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2017年5月発行の書籍

人気の作品

      アキラとあきら (徳間文庫)

      池井戸潤

      4.4
      いいね!
      • 素晴らしい!
        裕福な家庭に生まれたアキラ、それに対して幼少期を不遇な環境で育ったあきら。
        同じ名だけど、それぞれの違った「あきら」がやがて出会う。
        凡人の自分には、裕福なアキラに対して雑草魂のあきらが勝利を治める。そこには池井戸作品の痛快な場面が散りばめられているくらいしか想像できませんでした。
        全然違います。そんなありきたりな発想であればあるほど、惹きこまれ唸らされます。
        早く読みたいのに、終わってほしくないっていう感情になりました。
        凄いな~池井戸先生は。
        >> 続きを読む

        2018/08/27 by ryoji

    • 他9人がレビュー登録、 23人が本棚登録しています
      劇場

      又吉 直樹

      3.4
      いいね!
      • なんちゅうキモイタい、不協和音男を創り上げたんやって感じ。途中、自分の不甲斐ない姿と重なってシンドくなった。置き去りにされた感じの文章表現もあったが、着地は巧く概ね満足いく作品でした。 >> 続きを読む

        2019/03/03 by hiro2

    • 他5人がレビュー登録、 15人が本棚登録しています
      バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

      前野ウルド浩太郎

      4.5
      いいね! kumpe momomeiai ybook
      • 「その者緑の衣を纏いて砂の大地に降り立つべし…」

        キャッチーなタイトルとイカれた姿
        どうせヘンテコ本だろうと読み始めましたが、これが結構面白い。気がつけば一気読み。

        毎日出版文化賞特別賞受賞作品
        昆虫ブームに乗った1冊ではなく、若い研究者の成長を描いたビジネス書です。

        ファーブル昆虫記に憧れ、昆虫学者を目指した一人の若者。
        博士課程までとったものの日本では昆虫研究者の就職先など殆なく、ポスドクとして先の見えない将来に不安を覚える日々。このままでは先がないと一念発起し食糧飢饉問題を引き起こすサバクトビバッタの研究のためにモーリタニアの地に単身乗り込む。

        異文化・過酷な環境での苦闘から、研究費が打ち切られ無収入の日々。苦境に陥った時、気がつけば温かい支援をしてくれる人々との掛け替えのないつながりが生まれている。それが前野氏を一回りも二回りも成長させていくことが本著から教えられる。

        フザけたタイトルも格好も読み終えたあとには、アフリカの食糧危機、サバクトビバッタに対してしっかりと関心を持ってしまっており、著者の思う壺。拍手。
        >> 続きを読む

        2018/11/20 by ybook

      • コメント 3件
    • 他4人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      フラットランド たくさんの次元のものがたり (講談社選書メチエ)

      エドウィン.アボット・アボット

      5.0
      いいね!
      • 2章編成の物語うちの1章まで読みました。
        正方形を主人公として、図形が生きているフラットランド(平面世界)の環境を、社会においての階級の成り立ちの視点を通して、体の特性によって身分が決まったり(図形の辺の数がより多くなって円に近づくたびに階級が上がっていく)、女性は直線(両端が尖っているので鋭利で危険)で理性がなく感情的と見られていたり、自分の家の代が増えるたびに辺も増えていくという(階級が上の身分になるほど、その可能性も高まる)遺伝的な法則性があったり、階級を上げるために子供の体の辺を増やす外科手術をする親が出てきたり、時には社会的な変革を起こすような事件を政治的に利用して差別的な階級意識を取り払おうとするものがあらわれるが、上位階級の者の戦略的な振る舞いに鎮火させられてしまう。などと、平面次元の公理系(ユークリッド幾何学)の面白がり方を示すかのように、まるで中世ヨーロッパの様な世界観で、その平面世界での歴史的・社会的・政治的な仕組みや、その変遷が皮肉混じりのユーモアが滲んだ言葉で語られます。
        なので、差別的な物語を読みたくない人は読まないほうがいいかもしれませんが、架空の世界の社会編成や歴史の変遷を辿ることで平面世界の臨場感は感じられるかと思いますので、どちらを優先したいかで読む、読まないを決めるといいと思います。
        途中迄しか読んでませんが、私は差別的な物語と皮肉混じりのユーモアを、著者独特の平面世界の設定と世界観を際立たせるための演出と捉えられました。
        また、2章までの物語すべてを読んでから巻末の写真集を見るとどう感じるのかが今から愉しみです。
        >> 続きを読む

