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2012年8月発行の書籍

人気の作品

      ツナグ

      辻村深月

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • やはり、辻村深月だった。さすが、辻村深月だった。

        と、まるで辻村作品を読み込んでいるような感想を持ったけれど、実は二冊目。「かがみの孤城」が素晴らしかったので、この有名な「ツナグ」ももちろん相当期待して読み始めた。

        依頼者一人目、二人目と読み終え、「ん?」と思った。辻村深月にしては、さらっとしてるな、と。依頼者三人目の話から一気に辻村さんの本領発揮だと思った。

        友達への信頼、嫉妬、怒り、悲しみ・・・なんとも表現しがたい感情を、ストーリーの展開とともにここまで表現するとは。御園の想い、嵐のとてつもない悔恨、重すぎるものを背負って生きていく嵐、全てが見事に描かれていた。

        そして、依頼者四人目とツナグ(使者)の話・・・
        やはり、構成が素晴らしい。読み終わった後のスッキリ感も、この構成ならではなのではないかと思う。

        永遠のテーマともいえる「生と死」についての考察をまた新たな視点から見ることができたような気もする。
        歩美が悩むように、「死者に会おうとすることは生者のエゴかもしれない。」。けれど、死者に先に進むよう後押しをしてもらうのは、そんなに悪いことでもないのかもしれない。いずれにしろ大きすぎる喪失感を背負って生きていくのは生者に課された使命なのだから。

        それにしても、不思議な力を持つ者達には概して不幸が起こってしまうものだなぁ。
        >> 続きを読む

        2022/05/12 by URIKO

    • 他22人がレビュー登録、 82人が本棚登録しています
      珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を

      岡崎琢磨

      宝島社
      カテゴリー:小説、物語
      3.1
      いいね! moyu_f chika-0305
      • 理想の珈琲を求めたアオヤマが辿り着いたのはタレーランという珈琲店。
        そこのバリスタ美星の淹れる珈琲に引き込まれていくが、彼女には日常の謎を解き明かすという特技が。

        コージーミステリということではビブリアと双璧をなすシリーズだが、7つの話の内5話目から美星の過去に触れていく。

        会話の端々に癖があるため、とっつきにくい内容ではあったが、慣れてしまえばミステリがよく考えこまれている。

        冒頭の名前から謎は仕込まれており、アオヤマの表示がずっとカタカナだったのは気になっていたが、そういう謎かと。
        過去や正体がわかった上で後のシリーズも読んでいきたい。
        >> 続きを読む

        2021/12/01 by オーウェン

    • 他18人がレビュー登録、 56人が本棚登録しています
      勝手にふるえてろ

      綿矢りさ

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね!
      • 表題作は中学の同級生と会社の同期をめぐる恋愛物。
        綿矢は決して、このような小説を書きたくて書いているわけではないと思うが主人公の女性の繊細な内面をうまく描けている。
        「仲良くしようか」は意味不明な小説で、解説の辛酸にも見事にスルーされている。
        >> 続きを読む

        2018/12/31 by tygkun

    • 他7人がレビュー登録、 26人が本棚登録しています
      デパートへ行こう!

      真保裕一

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.1
      いいね!
      • 老舗のデパート"鈴膳"は、景気に翻弄され、どこのデパート業界も苦しい中、贈収賄事件に巻き込まれ、合併の危機に追いやられていた。

        そんなある日の終業後、何故かデパートには様々な人々が集まって来ていた。

        リストラにあい、家族にも見放された中年男。
        不倫相手に見放され、デパートに復讐を図ろうとする女性店員。
        家出をし、生き場のない若いカップル。

        追い詰められた元刑事である犯罪者。さらには、先行きに悩む鈴膳の社長。
        そして、警備員たちが翻弄される、真夜中のドタバタ劇が開催されることとなり--------。

        真保裕一の「デパートへ行こう!」は、真夜中のデパートで起こる群像劇をコミカルに描いた作品だ。

        様々な思惑をもった人々が、示し合わせた訳でもないのに、同じ日に終業後のデパートに潜むこととなり、彼らがそれぞれに騒動を起こすという物語。

        だいたい、序盤の流れからして、予想通りの展開となるのだが、思いもよらないところから人間関係が派生していき、驚きを誘うこととなる。

        登場人物同士の関連が、特になさそうなところから相関関係が派生していくこととなり、"贈収賄事件"というのが、意外と物語全体に利いていたのだなと感嘆させられた。

        また、こういう話では、だいたい良い話に落ち着くのだろうと想像がつくのだが、その"良い話"についても、思わぬ方向から攻め寄られることとなり、ラスト近くで、さらなる驚きをもたらされる。

