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佐々木譲
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道警で働いていた仙道はある事件によってPTSDになり、診療のため休職していた。そんな仙道に相談事として、持ち寄られた依頼にこたえていく6編の連作短編集。未解決であったり、現在進行形の事件を脇から見ていくことで、結果的に仙道が事件の真意に近づいていく構成。休職前の人間関係もありで、自分が花を持つ必要はない葛藤が。単純に解決という道ではなく、自身が復帰という目標があることで事件にも深みが出る仕組み。 >> 続きを読む
2019/06/18 by オーウェン
東野圭吾
文句なし! さすが東野圭吾氏。痛烈な笑いあり、あっけらかんとした笑いあり、涙がほろりと出てしまうじんわりとした感動あり、負けるもんか!と応援したくなる人間ドラマあり。読みやすくて、楽しくて、読んでいる最中はとても幸せな世界に浸れます。出版をめぐる短編があつまっている。これらの短編はそれぞれがつながっていって、最終的にはじーんとする大きな感動が、うん、明日もがんばろう☆ と心の底からほんわかとする大きな感動が待ち受けていた。この読後感が東野圭吾氏なんだよな~。正直、そんなことを書いていいのか、おい、おい、東野氏、そんなこと書いて干されたりしないのか~、と心配になったりもしますが、いえいえ、東野氏だからこそ、ここまで、こういう言葉で書けるんでしょう。それぞれの短編はもちろん、巻末の「巻末広告」まで手を抜かない。実はこの巻末広告が妙である。そして巻末広告で私たちは知るのだ。唐傘ザンゲさん 「もっと大きい賞」=直木賞取られたんですね!奥さまも義父である奥さまのお父さまも、みんな、みんな、おめでとうございます☆読んで損をしないおススメ本です。====データ======新人編集者が目の当たりにした、常識破りのあの手この手を連発する伝説の編集者。自作のドラマ化話に舞い上がり、美人担当者に恋心を抱く、全く売れない若手作家。出版社のゴルフコンペに初参加して大物作家に翻弄されるヒット作症候群の新鋭…俳優、読者、書店、家族を巻き込んで作家の身近は事件がいっぱい。ブラックな笑い満載!小説業界の内幕を描く連続ドラマ。とっておきの文庫オリジナル。 >> 続きを読む
2020/04/15 by まみー
誉田哲也
とうとうクライマックス。宿敵「黒沢」との対決。そして早苗との勝負は・・・エイティーンではその他に早苗の姉「緑子」や吉野先生、桐谷道場のスピンオフ作品もある。本当にこのシリーズは部活もの=友情というベタな作品であるが、涙、涙の場面が沢山出てくる。この作品をチョイスしたのは大正解で、好きな作家の好きな作品は何度読んでも良い!再読ってやっぱりいいなって感じました。 >> 続きを読む
2020/06/06 by わくさん
DiamondJared M. , 倉骨彰
3月の課題図書。現代世界における各社会間の不均衡についての疑問から、プロローグとして展開されていきます。世界の富や権力は、なぜ現在あるような形で分配されてしまったのか?なぜほかの形で分配されなかったのか?1万3000年にわたる人類史の謎を、進化生物学、生物地理学、文化人類学、言語学など、複数の環境的要因から解き明かされます。スペイン人とインカ帝国の激突について、食料生産について、家畜化できた動物について。人類が辿ってきた歴史を足元から知っていくようで、わくわくしながら読みました。ただ繰り返し述べていたり、無駄に長く感じたりする場面も多々あり、冗長さを感じながらですが。例えば将軍ピサロが皇帝アタワルパを捕虜にしたエピソードですが、なぜピサロが勝利したのか、おそらくほとんどの読者は簡単に想像できると思います。しかしその説明に多くのページ数をつぎ込んおり、内容のおもしろさよりも説明の不必要さにうんざりさせられました。それぞれの長々とした説明も、第3部「銃・病原菌・鉄の謎」で感染症の話になるとがらっと変わりました。今までの説明がこのためにあったのかとおもしろくなって!私たちは感染症対策で、自粛で我慢を経て、敵の情報収集を今まさにしているところです。ウイルスがどのようにやってきて、どれだけの人を殺したのか。病原菌の歴史を知ることがこんなに身近なことになるなんて、思ってもみませんでした。 >> 続きを読む
