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2009年12月発行の書籍

人気の作品

      塩の街

      有川浩

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね! kaina ukarei
      • 【いやいや、これはこれで甘いじゃないですか~(笑)】
         有川浩さんの『植物図鑑』を読んでレビューを書いたところ、「有川さん初読みで、しかもこの作品でしたかー(笑)。有川作品の中でもかなり甘々な女子向けですよね。」とのコメントを頂き、併せて本作のご紹介を頂きました(ありがとうございました)。

         あれ?
         有川浩としては『植物図鑑』は異色作だったのだろうか?
         本書はどうやら『自衛隊三部作』の一つらしいので、有川さんって本来もっとハードな作品を書く人なのだろうかなどと想像しつつ、せっかくお勧め頂いたのだからということで本書を読んでみることにしました。
         既に有川さんは読んでいますので、有川さんに関しては『日本の現代作家をもう少し読んでみよう』シリーズからは卒業ということで。

         で、読み始めてみると、おぉ!
         これはまたすごい設定ですね。
         東京湾をはじめとして、世界中に塩の塊のような隕石(?)が降ってきて、それを境に、当初は原因もよく分からないのですが、人々が塩になってしまうというのです。
         う~ん、これはソドムとゴモラか?
         と唸っていたら、本作中でもしっかりそのエピソードに触れられていました(やっぱりあの辺りが発想のヒントになったんでしょうかね?)。

         人々が塩化した後の世界はディストピアであり、社会的インフラは壊滅的打撃を受け、日々サバイバル状態になってしまいます。
         かろうじて配給システムや水道等は機能しているようなので、食料等は何とかなるにしても、いつ自分が塩になってしまうか分からないという恐怖があります。

         そんな中で、両親が塩化してしまった女子高生の真奈は、一人で家にいたところ、暴漢が家に押しかけてきます。
         単身で逃げ出した真奈ですが、暴漢に押し倒されてしまいます。
         そこに助けに入ったのが自衛官の秋庭でした。
         この後、真奈と秋庭を中心にして物語が進んでいきます。

         この作品、ちょっと変わった構成になっていて、メイン・ストーリーは、この塩害の原因を突き止めた秋庭の悪友である入江の作戦に基づき、秋庭らがこの世界を救うというストーリーなのですが、この筋は割とあっさりエンディングを迎えます(もうちょっとラストの辺り書いてくれても良いかなぁと思う位)。
         そして、その後に、4つの外伝的な物語が添えられているんですよね。
         本作は有川さんのデビュー作だということですが、最初から変則的な構成を取ったものです。

         そして、メイン・ストーリーはそこそこハードなのですが、秋庭と真奈の関係に関して言えば、かなり甘いじゃないですか~(苦笑)。
         いや、その他にもカップルが何組か登場するのですが、それぞれに甘い!
         『植物図鑑』に匹敵するような甘さが本作にも充ち満ちているではないですか。
         必ずしも『植物図鑑』が異色というわけでもないのだなと思いましたよ。

         メイン・ストーリーはもう少し書いてくれても良かったかなと上で書きましたが、外伝含めて全部読んだら、「ま。あれはあれでも良いか。」という気持ちになりました。
         それから、有川さんって、しゃべり言葉の表現が面白いですよね。
         真奈の言葉が初々しく感じたり、チャーミングな言い回しがあったりで、そんなところにも魅力を感じました。

         うん。
         面白かったです。
         ご紹介ありがとうございました。



        読了時間メーター
        □□      楽勝(1日はかからない、概ね数時間でOK)
        >> 続きを読む

        2020/03/12 by ef177

    • 他11人がレビュー登録、 79人が本棚登録しています
      サクリファイス

      近藤史恵

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.4
      いいね! kiki
      • 自転車競技としての駆け引き、メンバー内でのやり取りなど面白かった。

        2018/10/14 by うえしん

    • 他11人がレビュー登録、 34人が本棚登録しています
      スロウハイツの神様

      辻村深月

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね!
      • 脚本家であり、
        人からプレゼントされたという(!)アパート「スロウハイツ」のオーナーである赤羽環。
        環が一つ屋根の下で暮らしてもいいと思うメンバーを集め、生活している。
        人気作家のチヨダ・コーキをはじめとする、漫画家、画家、映画監督など
        クリエイター(志望も含む)があつまるトキワ荘的設定。

