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三上延
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ついに栞子と母親が出会うー。本に携わる二人が、何年ものときを経て出会ったとき、何かが動き出す。母親のことを憎みながらも母親の血を濃く引く栞子と母親はどうなっていくのか? >> 続きを読む
2018/04/17 by 匿名
湊かなえ
瀬戸内海に浮かぶ島での様々な人間模様を描いた短編小説集。難しい漢字や表現が少なく非常に読みやすく作者の想いが順当に伝わって来る。 >> 続きを読む
2017/04/25 by konil
佐野菜見
某書店で「アニメ化」告知という存在が大きかったのと、独特のセンスを持つ坂本さんのポーズが表紙に飾られていることから興味が湧き、購入の決め手となった。高校生の坂本さんが、問題児らと非日常的な高校生活を送るという内容。反復横跳びで燃えた火を消させたり、蜂の針とコンパスの針で渡り合ったり、同級生をイジメから復讐心を持たせたり、こっくりさんで仲の悪い女子らの仲介だったり、上級生のパシリ相手だったり、過剰な「おもてなし」だったりと、何から何まで行動が半端じゃない坂本さん。今までにない新感覚のギャグマンガで楽しめた。 >> 続きを読む
2016/03/06 by cundwo
桜木紫乃
まあまあ
2015/04/28 by kurobasu
白石一文
直木賞受賞作ということで読んだのですが...。「ほかならぬ人へ」「かけがえのない人へ」2話収録の単行本、そして直木賞受賞作。この作家の作品を初めて読みますが、恋愛小説だという。なるほど、そういえばそうです。こういうのを映画化、ドラマ化してもスカスカのトレンディドラマみたいになるのが目に見えてる感じ。最近はテレビドラマなんかは全く見なくなったんですが、そう。そういう「仕事と恋愛と」とかそういうのが嫌い見たいです、僕。小説では文字であるところが多少は文芸的な気分にはなるんでしょうけどね。 >> 続きを読む
2018/07/11 by motti
ドラマが話題になってたので派手な展開を期待して読んでしまったのが失敗。作者が伝えたいのはもっとシンプルな事だった。高級住宅地で起きた悲劇。憧れ続けたマイホームを分不相応な場所に建ててしまった遠藤家。無理に受けさせた私立中学受験の失敗から癇癪を起こす娘に振り回される毎日。向かいに住む高橋家は絵に描いたような一流家庭。悲劇が起きたのは意外にもこちらの家庭だった。嫉妬やコンプレックスに苛まれ、常に葛藤しているのはどちらの家庭も同じであったということ。狂気に変わる境目は本人も気付かないほど目の前にある。蓄積された鬱憤は些細なことの積み重ねだと思うと、とても他人事とは思えない。 >> 続きを読む
2019/01/28 by NOSE
三部敬
思った以上にサスペンス謎解き要素は早い段階で捨てられてたけど、心理描写とか周囲の人たちとの関係が素晴らしい >> 続きを読む
2017/03/20 by K@0ru
藤野英人
言ってる内容は素晴らしい。一方、一部の筆者の考えに対して賛同するかは個人差によるでしょう >> 続きを読む
2019/06/02 by QUEEN
堀川アサコ
表紙が凄く好きです!
