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2016年12月発行の書籍

人気の作品

      よるのばけもの

      住野 よる

      3.4
      いいね! Tukiwami
      • 読み終わって頭に美女と野獣の話が浮かんできた。
        美女は最初見た目が恐ろしい野獣に怯えて心を閉ざしていた。
        でも野獣の優しさや魅力に触れてだんだん心を開き信頼関係が出来た。

        主人公のあっちーはある夜にいきなりばけものの姿になり学校に忘れ物を取りに行ってそこでクラスのいじめにあってる矢野さんに出会う。矢野さんはばけもののあっちーに驚きもせずすぐにあっちーだと気づく。彼女は人の本質を見極める人なのよね。

        最後にあっちーは自分の本当の声に従って声を出した。その夜からたぶんばけものに変身しなくなったのだろう。
        野獣の魔法がとけて王子様になったように。
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        2019/06/27 by miko

    • 他9人がレビュー登録、 20人が本棚登録しています
      総理の夫 First Gentleman (実業之日本社文庫)

      原田マハ

      3.0
      いいね!
      • フィックションだけど笑えない、この国が置かれている山積みの課題と財政破綻を見事に描いたお仕事小説の傑作!

        新党令和が一石を投じたギーン世界に通じる国民不在の政治に何度騙されても縮まらない国家と生活の距離感に真の声を上げる日本初の女性総理大臣、相馬凛子が痛快過ぎる。

        ギーン、官僚世界に限らず、企業、芸能、スポーツなどあらゆる組織が脈々と繰り返してきた利益と保身、忖度にまみれたグタグタな男社会から決別できない現実とどう折り合いをつけていくのか?

        幸せのキーマンはリーダーだ。

        生徒会長、班長、キャプテン、校長、公民館長、市会ギーン、村長、市長、県知事、代議士、社長、店長、部長、専務、主任、係長…。世の中はなんと自分の言葉を発せない役柄で構成されているんだろう?

        清廉潔白なイメージをいくら連ねても何も変わらないことをボクら国民は嫌というほと経験し尽くしているはずなのに。

        ハートのない言葉は誰も聞いていないし、誰も信用していないという現実にそろそろ追いつこうぜ。

        解説がファーストレディの安倍昭恵氏というのもなんかすごい小説だぜ(本文の余韻を大事にしたくて読まなかったぜ)。
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        2019/08/14 by まきたろう

    • 他3人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      三鬼 三島屋変調百物語四之続

      宮部 みゆき

      4.0
      いいね!
      • 忘れた頃に図書館の順番来た~!

        ・迷いの旅籠 死者蘇るか?幽霊系。 登場人物達の背景長すぎて、肝心の幽霊登場シーンがあんまり怖くない。やっとお出ましかよ、遅いだろ!位の。話を広げ過ぎてどう収束するのさ、と思ってたら貫太郎がカラリとまとめました。腹が据わってるのはお前だけだったなって感じ。

        ・食客ひだる神 畠中恵の「しゃばけ」みたいな妖系。 餓鬼と違ってただの食いしん坊。食い意地張ってんな~と軽い気持ちで読める。それにしても宮部みゆきが書く食べ物は美味そうだ。

        ・三鬼 山奥の村に鬼が出る。その正体とは? 三人(匹?)の鬼って事だろうか?もっといるだろ!なぜ三なのかモヤる。そしてこの話は重い。理不尽。人の心が怖い。

        ・おくらさま なにやら因縁ありの商家の秘密にせまる、みたいな。 怖くはないな。むしろ、どう生きるか、を主人公おちかに問うメッセージ的な話のようだった。

        全体的には前作の方が気味が悪く、それ故に面白かった。このシリーズは一応これで全部読んだ事になるが、長いなと思ったのは初めて。つまらなくもないが、さほど面白くもなく。作品が悪いのではなく、好みの味付けではなかったのかも。続編が出たらまた読むとは思う。
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        2018/04/15 by チルカル

    • 他3人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      進撃の巨人(21): 週刊少年マガジン

      諫山創

      5.0
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      • 随分前にアルミンがこうなることはネタバレ的に知っていたのだけれど、団長かアルミンかと争いがあった後に、そんな方法で巨人になったのか!とびっくり。ついに地下室にも入り、エレンのお父さんの昔がわかり、ジークのことも。ジークの言う、俺達はあの父親の被害者っていうのはジークの立場にたてばごもっともだと思うが、さて真相はまだまだ闇の中? >> 続きを読む

