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東野圭吾
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東野圭吾の「新参者」は、小伝馬町のマンションで起きた独身中年女性の殺人事件捜査の顛末を追った連作長篇スタイルの作品だが、ストーリーを追うことには、あまり意味がないように思えます。というより、それをすることによって、ミステリとしての興趣を削ぐことになりそうな気がするのです。我々読み手は、主人公の刑事・加賀恭一郎に従って、日本橋・人形町の町並みをトレースする内に、だんだんと事件の様相を知ることになるんですね。加賀の捜査は、初見では何を調べるために行なっているのか、よく分からない。各章の最後に至って、事件現場の遺留品や被害者の行動と関わっていることが明らかにされるんですね。すなわち、この作品においては、何のために加賀は調べているのかという謎が前景化する過程で、下町人情ドラマが描かれるため、本筋ともいうべき伝馬町殺人事件の犯人探しは、搦め手から描かれることになる。冒頭で事件が提示され、その捜査を描くという展開からは得られない面白みがあり、それこそが、この作品のミステリとしての醍醐味だろうと思うんですね。事件に関わるパズルのピースを詰めていきながら、その詰めていく行為が謎を孕む面白さは、本格ミステリを楽しむ愉悦に他ならないと思いますね。 >> 続きを読む
2018/09/09 by dreamer
tupera tupera
出かけた先で読んだ本。パンダの秘密がここにある!?と表紙にあったので思わず読んでしまった(笑)パンダ親子が銭湯に行く話でとっても可愛らし絵本(´ー`*)ウンウン パンダの秘密が書かれてるので内容は詳しく書けないけど… 「パンダ以外の入店は、固くお断りしています」確かにこれなら‶パンダ専用〟の銭湯にしか行けないわ( ´艸`)ムププ 小さい子供がいないので絵本ってなかなか読む機会がないけどたま~~~に読むと、その発想と内容にほっこりさせられる(*^-^*) >> 続きを読む
2020/10/25 by あんコ
中村 文則
中村作品だけに厄介で疲れるのは覚悟してたけど、まだ読みやすい方か。構造的に面白く、文量もこれくらいなら耐えられる。 >> 続きを読む
2019/11/24 by hiro2
島田荘司
島田荘司のミステリ史に残る傑作「占星術殺人事件」は、四十年間未解決のままだった、大量バラバラ殺人の謎を、名探偵・御手洗潔(初出時は御手洗清志)が、一週間という厳しい期限内で見事に解き明かすまでを描いた作品だ。バラバラ死体を組み合わせて、究極の美女を創造せんとする画家の手記に始まる犯罪の猟奇性、当時としては珍しいエキセントリックな天才肌の名探偵、読者への挑戦状など、どこから切っても探偵小説の復権を高らかに宣言した作品でもあると思う。体の一部を切り取られ、全国各地で発見された六人の女性の遺体---昭和十一年に梅沢家の一族を襲った猟奇連続殺人事件。その「アゾート殺人」を予言した画家の梅沢平吉は、事件以前に密室のアトリエ内部で死亡、他の容疑者全てにアリバイが成立した。事件は迷宮入りし、幾多の素人探偵がこの謎に挑むが、未解決のまま四十年が経過する。そして、その四十年後のある日、御手洗潔のもとに新証言が持ち込まれた。御手洗は、一週間という期限の内にこの難題を解くべく、石岡和己と共に京都へと向かうのであった-------。後年の御手洗シリーズでは、独自の本格ミステリ論に加え、社会派の視点や人間ドラマが物語の中核を為すことが多いが、この作品に限っては純粋な謎解きとサスペンスを中心に、本格探偵小説の本流を強く意識した構造になっていると思う。独創性の高い謎の数々、二度にわたる読者への挑戦状、さらには初出時は袋綴じにされた解決篇など、著者のデビュー作品において、自身の実力に本格ミステリの復権を賭ける、若々しい意気込みが感じられるんですね。また、エキセントリックでアグレッシブな名探偵・御手洗潔と、手強い謎とが相性良く釣り合うバランスも絶妙だ。大きな真相が明らかにされる爽快感もあるが、細かな伏線が実にたくさん張られていたことも、驚きを倍加させてくれるんですね。最後のページまで、一瞬たりとも気の抜けない、本格ミステリの理想的なあるべき姿を具現化した作品だと思う。 >> 続きを読む