        良くも悪くも1人1人の個性が強く、
        ここのところ、多様性について考える機会の多い今の自分には
        非常に面白いキャラクター達だった。

        恋愛、仕事、将来への不安、
        ありがちなテーマではあるものの、7人(エンヤを含めたら8人)それぞれの全く異なるとらえ方が
        読んでいて全く飽きさせない。

        他の方のレビューにもあったが、上巻の最後の1ページはずるい。
        絶対に下巻を読まずにはいられない。
        >> 続きを読む

        2017/10/19 by アスラン

    • 他10人がレビュー登録、 73人が本棚登録しています
      天地明察

      冲方丁

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! kengo
      • 日本では862年以来、唐からもたらされた宣明暦を用いていたが、江戸時代初期には、約2日の誤差が生じていた。

        沖方丁の「天地明察」は、地道な天体観測と日本と中国の経度差を計算することで、史上初めて日本人の手で暦(貞享暦)を作り上げた、渋川春海(安井春海)を主人公にした時代小説の傑作だ。

        春海は、将軍に碁を指導する、初代・安井算哲の実子であり、貞享暦完成の功績が認められ、初代・幕府天文方に任じられた(幕府天文方は、渋川家の世襲となる)エリートなのだが、著者は必ずしも春海を完全無欠のヒーローとして描いていない。

        春海が青春時代を送ったのは、能力があれば出世できた、戦国乱世の記憶も薄れ、身分に家柄、先例や統制が重視されるようになっていた徳川四代将軍家綱の時代。

        太平の世に相応しく、食うに困ることはなく、家業である囲碁の修行に邁進していれば、失業の心配もない環境で生まれ育った春海だが、ぬるま湯のような人生を捨ててでも、真剣勝負をしたいと考えていた。

        恵まれた環境にいるからこそ、将来が簡単に予測できてしまい、逆に閉塞感に苛まれている春海は、現代の若者の苦悩と重なる。

        それだけに"自分探し"を続けていた春海が、保科正之や水戸光圀といった偉大な先輩に導かれたり、天才棋士の本因坊道策や天才数学者の関孝和へのコンプレックスを乗り越えたりしながら、独自の暦を作るという目標に向かって突き進む姿には、思わず共感してしまう。

        物語の終盤、長い間、棋士としての自分、数学者としての自分、公務として新しい暦を作っている自分に引き裂かれていた春海が、貞享暦を認めようとしない朝廷を説得するため、棋士らしく布石を打っていくところは、悩んだり、挫折したり、遠回りしたりすることが、決して無駄ではないことが実感でき、感動も大きかった。

        もう一つ興味深かったのは、この作品が、一般的な時代小説のように、武将=政治家ではなく、技術者を主人公にすることで、新歴作製という最新テクノロジーが政治、経済、文化、宗教に及ぼす影響を丹念に描いていることだ。

        春海と関孝和の数学勝負や、日蝕が起こる日時を当てることで、宣明暦の誤りを天下万民に示す勝負など、技術対決が、下手な剣戟シーンなど足もとにも及ばない迫力で活写されている。

        まだ若い著者が、白井喬二を思わせる技術系時代小説を書いたことは、意識的か偶然かは別にして、ジャンルの伝統が継承される瞬間を目撃したようで、実に嬉しいですね。

        作中には、膨大な手間と費用をかけて、新暦を作る意味があるのかが議論される場面もあるが、これは、かつて民主党による事業仕分けで、スーパーコンピュータ開発の是非が問われたことを彷彿とさせる。

        また新技術が、社会に良い影響を与えることもあれば、悪い影響を与える可能性もあることを指摘することで、技術者が守るべき倫理とは何かなども問いかけており、新暦作製という巨大プロジェクトを通して、技術をめぐる今日的な問題を炙り出していることも忘れてはならないだろう。

        初めて時代小説に接する冲方丁ファンのためか、冒頭に江戸初期の武家の作法などが細かく描かれているのだが、時代小説を読み慣れている私からすれば、当たり前のことが書かれているだけなので、冗長に感じてしまったのと、逆に春海の晩年を描く終盤は、年表的にエピソードを羅列しただけなので(もしかして、司馬遼太郎の長篇のパロディか?)、感興を削がれてしまったのが残念だ。

