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2011年4月発行の書籍

人気の作品

      夢をかなえるゾウ

      水野敬也

      飛鳥新社
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね! tanreinama
      • 成功するとか夢をかなえるためにどうすべきか。
        多少説教くさいけど教えるガネーシャがいい加減である意味普通の人間より人間臭いので可笑しいし可愛い。

        最初は胡散臭いと思う主人公だけど上手い具合に騙され(笑)少しずつ変わっていく。回りに感謝する人になる。

        最後にサヨナラするときに言うガネーシャの言葉がいい。「世界を楽しんでや。心ゆくまで」
        結局いちばん大切なのは人生を楽しむことなのよね。

        >> 続きを読む

        2019/01/29 by miko

    • 他19人がレビュー登録、 69人が本棚登録しています
      陽だまりの彼女

      越谷オサム

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
      いいね!
      • 中学時代に集団から疎外され、二人で肩を寄せ合うようにして学校生活を生き抜いた男女が中学三年の夏、突然の転校によ

        り離れ離れになってしまう。その後社会人になった二人は、会社同士の打ち合わせで偶然出会ってしまう。
        そして始まるラブストリー。

        ラブストリーと言えば二人が出会い結ばれるまでを描いたものが多いのではないかと思いますが、この作品では二人が出会

        い結ばれて夫婦になってからも話が続きます。
        幸せな甘い新婚生活に、なんだこのバカップルぶりは!とニヤニヤしながら読んでいたら後半で物語は思わぬ展開になりか

        なり驚かされました。
        そしてあの不思議なエンディングへ物語は収束していきます。
        人によってあのエンディングの感じ方は色々だと思いますが、私的には、なにそれ・・・といった感じでした。
        個人的には、この物語はファンタジー的な設定がなくても充分行けるものだと思いますので、不必要だったんじゃないかという気もします。
        ともあれ、ヒロインの真緒が非常に魅了的で、それだけでもこの本に出合った甲斐はあると思いました。
        (謎の多い女性で、独特のしぐさもあったりしますがすべての謎はラストで明らかになります)
        >> 続きを読む

        2017/12/28 by くにやん

    • 他11人がレビュー登録、 59人が本棚登録しています
      かばん屋の相続

      池井戸潤

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • テレビドラマの原作本
        手形をなくすエピソードには、顧客から預かったものを紛失するなんて、なんて失礼な、原作者は元銀行員というけれど、こんなエピソードを作るなんて銀行身としてふざけていると思ってドラマを見ていた。

        しかし原作本を読んでみると、中小企業を融資という形でなんとか助けていきたいという銀行マンの意気込みのような作品となっており楽しく読めた。
        >> 続きを読む

        2018/06/08 by 寺嶋文

    • 他9人がレビュー登録、 30人が本棚登録しています
      恋文の技術

      森見登美彦

      ポプラ社
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね! shoko44n
      • 最後にようやく意中の女性に手紙を書けたのね。良かった(笑)

        森見さんの本を読むと学生時代を思い出す。私も付き合ってた学生と文通してた。たぶん100通は超えていたと。でも決め手がなかったのかな。ある夏キャンプで知り合った男性と恋に落ちた。

        手紙で繋がること今なら手軽なメールかな。やっぱり男女間はリアルで体当たりでやり取りするほうが距離が縮まるよね。

        手紙やメールはお互い惹かれあってる人と次に会うまでの“つなぎ”の存在じゃないかな。

        >> 続きを読む

        2019/05/12 by miko

    • 他5人がレビュー登録、 55人が本棚登録しています
      入社1年目の教科書

      岩瀬大輔

      ダイヤモンド社
      カテゴリー:経営管理
      4.3
      いいね!
      • 「入社1年目」とあるが、ある程度年次が進んでも参考になる本。自分の行動を網羅的に振り返るのにちょうどよい。チェックリストとして時折眺めるようにしたい。 >> 続きを読む

        2018/04/30 by r_std

    • 他4人がレビュー登録、 17人が本棚登録しています
      図書館危機

      有川浩

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね! ukarei
      • シリーズ3冊目は昇任試験にはじまり、
        香坂大地と新世相、茨城県展警備、そして稲嶺司令の勇退。

        盛りだくさんなだけに思うところも色々ありました。

        放送禁止用語や、あとがきにあった毬江ちゃんの地上波登場NGなど。
        多分このことを書くととても長くなりそうなので、
        今回は省きます(^^*

