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奥田英朗
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友達がマンション買ったら、自分も欲しくなっちゃうとか、新入社員の男の子に30代半ばにもなってドキドキときめくとか、そんな女性の心情があるある!って感じで、面白かった! >> 続きを読む
2020/07/17 by おりおん
サマセット・モーム , 厨川圭子
2019年6月の課題図書。自分は何のために生まれてきたのか、なんで生きてるのか。これは思春期の悩みだと思ってたけど、40歳を越え、死を意識し始めた今、再び考えることしばしば。この物語を読んで、死ぬ直前の人に時間を戻せたらどう生きたいか、と問いかけると、他人に気を使いすぎず自分の思うようにしたい、と答える人が多いという記事を思い出した。ところで、妻子を捨ててきたおっさんのくせに18の女の子と再婚できるストリックランドは、うらやま死刑。 >> 続きを読む
2019/11/21 by たい♣
辻村深月
短編で繋がってて、それぞれ別々の人物が主観になっている。華やかで目立つ人も地味な人も男も女もいて、それぞれの事情や視点がちゃんと書かれているのがいい。ドロドロも多いけど女の友情が光って気持ち良く終わる短編もあり。自分自身が同窓会全く無いので最初はちょっと羨ましかったけど終わりの方ではまったく羨ましくなくなったのは、いい事かわるい事かよくわからん。 >> 続きを読む
2017/02/10 by W_W
山下貴光
犯人探し屋上部恋冒険この本を読んで特別何か心に残ったことはないのだけれども他の本も読んでいたことは一週間もすると忘れてしまうのにこの本の内容だけはしっかりと記憶に残っていた。きっと学生時代こんな出来事があったら良い思い出になっただろうなと思ったことが大きいのかもしれない。 >> 続きを読む
2016/04/10 by -water-
柚月裕子
心理学が好きで以前から、臨床心理士が主人公の小説を読んでみたかったので図書館で借りて読んでみました「このミステリーがすごい!」大賞受賞作品を読むのは初めてだったのですが、長編でありながらも、とても読みやすくすらすらと読めました😊主人公の佐久間美帆ちゃんも、美帆の担当患者である藤木司くんもみんなそれぞれ魅力的なキャラクターだと思うのですが、個人的には美帆の同級生で現在警察官の栗原久志くんが好きです美帆ちゃんに警察でいる理由を聞かれた時、即座に「安定しているから」と答えるあたり逆に好感が持てました笑しかし、この小説は逆に安藤や高城など最悪な男たちも多く登場するのでキャラクターを嫌いにさせるのも上手だなと思いました好かれるよりも、嫌われるほうが難しいのではないかと思うんです特に高城のクズっぷりは圧巻だったな、と思います最後の最後でとんでもねえ奴だったことが分かって、とっても嫌いになりました!笑警察に連れて行かれたときはすっきりしましたね〜最後、P322の栗原くんと司が助けに来てくれるシーンで「急に身体を抱き上げられる感じがして、耳の側で声がした。『佐久間、いますぐ救急車が来るからな』『先生、高城は警察に連行された。もうだいじょうぶだから』」というところがあるのですが、自分が美帆ちゃんになったくらいその言葉で安心しました…よかったです…美帆ちゃんの頑張りがついに実った瞬間だな、と思いました一緒に犯人を探していたみたいに嬉しかったですこの小説、ミステリーが題材なので恋愛は絡んでこないですがもし続きがあったら 美帆ちゃんと栗原くんがお似合いだなと思いました司くんが幸せな人生を送れることを願いながら、レビューを書き終えることにします >> 続きを読む
2019/07/30 by ゆきの
柳広司
