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桜庭一樹
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格闘技の人が書いた本だと思ってインターネットで申し込んでしまいました。まったく自分には合わない小説でした。単に間違いです。 >> 続きを読む
2020/04/05 by hon-mushi
村上春樹
やっぱりラストに収束へ向かっていく物語の完成度が素晴らしく面白い。最後の方に出てくるイタリアンレストランと日比谷公園の流れとか、手風琴とか影の言葉とか、いろいろホントなんか心乱されるのが好き。2回目でも衝撃を呼び起こすラストの意外性と読後感もたまらない。 >> 続きを読む
2018/11/24 by lafie
松岡圭祐
(登録前に読んだ本)電子書籍版を購入して読了。
2016/09/27 by おにけん
SandelMichael J. , 鬼澤忍
TV見てからだったから理解が深まった。この授業受けたい。
2013/06/15 by freaks004
池井戸潤
総理である父親とその息子の脳が入れ替わりそしてそれぞれの役割を担う。自分では出来ないことをそれぞれに託して実現していく。軽いのりで読めるが読後に残るものは少なかった。 >> 続きを読む
2016/08/25 by 川面の輝き
百田尚樹
江戸時代の時代小説。さいご、泣けました。
2016/08/16 by ゆ♪うこ
大宮 エリー
内容が重い本を読んでいた時に、気軽に読めるものが欲しくて図書館で借りてきました。そういえば名前は知っているけど読んだことないなと思いまして。なんていうか、人柄の良さがにじみ出たエッセイでした。巻末にでていたおすぎさんとの対談でおすぎさんも指摘しているのですが、自慢話だっていうのは、確かにその通りだと思った。それを不快に思うかどうかで結構好みが分かれる気がします。私自身は面白いと思ったけど、一部違和感を感じるところがありましたし。家族ネタとか。でもいい人なんだろうな、と思う。いい意味で、変な人だなぁと思いました。今後の生き方が楽しみな人だ。 >> 続きを読む
2017/08/13 by ワルツ
齋藤孝
ためになる本なのは間違いないのですが、自分が一番感心したのはこの本自体がスラスラと読めたこと。そう、まるで雑談をされているかのような感じで、「なるほどねー」「わかるわかるー」とすぐに読み終わってしまいました。さすが齊藤先生。 >> 続きを読む
2021/03/21 by 豚の確認
樋口美沙緒
読むのは3回目。何度読んでも面白くて夢中になる。シリーズ最新刊が待ちに待った真耶の物語なので、その登場シーンが多い本書をおさらいも兼ねて読んだ次第。真耶の恋人となる「あの子」が誰だったのかも、やっと思い出せた。遠い未来、千年の氷河期を経て生き残った人類は節足動物と融合して特殊能力を引き継ぐという、STも真っ青のトンデモ設定のシリーズだが、描いているのはさまざまな愛の形で喜怒哀楽に変わりはない。ハイクラスとロウクラスという階級が明確にあって、シリーズ一作目の本書では、タランチュラ出身の澄也とシジミチョウ出身の翼の階級を越えた愛のためらいと苦悩が描かれる。さて、おさらいもすませたことだし、真耶の物語を読むとしよう。 >> 続きを読む
2018/03/27 by Kira
内野真澄 , 佐藤雅彦
プップウ~もぐらバスです。これだけでも、もう十分、この本の雰囲気が伝わってくる。こんな世界があってもいいよなあ~。時間の流れ方とか、みんなでいっしょにみたいな、昔はどこにでもあったものがここにある。流石、ピタゴラコンピだ。 >> 続きを読む
2014/08/22 by けんとまん
大沢 在昌
ゾンビ作品を探していてヒット。 著者の他の作品は知らない。 ひき逃げされた主人公が、極秘に開発されていた新薬により甦った…という意味のゾンビ。 なので感染とか狂気とか言ったたぐいの話ではなく、一人の屍を用いたフランケンシュタインの怪物に近いかもしれない。 死なない。死なないから恐怖もない。痛みも何にもない。 そんな主人公が、世間から身を隠しながら、善行をしたりしつつ物語は大きな渦に・・・。 SF風ではあるが、少し不思議…凄く不思議なファンタジー。 なのにコメディに寄らずテンポだけいい作品。 >> 続きを読む
2020/06/16 by 猿山リム
柴村仁
