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2014年7月発行の書籍

人気の作品

      マスカレード・ホテル (集英社文庫)

      東野 圭吾

      4.2
      いいね! oasamaru
      • 連続殺人事件で現場に残された数字から次の犯行場所と想定されるホテルに刑事が潜入して犯人逮捕を試みるというもの。いくつものショートエピソードが重ねられた作りになっていて、いかにも映画化されていそうな娯楽作品だなあと思いながら読んだ。
        同僚からカバー付きで何の本か知らされずに借りて読んだので東野圭吾と知らずに読了。カバー付き読書も面白い。
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        2019/06/13 by 和田久生

    • 他19人がレビュー登録、 96人が本棚登録しています
      海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)

      百田 尚樹

      4.3
      いいね! ryoji
      • シンプルにすごく面白かった。
        主人公は国や社会のために新品の石油タンクやタンカーを軍に献上したりGHQの嫌がらせ的なタンク底に溜まった石油浚いを赤字覚悟で行ったりいくらなんでもやり過ぎだろうと読んでて思ったけど、結局そおいう生き様を見た人達が主人公を支える構図にや私利私欲に駆られまくりの自分は恥ずかしくなった。
        全体的にちょっと右よりなのは百田氏なのでご愛嬌ということで。
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        2019/08/04 by キトー戦士

    • 他16人がレビュー登録、 63人が本棚登録しています
      海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

      百田 尚樹

      4.2
      いいね! ryoji
      • 想像以上におもしろい本。
        主人公、国岡鐡造の企業家精神にはただただ感服するだけ。
        光創業家がシェルとの統合をあれだけ拒むのも納得。
        とにかく下巻が楽しみ。
        >> 続きを読む

        2019/07/27 by キトー戦士

    • 他14人がレビュー登録、 67人が本棚登録しています
      山女日記

      湊 かなえ

      4.0
      いいね!
      • めんどくさい「山ガール」の実態

        湊かなえさんのミステリは女性視点で世界観が狭い印象でした。
        女性視点でのモノローグや思考回路を読んでて「めんどくせ」と思うこともしばしばで、男性読者としては 興味深く読める側面もあったり(;´Д`)
        このところステリ色一辺倒でないものも書いてらっしゃるわけだけど、本作はまさにそういう「誰も死なない」路線の作品である。
        先日読んだ、「八月の六日間 」と比較してしまう。

        めんどくせ!

        (amazon解説)
        このまま結婚していいのだろうかーーその答えを出すため、「妙高山」で初めての登山をする百貨店勤めの律子。一緒に登る同僚の由美は仲人である部長と不倫中だ。由美の言動が何もかも気に入らない律子は、つい彼女に厳しく当たってしまう。/医者の妻である姉から「利尻山」に誘われた希美。翻訳家の仕事がうまくいかず、親の脛をかじる希美は、雨の登山中、ずっと姉から見下されているという思いが拭えない。/「トンガリロ」トレッキングツアーに参加した帽子デザイナーの柚月。前にきたときは、吉田くんとの自由旅行だった。彼と結婚するつもりだったのに、どうして、今、私は一人なんだろうか……。
        真面目に、正直に、懸命に生きてきた。私の人生はこんなはずではなかったのに……。誰にも言えない「思い」を抱え、一歩一歩、山を登る女たちは、やがて自分なりの小さな光を見いだしていく。女性の心理を丁寧に描き込み、共感と感動を呼ぶ連作長篇。
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        2018/09/02 by motti

    • 他8人がレビュー登録、 21人が本棚登録しています
      時の罠 (文春文庫)

      辻村 深月米澤 穂信万城目 学湊 かなえ

      4.0
      いいね! ooitee taiji
      • 「山」が主人公!?富士山が裁判官?