2014/08/22 by Sachupan
夏川草介
久々にこのシリーズを読む機会に恵まれました。そういえば夏目漱石好きの主人公だったなとか、二十四時間三百六十五日対応の病院だったな、とか。読んでいるうちに、少しずつ思い出してきました。全く忘れていても問題ありません。というわけで、7年振りの栗原一止先生です。この後の作品も全て借りる予定です。東京の大病院から本庄病院に赴任してきたのは、一止の同級生・進藤辰也。一止は再会を喜ぶが、病院内での進藤の評判は悪い。赴任してきた直後の浮ついた噂話はなりを潜め、十日ほどの間に、ほうぼうで少しずつだが確実に、苦情が聞かれるようになった。進藤の妻は大学時代に一止が好きだった人。しかし、現在の彼女の状態は…私も同じくらいの子を持つ親なので、進藤の妻・如月の立場の苦しさはよくわかります。それと同時に、今の職場が理解があることに改めて感謝をしました。育休後復帰し、子どもの送り迎えや病気で早く帰宅したり休むことは当然のことだと思います。そうでなければ仕事と子育ての両立なんてできません。患者の家族の心無い言葉に壊れてしまった如月は、子どもの送迎をやめ、会社に泊まり込むようになりました。3歳の子どもが母親を求めて泣く姿を思うと悲しくなります。なんて生きにくい世の中なんだ。母親が正気に返って元の生活に戻れたとしても、その間の純粋で可愛らしいさかりの子どもの成長を見ることは叶いません。そして、子どもを悲しませたことを後悔しながら生きていくのでしょう。父親が故郷に戻り、子育てしながら子に寄り添っているのがせめてもの救いだと思いました。ラストは明るい兆しを見ることができました。主人公そっちのけで語ってしまいましたが、今作の進藤と一止の友情がとても良いです。前作を読んだときは特におもしろさを感じなかったのですが、進藤の存在が良かったのか、一気に好印象となりました。続編も楽しみです。 >> 続きを読む
2021/06/26 by あすか
中村文則
『悪意の手記』(中村文則) <新潮文庫> 読了です。総ページ数190の短編ですが、読むのに三日かかりました。厚くてもすぐ読める作品もあれば、薄くても時間のかかる作品もあるものです。正直、この作品はうまく消化しきれていません。自分の中に取り込むには、かなり長い時間がかかりそうです。この作品を三作目で発表できるなんて、すごい!とにかく、どんな形にしろ、人との交流って大事なことですね。 >> 続きを読む
2016/07/28 by IKUNO
宮下奈都
料理関係のエッセイだったら嫌だなあと軽い気持ちで手にとったのだが、婚約者から別れを切り出された女性が失恋の痛手から立ち直っていくお話なのだが、彼女の叔母に当たるロッカさんがとても素敵な感じで、長嶋有の「夕子ちゃんの近道」に出てきた瑞枝さんを思い出した。しっとり優しい感じで、今年後半に読んだ小説の中では一番良かったかなと思う。 >> 続きを読む
2020/12/09 by 和田久生
今野敏
シリーズ4作目にして初めて竜崎以外のキャラに焦点が当たるスピンオフ作品。竜崎の同期の伊丹に問題が起こり、それを間接的に竜崎が助言していくという話。伊丹はひたすら悩んで結論を出すが、竜崎はあっさりと決断をすればいいと諭す。同期の絆を感じさせるとともに、伊丹がいかに竜崎を信頼しているかを伺わせるエピソードが多い。どの話もすらすらと読みやすく、キャラの魅力を増す作品。次作以降も更に各個のキャラの活躍が楽しみになる。 >> 続きを読む
2018/01/23 by オーウェン
GordonDavid. , 青木千鶴
売れない中年作家のハリー。ペンネームを使い分け、ミステリ、SF、ヴァンパイア小説と色々と書き分けはするものの、どの売れ行きもパッとしない。ガールフレンドには見捨てられ、収入が少ないことから始めた、家庭教師のアルバイト先の女子高生には顎でこきつかわれる始末。そんなある日、ハリーに転機が訪れる。彼のもとに、かつてニューヨークを震撼させた、現在、服役中の連続殺人犯から告白本の執筆を依頼されたのだ。ハリーは恐る恐る、服役中の殺人鬼が待つ刑務所へと向かうのであったが-------。デイヴィッド・ゴードンの「二流小説家」を期待して読んでみたのだが、思っていたよりも普通のミステリ小説でしたね。連続殺人鬼の依頼を受けてポルノ小説を描くとか、殺人鬼との刑務所での対話とか、斬新というわけではないものの、かなり興味深い内容ではあった。さらに中盤には、驚愕の展開が待ち受けており、そこから物語は一気に加速していくことになる。