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2015年12月発行の書籍

人気の作品

      コーヒーが冷めないうちに

      川口俊和

      3.3
      いいね!
      • 映画も見たけど、正直言ってあまり共感できない。
        なによりルールが自らの枷になっている気がする。

        辻村さんの「ツナグ」と似すぎているし、過去を変えられないというのを踏まえたうえでというのが、あまり有効に活用されていない。

        泣けるという声があるが、そこまで感動はしなかった。
        過去を受け入れるという意味で、3話の姉妹の話は良かったけど、それ以外はピンとこない読後。

        似たような続編があるみたいだけど、これ1作でいいかな。
        >> 続きを読む

        2020/09/22 by オーウェン

    • 他12人がレビュー登録、 36人が本棚登録しています
      完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫)

      若林 正恭

      3.5
      いいね!
      • 自分はオードリーのファンです。
        3年位前からラジオを聴いて、興味が深まりその感性を知りたいと思って読みました。
        1冊の本にまとまっていますが、若林さんの人生の過程の変化が感じられました。
        すごいな~。人を笑わしたり、ものを書いたり、ものを生み出す才能を発揮できる人は運も含めて選ばれた人だと思います。
        そして、つらい年月が長くても辞めずに続けられたことが。

        文学が好きだということから、表現にその影響が感じられました。
        それにしても普段から色んな事考えて生きてるんだな~。
        >> 続きを読む

        2020/02/16 by ryoji

    • 他6人がレビュー登録、 16人が本棚登録しています
      真実の10メートル手前

      米澤 穂信

      3.5
      いいね! taiji
      • やっぱり巧い、単発でも十分興味惹かれた。好みは正義漢、印象的だったのは名を刻む死。決して好感高い主人公ではないんですが、現実社会にこんなジャーナリストがいてくれることを期待したい。 >> 続きを読む

        2019/07/28 by hiro2

    • 他6人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      ストーリー・セラー (幻冬舎文庫)

      有川 浩

      4.1
      いいね!
      • 僕も新井素子を好んで読んで育った(育った?)世代なのですが…
        先日読んだ有川さんのエッセイ集で新井素子イメージがついちゃってて新井素子が書いたような気分で読んでしまった。
        サイドAとサイドBで構成されてますがイニシエーション・ラブ(乾くるみ著)みたいなんかなぁとドキドキ読み進めていくと…
        やっぱり新井素子調でしたw
        多少オタクな女性の願望的な夫の姿が書かれている気がします。
        勉強になります(;´Д`)
        >> 続きを読む

        2018/08/08 by motti

    • 他5人がレビュー登録、 34人が本棚登録しています
      語彙力こそが教養である (角川新書)

      齋藤 孝

      3.8
      いいね!
      • 齋藤先生の書かれているとおりだと思う。

        会話の中で、文章の中で感じることがある。

        出てくる単語が、同じようなものが多い。

        もちろん、意味合いは通じるのだが、細かいニュアンスまでは伝わらないことがある。

        極論すると、二分法みたいな感じを受ける。

        では、語彙を増やすにはとなると、ことばに触れるしかないのだ。

        その手段が、いろいろ書かれていて、成程と膝を打った。

        熟語、慣用句も使い方で、意味合いが深まる。

        本を読むことがその第一歩だと思っている。
        >> 続きを読む

        2018/04/06 by けんとまん

    • 他4人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      残り全部バケーション (集英社文庫(日本))

      伊坂 幸太郎

      4.3
      いいね!
      • 再読。犯罪の下請け業を行うコンビ、溝口と岡田の不思議な絆の物語。
        やっぱ好きやなぁこの小説。すごく癒される。