        4人の人気作家のオムニバスもの。
        短編のために薄味ではあるけれどそれぞれ持ち味がわかるわかる!
        米澤穂信さんの「下津山縁起」がイイ!
        昔の筒井康隆さんや藤子・F・不二雄さんの作品でこんな感じのを読んだことがあるテイストw

        軽く楽しむ小冊子感覚でした♪

        (Amazon解説)
        辻村深月、万城目学、湊かなえ、米澤穂信―綺羅、星のごとく輝く人気作家たちによる、“時”をテーマにしたアンソロジー。小学校時代に埋めたタイムカプセルがほどくこじれた関係、配置換えになった「縁結び」の神様の新たな仕事、人類には想像もつかない悠久なる物語…。“時間”が築いたきらびやかな迷宮へ、ようこそ―。
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        2018/09/02 by motti

    • 他7人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方

      五百田達成

      3.6
      いいね!
      • 五百田達成先生の著書。五百田達成先生によると、男は理屈や上下関係が大好き、女は感情的で感覚的。男と女は異星人と言っていいほど違うから、男女のコミュニケーションはうまくいかない。強烈な思い込みじゃない!?と感じるところもあれば、わかるわかると共感する点もありました。実生活で役に立つかどうかはわからないけれど、読み物としては楽しかったです。
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        2017/10/01 by 香菜子

    • 他4人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      アクアマリンの神殿 (単行本)

      海堂 尊

      3.2
      いいね! Tukiwami
      • 今度は学園モノ!

        海堂ワールドの新境地w
        モルフェウスの領域の続編。
        1作目もSFという新境地を感じましたがどうやら「新境地開拓シリーズ」なのでしょう(;´Д`)
        ラノベみたいな展開ではありますが少年の青春(?)や、心身の成長が愚直なタッチで描かれておりますw
        まだ続きますねw
        続きが気になりますが、次はなんでしょう?どういう新境地を?笑

        (amazon解説)
        桜宮市にある未来医学探究センター。そこでたったひとりで暮らしている佐々木アツシは、ある深刻な理由のため世界初の「コールドスリープ」技術により人工的な眠りにつき、五年の時を超えて目覚めた少年だ。“凍眠”中の睡眠学習により高度な学力を身につけていたが、中途編入した桜宮学園中等部では平凡な少年に見えるよう“擬態”する日々を送っていた。彼には、深夜に行う大切な業務がある。それは、センターで眠る美しい女性を見守ること。学園生活に馴染んでゆく一方で、少年は、ある重大な決断を迫られ苦悩することとなる。アツシが彼女のためにした「選択」とは?先端医療の歪みに挑む少年の成長を瑞々しく描いた、海堂尊の新境地長編!
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        2018/09/01 by motti

    • 他3人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      大人のための読書の全技術

      齋藤 孝

      2.8
      いいね!
      • 大学生の時にゼミを担当していた教授がおっしゃいました。
        「教授ってもんは世間一般の常識をよくわかってないから、もしなりたいなら一度社会に出て、そしてもう一度戻っておいで。」
        その意味がわかったような気がしました。


        もちろん様々な本を読んで生き抜いて来られただけのことはあって、共感できるところは多々あります。

        本を読む目的を持つ。今読んでいる内容を誰かに説明するのだと思って読む。p.92
        漫然と読書をしてきた私がこのSNSをはじめるきっかけとなった一文ですもの。

        五世紀も前に印刷された文書を私たちは読むことができるんです。電子カセットや、ほんの数年前に使っていた古いCD-ROMは、いまや読むことも観ることもできません。
        ハードがどんどん進化することによって新しい媒体が出現するが、意外に新しいものほど使えなくなるスピードも速い。それに対して、本というのは古びない強さがあるというのです。p.202
        これも、ずっと日本史学を学んで来た身からすると「改めて言われると、うーん…そうだなぁ」と素直に頷かざるを得ない言葉です。


        ただ1つ納得がいかなかったのは、この本の根底にある「本を読んでいる人=仕事ができる、コミュニケーション能力に優れる、スラスラ話せる、会話の中で本に触れることができる」という考え方でした。
        この辺りは、さすが東大出身の大学教授だなぁと思います。
        読書をすることで、その人に奥行きが出るというのは私も共感する部分。
        じゃあ世間で仕事ができる人たちが一律多読で、できない人たちが全員読書をしてないかというと…違う気がする。
        むしろ私の周辺の読書家の方たちは、周囲から「自分の世界を持ちすぎ」「知識や考え方を押しつけてくる」「本からの引用ばかりで頭でっかち。自分でした経験がない」という評価を受けている気がします。とくに上司に対して本にふれた会話をしたら、「こいつ、経験も知識もないくせに知ったかぶって」と煙たがれます。
        むしろ本を読んでいなくても成功や失敗を繰り返して、そこから出た言葉や格言を語っている人の方が、私はすんなりとそのことばを受け取ることができるし、後輩からの人望も厚い気がします。
        私はね。
        実業家が経験したことを書き連ねた本は売れるけど、読書家が経験した(本から学んだ)ことを書いた本は売れているイメージがないのです。本に時間を費やすのは大切なことだと思います。でも自分でやってみて、失敗して、そこから学んで…っていう経験に裏付けられたものにはかなわない気がします。



