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2016年4月発行の書籍

人気の作品

      ツバキ文具店

      小川 糸

      4.0
      いいね! hanagon Moffy
      • 一般的に、文章作成を承る職業といえば、「ライター」が主流となる。
        同じ文章を書くことに違いはないが、代書屋と根本的に違うところがあるーー誰が主体となって書くか、だ。

        依頼されたトピックに沿って、自分自身をアウトプットするのがライターだとしたら、代書屋は、依頼主になりきって、我を捨てて執筆をする。
        代書屋が依頼主の一部を預かり、分身となるのだ。

        とても難しいだろう。
        文面を越えた思いや出来事を追体験して、相手に寄り添った書き方を出さなければならないからだ。

        代書屋を通さず、自分自身で書いた手紙がもっと真実なのではないかというと、実はそうでもない。
        複雑に絡まった気持ちが優先して、純粋に伝えたいことを出せないからだ。

        ここに代書屋の醍醐味があると、私は思う。
        >> 続きを読む

        2019/06/28 by deco

    • 他8人がレビュー登録、 23人が本棚登録しています
      夢幻花 (PHP文芸文庫)

      東野 圭吾

      4.1
      いいね! rock-man
      • 会心のミステリ!

        序盤の伏線がどうつながっていくのか全く読めず!
        ほんとうに楽しんだ!
        『負の遺産』に向かい合う決意をエピローグにしているあたり...イイネ!
        最近の東野圭吾さんの作品のなかではダントツおもしろかった!
        映画化しても若向きにできて良さそうな感じですがその際はタイトルの「夢幻花」はヒットしなそうかな(;´Д`)

        (amazon解説)
        黄色いアサガオだけは追いかけるな―。この世に存在しないはずの花をめぐり、驚愕の真相が明らかになる長編ミステリ。
        >> 続きを読む

        2018/08/15 by motti

    • 他7人がレビュー登録、 26人が本棚登録しています
      大きな鳥にさらわれないよう

      川上 弘美

      3.5
      いいね! KEMURINO Tukiwami
      • 筒井康隆氏の帯「うちのめされました」に納得。これまで純文学の作家さんと思って『蛇を踏む』『ざらざら』『溺レる』などを読んできた。

        日常の中に隠れた非日常な世界観を引き出す描写がとても好きな女流作家さんだった。が、その手腕がSF世界にこんな凄い化学反応を起こすとは、正直予測できなかった。

        平成という猛烈なイノベーション発展の恩恵に恵まれた現代がどんな価値観やライフスタイルを獲得するのか? まったく想像できない近未来像を創造した著者の察知力に、確かにうちのめされた。

        我が国のアイデンティティである日本書紀をはじめ、聖書に至るまで地球全体に点在する創世ストーリーは、本作のように未知のクローン、AIなどの時代性を先取りした最新版トレンド神話だったのではないだろうか、と腑に落ちた。
        >> 続きを読む

        2019/01/07 by まきたろう

    • 他4人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)

      橘 玲

      3.5
      いいね!
      • 少し前のベストセラーでした
        まぁ、それほど衝撃的な内容でもなかったですが「不快な内容の本」というのはホントですね(;´Д`)
        そういう「売り方」もアリってことでしょうw
        >> 続きを読む

        2018/07/27 by motti

    • 他4人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      マチネの終わりに

      平野 啓一郎

      4.1
      いいね! KEMURINO
      • ヤバ、ビビった。もし連れ添いや恋人が違ったら、どんな人生を送っていたのか?

        ふとしたタイミングで環境、家族構成も異なるもう一人の自分が存在したかもしれない戦慄。希望、歓び、絶望、痛み知る自立した大人の男と女。

        激しく引かれ合い、互いを理解し、傷も夢も分かち合える才量を秘めた二人がなぜ苦しみの淵に落ちていくのか?

        甘く切ないクラシックギターの調べとともに流れてゆく二人の愛はどこへたどり着くのか?

