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2011年5月発行の書籍

人気の作品

      神様のカルテ

      夏川草介

      小学館
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね! tadahiko
      • 再読。

        でも、面白かったーーー!
        そして、感動したーーーー!!!!!!!!!!!!

        何年ぶりに読んだかな。随分前に、それこそ刊行当時に読んだと思うのですが、久しぶりに隣の部屋を見たらふと棚にあって、「あ、読んでみよう・・」と思い読み始めたら面白くて止まらなくてほぼほぼ一気読み。この梅雨寒の夜にひっそりとでも味わい深く、熱く読み、今ほど読み終わりました。

        こういう医療系の話ってちょっと苦手なんですよね。
        読んでると当たり前ですがいろいろな病気やその病気で苦しんでいる人たちの描写があって時には病気や症例が詳しく書いてあって「あ、そういうことも起きるんだ・・」と要らぬ知恵がついたりしてそれが「ああ、もしかしたら大事な人がそうなったら・・・」とか不安が不安を呼んで怖くなったりするんです。自分も特養ホームに父が入所していまして今は元気に日々を暮らしていますがいつどうなるかはわからないですしいつ何が起きてもおかしくない年齢でもあるので本当に怖くなって想像が妄想を呼び苦しくなったりします。だから、基本こういう作品は読まないようにしています。


        ですが、この「神様のカルテ」はそういう暗い話も登場人物たちのコミカルででもあたたかく毀誉褒貶なやり取りで読んで怖くなり震えている自分の心を温めてくれる。時に怖くなっても勇気や感動を齎してくれる・・そんな光と影を内包した不思議な作品だなぁと思うんです。


        主人公の一止に我が愛しの細君。男爵に学士殿。看護師の東西に外村さん。次郎に水無さん。化かされ続けてる大狸先生に古狐先生。名前を列挙しているだけでこの面々の賑やかな笑い声が聞こえてくる、そんな良い意味の錯覚を覚えるくらいのキャラクターたち。みんながみんないろいろな想いを抱えて真っ直ぐに生きている様は本当に勇気をもらえます。基本、小説の中の話は創作物として一線を画しているのですがこの作品だけはそうはいかないといいますか、なぜかリアリティを伴ってズバズバと自分の心と躰に刺さるんです。


        だからかもしれませんが、何度読んでも涙は溢れ流れ落ち、寂寥感のなか不思議とあたたかい気持ちになり気がつけば捲る頁が無い・・という現象が起きているんです・・・全くもって不思議です。


        今回も安曇さんの話では滂沱の涙が滴り落ちました。
        人は孤独だけれども決して不幸ではない。そんな当然のことを思い出させてもらえました。


        2巻もどこかにあるはずなのでもしまた偶然見つけたら本を開いてみたいと思います!


        ちなみに個人的に好きなキャラクターは看護師の東西ですね。
        こんな器量があって仕事バリバリこなして淹れるコーヒーが美味い。そして、可愛い・・・なにを迷う必要がありましょうか・・・!笑


        ああ、自分にも美味しいコーヒーを淹れてくれる天使、現れないかなぁ・・・


        ・・・コホン。
        逸れました・・・すみません(笑)


        たまの夜更かしもいいんじゃないでしょうかね。


        今回も良い読書が出来ました!!
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        2019/07/07 by 澄美空

    • 他10人がレビュー登録、 44人が本棚登録しています
      キネマの神様

      原田マハ

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! Micchaaan
      • 良い小説だなあ。自分は熱狂的なシネマのファンではないけど、ここで取り上げられている作品のいくつかは見たことがあって、感動したことを思い出した。主人公の歩を通して描かれた家族や映画を愛する者たちのそれぞれの立ち位置もしっかり描かれていて、ほのぼのとした幸せ感が漂う。最後は期待通りの感動のシーン。映画そのもの。一気に読んでしまったな。名画座で映画を見たくなった。 >> 続きを読む

