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2016年1月発行の書籍

人気の作品

      坂の途中の家

      角田光代

      3.6
      いいね!
      • ごく普通に子育てに励んでいるママにまさかの裁判員制度通知が届いた。平凡、穏やかな家庭に突然訪れた「え!なぜ私?マジ?」から静かに物語が動き出す。

        わずか8ヶ月のわが子を虐待死させた殺人容疑者の母親を裁く法廷の補欠裁判員に選ばれた主人公。

        3才の娘を夫の実家に預け、公判にに通う主人公の日常の変化が、育児を経験した者には痛いほど超リアル。

        検察、弁護士、出廷者たちによってあぶり出される虐待容疑者の人間像と、主人公の育児の葛藤、夫婦関係が重なり、夫や家族と不協和音が生じる過程が公判ス最終日までスリリングに展開してゆく。

        胸がしめつけられる痛ましい事件報道が絶えない現代。社会、夫婦、家族間の心スキマと溝。

        何気ない日常シーンにひそむ相互理解のブレと社会通年の呪縛が、いかに子育てママたちを孤立させてしまう危険性を帯びているかを、見事に描出した時代性あふれる意欲作。

        夫婦関係、子育ても何が完ぺきかわからないもの。社会が勝手に描いた100点満点というイメージに惑わされず、ときどき客観視することが大事だぜ。

        だれだってわが子が一番かわいいと、と思うスタンダードに幸多かれ!
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        2019/04/13 by まきたろう

    • 他6人がレビュー登録、 19人が本棚登録しています
      死んでいない者

      滝口 悠生

      3.5
      いいね! KEMURINO
      • 前作の「ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス」が良作だったので期待して読んだ。
        ぐにタイトルの意味していることがわかった。
        でもあんまり興味をもてないで読みすすめていくことになる。
        これはほとんどの読者が味わうでしょうなぁ(;´Д`)
        そういう意味では「やられた感」がありますね。
        どうでもいい内容で小説を書くと決めた1本なんでしょうかね。
        芥川賞らしい破天荒な気概を感じられました。
        一貫した主人公は本作中では不在ですが、引きこもりの人は気になった。
        >> 続きを読む

        2018/08/08 by motti

    • 他6人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      昨夜のカレー、明日のパン

      木皿 泉

      4.1
      いいね! Tukiwami
      • ユニット脚本家?

        「すいか」「野ブタ。をプロデュース」「Q10」などのドラマが熱く支持されている、夫婦によるユニット脚本家「木皿泉」さん。「さん」付けするべきか否か(´Д`;)ユニット名なんですもんね?
        へぇ。ドラマはほとんど見ないので人気脚本家といわれてもピンとこないけど普通に「小説」と思って読んでるうちにハマったゎーコレ。
        魅力は、ひとことでいって...
        "ユーモラスで哀しい"
        ところ。
        ほかのも読んでみたくなりました!

        (amazon解説)
        悲しいのに、幸せな気持ちにもなれるのだ―。7年前、25才という若さであっけなく亡くなってしまった一樹。結婚からたった2年で遺されてしまった嫁テツコと、一緒に暮らし続ける一樹の父・ギフは、まわりの人々とともにゆるゆると彼の死を受け入れていく。なにげない日々の中にちりばめられた、「コトバ」の力がじんわり心にしみてくる人気脚本家がはじめて綴った連作長編小説。
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        2018/08/25 by motti

    • 他6人がレビュー登録、 20人が本棚登録しています
      天才

      石原 慎太郎

      3.4
      いいね!
      • 字が、小学生書籍並みに大きくて、ちゃっちゃと読めました!
        淡々と語られている言葉が、石原氏ではなく田中氏。どーしてこうも本人のごとく語れるのかが、不思議。
        意外と凄い人だったのね。教えていただき、ありがとうと思いました。
        >> 続きを読む

        2018/12/01 by mika

    • 他6人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      ことり (朝日文庫)