        運命、相性だけでは乗り切れない大人の愛ががつーんと胸に焼きついたウワサ通りの感動作。

        タイムトリップはできないが、真の幸せは、過去をも変えてしまうのかも。

        福田進一氏の同作タイアップCDを聴きながら、読了の余韻に浸る。
        >> 続きを読む

        2018/09/29 by まきたろう

    • 他4人がレビュー登録、 20人が本棚登録しています
      キリンビール高知支店の奇跡 勝利の法則は現場で拾え! (講談社+α新書)

      田村 潤

      4.0
      いいね!
      • 久々の読書ログレビューです。

        事実上の左遷という形で、タイトル通り高知支店からの出発でシェアを伸ばすことに貢献した著者の記録です。

        他のレビュアーの皆様も触れていますが、やはり、自分の五感で現場の感覚をつかみ、そしてより大舞台、重要拠点での成功という階段を昇った者だからこそ、組織としての理念やビジョンを大事にするという記述が重く感じられますね。
        >> 続きを読む

        2018/04/28 by ピース

    • 他3人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      向田理髪店

      奥田 英朗

      3.7
      いいね!
      • 奥田さんの作品はわりと楽しみに読んでるけどこれは床屋だけに、気になってた本(*゚▽゚*)
        寂れた町の床屋のオヤジが主人公。
        まるで共感の塊りな設定だよコレ!!

        町の人たちの お節介、滑稽さ、そして暖かさ…
        悲喜交々(ひきこもごも)、床屋は町の中心だと思います!
        わたくしめ床屋が、両手(もろて)をあげて全肯定いたします!

        良い本でした!
        >> 続きを読む

        2018/08/02 by motti

    • 他3人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      貴様いつまで女子でいるつもりだ問題 (幻冬舎文庫)

      ジェーン・スー

      3.8
      いいね! Tukiwami
      • マシンガントークの様な文章を初めて読みました。時々ツボにはまって、ゲラゲラと笑ってしまいます。どんな女性の中にも一生涯存在し続ける「女子魂」を、ひねりにひねったメタファーで、炙り出して行きます。しかも、かなり毒舌気味に。

        女子会に始まり、丁寧な暮らしオブセッション、「おばさん」のカテゴライズ、
        男女間の友情に見る恋愛感やら、果ては女子の代表色と思われてるピンク色についてまで。

        後半はややシリアスに、著者自身の生い立ちから始まり、大人になってもキリキリと傷む女子ならではの複雑な感情を、ドMか?って程にを突き詰めてます。(母親に先立たれた父との関係性や、男性優位社会での働き方など。)

        自分の中の「女子魂」を再認識することはできましたが、実は「(大人)女子」という色分けも、若い世代ではメルトダウンしてるのかもなぁ。
        >> 続きを読む

        2019/08/13 by FUKUchan

    • 他3人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫)

      中村 文則

      4.0
      いいね!
      • 小説幻冬での連載で中村文則の文章に触れ、普遍的なテーマの扱い方が印象的でいつか著書を読んでみたいと思っていました。
        この作品、2回読みました。半分くらいまでは「得体のしれない不安感」が漂う程度でしたが、読み終わったらもう不気味でしかない。でも読み直したくなってすぐに再読…2回目は冒頭からじわじわきますね。
        変わった構成の本だなぁと思っていましたが、それにもちゃんと意味があったし、タイトルとの繋がりもよくできていると思います。
        ハマる人が多いのがよくわかります(笑)他の作品も読んでみます。
        >> 続きを読む

        2018/09/29 by komatsu

    • 他3人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      僕だけがいない街 (8) (完) (カドカワコミックス・エース)

      三部 けい

      3.8
      いいね!
      • 二日間で全巻一気に読めました。面白かったー。
        現在と過去をなんども行き来することで、どんどん成長していく悟。苦しい時に救ってくれるのは、自分自身と人を信じる自分の気持ち。そしてその気持ちは仲間を呼び、仲間に助けられる。心で思っていることを人に遠慮して誤魔化すよりも、素直に言ってしまったほうが人との壁がなくなる。現実でもそういう世の中であることを「信じる気持ち」を持ちたい! >> 続きを読む