        連作短篇集の形で、独立したストーリーが過去と現在を行ったり来たりして、最終章で読み手は『あぁそういうことやったのね』とニンマリできる。
        溝口と岡田。
        当たり屋みたいなことや人の弱みに付け込んで脅迫したりして、まぁ小悪党なんですけど、そこは伊坂幸太郎の腕で、魅力的なキャラクターに仕上がってて。
        いい人なのか悪い人なのかわからない、その加減がなんとも絶妙。
        そして最終章で明かされる不思議な絆に、ほろっときてしまう。
        あの場面あのセリフでで泣きそうになる自分はちょっとズレてるんだろうか笑

        個人的にすごく好きな場面、好きなセリフがあって。
        前後は省略けれど、以下メモがわりに引用。

        母がふと、『さっき、岡田さんが言っていた言葉、よかったよね』と洩らした。
        『どの言葉?』
        『レバーをドライブに入れておけば勝手に前に進む、って』
        わたしは、彼女の横顔に目をやる。
        『なんな、気が楽にならない?気負わなくたって、自然と前には進んでいくんだよ』
        そうかなあ、とわたしは答えながらも、自分の身体についているはずの、見えないレバーをドライブに入れてみる。

        1つの本を常に携帯をしていて、ボロボロになるまで何度も読み込む。
        そんなキャラクターが小説には往々にして登場する。(『グラスホッパー』でいう鯨とかがそう。)
        もし自分が一冊選ぶならこの小説を選ぶかも。
        >> 続きを読む

        2018/12/02 by ねごと

      • コメント 4件
    • 他4人がレビュー登録、 19人が本棚登録しています
      『罪と罰』を読まない

      三浦 しをん岸本 佐知子吉田 浩美吉田 篤弘

      4.2
      いいね! momomeiai Tukiwami
      • 【『罪と罰』を読んだことがない4人の妄想全開!】
         みなさん、ドストエフスキーの『罪と罰』は読みましたか?
         そりゃ、世界の名作古典ですから当然読んでいますよね?
         もちろん私は読みましたとも!(ドヤ)。

         で、この本、座談会形式になっているのですが、登場する4人(三浦しをん、岸本佐知子、吉田篤弘・浩美のクラフトエヴィング夫妻)はあろうことか『罪と罰』を読んでいないというのです。
         文章を書いて生業としているのにですよ~。けしからんこってす!
         でも、さすがに世界の名作古典ですから、みんな、なんとな~くちょっとだけ筋は知っていたりするわけです(浩美さんは、昔NHKで放送していた15分に縮めたダイジェスト影絵を見たことはあるそうです)。
         で、この際だから、読んだことがない4人が(多少のヒントをもらいつつ)どんな話なのか推理してしまおうという無謀な企画がこの本なのですよ。

         いえ、白状します。
         私、高校生の頃『罪と罰』を間違いなく読んでいるのですが(だって、新潮文庫持ってるもん)、ストーリーはほとんど忘れていました。
         登場人物だって、ラスコーリニコフと強欲ばあさんの二人しか記憶に残っていないんです(面目ない……)。
         篤弘さんは、周囲の人に「『罪と罰』読みましたか?」と聞いて回るのですが、「読んだ」という人も内容はよく覚えていないという人が多かったとか。
         それじゃあ、『読んだことがあるけれどよく覚えていない人』と『読んだことはないけれど何となく知っている人』ってどんだけ違いがあるのよ!ということでこの企画が生まれたそうです。
         
        で、その座談会の内容なのですが、これが……抱腹絶倒。
         外で読まなくて良かった……。
         冒頭1ページ(ちょっとおまけつき)とラスト1ページを岸本さんが翻訳した資料、浩美さんが昔見たという影絵情報、編集さんのサービス朗読(4人が「この辺に何か書いてありそう」と指定したページを読んでくれます。回数制限付き)、登場人物紹介部分(小出し、後に制限)、その他から『罪と罰』を推理していくことになります。

