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2013年10月発行の書籍

人気の作品

      疾風ロンド

      東野圭吾

      実業之日本社
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね!
      • 2018/11 2冊目(2018年通算142冊目)スキー場シリーズ第二弾。「里沢温泉村」スキー場のモデルは多分「野沢温泉村」かな。今回は「炭疽菌」をめぐるトラブル。バイオハザード級のシロモノを話として扱っている割にはノリが軽いかなとも思う。ただ、結末が二転三転する話の展開は読んでいて痛快だった。前作の結末が「玉虫色」の決着で納得いかなかったのに対して、今回の結末はひねりが効いていて「うん、良かった」という感じ。面白かった。感想はこんなところです。

        >> 続きを読む

        2018/11/07 by おにけん

    • 他11人がレビュー登録、 41人が本棚登録しています
      まんがでわかる7つの習慣 = THE SEVEN HABITS OF HIGHLY EFFECTIVE PEOPLE

      小山鹿梨子 , フランクリンコヴィージャパン株式会社

      宝島社
      カテゴリー:人生訓、教訓
      4.0
      いいね! tanreinama
      • この本に書かれている通りに生きていこうとしたら、とても窮屈な人生になるのではないかと思いました。
        今の人生は全て自分のしてきた行動の結果であり、これからの人生は全て自分の 行動次第でコントロールできる、みたいなことが書いてありましたが、納得できませんでした。
        ただし、全体的に一理はある内容なので一読の価値はあると思います。
        >> 続きを読む

        2018/06/02 by kun

    • 他11人がレビュー登録、 40人が本棚登録しています
      光

      三浦しをん

      集英社
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 三浦しをん著の「光」は、波のような物語だ。寄せては返す波に似た暴力のありようが、この作品のテーマなのだと思う。

        島に住んでいた中学生の信之は、家族や生活を津波で根こそぎ奪われてしまう。
        彼は、ともに生き残った恋人・美花の危難を救おうと暴力を振るう。

        それから二十年後、平凡に生活する信之に、島のもう一人の生き残り、輔が近づいてくる。
        そして、信之の家族が暴力にさらされ、やがて彼の過去が暴かれようとする。

        この小説は、章ごとに視点となる人物が交代する。彼らはみな、自分を客観視できず、相手が自分をどう考えているか理解できない。

        だが、彼らは理解しあえないにもかかわらず、互いに影響を及ぼし合う。
        波が海岸線を削り、島の輪郭を変えるように、相手の生活に影響を与えていく。

        この物語は、信之たちの住む島を津波が襲い、生活の輪郭が激変させられたのが出発点になっている。
        それは、つらい出来事だったが、奇妙な歓喜をもたらすものでもあったのだ。

        住民の大部分が死んだ島で、美花とともに助かった信之は、二人が創世神話のごとき新世界最初のペアになったと想像し、興奮を覚えるのだった。

        暴力的な波に、それまでの生活を削りとられた結果、彼は新たな自分の輪郭、アイデンティティーを発見したと錯覚し、一度は喜んだのだ。

        だから、後に彼が南海子という名の女を妻に選び、故郷の花から娘を椿と名づけたのは、島を懐かしむという理由ばかりでなく、再びの津波襲来をどこか望んでいたためではないかと疑ってしまう。

        この小説では天災、性的暴力、親からの虐待という暴力が描かれている。
        だが、登場人物たちは、それらを忌避するだけではない。

        暴力が自分を輪郭づけてくれると逆に期待する部分がある。
        その感覚に迫真性があるし、このように誘う暴力と我々は無縁ではないと思う。
        >> 続きを読む

        2018/10/12 by dreamer

    • 他7人がレビュー登録、 20人が本棚登録しています
      円卓

      西加奈子

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      •  渦原琴子、通称、こっこは八歳にして「孤独」が欲しい。
        三年二組の中で大人びた人気のある香田めぐみさんが「眼帯」をしてきた。

         こっこは、「ものもらい」で「がんたい」の香田めぐみさんに興奮する。羨ましい!
        私も「がんたい」したい。体育の時間に「がんたい」して見学。あそこに行きたい!
        「がんたい」すると「えんきんかん」がなくなるんやて!