        なんとなく、ご都合主義的な部分が多すぎるようにも思えるのだが、この物語に関しては、このような終わり方が相応しいと言えるだろう。

        懐かしく、楽しく、本当に、昔のデパートの雰囲気を味わえるような物語だ。

        >> 続きを読む

        2021/04/20 by dreamer

    • 他6人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      あるキング

      伊坂幸太郎

      徳間書店
      カテゴリー:小説、物語
      3.2
      いいね! MASA-TOSHI
      • 他の伊坂さん作品とは全然違うタイプのお話。
        これはこれで好き。

        フェアはファウル、ファウルはフェアの如く、「どう判断できるのかよく分からない」というのが感想です。
        私の読み取りが低いからかもしれませんが(^^;
        三人の魔女達については、ファンタジーとも読めるし、幻覚を通した精神世界とも読めるし、どっちにしろ面白く感じました。


        王求とその家族が果たして幸せだったのか何とも言えないけど、王求と出会ったことで(多分良い方向に)人生が変わった人がいて、王求がプレーする姿に何かを感じ取り励まされる人もいる。
        一方で、王求と出会ったことで人生が狂っていった人もいる。

        フェアはファウル、ファウルはフェア。
        野球の王様は代々引き継がれてゆくのでした。
        >> 続きを読む

        2017/08/09 by マチ子

    • 他6人がレビュー登録、 32人が本棚登録しています
      往復書簡

      湊かなえ

      幻冬舎
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね! ryoji
      • 「二十年後の宿題」がちょっとイイ

        2018/07/21 by motti

    • 他6人がレビュー登録、 41人が本棚登録しています
      風の海迷宮の岸

      小野不由美

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.6
      いいね!
      • ハマりにハマっている「十二国記」
        Episode1は王の話しでEpisode2は麒麟の話しである。主役は載の国の麒麟である泰麒の誕生から泰王の即位までが描かれている。
        この章で蝕や天啓、子供は木に生まれることなどの十二国記ルールみたいなものがわかります。今回はその主人公泰麒の成長を描き、今後の十二国記シリーズのkeyと思わせる内容であり、どこでEpisode0である「魔性の子」を読めば良いか、わからなくなる。というか次読みたい気分になります。そんな気持ちを持ちながら予定通りにEpisode3を読みます。
        >> 続きを読む

        2019/12/14 by わくさん

    • 他4人がレビュー登録、 21人が本棚登録しています
      光圀伝

      冲方丁

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      •  冲方丁の歴史小説は、前作の『天地明察』もこの本もそうだけれども、良くも悪くも現代的ということです。

         扱っている題材は江戸時代だけれども、言葉の選び方、使い方などが非常に21世紀なので若い人向けか、というとこの『光圀伝』はパワーアップで水戸光國の一生を追う、ということでこの時、別のところでは・・・がありません。

         幼少期から死ぬまでですから、年を経る事に光國が変わって行く様をつぶさに迫力でもって描いていて読み応えあり。若い人向けだけでなない力量を感じます。

         戦国の世ではなく、文治の世だったからこそ武士とは何か?が足元からゆらぐ。

         武士がただの「政治家」になってしまった徳川の世ではありますが、その中で、剛胆なエピソードをたくさん持つのが水戸光國公です。

         武士であったと同時に大変な文才をもった英知の人でもあり、情熱的な人でもあったという風になっています。

         もともとが長子ではないのに、水戸藩2代目になってしまったところからして、事情は複雑で光國自身も非常に悩むし、憤る。

         若さゆえの暴走も数知れず。そんな中で、正室となる泰姫や林羅山の次男、読耕斉などの数少ない、精神的な支えとなる人びとの描きわけも非常に綿密に描いています。

         光國くらいの身分になると、もうへつらうばかりは多くても、実はこういう人は重責に悩みながらも孤独です。特にその孤独と重責に堪えることになるのは、初代が亡くなって実質「徳川御三家の殿様」になったあたりから。

         若い頃は、詩歌で京を負かし、天下をとる、と息巻きますが、だんだん老年になってきて、その詩歌の奥の深さを知り、天下をとることなど意味を持たなくなってくるというのは成長ととるか、守りに入ったととるか。

         若い人だと、やはり鼻息荒くしている光國が爽快なんだろうけれど、わたし個人的には年をとるごとに周りの親しい者が亡くなっていき、孤独感にさいなまれる光國の方が人間くさいと思うのです。

         最初に現代的と書きましたが「頑張れ」とか「うざい」という言葉使いはさすがに江戸時代ものにはそぐわないです。やはり著者は若い人を頭に入れて書いているのか、と想像します。

         細かい所はあるにせよ、力作であることには間違いなく、読み応えがあり、読了後には充実感みなぎります。
        >> 続きを読む

        2018/06/25 by 夕暮れ

    • 他3人がレビュー登録、 21人が本棚登録しています
      マルタの鷹

      Hammett, Dashiell, 1894-1961 , 小鷹信光

      早川書房
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 前も読んで途中で挫折したので、また読んでみましたが、どうも私には良さが解からない。何故これが不朽の名作なのか解からない。まあこれがハードボイルドなのかもしれません。私にはトリックや謎解きのほうが好きなのだと解かりました。 >> 続きを読む