         まず、登場人物の名前をいじること、いじること(いや、確かにロシア文学の登場人物の名前って長くてややこしいし、いきなり愛称で呼んだりするから誰が誰やら状態になるんですよねぇ)。
         ラスコーリニコフは、長過ぎるので当然『ラスコ』。
         殺害されたアリョーナは『因業ばばぁ』(ちなみに、彼らは殺害されたのは実は2人だったと知りますが、もう一人の被害者であるリザヴェータのことを知らないため、被害者はきっと二人とも老婆であろうと推理して、被害者2人をまとめて『ばあさんズ』と呼んでいた時期もありました)。
         マルメラードワは、三浦さんがどうしても覚えられず、『マメ父』に。
         ラズミーヒンなんて、『馬』ですよぉ(笑)。いや、最初編集さんの朗読にチラッと出てきた所を捉えて「これは馬ではないか?」と推理され、人間だと分かった後もしばらく『馬』呼ばわりされる仕打ち。
         その後は、その一途な性格から(松岡)『修造』の呼び名が定着。
         ポルフィーリは(片岡)『愛之助』(岸本命名)。
         ドストエフスキーも当然のように『ドスト』。ラスコーリニコフと合体して『ドスコ』と呼ばれることも。
         そんな名前が飛び交うため、知らずにこの座談会を読むと、「あんたら一体何の作品について座談しているんですかっ!」となること必定。

         登場人物紹介をチラ見させてもらったところ、そこにも結構ツッコミが入ります。
         『修造』の人物紹介にわざわざ「長身痩躯」と書いてある所に目をつけ、体型について何も書いていないヤツはロシア人だから基本的にデブと言い張ります(岸本推理)。
         おぉ、「ソーニャ=デブ゙説」が再び!(いや、前からそうじゃね?とか言われてるんですけどね)。

         推理の方も各人それぞれで、編集さんが読んでくれる指定ページの解釈については、三浦さんが結構ズレた解釈をしています(「そういうこと書いてるんじゃないでしょ」という点多数)。でも、大きな筋に関してはなかなか鋭い読みを見せたりします。
         そこを篤弘さんがさりげなく軌道修正しつつも、持ち前の凝った解釈に持ち込みます。
         浩美さんは、例の影絵情報を小出しにしつつ(でも結構間違ってる)、そうなのか?それで良いのか?説を唱えます。
         岸本さんは、もう完全に妄想全開になっています。

         また、みんな物書きらしく、全体の構成とか、そもそもこの作品の膨大な量についても推理が及びます。
         一体、何を書いたらこんなに膨大な量になるのか?
         ドゥーニャに結婚話があるらしいと知り、これに飛びつく4人。
         「もう、この結婚式が一週間位続くロシアの宴なのよね。」
         「コサックダンス踊ったり。」
         「ボリショイサーカスやらバレエの貴公子まで登場。」
         んなわけないやろ~! 妄想全開です(=_=;)。

         そして、そして、遂に4人は『罪と罰』を読んでみることに。
         読後の座談会では、各人の読み方が見えてきます。
         みなさん、付箋を使うのですよね。
         私も使おうとは思うのですが、付箋を手元に置いて読書をする習慣がないので(いい加減習慣付けろや!)、いざ貼りたいと思った時に無くて結局貼らないということも多々あります。
         でも、浩美さんは「ポチンコフのアパート」なんていうところに付箋を貼っているらしいっす……しかも、彼女ルールで横向き貼り重要付箋!(笑。何でそこやねん!)

