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2017年11月発行の書籍

人気の作品

      おらおらでひとりいぐも

      若竹千佐子

      4.0
      いいね! KEMURINO
      • 70年以上生きてきた桃子さんの自問自答による哲学。

        語り口は何十年も封印してきた東北弁で、どうやら桃子さん自身、次から次へと湧いてくる自問を制御できていない様子。

        しかし、問われたからには答えなければいけない。桃子さんは自身の半生を振り返りながら、理詰めて考える。

        そして自身でも驚く発見をして喜んだり、どうしようもない寂しさに囚われてしまったり…ひたすら孤独に心の柔毛突起と対話をする。


        著者はなんと55才から小説講座に通い始め、8年を経て本作を執筆した主婦。

        処女作とは思えない作品に驚いた。
        東北弁を軸にしたり、独特な表現は正攻法ではないのかもしれないが、つい引き込まれる文章にスラスラ読めてしまった。
        あっ、スラスラ読めたというのは自分が東北出身ということも関わっているのだけど。

        しかし、東北弁というのはまた括りがでかい。
        どこの東北弁なんだろう。
        著者が住む岩手県遠野市辺りなのだろうか。
        同じ東北人でも場所が違えばニュアンスは分かっても会話は難しい。
        まして東北人以外は外国語にしか聞こえないだろう。
        文字化してる本書は、東北人以外が見たら読めるのだろうか。

        そして桃子さんの自問自答はなかなか面白い。
        くだらないことから世の真理みたいなことまで。それもしっかり結論を出したり、たまに逸れて有耶無耶になったり。
        理詰めで考える人の頭の中を覗き込んだような小説。

        同じタイプの人も、そうでない人も楽しめると思う。

        実質、おばあちゃんが家でぼーっとしたり、病院行ったり、墓参り行ったりするだけの話だけども(笑)
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        2018/11/14 by 豚の確認

      • コメント 2件
    • 他5人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      ノーマンズランド

      誉田哲也

      3.8
      いいね!
      • 待望の姫川玲子シリーズの最新作。

        昔放送されていた「ストロベリーナイト」のドラマキャストが、この本を読むと思い浮かぶ。それだけにキャラクターそれぞれの躍動感があって楽しめる。

        今回も3つのストーリーが始まり、最後は悲しみの結果に収斂していく。ストーリーといい、人物描写といい、話のテンポといい、安定した面白さだった。

        また同じキャストで新しいドラマを放映してくれないかと期待してしまう。
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        2018/03/07 by STALIN

    • 他2人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      皇帝と拳銃と

      倉知 淳

      3.7
      いいね! ooitee
      • 図書館本。倒叙ミステリ四編所収。
        事件を解決する刑事の風貌が死神を思わせるのに名字が乙姫という、そのアンバランスが印象に残った。

        乙姫警部の行動パターンがコロンボ警部によく似ていて、読んでいる間ずっと既視感を感じていた。さらに、表題作「皇帝と拳銃と」の犯人稲見のプライドの高さと冷静な口調が、コロンボシリーズ中のエピソード「祝砲の挽歌」の犯人ラムフォード大佐を思わせて楽しかった。もっとも、稲見のプライドは虚栄心であって、「皇帝」というあだ名もペンギンと揶揄された延長上にあると本人が気づいていないのが皮肉だが。
        「吊られた男と語らぬ女」の結末は、そういうこともあるのかなと異色な感じがした。

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        2018/03/31 by Kira

    • 他2人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      注文をまちがえる料理店

      小国 士朗

      4.7
      いいね!
      • 高齢者介護で一番重い問題は「寝たきり」と「認知症」ではないかと思う。どちらも家族の負担が大きい。予防が大事なのはよくわかる。でも、もしなってしまったら・・・。「もう、おしまいだ」と喪失感に苛まれてしまうかも。そんな老後の恐怖におののく前に、この本を。「認知症になっても人だもの。居場所を作って役割を与えれば生き生きと暮らせる」がテーマ。この実践は認知症の人たちを変えるだけではなく、彼らが周りの人たちの意識や認識をも変え、ありのままを受け入れる寛容さを育んだのが素晴らしい。こういった試みが各地で生まれれば、老後の不安感は小さくなっていくかも。 >> 続きを読む

        2018/03/29 by かんぞ~

    • 他2人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      ヤモリ、カエル、シジミチョウ (朝日文庫)

      江國香織

      4.0
      いいね! KEMURINO
      • タイトルがイケすぎで読みたくなった作品。ネット、映像よりすごい小説パワーに酔う傑作に出会った読後感。

        言葉をまだ発せない幼稚園児の意識、思考をここまで具現化した創作力の妙。幼児の思考は、なんと全部ひらがなとカタカナ表記で進んでゆく。

        読みづらいことこの上ないのだが、言葉を使いこなせなかった幼児期の感覚に震えた。大人たちの言葉より、虫や植物たちの気配の方がリアルな感覚を見事に活字化!

