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2017年4月発行の書籍

人気の作品

      君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

      住野 よる

      4.0
      いいね! Choro Ano
      • タイトルの強烈なインパクトよりもずっと優しく、
        恋愛という単純な感情よりもずっと深い。
         
        何の前情報もなく読んだ小説だったので
        読み進むほどに最初の印象と変わっていった。
         
        主人公の『名前のない僕』は、クラスメイトの山内桜良が
        膵臓の病気で余命が一年という事を知ってしまう。
         
        その事をきっかけに、
        人と接するのを極度に避けて生きてきた『名前のない僕』は
        自分とは真逆の性格である明朗活発な彼女に付き合って、
        残り少ない『日常』を過ごすようになる。
         
        主人公の名前は『僕』が勝手に想定した周りの印象で呼ばれ続け、
        『地味なクラスメイトくん』や『秘密を知ってるクラスメイトくん』など
        彼女と過ごすほど『僕』の心情と共に変わっていくのが面白い。
         
        誰かと心を通わせることを「生きる」と呼ぶ彼女。
        「自分たった一人じゃ、自分がいるってわからない。」そう訴える彼女。
         
        自分の印象すらも自己完結して殻に閉じこもる『僕』に、
        彼女がどんどん「生」を吹き込んでいく。「生きる」強さを教えてくれる。
         
        ずっと二人の中で使われていた『君の膵臓を食べたい』という言葉。
        深みを増して、最期まで二人を繋ぐ合い言葉になったのがズシッと残った。
        >> 続きを読む

        2019/01/28 by NOSE

    • 他14人がレビュー登録、 44人が本棚登録しています
      月の満ち欠け

      佐藤 正午

      4.0
      いいね! KEMURINO
      • 直木賞受賞作。転生をテーマにした小説だ。出だしから不思議な感じだったが徐々にストーリーが深く展開していった。最初のエピソードから30年も受け継いで生まれ変わっていくのは違和感があったが、十分楽しめる内容だ。女性の執念というか、情愛というか、人間のエゴに恐怖を覚える。最後のシーンから次の展開はどうなるんだろうかと、そちらのほうが気になった次第。面白かった。 >> 続きを読む

        2019/01/26 by KameiKoji

    • 他6人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      BUTTER

      柚木 麻子

      3.6
      いいね! KEMURINO
      • デブ、ブス、魔性の女などの形容で、世間を震撼させた婚活殺人犯を題材にどんな柚木ワールドが展開するのか?興味津々でページをめくった。

        見事に想像を裏切る新柚木ワールドに出会った! 大事件をモデルにしているものの犯罪サスペンスではなく、女性の生き方をテーマにしたフードミステリーといった印象。

        とにかく高級料理からファーストフードまで実にさまざまな料理、食材が登場。表題の「バター」の魅惑に負け、読書を中断。スーパーへ走り、本格バターを購入。料理ができない僕は、物語に出てくるサッポロみそラーメンバター乗せと、バターごはんを食しながら読み切った。

        男と美食、欲望と快楽に執着する犯人と接見を繰り返し、翻弄される女性記者の苦悶は、社会が全女性に浴びせている無言の基準値への苦悶にも思えた。

        体型、容姿、器量、所作、料理の腕前、母性まで統一化されたような情報過多社会の価値観に息苦しさを感じている女性たちへのエールを込めた新たな女性自立小説ではないか?

        僕はあいにく男だが、物語の結末に、人と同じようにできなくても、なんとか今日まで生きてこれた一回きりの人生に感謝した。

        人生も料理と同じでアレンジ力なのかもしれないな。帯に書いてある通り濃厚な人生の味が広がる圧倒的長編小説だぜ。
        >> 続きを読む

        2018/10/20 by まきたろう

    • 他4人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術

      樺沢 紫苑

      4.6
      いいね! Tukiwami
      • 仕事のアウトプットを"集中力"×"時間"の面積と捉え、長時間労働の習慣が染み込んだ日本人に前者の"集中力"に目を向けていくことを喚起。

        朝起きたときの真っ新なキャンパスのような状態の脳をフルに活用することで生産性は高まり、そこでのスタートダッシュが一日の仕上がりを決定的にする。午後にかけては、消耗する集中力の回復方法や、低集中状態での仕事の割り振り、運動による第二の脳のゴールデンタイムの創出等、仕事〜休息と回復までを一日の24hで完結させるライフスタイルの提案。