         それから、読書ノートをつけながら読むんですね~。
         これは、後日座談会があるからなのかもしれませんが、偉いなぁ。
         でね、その読書ノートに書いてあることが出てくるのですが、これがまた笑ってしまいました。
         三浦しをんさんは、「ドスト、ひどい」とか「ドリフか!」、(ラスコに対して)「きさま、いいかげんにせえよ」なんて書いてある(笑)。
         
         ま。『罪と罰』を読んだことがある方も、未読の方も、大変楽しんで読める一冊だと思います(外で読むのは避けた方が良いです。どうしても笑ってしまいますから)。
         但し、未読の方は、この本を読んだらそれで終わりにせずに、ドストの『罪と罰』も読んだ方が良いと思いますよ~(何だか間違った印象のまま終わってしまうと恐いので……笑)。
         はい、私も再読します。さーせん。

         ……この本を読んだ嫁の一言。
         「ごちゃごちゃ言ってないで早く読めよ!」
         ごもっともでございます。
        >> 続きを読む

        2019/02/03 by ef177

    • 他4人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫)

      村上 春樹

      4.1
      いいね!
      • ともかく僕は心地よく、そしてあっという間に読んでしまいました。
        この文のオフビート加減が村上さんの魅力なんでしょうね。
        そういう意味で堪能しました。
        前作が大長編だったので「アッサリ」に感じました(;´Д`)

        大傑作を送り出し続けるのは容易ではないでしょうから、こんなんでも十分、というか有り難く拝読させていただきました。

        (amazon解説)
        良いニュースと悪いニュースがある。
        多崎つくるにとって駅をつくることは、心を世界につなぎとめておくための営みだった。あるポイントまでは……。
        >> 続きを読む

        2018/08/17 by motti

    • 他4人がレビュー登録、 24人が本棚登録しています
      本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)

      堀江 貴文

      3.6
      いいね!
      • ホリエモンの哲学を聞いとこうと思ってよみました。

        元気出る。
        前向きになれます。

        webページで読むようなボリュームですがね(^^;)

        (Amazon)
        【26刷、33万5千部突破のベストセラー! 】
        【オリコン2016年上半期“本"ランキング、「新書部門」1位! 】
        【オリコン2016年上半期“本"ランキング、「ビジネス書部門」3位! 】
        【日販調べ2016年上半期ベストセラー、「新書ノンフィクション部門」1位! 】
        【トーハン調べ2016年上半期ベストセラー、「新書ノンフィクション部門」2位! 】
        【ビジネスブックマラソン「Vol.4166」にて書評掲載】

        プライドを捨てろ!

        周りを気にして本音を言えずに生きている方、自分のやりたいことに踏み出せない方は、多いと思います。

        この本の著者である堀江貴文氏(ホリエモン)は、徹底的に言うべきことを言い、
        やるべきことをやるという生き方。それになぜか魅かれる方も多いのではないでしょうか。

        本書では、生き急いでいるようにも見える堀江氏に、人生を後悔しない生き方のヒントをいただきました。

        プライド、言い訳、バランス……。どんな方でも、自分を生きにくくしているものに、きっと気づくはずです。

        ▼目次
        序章 なぜ、本音で生きられないのか
        1章 言い訳をやめる
        2章 バランスをとるな!
        3章 本音で生きられない理由は「自意識」と「プライド」である
        4章 すべてを最適化せよ
        5章 本音で生きるために必要なこと

        (著者より)
        「自分の人生を自分でつかみたいなら、ぜひ読んでください」

        出版社からのコメント
        本音で生きる。
        むしろ、なぜ本音を言えないのか、なぜ本音で生きられないのかのほうが、僕にはわからない。
        「失敗が嫌だから、やらない」
        「後で何か言われそうだから言わない」
        「嫌われたくないから、突っ込まない」
        それで何かいいことがあるのだろうか。

        皆さんもおわかりだと思うが、世の中はすべて「いいか、悪いか」「ゼロか100か」で割り切れるものではない。
        たとえその時意見が食い違っても、その相手まで嫌いになることはないし、
        失敗したとしても、未来永劫失敗のままでいるわけはない。
        だとしたら、まず言いたいことを言って、やりたいことをやったほうが、よっぽどいいのではないだろうか。
        自分に勝手に制限をつける人もいる。
        「時間がないからできない」「地方にいるからできない」
        これも僕には理解できない。
        スマホやその他のデバイスが発達した今、どうにだってやりようはある。
        やるか、やらないか。それだけだ。