         こっこちゃんは、大家族。狭い団地の3LDKに祖父母、両親、中学生の「三つ子」の姉・・・の8人家族。しかも家族から溺愛されているのです。

         こっこは、夜寝る時、自分のベッドどころか布団すらありません。3人の姉の布団のどれかで寝るのです。「もう~、こっこったら、いいにおい。かわいい~~~~」

         家の食卓も中華料理店でもらってきた円卓です。くるくる回して皆でわいわいと分け合う。

         こっこにないもの。それが「孤独」です。眼帯をして「ものもらいはうつるから」とひとりそっとしている香田かおりさんを見て、涙が出るほど羨ましい。こっこは言いたい。

        「わたくしにちかづいたら、うつるのよ。どうか、ひとりにして。
        それによって得られる孤独を思って、うっとりする。
        ひとりぼっちの、わたくし!」

         もう、家族がどこにも隙がないほど仲良しだから、こっこは「ないもの」を欲しがる。孤独、憐み、病気・怪我。

         軽快でユーモラスな前半から、こっこが本当の「憂欝」を知る夏休みへのゆったりとした変化が素晴らしい。

         語り口も落語を聞いているような笑いが止まらない様子から繊細で、賢くて、そして同時に無神経で子供。そんなこっこちゃんが成長する様を静かに描写する。

         その緩急の付け方に感心します。まるで音楽を聞いているような文章の美しい流れ。
        そして伏線の効いた小物使い、言葉。至福の幕切れ。すばらしい円卓。

        >> 続きを読む

        2018/06/19 by 夕暮れ

    • 他6人がレビュー登録、 21人が本棚登録しています
      人生はニャンとかなる! = Life Works Itself Out. 明日に幸福をまねく68の方法

      水野敬也 , 長沼直樹

      文響社
      カテゴリー:人生訓、教訓
      4.0
      いいね! Moffy
      • 猫の写真にクスッとなったりしながら、軽い気持ちで読める一冊ですが、偉人の言葉も数々載っており、かなり濃い一冊です。
        1ページ1ページ短くすぐ読み終えますが、これだという部分は読み返せばとても味わい深く感じれます。

        頭の疲れを癒し、心に力を入れたい時にオススメです:)。
        >> 続きを読む

        2018/03/03 by deco

    • 他6人がレビュー登録、 21人が本棚登録しています
      村上海賊の娘

      和田竜

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね! maruko
      • 本屋大賞受賞作です。

        史実にある海賊の加担した合戦、史実にある、ブサイク(?)で嫁の貰い手のない女傑をエンタメに膨らませたお話。
        巻末には和田 竜さんが勉強した資料が記してありますが(゜д゜)こんだけ勉強したことを全部詰め込んでみました的な感じも受けます。
        あきらかにそういうのは読み手には迷惑ですな(;´Д`)
        当時の美人像とかけ離れた「女」も現代では美人かも(!?)というアイデアはイイネ。
        会話もくだけた感じもあるし、コメディタッチ...「静」の部分はタイクツだけど「動」の部分、活劇としての描写は凄まじく、アクション巨篇の側面が強い。

        (amazon解説)
        『のぼうの城』から六年。四年間をこの一作だけに注ぎ込んだ、ケタ違いの著者最高傑作! 和睦が崩れ、信長に攻められる大坂本願寺。毛利は海路からの支援を乞われるが、成否は「海賊王」と呼ばれた村上武吉の帰趨にかかっていた。折しも、娘の景は上乗りで難波へむかう。家の存続を占って寝返りも辞さない緊張の続くなか、度肝を抜く戦いの幕が切って落とされる! 第一次木津川合戦の史実に基づく一大巨篇。
        >> 続きを読む

        2018/08/31 by motti

    • 他5人がレビュー登録、 38人が本棚登録しています
      何を話せばいいのかわからない人のための雑談のルール (中経の文庫)

      松橋 良紀

      4.2
      いいね!
      • 読んだらすぐに試したくなるような気持ちにさせてくれる書き方でした。仕事でも家族相手でも、もっと雑談をしてみたいと思わせる明るい本です。 >> 続きを読む

        2017/10/26 by xhiro

      • コメント 1件
    • 他4人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      村上海賊の娘

      和田竜

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 本屋大賞受賞作です。

        史実にある海賊の加担した合戦、史実にある、ブサイク(?)で嫁の貰い手のない女傑をエンタメに膨らませたお話。
        巻末には和田 竜さんが勉強した資料が記してありますが(゜д゜)こんだけ勉強したことを全部詰め込んでみました的な感じも受けます。
        あきらかにそういうのは読み手には迷惑ですな(;´Д`)
        当時の美人像とかけ離れた「女」も現代では美人かも(!?)というアイデアはイイネ。
        会話もくだけた感じもあるし、コメディタッチ...「静」の部分はタイクツだけど「動」の部分、活劇としての描写は凄まじく、アクション巨篇の側面が強い。