        2018/07/04 by 月岩水

    • 他3人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      多動力 (NewsPicks Book)

      堀江 貴文

      3.3
      いいね!
      • 何がこの人をここまで動かせるのか、読んでいて分かったことは、彼が3歳児であるということ。

        人生の目的を考えたり、損得を考えたりするのが大人だと思うが、彼は全然そんな事をしない。

        3歳児のように、食べたいものだけ食べ、寝たい時に寝て、面白そうなものは後先考えず片っ端からやる。

        そうこうしている内に勝手にビジネスが成功していたり、人脈が広がっていたりする。

        本書を読んで、如何に自分が固定概念に囚われていたのかが分かった。
        大人だから、社会人だから…常識的に考えて…周りがどう思うか…働くとは…人生とは…

        自分も含め大半の人は本書を読んで、「言いたいことは分かったけど、実際そんなことできないなー」って思う事が多いような内容だが、全部とは言わずやれるものはやってみたら現状が変わるのかも。

        大御所が書くビジネス書よりよっぽど刺激的で、活かせるものも多そうだった。
        >> 続きを読む

        2019/06/19 by 豚の確認

      • コメント 2件
    • 他3人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      探偵が早すぎる (講談社タイガ)

      井上 真偽

      3.8
      いいね!
      • 探偵が早すぎる。
        はじめタイトルを知った時、『え、何、下ネタ?』って思いました(最低)

        何が早いのか、それは…事件の解決!
        事件を起こさせない、事件が起こる前にトリックを見破り犯人を当ててしまう。
        そりゃ「早すぎ」ますよね。
        ミステリー小説の常識を破壊する、斬新かつエキセントリックな作品。

        上下巻に分かれてるのは、個人的にあんまり好きじゃないけれど、続きが気になるタイミングで上巻が終わってるのはグッド。
        いろんなクセの強いキャラクターが下巻で大暴れしそうな予感。
        探偵はすべてのトリックを実行前に食い止めることができるのか。

        下巻が楽しみ。
        >> 続きを読む

        2018/06/28 by ねごと

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      モモンガの件はおまかせを (文春文庫)

      似鳥 鶏

      4.2
      いいね!
      • 動物園の外で遭遇した動物に関する短編集。犬の散歩だけでも怪しさがばれちゃうのね。この4人チームはすごい。悪徳ペットショップか出てきたけど、ワンコたちのお値段設定にびっくり。 >> 続きを読む

        2017/07/09 by tomolib

    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      間取りと妄想

      大竹 昭子

      3.0
      いいね!
      • 面白い間取り集かと思ったら小説だった。間取り図が最初にあるのでイメージしやすいが、何となくそれぞれの話に入りにくかった。 >> 続きを読む

        2018/04/28 by tomolib

    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      ドクター・デスの遺産

      中山 七里

      3.3
      いいね!
      • 犬養もの!事件発覚のきっかけも面白かった。相変わらず女性と子供相手には手こずらされてる。安楽死・尊厳死がテーマなので、立場によって考え方が変わる。このテーマを犬養案件にしたのはさすが。 >> 続きを読む

        2018/03/22 by tomolib

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      水やりはいつも深夜だけど (角川文庫)

      窪 美澄

      3.0
      いいね!
      • リアルな家族、主に夫婦関係に重きをおいた5つの物語。
        全編に通して言えることは、家族だからこそ「言葉」で自分の思いを伝える努力を続けることの大切さ。
        しっかり「言葉」で伝えられていればこんなトラブルはおきなかったのでは?って話がほとんど。
        まあ全ての人間関係において言えると思うけど…
        友人や他人とは、無理にわかり合おうとしなくてもいいと思ってる。
        「あ、無理だ」と思えばさっとそのコミュニティから抜ける。
        でも、家族は違う。
        共に生きていくと心を決めたコミュニティなのだから、伝える・わかりあう努力は常にすべきで、がんばってもそれが本当に難しかったときにはじめて離れればいいのだと思う。