        さて、あなたは本音で生きているだろうか。
        自分が考えたことを伝え、自分が心からやりたいことに没頭し、
        そして自分の心に真摯に向き合っているだろうか。
        時間は誰にとっても有限だ。
        先のことが不安でしり込みをしているくらいなら、その場しのぎの言い訳はやめ、
        今すぐ一歩でも先に動いたほうがいい。
        きちんと、自分の足で人生を切り拓いていきたいのなら。

        誰かに自分の人生の決定権を渡したくないのなら。

        本書では、あなたがもっと簡単にジャンプできるような話をしたつもりだ。
        それもいたって当たり前のことがほとんどだ。
        僕は、いつも誰でもできることしか話さない。しかし、たいていの場合、
        それをやるかどうかで、その後の結果が変わってくる。

        本書を読んで、自分にとって必要なことに気づいたら、きっともうこの本はいらなくなる。
        それがこの本が望む到達点だ。
        >> 続きを読む

        2019/11/29 by motti

    • 他4人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      校閲ガール ア・ラ・モード

      宮木 あや子

      3.7
      いいね!
      • スピンオフ。出番は少ないが主人公悦子も効果的に友情出演。男性陣の話がなかなか良かった。 >> 続きを読む

        2019/09/05 by hiro2

    • 他3人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      教場 (小学館文庫 な 17-2)

      長岡 弘樹

      3.4
      いいね!
      • 警察学校で繰り広げられる学生達の犯罪一歩手前の出来事のオムニバス。解説によるとかなりリアルな警察学校の様子を描いているらしいが、警官たちは皆こんな修羅場を乗り越えてきているのだろうか?大いに疑問。
        親友と思っている同級生から騙されるケースが複数あって、荒んで開きなおった人格になってしまうのではないかと思える。続々と教場を去っていく学生が出てくるのだがそんなにハードな場所なのだろうか??
        テクニカルな内容含め、面白かったが警察学校がそんなところだとはちょっと信じがたい。
        javascript:void(0);
        >> 続きを読む

        2020/07/04 by aka1965

    • 他3人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      汚れた赤を恋と呼ぶんだ (新潮文庫nex)

      河野 裕

      3.0
      いいね!
      • 取り敢えずよくわからなかった。
        雰囲気は凄く良いし寓話っぽい感じも好き。
        でも、言ってる事がイマイチ分かりづらいというか基本的に哲学的な話が多くてすらすらと読めるのだけれどなんとなくしか今の自分では理解出来なかった。

        前巻だと主人公の七草がヒロインの真辺に振り回されてRPGみたくあっち行ったりこっち行ったりして徐々に謎が明かされていく流れで分かり易かったんだけど今回はまぁ、後半、なるほどとは思ったけどちょっと後半まで冗長だったかな〜と思った。