        一つ一つの内容が実践できることの積み重ねであることと、それらにより創出された時間を、さらに仕事に投資するのではなく、自分の楽しむ時間や家族との時間とすることで人生を幸せに生きることに帰着させている著者・樺沢先生の人生観にも共感できる。

        精神科医の樺沢先生のブログやメルマガもフォローするようにしていく。
        >> 続きを読む

        2018/01/20 by Jay

    • 他3人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      スマホを落としただけなのに (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

      志駕 晃

      3.8
      いいね!
      • 恋人が落としたスマホが拾われて、主人公が変態殺人者に狙われ追い詰められていく。主人公にも大きな秘密があり、それが最後に明らかにされる。
        フィクション…だけど、そうとも言い切れないんだろうな。きっとこういう事件は普通にあるんじゃないかなと思います。ある程度の知識があれば、他人の個人情報なんてすぐに手に入るんだろうな。凄く便利だけど凄く怖い。

        ただ、私はSNSの類をしないのでツイッターやらフェイスブックの操作方法が書かれていたり、アプリの話が書かれていてもチンプンカンプンでした。
        >> 続きを読む

        2018/10/31 by tom195

    • 他3人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      小さな習慣

      スティーヴン・ガイズ

      3.5
      いいね!
      • ・毎日の目標を小さくすると習慣化する(読書2ページなど)
        ・小さくした目標は勝手に大きくしない。
        ・モチベーションという一時の感情に頼らない。
        半分過ぎた頃から、何度も同じような内容を繰り返していたので、かなり冗長気味だった。
        しかし、モチベーションに頼らないというのは勉強になった。モチベーションに頼ると、それを上げるために、その方法を試そうという無駄が発生してしまう。
        しかも、感情はその時々によるのでアテにならない。
        習慣というのは、歯を磨くように毎日淡々とした気持ちで行うものだと思った。
        >> 続きを読む

        2019/04/17 by May

    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      僕らはみんな河合荘 9巻 (ヤングキングコミックス)

      宮原 るり

      4.7
      いいね!
      • 青春が眩しすぎる!!

        2017/09/30 by kun

    • 他2人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      殺意の対談 (角川文庫)

      藤崎 翔

      3.0
      いいね!
      • 芸能人やスポーツ選手の対談集の形式だけど、対談中の心の声が全部出ちゃってる。スキャンダルまみれの人たちの私情が絡み合ってわけわからない復讐劇へ。ドロドロしすぎて途中でうんざり。 >> 続きを読む

        2017/12/29 by tomolib

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      夜は短し歩けよ乙女 (角川つばさ文庫)

      森見 登美彦

      3.5
      いいね!
      • 同じく京都の大学に通う大学生として、先斗町や糺の森の光景が目に浮かぶようでした。ああ、なぜもっと早く読まなかったのかと。これを読む前と読んだ後ではキャンパスライフの楽しさが全然違うだろうと思います。 >> 続きを読む

        2017/12/31 by 無重力

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      ディリュージョン社の提供でお送りします (講談社タイガ)

      はやみね かおる

      3.0
      いいね!
      • 物語を現実化して顧客に体験させるディリュージョン社。VRじゃなく実際に行うから手動で小道具や音効を社員が仕掛けてる。小説に興味がなく社員としては使えないのに非常時の能力(応急手当とか)が抜群の不思議な主人公が活躍。本格ミステリ体験中に起きる殺人未遂事件がメインだけど、この会社の設定の方が気になる。 >> 続きを読む

        2017/08/01 by tomolib

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      進撃の巨人(22) (講談社コミックス)

      諫山 創

      4.7
      いいね!
      • 次々と物語全体の謎が解かれていく巻。
        将来「進撃の巨人」が完結した際、短時間で読了したい人はペトラ達が死んだ巻から飛んで21巻以降を読んだら良いのではないかと。
        ところどころわからない箇所もあるし、ここまで全巻読み続けてきた人よりも感慨深さはないかもしれないが、それでも話の大筋は分かると思う。
        >> 続きを読む

        2017/07/26 by kikima

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      君の庭。(1) (講談社コミックス)

      香田 直

      4.5
      いいね!
      • 久々に当たりのマンガ作品を引いた!