        だが、そのマイナス分を差し引いても、十分に愉しめる作品であったと思う。

        >> 続きを読む

        2021/05/08 by dreamer

    • 他9人がレビュー登録、 39人が本棚登録しています
      超訳ニーチェの言葉

      白取春彦 , フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ

      (株)ディスカヴァー・トゥエンティワン
      4.2
      いいね!
      • 【本棚整理中】

        大学生の頃は哲学書が好きで、本書もよく読んでいた。
        きっと、人生について色々考える時期だったから、教科書のように読んでいたのだと思う。
        結局、「ふむふむ、なるほど、そんな考え方もあるのか」と思うだけだったけど…。

        再読してみたところ、哲学(本書が哲学書なのかは分からないけど)というものに対しての考えが変わった。

        今までは、自分自身に変化をもたらすもの、という捉え方だった。

        読み終えて思ったことは、哲学は「物差し」だ。
        書いてあることが今まで考えて来なかった真新しい物に感じるため、世の理がさも書かれているように感じる。
        けど、結局のところ、これは人間が考えた(感じた?)こと。

        ある人には当てはまるし、ある人には見当違いなのだ。

        じゃあどう読めばいいのか。

        それは、現在の自分自身とその後の人生を考えながら読み、何か心に残る言葉があればそれを元に人生を修正する。

        人生の物差しとして読めばいいのではないか。

        今回再読したのも、現在の自分が少し迷子になってきたから本書に手を伸ばしたのかもしれない。

        現に読み終わった今、少し晴れやかな気持ちになった気がする。

        また、何年後かに読めば違う言葉に反応するだろうし、哲学に対する考えもまた変わるかもしれない。

        その時までまた本棚に…。

        そして、哲学に触れると困ったことが起こる。

        自分の文章が、偉そうに説教を垂れてるみたいな文章になることだ。
        >> 続きを読む

        2018/03/22 by 豚の確認

    • 他7人がレビュー登録、 27人が本棚登録しています
      キケン

      有川浩

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 自分は文系なので自衛隊とか理系大学生(しかも工学)とか著者は本当にすごい所を取り扱うなと思う。
        そしてちゃんとエンタメなのはリアリティがあって、しかも主題は人間模様だからなんだろう。
        大学の空気感がプンプンしてて懐かしいし。

        著者がこの本を上梓してから、男性から、「自分は学生の頃は・・・。」という話を振られることが増えたそうだ。
        確かにあの年代は伝説作っちゃうんだよなあ。

        最終章の黒板良かった!
        >> 続きを読む

        2020/12/08 by W_W

    • 他5人がレビュー登録、 31人が本棚登録しています
      ねにもつタイプ

      岸本佐知子

      筑摩書房
      4.3
      いいね! Tukiwami
      • 翻訳家、岸本佐知子さんによる第二作エッセイ集。(第一作は白水社出版の『気になる部分』。)

        日常や過去の記憶から現実に対するなんらかの違和感を察知し、つぶさに観察する。
        独特の着眼点を契機として、類いまれな妄想力が描き出した異世界へと読み手を道連れにする。

        寡聞にしてこれほどユニークなエッセイストを知らない。
        そのジャンルの境界すら危うくする、異能によるエッセイ集。
        >> 続きを読む

        2020/07/24 by ikawaArise

    • 他5人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      体脂肪計タニタの社員食堂 500kcalのまんぷく定食

      タニタ

      大和書房
      カテゴリー:食品、料理
      3.4
      いいね!
      • 家庭料理風メニューが豊富です。
        全部カロリー、塩分量付きで主菜、副菜と組み合わせが自由。
        500カロリーってこんなに食べられるのかと思う賢い組み合わせのメニューに
        拍手!
        作り置き、使い回しできる料理も多いので、働くママにもやさしそう。
        もう一品何をつけるか迷った時にもお知恵を拝借しています。
        >> 続きを読む

        2013/02/05 by Hana

      • コメント 6件
    • 他4人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      通天閣

      西加奈子

      筑摩書房
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
      いいね! KEMURINO taiji
      • 単調な工場で働く人付き合いの嫌いな“俺”。
        スナックで働きながら遠距離恋愛の彼を待つ“私”。

        通天閣が見下ろす街に住む人間達の、
        なんて事ない日常を描いたストーリー。

        この“なんて事ない”というのが、
        それぞれの主人公に思い入れが強くなるほど深みを帯びる。

        “なんて事ない”と流せる日と、
        それを“ちっぽけ”と感じてどうしようもない日。
        その想いによって他人を見る目も日々変わる。

        そして“なんて事ない”日常に起きたある事件が、
        2人のストーリーと想いを繋げる。

        前半の単調さがあるから後半の熱い想いが際立った。
        最後まで二人の主人公の名前が出てこないのも効果あったのかも。
        読後はなかなかの爽快感だった。
        >> 続きを読む