        全体的、総体的には面白かった。
        でも、言ってしまえばそれ以上でもそれ以下でもない。雰囲気が良いだけの作品だなぁと思ってしまった。

        ネタバレになるから詳しくは書けないけど今巻が現実の話、現実側の七草たちの話で前巻と次巻が捨て去られた側の話。個人的には後者の側の話の方が良いし好きだな。

        まあ、読めたから良かったかな。

        今回は良い読書は出来ました?笑
        >> 続きを読む

        2018/09/29 by 澄美空

    • 他3人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      江ノ島西浦写真館

      三上 延

      3.0
      いいね!
      • 読んでいると何だか心にざわつきを覚えてしまう影のある話だな、と感じました。

        主人公の桂木繭は、江ノ島にある亡くなった祖母の家でおある写真館の遺品整理を母と行うため、数年ぶりで江ノ島を訪れるるも、売れっ子作家の母から原稿が締め切りに間に合わないので一人で遺品整理をするように、と言いつかります。
        整理中に写真館の未渡しの写真をいくつか発見。
        その写真を持ち主が偶然訪れるところから、写真にまつわる色々な謎を解いていくのですが‥。
        主人公の繭が既に過去に問題を抱えていて大好きだったカメラをもう手に取ることがなく過去に影があり、写真を引き取りに来た青年にも不自然さがあり、何か問題を抱えていることを感じさせ、近所のお店の男性にも写真館にまつわる苦い思い出があり…。
        繭の祖母が、そのすべてを知っており、意図的に写真に残しているのです。
        その写真をもとに、繭が謎解きをしていくのですが、何も言わずに意味深な写真だけを残しておく祖母が凄い、と変に感心してしまいました。

        写真によって、写真に込められた思いや過去を振り返り、人生を修復していくような話。遺品整理がなかったら、心に影を持ち続けて生きていく人が何人も出たでしょう。
        そういった意味では、めでたしで良い話‥なののでしょうが、色んな秘密が暴かれていくことに、ちょっとためらいも感じました。
        >> 続きを読む

        2019/10/14 by taiaka45

    • 他3人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える (講談社+α文庫)

      スーザン・ケイン

      4.0
      いいね! Mika_S
      • なかなか内容の詰まった本で、じっくり読むのに適していると思います。

        内向型の人についての書かれた本ですが、外向型の人が読むことによって内向型の人々の考え方などが理解できるので、内向型、外向型問わずお勧めです。

        私自身は典型的な内向型とは思っていませんでしたが、(外向型でもありませんが)外出したり多くの人と会うような食事会やパーティーの後は、ものすごく消耗してしまい、リカバーする時間が必要で、それは典型的な内向型に見られる特徴と知り、自分が特別エネルギーが不足しているわけではないと分かって安心しました。

        何度か読み返したい本です。
        >> 続きを読む

        2019/09/11 by Mika

    • 他2人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      薄情

      絲山 秋子

      3.7
      いいね!
      • 主人公の宇田川静生は、そこそこいい歳なのに宙ぶらりんだ。
        将来、叔父の後を継ぎ、神社の神主になるという保険があるものの、たとえ神主になったとしてもそ、れだけでは食っていけそうにもないと分かったうえで、神社の掃除や行事の手伝いをし、嬬恋のキャベツ農家に出稼ぎに行ったり、温泉でバイトしたりして暮らしている。
        女性とのお付き合いも、秋葉原で適当に遊んだり、地元で真剣に付き合ったり、している。
        地元には、少々希薄ではあるが、彼のコミュニティーがあり、その生活ぶりは、自由人という印象を受ける。
        だからといって、チャラチャラしてるわけではなく、作者が語らせる宇田川の言葉には、重みがある。

        作品中、主人公の言葉を語るのに、作者は、
        おれは…
        かれは…
        宇田川は…
        と、使い分けていた。

        この辺も頭に入れて、じっくり再読したいものだ。
        >> 続きを読む

        2016/05/27 by shizuka8

    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      幻の女〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

      ウイリアム アイリッシュWilliam Irish

      4.0
      いいね!
      • ミステリーの古典とも言える「幻の女」。
        今回、新訳が出たということで読んでみようと思った。

        夫婦の間も冷え、夫は妻へ離婚の話をするが相手にされない。恋人の勧めもあり妻とゆっくり話すために観劇と食事に誘うが一笑にふされる。腹を立てながらも、最初に出会った女性と一晩を過ごすことにする。変わった帽子を被る女性に声をかけ観劇と食事を済ませ、自宅に戻ると妻は死んでいた。
        突然殺人犯にされ、死刑執行を待つ身となった男は、昔の友人に捜査を依頼する。その頃、事件担当だった刑事も違和感を憶え事件を単独捜査しはじめる。

