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2016年5月発行の書籍

人気の作品

      優しい死神の飼い方 (光文社文庫)

      知念 実希人

      3.4
      いいね!
      • 死神と言えば髑髏姿に黒マントで大鎌を持ち、人を地獄へ案内する。
        少年ジャンプでお馴染みの尸魂界、デスノート等のイメージですが、此方の作品はまた一味違いました。

        人の死後「主様」の元へ魂を送る存在。
        だが中には地縛霊になり続け、「主様」へ行けない魂がある。
        それ等の魂は文字通り消滅してしまう。。。
        それを阻止するためにある死神は一匹のごおるでんれとりばあ、後の「レオ」としてとあるホスピスへ送り込まれる。
        そこには地縛霊になりかけの魂の持ち主たちが居た。
        レオはそれらの未練を断ち切り、あるべき場所に行けるように奮闘する。

        感動ものであり、ミステリー要素もあり、色んな感情の中楽しめる作品でした。
        >> 続きを読む

        2020/05/03 by ヒデト

    • 他6人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      ポイズンドーター・ホーリーマザー

      湊 かなえ

      3.8
      いいね!
      • 娘という女 < 母という女

        予てから 僕が思ってた、湊かなえの魅力が端的につまった短編集!
        女のネチネチした感情が筆舌につくされた感じが気色わるくて魅力あると常々おもってました(何かおかしいな)。
        近年は少し違う感じも受けていたんですが、キタコレ。またこの気色悪さ。
        非常に楽しめました♪
        良いタイトルだと思います。
        すべて物語っております。
        >> 続きを読む

        2018/07/27 by motti

    • 他5人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      自分を操る超集中力

      メンタリストDaiGo

      4.5
      いいね!
      • この方の職業が今一わかりません。「知識」のキュレーター?
        本も沢山出されているようですが、一度も読んだことが無かったので、興味ありそうなのを1冊  図書館で読んで来ました。
        内容は今まで読んできたビジネス書とかぶる所が結構あったので、特に目新しいものはありませんでしたが、集中力を作る要素の1つに「姿勢」を持って来たのは興味深かったです。
        日頃、会社で座ってパソコン打ってるだけで、なぜこんなに疲れるんだろう、なんて思ってましたが、多分に姿勢の悪さと視神経の疲れ(どちらも血行不良)が原因の様です。
        これからは書類を読むだけなら立ってする、とか、マメにプリンターまで歩くとか、やってみます。(周りからは奇異に見られるかもしれませんが。)
        実際この本も、最初は図書館で「あ~寝っ転がりながら読みたい・・・」って思いましたが、座ったり、立ったりしながら読んだらサクッと読み進められました。
        「集中力」とは「持久力」だ、なんて思ってましたが、どうも「スイッチ力」の技の様です。
        >> 続きを読む

        2019/11/04 by FUKUchan

    • 他5人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      代償 (角川文庫)

      伊岡 瞬

      4.2
      いいね!
      • ストーリーの流れ、それに伴う伏線の張り方がとても素晴らしかった。
        ただ、とにかく胸クソ悪い。
        嫌悪感が半端ない。
        それでも続きが気になって読み進めた。
        最後はある程度救われたが、しかしそれも100%とは言い切れない後味の悪さ。
        絶賛したい気持ちと読後感の悪さが同居した、なんともモヤモヤする作品。
        >> 続きを読む

        2019/09/23 by いつつ

    • 他4人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件

      清水 潔

      4.4
      いいね! rock-man
      • 本書内でも警察捜査の不審について同様として触れられている、同じ著者の『桶川ストーカー殺人事件』の後に読んみました。もちろん冤罪の被告を救い出した功績や、警察と検察への疑義やDNA型鑑定の問題点、「小さな声に寄り添う」という著者のジャーナリストとしての信念の尊さなどをしたためた貴重な著作ではありますが、事件のリアルタイム性もあってか、読み物としては『桶川』との差を感じてしまいました。 >> 続きを読む