        ダンナに浮気されて、心をコントロールできなくなった母をはじめ、周囲の大人たちの存在感がたまらなくリアルで日常的。ヤモリやカエルより狭い狭い社会に息しているような 大人たちの閉塞感。

        不倫を繰り返す父。母と父の交わす言葉の不成立こそ大人世界のほころびか?

        愛人との意味のない言葉のキャッチボールの方が本妻と交わす破綻した言葉のやりとりより、ほっとする切なさ。

        言葉に縛られて生きる大人と、まだ言葉に縛られていない子どもが見ている社会と愛の伝え方は虫と人間の差くらいかけ離れているのかもね? 素晴らしい!
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        2019/05/19 by まきたろう

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      お引っ越し (角川文庫)

      真梨 幸子

      4.0
      いいね!
      • タイトルどおり引越しがテーマの短編小説。自宅の引越しであったり、職場の引越しであったり、隣人の引越しであったり。
        「世にも奇妙な物語」みたいな感じだといえば分かりやすいでしょうか。ホラーっぽいかな?
        「扉」「箱」「紐」のように、一文字のタイトルがそれぞれついていて、タイトルと引越しに関する短編で読みやすいです。
        そして各話に出てくる謎の「アオシマさん」。マンションの管理人だったり、会社の同僚だったりと、同一人物なのかもしれないし違うかもしれない。彼が何かしているかといえばそうでもない。必ず話の中には出てくるのに、別に何をするわけでもなく、各話の主人公と会話をするだけ。それなのにどこか不気味です。
        そして全ての話が結局どこかで繋がっている。
        サクッと読めるけれど、読後はゾクッとするのでお薦めです。
        >> 続きを読む

        2019/03/14 by tom195

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      ヘンな論文 (角川文庫)

      サンキュータツオ

      3.5
      いいね!
      • ネタ的な読み物ww役には立たないけど微笑ましいゎww

        2018/10/01 by motti

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      アクセル・ワールド22 -絶焔の太陽神- (電撃文庫)

      川原 礫

      4.0
      いいね!
      • 【愛する人を救う為に、輝きを託された翼で飛び越えろ】
        白のレギオンと加速研究会の繋がりを糾弾するべく、黒のレギオンの全勢力で領土戦を挑むものの、手掛かりを得られない中、一枚の再生カードを頼りに七王会議に臨む物語。
        満を持して、災いをもたらした首謀者達に報いを受けて貰おうと、皆が一丸になって問い詰めるが、ルールの間隙を突くような罠に又しても翻弄される。
        絆や愛を破壊してまでも、得ようとする力は一体何の価値があるのか。
        そんな物を認めてしまったら未来はない。
        だからこそ、ハルユキ達が逆転する瞬間を何よりも見たいのだ。

        【余談】
        加速研究会は負の心意に魅いられており、刹那的な力と引き換えに人の弱い心に漬け込んで、抱えきれない代償を支払わせた。
        その悲劇の連鎖の果てに、この世界をこれからどうしていきたいのだろうか。 自分さえ良ければ、他人がどうなったって構いはしないと自分本位の行動ばかりするのなら、未来に希望なんて見出だせず、どうしたって厭世的になる。
        この世界はそんなに虚しい物なのだろうか。
        弱き者には一握りの救済もなく、強き者だけが生き永らえる、そんな残酷な理なのだろうか。
        それを受け入れればこの世界に生を授かった意味が酷くやるせなくなる。
        それは、ハルユキ達が積み重ねてきた友情や愛情を根底から否定する物だ。
        それだけはけして認めてはならない。
        だからこそ、死の罠の陥穿に囚われた黒雪姫の胸の内で渦巻く慟哭を癒し導いていく役目こそが、人の痛みを何よりも理解しているハリユキにあるのだろう。
        >> 続きを読む

