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2013年11月発行の書籍

人気の作品

      ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

      堀江貴文

      ダイヤモンド社
      カテゴリー:個人伝記
      4.0
      いいね!
      • 堀江さんについては何かに「すごい人」という認識だけで、それ以上のことを知らなかった。知り合いの本棚にあったという偶然で読むことになったが、堀江さんの育った環境や何が好きでどのように取り組んできたのかを具体的に知ることができ、初めて堀江貴文さんという方がどのような人なのかが分かり、読み終わるころには好きになった。大きなことをするのに、まずどのような行動をしたら良いのか、またそれはどういう気持ちでするものなのかが、とても分かりやすい言葉で書かれている。また、本書で扱われている「没頭」のプロセスは、『勝負能の鍛え方』で扱われている本番に強い脳が結果ではなく、結果を達成するために必要なことに焦点を当てていることと本質が同じだと思った。堀江さんは無意識に脳にとって心地よいことを継続している方だと感じた。『脳が冴える15の習慣』を読んでも同様に堀江さんのことを思った。 >> 続きを読む

        2018/06/04 by Rumi

    • 他16人がレビュー登録、 43人が本棚登録しています
      下町ロケット

      池井戸潤

      小学館
      カテゴリー:小説、物語
      4.6
      いいね! AKIRA rock-man ryoji
      • ああ、面白かった。

        町工場の社長が、大企業相手に翻弄されながらも、ロケット打ち上げ成功するまでの話だ。

        さすが、直木賞だけのことがある。ついつい読んでしまう。中小企業であっても魂をもって仕事をする男達の熱い戦いの話には感動する。「熱い思い」。やっぱりなあ、これに尽きる。そう思った次第。元気をもらった。
        >> 続きを読む

        2017/04/22 by KameiKoji

      • コメント 1件
    • 他15人がレビュー登録、 67人が本棚登録しています
      幸福な生活

      百田尚樹

      祥伝社
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね! oasamaru misora
      • 約一年程前に読んだ。ラスト一行の衝撃!正に、鳥肌立ちました! ドキドキ、ハラハラ、一語一句見逃せない!
        とても面白かったです(^.^)
        >> 続きを読む

        2017/08/16 by misora

    • 他12人がレビュー登録、 40人が本棚登録しています
      箱庭図書館

      乙一

      集英社
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね! kotata
      • 乙一の著作を読むのは今回で三度目。
        GOTHと失はれる物語を中学校時代に読んだ記憶がある。
        解説でも言及されていたように本作、箱庭図書館 からは過去に読んだ二作、そのどちらもの要素を感じることができた。
        あとがきを読み、本作はリメイク作品であることを知った。これは乙一のオリジナルストーリーではない。それを知った私は少し落胆をしていたように思う。実際に批判も少なくはなかったと記載されている。しかし、解説を読み、乙一がどのように小説を書き綴っているかを知り、感銘を受けた。非常に理系的な書き方をしている。感覚やセンスだけで書かれたものではない、計算されて書かれた本という言い方もあながち間違っていないかもしれない。それほどまでに理系的に考えて書かれている。以前から、乙一の高専卒業という経歴には違和感を覚えていた。私が本を読まないから他にそういった作家を知らないだけかもしれないが、私には理系が物語を綴る、というイメージはない。こういった固定観念もこれから先たくさんの本と出会うことで変えていくことができたらいいと思う。解説の受け売りではあるが、このリメイク企画は乙一だからこそ、物語を再構築、という点で成功できたのだと感じる。