        2019/03/11 by KameiKoji

    • 他6人がレビュー登録、 23人が本棚登録しています
      殺人鬼フジコの衝動

      真梨幸子

      徳間書店
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね!
      • これは凄い。凄すぎて暫く呆然としてしまいまった。
        フジコは、短絡的で刹那的、幼稚で安易な思考や行動により、上っ面の幸せを無理無理に獲得していく。殺人も都合良く使って。
        けれど、見栄と虚栄で自ら飾り立てたそれはあまりに脆く、結局、思う通りにはならない。
        嫌悪していた母親のカルマは、しっかり受け継がれていく。
        フジコは余りにも自己中心的ではあるけれど、ある意味、純粋とも言える。彼女は生粋のサイコパスなのだから。
        3代にわたるカルマより恐ろしいのは、偽善の皮を被った人間。
        最後の死亡記事、心の底からゾッとしました。
        >> 続きを読む

        2017/10/27 by ももっち

    • 他6人がレビュー登録、 29人が本棚登録しています
      困ってるひと

      大野更紗

      ポプラ社
      3.9
      いいね!
      • ほんと困ってるよこの人。
        そりゃこんな状況になれば誰だって困るよ。
        困んないわけないよなー。

        という訳で難病患者への制度拡充は大事である事が実感できる一冊。
        >> 続きを読む

        2016/03/03 by W_W

    • 他5人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      図書館革命

      有川浩

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね! ukarei
      • 遂にきました本編最終巻!!

        笠原、堂上のカミツレデートから空気は一変。

        作家当麻蔵人を護るために様々な策が講じられていくが、
        状況は悪化する一方で…。

        そんな中行われた会議では誰も思いつかなかった起死回生の策が
        まさかの笠原から飛び出す!!


        漫画で唯一気になってたシーンがあって、
        当麻先生が笠原に「堂上郁さんになられた際には…」なんて、
        あれはちょっとないわー(´Д`;)
        って感じだったんで、小説にはなくてホッとした。

        あとは最後のショートストーリー"プリティ・ドンカー"。

        珍しく柴崎が弱いところを見せてるなーと思いきや、
        酔っ払っても柴崎は柴崎でしたね(笑)
        手塚もいい加減鈍すぎるぞー!!

        と言ったところで、図書館戦争シリーズは一旦完結です。
        別冊としてまだ2冊残ってるので早いとこそいつらも読了して、
        またコミックでも引き続き楽しめたらいいかなーと思います(^^*
        >> 続きを読む

        2016/10/31 by starryeyed

      • コメント 8件
    • 他4人がレビュー登録、 73人が本棚登録しています
      幸福な生活

      百田尚樹

      祥伝社
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね!
      • H23年6月10日


        最後の一行にオチが。
        思わず「コワ〜!」と、思ってしまうオチだったり
        なんとなくこういう終わりかなと、想像できるものもありましたが
        どの話も面白かったです。

        やっぱり、うまいなぁ…って、思いました。




        >> 続きを読む

        2017/07/18 by ゆ♪うこ

    • 他4人がレビュー登録、 18人が本棚登録しています
      犯罪

      SchirachFerdinand von , 酒寄進一

      東京創元社
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 12月といえばシーラッハかな、と思って、図書館で借りてきました。不穏な表紙が実によい。

        連作短編集なのですが、一貫して事件に関わった弁護士の視点で語られます。犯人たちは弁護士には本当のことをいったり、あるいは黙っていたり。文章が実にうまいのは、翻訳も良いんでしょうね。著者のシーラッハ自身が、弁護士です。

        ミステリの一種ではありますが、ミステリに区分するのはちょっと違う気がします。冒頭の「フェーナー氏」は妻の支配に耐えかねて妻を殺した医者をどのように裁くか、という話なのですが、こういう高瀬舟的な話が続くのかと思ったらそういうわけではなかったです。知恵を働かせて陪審員を出し抜く話とか、追い詰められて犯罪を犯したその顛末が淡々と語られる話とか、無罪を証明するために語り手の弁護士が探偵役のようなことをしたり、いろんなケースがあります。
        全編通して、なんらかの犯罪の判例が続きます。