        2018/09/22 by ebishi

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      人生を思い通りに操る 片づけの心理法則

      メンタリストDaiGo

      3.5
      いいね! Tukiwami
      • DaiGoさんらしい片づけ本w(*゚o゚*)w


        限りある時間やお金…
        片付けとは自由な時間を増やし人生を最大化する為のもの
        (迷う時間、モノを探す時間、管理する時間を減らし、
        そのぶん自分がやりたいことを実現できるようにする。)

        「時間をうまく使い、やりたいことに集中するための片付け」



        第1章
        ・モノが捨てられない3つの心理効果
        ①選択回避の法則:
        選択肢が多くなりすぎると人間はモノを選べなくなる。
        ②損失回避の法則:
        人間は自分がモノを失う事、損をすることを恐れる
        ③保有効果:
        自分が一度所有したモノに、より高い価値を感じてしまう

        これが現状維持に繋がる。


        *選択肢を絞り込むと、勇気ある決断ができる。
         現状維持を捨て、本当にやるべき行為に集中する。
         選択を3つにすると人は即断即決ができる。

        「初速最大化」の原則:
        次の行動にとりかかるまでの時間を最短にする。

        ①行動のために必要なモノを手に取りやすい場所に置いておく
        ②手順を減らす
        初速を最大化するためには、モノを減らすことが重要。
        初速を最大化するために、最適なところまでモノを減らす

        心理学者ショーン・エイカーの「20秒ルール」:
        人間は、とりかかるときに必要な時間を20 秒短縮するだけで、
        それを習慣化できる。
        逆に、20 秒余計に時間がかかるようにするだけで、
        習慣をやめられる。



        第2章
        いらないモノでなく、必要なモノに目を向ける
        本来の片づけは、大事なモノ、持ち続けるモノを選ぶこと
        〝ちょっといいモノ〟に要注意
        自分にとって本当に必要なモノを選ぶという片づけの発想

        『減らす片づけ』は減らす事が目的ではなく時間や集中力を増やす事が目的
        「空間+時間+気持ち」のゆとりができる

        モノは所有することでなく、使用することによって幸福を生む
        片づけでは〝取り出しやすさ〟を優先



        第3章
        ①「いったん捨てたとして、これを買い直すか?」
        本当に必要なモノがわかる(買い直し思考)

        ②「長期旅行に持って行きたいモノか?」
        必要なものを自然に選べる(トラベラー思考)

        ③「誰かが買ってくれるとしたら売るか?」
        売ってもいいなら不用品(ネットオークション思考)

        ④「あの日に戻れたとして、やはりこれを買うか?」

        購入日にさかのぼって考える(タイムトラベル思考)
        ⑤「お金が無限にあったら、本当にこれを買うか?」
          無駄なモノを買わない(大富豪思考)

        ⑥「これを何回我慢すれば、ほしいモノが買えるか?」
        我慢がつらくなくなる(ほしいモノ変換思考)

        ⑦「3年、5年、10年経っても必要か?」
        いったん過去にさかのぼり未来を見通す(ロングスパン思考)



        第4章
        ① 1イン2アウト
          1つ買ったら2つ物を捨てる。
          2つ物を手放してでも欲しいかどうかが選択基準になる。
          〝1つ買ったら2つ捨てる!〟を意識したら自然にものが減る

        ② 1日1与
          毎日何か1つ人にあげる。
          他人のためになるようなモノ。
          次に使ってくれる人がいれば物を手放す抵抗が減る。

        ③ 5秒以内に元に戻せるルール
          物の置き場所を完全に決める。部屋がスッキリした状態になる
          ただしゆとりのある収納にする必要がある。


        ④ 6割収納ルール(③を成立させるため)
          収納に余裕を持たせる。
          取り出しやすくしまいやすくする
          収納ではなく飾るとういう感覚(管理がしやすくなる)
          真の問題は家が狭いことではなく、モノが多いこと。

        ⑤ 数量限定
          同じ機能を持つものは3つは持たない。   
        モノには適正な分量がある。
          但しモノが減っても、そのぶん時間が減ったり、
          快適さが失われたりするのでは人生の最大化にはつながらない
          生活をチェックする