        (amazon解説)
        『のぼうの城』から六年。四年間をこの一作だけに注ぎ込んだ、ケタ違いの著者最高傑作! 和睦が崩れ、信長に攻められる大坂本願寺。毛利は海路からの支援を乞われるが、成否は「海賊王」と呼ばれた村上武吉の帰趨にかかっていた。折しも、娘の景は上乗りで難波へむかう。家の存続を占って寝返りも辞さない緊張の続くなか、度肝を抜く戦いの幕が切って落とされる! 第一次木津川合戦の史実に基づく一大巨篇。
        >> 続きを読む

        2018/08/31 by motti

    • 他4人がレビュー登録、 24人が本棚登録しています
      まほろ駅前狂騒曲

      三浦しをん

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • ・シリーズ3作目
        ・1作目に比べるとやや見劣りする

        2017/06/18 by michi2011

    • 他4人がレビュー登録、 18人が本棚登録しています
      なぎさ

      山本文緒

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 長野の両親から逃れて夫と久里浜に移り住んだ女性の物語。ブラック会社に勤める夫を心配しながらも自分に自信が持てず働くことを躊躇していたところに、妹が始めるというカフェを手伝うことになる。しかしカフェの営業が順調にいっていたにもかかわらず、妹がカフェを売却することになった。その前にブラック会社を辞め、心の病を患った夫と絆を深めることになった。一方、芸人を志しながらも挫折し、夫の勤めていた会社を辞め、カフェに勤めるもクビになった青年のことにも多く触れている。結論を言うと読んだ後味はあまり爽快ではなかった。 >> 続きを読む

        2017/05/26 by konil

    • 他3人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      小暮写眞館

      宮部みゆき

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 藤子不二雄の夢カメラ(違)

        2018/07/21 by motti

    • 他3人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      蟻の階段 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)

      麻見 和史

      3.5
      いいね!
      • 図書館本。シリーズ第二弾。
        前作ほどのインパクトはなかったが、それなりに面白かった

        テーブルの上に横たわる惨殺遺体を囲むように置かれた頭蓋骨に白い花、掛け時計に逆さまのスープ皿。異様な現場に、如月塔子たち殺人分析班のメンバーは息をのむ。警察OBに電話をかけてきた犯人は、絵画を模したような現場を「作品」と呼ぶ。その謎を解かなければ、第二、第三の殺人が起きるかもしれない。塔子と鷹野は「作品」の謎を追う。

        今作では分析班はカラオケボックスで打ち合わせをするのだが、なんとなく冴えない。いい店を早く見つけて、次作では活発な議論をしてほしいと思う。
        途中で犯人が明かされてしまうため、終盤では主に謎解きと動機が語られる。

        あのドクロが描かれた不気味な静物画はヴァニタスというのか。それを知っただけでも、本作を読んだ値打ちはあった。

        >> 続きを読む

        2019/02/19 by Kira

      • コメント 2件
    • 他3人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      灰色の虹

      貫井徳郎

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね! oasamaru

      • 貫井徳郎の「灰色の虹」は、冤罪被害の復讐を描いた問題作だ。

        微塵も疑わない検事、だらしない弁護士らに、よってたかって身に覚えのない殺人の罪を着せられ服役した江木雅史は、刑期を終えた後、彼らへの復讐を誓う。

        やがて、江木の裁判の関係者たちが次々と変死した。
        警察は江木に疑いの目を向けるが、警戒の隙をつくように犯行は続いていくのだった-------。

        貫井徳郎の「灰色の虹」は、冤罪というテーマを真正面から扱ったミステリだ。
        足利事件をはじめ、警察や司法への信頼を失墜させる不祥事が、次々と明らかになっている昨今の日本においては、極めてタイムリーな作品と言えると思う。

        江木を冤罪に陥れた人々は、違法行為をしたわけではないし、意図的に悪事に手を染めたという意識もない。

        だが彼らは、職業的なプライドが異常に高すぎたり、逆に職業意識が乏しすぎるなどの欠点を持っており、そのため、ひとりの人間の一度きりの人生がどうなるかということには想像力が及ばない。
        そんな彼らが、自分の命をもってその罪を償わされることになる。

        現実には、強引な捜査をした警察官や検事、誤った判決を下した裁判官などは、形ばかり謝罪することはあっても自分の人生で償いをすることはない。
        その意味で、この作品の展開は「殺されて当然」といったカタルシスを我々読者に感じさせるかも知れない。

