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諫山創
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アニメは見てませんが原作コミックスを一気に読みました。なるほど~、問答無用な設定にぐいぐい引き込まれます。そしてこれは自分の殻を破って進み出ようじゃないか!というメッセージを込めているのがわかりやすい!だからこの漫画の読者が熱くなれるんですね。ビジュアルのネタ的にもおもしろすぎるしね、巨人て(;´Д`)(amazon解説)巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。超大型巨人と鎧の巨人の正体が発覚。エレンとユミルは、彼らに連れ去られてしまう。二人を奪還すべく調査兵団が動き始めるが、エレンとユミルの間に亀裂が走り……!! かつて苦楽を共にした104期の仲間達が、敵味方にわかれて戦うことに! >> 続きを読む
2018/08/23 by motti
伊坂幸太郎
由紀夫の家庭はとても困惑する構成。なぜなら父親が4人いる6人家族だから。普通に考えればあり得ないのだが、伊坂作品ではそれは常道。そんな4人の父親と由紀夫が出会った騒動を描くドラマ。4人のキャラ付けがしっかりしているので、違和感があった部分が全く気にならない。ギャンブル好きな鷹に、女好きの葵。頭がよくクイズ番組好きな悟に、中学教師の勲。これらの伏線が、最後の由紀夫の監禁を手助けしていく形。これだけ特徴があるので、最後の奥さんは登場させなくてよかったかな。 >> 続きを読む
2019/12/14 by オーウェン
道尾秀介
雨のため偶然集まったカフェで、秋内は大学の同級生3人と出会う。そして殺人者は誰なのかを尋ねる。まともな進み方と思ったら、当然道尾さんはそんな普通の作品を作ったりはしない。実は冒頭から伏線が仕込まれており、事件の経過から秋内が周りの人間に聞き込みを始めていく。密かな恋心だったり、その裏だったり、揺れる社会人になる前の最後の自由なひと時も描かれる青春もの。かなり嫌悪されるキャラも出てくるが、そのフォローも最後にはなされる。人は恋をする相手だと半音高くなるとか、ホントなのかね間宮先生(笑) >> 続きを読む
2018/05/12 by オーウェン
近藤史恵
【何と過酷な】 「サクリファイス」が大変面白かったので、余勢を駆って続編「エデン」も読んでしまいました。 今回は、白石誓がフランスのプロ・チームである「バート・ピカルディ」に転籍して、何と、ツール・ド・フランスに挑むという設定です。 とは言え、色々事情はキビシイのですね。チカが所属するチームもスポンサーが撤退してしまうということで、新たなスポンサーが見つからなければ、チーム自体解散しなければならないという瀬戸際に立たされています。 ツール・ド・フランスは、自転車ロード・レース最高峰の大会なわけですが、フランスで開催されるのに、フランス人選手が長らく勝てずにいるという大会なのだそうで。 地元フランスとしては歯がゆい思いをしてきたのですね。 ところが、今年はやってくれそうな有力な新人が登場しました。 ニコラ・ラフォン。 序盤ステージで、早くもマイヨ・ジョーヌ(総合成績が1位の者だけが着れる黄色いジャージ)を獲得します。また、新人賞の白いジャケットも。 さて、ここで「バート・ピカルディ」存亡の危機に頭を悩ませている監督が一つの決断を下します。 それは、「バート・ピカルディ」は、他チームのエースであるニコラを支援するというものでした。 自チームのエースミッコを犠牲にしても。 つまり、フランス自転車競技会期待の星であるニコラに何とか勝たせよう、自転車熱を高め、新たなスポンサーを引き入れようというわけです(おそらく裏の取引もあったのでしょう)。 これがチームに亀裂を産みます。 チーム自体無くなってしまえば、選手も身の振り方に困るわけですから、チームが無くなるよりはマシと考え、監督の考えに従う選手も出てきます。 他方、ツール・ド・フランスでの勝利を夢見て戦ってきた、チームのエース、ミッコにしてはたまったもんじゃありません。 仲間のサポートを受けることができず、いやむしろ仲間達はライバルであるニコラを支援する中で、どうやって勝てというのでしょう。 チカも悩むのですが、最終的には監督の指示に反してミッコをサポートする決意を固めます。 こういう駆け引きもあるんですねぇ。 緊張感を産む大変面白い設定。 加えて、ツール・ド・フランスの何と過酷なこと。 そして、そして、そこに現れるドーピング疑惑。 さすがに多くのレビュアーさんが推薦するだけあって、とても面白い作品でした。 続編、もう一つあるようなのでそちらも読んでみたいです。 もう、一気に読了してしまいました。 >> 続きを読む