        2020/07/29 by ikawaArise

    • 他4人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      ローカル線で行こう! (講談社文庫)

      真保 裕一

      2.8
      いいね!
      • 田舎のローカル線は赤字まっしぐらの状態で廃線間近。
        そこで対策として、アテンダントをしていた篠宮亜佐美を社長の座につけて起死回生を託す。

        再生シリーズ第2弾は鉄道。
        それも過疎化が激しいローカル線。

        亜佐美のズバズバ言うキャラによって、周りの人間が感化されていくという構成。
        特に相棒ともいえる、お役所人間の哲夫が徐々に真剣になっていくのが微笑ましい。

        次第に別の計画が持ち上がっていき、なぜこの地が選ばれたのかが明確に分かる。
        鉄道が恋人という亜佐美の行方も最後で明らかに。
        >> 続きを読む

        2019/12/26 by オーウェン

    • 他3人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      これは経費で落ちません!  ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)

      青木 祐子

      3.4
      いいね!
      •  タイトルからは『女子大生会計士の事件簿』のような会計小説を想像するけど、いつまでたっても会計な話は出てこない。あるいは池井戸潤の経済ミステリを期待しそうになるけど、この作品では特に手の込んだ事件が起こるわけでもなく、ゆるゆると主人公の日常が描かれるだけ。
         戸惑いながらも、軽いタッチの文章と主人公のキャラクターの面白さで2章くらいまで読んで気づいたんだけど、これって少し前から漫画の方で増えつつある「ちょっと変わった女の子の日常を観察する系」の作品なんだ。具体的には『高校球児 ザワさん』とか『富士山さんは思春期』とか『のぼる小寺さん』とか…。
         そう思って読んでみると、同僚に無関心でドライだけどそこはかとなく可愛らしさもある森若さんというキャラクターは、この手のジャンルの定番ともいえる設定だし、よく書けていると思う。ちょっとした事件とかがあって周りがザワザワしていても、本人は自分のポリシーに従って受け流していくあたりにも、このジャンルの特徴がよく出ている。
         副題の「経理部の森若さん」というのも、こういったジャンルの漫画にはありがちなタイトルだし、たぶん狙って書いているんだろうな。
        >> 続きを読む

        2018/07/09 by 2nd

    • 他3人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      砕け散るところを見せてあげる (新潮文庫 た 111-2 nex)

      竹宮 ゆゆこ

      3.2
      いいね!
      • ビタースイートな恋愛小説。
        作者がとらドラで有名な竹宮ゆゆこ。
        作者のストーリーテラーとしての才能を感じさせる一冊だと思う。
        読み始めてからラストまでストーリーから目が離せなくなるり、少しだけ読んで寝るつもりが深夜までかけて読み終えてしまった。ストーリー展開に無駄な部分がなく、読んでてあきるところが存在しない。
        ストーリーは、主人公の濱田清澄(主人公というかヒーローと呼んだ方がいい気がする。本人もそれを志向しているし、彼の行動もそれにふさわしいものなので)が全校集会で一人の一年生女子高生 蔵元玻璃が酷いいじめにあっているのを見て看過できず助けることから始まるラブストーリー。
        背筋の凍るような酷いいじめにあっていた少女は、心を閉ざしておりその振る舞いは他人からは、異質に見え頭がおかしいと思われていた。唯一、清澄だけが彼女に助けの手を差し伸べ、彼女を理解しようと努める。
        彼は最初正義感からそうしていたのだが、彼女に対する気持ちに気づいていく。
        また、ヒロインの玻璃が清澄の優しさに触れることにより、固く閉ざしていた心を少しづつ開いていき、それにつれどんどん魅力的で可愛らしい少女に変わっていく様の描写が素晴らしく良かった。
        いじめの問題も解決し始めて幸せになるかと思われた二人だが、玻璃は、いじめよりさらに深刻な問題を抱えていたのだった。
        ほんと面白い小説だと思う。ストーリーにも少し仕掛けがあってラストで冒頭のシーンの意味が分かりちょっとびっくりさせられる。
        >> 続きを読む