        しかし、復讐のための殺人なら許されるのかという問いが、物語の結末に近づくにつれて重くのしかかってくるため、読み心地は痛快さからは程遠い。
        人間の"罪と罰"について、真摯な考察を重ねてきた著者ならではの力作だと言えるだろう。

        とはいえ、かつての大阪地検特捜部による証拠改ざん隠蔽事件からも明らかなように、現実の"司法の闇"は、我々一般人の想像を超えていて深いものがある。

        その前では、この作品における"司法の歪み"の描写すら、まだ甘いように感じてしまうのも否めないのだ。

        >> 続きを読む

        2018/10/30 by dreamer

    • 他3人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      冬虫夏草

      梨木香歩

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.4
      いいね! Moffy
      •  著者は、自分の考えを多冊の作品に分けて読者に伝えると聞いたことがある。
         梨木さんの作品を読みながら、多く感じられるのは人と人との、また自然との「緩やかな繋がり」。

         『僕は、そして僕たちはどう生きるか』で、気に入った言葉の一つに:
         「そう、人が生きるために、群れは必要だ。強制や糾弾のない、許し合える、ゆるやかで温かい絆の群れが。人が一人になることも了解してくれる、離れていくことも認めてくれる、けど、いつでも迎えてくれる、そんな「いい加減」の群れ。」  がある。
         この作品にも、いくらかこの考えが含まれており、登場人物一人一人の間の距離はとても「いい加減」であり、決して濃いとはいえない。
         会話も簡潔で、余分な部分がない。
         けど、濃いのである。いや、濃密と言えるぐらいに。

         最近はよくよくこういった人間関係を素敵と思えるようになってきた。
         愛し合っていれば、遠回りでもどこかできっと繋がっている。
         綿貫さんとゴローのように。
        >> 続きを読む

        2017/12/28 by deco

    • 他3人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      金色機械

      恒川光太郎

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • やっと読み終えた。時間がかかったのは、物語の流れが緩やかであったことと、内容がわかりやすくて、つい雑念が入り込んでしまう、それでまた読み返すということを繰り返した。
        恒川さんの、現実から幻想的な世界に滑り込んでいく物語が好きで読んでいるが、長編は初めてで少し勝手が違った。時系列どおりに進むのではなくて登場人物が現れるごとに、その過去から話が進む。時間の往来があって、現在に合流する形になっている。柔らかい美しい文体で野生的な盗賊たちが描かれているが、何か夢物語めいている。全編を通して恒川ワールドの雰囲気が続いていく。はみ出し物の盗賊たちは殺しもやれば子どもの誘拐もする、情け容赦のない場面もあるが、それも全て絵物語のようで、続けて読めば分厚い400ページを越す話もあっという間だったかもしれない。

        山奥に通称極楽園といい、鬼屋敷とも呼ばれる盗賊の部落がある。子供をさらってきて働かしているが、頭目が殺され手下だった夜隼が実権を握る。
        そこに殺されそうになった熊悟郎が逃げ込んできて下働きを始めるが、夜隼に見込まれ、武芸の訓練を受ける。
        見る見る上達して仲間に認められるが、彼は長じて、妓楼を任され莫大な利益を得てのし上がっていく。
        熊悟郎は人の心が見える目を持っている。

        捕縄の名手、同心の柴本巌信のところに遥香と言う娘がやってくる。彼女は手を当てると人を安楽に死なせる技を持っていた。医者の家で、見込みのない患者にその技を使っていたが、そこからきたと言う。
        彼女は過去に鬼屋敷にさらわれてきて逃げた紅葉という娘の子供だった。
        遥香は養父の家を出てさまよい、庵に中にいた金色様に出会う。気を失っている間に厳信の元につれてこられたのだった。彼女は父母が殺されたいきさつを話し、厳信が犯人探しと復讐を手伝うことになる。

        金色様と呼ばれるのは、遠い昔月から来た一族だったが、体が金に覆われ光で生きているため、一族が絶えた後も生き残っていた。極楽園で暮らしていたが、やがて遥香とめぐりあう。
        同心と一緒になった遥香の復讐、極楽園の人々の末路、話は前後しながら進み、やがて幕引きの時が来る。

        金色様と呼ばれるロボット様の物体は、言われているようにC-3POの姿を彷彿とさせ、男にも女にも変幻自在、声まで変えられる。花魁の衣装を着て白塗りの顔を長い髪に隠し、文字通りこの世のものでない強さを見せる。月から来たと言うそのときから物語の中に存在し、人々の生き方に関わり続ける。