      小川洋子

      3.9
      いいね! Tukiwami
      • 【それは不幸な、哀しいことなのだろうか?】
         「孤独死」ということがよく言われます
         それは、ひどく淋しく、可哀想な死に方であるという風に、マスコミは言いますが、全部が全部そうなんだろうか?
         私も、もしかしたら「孤独死」をすることになるかもしれません。
         ですが、それは本当に淋しくて可哀想な死に方なのかなぁと考えてしまうことがあります。

         この物語は、古びた一軒家で老人が「孤独死」しているのが発見されるところから始まります。
         老人は、さほど苦しんだ様子もなく、両手で鳥かごを抱えるようにして亡くなっていました。
         そして、その鳥かごの中には、一羽のメジロがいました。

         この老人は、近所の人たちから「小鳥の小父さん」と呼ばれている人でした。
         それは、小父さんが家の近くの幼稚園の鳥舎を、誰にも頼まれないのに、長いこと一人で掃除し続けていたことからそう呼ばれるようになったんですね。
         あまり感謝されることもなく、最後には、変質者が園に入れなくするための措置だということで門に鍵をかけられて閉め出されるまで、掃除を続けていました。
         何故、小父さんは幼稚園の鳥舎を掃除するようになったのか?
         物語は、小父さんがまだ幼かった頃に戻っていきます。

         小父さんにはお兄さんがいました。
         ごく普通の家庭に育った兄弟でしたが、ある時を境に、お兄さんは普通の言葉をしゃべらなくなってしまったのです。
         お兄さんの言葉は、まるで鳥のさえずりのようでした。
         親も、医者も、言語学者も、お兄さんの言葉は全く理解できなかったのですが、小父さんだけは分かったのですね。

         お兄さんは鳥が大好きでした。
         小父さんにも鳥のことを沢山教えてくれました。
         お兄さんは、鳥を愛するあまり、鳥の言葉をしゃべるようになってしまったのかもしれませんね。

         その後、兄弟の両親はなくなり、二人だけで生活するようになりました。
         二人とも結婚をすることはなく、言葉を話さないお兄さんは、ただ家にいて、鳥を眺め、鳥に餌をやり、ラジオを聞いて過ごしていました。
         小父さんは、家の近くにある、とある企業が持っているゲストハウスの管理人として勤め始め、お兄さんの世話をして暮らしていました。

         二人の生活には変化というものはなく、いや、変化を拒絶し、いつも変わらないことが重要なことでした。
         大変静かな暮らしだったのです。
         お兄さんは、子供の頃から、近所の駄菓子屋さんで棒付きのキャンディーを買うことを楽しみにしていました。毎週1本だけ買っていたのです。
         それは兄弟だけで生活するようになっても変わることはなく、今では代替わりして薬局になったそのお店で、毎週1本ずつ同じ棒付きキャンディーを買い続けていました。
         そして、鳥の絵がついたキャンディーの包み紙を大切に保管し、ある程度の量がたまると、丹念な細工をして、鳥の絵を活かして小さなブローチを作っていました。

         でも、そんなお兄さんも9個のブローチを残して亡くなってしまい、その後は小父さんが一人だけで暮らしていたのです。
         おじさんは、近所の図書館の分室に通い、鳥に関係する本だけを読んでいました。
         図書館にいた、小父さんに声をかけてくれた若い女性の司書さんと、少しだけ仲良くなったのですが、その司書さんも間もなく図書館をやめてお嫁に行ってしまいました。
         小父さんは、もう、その分室に行くのを止めてしまいました。

         おじさんは、お兄さんが飽かずに眺めていた幼稚園の鳥舎の掃除を自発的に始めるようになります。
         それは、大好きだったお兄さんを悼むことのように思えたし、何よりも小父さんも鳥が大好きだったから。

         小父さんが「孤独死」した時に抱えていた鳥かごにいたメジロはどうしたのでしょう?
         それは、ある日、窓ガラスにぶつかって怪我をして落ちていたメジロを助け、怪我が治ったら空に放してやるつもりで世話をしていたメジロでした。
         メジロというのは、上手に歌えるようになるためには、歌を教えてあげなければならないそうです。
         ええ、おじさんは、お兄さんが話していた鳥の言葉を真似て、メジロの鳴き真似をして話しかけ続けていたのです。
         そのため、そのメジロはたいそう美しく鳴くようになったのですね。