2019/12/21 by ef177
梓崎優
新人ということだけど、らしからぬ出来に驚く。斉木が情報誌の取材のため世界各国を回る5つの旅。その過程で事件が起こり、謎を解くというあらすじ。とにかく冒頭の「砂漠を走る船の道」が絶妙。砂漠のキャラバンに立ち会った斉木。その道程で一行がナイフに貫かれ1人ずつ犠牲に。斉木が明かす犯人とその動機。特に動機の面での強烈な理由が一際印象的。他の4遍もよく考えられており、改めて新人とは思えない出来です。 >> 続きを読む
2019/07/13 by オーウェン
柴田トヨ
同郷なので特別なおもいがあります。登場する地名にも馴染みがありました。人生の深みを感じました >> 続きを読む
2018/07/22 by motti
荒木源
この作品を読んだ人なら、表紙と本文の木島安兵衛さんが一致しなくて、首をかしげている私の気持ちがわかってもらえると思います。小さな目に団子鼻、あごはえらが張ってがっしりしている泥臭い顔が本の安兵衛さん。表紙絵のビジュアルは錦戸くん寄りのイメージかな…!何はともあれ、表紙絵と内容のライトさのおかげで、気楽に読むことができました。タイトルから内容は読めて、最後は過去に戻っておしまいだろうと軽く読んでいたのですが、安兵衛を助けるシングルマザーのひろ子さん。彼女から働くお母さんのリアルが伝わってきて、共感というか、ハラハラする場面が多々ありました。白い目で見られながらの退勤、忙しすぎて子どもにかまってあげられない日々…わかる。すごーくよくわかります。私は理解のある職場で働いていますが、時短勤務で仕事を終える余裕なんてないんです。。ああ、あともう2時間やって帰りたいなぁ。でも帰ってからまた忙しいしなぁ。子ども抱きしめたいなぁ。そんな葛藤。話しが少しそれましたが、安兵衛が家で「主夫」をすることによって、ひろ子のワークバランスが実現したのです。お侍さんがパティシエになるという内容そっちのけで、ひろ子にエールを送っていました。続けて2を読んでいます。2の方が展開が読めないのでワクワクしています。 >> 続きを読む
2020/07/10 by あすか
葉室麟
心に染入る良い物語だった。藤沢周平原作の時代劇映画をを見ている様な清々しさを感じた。(藤沢周平さんの時代小説を読んでいないもので・・・)三人の男たちの友情にまつわる物語。名家老と呼ばれるまでの地位に上り詰めた小弥太こと松浦将監。郡方の日下部源五、そして数十年前に処刑された農民の十蔵。50才を過ぎ人生の終盤に差し掛かった彼らが、藩内で密かに進行している大きな事件に命を懸けて立ち向かう。人物の描写が秀逸で登場人物たちのそれぞれぞれ想いが切ないくらいに伝わってくる。幼少時代から語られるエピソードは詩情豊かで、人間というものの根本のところは幼少期に体験したことにより形作られると感じさせる。ただ美しいだけでなく、時代小説と呼ばれるにふさわしく手に汗握る激しいチャンバラのシーンもある。葉室さんは藤沢周平の正統な後継者と呼べるだろう。 >> 続きを読む
2017/12/27 by くにやん
片桐はいり
片桐はいりさんの三冊目読了の本。「グアテマラの弟」>「もぎりよ今夜も有難う」>「わたしのマトカ」の順に良し。最初に読んだのが、「グアテマラの弟」ですが、他のものを読んでたら、それ一冊で終わっていたかも・・・・。誰かの推薦だったのか、作家との出会い、まず最初の出会いがどの本なのか重要ですな。片桐はいりさん、映画「かもめ食堂」の撮影に、フィンランドに40日もの旅、いや仕事だから出張か。ヘルシンキでの仕事は撮影があっても、朝の9時から夕方の6時での8時間労働、きっちり時間は守られ、ゆったりとした中で撮影はすすめられた。その後の、好奇心旺盛のはいりさん、夜な夜なあちらこちらへ、そこでの失敗談と人情味溢れる人との出会い・・・。はいりさんの本を読むなら、「グアテマラの弟」から読まれるのお薦めします。 >> 続きを読む
2020/10/03 by ごまめ
渋沢栄一 , 守屋淳
いつかは読みたいと思っていた本だ。実業に関する渋沢氏の志の高さがヒシヒシと伝わってくる。自分自身に照らしてみると恥ずかしく思うことばかりであらためて修行し直そうと思った次第。氏が若者のことを憂いている件は明治時代だが、現代も変わらないなと思うと時代はそう変わらないのかもしれない。一読をおすすめする。 >> 続きを読む
2018/05/26 by KameiKoji