        そしてショートストーリーの「ドッグ・ラン」はまさかの笠原犬!!
        楽しませてもらいました♪
        >> 続きを読む

        2016/10/29 by starryeyed

    • 他3人がレビュー登録、 73人が本棚登録しています
      萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ

      吉永南央

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      3.2
      いいね!
      • 匿名

        器の店の店主の日々のちょっとした事件を描いた物語。身の回りの出来事に思わず首を突っ込んでしまう主人公だが、彼女は凛としていて、どこかちょっとだけ近寄りがたい。でも必ずいい方向に事件を解決していく彼女に尊敬の念を抱かずにはいられない。 >> 続きを読む

        2018/07/31 by 匿名

    • 他3人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      ユリゴコロ

      沼田まほかる

      双葉社
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • ザワつく感覚がずっと貼り付いたまま迎えた終盤の展開は、ただの狂気を描いただけじゃなかった。予想以上に読み応えのあった作品でした。 >> 続きを読む

        2018/12/19 by hiro2

    • 他3人がレビュー登録、 18人が本棚登録しています
      ムーミン谷の彗星

      JanssonTove , 下村隆一

      講談社
      4.0
      いいね!
      • ムーミントロールがスナフキンと出会う記念すべき一冊です♪
        スナフキンの存在、持っている思想がとても好きです。それはトーベの生き方でもあるようです。

        『ぼくは、見るだけにしてるんだ。そして、立ち去るときには、それを頭の中へしまっておくのさ。
        ぼくはそれで、かばんを持ち歩くよりも、ずっとたのしいね。』

        子どもたちの大好きな旅の冒険物語です。
        川を筏で下り、滝に落ちそうになり、怪物に襲われり、嵐に竜巻にとてもスリリングな展開。奇妙な妖精たちも多数登場しますし、スノークのおじょうさんとの淡い初恋も微笑ましいです。すてきな洞窟にも憧れますね。

        でもこの物語を覆う空気は禍々しさに満ちていて旅を気楽に愉しむことはできません。文中にもイラストにも彗星接近の不吉なムードが溢れていてトロールたちの小ささがあまりに頼りないのです。
        恐れ逃げ惑う人びと、枯れ果てた海、干からびた地面、赤く染まった空に徐々に大きく熱くなっていく彗星の姿。楽しい要素以上に不安なムードが勝ります。

        それでもこの小説が子どもの本として素晴らしいのはスニフのこどもらしさにあると私は思います。

        スニフは小さな生き物ですが、そのためにとても甘えた性格をしています。
        欲、虚勢や嘘、嫉妬、無謀さと臆病さ、困った状況を人のせいにする、自制心のなさ、弱音を吐いたり生意気な態度をとったり……。でも子供らしい純粋さ、正直さ、愛情にあふれているのもスニフなのです。そして愛されたいという熱望が伝わってきます。
        そう。スニフこそがこの作品の真の主人公なのだと私は思います。


        【ストーリー】
        「地球がほろびる」というじゃこうねずみの言葉に平和だったムーミン一家は不安に陥ります。
        そこで、星を観測して宇宙が本当に黒いかどうか確かめるために天文台へと向かうことになりました。

        ムーミントロールとスニフの二人の冒険の旅の始まりです。

        道中、ひとりさすらうムムリクのスナフキンから、彗星接近の危険性を知らされます。スナフキンに加え、スノークの兄妹とも出会い、仲間が増えてゆきます。
        道中のさまざまな危機を乗り越え、ムーミンたちは生き延びることができるのでしょうか?


        「一ぴきのムムリク」や「どなった」などの言葉のチョイスにちょっとだけ違和感。
        スノークのおじょうさんがムーミントロールに「あんた」と呼びかけること。ムーミンが「…だぜ」という言葉使いをすること。にも。あまりいい印象を持たなかったですね。
        子どもの本はできるだけフラットに訳してほしい。キャラを作らずに、素直に翻訳してほしいです。

        忘れちゃいけない、もう一つの魅力はムーミンママ。
        そのおおらかさや優しさ。しょうがビスケットやケーキなど心をそそる手作りのお料理もね。
        >> 続きを読む

        2016/01/24 by 月うさぎ

      • コメント 12件
    • 他2人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      偉大なる、しゅららぼん

      万城目学

      集英社
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね!
      • 図書館でタイトルに惹かれてハードカバーを手に取り、
        先の展開が全く読めない状態で読んだのは久しぶりだったので、
        とてもワクワクして楽しく読めた。