        2017/12/24 by aya5150

    • 他2人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      芥川症 (新潮文庫)

      久坂部 羊

      3.7
      いいね!
      • 芥川龍之介の作品が好きな身にとっては、こたえられない短編集だった。おさめられた七篇のうち六篇は原話を読んだことがあるので、作者が龍之介の作品からどのように「想を得」て、どのような解釈を加えたのかを考えながら読むのはとても楽しかった。

        龍之介が『今昔物語集』から想を得たのだから、この短編集も間接的に『今昔物語集』につながっている(「蜘蛛の糸」の原話はスペイン民話)。遠い昔から変わらず人間の心に巣食う心理に近代的解釈を加えたのが龍之介なら、その心理に医療の立場から現代的な解釈とブラックなユーモアを加えたのが久坂部氏なのではないだろうか。龍之介の作品に漂う狂気や悲哀、おかしみといったものも受け継がれている。漱石や鴎外、その他の文豪ではなく龍之介であるところが、久坂部氏も「芥川症」を患っているのだなと思えた。

        私もこの楽しい病にかかっている。こんなにも『今昔物語集』に魅かれるのは、その症状のひとつかもしれない。本書を読んで病が重くなったような気がする。

        >> 続きを読む

        2017/11/15 by Kira

    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      続・下流老人 一億総疲弊社会の到来 (朝日新書)

      藤田孝典

      4.0
      いいね!
      • 少し前に、老後の生活の為に必要な金額が示されていましたよね。
        その金額があったとしても、不慮な病気、事故、予期せぬ扶養家族増加(子どもが孫を連れて転がり込んでくる、親を引き取ることになる等)によって、年金をそれなりに受け取っていようと、2000万円持っていようと下流老人になる可能性は誰にでもあるのだ、ということに衝撃を受けました。

        以前、消費税をアップさせる際、「社会福祉」に利用する、というのを私自身も聞いていましたが、ふたを開けてみると、実際に福祉に利用されたのは、そのうちのほんの僅かな割合だったとか。
        今回の増税はどうなんでしょう。

        全体が底上げしてもえらえるのであれば、増税は我慢するかな、と思うのですが、今の政府は、何だかお金がうまく使ってもらえる気がしないのです。
        その場をしのぐだけの発言、政治ではなく、長期戦で考えてほしいと思います。

        そうでなければ、現在の仕組みでは一生、それこそ死ぬまで働き続けなければいけないそう。
        でも高齢になるにつれ、頭も体も若いときの様には動かなくなるでしょうから、これは現実的ではない。

        現状を打開するには、著者の提案が今のところ一番現実的なのかな、と感じました。
        >> 続きを読む

        2019/09/15 by taiaka45

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      横浜駅SF (カドカワBOOKS)

      柞刈湯葉

      3.5
      いいね!
      • 最初読みづらかったけど読み進んでるうちにその世界観が面白く感じる。
        ちょっと盛り上がりに欠けるけど設定は面白い、
        ほんとSFだわ!(b^ー°)

        無限に増え続け"駅"が人間を支配する世界。
        限りなく自己増殖を続ける横浜駅。
        本州はすべて横浜駅となりSuikaがない人間はエキナカで暮らせない。
        三嶋ヒロトは生まれた時から駅の外の岬のある小さな村で暮らしているが……
        駅から追放された東山と知り合い
        彼が亡くなる時に有効期限5日間の”18きっぷ”を渡される…。
        東山の"お願い"と岬に住んでる《教授》から
        『駅の42番出口に行け』
        『そこに全ての答えがある』の言葉に
        子供の頃からエキナカの世界を見てみたい!!と思ってたヒロトは
        エキナカに旅立つが
        そこは想像してたのとは違う世界
        飲食店での会計に硬貨を渡したがここでは全てSuika
        無銭飲食で駅員に捕まってしまう
        留置場で一晩過ごす羽目になるが
        夜中、物音で目が覚めると目の前に一人の男の子
        『ただの通りすがり』と男の子は言うけれど
        実は、彼はJR北日本の工作員・ネップシャマイ
        これは丁度いいとヒロトはネップシャマイと行動を共にするが
        それがやがて横浜駅に大きな打撃を与えることになる……。

        たまたま18きっぷを手に入れ
        好奇心満載でエキナカに観光に来たはずが
        ヒロトは周りにいつしか振り回され利用され……



        横浜駅に支配されてる日本。
        自己増殖で横浜駅
        本州から北海道と九州と手を広げようとするけど
        そこは津軽海峡や関門海峡に阻まれる
        必死に抵抗するJR北日本とJR九州。

        アンドロイドの工作員を作るJR北日本
        武器に重点を置くJR福岡
        無法地帯の四国とJR統合知性体と、
        ビジュアルで見た方が面白いかな?