        2019/01/28 by NOSE

    • 他4人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      Nのために

      湊かなえ

      東京創元社
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね!
      • 高層マンションの一室である夫妻が殺された。でもその犯罪は真実ではなかった。それに至る経過並びにそれに関わった人たちの過去から現在をたどりながら、最後に真相が明らかにされる。捻じ曲がった愛をテーマにしたヒューマンドラマ。 >> 続きを読む

        2017/04/25 by konil

    • 他4人がレビュー登録、 22人が本棚登録しています
      断捨離のすすめ モノを捨てればうまくいく

      川畑伸子

      同文舘出版
      カテゴリー:住居、家具調度
      4.0
      いいね!
      • 断捨離、基本の書!

        自分はすでに断捨離を始めていましたが、
        「もう捨てるものない!でもなんかすっきりしない!」と
        行き詰まりを感じています。
        そこで一度初心に帰ろうと思って、
        図書館の検索で引っかかったのがこの本。

        断捨離の発案者、やましたひでこさんの監修ということで、
        これだと思って読み始めました。

        断捨離の基本の考え方、やりかた、コツがポイントごとに
        すっきりまとめられていて読みやすいです。
        筆者の体験談や例もはさみながら、少ない文字数なので
        さくっと読めます。
        実際自分が片づけしようと、イメージしながら読める。
        断捨離にとっては大切なポイントがまとめられているので、
        何度も読むのにもいいと思います。

        これから断捨離をしたいひと、気になっている人に
        おすすめの一冊です。
        >> 続きを読む

        2015/09/23 by SAOGON

    • 他3人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      探偵・花咲太郎は閃かない

      入間人間

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 犬猫の捜索を生業にする探偵とトラブルメーカーの女子小学生が巻き込まれるように遭遇する難事件を一風変わった推理で解決するミステリー小説。
        日常で思いがけず、起こってしまうちょっとした謎。それをそのまま放置しておけば、小さな嘘がやがて大きな罪に発展するように、取り返すのが厄介な問題として、目の前にずっしりと立ち塞がる。
        そういった難問に頭を悩ませない手っ取り早い方法は、どんな些細な違和感であれ、見逃さないで敏感に反応を起こす事である。
        探偵、花咲太郎の微に細に渡る観察眼は鈍くなりがちな感受性を程良く刺激してくれる。
        >> 続きを読む

        2018/10/03 by ebishi

    • 他2人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      「映」アムリタ

      野崎まど

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 平凡な芸大生、二見が参加する事になった自主制作映画で知り合った人智を超えた才の片鱗を魅せる天才監督、最原最早の絵コンテに引き込まれる事によって、天性の輝きに耽溺していき得体の知れない謎を解き明かしていく物語。

        めくるめく彼女を知る度に、迷い込む出口の無い迷宮。

        己とは明らかに考え方も思考も違う。
        違うからこそ、どこか引き込まれて、もっとこの人の事が知りたいと思う事があるだろう。
        近づいて、心通ったと思った瞬間に掌からすり抜けて、雲を掴むように捉えどころが無い。
        そんな神秘さが心をさざ波のようにざわつかせるのだ。
        >> 続きを読む

        2019/01/02 by ebishi

      • コメント 1件
    • 他2人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      水魑の如き沈むもの

      三津田信三

      原書房
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね! ooitee

      • 三津田信三の刀城言耶シリーズの一編「水魑の如き沈むもの」を読了。

        奈良の山奥・波美盆地に、深通川に沿って開けた四つの村では、各村の神社が「水魑様」と呼ばれる水神を祀り、共同で水利を司ってきた。

        渇水時に行われる雨乞いの儀式では、水魑様が棲むといわれる深通川の源流・沈深湖に舟を浮かべ、歌舞と神饌・供物を捧げるが、これまでに、しばしば神職が不審な死を遂げ、あるいは姿を消してきたという。

        今回儀式を執り行なう水使神社には、敷地内に「一つ目蔵」と呼ばれる用途不明の土蔵があり、中に何かがいると噂されている。

        さらに、宮司の龍璽は、血のつながらない孫娘・鶴子に何らかの邪悪な意図を抱いているとみられていた-------。

        この作品は、刀城言耶シリーズ中でも、特に超自然色が強いと思う。
        衆人環視の湖上での死と、神職の連続殺人には、モティーフとしてはもちろん、動機などにも水魑信仰が深く絡んでいる。