        ずーっと本棚に仕舞いこんだままで、久々にというか気になって手に取り読んでみた。

        最初は正直「庭師?両親が亡くなって祖父母の所へ行く…」とちょっと斜に構えて読み進めて行ったのだが、あら不思議。会話のテンポ良いし、その会話の言葉のセンスも良くて、気が付いたら一気読みしていた。勢いで2巻注文しちゃったよね(笑)

        庭師ってそもそもどんな職業なのかも分からない所からだったけど、ほうほう。なるほど。と勉強になりました。ちなみに目入れって庭師の人たちがやるのね。あれってよく遠山の金さんのEDでさーっと流れていくような砂の川みたいなやつだよね…だよね?笑

        主人公のかりんも可愛いし、庭師見習いの藍川やマサルたちも良いキャラしていてgood!

        1巻ラストからどういう風に展開していくのかめっちゃ気になる!

        >> 続きを読む

        2017/10/30 by 澄美空

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      短編少女 (集英社文庫(日本))

      三浦 しをん島本 理生中田 永一荻原 浩加藤 千恵中島 京子橋本 紡道尾 秀介村山 由佳

      3.5
      いいね!
      • 少女の時間の一瞬の煌めきを切り取ったような作品。彼女たちの脆さも、弱さも、ずるさも、熱量も純粋さも期間限定だからこそ輝くのかな。彼女たちの不安がかつて自分にもあった、今でもそれはきっとあるのだよな。奥底に、隠すのがうまくなっただけと微笑みました。

        1番心に残ったのはモーガン。

        大切な時間は確実に残っていくし、誰かを失ったぽっかりとした穴を埋めるのにはひどく時間がかかる。それでも残されたものたちは不器用に手を取り合って寄り添って、越えていくんだろうな。焦がれたあのこになれなくても。あのこがいたときは繋げなかった手を確かにつないで。そんな気持ちになりました。

        それから前にも読んだことがあったけど宗像くんと万年筆事件。

        これは絶対に大人になってからの再会続編が読みたい作品です。

        子供ながら、残酷ででもその背景には大人に振り回されてしまう子供たちの悲しみがある。必死で考えて自分達の状況をかえようとする二人の強さが素敵でした。
        あきらめたように顔をしてわらっただろう宗像くん。いつか再会して、そのときはちょっとシニカルに成長した宗像くんが彼女と再び事件をかいけつしていけたらいいな。
        >> 続きを読む

        2019/06/30 by kaoru-yuzu

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      スローモーションをもう一度 3 (ビッグ コミックス)

      加納 梨衣

      5.0
      いいね!
      • この作品も今巻面白かったー!

        薬師丸が可愛すぎる!!
        特に「センチメンタルジャーニー」の所とかまじでやばい(♥ŐωŐ♥)

        今巻でまた一歩ふたりの距離が縮まったかな。この焦れったい感じが良いよね♪♪

        前巻の最後の不穏な感じは良い意味で裏切られてそれはそれで良かったな。てか、新キャラ個性強すぎでしょ(笑)

        次巻以降もこんな感じでゆる~く行って貰いたい反面恋人同士になったふたりも見てみたいな~と。(でも、先にも言ったけどこの焦れったさがこの作品の売り、特徴でもあるから…うーん、嬉しい悲鳴だねぇ。)

        今回も良い読書が出来ました!
        >> 続きを読む

        2017/05/19 by 澄美空

      • コメント 6件
    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      みみずくは黄昏に飛びたつ

      川上 未映子村上 春樹

      3.2
      いいね!
      • 騎士団長殺しを読み解く感じ...