        2016/12/03 by mdoi

    • 他2人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      探偵の鑑定2 (講談社文庫)

      松岡 圭祐

      3.3
      いいね!
      • 「Q」シリーズから莉子、「α」から絢奈、「水鏡推理」から瑞希と最近の松岡作品のオールキャスト出演の豪華な顔ぶれとなっている、探偵の探偵シリーズの完結編的な話の構成。最後の顛末にはちょっと不満も残ったが、概ねシリーズの完結にふさわしい出来だった。玲奈も過去のしがらみからも解放されてこれからどんな人生を送るのだろうか。その未来に良い出来事がありますようにと願うばかり。この勢いで「Q」シリーズの最終巻も読んでいきたいと思う。 >> 続きを読む

        2016/10/13 by おにけん

    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      倒叙の四季 破られたトリック (講談社ノベルス)

      深水 黎一郎

      3.3
      いいね! ooitee
      • 図書館本。
        倒叙ものは大好物。昔、刑事コロンボシリーズがTV放映されていた頃には倒叙という言葉すら知らなかったが、毎週楽しみにして見ていた。本書を読みながら、コロンボシリーズに似たようなものを感じて懐かしかった。海埜刑事の階級が警部補というのは偶然か? コロンボの階級もlieutenantである。何度も訪ねてくる刑事たちにうんざりした犯人が文句を言うと、「上司が報告書にうるさくて」とか「知恵を拝借したい」と切り返されるやりとりにも覚えがある。さすがに、「うちのカミさん」は出てこなかったが。

        四篇それぞれのタイトルが『枕草子』の一節をもじっているのも面白い。犯人たちはいずれも「完全犯罪完全指南」というファイルをネット上で手に入れて、完全犯罪をもくろむ。その指南書がエピローグでブラックなユーモアをきかせてくれて、思わずニヤリとした。海埜刑事が気に入ったので、登場している作品が他にもあれば読んでみたい。

        >> 続きを読む

        2018/03/25 by Kira

    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      ままならないから私とあなた

      朝井 リョウ

      3.3
      いいね!
      • 朝井さんの小説はいつも自分の一部や誰かの一部をはっきりと刺されたようなそんな感覚に陥る。一見すると叩かれているとも感じてしまう可能性があるそんな強い皮肉に対して、決してそう思わないのはこれが作者の自嘲や自虐も含まれているように感じるからかもしれない。誰の中にもある見にくい部分、それを朝井リョウはいつも自分の中にもあるものとしたうえで気づかせてくれている気がする。皮肉な論調の中にどこか、そんな醜さに対して無自覚の傲慢を捨て、苦しいけれど一緒に歩いていきたくなるような愛を感じる。レンタル世界は特にそうだ。無邪気な正義の押しつけ、それはきちんと自覚しないと人を傷つける。主人公はもう何年もその無邪気な正義感を押し付けてきたのだと、最後の最後に彼女によってようやく知る。それはきっと私達の中にも絶対にあって、苦しいけれどそこからはじめるしかないと言われている気がした。自覚するところがはじまりだからと。そんな皮肉の中から届くメッセージが好きで、やっぱりこの人の作品が私は好きです。

        ままならないから私とあなた、はタイトル通り、読んで一番感じたことは、私たちはままならないからこそ「私」と「あなた」という異なる二者でいられるのだということです。完璧で不便のない未来がいいのか、不便だけど人間性を残した方がいいのかについては答えは持ち合わせていません。それは作中でも同様、多分だれにもわからない。どちらがよいかわからないから悩む、迷う。けれどひとつだけ言える確かなことは完璧な人類の果てには「私」しかいない。異なる考えの異なる二者との関係は存在しない、そういうことかなと思います。どちらが正解なのかわからない、これからもままならないから傷つくこともたくさんある。それでも私は「私」と「あなた」でいたいと思いました。完璧を目指した薫ちゃんと予期せぬ妊娠にうろたえるゆきこ、二人ともに笑顔の未来を望みます。