ニュージーランド人の私立探偵フェアフィールドは、太平洋戦域で消息を絶った知人の情報を求め、スガモプリズンを訪れる。副所長のジョンソン中佐から、捕虜虐待の容疑で収監されている記憶喪失の戦犯キジマを回復させ、看守が密室で毒殺された事件を推理させれば、調査の手助けをすると言われたフェアフィールドは、不可解な謎を追うことになる。ハードボイルド探偵に近いフェアフィールドと、本格の安楽椅子探偵そのもののキジマが相棒になるので、どちらのジャンルが好きでも満足できるだろう。物語が進むと、プリズン内の密室殺人だけでなく、本当にキジマは捕虜を虐待したのかも重要になってくる。戦中と戦後に起きた事件の真相が明らかになるにつれ、先の大戦とは、戦後日本とは何かを問うテーマも浮かび上がるだけに、重厚な物語が楽しめる。戦勝国の人間とはいえ、さほど日本に悪い感情を持っていない、現実の東京裁判の裁判長でオーストラリア人のウィリアム・ウェブがモデルと思われるフェアフィールドの一人称で物語を進めることで、事件と日本及び日本人を客観的かつ論理的に分析する手法は、後の「ジョーカー・ゲーム」に通じるものがあると思いますね。 >> 続きを読む
2020/04/01 by dreamer
小畑健
マンガを書くマンガということで新感覚なマンガだった。漫画家の裏側とかも知れていい作品だった! >> 続きを読む
2017/09/19 by sankaku
新潮社
僕が読書好きになるきっかけを与えてくれた1冊。読書ガイドとしての機能もあるので、普段あまり本を読まない友人へのプレゼントとしてもオススメ。本書と同名のタイトルである、有川浩さんのお話に泣いた人も多いのでは。 >> 続きを読む
2017/01/25 by すたぢお
誉田哲也
何故「ジウ」は、誕生したのか、生い立ちが描かれている点が興味深い。Ⅱは中だるみするパターンが多々ある様な気がするが、嫌々そんな事はなく、只々面白い。対象的な女性二人の今後が楽しみだ。 >> 続きを読む
2019/09/21 by rock-man
原田マハ
本書の冒頭で、一気に心を持っていかれました。あー。この本は面白いんだろうなぁ、と。ギャンブル依存症の父と、超大手会社の課長職を辞めた娘。壊れかけていた家族を繋ぐものは映画であり、物語で出会っていく人たちもやはり映画によって繋がれていく。原田マハさんに多い(ような気がする)女性のサクセスストーリーかと思いきや、家族愛なのかな…と思いきや、彗星の如く現れた登場人物との友情。どこに向かうのかしら、と繙く手が止まらない。そして涙溢れる場面があり、ラストも暖かさがじんわりと残り、いい旅をしてきたなぁ。という心地良さがあった。正直、私は映画を見ることが苦手だ。これから数時間は見なくてはいけないのか、と思うと余程心の準備をしないといけない。この話をすると誰からも共感は得られないのだけれど。さらに言えば、「ほら、こうしたら感動するでしょ?」「原作読んでません(設定変えてみました)」「ジャニーズとアイドルで人気とります」という、目線の違いに溜め息が出てしまうから。とは言いつつ、何かしらの理由で見に行けば七変化の如く感情的になって、劇場の灯りが点るまで余韻に浸るわけだけども。そのため、本書の中に出てくる映画はほぼ見たことがない作品でした。しかし、それでも十分に面白かった。名画座は近所にないので、DVDで少しずつ見て行きたいと思った。…しかし、風のマジムでは読了後ラム酒を買って、本書では映画を見て、恩田陸さんの蜜蜂と遠雷ではクラシックを聞いて…影響されやすい自分がなんとも滑稽だなぁと一人で苦笑をしてしまった。 >> 続きを読む
2017/09/23 by 豚の確認
バラエティアートワークス
革命家・マルクスの代表作『資本論』に興味を持ったが敷居が高かったので,とりあえず漫画版で読んでみた.「労働の奴隷となる人類が救済されるには,資本主義社会に立ち向かわなければならない」という論調に読み取れた.情報工学に携わる学生の身としては,「2045年あたりにシンギュラリティが起こり人類が労働から解放されれば,義務教育の意味も薄れ,産業革命以来人類が苦悩してきた資本主義社会の闇を断ち切ることができるだろうか」などと妄想をしてしまった.https://ja.wikipedia.org/wiki/カール・マルクス >> 続きを読む
2016/12/03 by ばやっしー
LevineEllen , 千葉茂樹 , NelsonKadir.