        『あなたのSuikaは不正認定されています。強制排斥を実行します』
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        2017/11/08 by あんコ

      • コメント 2件
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      バチカン奇跡調査官 楽園の十字架 (角川ホラー文庫)

      藤木 稟

      3.0
      いいね!
      • 入職以来有休を取っていない平賀とロベルト。そのことを事務局から聞いたサウロは彼等にハイチでの祭典が終わった後で10日間休暇を取ることを命じる。
        しかし無事に祭典が終了したものの、日頃仕事ばかりしているせいでどこに遊びに言ったら良いのか分からず悩む神父たち。
        そこに世界的有名な実業家ルッジェリが現れ、自分が所有する豪華客船に2人を招待する。その豪華客船での船上パーティーの最中に、海から突然巨大な十字架が!
        …という物語の前半だけでも、もうどこから突っ込んだら良いのか分からない作品だった。

        まず過労で倒れられたら多大な損失を被るであろう優秀な人材達が何年も有休を取っていない事実を、事務局側がサウロに報告しないのはおかしい。
        そしてハイチでの祭典が終わった後の平賀が休暇をどう利用したら良いのか分からない、というのもおかしい。彼には溺愛する弟がドイツにいるという設定なのに。
        またルッジェリの申し出にホイホイ乗るのも馬鹿すぎる。
        平賀とロベルトはこれまで散々善人づらした悪人に酷い目にあわされて来ているのに。
        ルッジェリが有名人だから、というのは理由にならない。なぜなら彼等はジュリアの仲間達には本性を隠しながら世界で活躍している人間もいるということを知っているからである。

        もしかすると、藤木先生は自分が作ったキャラ達の設定や過去に彼等に何があったかなどを忘れてしまっているのではないだろうか?
        そういえば朱雀十五の事件簿シリーズの律子も話が進むごとに出自や経歴からは信じられないような行動ばかりしていた気が…。(7歳の頃から水商売に片足突っ込んだ仕事をしてるのにセクハラ男を上手くあしらえずビンタを食らわせる、柏木が女が苦手なことを知っているのに彼の目の前でスカートをめくり上げる、日本人に家族を皆殺しにされた過去があるのにおどけて日本兵の敬礼の真似をする、等)

        平賀がドレスを勧められたり着ぐるみを着たりするシーンもなんだかなあ。華奢すぎて男物のタキシードが着られないなら女物のパンツスーツとか子供用のタキシードを選べば良かったのでは?
        それもそれで格好つかないけどドレスや着ぐるみよりはマシだろうに。
        >> 続きを読む

        2017/05/11 by kikima

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      懐かしい食堂あります 谷村さんちは大家族 (角川文庫)

      似鳥 航一

      3.0
      いいね!
      • 文庫オリジナルで発売された、下町の食堂を舞台にした人情物語。

        とはいえ、その食堂を経営するのは5人兄弟で。しかも映像化されればきっとイケメン揃いなんだろうなという感じなので、描かれた家族の危機や経営に関する問題もなぜか爽やかに感じました。

        ただネットの中傷記事に関するエピソードは、消化不良気味に終わって、モヤモヤ感がかなり残ってしまいましたが、違うエピソードで見事に解決してくれたので納得。

        隠し子騒動で失踪中の長男の件だけは未解決のままなので(これが一番の問題でしょうな)、発売されたばかりのシリーズ2作目をとりあえずは読んでみようかなと思います。
        >> 続きを読む

        2017/08/25 by アーチャー

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      幼女戦記 (1) (角川コミックス・エース)

      篠月しのぶ東條 チカ

      4.5
      いいね!
      • 思っていたより大分というかすごく面白かった!