「プシュケの涙」「ハイドラの告白」と続いて、今作由良シリーズ最終巻となるそうです。ときめきが止まりません。前半部と後半部でお話が変わるのですが、前半部では由良は美大へ進級していました。芸術は凡人には理解しがたい感情論があるのですね。「美しいのになぜか恐ろしくもある」作品を創るにはそういう天質が必要なのかもしれません。由良も「プシュケ」からずっとそれに囚われたままで“一緒に落ちますか”には、苦しくなりました。由良の救いは、兄やハルなど素敵な友人が近くにいるというところになるかと思います。それから後半部に入ると、さらに時間が進んで由良が美術担当の教育実習として母校へ戻ってくるお話になります。(性格的に若干の問題があった由良がハイスペックになっていたことに驚きつつも)ずっと流されるままにふらふらと、時には狂気を帯びて生きているような由良でしたが、今作の最後にはそれを乗り越えようとやっと笑顔を見せました。絹川の「先生になってね」という台詞。生徒から教育実習生に対してありふれた言葉ですが、なんだかとても泣けてきてしまいました。挿し絵の効果も相まって、素敵なシーンだったと思います。とても良い作品でした。 >> 続きを読む
2015/06/22 by K8cay
海嶋怜
読書ログのレビューに惹かれて読んだ一冊です。全ての人間に、ガーディアンという守護者がついているという設定です。読んでいて、もし本当にこんな事があったらと、何度も思ってしまいました。私についているガーディアンって一体、どんな人なんだろうと考えると、何だか楽しかったです(^^) >> 続きを読む
2014/04/21 by ゆずの
井上夢人
最後には、なんか鳥肌立った。
2014/01/21 by amo
町田康
特に犬派でも猫派でもないし、ペットもいない。が、愛猫家の町田氏がずいぶん前に発表した猫随想を読んだ。 我の強さ、理不尽かつミステリアスな習性と性格に満ちた猫たちに驚愕し、手を焼きながらも、かまけてしまう心理描写がとてもおもしろい。病に伏し、変わり果ててゆく愛猫に傷心、奮闘、慈しむリアルな闘病と臨終にもきちんと向き合っている視線が胸を打つ。おりしも世は空前の猫様ブーム。人はなぜ猫に惹かれるのだろうか? クールかつ淡々、飄々と日々を送るその生き様は、人間界より清く力強く、頼もしく見えてくる。人は猫に一つの「人格」を見いだして、価値観や自由度を育み、生き抜く免疫を分け与えてもらっているように思えた命の書。 >> 続きを読む
2017/12/02 by まきたろう
高橋昌一郎
インテリで知性のあると自負している人にはぜひとも読んでいただきたい本である。人間のカテゴライズされた精神の世界を客観的に知ることができてよかった。面白かった。 >> 続きを読む
2013/10/21 by frock05
小路幸也
2018/5 3冊目(通算74冊目)。我南人の隠し子騒動の件で藤島さんが問題を解決するために使った力技、「ラノベかよ」と思った。まあ、そういう予定調和な所がこの小説の魅力だなと3冊読んで思った。細かい部分はさておき、読んでいてほのぼのとさせられるんですよね。この作品。続きも読んでいきたいと思う。 >> 続きを読む
2018/05/06 by おにけん
池谷裕二
脳とはどういうものなのか科学的に根拠や推論などをハッキリ提示していて説得力があった。巷で言われている脳トレ的なモノは脳科学的にはどうなのかがわかった。著者の脳科学に対する膨大な知識をどうしたら伝わるのか噛み砕いて丁寧に説明していてとてもわかりやすかった。特に面白かったのは・人の脳は案外適当に出来ていて例としてコインの裏表を当てるのに根拠がないのに表か裏か答えるように多くの行動で宇宙の中で起こる力の反応のように「ゆらぎ」で決定しているらしい・実は異性を選んだ基準もゆらぎでとても曖昧・色は言語によって認識できるようになっていて日本人は青と緑が曖昧・記憶は一度思い出すと消えてしまう・人はほとんど限定的にしか見ておらず目の前の人が別人に変わってしまおうがそのまま話し続ける・スポーツはユニフォームの色で勝率が変わる。いかに厳格な審判が着く大会でさえ勝てる色は確立で出ている・人間は計算ではコンピュータに敵わないが、ボールをキャッチするなどの動きはコンピュータには難しい・人間は二足歩行で手が器用になったというが二足歩行のカンガルーやティラノサウルスは逆に手が退化した・記憶は寝ているときに倍速再生されているらしい・脳科学的には勉強は寝る前と空腹時になどこれだけ文明が発展しているのに一番身近な脳のことについては曖昧なことが多くフラクタルのようにどこまで行っても解明されない部分が出てくる新しい発見がでてくるのは面白いと思った >> 続きを読む
2016/05/24 by くじら
東野さやか , HartJohn.