        滋賀県の琵琶湖を舞台に、
        不思議な力を持った日出家と棗家の対立が描かれている。

        タイトルのしゅららぼんとは一体なんぞや?
        最初から訳ありな家族の様子に、どういう秘密があるのか?
        だだっ広いお城に住んでいたりとか、
        非日常的な世界観は、想像するだけでも面白い。

        最後の最後であの人が黒幕だったと分かったり、
        清子さんや淡十郎もちょっと変わってるけど純粋で良い人、良いヤツだった。

        転校生はやっぱアイツなのかな?!
        淡十郎の片思いはどうなっちゃうのかな?!
        なんて、読後のストーリーまで想像して楽しめる作品だったと思う。

        万城目学さんの本はお初でしたが、
        頭の中の妄想なのか、話してる言葉なのか分かりにくいところがあったけど、
        全体的に面白かったので、他にも気になるのがあれば読んでみたいかな。

        水が迫ってくるシーンなんかは王道っちゃ王道かな。
        >> 続きを読む

        2016/08/30 by starryeyed

      • コメント 4件
    • 他2人がレビュー登録、 23人が本棚登録しています
      オーダーメイド殺人クラブ

      辻村深月

      集英社
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 途中まで女子中学生の人間関係の話がメインで、当方男なので正直そこまで楽しめなかったのと、このままいくと最後のオチはどっちに転んでもあんまし面白い話にならなそう、、、と思っていたら!!
        最後はちゃんと意外性のある感じになって読後感良好でした。

        読了後ネットで本書名をキーに検索したら著者と大槻ケンヂの対談があって夢中で読んだ。
        そうかー『凍りのくじら』のあれはあれだったのかあ、とか、著者と同い年の自分は、彼女も若い頃、オーケンの曲で同じ感情を共有してたんだなあとか、楽しくてしょうがなかった。

        >> 続きを読む

        2016/12/28 by W_W

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 19人が本棚登録しています
      オリエント急行の殺人

      アガサ・クリスティ , 山本やよい

      早川書房
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 近日映画公開という事なので、また読んでみました。過去三回ほど読んでますが何度読んでも面白い。結末が分ってますがそれでも関係無い。ただ残念なのは、近場に映画館が無くなった事で、ツタヤにDVDが出るまで待つしかないです。また何時か読もうかな。 >> 続きを読む

        2017/12/03 by rock-man

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      心はあなたのもとに

      村上龍

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね!
      • 人と人のこころの揺さぶりを描いた大人の作品。

        人と人がむきあった時に発生する小さな思いのうずが、大きくなっていく。作品を読んでいると、既婚・未婚に関係なく、人が人を思うことを肯定できる登場人物をうらやましく思う。

        ”お前は恋人と会ってて辛いときってないのかって、いつも僕に聞くんだ。ワクワクするっていうか、会うのが楽しみで楽しみでしょうがない時期って、あっという間に過ぎていくだろう”
        こういうセリフは、なるほどなーとため息をつかされてしまう。


        人が人の内面をみて魅かれていく。それは家族を大切にする、とは別のこと。
        世間(日本)ではそれを不倫とよんでいるけど、1回の人生でとれだけ魂を揺さぶれるかを考えると不健全、という言葉でかたずけられない気もする。

        読みながら自分の人生と照らし合わせ、いろんなことを考えてしまった。

        仕事に追われていると、絶対に気付けないことを気づかせてくれるハートウォームな1冊。

        とても好きです。
        >> 続きを読む

        2014/11/20 by aldebaran

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      檻の中の少女

      一田和樹

      原書房
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      • サイバー空間での駆け引きが一件落着しこれで終わりかと思いきや、
        そこからパズルがはまりだしてストーリーが加速しだし、
        それすらも犯人の掌の上であったという、
        ビックリするような復讐劇が繰り広げられていました。

        サイバーものというふわっとした情報で手に取り読み始めましたが、
        気がつけば全く違うジャンルの作品を読了していました。

        「復讐劇」をより深く理解するためにも、エピローグを読むことは欠かせません。
        >> 続きを読む

        2015/09/15 by Mossan

    • 他2人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      僕は、そして僕たちはどう生きるか

      梨木香歩

      理論社
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね! Moffy
      •  「そう、人が生きるために、群れは必要だ。強制や糾弾のない、許し合える、ゆるやかで温かい絆の群れが。人が一人になることも了解してくれる、離れていくことも認めてくれる、けど、いつでも迎えてくれる、そんな「いい加減」の群れ。」
         終盤のこの言葉にぐっときました。