        否定的な感じになってしまいましたが、巻末の50冊のブックリストには興味深い本がいろいろとちりばめられていました。
        自分の読書に対するスタンスを考え直す面でも、出会えてよかった本です。


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        2014/12/30 by ato

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      黄金の烏

      阿部 智里

      4.2
      いいね!
      • 八咫烏シリーズ第三弾!!

        今回の主人公は前作でも主人公だった雪哉。
        朝廷内の争いに嫌気がさし若宮の元を去った雪哉は
        郷里で家族と今まで通りの生活を送っていたが
        そこに朝廷の使いに扮した若宮本人が訪ねてくる。
        今、若宮は八咫烏を狂わせる麻薬"仙人蓋"の出所を探しており
        雪哉は故郷を守るため若宮と共に行動することに

        一緒に辺境の村に赴いたところ
        そこで見たのは大猿が村人を喰い壊滅状態になってる現状と
        そんな中、
        長櫃の中で眠っていたため助かった少女・小梅だった。

        小梅は何を知っているのか?
        人(八咫烏)を食べる猿とは?

        山内の危機に暗黒街の支配者の元に向かうことになった雪哉。
        雪哉がそこで見たモノとは?

        疑問が疑問を呼ぶ物語


        金烏とは何なのか?
        この世界の構成は?
        外界とはどんな世界なのか?

        不知火の正体
        浸食されつつある八咫烏の世界
        金烏の山内の綻びを縫う力
        これから先何が起こるのか?

        雪哉が若宮と行動を元にして決断した事は……

        今回は世界の秘密、金烏の秘密を知り
        若宮を支えることは自分の大好きな故郷を守ること
        根っこは同じ。
        自分の進む道を決めた雪哉の
        一つ大人になった物語でもあるかな?

        それと若宮と浜木綿の仲の良さも見れ
        まぁ似たもの夫婦なんだけど
        そこには浜木綿の愛情もしっかり見受けられ
        周りが敵だらけの若宮に安心する場所があって良かった

        そしてこの独特の世界観
        和製ファンタジーの中にどんでん返しのミステリーも有り
        なかなか面白かった(*´▽`*)ノ゛

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        2016/04/28 by あんコ

    • 他3人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      ぶたぶたの本屋さん (光文社文庫)

      矢崎 存美

      4.2
      いいね!
      • ぶたさんと本屋というフレーズにひかれてよんでみました。
        本が読めるカフェスペースがあり、商店街で買ったものの持ち込み出来て美味しい飲み物が飲める。そして店主のおすすめ本とぬいぐるみ店主の可愛らしい動き。
        この本屋さんに行きたくなりました。

        ぶたぶたがこんなにもシリーズであったことに驚きです。文体も読みやすかったので他のシリーズも楽しんでみます!
        >> 続きを読む

        2015/04/27 by kenyuu

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      憲法主義:条文には書かれていない本質

      南野 森内山 奈月

      5.0
      いいね!
      • 憲法というものの本質は、権力を縛り暴走させないための最大の抑止力であるという事。憲法を変えるのは容易ではない労力を要するのは、簡単に変えられるようなものでは権力者を縛ることが出来ないためのものだ。
        その為に今解釈の変更のみで憲法を捻じ曲げ、戦争が出来る体制を作り上げようとしている。
        そりゃ解釈だけでねじ曲がるものならこんな楽な事は無いだろう、他の件に関してだって屁理屈をこねればそれで通ってしまう事になる。
        他の国が戦争をしているから、他の国が殴り合いを始めるから俺も一緒に加勢しなくては。おいおいチンピラのような理論を国レベルで適用するつもりか?それが仁義なのか?