        どこにでもありそうなリアルなさまざまな家族・夫婦の形が書かれてるけど、全て読後感はいいです。
        >> 続きを読む

        2018/07/25 by miki_book

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      もっとヘンな論文

      サンキュータツオ

      3.0
      いいね!
      • これを卒論にするって何学科のどんな研究室なのかが気になった。この人だけが異端なのか、同じ研究室の皆がヘンなテーマなのか。 >> 続きを読む

        2019/05/14 by tomolib

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      ぬかよろこび

      嬉野 雅道

      5.0
      いいね!
      • 水曜どうでしょうでおなじみ嬉野さんのエッセイ第2弾です。
        まず巻頭のグラビアでヤられます。写真に筆者の言葉が添えられていて、写真オンリーでもかなり良いのですが、これに一文それられることで一つ一つかなり心をえぐられます。
        内容も笑いあり、ほろりとくるエピソードありとどんどん読み進められました。
        水曜どうでしょうがらみのエピソードもありますがご存じなくても生き方のヒント満載で何度でも読み返したくなるのでは?
        読んで「ぬかよろこび」にはならない一冊です!
        >> 続きを読む

        2017/05/26 by MARIPYON

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      猫と透さん、拾いました ―彼らはソファで謎を解く― (メディアワークス文庫)

      安東 あや

      3.5
      いいね!
      • 透さんの過去は持ち越し。見知らぬ異性を同居させる設定は主人公の男運の悪さやストーカーを絡めることでまあまあ納得。猫のアガサが安楽椅子探偵役で透さんが通訳みたいな感じ。人の言葉や気持ちがわかるアガサがとても可愛い。透さんよりアガサの出番を増やしてほしい。 >> 続きを読む

        2018/03/30 by tomolib

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      東芝解体 電機メーカーが消える日 (講談社現代新書)

      大西 康之

      3.5
      いいね!
      • 読むと悲しくなります。
        華やかかりし電気メーカーがことごとく、事業に失敗しています
        その時、だいたい内部で抗争が起きていますね。
        権力争いです。
        お客様は神様なのに、相手の潰しあい、前の社長を否定し、一貫した経営になってない等、トップの判断ミスです。

        そんな中、恐るべしアマゾン、
        単なる流通じゃなく、AWS(アマゾンウェブサービス)で巨大なデータセンターを築き、サーバーも自前で生産するという、コンピュータメーカーさながらです。
        クラウドで顧客を奪っていきます。


        >> 続きを読む

        2018/03/17 by PONT

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      ダマシ×ダマシ (講談社ノベルス)

      森 博嗣

      4.0
      いいね!
      • ほんとはこの前にもう一冊読んでるんですが、検索しても出てこなかったのであきらめる

        さて、森博嗣「Xシリーズ」最終巻です。
        もうここまでくると別のシリーズとの絡みの方が気になってくるのですが、やっぱりね、そうだよね、ふふふ…と存分にニヤニヤできる展開でした。真鍋君はいいよね。私も真鍋君にオムライス作ってほしい。

        椙田さんが格好いいのは言わずもがなですが、小川さんも小川さんで素敵なお姉さまだし、シリーズ最終巻としてうまくまとまっていました。
        また別のシリーズも読まなくてはいけません。終わらない森博嗣世界。
        >> 続きを読む

