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2017年3月発行の書籍

人気の作品

      か「」く「」し「」ご「」と「

      住野 よる

      3.8
      いいね! Tukiwami
      • 「」「」「」「」「」






        特殊能力をそれぞれもっているのを「かくしている」のか…
        作者さんの作品は「膵臓」とコレで2冊目。
        ペンネームといい、「膵臓を食べたい」というタイトルも、インパクト勝負な人との印象。
        膵臓の主人公の名前のシーケンス、本作でもそういう何か取り決めた様式で組み立てていくというやり方、アイデア。
        他に読んでない僕ごときの感想ですが、ストーリーテリングよりもアイデアやインパクト勝負な感じですな(^_^;)
        これってもっと尖ってれば芥川賞作家に通ずるとも思うんですが…

        (amazon解説)
        きっと誰もが持っている、自分だけの「かくしごと」。みんなには隠している、ちょっとだけ特別なちから。別になんの役にも立たないけれど、そのせいで最近、君のことが気になって仕方ないんだ――。クラスメイト5人の「かくしごと」が照らし出す、お互いへのもどかしい想い。ベストセラー『君の膵臓をたべたい』の著者が贈る、眩しくて時に切ない、共感度 1の青春小説!
        >> 続きを読む

        2018/11/01 by motti

    • 他9人がレビュー登録、 22人が本棚登録しています
      イノセント・デイズ (新潮文庫)

      早見 和真

      4.3
      いいね!
      • 自分の罪を知る人物に世の中から消えて欲しいと願う気持ちにひどく共感し
        そんな自分にひどく落胆したのが、もっとも強く感じた感想です。

        人間の弱さと、弱さの犠牲を描き出した作品だと思いました。

        どうかひとりでも
        彼女のような人がいない世の中でありますようにと願ってしまう。

        プロローグで持った主人公の第一印象が
        読み進めていくうちにまさにひっくり返ります。
        そして、プロローグで持った自分の感想を
        とても後悔した作品です。


        彼女は最後救われたのかもしれない。
        だけど
        どこかでは、彼女はやはり必要としてくれる誰かを求め続けたのだと、私は信じます。
        翔への態度に表れていると、私は思うのです。

        私の中には何かしこりのようなものが残って終わってしまった。
        必要とされる幸せをもう一度願って欲しかったのかもなぁ。

        そばにいる、大切な人たちに
        大切だよ
        と言っておきたくなる
        そんな作品でした。
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        2019/04/10 by ∵どた∵

    • 他7人がレビュー登録、 16人が本棚登録しています
      素敵な日本人 東野圭吾短編集

      東野 圭吾

      3.2
      いいね! ooitee
      • 図書館本。九篇の短編集。
        ゆっくり読むつもりが、面白くて後半はやっぱり一気読みした

        ミステリあり、SFありと東野氏の多才ぶりが発揮された短編集だと思う。
        「十年目のバレンタインデー」「君の瞳に乾杯」「壊れた時計」の結末が面白かった。
        SF短編「レンタルベビー」「サファイアの奇跡」「水晶の数珠」もよかった。