         人の心は、口の狭い花瓶のようで、手を入れて探っても、分かるようで分からなくて、しまいには手がつっかえて、とうとう中まで入れなくなって...それで悲しんだり、友達なのになんで教えてくれなかった、またなんで理解できなかったんだろうと嘆く。
         でも、それはそれで、「しょうがない」と割り切らなきゃ。
         それが、相手に対しての優しさでもあると、今思えるようになった。
         「いい加減」で良い。
         そして、自分を捨てず、自分らしく生きていき、ほんのりとした優しさがあれば、いい。
         
         コメントを読みながら、この一冊でそれぞれが捉える観点が違って本当に面白いと思う。
         しばらく経って読み返せば、私もまた新しく得るものが出てくるかもしれない。
        >> 続きを読む

        2017/10/23 by deco

    • 他2人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      ゾーンに入る技術 「驚異の集中力」が最高の能力を引き出す!

      辻秀一

      フォレスト出版
      2.5
      いいね!
      • 時間の感覚がなくなるほど、ある行為に没頭した状態『フロー状態』から生まれる極限の集中状態が『ゾーン』。
        認知脳が感じる外的要因から来る囚われや揺らぎに影響されず、内なる楽しい・嬉しいという感情から生まれるフロー状態(それを作るのはライフスキル脳としている)から集中力が生まれゾーンに入れるのだそうだ。外界を認知する脳と内部から集中力を生み出すライフスキル脳の2つをバランス良く使えるバイブレインが理想的、との事。
        以下、備忘録
        ・脳の認知機能が集中を邪魔する、フロー状態が集中力を作る、外からやらされているのではなく内なる気持ちから進んでやっている状態、バイブレイン、ノンフロー状態はゆらぎや囚われの状態、環境、出来事、他人の影響、
        ・脳は勝手に意味付けする、集中を生み出すライフスキル脳、外部に向く認知脳。
        ・ライフスキル脳の磨き方、知識・実践・シェア。ミスするなと注意するとミスに囚われ集中できない。
        ・楽しい、嬉しいなどのフロー感情でスタートする、内発的動機でゾーンに近づく、文句は集中の最大阻害要因、カイロスタイムとクロノスタイ
        ・2つの脳をバランス良く使うバイブレイン、内側に向くライフスキル脳、認知脳が意味付けしているという事を意識する、自分の意味付けに敏感になる。言い訳は外部要因に任せている事の宣言でしかない、自分の感情・心は自分で決める事がライフスキル脳につながる。
        ・集中出来る言葉を選ぶ、どんな言葉を自分に投げかけているか、好きな事を考えるとフロー状態に近づける、好きという感情を大事にする、一生懸命と楽しいの並列が大事、結果に楽しさを求めるのは認知脳でフローに入りづらい。
        ・過去か未来を引っ張られずに、ライフスキル脳は今を考える、今に全力、今に生きる。揺らぎや囚われのリストアップから起こった後に変えられるか確認、変えられないモノは脳に持ち込まない、プリペアリング思考、起こらないように準備する、与える心がフローを作る、マイケルジョーダンのリスペクトマインドとフォワード法則、嫉妬はノンフローを作りやすい、応援思考はフロー化につながる、好きだという感情からはいる
        ・深い呼吸と笑顔が大事。
        >> 続きを読む

        2017/12/04 by aka1965

    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      万能鑑定士Qの事件簿 - Ⅸ

      松岡圭祐

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 「万能鑑定士」の5巻と若干、繋がりのある、9巻!
        これだけ読んでもいいですが、先に5巻を読んでおくと、更に面白いと思います!

        莉子と小笠原さんの関係が着実にいい方向に進んでいると、私は思いました!
        莉子が小笠原さんを意識し始めているような箇所があったので、今後に期待ですね♪
        >> 続きを読む

        2014/03/02 by ゆずの

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 18人が本棚登録しています
      ソードアート・オンライン

      川原礫

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • (登録前に読んだ本)

        1回目の読了。2012.12.8
        購入したものを読了。

        2回目の読了。2015.9.28
        再読2回目。アスナと「絶剣」ユウキとの出会いと別れを描いたエピソード。最後の別れのシーンは反則級。読んでいて泣きそうになる。でも、こんな風に死の瞬間を看取られたら幸せだったと思えるだろうなとも感じる。「ガンゲイル・オンライン」編とこの「マザーズ・ロザリオ」編はアニメ未鑑賞なのでアニメも機会を見つけて鑑賞してみようと思う。感想はこんなところです。
        >> 続きを読む

        2016/09/27 by おにけん

    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      ポトスライムの舟

      津村記久子

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 首相が「一億総活躍プラン」を掲げるずっと前に、労働者を取り巻く現実と職場環境を文学に昇華させていた著者の皮膚感覚に敬意。