        2017/12/28 by くにやん

    • 他3人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典
      3.2
      いいね!
      • 息子が小学校に入学。
        入学祝いに図書カードを貰ったので先日「好きな本を買っていいよ」と本屋に放してみたところ選んできたのがこの一冊。何度も立ち読みしてたが遂に買えてニコニコ読んでおります。

        バカな本を選ぶなぁと思ったが
        「『もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら』を買ったあんたはツッコむ資格はないよ」と妻に言われた。

        「た、確かに」(*゚ロ゚)←ざんねんな父親
        >> 続きを読む

        2017/07/05 by ybook

      • コメント 3件
    • 他3人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      記憶屋II (角川ホラー文庫)

      織守きょうや

      3.0
      いいね!
      • 2020年51冊目。前作から4年後が話の舞台。2話目のモデルの話が切なくていいかな。前後編なので、話の結末がどうなるか‽。期待して読んでいきたいと思う。詳しい感想は3巻目を読んだ時に書きます。感想はこんなところです。
        >> 続きを読む

        2020/03/19 by おにけん

    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      思い出のとき修理します 4 永久時計を胸に (集英社文庫 た 81-4)

      谷 瑞恵

      3.4
      いいね!
      • (ネタバレ有、注意!!)








        シリーズ完結編。結局太一の正体は何者だったのかなあ。狛犬?。神様のしもべ?、人間?。その正体が謎のまま話が終わっているので「???」となっている。まあご想像にお任せしますという感じなのかな。秀司と明里の取りあえずの将来の選択も悲しいほうに傾かずに一安心。遠距離夫婦か。まあ、この二人ならいつまでも仲良くやっていけるのかな。そう思います。太一の正体に気を取られ、本筋を楽しむのを忘れましたが感想はこんなところです。
        >> 続きを読む

        2016/10/24 by おにけん

    • 他2人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      世界からボクが消えたなら 映画「世界から猫が消えたなら」キャベツの物語 (小学館文庫)

      涌井 学

      3.5
      いいね!
      • 児童書。主人公は、ネコのキャベツくん。あたたかい目で、主人公を見つめ続けます。ホントにそうだったらいいなぁ。ホントのホントにそうだったら、嬉しいなぁ。 >> 続きを読む

        2016/07/25 by 麦星☆

    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      硝子の太陽N - ノワール

      誉田 哲也

      4.0
      いいね!
      • 第二章に書いてある、米国が日本から米軍基地を撤退させない理由が興味深かった。

        米国人目線では日本=極小国なのにアメリカにケンカを売る無謀さと奇襲攻撃をする卑怯さと自爆攻撃も辞さない危険思想を持っていた国、なのか。
        そりゃあ目を光らせておきたくもなるだろうなあ。

        だからと言っていつまでも米軍基地を日本に置いておくことがいいとは言わないけれど、向こうからすると日本は軍隊を持たせたら何をしでかすかわからない国と認識されてるのだということを考えると米軍のやり方も少し違って見えてくるから不思議。
        私が単純なだけかも知れないけれど。
        >> 続きを読む

        2017/06/24 by kikima

    • 他2人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      硝子の太陽R-ルージュ

      誉田哲也

      4.0
      いいね!
      • 硝子の太陽の姫川たちが出てくる方。

        ガンテツの悪漢ぶりも、姫川の微妙な年頃の女性らしさと刑事としての有能さが微妙に組み合わさった性質も、菊田の姫川に対するナイトぶりも、井岡の気持ち悪さと哀れさと有能ぶりも、相変わらず。というかパワーアップしている。

        noir同様、米国人による日本の軍事力?への恐れや米軍基地の必要性が書いてあるのは作者がそういう考え方の人だからなのだろうか?
        言われてみれば、日本人の自衛の為だけと言いつつ戦争ができそうな人員と科学技術を保持し敗戦国なのに勝戦国に対して従順を装うという特性は、不気味なものなのかもしれないが。