群ようこ
有名な方だが、そういえば「かもめ食堂」しか読んだことがない気がする。更年期への覚悟が少しできた(笑)時折、「ぷほっっ」と笑ってしまう表現が群ようこさんの持ち味だと思った。その「ぷほっっ」となる表現が絶妙で、言いたいことがよくわかる、といった感じ。「まじめはいいけど、きまじめはいけない」には妙に納得。何かと生きづらい世の中、これくらいの「ぬるさ」で日々、自分が大切にしていることに時間をかけて生きていけばいいのかなと思った。 >> 続きを読む
2020/01/29 by URIKO
石田文子 , アーサー・コナン・ドイル
まずこの表紙がカッコイイ。短篇集なので非常に読みやすい。ホームズの洞察力、観察力には凄いの一言です。昔の話しなので馬車が毎回出て来ますがこれが良い味を出して現代には無いので戸惑いますが、面白い。相棒のワトスンとの駆け引きも魅力の一つです。「平凡な事件の方が実は奥が深い」。この言葉が胸に響く。 >> 続きを読む
2017/12/10 by rock-man
河野 裕
アニメをとうとう3周しています。というか、まだ2周目が終わっていないのに、また最初から観たくて2周目のラスト2話を置き去りに3周目に突入しました…つか、どんだけ好きなんだよ(笑)という事で、アニメにどハマりして原作にも多分にもれず手を出して2巻読了しました。内容は。まあ、アニメ3周もしているので、台詞の一つ一つ…とまではいかずとも大体知ってます。だから「あぁ、次はこうなってこのキャラがこの台詞を吐いて…」みたいな。だから、本来の知らない物語を知るという小説を読む上で最も重要視している要素をまるっと無視した読書になりました。まあ、これはこれで面白いんだなとわかったので良かったかなとも思います。ただ、次巻を読むのが正直たるいと言いますか。次巻は主人公のケイとヒロインの春埼ともう一人のヒロイン相馬菫の過去の物語で丸々一冊費やしていまして。正直アニメで観ていて退屈な話なんですよね。ぶっちゃけ3巻読まなくても内容、それこそ知っているので飛ばしても良いのですが、そこはちゃんとナンバリング通りに読まなくてはという変な使命感に駆られて結局3巻を読む未来が視えます(笑)(未来視能力を持つキャラが出て来る作品だけに笑)そんな、3巻を無事読み終えれば4巻にはこの作品で一番好きなキャラクターの野乃尾盛夏が中心の短編が読めるのです!なので、頑張ってたるい(と思われる)3巻を読んで、愛すべき野乃尾盛夏に会いに行きたいと思います!(なんか、こういう風に文章として書くと気持ち悪さが倍増しますね笑)さーて、2巻も無事に読み終えたので、またアニメで観てキュン死にして感動して物語の世界に耽溺しちゃいますかー!笑 >> 続きを読む
2017/10/17 by 澄美空
秋木真 , しゅー
最初の方は嫌がっていたけど、意外といいコンビだった。アスカが、カッコイイ!!!
2017/05/02 by Na-chan
入間人間
トラブルメーカーのトウキを愛する事で、望まないのに厄介な事件に巻き込まれる探偵、花咲とユーモラスな殺し屋、木曽川が出逢う事で、謎が相乗的に複雑怪奇さを醸し出す物語。実際に関われば、まず面倒だろうと予測される人物でも、避けて通れないなら、いっその事仲間にしてしまう発想の柔軟さは、凝り固まった頭をじんわりと揉みほぐすような快感を与えてくれる。奇矯な登場人物が軒を連ねる中、異彩を放つ職業を持つ者との邂逅によって、人生の受難さに磨きをかける花咲。相容れない考え方によって導き出される解答は予想を遥か斜めに突っ切るのだ。 >> 続きを読む
2018/10/03 by ebishi
天祢涼
女性を殺して焼却する連続殺人事件が発生。恋人を殺された山紫郎は、音を聴くことによって形や色が分かる共感覚の持ち主音宮美夜と出会い一緒に事件を解決していく。一風変わったミステリだが、美夜が出会うことでその人間の殺意が分かるという能力。実は中盤くらいに犯人が名指しされるのだが、それを踏まえても事件は続く。犯人の意外な動機も見どころだが、美夜に協力する矢萩との特殊な関係性も続編に向けての布石でもある。共感覚をいわば振りに使った大胆な作品でもある。 >> 続きを読む
2019/08/17 by オーウェン
江國香織
日本に住むアメリカ人大学講師と人妻との恋愛小説。性的描写がない(出ても性交という言葉まで)のでほとんど純愛と言っていいほどのものだった。 >> 続きを読む
2017/04/29 by konil
朝井リョウ