ただ、その中盤の展開が一番のヤマであったように思える。物語の後半が、やや失速気味に収束してしまったように感じられたところが残念だ。とはいえ、この作品の魅力は、ストーリー展開のみにあらず、"二流小説家"という自虐的な主人公の人となりにあると言ってもよいであろう。まさに売れない作家を体現するような人物であるのだが、そうは言いつつも、ペンネームによる作中小説が、きちんと描かれていたりと、地道に作家としての力量を見せてくれていたりする。面白い小説というよりは、凝りに凝った小説といった方が良いかも知れない。この著者のデビュー作ということであるが、渾身の一作といっても過言ではあるまい。むしろ、様々な要素を盛り込み過ぎていて、2作目は大丈夫かと心配になってしまうくらいだ。 >> 続きを読む
2021/12/15 by dreamer
葉真中顕
葉真中さんのデビュー作は、社会派とミステリが見事に同居した中身。冒頭の判決から仕掛けは始まっており、そこから43人を殺害したとされる彼が捕まるまでの経緯が描かれる。最初の介護のシーンから体験した人は嫌になるほどのあるある事項が。実の親子ですら認知症によって他人へとすり替わる苦しさ。その介護を通じてビジネスだったり、現場の苦しみがこれでもかと迫って来る。その中で殺人を犯し続ける彼の強烈な動機。またすっかり騙されてしまった犯人像も見事な仕掛けが。辛い介護から逃れる=死亡という痛ましい現実に社会の闇がハッキリと見て取れてしまった。 >> 続きを読む
2019/10/24 by オーウェン
安生正
まるで映画をみているような(実写化されても見る勇気はありませんが・・・)スリリングな展開と、巧妙にはられた伏線が見事です。テンポよくストーリーが進み、原因を追うチームの動きと、並行して起こる大量死の様子が、スピード感と緊張感をもって描かれています。また、それにからめて、富樫博士の悲しい過去や薬物が人格を蝕んでいく過程、廻田陸佐の葛藤などもきちんと描かれていて、単なるパニックものにはとどまらない広がりを感じます。この話がこわいのは、わたしたちの想像の届く範囲の恐怖に訴えかけてくるからだと思います。ネタバレになってしまうので結末は明かしませんが、得体の知れない「致死率ほぼ100%」の何かが迫ってくる恐怖といったらありません。それに、原発事故を経験したわたしたちは知っています。生きるか死ぬかの恐怖にさらされたとき、人間がいかに愚かな行動をとってしまうのかを。恐怖のあまりパニックに陥った人々が暴走した行動を起こしてしまうこと。国家存亡の危機のさなかにあっても、責任を押し付けあい、逃げ腰で後追いの対応しかできない政府。どれも現実に起こり得る可能性があるからこそ、恐怖心をあおられるのだと思います。 >> 続きを読む
2013/06/08 by miwa
中山七里
ドビュッシーの時もそうだったけど明かされるまで全然犯人わからず。毎回いい意味で裏切られる。この著者のそこが好き。自分は音楽の教養無いけど演奏のすごさが伝わってくるのがすごい。著者の語彙がハンパ無い。後半のミステリーの質も高くて引き込まれる。 >> 続きを読む
2018/06/22 by W_W
同期から始まったシリーズ2作目。宇田川と蘇我の同期に加えて、同じ3人目の大石が同僚勤務となる。だが彼女は立て籠もり事件の人質となり、犯人に連れ去られる。警察は必死に捜査の行方を追うが、そこには裏が。新たに加わる同期の大石が女性というのがポイントで、彼女の求心力が宇田川の閃きに繋がり、蘇我の援護という形となる。このシリーズ1作目もそうだが、海外のスパイというおおよそ現実らしくない敵を作り出している。それが同作者の隠蔽捜査と分ける点。次作は最終作なので、同期という絆がより試されるだろう。 >> 続きを読む
2018/02/19 by オーウェン
島田荘司
・相変わらず語彙の誤りが散見・『東洲斎写楽はもういない』が決定打かと思っていたので、挑戦意欲は評価 >> 続きを読む
2017/04/19 by michi2011
・現代編は高橋克彦の浮世絵シリーズを意識しているのか、埋め難い圧倒的な知識量の差(検証物は知識量の差が面白味の優劣と知る) >> 続きを読む
2017/04/20 by michi2011
出版年月 - 2013年1月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト
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