        ガリレオシリーズに夢中になった2018年の最後の締めくくりにふさわしいと、満足できるものだった。

        >> 続きを読む

        2019/01/01 by Kira

      • コメント 2件
    • 他5人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト

      落合 陽一

      3.6
      いいね! Tukiwami
      • AI時代の到来に向けて人としての特性を生存戦略に活かすにはどう考えれば良いかと言う視点拡大本。
        平均化していくもの、規則やルールでさばいていく仕事、合理的・画一的業務、中間工程はどんどん機械に任せていくべき。その為に機械親和性の高い人になるのが良いであろう。人はそれらとは真逆の特性を磨くのが良く、その3要素はギャンブル性・コレクション・快楽。個々人が均質的な競争をするレッドオーシャンの世界から個々人のブルーオーシャンへ向かうのが良い、との事。
        様々な示唆・視点が得られた。
        以下、備忘録。
        ・楽観的シンギュラリティ、ブラックボックスと魔法、特権の民主化不安、変化恐れるテクノフォビア、機械対人ではなく機械親和性の高い人になる、ワークライフバランスからワークアズライフへ、常時接続性という環境。
        ・30人を超える組織は責任感がなくなる、競争からそれぞれの道を淡々と進む、個々人がレッドオーシャンからブルーオーシャンへ、自分自身の価値基準を自分が決める信仰が必要、趣味性、合理的で画一的では無いこと、仕事になる趣味を3つ持つ、ギャンブル・コレクション・快楽の三要素、アイデンティティは後天的に作り上げられる、コンテクストを掴んでから遊ぶ。
        ・全てはコモディティ化、シンギュラリティ以降はマーケティングと商品開発はイコールになる、会社にはしがみつかず使い倒すのがよい
        ・〆切の8割は不必要作業の〆切、中間工程はコンピュータがやる、機械に出来ないコミュニケーション(飲み会など)増やす、伝える技術は考える技術よりも重要かも知れない、知識にフックを付ける。
        ・ストレスは自分が決めたルールによる、コンプレックスと平均値の関係、平均は機械的、義務としての子育てから趣味としての子育てという視点転換。
        ・報酬系の転換、平均値よりもピーク値を高める。
        ・人体はタンパク質コードで出来た有機的機械、心は最終的には関数表記できる、五感の再構築で世界の解釈は変わる、人は唯一知性ではない。
        >> 続きを読む

        2019/01/21 by aka1965

    • 他4人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      リバース (講談社文庫)

      湊 かなえ

      4.1
      いいね!
      • 湊かなえさんは、毎回、手に取ってみてから、湊かなえさんと気が付く。。全作、タイトルから全く違う描写なのに、何故か手に取る。何かに惹き付けられる。。  

        終章には、何となく解ってたはずなのに、最後の最後に、、この本は、少し心残りで、そして、心に残った。
        >> 続きを読む

        2017/08/16 by misora

    • 他3人がレビュー登録、 19人が本棚登録しています
      ホーンテッド・キャンパス 白い椿と落ちにけり (角川ホラー文庫)

      櫛木 理宇

      3.7
      いいね!
      • 2019年51冊目。今回は中編が3本と割と短め。育児に疲れた女性が自殺して、成仏しきれずにこの世にとどまっていた霊を女子会をしてストレス発散させて成仏させるという解決方法をとる中編が、学生のサークルらしくて良かったなと思う。毎回指摘するようだが、ホントに森司とこよみはじれったい。こよみの方も、森司の高校時代の画像を持っていたりするなんて、あなたたち付き合ってしまいなさいと説教したくなります。ホント読んでいて「うらやまし過ぎる。コンチクショウ」といいたい。次。
        >> 続きを読む

        2019/06/29 by おにけん

    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶の足跡 (角川文庫)

      太田 紫織

      3.0
      いいね!
      • このシリーズも長くなり、ついに買わずに図書館で借りてしまった。
        今回は、短い第壱骨とそれに続く第弐骨に別れています。
        今までとは関係がない話で、一応、決着がついているので、
        読後の「全然話が進まないな〜」感が今までよりは少なめ。

        犯罪者をどのようにさばくかという社会提起がされている作品。
        ちょっと感傷的すぎる感じはするけど、とても難しい問題だと思う。
        作品を読んでいて、非常に孤独を感じてしまった。

        相変わらず、北海道の美味しいものがたくさん出てきて、羨ましいのだけど
        長くなると、以前の話を忘れてしまうので、そろそろ話をまとめていただきたい。
        >> 続きを読む

        2017/07/30 by kucoma

    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      僕と君の大切な話(2) (KC デザート)

      ろびこ

      4.5
      いいね!
      • うん!これは本当に面白いマンガだ!!

        主人公の東くんとヒロインの相沢さんの関係性も去ることながら脇役の環とはまりんサイコーでしょ!!??このふたりが良い意味で引っ掻き回してくれるからこそ物語にも東くんと相沢さんとの関係性にも良い摩擦熱とラブコメの波動を齎してくれる・・・そんな気がする・・・!

        昼食時の会話がメインだけどその他の環やはまりんが絡むところにクラスメイトとの絡みのところも今巻は多めでより作品に幅を持たせているなぁとも思う。まあ、要するに面白くて良いっていうことですっ!!