2020/12/09 by あすか
道尾秀介
再婚したばかりの母が突然の7か月前に事故で死に継父・添木田睦男と暮らす兄の蓮19歳と妹の楓(中3)突然の事故で母親が亡くなり蓮や楓に暴力を振るうようになり会社を辞めて部屋に引き籠るようになった継父・睦男暴力を振るわなくなったと思ったら楓に性的な目で見るようになる睦男に殺意を抱いた連は事故を装った小細工をするがその前に楓が……心臓の弱かった母が海の事故で死にその顔見知りのお姉さんだった圭介と父が結婚。しかし父が病気で亡くなり継母の里江と暮らす溝田辰也(中2)と圭介(小5)の兄弟母親が亡くなったのは自分が余計な事を言ったからと心を痛めてる圭介里江を母と認めたくなくて里江を困らせてばかりいる辰也嫌がらせのため、蓮の働いている酒屋で嫌がる圭介にジュースの万引きを強要自分も万引きをし……再婚相手に複雑な思いを抱いてる2組の兄妹、兄弟。全く関りがない2組の心理描写が交互に語られ話が進む睦男の死体を運び出す蓮と楓辰也と圭介は運び出すのを目撃そして脅迫状楓の誤解純粋に心配してた辰也これから家族としてやり直そうとしてた睦男睦夫の死の影に蓮のバイト先の酒屋のオーナー・半沢人のいい半沢には裏の顔があり裏の顔を知った時!!!!!Σ(ll||д゚ノ)ノ 思い込みが自分の中で真実になり‶大きな間違いに〟そしてタイミングの悪さがやがて取返しのつかない事態に…そしてそこに付け込む男が!! 辰也が里江に対して思ってた本当の気持ちこの兄弟は大丈夫だと思うけど真実を知った蓮と楓が悲しい解説を読んでなるほど!!と、思ったけど連と楓は今後どうなるのか?どちらにしても重たいモノを背負ってしまったなぁ雨さえ降らなければもう少し話合うことができたなら何かが変わってんだんだろうね…想像は人を喰らう…かぁ龍神が去った後はどうなるんだろう?重たい話だけど、面白かった(゚д゚)(。_。)ウン半沢の異常さも凄かったけどあれが本性なんだべね((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル前半思わせ振りな話で進んでいき後半真相が読めてしまうんだけど分かってからの怒涛の展開!!これ、意外と面白かったわ(≧∇≦)b OK降りつづける雨の表現と龍そしてどんよりとした閉塞感こ2組の兄妹、兄弟の心情が閉塞感とともに描かれている >> 続きを読む
2020/03/24 by あんコ
円城塔
めちゃスーパー・ウルトラ理系の人間が小説書いたら、めちゃスーパー・ウルトラ文系人間たちが描いてきた領域とまったく異なる世界観に到達しちゃうんだなぁ。文脈は小説然なんだけど、小説というフィクションの定義が揺らぐ難解な物語2編。人類が創造した文字、言葉がなんだか科学記号のような構造性の上に成り立っているような奇異な読書体験。読み手の感情に寄り添わなくても展開しちゃう新たな物語の発明か? 文学と自然科学と人類史がクロスオーバーに混乱しながらも、読み進むしかない文字魔力。 >> 続きを読む
2021/08/21 by まきたろう
町田尚子 , 東雅夫 , 京極夏彦
絵本カフェで…。読友さんおススメ。まさか絵本で怖い思いをするとは思わなかった!!ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ 内容と絵がピッタリ合ってる。 おばあちゃんの家で暮らしてみると気になる事が出てきた男の子気になって、気になって仕方がない……おばあちゃんの言うことはもっとも… 見えないモノは見えない でもね…… 見えるモノは見えるんだよ…。 さすが京極夏彦!!w(*゚o゚*)w おぉ >> 続きを読む
2017/06/12 by あんコ
山尾悠子