        しかし、正直私は、自分が被告人として法廷に立つようなことは絶対にしないとはいえません。人だって、殺してしまうかもしれない。被告人は私かもしれない、少なくとも彼方の誰かといえるほど遠いものでもない、状況によっては誰だってそういう状況に陥ってしまうかもしれない、というのをひしひしと感じる短編集でした。

        シーラッハはドイツの作家なのですが、祖父がナチスの高官だったんですよね。それをわざわざ著者経歴に書いているんです。
        あの時代、ナチに加担せずにどうやって生きていけたでしょう?
        戦争は津波のように、一般市民には抗え切れない罪を背負わせるもののように思います。幸い経験したことはないのですが。
        シーラッハの経歴を思って読むと、いろいろ考えます。
        >> 続きを読む

        2016/12/03 by ワルツ

      • コメント 2件
    • 他4人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      てふてふ荘へようこそ

      乾ルカ

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • てふてふ荘…という名前に魅かれて手に取りました。
        全6室ある家賃1万3000円の古いアパート。このアパートの各部屋に住み始めた翌朝、そこにもう一人の住人が現れます…。

        先に住み着いている住人とあとからの入居者との交流が温かく、かつ大家さんの人柄にもほっこり。。。

        第1~7章が1号室~6号室、そしてみんなが集まる集会室になっていて、各部屋の住人たちの短編のようになっていて、段々、話がつながっていきます。

        こういった、はじめは別々の話なのに、そのうち段々つながりが出てきて最後には…という話、好きです。
        >> 続きを読む

        2017/08/25 by taiaka45

    • 他3人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      サヴァイヴ

      近藤史恵

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.2
      いいね!
      • 危惧した通り、最高峰を舞台にした前作からはやや物足りなく、陰湿話に食傷気味。

        2019/05/16 by hiro2

    • 他3人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      れんげ荘

      群ようこ

      角川春樹事務所
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 憧れの(?)早期リタイヤ生活!

        これは何も事件が起きない(;´Д`)
        起きたところも読んでみたいな。
        今後もシリーズ化してもらいたい。
        だって極上のファンタジーなんですから。「働かない」って!!

        (amazon解説)
        月十万円で、心穏やかに楽しく暮らそう! ―――キョウコは、お愛想と夜更かしの日々から解放されるため、有名広告代理店を四十五歳で早期退職し、都内のふるい安アパート「れんげ荘」に引っ越した。そこには、六十歳すぎのおしゃれなクマガイさん、職業“旅人"という外国人好きのコナツさん・・・・・・と個性豊かな人々が暮らしていた。不便さと闘いながら、鳥の声や草の匂いを知り、丁寧に入れたお茶を飲む贅沢さを知る。ささやかな幸せを求める女性を描く長編小説。
        >> 続きを読む

        2018/08/17 by motti

    • 他3人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      憂鬱でなければ、仕事じゃない

      藤田晋 , 見城徹

      講談社
      カテゴリー:人生訓、教訓
      3.6
      いいね!
      • 先に『たった一人の熱狂』を読んでしまったのがまずかったのかもしれないが、とにかく思ったのは「藤田氏のページ、いらなくない?」ということ。基本的に見城氏の名言と自身による解説のあと、藤田氏がコメントをつけている構成なのだが、見城氏の名言と解説だけで十分メッセージ性が高いし、藤田氏の文章にそれを上回るような「熱さ」がないので、なんだか尻切れトンボのようなものになってしまっている。年の功なのかキャラクターの違いなのか、藤田氏の哲学はきっといいものであるのに違いないのに、完全に見城氏に食われてしまっていたのが残念 >> 続きを読む

        2015/10/29 by Ada_bana

    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      山魔(やまんま)の如き嗤うもの

      三津田信三

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!