        いやぁ~それにしても面白い!
        ずっとニヤニヤニヨニヨが止まらない・・・!!!
        一気に読んでしまいました。というか次巻が出るのが今年の11月なんですね・・・遠い。。。首を長~くして待ちますよ!!!!!!


        早く東くんと相沢さん、環にはまりん(その他のクラスメイト達)に会いたいよ~~~~~!!!!!!!!!!!!!!
        >> 続きを読む

        2017/03/23 by 澄美空

    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      出版禁止 (新潮文庫)

      長江 俊和

      3.7
      いいね!
      • 古より、惚れ合った男女が、髪や爪、果ては指などの身体の一部を切り取ったり、情人の名前を刺青として彫り入れたりして、決して目には見えない、心の中の恋慕の情を証明する行為が心中立てと呼ばれ、中でも最後の手段としての、「互いが死を以て契りを守り通す行為」が心中である。

        現代において殆ど有り得ない行為。
        自分自身も知識は有るが、フィクションの中のみで理解には程遠い行為。

        これが本作の最大の焦点である。
        >> 続きを読む

        2019/01/06 by ヒデト

    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      ケーキ王子の名推理2 (新潮文庫nex)

      七月 隆文

      4.0
      いいね!
      • 矢張りというかなんというか検索してみるもんですね。

        いつもの如くネットでサーフィンをしていまして(主に某通販サイトをぷらぷらと)この作品が目に留まりまして、「そう言えば昔1巻読んだなぁ…」と思い「また読みたいなぁ…」と思い「ただなぁ、買うのもなぁ…」とも思い「ダメ元で図書館で検索してみるか…」と思い検索したら…あった!ありましたよ!びっくりしすぎて二度見ならぬ四度見くらいしてしまいましたよ!笑

        というのも自分が住んでいる地域の図書館は蔵書数が少なく且つこういう作品は殆ど無いんですよね。文庫本なんてほぼ皆無に等しい…一応自分の近くにある図書館"中央"って書いてあるんだけどなぁ…

        まあ、それはさておきあったので早速借りてきました。で、読んでみました…結果は凄く面白かったです!こういう風な作品を希求していたんだなと改めて思いました!

        ケーキが大好きな女子高生未羽と学校やクラスメイトにはパティシエをやっていることは黙っている超絶イケメンの高校生颯人。その颯人が働いているケーキ店の店主であり颯人の師匠でもある青山。主にこの3人が主要メンバーとして物語を彩ってくれます。

        基本は颯人と未羽の恋路やケーキ店の模様が話の主だけどそこに些細な謎がありその謎を颯人が解いていく感じ。所謂ライトミステリと呼ばれるジャンルですね。そこにキャラミス的な要素が追加されていますね。

        文体も凄く読み易いですし主人公の未羽も元気で可愛い。今巻では新たに未羽に友人が出来てその友人、悠希もひと癖もふた癖もあってその様子も読んでいて楽しい…本当にこういう作品を求めていたんだよ…!

        あと、今巻では未羽が颯人が働いているケーキ店でアルバイトをすることになってその様子も読んでいてほっこりしましたね。

        因みにこの前この作品の作者さんがTwitterでこの作品の新作の初稿が上がった!とつぶやいていたのでそう遠くない未来続編が読めるのかなと期待が膨らみます!

        兎にも角にもふんわりした作風に癒されました!

        とりあえずケーキが食べたくなりました(^^♪

        今回も良い読書が出来ました!
        >> 続きを読む

        2018/05/15 by 澄美空

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      人工知能の核心 (NHK出版新書 511)

      羽生 善治NHKスペシャル取材班

      4.0
      いいね!
      • 流石、羽生さん。

        天才と思われる人たちが、こぞって対応をしてくれるのが凄い。

        素晴らしい知性だと思う。

        羽生さんが書かれていることは、とても難しいことのように思うが、それを感じさせないのが飛びぬけた知性でもある。

        人工知能が、いろんな点でクローズアップされている今だからこその1冊。

        その中で「最近の若い人は予想外の局面への対応力が少し弱くなっているように・・・」というフレーズが印象深い。

        他にも、時間とか美意識とかのキーワードとともに、根幹を突いているのかもしれない。
        >> 続きを読む

        2017/10/22 by けんとまん

    • 他2人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      出会いなおし

      森 絵都

      3.8
      いいね!
      • 短編集。『カブとセロリの塩昆布サラダ』が絶妙。カブのサラダを買った主婦の納得いかない気持ちはわかる!カブのメニューがずらりと並ぶページが斬新。 >> 続きを読む