        などと思った事を書いてみたものの所詮は憲法ビギナーなので、現在勉強中です。
        この本はAKBの女の子が憲法の講義を受け、それを僕らに分かりやすく提示してくれる非常な良書であります。
        この子はとっても聡明な女の子で、読んでいてある種の危惧を覚えました「俺、ちゃんと生きないといかんなあ・・・」という思いです。

        眼から鱗だったのは、憲法というのは権力を縛る物であって、国民が守らなければいけないのが法律だという事。立憲主義とはそういう事だったんですね。

        国家権力にとって憲法はとっても邪魔な物という事が書いて有って、今まで思った事もありませんでしたが、これだけ変わることなく使われ続けて来たこの憲法というものは成立して以降この国を運営し守ってきたのだなと思うと、解釈程度で変えていいものではないとつくづく思いました。
        こんなことがまかり通るなら権力さえあれば道理が引っ込む事となって、今後も同様に屁理屈を通そうとする輩が続々と登場するに決まっています。

        それにしてもAKBかあ・・・頭の出来とは関係無いけれど、すごいな( ゚Д゚)
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        2015/07/12 by ありんこ

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      まんがでわかる7つの習慣2 パラダイムと原則/第1の習慣/第2の習慣
      3.9
      いいね!
      • 自分の夢は「あー、楽しかった!」って笑って死ぬこと
        と語るストリートパフォーマーのナオミ。【第6章より】
        そこまで自分をわかって、理解できる境地になれたなら
        人は迷わないで幸せになれるでしょう。

        第一巻が読みやすくて面白かったので続きを読んでみました。
        ちょっと驚いたのはほとんど漫画で話が進んでいる点。
        第一巻では漫画が文章のイメージ作りの役目だったのが
        ストーリーで描き、それを2ページで説明添付という
        至って簡単な内容の本になっていました。

        いろいろなシチュエーションをストーリーで見せられて、ああ。わかるわ。と納得し、共感し、ためになった気がしちゃいます。
        でも意外にこの形では後々まで「教え」は残らないのでは?
        買って何度も読め?はいはい。つまりそういうことですね。


        【パラダイムと原則】                
        第1章 人はパラダイムに縛られて世界を見ている
        マンガ「人との〝出会い”が意味するもの」
        カクテル:バンブー
         「人と出会うって〝違う見方”を受け止めることから始まるものなんだ…」

        第2章 原則を軸に〝自分を変える”ことを目指す
        マンガ「始まりはいつも自分から」
        カクテル:オレンジ・ブロッサム
         「知りたいのはその人の人格さ」
         「熱心さやひたむきさは教えられないですものね」

        【第1の習慣 主体的である】
        第3章「感情に流されない強さを持つ」
        マンガ「心を見つめるまなざしの力」
        カクテル:デザート・ヒーラー 
         「刺激と反応の間には選択の自由がある」

        第4章「能動的な言葉で自分の主体性を引き出す」
        マンガ「言葉はいつも前を向いて」
        カクテル:スカイ・ダイビング これ飲んでみたい!
          ホワイト・ラムとブルー・キュラソーにライム
         「行動しない理由を探しちゃダメ」

        第5章「〝できること”に注力していれば徐々に認められる」
        マンガ:「誰かに振り向いてもらうには……?」
        カクテル:スレッジ・ハンマー
         「あら不思議なこと言うのね できないことから始めるなんて不可能じゃない」
         「山の頂上にひとっ飛びで行くことはできない」

        【第2の習慣 終わりを思いえがくことから始める】
        第6章「最期に何を思いたいかをイメージする」
        マンガ:追いかけるなら自分だけの夢を!
        カクテル:ドリーム
         悩める就活女子の気づいたこと

        第7章「自分の生きる使命(ミッション)を定義する」
        マンガ:「生きる道は交わりの中に」
        カクテル:アフィニティ  
         八神の人生の秘話。離婚して分かれて暮らしていた父との確執に悩む。
        これだけは今までのストーリー展開とちょっと違和感が。
        主要人物なだけに、これからどうなるんだろう?と気になるところ。
        >> 続きを読む

        2015/07/17 by 月うさぎ

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    • 他3人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      総理大臣暗殺クラブ (単行本)