        林さんの殉職とそれ以降のページは読んでいて辛かった。
        姫川は刑事よりもプロファイラーとか鑑識課の人間に転身すればいいんじゃないかなあ。あの勘の鋭さは警察を辞めるには惜しいし本人も警察官を辞める気はないと思う。が、彼女の性格は現場の人間としてはどうなんだろう?
        あまり協調性が無くて全くの他人にすら共感しやすく結構脆い。前線に出るより裏方の方が向いてるのでは。

        >> 続きを読む

        2017/07/28 by kikima

    • 他2人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      戦地の図書館 (海を越えた一億四千万冊)

      モリー・グプティル・マニング

      5.0
      いいね!
      • 【本は強力な武器であり盾なのであった】
         第二次世界大戦中の1933年5月10日、ベルリンで学生たちが焚書を行いました。
         『非ドイツ的』と決めつけられた多くの本が燃やされたのです。
         もちろん、学生たちが勝手にやったことではなく、ナチスの肝入りでのこと。
         この様子はラジオで生中継され、また、映画も制作されてドイツ中に広められました。
         その後、ドイツ全土で焚書が行われ、また、占領した国の図書館に収蔵されていた『非ドイツ的』とされた本も次々に処分されていったそうです。
         このようにして、第二次世界大戦終結までの間に1億冊以上の本がナチスによって抹殺されてしまったということです。

         このことは、西側諸国に大変な衝撃を与え、この時点ではまだ参戦していなかったアメリカでも轟轟たる非難が巻き起こりました。
         その後、アメリカは、第二次世界大戦に参戦していくことになります。

         アメリカの参戦は急ごしらえだったところもあり、新たに敷かれた徴兵制により集められた兵士たちは、ろくに準備も整っていない訓練施設に送り込まれ、何の娯楽も与えられませんでした。
         その後、戦地に送り込まれた兵士たちも同様の状態に置かれていたのです。

         兵士たちのためにできることは……。
         銃後の人々は、前線の兵士たちに本を送りはじめたのです。
         人々は、家にある様々な本を供出し、それをアメリカ図書教会が取りまとめ、前線に送り始めました。
         これは、国家防衛図書運動から戦勝図書運動へと発展し、本が集められ、送られ続けたのです。

         前線の兵士たちにとって、本は貴重な娯楽であり、士気を保つのに重要なものでした。
         兵士たちは本に飢えていたのです。
         ただし、必ずしも適切な本ばかりが送られたわけではなく(本を提供する側も、前線の兵士が読みたいであろう本を送るばかりではなく、家庭にある不要な本を出すようなことも多かったようです)、また、ハードカバーは、基地の図書館などに置く分には良いものの、前線の兵士たちにとっては重たい物でした。

         それでも、兵士たちは送られてきた本に夢中になり、それまで本を読んだこともなかったような者たちまでむさぼるように本を読んだと言います。
         前線の兵士たちからは、感謝の手紙やもっと多くの本を送って欲しいという手紙が届けられるようになったのです。

         第二次世界大戦は、武力と武力の戦いではありますが、他方で、焚書をするナチスと自由な読書を守ろうとする西側諸国という思想的な戦いでもあったと、著者は指摘します。
         本は、兵士たちの強力な武器となり盾となったのだと言います。

         その後、前線の兵士が携帯しやすいようにとの配慮で、小型化したペーパーバック本が出版社の全面的な協力を得て『兵隊文庫』として制作されるようになり、これが大量に前線に送り込まれていくことになります。
         『兵隊文庫』は、前線の兵士たちにとって無くてはならないものになり、ぼろぼろになっても大切に回し読みされました。

         酒保に荷物が届き、人だかりがしているのです。
         タバコなどに群がっているのではないか?と思いきや、『兵隊文庫』に群がっているのです。
         「どれでも良いから一冊取って行け!読み終わったら仲間と交換すれば良いんだ!」という声が飛び、行列の順番を急かしたそうです(上手く大人気の本を引き当てた兵士は喜色満面だったとか)。
         兵士たちは、泥だらけの塹壕戦の最中にも、ポケットに『兵隊文庫』を忍ばせていたということです。
         自分の荷物の食料を減らしても、本を持っていく兵士も多かったそうです。