        2018/07/07 by tomolib

    • 他2人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      ブランケット・ブルームの星型乗車券

      吉田 篤弘

      4.3
      いいね!
      • 吉田ワールドですね~。

        ショートショートの集まりのようであって、全体が一つの編み物のような感じ。

        星型・・夢見るような・・絵本の世界にも通じるような気がする。

        たくさんのテイストがあって、想像すればするほど世界がひろがっていく。

        星・・目を閉じながら想像。
        >> 続きを読む

        2018/01/07 by けんとまん

    • 他2人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      この嘘がばれないうちに

      川口俊和

      3.7
      いいね!
      • 「コーヒーが冷めないうちに」の続編4話。
        亡くなった親友に会いに行く男、母親の葬儀に出られなかった息子、結婚できなかった恋人に会いに行く男、妻にプレゼントを渡しに行く老刑事の話。今回は初めて未来にいく話が出てきた。タイムスリップしても過去は変えられないのだが、人の心と人生の意味が変わる物語。前作はもともとは舞台劇だったものを小説化したらしい。 >> 続きを読む

        2018/10/17 by aka1965

    • 他2人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      世界の夢の本屋さんに聞いた素敵な話

      ボブ・エクスタイン

      4.0
      いいね! Tukiwami
      • 実際に行ってみたいおしゃれな本屋を紹介している。
        外国の本はわたしにはあまりあわなかったかも。 >> 続きを読む

        2018/09/10 by おりおん

    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      魔法使いの嫁 7 (BLADE COMICS)

      ヤマザキコレ

      4.0
      いいね!
      • 自分の居場所がなくいつも自信なさげなチセが
        エリアスと暮らしてから
        少しづつ自分をいうモノを持ち始め
        生き生きし始めるが!!
        エリアスにはそれが不安
        今までそんな感情を持った事がなく
        最初の頃の頼れる大人ではなく
        子供のようにある意味駄々っ子のよう…
        自分でもこの"嫉妬"という感情にどうしていいか分からない
        チセをこのまま囲っていたいのだろうけど…
        チセと共にまたエリアスも感情の面において成長中
        チセの子守歌で眠りから覚めなくなったエリアスにチセは?


        そんな時、ドラゴンの国の竜の雛2頭がが密猟されたという知らせが!!
        知らせを持ってきたのはレンフレッドとアリス、
        それに学院のお仲間(アドルフ&トーリー)たち
        協力して竜を助ける事になるチセとエリアス
        今回の密猟の裏にはカルタフィリスが…

        竜の雛1頭がオークションに出品されると知ったチセ達は
        コネを利用しオークション会場へ
        セリに出された竜の雛は恐怖のあまり暴走
        助けるためにチセが取った行動とその代償は?




        不穏な動きのカルタフィリス
        自我が突然ぶれたりするので訳ありだと思うけど
        この先どうなっちゃうのかな?

        大人に見えてたエリアスだけど
        感情を知り始めてからはチセが一番状態!!
        色んな感情を抑えきれないけど
        チセの一声があれば状態(笑)
        チセはこの依存の状態から抜け出せそうだけど
        エリアスはねぇ……まるで子供のよう( ̄へ ̄|||) ウーム


        >> 続きを読む

        2017/11/27 by あんコ

    • 他2人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      宝くじで1億円当たった人の末路

      鈴木 信行

      3.0
      いいね! Tukiwami
      • タイトルを見ててっきり金融の話かなと思ったけれども、そうではなくて実際には色々なパターンの人生の結末について書いてある。どちらかと言うと世間の同調圧力につぶされて生きることになって、決して幸福ではない末路をたどる人たちの人生の結果だ。一体どういう理由でそうなったのかっていうところを解説した本でもある。社会や世間にうまく同調できずに悩んでいる人たちを励ます内容にもなってる。同調圧力を振り切って自分の生きたいように生きる。少なくとも今日から自分がやりたいことをやって、やりたくないことはやめようという強い決意があれば、お金なんて必要最低限でいいんだとか。もっと、肩の荷を降ろせってことかな。 >> 続きを読む