        >> 続きを読む

        2018/08/16 by kaoru-yuzu

    • 他2人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      翻訳できない世界のことば

      エラ・フランシス・サンダース

      4.6
      いいね!
      • KOMOREBI――木漏れ日 この言葉を自分がこんなにも愛していることを今初めて知りました。
        え~?外国語にこの言葉がないの???
        日本語の中からこの言葉を見出してくれた作者に熱い感謝を!

        イラストで紹介する世界中の面白言葉の数々。
        とても真面目な言語学の絵本ですが、なんとも楽しい本になっています。

        『誰も知らない世界のことわざ』が面白かったので、シリーズ化の発端になったらしいこの本を読んでみました。

        コンセプトも面白いのですが、実は著者の人柄のよさが反映されたと思われる、この本自体のもっている暖かな空気こそが魅力なのではないかと思えました。

        言葉のチョイス、品の良いイラスト、コメントの言葉全てに著者そのものが顔をのぞかせているのですから。

        ことばは、その文化圏の人々が表現したいと思っている対象への関心度の高さや想いを写し取ったものでありながらも、その言語を使っている人々の価値観やら情操に直接作用するという相関関係があります。

        たった一言の中に詰め込もうとした情報や感情やらをじっくり考えてみれば、時間を超えた民族の伝統に触れる事ができ、不思議です。

        面白おかしい言葉でも、その文化の中では大真面目で大切な基準値だったり共通の価値観だったりします。

        バナナを食べる時の所要時間……ピサンザプラ(マレー語)
        トナカイが休憩なしで、疲れず移動できる距離
        ……ポロンクセマ(フィンランド語)

        お国柄が窺えるこのような言葉も。
        きっととても大切な、共通認識を与えうる心底直感的に通じる一言なんだと思います。

        日本語からは4つと、比較的多くの言葉が選ばれていたのは編集方針もあったのかしら?
        BOKETTOには笑え、TSUNDOKUにはドキッとさせられました。
        凄い人だなこの人は。

        そして「WABIーSABI(侘び寂び)」が選ばれていました。
        外国には日本人が思っている以上に「禅」的な要素が輸出されているので、この言葉が選ばれたのは当然かもしれません。
        しかし気になったのは意味の解説です。
        「生と死の自然のサイクルを受け入れ、不完全さの中にある美を見出すこと」
        この解釈はどうもしっくりきませんでした。
        前半はいいとして、後半が、何か違いませんか?
        移ろうとか、見立てとか、個を見て全を思うとか、そんな感じで、決して「非対称」を意識したものではなく、ましてや不完全さを受け入れるという意識ではないように、私は考えていたのですが、本当のところ、どうなんでしょう?
        これは日本人同士でも説明が難しい言葉かもしれませんね。
        でも、なんとなく共通イメージは持っていますよね。

        皆さまは日本的で独特な面白い単語と問われた時、どの言葉を選ばれますか?
        「もったいない」とか「おもてなし」なんて世界に広がりましたね~。
        自分なら、そうだなあ…。
        「いただきます&ごちそうさま」かしら。
        なんて考えるととても楽しいと思いませんか?

        でも日本語について考えると、単語よりも熟語や慣用句のほうがより豊かにできているように思えてきました。

        フィーカ fika (スウエーデン語)など、ぜひ使いたい言葉です。
        コーヒーブレイクで人が集って楽しむ時間のことらしいです。

        率直に言うと、言葉と絵のインパクトから『誰も知らない世界のことわざ』の方が面白く思えました。意外性に笑える要素があったりして。
        でも「本当は慣用句をイラストにしてはいけないのだ」ということも感じました。
        言語の本として適正なのはこちらの本かもしれません。
        イメージはあくまでもイメージのままのほうが言葉の本質に近いと思うのです。
        イラストで図式化された時、その慣用句は笑いを産みこそすれ意図されたニュアンスから逸脱していくことが分かりました。