        単純な物語で、意外とも感じたけれど、これがちっとも単純でなく、何故か帽子の女のことを憶えているひとが全くおらず、まさに幻の女。

        死刑執行までの日数を章に表し、読者をさり気なく焦らせながら、物語は進んでいく。
        一体、幻の女とは誰なのか。妻を殺したのは誰なのか。
        無駄がなく、とてもよく出来た作品だと思う。

        1942年刊行で、作品の端々からも戦争の香りをかすかに感じられる。

        どうでもいいけれど、海外では死刑囚との面会で死刑囚監房に入れるようだ。
        作品では刑事も友人も死刑囚である男に触れんばかりな状況で会話をしている。こういった設定にとても驚く。
        日本では面会室で強化ガラスかなにか越しでしか会えないし、それも未決死刑囚だけだったと思う。
        死刑囚が煙草を吸いながら面会人と話す姿というのは、随分自由だ。

        有名な書き出しである

        夜は若く、彼も若かったが、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった。

        この書き出しだけで既に名作の薫りがする。
        単なるミステリーに終わらせず、文学作品でもあるかのように始まる叙情的な文章はとても美しい。
        さっさと事件起きて犯人さがしさせろとがっついていた若いわたしには、この作品の持つ余裕というか最早格調の高さを感じさせる書き出しを味わうことは出来なかっただろう。今読むことが出来て良かった。

        最後まで堪能出来る素晴らしい一冊だった。
        悩みながら翻訳した黒原敏行さんもお見事。
        この作品を読んだら、他の古典も読みたくなるじゃないかあ。
        もうこれ以上《次に読もう棚》に入らない。だから追加で《次の次に読もう箱》を作成。早速つまずいて蹴っ飛ばしていた夫に、蹴らないでと無茶な言いがかりをつけながら。
        >> 続きを読む

        2016/09/02 by jhm

      • コメント 10件
    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      アンドロイドは人間になれるか (文春新書)

      石黒 浩

      4.0
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      • ロボット、アンドロイドを通して「人間とは何か」を探り問いかける本。
        わたし個人の意見だが、

        「人間の本質が分からない人間は、完全無欠なアンドロイドは作れない」

        「未知で不完全な生命体である人間が、完璧なロボットなんか作れる訳が無い」

        と思っています。
        >> 続きを読む

        2018/01/26 by 嶋村史緒

    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      消滅世界

      村田 沙耶香

      4.0
      いいね!
      • 気になりつつも、なかなか読む機会のなかった作家さん。
        考えもつかない設定で、とても面白かった。
        他の作品も読んでみようと思う。
        >> 続きを読む

        2017/09/11 by pink-tink

    • 他2人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      昭和の犬 (幻冬舎文庫)

      姫野 カオルコ

      3.5
      いいね!
      • 姫野カオルコさんの「彼女は頭が悪いから」がなかったので、代わりにこちらにレビューしています。
        セクハラや差別問題が注目される昨今、覚悟を決めて、この本を読みました。
        私は女性なので、女性の立場でしか、わかりませんが、この本の問題では
        「すべての女性が被害者であり、加害者である」と思いました。
        なので、読書中もとても居心地の悪い思いでした。

        >> 続きを読む

        2020/09/22 by kucoma

    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      文化庁国語課の勘違いしやすい日本語

      文化庁国語課

      4.3
      いいね!
      • 文化庁国語科の勘違いしやすい日本語。文化庁国語科の著書。知らず知らずのうちに勘違いして誤った使い方をしている言葉は多いと思います。私自身も覚えたての言葉や難しい言葉を得意気、自慢気に使ってしまいがちだけれど、その中には勘違いして間違えて使っていたものもありました。"役不足"や"姑息"、完全な勘違いで使っていて反省です。でも私に限らず、役不足や姑息に限らず、勘違いした日本語を使っている人は少なくないのではないでしょうか。 >> 続きを読む

        2018/11/29 by 香菜子

      • コメント 1件
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出版年月 - 2015年12月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト

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