【冬眠者と人形】 何とも不思議な味わいの作品でした。 たいへんデリケートな作品です。構成としては5編の中、短編からなっています。 最初の「銅販」で、この物語全体を見通すような主題が語られているのでしょうか。 深夜の画廊で何かの物語の挿絵のような3枚の銅版画を目にします。 1枚目は「使用人の反乱」というタイトル。 秋の終わりの森の中、荷車に積み上げられた高貴な身分と思われる人達を、その使用人と思われる人達が投げ捨てているように見えます。 高貴な人達はまだ死んではいないようですが、ぐったりしています。 2枚目は「冬寝室」。 六角形の、塔の上の部屋と思われる部屋に男性とも女性とも見分けがつかない人物がベッドに寝ています。 そのそばには大振りな人形が描かれています。窓の外は冬の景色のようです。 3枚目は「人形狂いの奥方への使い」。 幾何学庭園に庭道具を手にした老人と木箱を担いだ旅装束の若者が描かれています。 山となった落ち葉が焚かれていて白煙を上げているのですが、常緑樹で作られた庭園に何故落ち葉があるのでしょう? その後に続く中、短編は、この銅版画のモチーフを基にして語られているようです。 2編目と3編目はまさにそうで、特に3編目の「竈の秋」という中編ではその城のことが詳しく語られています。 この描写が、「ゴーメン・ガースト」を彷彿とさせるのですよ。 ええ、マーヴィン・ピークのあの奇作です。 あれに近い感覚を味わいました。 ところが、4編目になると、舞台はいきなり日本に戻ってきます。 「これは?」とややとまどいを覚えたのですが、これは……人形つながりなのか? あるいは、季節の巡りを言いたいのか? そしてラストの「青金石」で静かに幕を閉じます。 余韻の深い作品です。 まるで夢を見ているような。でも、その夢は決して楽しい夢などではないのですけれど。 >> 続きを読む
2021/01/17 by ef177
北方謙三
童貫戦ついに終結。そこからの展開は、なんというか、誰も予想していなかったのではないか。未踏の領域に入った感じである。顧大嫂と孫二娘のかけあいは、もはや定番である。浪子燕青が加わった今回の酒盛りの場面は絶品。 >> 続きを読む
2017/10/12 by Raven
穂村弘
何だ!この日記は!?短い文章の中に、ギュギュッと笑いのエスプリが散りばめられている。日々のちょっとした引っ掛かりや空想が面白い。よく自分の日記を後から読み返すと恥ずかしいとか、誰かに読まれたら恥ずかしいとか聞くけれど、この日記に限っては当てはまらないだろう。変な話だが、こんなに面白く書けるなら、死ぬ前に日記を償却処分しなくても良さそう。遺族もきっと長く悲しまずこれを読んで笑ってほのぼのしてしまうだろう。 >> 続きを読む
2020/04/13 by taiaka45
3月の課題図書、下巻です。冒頭で書かれていた疑問、「あなたがた白人は、たくさんのものを発達させてニューギニアに持ち込んだが、私たちニューギニア人には自分たちのものといえるものがほとんどない。それはなぜだろうか?」。このアンサーである作者の持論が描かれています。人間社会の歴史の変遷の因果関係を地域ごとに展開していくには、いくらページがあっても足りない作業だと思います。しかし読んでいる方は繰り返し語られている部分も多く、上巻と同じ感想になってしまいますが冗長的と感じました。大陸ごとに異なる環境だったから、という視点はおもしろかったです。人間社会の歴史について学ぶなんて、いつ以来かな。課題図書でなければ出会わなかった本でした。上巻の「なぜシマウマは家畜にならなかったのか」と下巻のエピローグが特に興味深く、読ませてもらいました。 >> 続きを読む
2020/12/12 by あすか
田中美穂