        笑いを求めるのではなく、世界中の言葉やそれを話す人々に思いを馳せたいなら、どうぞこの絵本を手に取ってみましょう。
        センスの良い美しい本です。
        >> 続きを読む

        2017/07/13 by 月うさぎ

      • コメント 4件
    • 他2人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法

      Eiko

      3.0
      いいね!
      •  ず~っと前、もうどれくらい前だか忘れてしまったくらい前
        図書館に予約していた本がやっと届いたので
        読んでみました。
          
         開脚できるようになるために推奨されているストレッチは
        非常に簡単で覚えやすく、
        これで本当にベターッできるようになるなら
        紹介されている手法は秀逸です。
        そして実際に出来るようになる人もいそうです。

         ただ、それと値段相応な本かどうかはまったく別の話。
        正直お金を出して買うなら★1~2といったところ。
        なぜなら肝心なストレッチについては
        数ページしか具体的な説明がなく、
        ほかの大部分は必要性に疑問符がつく
        ストレッチ系自己啓発小説とでもいうべき
        謎の小話となっているからです。

         まぁそれでも知りたかったことは分かったし、
        続けていけば効果はありそうだし、
        借りて読む分には★3つとしておきます。

         小説部分に散りばめられたセリフは
        応援の意味と著者の保険的な意味と本音、
        それらのものがMIXされているんだろうなぁと思います。 

        >> 続きを読む

        2019/06/29 by kengo

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      ヘルプマン! ! Vol.4

      くさか 里樹

      5.0
      いいね!
      • 【生活するうえで避けて通れない排泄。臭う。恥ずかしい。漏れる。介護される側とする側が直面する問題を、介護漫画の第一人者が描く。】

        うんこ(うんち・大便、排泄物)は大事だね!!。とっても大事。健康状態が表れるし。ワタシは毎日うんこ記録とってるよ。出ないと困る。出ないと死んでしまう!
        バナナ花丸うんこの時はうれしいね。うんこサイコー!気分がいい。

        排泄物(鼻汁、耳垢、おう吐物、汗、よだれ、痰、垢、小便、大便)はきれいとは思えないし、そもそも身体自体が汚物を作る工場。
        ワタシもアナタも一切の(身体をもつ)生命は平等に。
        身体がきれいならまったく洗わなくていい。だから、そんなあったり前のことをわざわざ「汚い」なんて言われても、「うん汚いね。だから何?」「どこか臭う?教えてくれてありがとう」てな感じだわ。ふつう言う必要ある?(まあ、気にする人も多いから迷惑にならない程度には気をつけてます)

        元へ…^^;
        物事は「因果法則」で成り立っている。臭うのは、臭うものを長い時間放っているから。臭う前に処理すればいいだけ。残さないようにきれいにして。そんだけ。(おむつは、新聞紙(←消臭効果あり)で畳むようにきっちり包んで、ビニール袋に入れて縛る。で、家の外に置いておけば臭わないそうです)

        認知症の人が、自分の思いをうまく伝えられなくて(大便で周りを汚したり)「問題(と言われる)行動」を起こすのも、原因を取り除いて、気持ちよくしてあげればいいだけのこと(「便秘」が原因のことがよくあるそうです)。介護する人にとって「問題」なわけで、介護する人がちゃんと原因を見つけて対処できればなんの問題でもない。

        認知症といわれた人は、心が傷ついてる分、周りの何気ない雰囲気や言葉に、より敏感になってるそうです。病気の時って誰だってそうだよね。言葉は細心の注意が必要だし、わがままだって聞いてあげてやさしくしてあげなきゃ。言葉では認知できなかったり思いを伝えられなかったりしても、「感じて」るんだよね。

        >ハルさんは水分不足低栄養で頭はぼんやり、便秘と運動不足でず~~っと不快・・・。もやもやイライラ・・・。そこからあらぬ妄想が・・・。
        要するに機嫌が悪いってことだろ!?