      白河 三兎

      3.3
      いいね!
      • 内容紹介----------------------------------------------------------
        自分の名前にコンプレックスを持つ茂子は、愛してやまない妹の三重子が高校で作った“政治部”に入部する。あることがきっかけで、本気で総理大臣暗殺を企てる三重子に危うさを感じ、暴走を選止すべく彼女を監視するためだ。生徒会長選挙、体育祭、文化祭…各イベントに絡む謎を、変わり者ばかりの政治部のメンバーとともに次々と解決していく茂子だったが…!?楽しく切ない青春ミステリ。
        ------------------------------------------------------------------

        白川三兎らしくない作品。
        芯のあるヒロインも、衝撃的な大どんでん返しもない。
        白川三兎の良さは登場人物の内面を描くことにあると思うが、政治部のメンバーの背景がはっきりと見えてくるのは物語の最後なので、それまではキャラクターをはっきりとつかむことができない。

        高校生が超短期間で暗殺の技術を習得するという中途半端な非現実性も受け入れ難かった。
        『ケシゴムは嘘を消せない』のように透明人間が出てくるような圧倒的なファンタジーであれば逆に受け入れやすいのだが。

        それと、これは著者の作品を読みすぎていることによる弊害なのだが、いつどんでん返しが来るかを警戒してしまって、素直に事実を呑み込めないことが何度もあった。
        ムセンというキャラクターが主人公を上回る頭脳明晰な生徒なのだが、彼女が弱みのようなものを見せるたびに、「これは罠なのでは?」と不必要に勘ぐってしまう。
        そんなのいちゃもんに過ぎないと思うかもしれないが、今作は全体的に状況説明やネタ晴らしの説明が下手な気がする。
        そのせいもあり、文章からキャラクター像に違和感を覚えることが多かった。

        オッサンとボンボンの友情が芽生えるエピソードもなく、三重子の内面もあまり見えてこなかった。
        ガイコツは途中参加ということもあり、生徒会選挙以降は存在感が薄かった。

        物語の中心に据えている「総理大臣暗殺」というのもいまいち現実味がなくて、個々のエピソードとのつながりが弱く、取っ散らかった印象。
        構成力も光る作家のはずだったが、それも見えず、まとまりのない作品だった。
        >> 続きを読む

        2018/09/13 by ともひろ

    • 他2人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      わたしの恋人 (角川文庫)

      藤野 恵美

      4.0
      いいね!
      • 「初々しいな」という印象と、「高校生のときこうしておけばよかったかな」という後悔の二つの気持ちが物語を読んで湧いてきた。もっと学生の時に色々と小説を読んでおくべきだったなとつくづく思う。「疑似体験」とはいえ、色々なシチュエーションの恋愛を文章を読むということによって経験できたのだから。この初々しいカップルの話を読んで自分のひとり身の辛さも実感してしまったとさ。「あーいいな、うらやまし過ぎるぞコンチクショー」。感想はこんなところです。

        >> 続きを読む

        2017/12/31 by おにけん

    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      文豪ストレイドッグス 太宰治と黒の時代 (角川ビーンズ文庫)

      朝霧 カフカ

      3.8
      いいね!
      • 本編から4年前のお話
        まだ太宰がポートマフィアの幹部の頃。
        坂口安吾、織田作之助と立場を越えた仲だった3人
        その中の諜報員である安吾が失踪
        最下級構成員である織田作が
        ポートマフィアのボスである森鴎外から
        直々に安吾の捜査を命じられる。
        その頃、海外の異能力組織"ミミック"(犯罪組織)が横浜に現れ
        ポートマフィアの縄張りを荒らしていた。

        安吾の行方を調べていく織田作がミミックに襲われ
        太宰の助けで難を逃れるが
        織田作と太宰は安吾を敵のスパイだと疑いだすが…



        決して人を殺さずの信条をもつ凄腕の織田作
        孤児5人を引き取り面倒を看ていた彼には小説家になる夢があった…
        しかし織田作はミミックの頭目アンドレ・ジイドに目を付けられてしまう
        アンドレは元軍人
        ポートマフィアの縄張りを狙ってると思われてたが
        本当の目的は別のところにあった
        アンドレの願いを叶えてくれる者を探す事