        最初は厭な話かなと思ったのだが蓋を開けてみたらとんでもないほどの軍事もの、戦争もので出て来る言葉が一々かっこいい。主人公のターニャも意外とというかギャグや言葉のセンスが面白く且つモノローグや説明文もセンスが良くて二度びっくり。いやはやこんな作品があったのかと驚嘆せずにはおれません。あれ?自分も作品に影響されて変な喋り方になっちゃってるよ(笑)

        これは、人気が出るのにも頷ける。早く2巻が欲しい。
        2巻が今月23日あたりに出て3巻が来月の17日くらいに出る予定かな。
        3巻出る頃にはアニメも始まっているから更に人気が出そうだねー。

        主人公、見た目は幼女だけど、中身はエリートリーマンだからものすごく頭が良いし切れる。
        且つ、転生した先の世界でもみんな切れ者ばかりだからターニャと指揮官やお偉いさんとの話が(互いの思惑が)一致しているようで一致していないやり取りとかがほんと面白い!


        これに、声と動きが付くのか~。
        どんな感じになるのか楽しみだな~。

        キャストはこの主人公ターニャ役だけ発表されてるのかな。
        悠木碧さんですね。コミック読んでいて脳内変換しようとしたけど転生前のリーマンがどうしても櫻井孝宏さんで変換されるから幼女になっても引きずられてしまって(笑)

        何にせよ2巻が楽しみだしアニメも楽しみ!

        いやあ、良い作品に出会ったよ~。
        >> 続きを読む

        2016/12/17 by 澄美空

      • コメント 6件
    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      幼女戦記 (2) (角川コミックス・エース)

      篠月しのぶ東條 チカ

      5.0
      いいね!
      • おもしろいね。

        こういうお固い軍事もの好きよ。
        幼女の中身はエリートリーマン。喋ってる内容(考えてる内容)・・・

        ・・・もう、幼女じゃないよね。まあ、当然なんだけど。

        内容がすごく難しい・・・でも、おもしろい!

        2巻になってもこのノリはさすが。アニメが楽しみだね。

        漸く世界観とか概要とかわかってきたのでぜひ3巻以降も期待したいね!


        余談だけど、主人公の声優さん、悠木碧さんでばっちりかもね。
        今になれば逆に他誰がハマるの?と思ってしまうくらい。

        アニメもコミックも大いに楽しませてもらうぜ(`・ω・´)ゞ
        >> 続きを読む

        2017/01/03 by 澄美空

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      たった1分ですっきりまとまる コクヨのシンプルノート術

      コクヨ株式会社

      3.0
      いいね!
      • コクヨ株式会社の社員のノート術。
        自分は科目によってはノートを取るのがイマイチ苦手だったので、皆さんどのようなノートを取っているのか、気になります。
        これは社員それぞれの仕事、またはその他のメモの取り方がまとめられているのですが、社員だから勿論、コクヨだよね?と思って読んだところ、結構な確率でそうではありませんでした。
        でも、メーカーやノートの大きさ、罫線有り無し、方眼、糸綴じ、リングタイプ、ちぎれるものなど、その人それぞれのこだわりがあり、さらにペンの色をどうするか、付箋ワザなど、みていて面白かったです。

        現在はこのような会議とか、セミナーとか、商談とか、そういったことに縁がない生活を送っていますが、こんなまとめ方をしたら、何度でも読み返したくなるだろうな、と空想が膨らみました。

        メモやアイデアを上手にまとめられる人って、きっと仕事も良くできる人なのだろうな。
        >> 続きを読む

        2019/04/16 by taiaka45

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      アクセル・ワールド21 -雪の妖精- (電撃文庫)

      川原 礫

      4.0
      いいね!
      • 【用意周到に仕掛けられた氷獄の罠から仲間達を救い出せ】今回は、新生ネガネビュラスが、加速研究会と白のレギオンの関連性を証明するため、オシラトリの領土へ満を持して攻め入るが、そこではあくまでもこちらの攻撃を予想していたような悪辣でえげつない罠が仕掛けられていた…予想外の出来事に、即座に対応するのは、よほどの覚悟や日頃から瞬発的な思考力が必要で、強いバーストリンカーには必要不可欠だ。白熱した絶望的な状況下でのバトル、加速世界の真相が徐々に明かされ本当に面白かった。白の王の策略に、黒雪姫達はどう立ち向かうのか。それにしても、メタトロンとライムベルがいい仕事をしてくれた。何を考えているのか、よく分からなくて自分勝手な論理を掲げるアイボリータワーには心底腹が立ったけど、ちゃんと一矢報いてくれた。白の王の研究の目的は、まだ真相は闇の中だが、多くの人を哀しませ、人の心を何とも思ってない人間には大義はないと思うので、黒雪姫達には野望を打ち砕いて欲しい。マッチングリストに加速研究会のメンバーの名前が出なかった時は、目の前が真っ暗になったけど、ショコラパペッターの機転のおかげで、まだ活路への可能性は消えてない。次はどうなるのか非常に楽しみです。 >> 続きを読む