        はい、その通りです。さすが、百太郎。こころです。

        みんなが、”ご機嫌”でいられるように、気分よくなれるように、智慧を働かせて助け合っていけるといいですね。



        ラストは泣ける。
        >> 続きを読む

        2018/02/12 by バカボン

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      政府は必ず嘘をつく 増補版 (角川新書)

      堤 未果

      4.5
      いいね!
      • ヤバいと思いました。一つ一つの問題そのものは勿論、無知(言葉通り、よく解っていない)・無関心(自分の国で起こっている事、他の国で起こっている事、自分の事として考えているか、その事がこの先どういう問題を引き起こすか、怠慢によるところも大きい)、何よりも、自分が何かできるか考えない思考停止、自分になにができるとも思えない諦め感。どうせ誰に入れたって同じでしょ、と政治の勉強すらしてないど素人の芸能人に選挙で投票してしまったり。
         政治家に限らず、公的な発言をする人達が、どこから資金提供を受けているか、とか全然考えていなかった。メディアが沈黙する事も、不平不満はあるけれど、それが何故かとか、そこまで考えていなかった。
         この無関心によって、私は被害者ではなく、間接的加害者でもあるのだなと。
         もっと関心を持って知る事、自分の頭で考えたり、色々な人の違う角度からの意見をもっと聞く事、同じような問題を経験してきた国の人と関わって、助言し合う事。一人でできる事は小さいかもしれないけれど、おかしいぞ、と違和感を持つ人と繋がりを持とうとする事。
         考えさせられる本でした。日本は特に隠蔽するのは非常に得意な国なので、政府に何か教えてもらえるとは期待せず、自分で調べるしかないのだと思いました。
         この本の趣旨とは違うかもしれませんが、政治、という大きな流れが、ものすごいスピードで生きにくい世の中を作ってしまうとしても、(勿論阻止できるものならしたいけれど)そういうしんどさを、人との繋がりでほんの少し緩和する事も人間には可能なはずだ、と信じたい。甘いかもしれませんが、問題を抱えていても、幸福になろうと意識する事はできるのではないか?以前レビューした、「世界幸福ランキング上位13か国を旅してわかったこと」を読んで、必ずしも国が裕福でないにもかかわらず、幸せに生きている人もいる、という事に、微かな希望はあるのではないかと。
        >> 続きを読む

        2017/12/05 by チルカル

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      神酒クリニックで乾杯を  淡雪の記憶 (角川文庫)

      知念 実希人

      3.0
      いいね!
      • 軍隊経験がある天才外科院長に、声帯模写が得意な元女優の産婦人科医、人の表情だけで考えていることを見破ってしまう精神科医に、総合格闘技とマジシャンの技を極めた主人公などチート過ぎる能力を持ったお医者さんが集まったクリニックのシリーズ第2弾。今回は記憶喪失を患った女性をめぐる騒動が話の中心。話の顛末も予想できる範囲でミステリーとしては普通かな。話として特別印象に残る点はない。同じ作者の「天久鷹央シリーズ」と世界観が繋がっているため、そちらとの話のコラボを今後期待したい所。メンバーの持つ性格や能力、個性、やり取りなどは面白いので、シリーズの続きが出たら読んでいきたいと思う。感想はこんなところです。
        >> 続きを読む

        2017/06/16 by おにけん

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      妖奇庵夜話  グッドナイトベイビー (角川ホラー文庫)

      榎田 ユウリ

      4.2
      いいね!
      • 泣けた。シリーズ中一番の感動ものだった。
        洗足がマメ、あるいはトウを連れ戻すためにその夢の中でかけた言葉に目頭が熱くなった。毒舌家なのに優しすぎる洗足に今回も魅せられた。