         メジロ愛好家がその美しい歌声を聞きつけ、売ってくれとねじ込んできたこともあるのですが、小父さんは「もうすぐ怪我が治るので放してやるつもりです」と言い、売ろうとはしませんでした。
         そして、明日はメジロを放してやろうと思っていた夜に、どうやら亡くなってしまったようなのです。

         この小父さんの生活は、決して豊かなものではないでしょうし、様々な楽しみを享受してはいないのかもしれません。
         女性と交際することも結婚することもなく、子供ももうけず、日々同じ繰り返しの生活を続け、美味しい物も食べず、取り立てて遊ぶこともせず、何てつまらない、淋しい人生だったんだと思う人もいるかもしれません。
         だから「孤独死」というのは哀れで悲しいものなのだと言うのかもしれません。
         でも、そうだったんでしょうかね?
        >> 続きを読む

        2019/04/03 by ef177

      • コメント 5件
    • 他5人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      あの日

      小保方 晴子

      3.7
      いいね!
      • 若山先生が犯人ということで…?


        賛否ある話題の本ですが、興味があったので楽しめた本でありました(;´Д`)

        STAP現象はありますね。

        コレを読んだら、そういうことになります。
        もっと研究が必要と思いました。
        博士号剥奪で今後の実験研究ができなくなってしまったことがイタイ…。

        だれか引き続き、研究を進めていってほしい…。
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        2018/08/08 by motti

    • 他5人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      望郷 (文春文庫)

      湊 かなえ

      3.9
      いいね!
      • いつものように楽しめました。
        湊かなえさんの本はエグい描写が女性視点でリアルなところが女性に人気あるようですが、そんな
        ブラックじゃなくピュアな感じの「光の航路」なんか新境地じゃないですかね。

        (amazon解説)
        日本推理作家協会賞受賞!心に刺さる連作短篇集
        島に生まれ育った人々の、島を愛し島を憎む複雑な心模様が生み出すさまざまな事件。推協賞短編部門受賞作「海の星」ほか傑作全六編。
        >> 続きを読む

        2018/08/13 by motti

    • 他5人がレビュー登録、 20人が本棚登録しています
      倒れるときは前のめり

      有川 浩

      4.0
      いいね!
      • ゆず、香るが読みたくて久々によみなおし。長い片思いの終わりのはなし。ふわりと、香るけどすぐに鼻が慣れる、けれどまた気づくとふわりと香る。
        そんな相手が唯一無二としていることは、きっととても幸せで、つらい。手放したくないからこそ、手を伸ばせずに何年も何年もいろんなものを諦めながら、ずっと細く長く寄り添った二人のラストが自分にはとても羨ましく、現実にはこんな素敵なことはないかもだけど、幸せな幸せな二人をみれてうれしいと思いました。つっかかり合えるけど一番信頼しているそんな相手、いいですね。

        彼の本棚はうってかわって、恋の始まりのお話。読書好きな人への世間の偏見、すごくわかる?!と思って読みました。よく言われます。おなじ本棚の彼へのささやかな試み、かわいいなあ。彼視点の話をいつか読みたいです。
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        2018/12/01 by kaoru-yuzu

    • 他4人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      異類婚姻譚

      本谷 有希子

      3.3
      いいね!
      • 変わった雰囲気のブンガクな作品(;´Д`)
        舞台むけなんですね。
        謎が解けました!

        本谷さんは、石川県出身の36歳。2000年に自ら脚本と演出を手がける「劇団、本谷有希子」を旗揚げしています。
        性格に癖のある現代女性などを主人公にした舞台は、若者を中心に高い支持を集めている。代表作には、映画化もされた「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」などがある。
        芥川賞の候補に挙がったのは、今回で4度目。受賞作の「異類婚姻譚」は、文芸誌「群像」2015年11月号に掲載された。NHKニュースは次のように報じている。