        2017/10/10 by ワルツ

    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      冬虫夏草

      梨木 香歩

      4.7
      いいね!
      • 70ページの南川が鈴鹿を威張る部分がすべての伏線になっていて、その南川が綿貫を連れて行かない理由まで回収されるとは思いもしなかった。家守奇譚のホンワカした流れを汲んでいるが、綿貫を動かしてみるのは面白い試みだった。
        世界には人の形をしていても糞食や犬食をして見栄のために都合の悪い事実には目を向けない連中とも暮らしていかねばならない中、イワナになってしまった夫婦や両親が出奔してしまう河童なんて可愛いもの、究極のダイバーシティなのではないかと。
        296ページ遊んで2ページで泣かせる筆力は流石としか言いようがない。
        >> 続きを読む

        2019/07/04 by Show1-Urb

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      カンパニー

      伊吹 有喜

      3.0
      いいね!
      • 宝塚の舞台を観てから読了
        那由多の煩悶とした悩みや瑞穂先生は舞台では省かれてしまった良さが面白かった
        誠一が傍観者からの変化は難しい
        リアルではあるが屋台骨を失った敷島は
        振付家としての役割のみで良いのだろうか
        家族との関わりも連絡をとりますからで良いのか
        娘からの言葉が欲しいと思ったのは蛇足だろうか
        美波と瀬川の選択は美しい。このきっぱりした意思を舞台で表すには
        宝塚のスターシステムが妨げになるのだろうか
        だとしたら残念だ
        >> 続きを読む

        2018/06/07 by kotori

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働

      ルトガー ブレグマン

      3.0
      いいね!
      • 著者は、1988年生まれの若きオランダの歴史家、ジャーナリストである。 最大の問題は、人間がAIとロボットとの競争に負けつつあることだと主張している。 その結果「中流」は崩壊し、貧富の差は有史上、もっと広がるという。 それに対する処方箋は、人々にタダでお金を配ること、週の労働時間を15時間にすること、そして国境線を開放することであるという。 国境を開放するという点に関しては、大いに疑問が残るが、その他の施策に関しては、国の機関や役人の削減が図られることや貧困問題が解決されるので有効なものではないかと思われる。 >> 続きを読む

        2019/01/01 by konil

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      余命10年 (文芸社文庫 NEO こ 5-1)

      小坂 流加

      4.7
      いいね!
      • 10年って死ぬ準備をするには十分な期間ですが、
        10年しか生きられないと思ったら短い期間なんですかね。

        病気になったらこんな風に後ろ向きな気持ちになって、周りにイライラして、そんな自分のことも嫌になっちゃうんだろうな、と思いました。
        死ぬ準備=遺品整理というイメージでしたが、会いたい人に会いに行き、やりたいことを思う存分やるのも死ぬ準備のうちなんだと。

        >> 続きを読む

        2018/09/12 by asu-09

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      A (河出文庫)

      中村 文則

      3.0
      いいね!
      • 『A』(中村文則) <河出文庫> 読了です。

        私の中では、中村文則は決して文章がうまくありません。
        それが逆に功を奏していて、文章に引っかかりながら読んでいるなかで、一つ一つの表現がうまく浮かび上がってくる、そういうところが、中村作品の魅力だと思っています。
        「嘔吐」がまさにそれで、「そうそう、こういう作品を読みたかったんだ」と思いながら読んでいました。

        しかし、それ以外の作品は……。
        まあ、「糸杉」は読めると思います。
        おもしろい、とは思えませんでしたが、こういう作品はあるでしょう。

        「三つの車両」から「三つのボール」は実験的な作品ですが、こういう作品は文章力、表現力がベースにあって、さらにその先の表現を求めて書くようなものではないでしょうか。
        中村文則にはちょっと早過ぎる(あるいは、方向が違う)と思われました。

        「蛇」「信者たち」「晩餐は続く」「二年前のこと」は正統な作品でしょうし、内容はおもしろいと思いますが、やっぱり構成というか表現というか、全体として物足りないように思います。

        「A」「B」も、中村文則が書かなければならない作品だったのか。

        私は『何もかも憂鬱な夜に』で初めて中村文則に出会いました。
        私の読書への態度を変えてくれたあの中村文則は、いったいどこへ行こうとしているのか。

        この後の作品も賛否両論あるようで、このまま読み進めるのが不安です。
        >> 続きを読む

        2018/10/13 by IKUNO

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています

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