        恒川さんの現実離れのしたストーリーは、荒唐無稽になりそうな部分も巧妙で異次元に誘う。時々はっと我に返ると、少し粗い部分がみえて、どちらかといえば、短編の方が持ち味に沿っているように思えた。もっと多くの作品を読んでから言うことかもしれないが。
        >> 続きを読む

        2015/04/08 by 空耳よ

      • コメント 10件
    • 他3人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      リーン開発の現場 カンバンによる大規模プロジェクトの運営

      角谷信太郎 , 藤原大 , 市谷聡啓 , KnibergHenrik , オーム社

      オーム社
      カテゴリー:情報科学
      4.6
      いいね!
      •  非常に実践的な内容で学ぶべきところが多かった。アジャイルの難しい所は、どう実践すればよいかが分からない、これに尽きると思う。ここでは実際のプロジェクトでどのように問題を解決してきたかの一端を見ることができる。プロジェクトの規模、内容が違うのでこのまま使えるわけではないが大いに参考になると思う。そして一つのやり方にとらわれることなくプロセスも常にカスタマイズするべきであることもわかる。決まった手順にとらわれがちであるが、組織、チームに合ったやり方というものもあるし、全ての開発フェーズで同じやり方で良いわけではない。プロセスを変えることを恐れてはいけないし、むしろプロセスを適切に変化させることが開発を成功に導くカギであることが分かる。
         技法そのものの説明としては「テスト自動化の戦略」「因果関係図」が特に有用だった。「テスト自動化の戦略」はプロジェクトの途中からテスト自動化をするという難しい問題に対する一つの解が示されている。テスト自動化を導入する手順書は多くあるが、プロジェクトの途中から導入するということを扱ったものは見たことがなく、大いに参考になった。また、「因果関係図」はいわゆるトヨタの「A3シンキング」であるが、具体的な例と主に気をつけるべきポイントが端的に示されており、ほんの数ページであるにもかかわらずそれの意味するところ、有効性、やり方までがしっかりと示されており、すぐにでも使えるようになっていた。
        >> 続きを読む

        2016/08/19 by 夏白狐舞

    • 他3人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      感染遊戯

      誉田哲也

      光文社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 「姫川」シリーズの第五巻です。

        一見、短編集かなと思わせる作りになっていますが。
        最後まで読んでいくと、一つの事件に繋がるという展開は、面白かったです。

        こんな仕掛けまでしてくる、作者の誉田哲也さんのアイデアに、感心しました。

        主人公である「姫川玲子」があまり活躍せず、その代わり、他のキャラクターがメインとなっていて、更に新鮮な気分で読む事が出来ました。
        >> 続きを読む

        2019/05/13 by ゆずの

    • 他3人がレビュー登録、 17人が本棚登録しています
      給食のおにいさん (幻冬舎文庫)

      遠藤 彩見

      4.0
      いいね!
      • 夢を追いかけて挫折をし、給食のお兄さんになった青年が主人公‼
        最初はいやいや、やっていた主人公が小学生達との交流を通じて自分に足りなかったものについて考えるようになる。
        最終章では、このまま続けるべきか辞めるべきかを考えるようにまでなる‼
        「食べられるうちに、食べたいものを思い切り味わうんだよ」主人公の祖母の遺言。この言葉はとてもいい言葉だと思いました。
        >> 続きを読む

        2015/12/26 by future

    • 他3人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      ふるさと銀河線 軌道春秋

      高田郁

      双葉社
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • よかったです〜
        初めての作家さんでしたがいいですね〜
        「車窓家族」の蕎麦ばったなんですが知りませんでした・・・
        私、秋田なんですがね・・・食べてみたい!
        話も一番好きなのは「車窓家族」かな。
        みなさん読書心くすぐるレビューで感謝です!

        電車、もう十数年乗ってないな〜
        寺山修司、いいね!また読んでみようかな。
        >> 続きを読む

        2016/05/20 by 降りる人

      • コメント 5件
    • 他3人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      バチカン奇跡調査官 終末の聖母

      藤木稟

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 登場人物とメキシコ神話の神々の名前と色々混ざって、唸った。
        う~んと思いながら、なんとか読み進めると信じられない展開に…!
        読んで良かった!
        ロベルトと一緒に戦慄する。

        宇宙とか、生命の始まりとか…神に関する領域が平賀によって拓かれていく。
        小説とは分かっていても、自分の存在について考える。
        色んな組織が絡んでくるのと同時に話の規模も大きくなっていく…。
        頭がついていけますように…。

        そしてローレン!密かにしっかり活躍。帰ってきて~。
        >> 続きを読む

        2017/10/17 by ashita

    • 他2人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています

出版年月 - 2013年10月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト

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