        受賞作の「異類婚姻譚」は、深く考えることなく結婚生活を送ってきた専業主婦の女性が、ある時ふと自分の顔が夫に似てきたと感じたことをきっかけに、夫婦の関係に疑問を感じ始める物語です。夫と自分の顔に起こる不思議な変化を受け入れようとしつつも、夫が自分とは根本的に異なる存在であったことに気がつく女性の心情を、軽妙な文体で描いてます。
        本谷さんはNHKの電話取材に応え、「知らせを受けた直後なので頭が真っ白です。周りの人たちがかつてないほど期待してくれていたので、みんなに喜んでもらえてうれしいです。芥川賞はこれまで3回落ちていますが、自分自身でその理由が分かっていたので、この作品まで粘ることができました。私自身は今回の受賞でよかったと思います」と話しました。
        (芥川賞に滝口さんと本谷さん NHKニュース 2015/01/19 19:07)
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        2018/08/02 by motti

    • 他3人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      怒り(下) (中公文庫)

      吉田 修一

      3.9
      いいね!
      • 殺人事件から1年後の夏。犯人、山上一也の足取りは今だつかめていない。
        房総の漁港に現れた 田代
        優馬と暮らすことになった 直人
        沖縄の離島でバックパッカーをしている 田中
        前歴不詳の三人の男ははたして犯人なのか。

        側にいるこの男は殺人犯なのかも知れない…
        田代、直人、田中に出会ったそれぞれの人たちは、彼らを通して何をみたのか。

        人は、他人に自分を投影する。
        誰かを疑うということは
        自分を疑うということだ。
        他人を信じられないのは
        自分を信じていないということだ。

        映画化もされた本作。
        大変読みやすく、表現や例えもユーモアがあってページをめくる手が止まらなかったです。
        前半は、誰が犯人なのかソワソワさせる展開。
        後半は、人を信じる難しさが強調された印象。
        読後はなんとも切ない気持ちになりました。
        疑った人、信じた人、
        疑いの心を信じるという言葉で覆い隠した人
        それぞれに作者が与えた末路に、考えさせられます。
        >> 続きを読む

        2019/05/14 by ∵どた∵

      • コメント 2件
    • 他3人がレビュー登録、 23人が本棚登録しています
      覚えない記憶術

      樺沢紫苑

      3.8
      いいね! Tukiwami
      • 同じ著者の『読んだら忘れない読書術』『ムダにならない勉強法』と同様に、記憶について「アウトプット」の重要性を中心に解説した一冊です。

        「人に教える」というのは、認知症の予防にも良いという話を他の本でも読んだ覚えがありますが、もちろんこの読書ログのレビューなど、「いいね」がたくさんつくことがあると、その本の内容はよく覚えているということもありますよね。

        そしてこの本では、「アウトプット」以外にも、「睡眠」や「運動」など、定番中の定番ではあるものの、脳の活動の良し悪しに影響する要素が幅広く、かつ詳しく解説されています。

        上記の2冊の本を読まれた方はさほど目新しい発見はないかもしれませんが、読んで実践を試みる価値のある一冊には違いないと思います。
        >> 続きを読む

        2018/07/24 by ピース

      • コメント 2件
    • 他3人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      初恋ロスタイム (メディアワークス文庫)

      仁科裕貴

      3.7
      いいね!
      • 2018/3 7冊目(通算39冊目)。ロスタイムという時間のねじ曲がりによって出会った男女の高校生の初恋の物語。ロスタイムが起こる仕組みの説明が難しく、理解しながら読んだとは言い難い。ただ、お話としては、ボーイミーツガールもので、ロスタイムの中でやり取りをする部分はほのぼのとしていていい。彼女の秘密を知り、最後バットエンドになると思いきや、丸く収まる展開には拍手を送りたくなった。主人公と同じ時期の自分と比較すると、こんなに聡い部分はなかったなとわが身を反省したくなる。感想はこんなところです。

        >> 続きを読む

        2018/03/11 by おにけん

    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      水を抱く (新潮文庫)

      石田 衣良

      3.7
      いいね!
      • 石田衣良さんの本はなんだかんだと読んでいる。
        べつに「すばらしい!」と思ったことない。
        それよりも何だか物足りない感じさえする。
        いつも、毎度毎度、なんか雰囲気だけで、どうも...感動するに至らないような気がする。
        でもなんか不完全な、一味足らないようなことを書いてるのはなんか毎度毎度...気になるのである。
        例えばこういうのを映画とかにすると思いがけない情景が視覚効果を発揮していい感じになったり?
        足らない隙間を読み手が埋めるような部分を残してくれてるのか...。
        僕みたいな凡人にはありがた迷惑でもあるか(;´Д`)