2018/12/28 by dreamer
岩城けい
自分には合わなかった。メタ構造(っていうのかな?)はいいとして、翻訳本の体裁とか期待してた内容ではなかった。まあ難民移民の抱える問題の極々一部は垣間見れたのかな。 >> 続きを読む
2019/09/16 by hiro2
若杉冽
そもそも、興味を持ったのは、半年前にベストセラーになっていたからなんですが、(買うほどじゃないかな?)と思って、図書館で予約をしていました。予約したことなどすっかり忘れていた先週、連絡が入ったため、いそいそと図書館に取りに行った次第です。著者は霞が関キャリアの覆面作家とのこと。キャリア官僚によるリアルな原発告発ノベルという触れ込みですが、フクシマ原発についての顛末というより、政界と電力会社との癒着と陰謀がメインのお話でした。エンターテイメントとして読むと、文章的に未熟な部分もあって肩すかしな感じですが、政界や電力会社の内幕については、多少誇張があるにしても、色々な情報が盛り込まれていて勉強になります。自分が不勉強なこともあり、どこまでが事実でどこまでがフィクションなのか判別できない部分もありましたが、興味深く読み進めることができました。これから政界や原発のことについて色々知りたい方なら、読んで損のない一冊だと思います。 >> 続きを読む
2014/09/24 by 緒浅丸
劇団ひとり
「陰日向に咲く」は未読なのですが映画をみて楽しめた。劇団ひとり氏の文章は初読みなのですが、むずかしいこと抜きにテンポの良いわかりやすい口調(あえて口調)です。全体的に読み終えてみると深みがないというかアマチュアっぽさを感じたけれど、コレもまた映画の原作にはもってこいのストーリーじゃないですか。文学的にどうなのかわかりませんが、やはり才能ある人ですね。のちに映画化したものを観ましたがやはり映画向きでしたね。 >> 続きを読む
2018/07/19 by motti
是枝裕和 , 佐野晶
読み易くて面白かった。福山さんが父親役で注目された映画だったよね。私は映画は見てないけどこの本を読んでけっこう難しい役どころだったと思った。何でも自分の力で勝ち取ってきた主人公の良多。弱虫で不器用な息子は6年前病院で取り違われた他人の子だった。「やっぱりそうか」そう思った良多。でもその後勝ち組だった良多にいろんな問題が襲ってきて最後に自分を振り返り大切なことが見えなかったことに気づく。父親と息子の関係。二つの家族が対称的で面白い。 >> 続きを読む
2018/05/30 by miko
枡野俊明
心理学の本や、様々な啓発本の内容に「今を生きる」「今この瞬間に集中する」というニュアンスの教えが、今まで読んできた本の中で、必ずといっていいほどあり、それだけ「今この瞬間」を生きれていない人が多いんだなとこの本を読んで改めて思った。よく、不安や後悔などの陰性感情は、過去や未来を思って作り出される産物で、今この瞬間のリアルタイムな問題などほとんどないという。だから、「今この瞬間」にフォーカスできれば、問題のほとんどが消えることになる。だから、良くも悪くもあまり未来に思いを馳せたり、良い思い出に浸ることも良くはない気がする。(良い未来に一喜するなら、不安な未来で一憂するから)過去や未来に理想を求めて幸福になろうとする前に、今この瞬間、手に届く範囲の現状から幸福を見出せないと、きっとなにを成し遂げたって満たされることはないのだと思う。結局なにごとも、なにをするかより、「どう思うか」「どう解釈するか」が問題で不安、心配、幸福などは、物質的なことでは解決できないと思う。 >> 続きを読む
2018/02/24 by seinen-boy