         『兵隊文庫』にどの本を収録するかも大きな問題だったようです。
         大統領選挙を控えていた時期には、選挙を有利にしたいという政治的な考慮から、前線の兵士には政治的な内容の文書を送ってはいけないなどという立法がなされ、これが『兵隊文庫』の選書を妨げたとも言います。
         自由な読書を守るという理想なのに、政治的な駆け引きで兵士が読めない本を作り出すとはどういうことだという強烈な批判も生んだそうです。

        また、『兵隊文庫』に収録されることによりベストセラーとなった本もあるのだそうです。
         『グレート・ギャッツビー』は、発表当時アメリカ国内でもあまり人気がない本で、ほぼ埋もれていたそうなのですが、これが『兵隊文庫』に入れられ、前線の兵士たちの間で大人気になったことから、それが本国に飛び火して本国でも大ヒットとなり、現在、名作として残っているのだそうですよ。

         あるいは、ベティ・スミス著の『ブルックリン横丁』という作品は、兵士たちに大人気だったそうです。
         故郷の懐かしい情景が描かれているということで、辛い戦いの中でのすさんだ気持ちを慰めてくれた本だったそうです(私、この本のことは全く知りませんでした)。
         著者のもとには前線の兵士から沢山の感謝の手紙が届き、著者も可能な限り返事を書いたのだそうです。

         このような組織的な本による支援をしたのはアメリカだけだったようで、イギリスの兵士たちは、アメリカ兵の『兵隊文庫』を非常にうらやましく思ったということです。
         何故、自分たちの国はアメリカのようにしてくれないんだ!と。
         もちろん、アメリカ兵は、『兵隊文庫』をイギリス兵らにプレゼントし、「読み終わったら仲間に回してくれ」と言ったそうです。
         さらに、アメリカは、ナチスが焚書して失われた本も印刷し、西欧各国に輸送したのだそうです。
         それは、今からすれば粗悪な製本ではあったでしょうけれど、受け取る側は歓喜したということです(自国の印刷所などは壊滅的打撃を受け、とても出版できる状況にはなかったそうです)。

         本書は、戦時中、本がいかに重要で貴重なものだったか、多くの兵士の心を救ったかについて書かれた一冊です。
         本の持つ力を感じました。
         素直に感動しましたよ。


        読了時間メーター
        □□□     普通(1~2日あれば読める)
        >> 続きを読む

        2020/08/20 by ef177

    • 他2人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      書店ガール 5 (PHP文芸文庫)

      碧野 圭

      4.3
      いいね!
      • 駅ナカの書店の店長に抜擢された彩加とラノベの編集長として忙しく働く信光が主人公。やや「出来過ぎ」感な面はあるけれど、ラノベの出版事情や裏話的な点が多く書かれていて非常に興味深く読むことができた。何でこんなに詳しいのかなと思ったら、作者の方が元ラノベの編集者の方ということをあとがきで知り納得。6も買ってあるので、そのうち読んでいきたいと思う。
        >> 続きを読む

        2017/08/17 by おにけん

    • 他2人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      台所のラジオ

      吉田篤弘

      3.7
      いいね!
      • 【吉田篤弘さんらしい、不思議な発想の静かな短編たち】
         いかにも吉田篤弘さんらしい、のほほんとした、静かで、不思議な発想の短編が12編収録されています。
         どの作品も「たいした話ではない」と言ってしまえばそうなのですが、それは決して悪い意味ではなく、そこに漂う雰囲気はノスタルジックで、とげとげしておらず、好ましいものなのです。

         タイトルになっている『台所のラジオ』は各話に顔を出します。
         そう言えば、ラジオって随分聞かなくなったと思いませんか?
         人によるのかもしれませんが、私の場合、ほとんど聞かなくなってしまいました。
         車に乗っている時もiPodで音楽を流していますし、大体、ラジオ自体が家の中にありませんもの。
         でも、本書では、各話で何気なく台所にラジオが置かれていて、それがかけられているのです。