        2019/10/14 by rock-man

    • 他3人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      殺しの双曲線

      西村京太郎

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 前々からこの西村京太郎さんの初期の作品は面白いと聞いていたので、早速、購入して読んでみました。こういった、読者に挑戦的な小説は大好きなんで・・・・。しかも、最初から犯人は双生児ですと言っているのはまさに倒述作品にふさわしい。最初から犯人を表示しているのだから。

        内容も、全然繋がらない2つの事件、連続殺人事件と連続強盗事件、これが並列しながら進んでいく。どこでどう繋がるのだろうかという思いで読んでいくのもまた面白い。ようやく繋がったと思ったら、そこからまた次の疑問が立ちふさがる。なかなかすっきりしない捜査に苛立ちさえ覚える。

        ここで、結果を明かすのはネタバレになるので、控えるが私としては結果にはちょっと納得しない。もう少し何とかなったのではないかとすら思えてくる。ただ、そこがこの小説の面白いところなのかもしれない。次々とでてくる不自然な証拠。それを解決しながら事件の真相に迫っていく警察・・・・。

        本格的ミステリーの醍醐味としてアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」に挑戦した作品というのもうなづける。ミステリー好きにはお勧めの一冊です。また、「十津川警部シリーズ」とは違った面白さがありますよ。
        >> 続きを読む

        2016/08/03 by sumi

    • 他2人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      俺物語!!

      アルコ

      集英社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.7
      いいね!
      •  以前に増して、少女漫画から離れる表紙の様相。
         
         「良い人の友達が良い人とは限らない」は名言ですね。けれど、大抵の人間は良い人と悪い人が混ざっている訳で。
         猛男は良い人を掘り起こす達人です。

         一巻から比べて猛男が色々な事に気づき易くなっている所など、読み返すとじわじわと効いてきます。
         デキるイケメン、砂川のアシストも毎回ほれぼれします。

         道場仲間だった強との柔道対戦の最中に思案する「強さとは何だ」のくだりは、人が愛する故に強くなるのだという、不変の真理を感じます。

         砂川のお父さんの話はやっぱり砂川の元へ走る猛男と送り出す凛子に愛情と絆を感じます。もう、夫婦愛みたいな。
         砂川の脆さもじわっと来ます。彼が恋をしなかったのは、こういう心配の種もあったからかもしれない。

         諸々のドラマと目いっぱいの幸せを搭載して、「俺物語!!」は驀進中です。
        >> 続きを読む

        2014/08/25 by B612

      • コメント 3件
    • 他2人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      テラフォーマーズ

      橘賢一

      集英社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      3.3
      いいね!
      • 読了

        2016/03/29 by covaxhi

    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      屍者の帝国 = The Empire of Corpses

      伊藤計劃 , 円城塔

      河出書房新社
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 読み終わるのに、時間がかかった記憶があります。

        二章目半ばからようやく本格的にエンジンがかかってきた感じの物語でした。

        てっきり、屍者を使った『地獄の黙示録』のような作品かと思っていたのですが
        それは、早々に終わりを迎え
        実在の人物・架空の人物を、多数取り揃え
        今とは違う歴史(物語)を紡ぎ出し
        “死”と“生(意識)”についても描かれた作品でした。

        首謀者の登場。その目的。
        決着のつけ方も
        王道というか、ある意味、お約束で良かったです。

        良くも悪くもペダントリー溢れた作品でした。

        物語の記述者と主人公の関係。

        死が現世に干渉(噴出する)ラスト付近の描写を含め

        円城塔と伊藤 計劃という二人の作家の関係。

        “死”を悼みかつ

        『虐殺器官』『ハーモニー』
        その他の作品群にもリンクするように構築された
        この作品は、たった一人の読者に書かれた
        餞のように感じられてなりません。
        >> 続きを読む

        2013/07/13 by きみやす

      • コメント 3件
    • 他2人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      フリーター、家を買う。

      有川浩

      幻冬舎
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね! shoko44n
      • タイトルのイメージからは、主人公が"フリーターという労働形態でありながら"如何にして一世一代の買い物と言われる「家」を建てるのかというのを想像してた。
        高額な買い物であるマイホームをもつということについて、もはや終身雇用形態の破綻を危ぶむ現代社会の問題点、ローンや金利の仕組み、税金、さまざまな社会の断片を垣間見せるお話。
        ...なんかではあるはずがないw
        サラっとマンガみたいに読むのだw
        >> 続きを読む