      • 三津田信三の刀城言耶シリーズの4作目の「山魔の如き嗤うもの」を読了。

        奥多摩・神戸地方の初戸集落に伝わる成人参りの儀式を行なっていた靖美は、「乎山」と呼ばれる禁域に迷い込んでしまう。

        山中をさ迷ううちに辿り着いた一軒の家には、奇妙な一家が棲んでいた。
        昔、奥戸集落の鍛炭家を出奔した立一が、山野を漂泊した末に戻って来たのだという。

        この家は、かつて立一の甥の立造が、自分を騙した山師たちを皆殺しにしたと噂された現場だった。
        その夜、不気味な影が現われて奇怪な数え唄を歌い、朝になると一家は煙のように消え失せていた。

        彼らは、この地方に伝わる山の怪「山魔」だったのか?-------。

        この刀城言耶シリーズの第四弾は、前作と直接的にリンクしている。
        前作の編中を通り過ぎた言耶が向かった先が、この作品の舞台となる神戸であり、物語としては、その後日譚に当たる。

        今回のテーマは、人間消失と童謡殺人の二本立てで、言耶もすでに一通りの怪異蒐集を行なった後であるせいか、怪奇味は薄いと思う。

        その分、彼に当事者性があり、非合理な存在の恐怖というよりは、主体の不明な悪意と対峙するという構図になっていると思う。

        その核にある、徹底的に錯綜するトリックは、このシリーズの常である、二転三転する推理の体現と言えるだろう。

        >> 続きを読む

        2018/07/27 by dreamer

    • 他2人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      虚夢

      薬丸岳

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 今回は刑法39条への訴えだけかと思いきや、それだけでは終わらない薬丸さん。
        最高です!
        内容は重いところもあり、主人公の妻が壊れて行く姿にすこし胸が苦しくなるところもありましたが、なんとか最後まで読んだところ、えぇーと、思わず叫びそうになりました。

        法律については無知に等しい私ですが、薬丸岳さんの本で日本の法律の不備に気づくことが多くなってきています。

        >> 続きを読む

        2017/01/18 by あんこ

      • コメント 1件
    • 他2人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      天と地の守り人

      上橋菜穂子

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.8
      いいね! niwashi
      • 2018/6 11冊目(今年通算100冊目)。三部作の最終巻。新ヨゴ皇国の帝とチャグム皇子の対話のシーンで、チャグム皇子の成長ぶりが印象的。誤った政策をとった帝の責任の取り方も何か切ない。この物語の良い所は、記号的な考え方を持った人物がいなくて、どの登場人物もこれといった考えをもって行動をしているので、読んでいてどの登場人物の行動にも納得がいく。ともかく本編はこれで完結。残りの短編集もしっかり読んで、この作品を隅々まで堪能したいと思う。

        >> 続きを読む

        2018/06/23 by おにけん

    • 他2人がレビュー登録、 22人が本棚登録しています
      君がいない夜のごはん

      穂村弘

      NHK出版
      3.8
      いいね!
      • 1962年生まれの歌人の方の作品。
        図書館で表紙をみて何気に借りてみたら、これが面白い。

        食に関するエッセイなのだが、高尚な食事についてかかれているわけではない。
        子供のころ麦茶に砂糖を入れていた、とかいちごを牛乳にいれて先割れのブツブツスプーンでつぶして食べていたなど幼少の記憶を、大人の表現力を巧みにつかいおもしろく表現されている。

        ゆるーく読むと楽しい。
        >> 続きを読む

        2015/10/04 by aldebaran

    • 他2人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      DVD付き 樫木式・カーヴィーダンスで即やせる! (GAKKEN HIT MOOK) 踊るほどにくびれができる!