        ⑥ 写真暗示
         「片付いた状態の部屋の写真」を用意し飾る。
          一番きれいな状態をお手本とし常に見えるようにする

        ⑦ 自然に片付く小技の活用
          1:香りのコントロール=アロマを置いて清潔感をイメージ
          2:部屋の中で1箇所だけ「いつでも完璧に片付いている聖域」を作る
          3:Xが起きたらYをやる=
           「〇〇のついでに××をする」
           「歯を磨いたら(X)→鏡を拭く(Y)」の様に自動的に流れを作っておく。



        第5章
        ・あふれたモノを一時的に入れておく『とりあえずボックス』を作る
        ・シンプル=集中力
         集中するための照明の基本は、スポットライト。
        ・カバンを開けた時の行動は〝3つ〟に限定
        ・クローゼットをシンプルにするだけで人生は変わる
         ハンガーの数を限定
         「着やすい服」と「高級な服」だけ持つ・色を絞り込む
        ・しまう収納をやめて飾る収納
         収納する場所を減らし自動的にモノを減らす
        ・買い替えのコツ
         1:まとめて買い替える
         2:いいモノに統一
         3:ホテルをお手本(統一感を出す)



        第6章
        ・頭を使う作業は午前/単純作業は午後
        ・時間の使い道を決める(時間が余ったら何をしたいか)
        ・やり残していること、やりかけていることを全部リストアップする。
        どうしてもやらなければいけないことを選び、
        やらなくていいタスクを消す。(優先順位)
        ・複数同時進行の「ながら」状態は、「時間汚染」を生み出す。
        一つひとつ作業を片づけていくシングルタスクを目指。
        ・スケジュール帳を「真っ白」に近づける
         排除されてしまうような予定は、実はやらなくてもいいこと
         予定のない時間に何をやりたいのか?
        ・スケジュール帳にに「評価」を記録。今後の活動に生かす


        第7章
        ・自分を見つめる
        ・モノを絞って生活してみる
        ・いらないモノを捨てる


        全部やれ!!と言われたら…(-ω-;)ウーン???って部分もあるけど
        考え方は大いに参考になった。
        確かにその通り、
        「3年、5年、10年先まで必要か?」と言われたら必要じゃないし
        「いったん捨てたとしてこれを買い直すか?」と言われたら買い直さないし
        「売れるとしたら売るか?」と聞かれたら売れる!!と答える(笑)
        要らないモノを片付けるんじゃなく自分に必要なモノを選ぶ。
        確かにその通りだよね。
        飾る収納(見える収納)奥にしまう=見えない=忘れる。って私の事(笑)
        >> 続きを読む

        2019/02/15 by あんコ

    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      アポロンの嘲笑 (集英社文庫)

      中山 七里

      4.0
      いいね!
      • アポロンの嘲笑。中山七里先生の著書。東日本大震災、原子力発電所を舞台にしたサスペンスストーリー。登場人物たちの心の葛藤が伝わってくるような臨場感あふれるストーリー展開が素敵。それと同時に日本社会の不条理や問題点が浮かび上がってくる内容。中山七里先生の日本社会に対する問題提起がこめられた作品なのかもしれません。 >> 続きを読む

        2018/10/18 by 香菜子

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      もってけ屋敷と僕の読書日記 (新潮文庫nex)

      三川 みり

      3.5
      いいね!
      • 舞台は尾道。主人公の中学生の少年が、家の中が本で溢れているヘンクツなオッサンと知り合い、いろいろな本や人と出会い、成長していく物語。各話それなりに感動するところはあるんだけど、イイ話に終わらないのが作風なのかな。主人公鈴川クンの日常に割り込んで強引に話を持っていくオッサンこと七曲さん、最高! 身内にいたら厄介だけどね。 >> 続きを読む

        2018/08/05 by かんぞ~

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      太陽と乙女

      森見 登美彦

      4.0
      いいね!
      • 絶対に本棚にいれて、ふとしたとき、落ち込んだとき、コーヒー片手にふふふっとよみたい一冊です。卒業できるかわからない、どうして自分はこんなにだめにんげんなの?と沈みきった毎日に、少しずつ少しずつ読み進めていけたお薬みたいなエッセイの数々。絶対に面白いのに爆笑ではなくどこかふふふっと笑いが込み上げるまったりとした話の連続は森見さんのほのぼのとした雰囲気からか。こんなにすごく面白い話を書く人でも、悶々と過ごした学生時代があり、やっぱり卒研に悩み、進路にも悩んでじたばたしたのだと知ると、こんな人でもそうなら仕方ないやと思えます。明石さん面白い。妻という語りかたもすごくよく、多くは語られないものの大切にされている様子ににこにこしてしまいます、とにかく奈良に遊びにいきたくなりました。奈良で私も絵をみたい! >> 続きを読む