        ○小説家のつくり方
        この本の基礎となる部分と言ってもいいかもしれない。潮音の活字中毒設定が非常に気に入っている。
        ○コンビニ日和!
        緊張した場面であるはずなのに、軽快に進むストーリー。どどめ色がわからず検索した思い出。
        ○青春絶縁体
        友達作りが苦手なふたりのお話。鈴木さんが登場することで、ふたりの暗さ、陰鬱さが強調されていたように感じた。
        ○ワンダーランド
        殺人鬼が出るとやはり乙一らしさを感じる。GOTHの影響だろう。これを読んだ後、読み直したい衝動を抑えるのが大変だった。
        ○王国の旗
        乙一の作品らしくない主人公、ストーリー。違和感はあるが、新鮮でいいなぁと思い、読みすすめた。まぁ、あとがきを読んで納得するのだけれど笑。子供だけの王国、そこに入りたい子供だけがなぜか辿り着く。そういう設定が大好きだ。
        ○ホワイト・ステップ
        平行世界の人間と、雪を通じてコミュニケーションをとる。雪の儚さが活かされた素敵な話だと思う。この話からは、Calling youに似た性質を感じた。あとがきで乙一自身が、解説で友井羊もそれについて言及していた為、素直に嬉しかった。


        全体として、全てが「物語を紡ぐ町」で起こっている出来事であること、関係し合っている登場人物など、十分すぎるほどに乙一の要素を楽しむことができた。個人的に乙一の最大の特徴は、もう一度読みたくなってしまう書き方だと思っている。二度目の読書は、内容を理解してるが故に異なる着眼点から読むことができる。それを考えるともう一度読みたくて仕方がない欲求に駆られる。機会があればそれぞれの元作品も読みたいところだ。
        >> 続きを読む

        2015/12/13 by Yuumi

    • 他7人がレビュー登録、 29人が本棚登録しています
      妻が椎茸だったころ

      中島京子

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! momomeiai pyon321
      • 匿名


        私の読みたいリストに、記入しました。

        2016/06/01 by 匿名

    • 他6人がレビュー登録、 16人が本棚登録しています
      書楼弔堂 破曉

      京極夏彦

      集英社
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね! yana nasubivi
      • 面白かったー。

        一風変わった古本屋を訪れる人たちが、有名人ばかりで。
        知っている名前が出てくると、やはり楽しい。
        泉鏡花、井上圓了、岡田以蔵…。
        あの人たちの存在のきっかけとなった本というのにも興味が湧く。
        >> 続きを読む

        2018/02/27 by koh

    • 他5人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      聲の形 = The shape of voice

      大今良時

      講談社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • ずっと気になっていて、やっと読めました。

        最初の方は、小学校での、現実にもありそうな虐めの内容で、正直「酷いな。。。」と
        思いました。
        しかもそのまま小学校時代の話は終わります。

        そこからどう動いたかという話だと思います。
        当時を取り戻すことは出来ないが、これからどうやって過ちを犯した分を
        返すのか。
        その中で、青い青春も描かれ、かわいいなぁと思ってしまって
        自分はもうそんな年になったかと若干落ち込みました。

        評判からの期待通り、面白いですよ。
        >> 続きを読む

        2015/05/12 by frontier

      • コメント 4件
    • 他3人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      あまからカルテット

      柚木麻子

      文藝春秋
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 4個のおいなりさんが新天地を求めて住み慣れた村を捨て旅立っていきます。途中でかんぴょう巻き、巾着寿司等の力を借りて、強大な敵ます寿司将軍に挑む冒険活劇です。
        途中ニンジンのお稲荷さんが川に放り出された時に、躊躇なく飛び込んだイチョウのお稲荷さんの友情に感動しました。
















        うそです。

        結構みなさん読まれていたので興味を惹かれて読んでみました。
        アラサー女性4人組の友情を描いた物語で、恋愛、仕事、嫁姑問題と色々なトラブルを食べ物を絡めて残り3人が協力をして片づけていくさらりと読める本です。

         薫子   編集者 中々の美人 家事は苦手 姑苦手
         由香子  主婦ブロガー 料理上手 かわいい感じ 童顔
         咲子   ピアノ講師 性格地味 中々の美人
         満里子  デパート化粧品販売員 激しめの性格 超美人