        2019/06/01 by KameiKoji

    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      財政から読みとく日本社会――君たちの未来のために (岩波ジュニア新書)

      井手 英策

      5.0
      いいね!
      • 本来は、中高大学生をターゲットに書かれているが、全世代に読んで欲しい本だ。
        「財政」なんて、固い言葉からは想像の出来ない大きな人類愛(?)を感じる。

        財政社会学の研究者である著者が、現在の日本の財政状況を丁寧に解説してくれる。
        実は日本の政府はOECD加盟国の中では「小さな政府」であること。
        日本は「勤労国家」を前提とした自助努力・自己責任社会であること。
        勤労に励み、自分で貯蓄をし、子供の教育、病気や老後に備え、奥さんや地域の互助に支えられて来た。
        社会保障のほとんどは高齢者と貧困者に手厚く、現役世代や教育費には薄い。
        その制度の限界が、皆が感じている不安感の源泉であることも。

        現在の財政の仕分けに辿り着いた歴史背景も解説してくれているので、とても分かり易く納得が行く。
        戦前の軍事費が公共投資に代わり、財政枠が膨れないようにする為に横並びにシーリング予算(総額に気をつかう財政)になった事など。

        しかし、学生向けの著書であるだけにそこで終わっていない。
        では、それを変えて行くにはどうすれば良いか、読者に考えるヒントを多数与えてくれている。


        本来、「財政」(国民のお財布)とは「何が(現在)必要か」の議論をして決めるもの。
        その議論が重要であること。「自分の利益」ではなく「みんなの利益」と言う意識を共有すること。
        金持ちもそうでない人も全員が、「病気、介護、収入が途絶えた」時に、安心して保障される社会。
        著者は、「税とは共感である。」「(統計的に)人を信じていない社会は格差が大きくなる。」と言っている。
        具体的な税制のありかた(ベーシックインカムのような「現金給付」ではなく、「現物支給」(教育や介護などのサービス)のための税負担)で「誰もが受益者」となる社会を提案している。

        とても熱く、理想・希望に燃えた未来語りに、もしかして意識を変えれば可能かのかもしれないと思えてくる。
        しかし、それにはちょっとこの国は年を取り過ぎてしまった気もするが。

        ※著者は就学前教育について、ヨーロッパでの「教育は社会の責任」、「教育への投資は利益を生む」と言う考え方を例にあげて強調されていた。以前読んだユダヤ人の本にも、早期教育がイノベーション大国を生んでいることが書かれていた。

        ※最近、マネーや経済本だけでなく、色んなジャンルの本の中で「ワンネス」「ひとつの通貨」「集合的無意識」なんてキーワードがよく出てくる。単なる偶然なのか・・・
        エゴを捨てなければ、ユートピアは生まれない??

        >> 続きを読む

        2017/07/16 by FUKUchan

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      いのちの車窓から

      星野 源

      4.3
      いいね!
      • このエッセイを読んでわかった。「普通でいること」は「何もしない」ことではないということ。
        この人は、音楽も芝居も文筆もコミュニケーションも自分に必要な努力を積み重ねて「普通でいること」の幅を広げていったのだと思う。そしてそれは「自然体」さらに「幸せな生活」につながっている。
        しかも、その語り口が読者と同じ目線なので、読んでいて心地良い。華やかな芸能界の様子をテーマにした内容もあるが、なぜか日常生活の延長のように眺められる。まるで、居酒屋や喫茶店での友人の話に「うんうん」と相槌を打つような感覚で読めた。
        >> 続きを読む

        2017/12/15 by かんぞ~

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      彼女の色に届くまで

      似鳥 鶏

      4.0
      いいね!
      • 王様のブランチでの特集以来ずっと読みたくてようやく読めました。話は思ったよりサクサク読める読みやすいテイストで脇役のキャラがたっていたのが魅力的。今まで美術を題材にしたミステリーは読んだことが無かったのでおもしろい脚注も含めて勉強になりました。最後もそうきたか、とおもいつつ主人公らしいなーと思ったり。きれいに完結してますが、大人編も続編として読みたいです。 >> 続きを読む

        2017/11/05 by kaoru-yuzu

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています

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