        さらには、神々櫛の憑き物筋の血を引く、母子の能力や二重三重の呪術装置のおぞましさなど、単に信仰上にとどまらず、実際に水魑が存在するものとしての展開は、伝奇ホラーの領域であり、ミステリの部分と分かちがたく融合することで、いつも以上に特異な世界観を作り上げていると思う。

        >> 続きを読む

        2018/07/22 by dreamer

    • 他2人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      人生と仕事について知っておいてほしいこと

      PHP総合研究所 , 松下幸之助

      PHP研究所
      カテゴリー:人生訓、教訓
      4.0
      いいね! Moffy
      • 印象に残った言葉:

        ・あくせくせず悠々と、自分の運命に従って進んでいく。自分の運命を生かしていく。悪心がないならば、その人のもって生まれた運命が完全に生きる。

        ・その人だからこそ、使いこなせるものがある。知識を増やしていくとともに、それを使いこなせているかどうかを考えたい。

        ・「なんとかしたい」という強い熱意が、ものを生み出す。

        ・一日の仕事を終えて、「きょうは自分ながらよくやった」と、自分で自分の仕事をたたえることができる人、それを持続することができる人こそが、世の中の成功者といえるのではないか。

        ・失敗する。それはたいへんなことである。しかしそのときにこそ、相手にほんとうの自分を知ってもらうことができる。
        >> 続きを読む

        2020/04/08 by Moffy

    • 他2人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      妖怪アパートの幽雅な日常

      香月日輪

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 2018/3 18冊目(通算49冊目)。今回は学校内で起こる騒動がメイン。魔導書を手にした夕士が、学校の体育館の倉庫に出る幽霊の謎を解くという話の流れ。魔導書から出てくる魔物が、夕士の思うような効果を起こさないところ(せこい能力というべきなのか)が、何か拍子抜けするというか笑いが出るというか。それでもその謎を解決してしまうのだから、夕士は霊能力者なのだと思う。あと、妖怪アパートの食事のシーン。文章を読んでいるだけで食べたくなるものばかり。夜中にそのシーンを読むのは注意した方がいいと思う。次。

        >> 続きを読む

        2018/03/28 by おにけん

    • 他1人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      抱擁

      辻原登

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 【図書館】帯にある「昭和12年の東京」と「5歳の少女の異変」というフレーズに目を奪われた。文章は主人公が長々と語っている。屋敷や人物の描写があり、当時の様子を知ることができる。ホラーなのかミステリーなのか判断しにくいところ。個人的にホラーって人間を恐怖に陥れるものだと思うから、ミステリーに近いのかなって思う。他の作品も読んでみたい。 >> 続きを読む

        2014/09/25 by おれんじ

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      鯨の王 (文春文庫)

      藤崎 慎吾

      3.0
      いいね!
      • 潜水艦の乗組員が謎の死を遂げたりして、どうも未知の巨大クジラによるものだとして、民間の学者と米軍が深海に挑むという海洋サスペンスという感じかな。あんまり面白くなくて、278ページでドロップした。
        >> 続きを読む

        2019/12/22 by 和田久生

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      二人のひとりあそび (徳間文庫)

      森 奈津子

      2.5
      いいね!
      •  官能小説も読まないわけではないが、この作品に関しては「あそび」の作品を探していてヒットして、微妙に矛盾した印象を与えるタイトルに興味を持って購入した感じだったと思う。
         ジャンル的には官能小説なんだろう。
         ただ女性視点を強調したものが多い印象で、SMやレズビアン描写が強めであり、性器挿入を伴う一般的な(?)性描写はあまりない。
         女性が男性を、そして行為を支配し誘導するタイプの話も多く、女性向け官能小説の色が濃いのかなという印象。
         SF的なモノやホラー的なモノを含む土台に女性優位の官能描写を添えて。
        >> 続きを読む

        2022/03/16 by 猿山リム

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      じぶんの木

      最上一平 , 松成真理子

      岩崎書店
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.5
      いいね!
      • そんな木があれば、こころの持ち方が変わる。
        次の世代につながる、ほっこりとした気持ちにもなるものがたり。
        そんな木があると思うだけで、夢もひろがる。
        >> 続きを読む

        2016/04/07 by けんとまん

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています

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