戸塚隆将
筆者の経歴がハーバードMBA、ゴールドマン、マッキンゼーなので、優秀なエリートビジネスマンが意識することは何かを知りたくて購入しました。基本を大事にするというタイトル通り、目新しい内容はありませんが(人とのつながり、コミュニケーション、時間の使い方と段取り、頭と体を鍛え続けること等)頭では理解していながら実践できていない部分もあり、仕事の基本を再確認することができました。 >> 続きを読む
2016/01/04 by Kumi
暁なつめ
とても読みやすかったです。良い意味で、なにも考えずに読める作品でした。常にゆるーい雰囲気があり、そこも本作の特徴かな、と思います。イラストはとても可愛らしくて気に入りました。 >> 続きを読む
2017/11/17 by kaoru
綾辻行人
やっと読めた!!本編とはまた違う雰囲気のミステリーで「あれ、鳴の目って見えたっけ?」とおかしく思いながら読んでいくと、あぁなるほどそういうことですか!!!!また続編が出るなら読みたいなー。 >> 続きを読む
2014/04/04 by シ ホ
垣根涼介
永禄三(一五六〇)年、京の街角で三人の男が出会った。食い詰めた兵法者・新九郎。辻博打を生業とする謎の坊主・愚息(ぐそく)。そして十兵衛…名家の出ながら落魄し、その再起を図ろうとする明智光秀その人であった。この小さな出逢いが、その後の歴史の大きな流れを形作ってゆく。光秀はなぜ織田信長に破格の待遇で取り立てられ、瞬く間に軍団随一の武将となり得たのか。彼の青春と光芒を高らかなリズムで刻み、乱世の本質を鮮やかに焙り出す新感覚の歴史小説。「小説野生時代」誌に2012年3月号から、2013年4月号に亘って連載されたものを纏めたものです。ハードボイルド小説や、恋愛小説など、エンタテインメントを主戦場にしている作家さんにおいては、読者から飽きられない工夫、即ち新しい分野への挑戦や、作風を変化させてゆくこころみというのは常に求められているところです。ハードボイルド界の重鎮・北方謙三さんも水滸伝からなる太古の中国歴史を題材にとり、また日本の南北朝時代にも食指を伸ばし、その作品の幅を大きく広げました。ハードボイルドから歴史もの、時代ものへ挑戦される方は、他にもおられて志水辰夫さんや、真保裕一さんも同じようにされて作品を発表されています。本作を手にしたとき、僕は同じように、垣根さんもついに新しい分野(歴史小説)挑戦を始めたか…と、歴史小説モードで読み始めたのですが。これは舞台を戦国時代として、明智光秀と細川藤孝という実在のふたりの武将を登場させただけの、純性ハードボイルド・エンタメ小説でした。ですから、「歴史ものはちょっと…」という方にも、それほど敷居の高さを感じさせることなく、最後まで面白く読み終えることができると思います。長らく続く戦乱のため、荒廃した京。餓死者が道端に転がり、有象無象の輩が巷を闊歩する、無法地帯。剣の盛んな東国で修業を積み、名を成さんと上京してきた食い詰め武者・新九郎は、ついに懐中が素寒貧になったのを機に辻斬り商売を始めます。夜道を、酔って騒ぎながら歩いてくる足軽風情に「その武器と、懐の金を置いて行け。ならば命までは獲らん」と、詰めよる新九郎。「殺すなよ」横から口をはさむのは、ひょんなことから知り合った自らを糞坊主と揶揄する僧・愚息。愚息の言いざまは気に障ったのですが、新九郎はその言葉通り、手傷を負わせただけで足軽たちを逃がします。新九郎と愚息、ふたりの縁は、いわば腐れ縁。辻でヤクザものを相手にサイコロ賭博をしていた愚息の手際に見とれていたのが、そもそものはじまりでした。4つの椀のうち、ひとつに石を入れる。その椀を当てれば、掛け金総取り。イカサマやからくりはなく、それでもどんどん勝ってゆく愚息。ヤクザものたちが言いがかりをつけたところ、傍らで見物していた新九郎が助けたものでした。…しかし、なぜだ?なぜ御坊は勝ち続けるのだ?騒ぎが収まり、連れだって歩く愚息に、新九郎は不思議を問います。