「Rockのひと」なんだろうな。と言うか、そうありたい。
        >> 続きを読む

        2017/10/19 by まさあき

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      華氏451度

      宇野利泰 , レイ・ブラッドベリ

      早川書房
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • いやあ、凄い・・・凄い良い意味で凄惨な作品だ。

        書いてある物全てが哲学的でSFで途轍もない情報量で人間の本質的な狡猾さと人間らしさが交じり合って・・・。ほんとに良くも悪くもこの作品を読む手が止まらない、止められない感覚に襲われた。結果とても良い読後感を味わえた。

        正直作品の内容に関しては理解らない事が多かった。でも、一個の作品、この1回の読書という観点から見た時に読んで良かったと思えたのは確か。

        自分的にはSFと言うよりかはひとつの哲学書を読んでいた感じがした。

        因みに自分は本書の様な世界は絶対に来てほしくない。本が読めないもとい本を持っているだけで罪になる世界なんか絶対に嫌だ!解説にもあったが若しかしたらそういう未来が遠からず来るかもしれないという警鐘を鳴らしたのかもしれないなとも思った。


        何にせよ素晴らしい読書体験が出来た!

        なんか纏まりが無いレビューになって仕舞ったが兎に角得難い追体験、読書体験が出来た!もう、それだけで十分だと思う!
        >> 続きを読む

        2015/10/26 by 澄美空

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      橋をめぐる いつかのきみへ、いつかのぼくへ

      橋本紡

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね! chiaki
      • 久々にまだ読んでいない橋本紡作品。やっぱりこの人の作風好きだな。最後の永代橋がとくによいです。 >> 続きを読む

        2018/03/26 by kaoru-yuzu

    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      イルカ

      吉本ばなな

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      2.7
      いいね!
      • 今回は、出産がテーマなのかな。と漠然と思った。
        勿論、よしもとばななさんの感性で書かれているので、他のモノとはピシャリと一線を引くものだ。
        出産を体験した作者が、主人公に、出産も死も近しいことで、体に任せるしかない。と言わしめているところが、印象に残った。
        主人公と、それに係わる人間関係が規格外なのも、よしもとばななさんらしい。
        >> 続きを読む

        2016/05/23 by shizuka8

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています

出版年月 - 2008年11月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト

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