        2018/07/09 by motti

    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで

      岡田 麿里

      3.3
      いいね!
      • 【ひきこもりだった自分を好きな物が変えてくれた】「あの花」や「ここさけ」など大ヒット作品の売れっ子脚本家の学生の頃引きこもりだったというカンミングアウト交えたエピソード。自分も、岡田さんの経験に近い物を体験し、今でも過去に引きずられてる自分が嫌で手に取った。冷静に自分を俯瞰出来る感性は、脚本家で何よりも武器になると思うし、自分の心をさらけ出して作品に反映させる事は、相当な覚悟と勇気が必要で、でもそれをちゃんと成し遂げた姿は、現在悩める若者達にとっての希望の指標になったと思う。人間臭さがとても魅力的でした。

        最後、お母さんとの確執めいたしがらみを物語のように綺麗に清算出来た訳にないにしろ、やっと和解出来て認められた瞬間は、自分のように嬉しくて温かい気持ちで胸がいっぱいになりました。
        自分も、親との関係をこんな風に築けるように、歩みよれるよう努力し続けようと背中を押された気持ちです。
        >> 続きを読む

        2017/11/20 by ebishi

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      スマホ廃人 (文春新書)

      石川 結貴

      3.5
      いいね!
      • 警鐘

        (amazon)
        10代のスマホ普及率は9割を超え、シニアでも約半数が活用するスマートフォン。
        圧倒的な便利さから「手放せない」人が多いのではないでしょうか。しかし、その裏には、「手放せない」のにはたくさんの理由があることが、綿密な取材から明らかになりました。
        ■スマホに管理される子育て
        ・母子手帳がアプリ化。子育ての相談はAIが24時間体制で応じてくれる
        ・アプリが授乳のタイミングをお知らせしてくれる。子育ての悩みは掲示板へ
        ・母親の目線を集めたい子供を描いた絵本『ママのスマホになりたい』がヒット
        ■がんじがらめの学生生活
        ・風呂の間も、寝るときも……すぐに返事をしなければならない「LINE」の恐怖
        ・グループから外されたらいじめがスタート
        ・「直接殴るのは怖いけど、LINEなら『死ね』って言えちゃう」手軽さ
        ■たこつぼ化するコミュニティ
        ・ソーシャルゲームの中だけでは「勇者」でいられるという孤独
        ・ゲームコミュニティーの居場所を維持するために課金を続ける人々
        ■いじらせ続ける、その秘訣
        ・動くモノを追いかけてしまう人間の心理
        ・トイレまでスマホを持っていく人の数とは?

        廃人にならず、賢くスマホと付き合う方法とは何か? スマホの論点が分かる一冊!
        >> 続きを読む

        2018/10/28 by motti

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      春の庭 (文春文庫)

      柴崎 友香

      4.5
      いいね!
      • あっという間に読み終えた。
        なんか余韻がよくてパラパラとまた読んでしまった。

        なんとも、日常感が素晴らしい。
        純文学としての雰囲気はクラシカルに感じるんだけれど、ときおり描写的にコメディかと思う瞬間もある。
        もちろんユーモアならわかる。
        ユーモアとかでなくドギツイ コメディ?
        ガラス片で血だらけになりながら「風呂場をみたい」というところなんか映像的に可笑しなことになってる(;´Д`)
        楽しめました。

        (Amazon解説)
        第151回芥川賞受賞作。
        行定勲監督によって映画化された『きょうのできごと』をはじめ、なにげない日常生活の中に、同時代の気分をあざやかに切り取ってきた、実力派・柴崎友香がさらにその手法を深化させた最新作。
        離婚したばかりの元美容師・太郎は、世田谷にある取り壊し寸前の古いアパートに引っ越してきた。あるとき、同じアパートに住む女が、塀を乗り越え、隣の家の敷地に侵入しようとしているのを目撃する。注意しようと呼び止めたところ、太郎は女から意外な動機を聞かされる……
        >> 続きを読む

        2018/09/02 by motti

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      西川麻子は地球儀を回す。 (文春文庫)

      青柳 碧人

      3.0
      いいね!
      • 今回も世界史の豆知識が豊富で面白かったですね。

        特に『今宵、刑事をナビゲート』が良かった。
        ベネチアはイメージしやすい街だし、
        『ナビゲート』の語源を知ることができたのも
        得した気分になりました。
        >> 続きを読む

        2017/10/22 by UNI

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      美篶堂とはじめる 本の修理と仕立て直し

      美篶堂

      4.0
      いいね!
      • ・本が好きなんだな、と嬉しくなる丁寧で優しい記述
        ・合本や収納ケースの作成方法など、参考になる内容 >> 続きを読む

        2017/07/06 by michi2011

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています

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