アメリカ南部の奴隷制度のあったころの実在した人物の話。奴隷から生まれた子どもは、親と同じ奴隷の人生を歩む。ヘンリー・ブラウンには誕生日がない。奴隷だからである。奴隷には生き方、身の置き場所、すべてを主に支配される。何一つ自由はない。好きな女性と出会い、主が違う者同士のため、お互いの主に了解を得て結婚するが、妻の主が金に困り、妻と子どもたちは突然、ヘンリーの了解なしに売られてしまい、離れ離れになる。ある日、ヘンリーは、奴隷制度に反対する地元の医師の協力を得て北部への脱出を試みる。見つかったら連れ戻されるのか、殺されるのか。生きるか死ぬか、自分の命を賭けての脱出。絵本ではあるが、壮絶な人生が伝わってくる。絵を通しても奴隷の暗黒の生活がじわじわと伝わってくる。子どもにも分かりやすく、奴隷制度について伝えることができると思う。『地下鉄道』というのがトンネルを通って‥ではなく、北部へ逃げる助けとして働く組織だということも、初めて知った。 >> 続きを読む
2020/04/13 by taiaka45
司馬遼太郎
安芸・備後における毛利氏の統治の歴史の考察と神戸・横浜という歴史ある港町での散歩について。30年前の街というと、大震災のあった神戸は勿論、横浜だってだいぶ変わってしまっているはず。歴史の流れが感じられる程度に、数年に一度くらいは気に入った街を散歩してみるのもいいのかもしれない。少しばかりじゃ全然足りないかもしれないが、歴史の勉強も積み重ねておくと、自分でも少しは深い考察ができるようになるのかなぁと。 >> 続きを読む
2014/06/21 by freaks004
長田弘 , WalkerAlice , VitaleStefano
凄い絵だ。なぜよくないのか。これはごめんだと本気で思う。子どもたちだけでなく、大人も読んでほしい。ただ、小さい子どもたちには、少し、伝わりにくいように思う。文章よりも、絵のニュアンスで感じ取ってほしいと思う。戦争を礼賛する人に問いたい。なぜ?と。 >> 続きを読む
2014/08/10 by けんとまん
香月日輪
香月さんの訃報を聞いて再読。小学生の頃に図書館で児童書版に出会って、近隣の図書館からシリーズ全部を取り寄せてもらって読破したのが懐かしい。ホラーアクションに興奮し、重い内容に考え込み、てっちゃんたちの前向きさに元気をもらった思い出の1冊。 >> 続きを読む
2014/12/30 by 花緑青
RootBarry , 村上春樹 , FarishTerry.
本屋さんでたまたま見かけた本書。色鮮やかな表紙絵が気に入り手に取った。猫ちゃんとおじいさんの絵本。おじいさんと飼い猫の近すぎない程よい交流と愛情。絵本なので考えすぎないで、いいなあ、よかったなあ、こんな感じに楽しんだらいいと思う。舞台が日本ではないので、日本とは違うところを絵を見ながら文章を読みながら感じられて面白い。 >> 続きを読む
2016/05/02 by jhm
村山由佳
「天使の卵」「天使の梯子」で登場した夏姫の視点から見たアナザーストーリー。でも半分だけ。「ヘヴンリーブルー」の方は、散文式の文章ながら、歩太が春妃と付き合っていることを知った思い、春妃が亡くなる時の思いなど「天使の卵」ではその描写はあまり無かったので知ることができたのは収穫。出来れば小説の形で読みたかったなと思うのでその点は微妙。完結編「天使の柩」も近いうちに読んでいきたいと思う。 >> 続きを読む
2017/02/26 by おにけん
飛鳥井千砂
飛鳥井千砂はファッションが好きなんだなって思う。どの作品を読んでも色使いのことやファッションアイテムのことになんらかの形で触れている。あとは登場人物の名前も好き。水原園ってきれい。その弟が行とか。 >> 続きを読む
2014/06/29 by Aki
佐々木譲
刑事や警察ものが多い佐々木さんの作品だが、この作品は駐在さん。しかも田舎町に左遷されたという設定。そういう状況だから退屈なのかと思いきや、些細な事件でも大事になってしまう。そんな事態に直面する川久保の活躍を描く中編集。1話目からその特徴は出ており、駐在なので事件に深く関われない。前任では刑事課だったのに何も出来ないジレンマが。ラストの行動はその憂さを晴らすとでもすればいいのか。また5話目の13年前の女児誘拐から、再び起こる事件。救出の過程で田舎という町の特殊性が関わるというのは意外だった。 >> 続きを読む
2018/10/24 by オーウェン
重松清
重松さんはホントいい作品を書くなあ。 何でもないようなことなんだけど、 心がほんわか温かくなるお話やキュンとなるお話などいいお話がいっぱい。春夏秋冬とシリーズ物なので、1年を通して、季節ごとに読んでいくのもいいかも。 >> 続きを読む
2013/01/13 by バカボン
出版年月 - 2008年12月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト
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