空耳よさんお勧めの品。あまりに魅力的なレビューに即購入に走りました。きっと前から棚で僕を待っていたのでしょう、上下行儀良く揃って居ました。昨日まで僕にとって風景だった背表紙が、突然お宝に変化するのですから、本との出会いというのは知る知らないで大きく枝分かれしますね。幸せな家族から、誘拐によって双子の妹が失われた。妹を迎えに行けず誘拐を結果的に許してしまった父は、母から責められ失踪。その後母親は地元の権力者に籠絡され酒、薬物に耽溺する。完全に崩壊した家庭を元通りにする為息子のジョニー少年だけはあきらめなかった・・・。詳しくは下巻を読んでからの感想文とさせて頂きますが、情景描写の細やかなで状況がとても想像しやすいです。それでは下巻でお会いしましょう。 >> 続きを読む
2015/04/17 by ありんこ
皆川博子
【皆川博子+佐藤賢一+ケン・フォレット!……これは『全部盛り』か?】 厚い。厚いぞ~! 文庫本で850ページ越えという超大作です。 普通なら上下(あるいは上中下)に分けて出版しても全然OKなのに、一冊にまとめてしまった超分厚い文庫本です。 読みにくい(特に最初の方とか最後の方とか読む時はバランス悪い)ったらありゃしない。いえ、造本がですよ。 手の小さい方なんて扱いにくいんじゃないの、このツクリは。 と、ひとくさり造本上の文句を言った上で、内容はというと、すんばらしい! これは是非読むべきですよ~。 これまでの私の中の『皆川イメージ』とはまた違った面を見せてくれています。 タイトルからして、『伯林蝋人形館』とか『死の泉』あたりの感覚の作品かな?と思って読み始めたのですが、そこまでおどろおどろしい物ではなく、でもまた胸騒ぐような歴史をベースにした作品という、まだ私が味わったことのない皆川ワールドでしたよ。 そうですねぇ、『伯林……』あたりのテイスト+佐藤賢一チックなと言えば伝わるでしょうか?(いや、後で書きますがそれだけじゃない!) 物語の舞台となるのは17世紀初頭の神聖ローマ帝国です。 カトリックvsプロテスタントの宗教戦争に端を発し、その後、宗教なんてどっちでもいい的な領土拡張意欲に満ちた戦争が勃発する世の中を描きます。 主人公は、『馬の腹から生まれた』と言われるアディという少年。 彼は、輜重隊に個人的に同道しているとんでもないザーラ婆さんに育てられるのですが、純粋な奴で、戦場の余りの悲惨さにショックを受けて時々言葉が出なくなってしまいます。 「さっさと略奪してくるんだよ!」というザーラ婆さんの声にせき立てられ、傭兵による略奪、強姦、殺人の最中に盗みに走り出します。 そこで見つけたのが手足を縛られたきれいな身なりをしたイシュアという少年。 「これは金になるかも?」 ええ。当時は、戦いの後、捕虜に取った身分の高い者は相手側に引き渡すことにより金になったのです。 イシュアはユダヤ人で、その父親はウィーンで皇帝の財務を司る大富豪でした。 この宗教戦争で皇帝側につくべきか、王側につくべきかを決める密書を抱えてプラハにいる兄のシムションの所に行く途中で捕まってしまった少年だったのです。 ここでアディとイシュアが巡り会うんですね。 アディは、あまりにも悲惨な略奪を見て「自分は虐げられる側ではない側にいたい」との気持ちからイシュアの頼みを聞いて、ザーラ婆の下から出奔し、イシュアをプラハに送り届けようとします。 ええ、イシュアは「僕をプラハに連れて行け! そうしたらお前の望みは叶えてやる。」と言うのですから。 ですが、プラハに向かう途中で、イシュアは王軍にまたもや捕獲されてしまい、密書だけを持ったアディがプラハにたどりつきます。 とても長い話になるのではしょりますが、アディはイシュアの兄のシムションの下に密書を届けた功により、願い通り皇帝側を支持するヴァレンシュタイン旗下のローゼンミュラー隊に取り立てられ、軍人としての道を歩き始めます。 シムションを核とするユダヤ財閥は皇帝を、いや、それよりも有能とにらんだ弱小貴族であるヴァレンシュタインに投資することにし、ヴァレンシュタインはユダヤの金を背景にのし上がっていきます。 この辺りの展開が佐藤賢一チックなんですよね~。 戦乱の中の人間模様が大変巧みに描かれていて、佐藤賢一さんがお好きな方なら文句なしに楽しめる書きぶりです。 ですが、そこに加わる皆川ワールド! イシュアは、何と、ホムンクルス(人造人間)ではないか?