        市井の人達風の書き方で居ながら、皆さん中庸ではないので一般女性から共感されるのかちょっと不思議ではありますが、こんな友情が欲しいなと憧れさせるのでございましょう。

        先日 素頓卿さんが好き嫌いを分類していました。
        有れ面白いなと思って自分でも考えてみました。
        嫌いという事は無いので女性として好きになりそうかで判断しました。

         薫子  なるかも⇒気を張らない関係になれそう  
         由香子 なる⇒美人より可愛い系が好き。料理上手はポイント高 
         咲子  なるかも⇒清楚な感じで来られると弱い 
         満里子 ならない⇒超美人は銀行に有る1億円と同じで興味出ない

        素頓卿さんとは全く違ってしまいました。
        でも正直この友情の中に割って入る自信は無いです。夫婦喧嘩で友達から折檻とか超怖い。 



        >> 続きを読む

        2015/05/02 by ありんこ

      • コメント 23件
    • 他3人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      面倒だから、しよう

      渡辺 和子

      幻冬舎
      カテゴリー:各教派、教会史
      4.0
      いいね!
      • 著者の丁寧な言葉遣いによる書きぶりに、こういう方が今日本にいて教育に携わっているというのは素敵なことだと思いました。
        大学生とのやりとりについてもっと読んでみたいです。
        >> 続きを読む

        2016/01/21 by karin

      • コメント 2件
    • 他3人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      蜩ノ記

      葉室麟

      祥伝社
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね!
      • 葉室麟の時代小説で第146回直木賞受賞作。

        直木賞受賞にふさわしい優れた小説という印象を持った。
        良く練られたストーリー、読者の興味を掻き立てるシチュエーション、魅力的な登場人物、そしておそらく葉室さんの得意とする読者の心に染入る様な美しい風景描写。
        物語の初めから終わりまで、本当に良く作り上げられていて、ある種の芸術品の様な美しい作品だと感じた。

        職場で友人との喧嘩から刃傷沙汰を起こしてしまった檀野庄三郎は、切腹を赦免される代わりに向山村に幽閉され家譜編纂を命じられている戸田秋谷の監視を命じられる。
        戸田秋谷は七年前に前藩主の側室との密通の容疑がかけられており、10年後の切腹が命ぜられていた。
        庄三郎は、戸田家の人々と一緒に過ごすことで秋谷の人柄を知り、彼の罪に疑問を持ちはじめ真相を調査する。
        「蜩ノ記」とは秋谷が日々の出来事を記録している日記の事である。

        この作品は、心に残る台詞が多い。
        庄三郎が真相を調査する過程で人の心の闇に嫌気がさし、遠くの田畑を眺めながら
        「ひとは、稲のようにまともには生きられぬものなのでしょうか」
        と相手に問いかけるシーンは、非常に印象深かった。

        戸田秋谷の犯した罪の真相がこの作品のキーポイントであり、その謎に迫ることは危険を伴う為、緊迫したシーンが続きスリリングな楽しさがある。
        また、庄三郎が戸田家の人々と交流する事で、人を愛おしむ心が彼の心に生じてくる様の描写も美しい。
        それと庄三郎の秋谷の娘 薫に対する恋愛の様子がいかにも不器用で微笑ましかった。

        物語のクライマックスからエンディングも感動的で、この美しい物語にふさわしい。
        ここでは、庄三郎の人間としての成長が如実に出ていて本当に素晴らしいシーンであった。

        非常に完成度の高い良い小説だと思う。
        ただ物語が美しければ美しいほどいかにも作り話という感じがしてしまうので、その部分のバランスさえ良ければ満点だ

        >> 続きを読む

        2018/01/28 by くにやん

    • 他3人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      他人を攻撃せずにはいられない人 (PHP新書)