         かかる番組も同じ番組のようで、午後5時から始まる、静かな声の女性が日常的な話題を語る番組です。
         そういえば、こういうラジオ番組って、吉田篤弘さんの『小さな男*静かな声』という作品にも登場しましたっけ。
         ええ。本書に収められている短編の中には、吉田さんの別の作品に登場したものが出てくる作品もあるんです。
         例えば、『揚々町』(ようようちょう)という小さな町にある幻のカレー屋さんのこととか。
         吉田さんの作品をあれこれ読んできた読者にとっては、「あぁ、あの時の……」と思い当たるわけですね。

         また、本書に収められている12の短編は、特に互いに関係がある話というわけでもないのですが、ちょっとずつ話がかぶっている場合もあります。
         例えば、『目薬と棒パン』という作品には『抜き打ち検査官』というけったいな職業が登場するのですが、この『抜き打ち検査官』、他の作品では例の静かな声の女性がやっているラジオ番組に登場してインタビューを受けていたりします。

         語られる物語も様々です。
         『十時軒のアリス』という作品は、午後10時から午前2時までの4時間しか開いていない『十時軒』というお店と、そのお店を一人で切り盛りしている『アリス』という徒名をつけられた女性のお話です。
         『紙カツと黒ソース』は、紙のように薄いカツが名物の洋食屋と、その紙カツにかけると絶妙な、昔ながらの製法を守り続けている黒ソースのお話。
         『さくらと海苔巻き』は、事故で亡くなってしまった彼氏が通い続けていたさくらというのが、女性のことではなく、海苔巻きしか出さないお店だということが分かるというお話。
         どれもちょっと不思議なお話です。

         吉田篤弘ワールドがお好きな方なら安心して楽しめる一冊ですよ。


        読了時間メーター
        □□      楽勝(1日はかからない、概ね数時間でOK)
        >> 続きを読む

        2020/04/21 by ef177

    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      ファミレス (下) (角川文庫)

      重松 清

      3.5
      いいね!
      • 匿名

        連れ添ってきた夫婦の離婚ー。それぞれの男たちの妻の選択は如何に。さまざまな家庭の一端を覗き見たような印象。決して絵空事ではない。現実に起こりうること。しかし悲観的にならないところが重松作品のハマる所以である。 >> 続きを読む

        2018/07/16 by 匿名

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      この恋と、その未来。 ―二年目 秋冬― (ファミ通文庫)

      森橋 ビンゴ

      3.5
      いいね!
      • 2018/5 8冊目(通算79冊目)。前の巻が波乱の展開だったので、鬱な展開が続くのかと思いきや、文化祭のドッキリシーンの所では読んでいて笑いが出てしまう程、意外に鬱々とするものでもなくて読みやすかった。ただ、巻末の展開は予想できた感じもするけれど。四郎もなし崩し的にある方と結ばれたようだし。巻末のあとがきでこの続きは出ないかもと作者の方が書いていたが、その予想に反して次の巻は出たので、この物語の終わりを見届けることが出来てほっとしている。心して次の巻を読んでいきたいと思う。

        >> 続きを読む

        2018/05/12 by おにけん

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      犬は書店で謎を解く ご主人様はワンコなのです (メディアワークス文庫)

      牧野修

      3.5
      いいね!
      • 性格悪い主人と忠犬の魂が入れかわる。傲慢から純粋無垢な性格に替わったことに驚く周囲。柴犬になってしまった側も、頭脳明晰・傲慢な性格のままにも関わらず犬の本能には勝てずあちこちに鼻先を突っ込んでしまったり、自分の尻尾を追いかけずにいられないところが犬好きにはたまらないかも。メインの事件よりもその辺りのギャップが面白かった。 >> 続きを読む

        2017/07/30 by tomolib

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています

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