        (amazon解説)
        性に溺れて生きるしかない女と、ともに溺れる覚悟をきめた男。白昼の路上、夜の渋谷、新宿のクラブ、バーのテーブルの下で。剥き出しの欲望を振りかざし、凶暴なまでの快楽を貪る年上の女・ナギ。彼女にふれて、ぼくは全てを変えられた。その女をしばる過去が何であれ、構わない。真っ暗な性の闇に堕ちてもなお、ナギとつながりたい―。
        >> 続きを読む

        2018/08/23 by motti

    • 他2人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法

      Testosterone

      4.0
      いいね!
      • 筋トレ好きな人間にとってバイブルとして持っておきたい1冊。仕事、人間関係、ダイエット等に悩んでいる方にもおすすめ。数時間で読めるのでまずは一読を。 >> 続きを読む

        2019/05/06 by Sprinter

    • 他2人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      どうぶつたちの贈り物

      白河 三兎小川 洋子鹿島田 真希

      3.0
      いいね!
      • ペンネームに動物がいる作家さんのアンソロジー。
        最近こういうアンソロジー多いような気がするよ。

        東川篤哉さん、白河三兎さん、鹿島田真希さん、似鳥鶏さん、小川洋子さんの5人の作家さんが書いています。
        白河さん以外は初読み。
        ミステリー風のや恋愛風のなか、小川さんのがちょっと気色が違います。
        僕が好きなのは東川さんと似鳥さんの話かな〜
        どちらもゆるいミステリです。
        白河さん、好きで結構読んでるけどこれはちょっとあわなかったなー
        一気に読まないで、一つ読んだらちょっと間を置いてって感じで読みました。
        >> 続きを読む

        2016/06/03 by 降りる人

      • コメント 7件
    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      20の短編小説 (朝日文庫)
      3.0
      いいね!
      • 内容紹介-------------------------------------------------------------------------テーマは「20」という数字。
        原稿用紙20枚という制約の中で、
        20人の人気作家が綴った20の短編を集めたアンソロジー。
        小説という表現方法の可能性を突き詰めた文芸ファン必読の一冊。
        ----------------------------------------------------------------------------------

        トリッパーに掲載されていた作品を収録。
        どの作品も短いのでサクッと読める、スキマ時間にもぴったり。
        でもそれだけに物足りないと感じる作品も多い。
        エンターテイメント性は高くなく、文章を愉しむような、何気ない日常を切り取った作品が多い。

        朝井リョウ「清水課長の二重線」☆☆
        上司も同じ道を歩いていたんだ、という発見には感慨深いものを感じる。
        でもそれがあれだけ几帳面ってところだとなあ。
        細かさが必要なところと、スピーディーさが求められるところがあると思う。
        共感しづらいところがあった。

        阿部和重「Across The Border」☆
        だれも救われない。嫌い。

        伊坂幸太郎「if」☆☆☆
        主人公はバスジャックに遭遇してしまう。
        ifっていうくらいだから、やり直しか?パラレルか?と思ったら……。

        井上荒野「二十人目ルール」☆☆
        二十人目ルールいいなと思ったのに。

        江國香織「蒸籠を買った日」☆☆☆
        何か大きな変化が起こるわけではないけれど、雰囲気は割と好き。

        円城塔「十二面体関係」☆
        20人の人物紹介のみが書かれていて、初めは殺人事件の容疑者リストかと思った。
        ところが、個々人の思想とかが入り乱れて、人間関係を把握しきれないほど全体像が複雑になっていく。
        Aが犯人だ。
        いや、Bが犯人だ。
        犯行にはCが影響している。
        その思想にはDが関わっている。
        EはDと同一人物とされている。
        Fは我こそがEだと主張している。
        ……という感じ。
        申し訳ない。僕には難しすぎる。
        何の話だったのかさっぱり。