      片田珠美

      3.2
      いいね!
      • 世の中にある一定割合存在する攻撃欲の強い人の心理構造とその攻撃手法、対処策について書かれている。攻撃欲の根底には支配欲があるらしく、攻撃の目的は他者の幸せを破壊し、無価値化する事で自分の価値を高める事なのだそうだ。また攻撃されやすい人にも傾向があり、攻撃者はそういう人を嗅ぎ分け標的に選ぶとの事。
        以下、備忘録。
        ・無自覚に悪意に気付かずに攻撃するタイプもいる。
        ・自分が攻撃ターゲットになっている事に気付きづらい事もある。
        ・周囲に無能なイエスマンを集めて要塞を築く。
        ・罪悪感を抱かせる達人、被害者ヅラをするのが上手い。
        ・自分が正しいと思い込んでいて内省しない、非難に動じない
        ・自己愛が強く他者は無価値、他人を無価値化して自分の価値を保つ
        ・贈り物で心理的負担を与える(これは影響力の武器の返報性の原理と同じ)。
        ・実は自己愛が、傷付きやすい、ストレス耐性が低い。
        ・攻撃欲の強いひとは自信がなく指摘されたくない弱点を持っている、恐怖を抱いている。それを見つける為に観察する。
        ・攻撃欲の強い人は変わらない事が多い。理解してくれると思うのは甘い幻想。目的は破壊だから。諦めるとは、明らかに見る事でもある。
        ・要求を明示せずほのめかす事に対して、気付かないフリをする。必要な場合は明確に質問する。反撃も必要。
        ・他人の幸福が羨ましくて許せないという心理を知る。
        >> 続きを読む

        2017/06/21 by aka1965

    • 他3人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      感情的にならない本 不機嫌な人は幼稚に見える

      和田秀樹

      新講社
      4.2
      いいね!
      • プロローグ 感情の「シンプルな法則」
        ・感情は放っておけば収まる
        ・姿かたちの見えない感情を相手にするのでなく、現実の中の変えられるものから変えてみる。
        ・答えを決めつけないで、とりあえず「曖昧」なままにしておく。

        第一章 人には「感情的になるパターン」がある
        ・自分の優位性にこだわる人に対しては、感情的になってしまう。
        ・自分の意見に固執しない人に対しては、リラックスできる。
        ・押し合いになるときは「引く技術」を使う。
        ・他人の気持ちや感情を変えることはできない。

        第二章 「感情コンディション」を整える
        ・あれこれ考え込むクセのある人は、自分の悩みや不安が「いまいちばん大きな問題」と受け止める。
        ・考えても答えの出ないことは、いまの自分にとって関係のないこと。
        ・自分の気持ちと向き合わない。
        ・動くことをためらわない。

        第三章 「曖昧さに耐える」思考法
        ・認知的成熟度は感情に振り回されないことで高められる。
        ・白黒つけずにグレーゾーンで評価する。
        ・結果をパーセンテージで想定する。

        第四章 「パニックに陥らない」技術
        ・ピンチの時は「ではどうするか」、「いまはともかく」
        ・ある種の「いい加減さ」は必要。
        ・セルフウォッチングをする。

        第五章 「いつでも気軽に動く」技術
        ・つまらないシミュレーションはしない。
        ・考えても始まらないことは考えない。
        ・なにもしないよりはまし。
        ・根本的解決は目指さない。
        ・出せる答えを出して実行する。

        第六章 「小さなことでクヨクヨしない」技術
        ・一つのことにクヨクヨする暇はない。
        ・災難を恐れずに動くこと。
        ・素直であること。
        >> 続きを読む

        2018/03/04 by r_std

    • 他3人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      最近、空を見上げていない (角川文庫)