        2017/10/10 by ebishi

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      探偵・日暮旅人の残り物 (メディアワークス文庫)

      山口 幸三郎

      4.2
      いいね!
      • とうとうこのシリーズも最後と成りました。

        今まで時に切なく、時に温かい気持ちにしてくれ、楽しませてくれた事に一読者、一ファンとして感謝します。有難う御座いました。

        今巻はあとがきで作者さんも仰っていましたが完全に本編とは別個の時系列や登場人物達の相関などを度返した番外編です。

        なので本編の様な良い意味での物悲しさや切なさ成分は少なめです。

        ですが、そこはさすがの「日暮旅人シリーズ」。温かさや賑やかさの中にもちゃんと寂寞感や寂寥感など本来のこの作品の代名詞と言いますか「らしさ」が散りばめられていて本編に負けず劣らずの面白さがあります!

        いやぁ、しかしと言いますかとうとう最後になっちゃいましたね~。

        この作品との出会いはまだメディアワークス文庫というレーベルがあまり知らなかった頃、それこそ「人が死なないミステリ」をそんなに意識していなかった頃にたまたま書店で見つけ表紙が綺麗という理由と裏表紙のあらすじを見て良いなぁと思い手に取って読んでみたのがきっかけでした。

        その後必然と言いますかどハマりして新刊が出る度購入して読んで来ました。

        毎回切ない中にも温かさがあって主人公の旅人とヒロインの陽子の仲をハラハラドキドキしながら読み、もうひとつのテーマである、旅人の復讐にこちらもハラハラドキドキしながら、こちらも良い意味で没頭し一喜一憂しながら大いに楽しませて貰いました!

        こういう風に好きなシリーズが終わるというのは実は本を読む様になってからはじめてなんですよね。

        なので読み終わった今のこの感覚にちょっと戸惑っています。笑


        でも、本当に楽しかったです😊

        この作品に出会えた事、そして最後まで読めた事に深く深く感謝します!

        本当に有難う御座いました!!


        今回も良い読書が出来ました!
        >> 続きを読む

        2017/02/04 by 澄美空

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      七月に流れる花

      恩田 陸酒井 駒子

      3.7
      いいね!
      • 女の子視点

        「八月は冷たい城」と同時刊行された。
        もちろんコチラの「七月」から読む。

        寓話。
        現実感がない感じが逆におもしろい。
        せつない謎が明かされる展開。

        この世界観こそ…絵本むけくらいの寓話である。
        そんな感じで、挿絵もいい感じですよ。

        (amazon解説)
        坂道と石段と石垣が多い静かな街、夏流(かなし)に転校してきたミチル。六月という半端な時期の転校生なので、友達もできないまま夏休みを過ごす羽目になりそうだ。終業式の日、彼女は大きな鏡の中に、緑色をした不気味な「みどりおとこ」の影を見つける。思わず逃げ出したミチルだが、手元には、呼ばれた子どもは必ず行かなければならない、夏の城――夏流城(かなしろ)での林間学校への招待状が残されていた。ミチルは五人の少女とともに、濃い緑色のツタで覆われた古城で共同生活を開始する。城には三つの不思議なルールがあった。鐘が一度鳴ったら、食堂に集合すること。三度鳴ったら、お地蔵様にお参りすること。水路に花が流れたら色と数を報告すること。少女はなぜ城に招かれたのか。長く奇妙な「夏」が始まる。
        >> 続きを読む

        2018/11/01 by motti

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      八月は冷たい城

      恩田 陸酒井 駒子

      3.7
      いいね!
      • 男の子視点


        「七月に流れる花 」と同時刊行された。
        そちらを読んでからからこの「八月」を読む。

        なんとなく未処理な部分を補完する感じで読める。
        あいかわらず挿絵のイラストがステキです♥

        なんとなくカズオ・イシグロの「わたしを離さないで」を思いました。
        あ、でも読んではいないや(;´Д`)
        映画化されたヤツのほう。あのイメージ…