理(ことわり)だ、考え方だ、と煙に巻く愚息。計算や確率という数学といった概念が無かった時代、自然とその存在に着目していた男たち。不確かな時代を、生き抜き、のしてゆく上で、特異な才能といっていい、この思考法でもって、ふたりは新たな出会いにぶつかります。明智十兵衛光秀。のちに、人並みならぬ恐るべきスピードで出世を遂げる男の裏には、不思議な縁で結ばれたふたりの男の才と剣があったのです。歴史的な出来事をおもしろく描いた小説ではなく。愚息という(このネーミングもどうかと思いましたが)僧侶を通じて、男の生き方というか、世の不条理・無情と、心の持ちようによって天と地が返り、物事の表には必ず裏があるといった真理を、読者に投げかけている小説です。垣根さんは近著から拝察するに、一介のエンタメ小説家から脱皮されようとなさっています。ご自身では気づいておられないでしょうけれど。設定の選び方や、言葉遣い、登場人物の人物造形などが粗雑なので、どうしてもエンタメというジャンルにくくられてしまっていますが、書かれている内容、採っているテーマとどれをとっても、少しずつ哲学志向です。『午前3時のルースター』や『ギャングスターレッスン』など、アウトローな主人公の活躍を描いた佳作で世に出られた垣根さんは、新潮社さんから出された『君たちに明日はない』あたりから、その隠れた実力を発揮し始めました。今後が非常に楽しみな作家さんです。個人的には奥田英朗さんと双璧。完全に誉田哲也さんは周回遅れになりました。 >> 続きを読む
2015/10/27 by 課長代理
ゆるりまい
この本から読み始めましたのでインパクト大!いきなり何もない部屋を見せられてうわーっと素直に驚く子どもさんできたらますます素敵なお部屋作りをなさるのでしょうねすごく楽しみですやはり毎日一時間以上かけて片づけることのできる人のおうちは綺麗ですねものがあっても管理できてる家は落ち着く十分の一でも見習いたいいややっぱり一時間片づけ年末にかけてやっていきたい次一を読むつもり楽しみです >> 続きを読む
2015/12/15 by dora
朝井まかて
明治の女流歌人の話としか知らずに読み始めて、水戸藩の幕末維新のころの壮絶な物語、恋物語でもあり、胸を打たれた。 >> 続きを読む
2019/06/26 by Ponpoko
小野不由美
十二国記Episode6。シリーズはコンプリートを目指しようやくここまで来ました。恭国に住むおてんば娘「珠晶」が王を目指し蓬山を目指す。そこで出会う頑丘や利光との旅を描いている。この前に「否緒の鳥」と「魔性の子」は王と麒麟の話ではなかったので非常に楽しく読むことができた。私もだいぶ十二国記のルールがわかってきた。そもそもこのシリーズは王と麒麟どちらかが描かれていると盛り上がるのではと感じる。主人公である珠晶のキャラクターも個性的でまっすぐ、この娘なら王になるのでは?なんて気持ちになる。合わせて私はこのシリーズは女性が主人公の作品の方が好みである。そしてそれを囲むメンバーもとても良い。ハマっている十二国記まだまだ道半ば・・・ >> 続きを読む
2020/02/02 by わくさん
DaiGo
ガイです。この本は、メンタリストDaiGoさんが実体験を通じて書いたものです。過去は、家もなし、お金もなし、人間関係もない中、現在はベストセラーを続々と世に輩出。その理由が「相手の心とニーズを掴む心理術」を実践して体得してきたからです。そのテクニックがこの本には書かれています。特に興味深かったのが、①相手の言動を観察する②相手の思考・心理を分析する③相手から信頼される④相手を思い通りに誘導するこれは、ビジネスでもおなじことが言えますので、より営業成績をあげたい方や、ビジネスパーソンとして活躍したい方にとって、間違いなくお薦めできる本です。 >> 続きを読む
2020/12/23 by ガイ@営業
喜多川 泰