      はらだ みずき

      4.0
      いいね!
      • 普通のサラリーマンの日常を切り取ったようなラノベ。でもその普通さが良かった。例えは悪くて伝わらないかもしれないが、ド〇ールのコーヒーのような感じ。ちょっと歩き疲れて喉も乾いて、ド〇ールでも入って一休み。値段も味も分かってて、いつも通り。物凄いスペシャルとか冒険はないし、普通なんだけど、求めていた通りのものが口に入った時の丁度良さ。
        長編小説とかは段々読むエネルギーが少なくなってきて、自分的に絶対外れなしの著者のものしか読まなくなった。何だか余りにも偏ってるから、ちょっとは他のも読むかと重い腰を上げてみたら意外にも丁度良かった。人生変わっちゃうとか、波乱万丈でドキドキ、とかそういうのが無いのが丁度良かった。何回丁度良いと書くのか自分でも呆れるが、本を読む時に必ずしも刺激を求めている訳ではなく、翻弄されるのは年に数度で精一杯。安心して読めるという事がやはり丁度良いのであった。
        >> 続きを読む

        2017/03/05 by チルカル

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      ソードアート・オンライン プログレッシブ (2) (電撃文庫)

      川原礫

      角川グループパブリッシング
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • (登録前に読んだ本)

        1回目の読了。2013.12.25
        今回もすらすらと読めた。いっそのことこれ1本に絞った方がいいんじゃないかと思うのは自分だけではないはず。まあ、本編との矛盾は出てきそうだが。キリトとアスナがどのようにしてお互い惹かれていくのか今後が楽しみ。

        2回目の読了。2015.11.16
        再読2回目。今回の舞台はアインクラッド第3層。美人でグラマーなダークエルフのキズメルも加わり、キリトさんまさに「両手に花」状態。しっかりお風呂イベントもあったりと某「不幸だ…」が口癖なラノベと展開がそっくりになってきているような。あと前の巻に出てきた黒フードの男といい、今回のモルテといい、ラフィン・コフィンのメンバーも登場してこの後どうなるのだろうという展開。プログレッシブ編ではそこの所もやるのかなあと思う。ともあれあと1冊、復習のために読み続けたい。
        >> 続きを読む

        2016/09/27 by おにけん

    • 他2人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      君に友だちはいらない The Best Team Approach to Change the World

      瀧本哲史

      講談社
      カテゴリー:経営管理
      3.8
      いいね!
      • 瀧本哲史はエンジェル投資家。
        すぐれたチームのあるべき姿について書いている。
        優れたチームとは少数先鋭、ネットワークハブを持つ人の集まり。
        彼らはそれぞれの演じる役割を持つ。
        「群雄」と「貧困と無知の脱出」
        この辺に未来へのヒントがあるように思う。
        >> 続きを読む

        2015/07/27 by Lemon_T

    • 他2人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      赤ヘル1975

      重松清

      講談社
      カテゴリー:小説、物語
      4.7
      いいね!
      • カープファンの私が、読もうかどうしようか迷って、やっと手に取った小説です。カープにかこつけた作品だったらどうしよう、とかそんな不安を感じてましたが全くの無駄でした。

        作者の重松清さんは広島出身でもなければカープファンでもないそうです。それでもこの小説の中には確かにファンの声がありました。
        試合中に飛ばすヤジはいつも家族で言い合ってるものと同じだし、マジック1が点灯しても、まだ優勝を期待できない。負け試合は最後まで応援せずに、すぐに明日の試合のことを考える。2016年の今も、1975年の当時も変わってないんだと思わず読みながら笑ってしまいました。

        そして、「優勝おめでとう、ではなく、ありがとう。」という言葉。
        一緒だ!と思いました。もちろん、おめでとうで選手を讃えるのですが、優勝という喜びをくれてありがとうという気持ち。私はカープを応援してきた母をずっと見ているので、母に優勝を見せてくれてありがとう、でした。