      樫木裕実

      学研マーケティング
      カテゴリー:理容、美容
      3.0
      いいね!
      • この本が一時期流行になった時に姉から借りてどんなものなのか試してみました。

        「楽しい!」と表紙に書いてあるが、楽しくない・・・。
        むしろ、先生みたいにうまく出来なくてちょっとイラっと。笑

        15分ほど体を動かしていたので、じわ~っと体が温まった感じはしました。毎日続けていけば効果はあるのかもしれませんが、自分はたったの一回で終了。合わなかったみたいです^^;

        >> 続きを読む

        2014/12/15 by mona

      • コメント 4件
    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      虚構推理 鋼人七瀬

      城平京

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 最近、『マガジンイーノ』(QEDが載ってる雑誌)
        で漫画版の連載が始まり、それが面白かったので
        ネタバレ覚悟で原作に手を出してみました。

        妖怪から『一眼一足』と呼ばれるヒロイン、岩永琴子と
        妖怪から恐れられる青年、桜川九郎のコンビが
        『鋼人七瀬』と呼ばれる怪人と戦うというストーリー。
        この二人に九郎の元カノ、紗季も加わり、三人の掛け合いが
        いい味を出しています。

        推理と銘打ってはいますが、そういった要素は
        ほぼ皆無で最終的には討論、ディベートものの様相を呈します。
        恐らく、作者が一番書きたかったのはここでは無いかと思います。
        虚構に更なる魅力的な虚構をぶつけ、それを打ち消すという
        発想には脱帽しました。
        後に続きそうな伏線も用意されているので、是非続きが
        読みたいですね。
        >> 続きを読む

        2015/08/16 by UNI

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      決壊

      平野啓一郎

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • はじめて読む作家さん。

        この作品は上下巻と大作であるが、上巻では正直言って冗長と感じた。
        とにかく知識を披露したくて仕方がないと感じられる。
        物語と絡め、時にはこの会話必要なのかと思える程強引に知識を織り込んでくる。
        三島を語りキリスト教を語り。あれを語りこれを語り。
        もうお腹いっぱいです。
        はいはい、わかりました。
        平野さんは物知り。知識が豊富。
        でも、辟易する。
        これがなければ、もっと短く纏められた作品だと思う。

        下巻をつづいて読みます。
        作品自体の感想は下巻読了後。
        >> 続きを読む

        2015/10/11 by jhm

      • コメント 6件
    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集

      寮美千子

      新潮社
      カテゴリー:詩歌
      4.5
      いいね!
      • 読み始めて、いきなりガツンときました。素人の詩と侮ることなかれ。人間は、ことに少年は、いつでも変われるんだ。

        出版社からのコメントによれば、2007年から、全国でも奈良少年刑務所でのみ行われている先進的更生教育「社会性涵養プログラム」。

        プログラムの実際は知らないが、ことばが心をゆさぶる現実をまざまざと見た。
        >> 続きを読む

        2014/06/28 by junyo

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      その日まで―紅雲町珈琲屋こよみ

      吉永 南央

      4.0
      いいね!
      • 70才を過ぎてからコーヒー豆と和食器のお店を営む気丈なおばあさんのお話で、シリーズ第2作目です。

        舞台は地方の穏やかな土地で、
        お店に訪れるお客さんの身の回りのちょっとした出来事のあれこれが描かれ、おばあさん自身も離婚をしたり息子をなくしたりの傷跡があって、コーヒーの香りとともに人生の苦みまでも味わせてくれます。うまいポジショニングの小説だなと感じます。

        タイトルや、紬をきりっと着て観音様に毎日手を合わせるなどのさりげない設定のセンスがいいと思います。ちょっと距離感のある文章が上手な作家さんだと思いますが、最後に事件が複雑になってくるところで文章がわかりにくくなり、心理描写がしつこくなるようなところが残念でした。
        >> 続きを読む

        2015/03/05 by noriko34

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています

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