        前作で青目に襲われかけたマメの試練が続いて、今度は封印を解かれてもう一人の人格トウが出てきてしまう。このトウはマメとは真逆の人格でありながら、マメの心の闇を映しているものだった。マメとトウを救ったのは洗足の愛情で、マメも少し成長することができたようだ。しかし、次作でもまだマメと洗足の試練は続く。

        >> 続きを読む

        2017/12/04 by Kira

    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      近すぎる彼らの、十七歳の遠い関係 (ファミ通文庫)

      久遠 侑

      2.5
      いいね!
      • 内容紹介-------------------------------------------------------
        母と二人で暮らす家で、遠い親戚の女子、和泉里奈と同居することになった坂本健一。里奈の控えめな性格や気遣い、女子校育ちの無防備さは、他人との距離に悩む健一に、初めて思春期の性を意識させる。同じ十七歳の女子と一つ屋根の下で生活していることを友人達にも隠そうとしていた健一だが、幼い頃からの腐れ縁、森由梨子に知られてしまい、彼女との距離感にも微かな変化がもたらされることに―。多感に揺らめく十七歳を映し出す、恋愛ストーリー。
        ---------------------------------------------------------------

        同居ものっていつの時代だよ!!と思いつつも、今だと逆に新鮮かもしれないと思い、手に取った。
        ラノベにしては、読みやすい文章。
        あとがきによると、著者は「描写」を大切にしているそうで、確かに細かく丁寧に書かれている。

        しかし、細かく書きすぎている。
        会話だけで進むラノベも問題だが、描写が細かすぎて物語が進まない。
        学校→部活→家の繰り返しばかり。
        それぞれのシーンでも何もイベントが起こらない。
        中身がスカスカで、古い同居ものの劣化と言わざるを得ない。

        イベントが起きないから、主人公たちの内面も全く見えてこない。
        それどころか、一緒に住んでいるだけで特に親密に接しているわけでもない男が、同居人の下着とか湯上りの姿に興奮して、彼女に言い寄る男には嫉妬するって、そりゃもう怖いわ。

        それにずっと細かい描写が続くものだから、淡々としていて印象に残らない。
        重要なシーンに力を注いで描写したほうがいいのではないか。
        起伏が大事だと思う。
        そもそもその描写も特別美しいわけではなくて、なんというか脚本のト書きのようなのだ。

        加えて、私の読み取りが間違っていなければ、主人公の心情と描写がリンクしていない。
        冒頭の健一と里奈が出会うシーンでは、お互い初対面で、二人ともおとなしい性格のために、沈黙が続く。
        そこは単に緊張のシーンだと思うのだが、「雨の降る薄暗い夕方、駅前を歩く人たちは一様に寡黙で、まるで影が歩いているようだった。」はあまりに暗いイメージ過ぎないか。

        由梨子との突然のキスがあって迎えたラストも、夕陽と雨に濡れて輝く街を見ながら「梅雨が明けたことを、俺は感じた。」とか書いてるけど、そこは幼馴染に言い寄られて戸惑ってるところじゃないのか?
        何を清々しいこと言ってんだと突っ込んでやりたくなった。

        著者は文章を読むことそのものに快感を覚えるそうで、それには全く同意する。
        しかし、情景描写というのは物語とリンクすることで初めて意味があると思う。
        たった十七文字の俳句だって、景色を歌えば読み手の想いが込められて物語になる。
        文章と物語はセットなのだから、物語とかけ離れた文章を書き連ねたところで、それが美しいものとなるはずがない。

        キスシーン自体にも違和感を覚える。
        由梨子が健一のことを好きなのは幼馴染だからラノベとしては当然で、そんな事序盤からわかっている。
        里奈の登場で焦りはじめたことも。
        でも、その一歩を踏み出す前のシーンに情緒もへったくれもなくて、意図はわかるのだが唐突さを感じる。

        きっとこの先は三角関係にしたいのかもしれないが、里奈とは何のフラグも立っていないけどいいのだろうか?
        この内容で続刊に引っ張るようだが、それを読む予定はない。
        >> 続きを読む

        2017/03/27 by しでのん

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