二十一歳の若き女性が、本が好きというだけで地元の倉敷で古本屋さんをオープン。オープンはしたが採算にのらず、早朝と夜にアルバイトでお店を見よう見まねで食いつなぐ。でも、本が好きと言う一心で店番しているだけで徐々にお客さんがついてくる。本が揃わないので苦肉の策で、駄菓子とか手作り雑貨とか並べると倉敷の観光地というのもあって「蟲土産」と売れだしたり、売場を客席にして「夜の本屋」と銘打った音楽ライブが定着して人気をはくしたり、すべて売上ではなく、自然体で人寄り場所を広げてきた結果が地元でも注目のお店となる。今、TSUTAYAなどが文房具や雑貨などいろんなものを置きだして、足止め、売場での滞留時間をいかに伸ばすかと苦慮されてますが、小さいながらも実践されてきた結果でおます。倉敷に行けば、是非寄ってみたい本屋さんでおます。「蟲文庫」 田中美穂〒710-0054 岡山県倉敷市本町11-20 ☎0864-25-8693 >> 続きを読む
2021/05/28 by ごまめ
相場英雄
かつてWOWOWの連続ドラマを観て、いつか原作も読んでみようと思っていましたが、ようやく読了しました。この相場英雄の「震える牛」は、牛肉にまつわる疑惑と、居酒屋での殺人事件、そして生き馬の目を抜く小売業界を絡めた、重厚な社会派ミステリだと思う。刑事の着実な捜査、女性フリーライターの私怨も含めた執念の取材が、ある企業と産業の暗部に斬り込んでいく。事件のスケールは大きく、ディテールは細かく、登場人物は生き生きとしていて、ぐいぐいと読ませるんですね。尚、この小説のテーマである、食の安全に関わる食品偽装問題は、かつての雪印やミートホープによる牛肉偽装事件などは、既に過去の歴史と化したかも知れないが、その背景にあった、安売りに飛びつく消費者、疲弊する生産者、熾烈な競争の時代に生き残りを賭けて暴走する大資本などの社会状況は、まだ全く変わっていないのだ。この物語の課題は、十分、「今」の問題でもあるんですね。 >> 続きを読む
2019/02/18 by dreamer
今野敏
今作はアメリカ大統領来日のためシークレット・サービスとの共同戦線を張る。いきなりスケールアップした任務にいち署長が何をするのかという葛藤があるが、そこはやはり竜崎。いつものように立場の違いをあっさりと越えるため、日本とアメリカの立場のやり取りが始まる。それに加えて竜崎が女性の警護官に恋に似たものを感じ取りあたふた。伊丹との真面目なやり取りが逆に可笑しさを誘う。痛快という感じではないが、ある意味番外編のような印象を受けた。 >> 続きを読む
2018/01/22 by オーウェン
瀬尾まいこ
kindleで読んだ。関西あるあるが満載の小説だった。ノリや話し言葉がとてもリアルだっただけにとても軽い印象を受けた。一見とてもしょうもない話だが、地元ってやっぱりいいなと思える小説だった。東京に来て、右も左も分からない兄を翻弄しようとする9歳年上の専門学校教師の女の計算高さが目に見えてとても嫌悪感を感じた。そんな女にも夢中にならず兄は結局地元の大阪に帰ってしまうので、読者としては気分が良かった。まぁ面白かったが、本で買ってたらブックオフに売っていただろうな。エンターテイメントな、その時だけを楽しむことを目的とした小説だった。 >> 続きを読む
2016/01/18 by snoopo
乾緑郎
第9回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞受賞作。 全員一致で決まったとのことで、そろそろかなと積読の山かkら下ろしてきた。テーマが「胡蝶の夢」。読んでいくうちにそれらしい雰囲気も感じられるようになってきたが、時代が違うので夢を探る機器も現代的で、夢なのか現実なのか、作者の意図はとても面白い。 主人公は漫画家の女性。奄美の島で幼い頃弟を亡くしている。 西湘にある病院で、技師が立ち会って昏睡状態の弟の意識と繋がる実験(セッション)を受けている。そこで弟が強い自殺願望があるのを知る。 一時的に頭にチップを埋め込むSCインターフェイスを採用して、脳を刺激してお互いの感情を呼び出し、ドリームボディを共有する(センシング)、技師は記録をとっている。 漫画を描くには様々な行程があり、忙しくなったので助手を雇い、指導をうけた編集者もいる。だが時代の波で漫画雑誌が刷新され連載が打ち切りになった。時間が出来るがマダ仕事が残り後始末の段階になっている。リビングに不意に弟が現れる。そして部屋でピストル自殺をするが、気がつくと夢か現実か弟は既に跡形もない。 編集者は、実験の様子をまるで「胡蝶の夢」のようだねといった。