        舞台は1975年の広島。カープ初優勝の年。優勝で湧き立つ広島。しかし広島に原爆が落とされてから30年経った年でした。これこそがこの小説の大きなテーマです。

        カープ初優勝の話をするのに、原爆は避けては通れません。

        「原爆が落とされてから、まだ30年」

        登場人物の中学生の男の子のセリフです。30年前なんて、自分が生まれるもっと前。だけど広島の子供達にとっても、原爆は今現在のこと。復興なんてとんでもない。まだまだ苦しみや痛みを抱えている人がたくさんいる。

        それでも生きていて、カープの試合に毎日みんな一喜一憂している。カープが本当に希望なんだと、カープがあるから笑顔になれる。

        二度と同じ被害を出してはいけない。でも忘れてはいけない。忘れないでほしい。カープという球団はそんな広島の人の祈りを背負っているんだと感じました。
        >> 続きを読む

        2017/02/08 by えま子

    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      ユーミンの罪

      酒井順子

      講談社
      カテゴリー:声楽
      3.0
      いいね!
      • 著者が良き聞いていた時期(1972年~1991年)のアルバムにについて、その時代背景を照らし合わしながら、歌詞を中心に綴られている本です。
        タイトルは、インパクトはありますが、それほど本の内容に合っていない感じも持っています。リアルタイムで聴いていた方は、当時を振り返って、「ふむふむ」っていう状況でしょうか。

        ひこうき雲
        □ 刹那の快楽を積み重ねることによって、「永遠」を手に入れることができるかもしれない。
        □ 届きそうで届かない「憧れ」

        流線形’80
        □ 女は男を常に「見て」いる
        □ ユーミンの歌が抱く助手席性
        □ この男は、私に価値を与えてくれるのか

        OLIVE
        □ 湿った暗さが消えていく

        悲しいほどお天気
        □ 二層がせめぎあう歌
        □ 少しくらい寒くても意地で半袖を着るのが、女の矜持というものです

        SURF&SNOW
        □ 「憧れる力」が、時に本物の力より勢いを持ち、輝いていた
        □ 「つれて行って文化」に対する、情景と絶望。

        昨晩お会いしましょう
        □ 不吉だとわかってはいるのに求めずにはいられないという、そんな欲求を肯定することができたこの時代

        DA・DI・DA
        □ 人生男だけじゃないわ。仕事があるじゃないの。

        DAWN PURPLE
        □ おしえて 大人になるっていうのは もう 平気になる心

        あとがき
        自分の歌が、読み人知らずの曲として、残ってほしい
        >> 続きを読む

        2017/03/25 by Minam

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      87CLOCKERS

      二ノ宮知子

      集英社
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.7
      いいね!
      • 4巻の面白さが神がかっていて笑いすぎてお腹が痛くなりすぎて何度もゼーハーした。
        ータとパズーのゲーム廃レベルがやば過ぎるしRPGを辞めてシューティング行く所も廃っぽかった。
        そしてオーバークロックのギリ感も熱い!早く次の巻が読みたい。
        >> 続きを読む

        2014/04/13 by H_hipo

      • コメント 3件
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      さよならソルシエ = au revoir,Sorcier

      穂積

      小学館
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      3.3
      いいね!
      • ゴッホ兄弟の物語。

        読み終わった後『ゴッホ』をWikipediaで調べちゃったのは、言うまでもない(笑) >> 続きを読む

        2015/06/13 by こたろう

      • コメント 2件
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      ラブレス

      桜木紫乃

      新潮社
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 「ホテル・ローヤル」で直木賞を取った桜木さんの恋愛小説。 母親のハギも百合江も女性として幸せな生き方とは程遠い。でも人として見たらひたすらに我慢をして出来ることを黙々とやってきた。自分の子を売りに出すような両親は失格。自分の子供を生んでくれる女を捨てる男も失格。借金の肩代わりに奥さんを働かせる男も失格。駄目親と駄目男に出会ってきた人生。幸せか不幸かは他人が決めることじゃないけど百合江なりに生き抜いてきたことに納得。
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        2018/05/28 by miko

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