旅に出かける直前の友人との会話でスタートする風変りな設定の自己啓発本。書かれている事はどこにでもある内容だが、人生という旅に出かける前世での魂同士の会話になっていて面白かった。以下、備忘録。・充分な準備をした旅は快適かもしれないが発見が少なくなる、旅先はゼロに満ち溢れている。ゼロから1を創り出す喜びを楽しみべき。ほとんど全てが自由な「不自由な旅」にしたい。・日々の生活では全ての判断基準が損得となってしまっている。・先に見返りを求めない、やりたい事をやらなきゃいけない事に変えないようにしたい、目の前にやってくる事を本気でやると楽しくなりやりたい事が見つかる、計算よりも情熱、人との出会いの重要性。・どこに行っても自分自身と一緒、自分との対話がある、旅は自分を楽しい同行者にする・自分の人生を幸せにする為のモノは全て揃っている、毎日の中に埋もれている宝物を見つけていく、どんな事が起こっても楽しむと決めて旅に出かける。 >> 続きを読む
2019/07/16 by aka1965
松尾スズキ
“読書ログ”の中で、ata-chuさんが読書レビューで紹介されていて気になっていた本だが、図書館で発見、早速借りて読んでみたが・・。松尾スズキさんが、自身のメルマガ「松尾スズキののっぴきまらない日常」の人生相談コーナーにおいて、悩める老若男女にお答えしたもの。斬新、「人生に座右の銘はいらない」と題しながら、一つひとつの答の最後には、太字でそれらしき言葉が・・・・。「働くこと」特別な才能もやる気のない若者が生き残るには、「成長することの苦痛」を受け入れることしかありません。50歳でフワフワしています。転職って何なんでしょう?こちらが聞きたいものです。貯金がなくなったら、自殺する前にホームレスという道もあります。知恵をふりしぼってください。「人づきあい」「嘘でしょ!」って言われるまで、嘘ついて、限界だと思ったら「バレたか!」って言いましょう。子どもとどういう人間関係を築けるか、すべては親の責任。子どもが思い悩む必要はないんです。「生きざま」命は長すぎます。敵は退屈です。人生とは、死に物狂いで暇をつぶすことだと思っています。まずは仕送りを止めて、もっと自分を追い込みましょう。背水の陣は思わぬ力が出ます。「恋だの愛だの」話が合わない=幻想を共有できなくなった、ということ。その先は・・・・・・・・それぞれです。いっそ既婚者に遊ばれてみれば、男のしょうもなさもわかって、理想も下げられるかもしれません。「表現」飽きたら自分の専門以外にチャレンジして、別の脳を刺激するのがいいんじゃないでしょうか。チャレンジして後戻りすることも、まだ可能です。好きなことで、食えるのも食えないのも人生です。厚かましくも皆さん、良い回答をください・・・と。すべてが、一休さんの頓智並みの無茶ぶりの相談ばかり、とでも、突き放すごとくの回答の中に、生きることの重要性を説く。回答を先にあげましたが、さて、どんな相談だったか、逆に皆さんお考えください。人生相談っていうと、昔、あった、融紅鸞さんの「あんさん、別れなはれ」というのを思いだしますな。いろいろ思い悩むぐらいなら、前へ一歩踏みだすことが大事ですな。 >> 続きを読む
2014/03/18 by ごまめ
賀東招二
潰れ掛けの遊園地を何とか窮地から救った超人高校生・西也。次に差し迫る問題は、人員不足。藁にもすがる想いで求人をかけるものの、集うのは一癖も二癖もある厄介な人物達を戦力になるよう死に物狂いで調教して行く物語。たとえ順風満帆に往かずとも、夢の国に類い稀なる逸材を集めよ!素晴らしい組織を形造るのは、いつだって素敵な人材による物だ。しかし、最初から素敵であった訳ではない。何度も衝突し、心を磨り減らし、最終的に心を通わす。雨降って地固まるように、本気で職に向き合うからこそ、情熱のぶつかりあいは避けられないのだ。 >> 続きを読む
2020/02/20 by ebishi
出版年月 - 2013年8月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト
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