私の意識か、弟の意識か、現実なのか、幻なのか。 繰り返し思い出す、奄美の海。そこの磯で満ちてきた潮にさらわれていく弟を助けようとして繋いだ手を、離してしまったのだ。 父は母と別れて去り、母は死んだ。時々現れる弟は、カウンセリングの終わりに自殺をして消える。消えるために自殺をする。弟はなぜ自殺したのか。そこに新たな人物が介入する、憑依(ポゼッション)なのか。そしてついに、それが日常にまで入り込んでくる。 関わった多くの人たち、現れては死んでいく弟。ついに奄美のあの島に行ってみる、歳月の影響はあるが確かに記憶の場所に家があり、海岸は護岸工事で形は変わっているが海は満ち干を繰り返し、若い両親や伯父たちが周りにいる。そしてついに過去の風景から逃げて帰ってくる。 病院のそばの海岸で、首長竜の置物を見つける。仕事部屋にあったあの置物なのだが。この物語は様々なモチーフがちりばめられている、それらの作品が何らかの形で、テーマを繋ぎ、弟や周りの人たちとの意思疎通の形をささえ、強め、読者を物語の中に引き込んでいく。まず最初に「胡蝶の夢」サリンジャーの「ナインストーリーズ」マグリットの非現実的な風景画等々。こうして登場人物を取り巻く現象が終盤になって、大きな展開を見せる。 「胡蝶の夢」のようでもあり、また夢から醒めてもまた夢の世界のようでもあり、現実はどこにあるのか、うまく構成されて最後まで興味深い作品だった。ただ、登場人物を語り終えるには、ちょっと多すぎて、それぞれの存在理由を一気に閉じることは、無理があるように感じる部分があり、終わりに向かって失速気味なのがとても残念だった。表紙のイメージはぴったりだと思った。 随分前に「胡蝶の夢」らしい映画を見た。モノクロで、老人(荘子だったのだろうか)が若返って美女に会いに行くというようなストーリーだったと思うが、記憶もあやふやになってしまっている。あれはなんだったのだろう。どこにも記録が見当たらなくて、もやもやしている。ビデオを探してみたい。ポロックのそれとは大幅に違っていた。 >> 続きを読む
2016/08/16 by 空耳よ
ゴムドリco. , 韓賢東
たまたま本屋さんの子供図書コーナーで見かけたサバイバルシリーズ、5歳の息子がすっかりハマりました!!!ちょっとふざけていて、思わず吹き出してしまったりでも同時に新しい知識をたくさん吸収できる良い本です。図鑑で深海生物を1つ1つ知っていくのも悪くないですがストーリーになっているとそれぞれの特徴が非常に分かりやすいです。これ1冊あれば、子供とカフェで2時間静かに過ごせます(笑) >> 続きを読む
2017/01/13 by アスラン
つつみみか
重い内容なのでなかなか手が伸びず,4ヶ月かかってようやく読み終えました.新自由主義,市場原理主義,グローバリゼーション,GDP信仰,トリクルダウン,TPP,原発推進,アラブの民主化といったことに「疑問」を感じる方は,読んでみることをお薦めします. >> 続きを読む
2016/04/21 by medio
朝日新聞社
シリーズ。とりあえず1巻を読んでみた。新聞の特集記事の編集版というわけだけど断片的にでもこういうものは読みたい。あの原発事故はライブでテレビやネットの情報に釘づけになった。今、まだ原発では収束作業をやっている。まだ30年かかるといわれている。興味を失ったりはできない。実弟も福島でがんばっているから...。(amazon解説)朝日新聞のルポルタージュ連載記事の書籍化。福島原発事故による放射能汚染は、なぜこれほど多くの被害者を生んだのか。政府、官僚、東京電力、そして住民。それぞれに迫った、気鋭の取材記者たちの真実のリポート。 >> 続きを読む
2018/08/30 by motti
古賀史健
分かり易く、大学生にも薦めたい本
2017/09/03 by 動物島博士
出版年月 - 2012年1月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト
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