        恩田陸「悪い春」☆☆
        ボランティアという名の徴兵制だなんて、嫌な可能性だなぁ。

        川上弘美「20」☆☆☆
        「生きてることは、16じゃなくて、20くらいの楽しさかもしれないな」

        木皿泉「20光年先の神様」☆☆☆
        「祈りとは、今を生きるためにあるものなのか」

        桐野夏生「マダガスカル・バナナフランベを20本」☆☆☆
        ふとしたことで、どうでもよくなっちゃうんだな。
        結構お似合いのカップルなんだと思う。

        白石一文「いま二十歳の貴女たちへ」☆
        「人生には正解がないから自由だ」とはいうが、それは公共の福祉に反しない限りの話だろう?
        作中にあるような不倫は絶対に悪だ。

        津村記久子「ベチュニアフォールを知る二十の名所」☆☆☆
        名所を巡ってその紹介を聞きながら、その歴史が見えてくるのはおもしろい。
        でも語り口調がわざとらしい。

        羽田圭介「ウエノモノ」☆☆
        結末で少しの落ち着きを得たようだが、本質的には主人公のなんだかさみしい状況はかわっていないようだ。

        原田マハ「ブリオッシュのある静物」☆☆
        読んで受け取るものがあまりなかったかな。

        樋口毅宏「人生リングアウト」☆☆
        今の気分なのか、アツイ物語を読むとちょっと疲れちゃうんだよな。

        藤井太洋「ヴァンデアン」☆☆☆
        植物コンピューターはなにが作られているのかわからないところも多かったが、田奈橋は好きだな。

        宮内悠介「法則」☆☆☆☆
        屋敷の使用人である主人公が、屋敷の娘に恋をしてしまったが、主人に反対される。
        主人を殺そうとするも、“できない”。
        なぜか?
        それは、この世界が「ヴァン・ダインの二十則」に縛られているから!!
        曰く、「端役の使用人等を犯人にするのは安易な解決策である。その程度の人物が犯す犯罪ならわざわざ本に書くほどの事はない。」
        これは面白かった。

        森見登美彦「廿世紀ホテル」☆☆☆☆
        文章がやはりいいね。
        他の作品をまた読みたくなった。
        ストーリーはさおの未来を知っているだけに怖い。

        山内マリコ「もう二十代ではないことについて」☆☆☆
        幸せな雰囲気に溢れているのか、不安があるのか。
        好意的に受け止めているのか、そうではないのか。
        よくわからない文章だった。

        山本文緒「20×20」☆☆
        物書きの苦悩かな?
        自分自身が恐い、みたいな。
        ちょっと共感しづらい。
        >> 続きを読む

        2017/02/19 by しでのん

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      櫻子さんの足下には死体が埋まっている 狼の時間 (角川文庫)

      太田 紫織

      3.0
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      • 暗くて後味の悪い話だった。いいかげん変なメールや電話に関わろうとするのはやめてもいい頃合いでは?この年頃の少年では「僕が守る!」と思うのは仕方がないか。 >> 続きを読む

        2016/06/13 by tomolib

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      文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人VS.京極夏彦

      朝霧 カフカ

      2.5
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      • 冒頭、殺人探偵・綾辻行人と妖術師・京極夏彦の滝壺での対決
        綾辻の犯人を"殺人"する能力で京極が死亡
        しかし京極の遺体はみつからず…
        その後京極が裏で糸を引いてると思われる事件が!!

        拝めば悪人になれる『井戸』
        井戸にまつわる謎解きの依頼を受けた綾辻

        ボツリヌス菌を使って殺された小学生
        警察の特殊部隊の攻撃
        エレベーターの爆殺された司法省の高官役人
        完全犯罪を行った詐欺師
        と京極の影が見え隠れ…
        そしてそれが
        5年前に起こった囹圄島の17人連続殺人事件
        未だに見つからない18人目、事件の主犯《技師》
        に繋がりその事件で母を殺された辻村捜査官は
        感情のままに行動してしまい結果…!!

        久保の死と綾辻の失踪
        なぜ綾辻は失踪してしまったのか?