        正社員になってもモラハラ、パワハラなどで撃沈された人々がジプシーのようにさまよう時代。

        仕事を3本かけ持ちしても、明日が見えない主人公の薄給生活はこの国のリアル。

        自分の年収と街によく貼ってある世界一周旅行の費用を計りにかけ、時間を金で売るアラサー主人公の心象に新しいブロレティア文学の香り。
        >> 続きを読む

        2018/05/06 by まきたろう

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      ふしぎなキリスト教

      大沢真幸 , 橋爪大三郎

      講談社
      カテゴリー:キリスト教
      4.4
      いいね!
      •  有名な社会学者二人が、キリスト教の疑問に思われる点について、あれこれと対話している本である。素朴な疑問やツッコミどころを、大澤さんが、遠慮なく次々吐き出している所が面白い。逐一、自分の言葉でそれに説明を加えてくれる橋爪さん、それに対しまた思ったことを返す大澤さん…… キリスト教に関心はあるけれどよくわからない、という人でも、結構楽しんで読めると思う。

        ********

         われわれ日本人で、キリスト教徒ではない人にとって、聖書には、読んでいると、どう考えても理不尽だろう、と思われる記述がある。カインとアベルの話も、マリアとマルタの話も、放蕩息子の話も。
         たとえばカインとアベルの話(p.228あたり)を見てみよう。兄がカイン、弟がアベル。カインは農業を、アベルは遊牧をおこない、それぞれ収穫に恵まれたため、初物を神にささげたが、神はアベルの捧げものを喜び、カインのささげものを喜ばなかった。それでカインは怒って弟のアベルを原っぱにい呼び出して刺し殺してしまう。すると神は、カインを殺人の罪で糾弾し、追放する。ここで、なぜ、神はカインのささげもののほうを喜ばなかったのか、については書かれていない。理不尽だ。だけど、そこで嫉妬の感情を持ったり、怒ったりしてはいけないのである。
         人間って必ず、自分より恵まれている・あるいは恵まれていない立場にある人をみつけてしまうもの。他人と自分を比べてしまうもの。生きてたら、ぱっと見、そういう差異に遭遇する経験って絶対あるものじゃないですか?で、それはあって当然だし、いちいちそこに腹を立てたり異議を申し立てちゃいけないっていうのが一神教で、そのことをまず最初に示しているのがカインとアベルの物語だ、という。この部分の説明は、かなり説得的に感じた。
         また、キリスト教には「宗教法」がなく、神がこの世をつくってからそのまま出て行ってしまっているので、神を信じた人間たちがその世界を、理性を通じて分析・研究・発展させる可能性を残していた、という点も面白い(p.315あたり)。 ウェーバーのプロテスタンティズムと資本主義を関連付ける論説は有名だが、たしかに、自然科学の発展の端緒となったものを作り出していったのは宗教改革頃のヨーロッパ世界で、そこに生きた人々は熱心なキリスト教徒だったりもする。熱心な宗教者がそうやって、現世のことの分析に必死になるのって、ほかの仏教やイスラム教の信徒にはない、珍しいことなんですよね。
         キリスト教徒が現世の仕組みにも関心を持って調べたのは、この世界が神によってつくられたもので、そこには、一定の秩序があると考えていたから。人間に与えられた理性を用いれば、ある程度まではそれを説明できると思った。他方、説明できない部分、たとえば先に述べたカインとアベルみたいな不平等さもあることを受け入れていて、それは、完全に神の意思で<恩寵>の働きによるものだとしている。そんなふうに受け入れることができるのは、信者だからで、そういう意味ではもちろん、他との区別がある。けれど、キリスト教というのは、非キリスト教徒や、非宗教的な世界とべつの宗教世界をつくって閉じこもるものじゃなくて、そういう外部をもつくりかえていく力を持つものだったのだと言う印象を受けた。


         そう、一般的には、キリスト教が支配する世界を「脱して」あるいは「排して」、世俗化・近代化や科学技術の発展が成し遂げられた、と考えられがちだけれども、そうではなくて、キリスト教世界が「あったからこそ」、そうゆう発展が可能になったわけである。
         その意味で、現代人が、キリスト教が支配的であった西洋中世世界に関心を持つことは意味のあることだし、キリスト教について、この本にあるみたいに、ちょっと考えてみることは、かなり有意義なことなのだ。そう実感させてくれる、興味深い1冊でした。
        >> 続きを読む

        2017/05/22 by 理子*

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています

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