        そんな寓話であり、世界観こそ魅力。

        (amazon解説)
        夏流城(かなしろ)での林間学校に初めて参加する光彦(てるひこ)。毎年子どもたちが城に行かされる理由を知ってはいたが、「大人は真実を隠しているのではないか」という疑惑を拭えずにいた。ともに城を訪れたのは、二年ぶりに再会した幼馴染みの卓也(たくや)、大柄でおっとりと話す耕介(こうすけ)、唯一、かつて城を訪れたことがある勝ち気な幸正(ゆきまさ)だ。到着した彼らを迎えたのは、カウンターに並んだ、首から折られた四つのひまわりの花だった。少年たちの人数と同じ数――不穏な空気が漂うなか、三回鐘が鳴るのを聞きお地蔵様のもとへ向かった光彦は、茂みの奥に鎌を持って立つ誰かの影を目撃する。閉ざされた城で、互いに疑心暗鬼をつのらせる卑劣な事件が続き……? 彼らは夏の城から無事に帰還できるのか。短くせつない「夏」が終わる。
        >> 続きを読む

        2018/11/01 by motti

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      水鏡推理5 ニュークリアフュージョン (講談社文庫)

      松岡 圭祐

      2.5
      いいね!
      • タスクフォースから異動になった瑞希。でもやっていることはあんまり変わらない気もしないでもないかなあ。少子化問題、中々解決の糸口は見つからない。働くだけで精一杯、生活するだけで精一杯。そんな現実じゃ、結婚も子育ても望んでいても躊躇するのは当然かなとも文章を読んで思う。(男性、独身の自分が言っても説得力はないかもしれませんが)。ともあれ、次も読んでいきたいと思う。感想はこんなところです。
        >> 続きを読む

        2017/05/08 by おにけん

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      約束のネバーランド 1 (ジャンプコミックス)

      出水 ぽすか

      4.0
      いいね!
      • 42ページを見たら、読み続けるしかないでしょ!みたいな1巻目です。

        2018/03/18 by アーチャー

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      パリわずらい 江戸わずらい (小学館文庫)

      浅田 次郎

      4.0
      いいね!
      • 浅田次郎さんのJAL機内誌への連載のエッセイ、第三弾。

        名古屋へ出張の際、小さな本屋で購入。
        電車の時間もないので、どうしても知っている作者。
        読んでいる本の続編といった、安心バージョンを選んでしまう。

        570円が安いのか高いのか・・・実は。安かったんです。

        というのも、一番最初のハナシが「旅の仕度」で、
        浅田さん、「PAC」(パック)と覚え、
        パスポート、エアチケット、クレジットカード。
        何を忘れてこようとも、この三つさえあればとりあえず旅は続けられる。

        もし、ひとつでも欠けようものなら、中止もしくは中断である。


        この最初の4行で、冷や汗が・・・・・。

        あれ、自分のパスポートが切れ掛けているのに・・・更新が。
        去年の9月で切れている、去年の春先には一度気づいていたのですが、

        調べてみると、半年間はまだ、完全に無効ではないようで
        住民票の準備などは免除されるようですが。

        仕事で、海外でも行くとなってから気づいては、こと遅し。
        そういうことでは、ギリギリセーフ。

        570円、安い、買い物でおました。

        >> 続きを読む

        2017/02/14 by ごまめ

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      炎路を行く者: 守り人作品集 (新潮文庫)

      上橋 菜穂子

      4.5
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      • 2018/6 13冊目(今年通算102冊目)。短編集その2。この短編集は何といっても、タルシュ帝国の密偵・ヒュウゴの若き日の話に尽きる。本編でタルシュ帝国の野望を止めようとするチャグム皇子に敵ながらなぜ協力をしようとしたのか、このエピソードを読むと納得ができる。もしヒュウゴの故国に、チャグム皇子みたいな世界の現実を見た為政者がいたとしたら、別の展開もあり得たのではないかと想像してしまう。そのことが印象に残った。「守り人」シリーズもこれでひとまず読了。また、機会を見て再読してみたいと思う。

        >> 続きを読む

        2018/06/26 by おにけん

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出版年月 - 2016年12月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト

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