という疑惑が! はいはい。出てきますよ~。 錬金術、カバラ、ケプラーの占星術……オカルティックな様相がぞろぞろと。 この辺りでタイトルの意味を少しだけ書きましょう。 どうやら『聖餐城』という城があるらしいのです。 それは、ルドルフ2世がいずこかに築いたらしい城(?)らしいのですが、問題はそこにあったとされる『青銅の首』なる機械です。 その作り物の首は、意思を持ち、国の重大事を問いかけると的確な答えを返したのだとか。 それは既に破壊されたようなのですが、その残骸が未だに『聖餐城』に残されているのだとか……。 そんなスーパーコンピュータのような物があるのなら是非我が物にしたいという野望が、この戦乱時にうずくのもよく分かるお話ですよね。 シムションは、幼い頃にそんな話をちらっと聞いたことがある位だったのですが……。 そうそう、イシュアのことを書かなければ。 彼は、王の牢獄に囚われていたのですが、自力で脱出します。 ですが、その時には、まだ幼い子供だというのに髪は老人のように銀色に変わり、顔つきも老成したようになっていました。 そもそもが、『せむし』(?)のように、背中に瘤を持った奇形だったのですが。 イシュアは、まるで『青銅の首』のように、的確に未来を見通し、豊かな学識を示し、その存在感を増していきます。 兄のシムションは思います。 「人工的に『青銅の首』を作れるのなら、ホムンクルスだって人工的に作ったものだ。あいつがホムンクルスなら、もしやイシュアこそが新しい『青銅の首』なのではないのか?」 一方、アディは、貧民出なのですが、その一途な気持ちが功を奏し、また、銃の腕前が良かったこともあり、隊長の覚え目出度く、中隊長にまで出世します。 相変わらず輜重隊につきまとっていたザーラ婆らにたかられつつも『自分の道』(?)に進み始めた……と思った時に、刑吏の娘ユーディトに熱烈に恋をしてしまいます。 ですが、それは禁断の恋。 当時、首切り人である刑吏は不浄の者とされ、一般人は触れることすら許されませんでした。 一度触れたら、己も不浄の身に墜ちるのだとされていました。 ですが、ある夜……ユーディトと結ばれたのです。 それは、ユーディトの家族の思いやりにより『幻想』と設えられたことなんですが。 これであきらめろと…… ですが、アディはその思いを捨て切れません。 隊長を裏切ることはできない。だけど、ユーディトを諦めることもできない。 そんなアディを、イシュアは「偽善だ」とクリティカルに諫めます。 「お前の一番は隊長なんだな。じゃあ僕を2番にしろ」と迫るイシュア。 「2番は……ユーディトだ」 「仕方ないな。だが、僕は3番は嫌だ。同じ2番にしろ。誓うか?」 誓ってしまうアディ。 「お前は、その誓いをいつか後悔するぞ」というイシュア。 物語は大河ドラマのように、まだまだ続きます。 その壮大さは、リードにも書いたケン・フォレットをも彷彿とさせます。 はい、あの『大聖堂』シリーズ的な味わいもある作品なんです! 『大聖堂』シリーズも、長い作品ですがぐいぐい読ませる面白さがありましたよね。 あの感じもある作品なんです。 皆川さんは歴史物も書いていますが、日本の歴史物は、面白いのですが陰惨さもあって眉間に皺を寄せながらも読んでしまうという感じなのですが、それともまた違い、ケン・フォレット的な、『明るい』と言っては語弊がありますが、そんな歴史物と感じました。 そこに佐藤賢一チックな動乱と人の心が動く歴史が加わり、さらに、皆川さん御得意のオカルトテイストがふりまかれているという、何とも『全部盛り』のような美味しさなのです! いやぁ、堪能しました。 これはとても分厚い本ですが、分厚い面白さがそこに詰まっています。 厚さにおそれをなすな! その厚さは『見せかけ』に過ぎない。 さあ、手に取って読み始めよ! だって、読み始めたらほら、もうこんなに読み進んでいるじゃないか。 そんな大変面白い作品です。 ストロング・リコメンド!! >> 続きを読む
2019/06/29 by ef177
出版年月 - 2010年4月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト
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