最近では有名になった「スクールカースト」というものを軸に5人の主人公による群像劇。直接かかわることの少ない階層が違う生徒間においても、桐嶋という生徒が部活をやめることによって生活に少しの変化が起こる。私がこの小説を読んで強く思った事柄は2つ。1つ目は女生徒の心理風景描写に力入れてんなあと思った。こんなに恋する女子高生の視点はキラキラしてるものなのか?そんなことはないだろう。とにかく作者が頑張ったのはわかる。すごい努力を感じる。2つ目は結末が恣意的すぎやしないか、ということ。終わりは普段騒いで楽しそうにしているリア充でも「本当にやりたいこと」がない人間は頭が悪く空っぽに見えるが、イケてない奴でも「本当にやりたいこと」をやっている人間は輝いて見える。ということをリア充側の人間に考えさせるというものだ。作者は王道を突っ切った。私のようなひねくれ者は「リア充側の人間のほうが本当にやりたいことをやってたりするじゃねーか」とか「今を楽しんでる人間はそんなことごちゃごちゃ考えないだろう」「考えたとしても、その本当にやりたいことをやっている対象はクラスのイケてない人間ではなく、身近な先輩に見出すだろう」とか考えてしまうが、全体的な統一感を持って作品作りをしたのだろう。読者にストレスを与えないようになっている。学生時代を細かく描写するのは表現の仕方によって不快なものになりうるが、現実にある事実を提示した上で爽やかにまとめ上げられた物語。 >> 続きを読む
2016/05/27 by ryochan333
―――道尾秀介は、ミステリーという土壌に咲いた大輪の花である。巧みな仕掛けに驚愕の結末、文章だって美しい。2年という歳月をかけて紡ぎ出された短編集「光媒の花」(集英社)を手に取れば、気づくだろう。その地に安住せず、より広い場所へと歩みを進める作家の姿に――「光媒の花」は6章に別れ、今まで感じていた作品とは傾向が違う、淡い哀しみの色彩を帯びた短編集になっている。それぞれは微妙につながっている。静かな文芸作品のような香りのする文章で期待を裏切ってくれた。彼の本領はここにもあると思った。もっと読んでみよう。短編は読みやすく、早く終わってしまったがこれから長編にとても期待できる。 >> 続きを読む
2015/06/27 by 空耳よ
小林秀雄 , 岡潔
きちんと反省できる人間はつよい。しかし、これがなかなか難しい。人間が生きていく上で、もっとも心が乱れるのは、おそらく「恋」やら「愛」のことで間違いないが、二番手は「自分の過ちに気づく」ときではあるまいか? もちろん、反省した振りをするのは簡単で、手を頭においてニヤニヤしておけばよい。それで済ませて構わない場面もあるけれど、そういう場合は心が乱れないので除外する。 ここで問題にしたいのは、手遅れかもしれないケースである。この表現が厳しいのであれば、もう背負ってしまった、又は、すでに建設されてしまった。人間はあらゆる経験を背負っていく生き物であり、一度背負った経験をホイそれとは降ろせない。が、諦めるにはまだ早くて、幸か不幸か人間という建築物は、ガウディのサグラダ・ファミリアのように長いあいだ建設されつづけるからである。 この『人間の建設』は、そういう長い目で人間の諸事を見つめるため、小林秀雄と岡潔が忌憚なく討論してみた一冊。小林と岡は、それぞれの斯界の権威にとどまらず、方々の分野に影響を与えた学者であり、惑星から惑星へのキャッチボールのような言葉の受け渡しをする。両者とも敬意をもって意見を交わすうち、つい熱くなって自らの考えを押し通すかと思えば、相手の主張をうまく持論に取り入れ、互いの考え方を進めたり収束させたりする。とても憎い呼吸で、まるで辣腕弁護士と名検事の応酬を眺めるよう。 しかし、いつまでも傍観者ではいけない。自省とは、このようなやり取りを自分の心のなかで行うことなのだ。だから容易にいかないのは当たり前で、そう易々と私たちは反省をしない。自分は悪くないと思うし、自分以外のありとあらゆる場所に落ち度がないかを血眼になって探す。かくいう私もそうだ。だが、会社の社長か政治家でもないかぎり、落ち度の在り処は問題ではない。もし、広い宇宙のなかで、私たちの改善できる余地があるとしたら、それは他ならぬ自分自身なのだから。(すごい偉そうで上から目線のレヴューになっちゃった (∀`*ゞ)テヘッ この本を読むと、こんな説教じみたことを考えてしまうので、星4つにしときやした) >> 続きを読む
2015/04/18 by 素頓狂
出版年月 - 2010年2月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト
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