        安吾の失踪と安吾の正体。謎の犯罪組織ミミック。
        そしてすべてを巻き込んで高みの見物をしてた黒幕
        この繋がりの真相が分かった時太宰は友を失い
        ポートマフィアを去る

        織田作は太宰の内面を理解していた
        織田作の太宰に向けた最後の言葉
        同じ生きるのなら、「人を助ける側」

        ただの武力抗争かと思いきや
        裏で画策された計画
        亡くなった子供たちが可哀想で
        子供たちを失った織田作が可哀想で
        3人で写った写真だけが残るやるせなさ


        マフィア、ミミック、黒い特殊部隊の対立
        全ては〇〇の手の平で転がらされただけってのが実は凄い
        さすが〇〇〇
        "異能開業許可書"欲しさの為







        「友達だからですよ」の太宰の言葉に
        友達って認識してたんだなぁ…と思ったσ(^∇^;)ははー
        >> 続きを読む

        2018/02/16 by あんコ

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      約束の森 (角川文庫)

      沢木 冬吾

      3.4
      いいね!
      • マクナイトがいい。賢い。かっこいい。かわいい。
        犬(生き物)を虐待する人間、命を命として見ることのできない人間がいるのは残念だけど。

        人間だけだとうんざりする話かもしれないけど、マクナイト(犬)やどんちゃん(オウム)が救い。
        それと、奥野とマクナイトの関係、疑似家族3人の人間関係の変化などがだんだんよくなるのがいい。設定は複雑(実はいまいち理解できないまま読んだ)。何がどうなってるの?と思いながらも、マクナイトが気になるので読みすすめる。

        後半の戦い、アクションシーンは好みによる。Nとかスカベンジャーとか警察、公安とかの組織やそれぞれの狙いなど、戦いごっこの好きな男子は好きそうだなあ(偏見?)。犬も人間も、命なんですけど・・・。アクションシーンでは人間の命も命として見れてないのかな?そういう状況や場面では、命として見ていられないんだね。こういう状況や環境に巻き込まれないようにしよう。残念な人間になってしまう。(フィクションだから)

        でもいちおうハッピーエンドだったからよかった。平和で穏やかな世界がいいです。
        暴力いらん、犬も鳥も人間もみんな仲よく暮らそう!

        私の中ではマクナイトが一番。
        >> 続きを読む

        2016/11/27 by バカボン

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      殺人出産

      村田 沙耶香

      3.0
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      • 匿名

        2014/7/15 第1刷発行

        2018/11/14 by 匿名

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      余計な一言 (新潮新書)

      齋藤孝

      4.3
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      • 余計な一言。斎藤孝先生の著書。私はおしゃべりが大好きで、悪気はないのだけれどつい無神経で余計な一言を言ってしまいがち。当たり前だけれど、自己中心的で自分勝手で無神経な会話は相手を不快にさせることもある。事実や本音、苦言、悪口、マイナス発言と受け止められる可能性があるときには特に気を付けないと。会話やおしゃべりを楽しむためには、相手への共感を忘れないこと。 >> 続きを読む

        2018/07/19 by 香菜子

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      シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱

      高殿円

      3.0
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      • 現代版女性版ホームズ。ホームズ以外も主要キャラは女性。ハドソンさんにいたっては驚きの設定。緋色の研究を元にした本作は内容も女性キャラならではに変わっている。緋色のパンケーキは悪趣味かな。 >> 続きを読む

        2016/03/31 by tomolib

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      憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI

      石田 衣良

      3.0
      いいね!
      • いつの間にか1stシリーズが完結していたIWGP。

        そしていつの間にか2ndシリーズが始まっていたのを知り、図書館で予約。
        前シリーズからの変更点は特になく、そのままの続いていると言ってもいいと思います。

        ただ、さすがは石田衣良さん。
        ノマド、脱法ハーブ、ヘイトスピーチ等、旬なネタを取り入れています。
        これからまだまだ続いていくのかな?
        せっかく新シリーズになったなら
        新キャラや何かのテコ入れもあっていいのかなぁとは思います。
        >> 続きを読む

        2015/02/06 by MUSICA

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出版年月 - 2014年7月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト

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