        何気に辻村をフォローする軍警特別上等捜査官・飛鳥井
        辻村捜査官の母の死と綾辻


        京極夏彦が悪い奴?どんな感じ?と読んでみたら
        なんちゃって京極風小説
        まぁ~『憑き物落とし』だからなぁ…とは思うものの
        綾辻の監視役・辻村深月が痛い子で中盤まで読みづらかった(笑)
        自分を一流と思い込んでる新人エージェント。
        的外れな推理と無自覚に綾辻に依存。
        新人だから仕方ないのか?「(ーヘー;)
        エージェントより探偵助手の方が似合ってると思う。
        そんな感じで読んでたけど後半の後半、謎解き部分は
        w(*゚o゚*)w おぉ…って感じで面白かった。。
        二転三転して分かる真実ってゾクゾクしちゃうもんね!(b^ー°)


        でも京極の方がが一枚も二枚も上手だわ。
        さすが『憑き物落とし』の妖術師・京極。
        模倣子で増えるモノ

        勝敗のついた戦いをこれからも戦い続けるってのはキツイけどこれも因縁




        京極さんが好きなので"匣"とか"久保"の名前に反応
        やっぱこの2つを聞くと思い出しちゃうよね(* ̄∇ ̄*)エヘヘ

        文ストは文章で読むより
        漫画で読んだ方が面白いだろうなぁ…




        最後の最後、ほのかに香るLOVEは良かった(ノ∇≦*)
        >> 続きを読む

        2018/02/25 by あんコ

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      坂本ですが? 4 (ビームコミックス)

      佐野 菜見

      4.0
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      • クールでスタイリッシュな坂本君も凄いけど
        一番凄いのは
        坂本君の行動をなんでも美化し
        ポジティブに捉えるクラスメートだよ、
        よくそこまで…∵ゞ(≧ε≦○ )プッ プププ
        クラスメートのポジティブさに笑える

        坂本君のストーカーの
        久保田君のお母さんも大人になったねぇ
        そしてカーテンのおっぱいには笑えた
        あれで喜ぶ男子高校生!!
        ある意味純粋?げははははは_(__´Д)ノ彡☆

        合コン初体験の坂本君
        坂本君に掛かれば場違いな場所でも自分のステージだし
        たい焼きにミディアムレアで…って言えるとこも凄い(笑)
        8423先輩もいい味出してたよ。
        卒業生の送辞に深瀬先輩の卒業
        これで心置きなく学校を去れるね。

        ただ、最初の勢いがなくネタ切れ感があるので
        これで完結ってのは妥当だと思う。
        綺麗に纏めたんじゃないかな(*^-゜)v
        >> 続きを読む

        2016/04/22 by あんコ

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      さらば、佳き日 (1)

      茜田千

      3.5
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      • 実の兄妹なんだけど、周りには新婚夫婦ですと告げて暮らしている二人のお話。本当に結婚してるんじゃね!?と思わせるような描写は流石だなと思う。

        前半が今(現在)で中盤以降が過去編。二人がまだ中学生と高校生の時のお話。学生の頃から妹の晃は変わっていて(趣味が家事でそれをいかに効率よくやれるかに重きを置くという趣味というかベテランの奥さん、いやお母さんみたいなものが好きなところとか)兄の桂一は小さい頃からビビリでヘタレ。だけど晃のことを誰よりも大事に想っている。

        それが何故、大人になって新婚夫婦のように偽装して暮らすことになったのか。今巻ではそれは当然明かされず人物説明と世界観説明に終始しているのだけれど、それはそれで面白いというか読みやすいんだけど読み応えがあるみたいな。

        ただ2巻を買う気が起きないというか・・・この作者さん、元はBL畑出身のようで確かにちょろっとではあるがそういう描写が出てきて若干萎えたんだよねぇ・・・2巻のレビューとかもちらっと見たのだけれどやはりそういう描写もあるみたいでこの二人の行く末とどういう経緯でこうなったか知りたいけど・・いやあ、躊躇うよね。

        まあ、気が向いたら読んでみようかな。

        よくよく考えてみれば妹の晃も男の子っぽいしな・・・


        ・・・・地雷かな??

        まあ、楽しく読めたから今はそれで良しとしよう・・・!笑
        >> 続きを読む

        2017/11/25 by 澄美空

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