        2018/07/07 by motti

    • 他2人がレビュー登録、 38人が本棚登録しています
      できる大人のモノの言い方大全 = Learn to Speak the Way Successful Adults Speak

      話題の達人倶楽部

      青春出版社
      カテゴリー:言語生活
      3.5
      いいね! momomeiai
      • できる大人のモノの言い方大全。同じことを言うのでも、言葉の選び方や言葉遣いで印象は大きく変わる。言葉の選び方や言葉遣いを間違えれば傲岸不遜で失礼、不作法で喧嘩腰に聞こえてしまう。言葉を正しく選べば穏便に収まる。言葉は難しいけれど奥が深いものであると改めて勉強しました。 >> 続きを読む

        2018/08/13 by 香菜子

    • 他2人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      うどんのうーやん

      岡田慶隆

      ブロンズ新社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.2
      いいね!
      • こどもに読んであげるとそのあとしばらくインチキ関西弁をたらたらとしゃべり続けました。

        ふつうの絵本を読んであげるよりずっと大人も楽しい。
        >> 続きを読む

        2015/08/25 by W_W

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない

      大沢在昌

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:文学理論・作法
      5.0
      いいね!
      • 小説を書くにあたり基本的な知識や、細かな技術、より良い作品へとレベルをあげる具体的な方法などが書いてあります。

        趣味で小説を書いていたり、プロを目指してる方は一度は読んでおきたい本かな。

        小説を書いていない人は、へーなるほど、って感じで終わるかもしれないけど、それでも内容的に面白いとは思う。

        なんかの講義内容を書籍にしたものなので、語り口調だから、気楽にスラスラと読める。

        前半が小説自体の講義内容で、後半は講義に参加してた方の作品を通してもっと具体的アドバイスを記したもの。

        自分はよくネット小説書いてて、今までこういうの読んだことがなく完全に我流だったので、確実にタメになったと実感できた。
        >> 続きを読む

        2015/03/08 by せせらぎ

      • コメント 3件
    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      カラマーゾフの妹

      高野史緒

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 「カラマーゾフの兄弟」というドストエフスキーの
        文学を検証することである真相にたどりつくと
        いうミステリである。
        作品を選考委員の中で東野圭吾氏だけが
        読んでいなかったということだが他の作家は
        十二分に吟味できていたのかが謎。
        しかしこの江戸川乱歩賞を受賞した高野氏は
        元来SF作家として知られている人には有名
        なので、この年に応募した人たちはさぞかし
        無念であったろう。
        自分は何度か「カラマーゾフの兄弟」を
        読んでいるが、あまりにも長い作品であり
        なおかつ途中で一種、無関係なエピソードも
        入っているのでこの本を読んで

        「うまく話を創作したものだな」と感じた。

        実際に文芸作品では夏目漱石のように殺人事件と
        絡めているものが多い中、ドストエフスキーに
        挑戦した試みはすごいと思う。
        余程の読解力がなければこの本書も中途で
        投げ出してしまう人も少なからずいるのかもと
        危惧している。

        個人的には面白いミステリだった。
        >> 続きを読む

        2013/10/25 by frock05

      • コメント 5件
    • 他1人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      再会

      横関大

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 乱歩賞~(´∀`)

        しかもドラマ化にもなったようです。
        登場人物が少なく読みやすかったのですが、
        登場人物が「意識して」嘘をつくので、その嘘に引きずられてしまいました。

        23年前と現在。
        23年前に小学生だった彼ら。
        4人だけで秘密のタイムカプセルを作り、校舎へ埋めた。
        その中に入れた拳銃。
        実は父の形見の拳銃。
        その拳銃がタイムカプセルの中から消えた。

        どう考えても4人の中の誰かなんだけど、
        みんな一斉に消えてた事実に驚く。

        確実に1人以上は嘘ついているのに。

        と、なかなか面白かったです。
        まぁ・・・万引きはしちゃダメだね。
        なんでこんなことになったんだろう?と、
        振り返ったとき、
        うん。万引きはしちゃダメなのよ。
        >> 続きを読む

        2013/10/18 by igaiga

      • コメント 4件
    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      社会を変えるには

      小熊英二

      講談社
      カテゴリー:社会思想
      4.0
      いいね!
      • 新書なのにブ厚い! 急いで読んだので内容をきちんと理解できたかと訊かれると困るけど、「そうだったのか!」と感じることは確かに多かった。特に世界の歴史をたどりながら、思想から学問へさらに、社会から政治、運動へという流れは、単純ではないけど、なんか一本の線で結ばれた気もしてなかなかに刺激的。社会を変えるという命題の前に、まずは自分と社会のつながりの中で疑問に感じた点から、一歩動いてみるということの大切さを感じた。大丈夫、希望は見つけられる。 >> 続きを読む

        2018/11/02 by かんぞ~

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています

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