        2019/01/25 by kaoru-yuzu

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      きまぐれな夜食カフェ - マカン・マラン みたび (単行本)

      古内 一絵

      4.5
      いいね!
      • 他人を攻撃して爽快感を得る人は、今の自分に満足していないのは明らか。どんどんエスカレートしていって、歯止めがきかない。一方、自分に自信を無くしている人もどんどん深みにはまっていく。
        「居場所なんて見つけるものじゃないのよ。自分の足でしっかりと立っていれば、それが自ずとあなたの居場所になるの」
        夜食カフェのオーナー、シャールの言葉は、シンプルだけど相手を見透しているように語りかける。まさに現代の魔女。日中それぞれの置かれた場所で頑張っている人たちの止まり木のようなカフェで出される食事は、美味しくて体に優しい。ただし、開店は気まぐれ。
        自分を取り戻す大事な時間が、誰だってほしいよね。う~ん、行ってみたいなぁ。
        >> 続きを読む

        2018/06/14 by かんぞ~

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      駐在日記 (単行本)

      小路 幸也

      4.0
      いいね!
      • 舞台は昭和50年。山間部の集落の駐在所に赴任したお巡りさんの妻の語りで物語は進む。背筋が凍るような事件は起きないけど、不思議な出来事を推理し、大岡裁きで手打ちに持っていく、元刑事の駐在さん。そして彼を支える元外科医の奥さんのコンビが村をやさしく見守っているのがなんともイイ。30代の登場人物が多いが、現在よりもよっぽど大人で落ち着いているのが印象的。 >> 続きを読む

        2018/09/02 by かんぞ~

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      脳の意識 機械の意識 - 脳神経科学の挑戦 (中公新書)

      渡辺 正峰

      4.0
      いいね!
      • 日経新聞のお勧め本で紹介されていたので読んでみた。
        最近購入した本の中で一番夢中になった本だ。

        「意識」を科学する。
        「意識」を科学のまな板にのせるためにはどうすれば良いのか。

        これまでの様々な研究結果を素人にもわかりやすく説明し、
        意識の本質をとらえようとする想いがありありと伝わる。

        人間の脳に生まれる意識は未開拓の分野でありわからないことだらけ。人間のように思考する汎用AIなんてまだまだ夢のまた夢だなと
        本書を読んで深く感じた。
        >> 続きを読む

        2018/09/29 by KOO

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      キャプテンサンダーボルト 上 (文春文庫)

      伊坂 幸太郎阿部 和重

      4.0
      いいね!
      • あれれれれ・・・
        期待度が高すぎたせいか、今のところがっかり感が大きい。

        思わぬ間違いから、
        突然、殺人マシーンのような外国人に追われるハメになった主人公。

        こんな素人がプロから逃げられているのがそもそもおかしいし、
        エンタメとはいえ、その辺でバタバタと人が殺されていくのも
        さすがに受け入れがたい。

        それでも一応、下巻は読もう。。
        >> 続きを読む

        2018/02/13 by アスラン

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      辞令 (文春文庫)

      高杉 良

      3.3
      いいね!
      • 久しぶりに作者の作品を読んだ。
        テンポのいい展開で、一気に読み終えることができた。
        独裁者だが妻には頭が上がらない会長、息子の出世しか考えてない会長の妻、能力があると思っているジュニア、会長のいいなりの社長。
        ただし、会長にものが言える常務は頼もしかった。
        主人公やこの会社がどうなっていくか、続編が読みたいところである。
        >> 続きを読む

        2018/09/25 by homez

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      これから泳ぎにいきませんか: 穂村弘の書評集

      穂村弘

      3.5
      いいね!
      • 大好きな穂村弘さんの本。
        なかなか買えなくてようやく「きっとあの人は眠っているんだよ」と二冊一緒に。

        読書感想、書評集なのですが、凄いのは本の粗筋を追いかけるのではなく、

        その中の一カ所、ひとつのことについて掘り下げて書いている。

        これも好きな作家の一人本所まなみさんの本「ほんじょの鉛筆日和」からは、「時間」がみえると・・・。
        古い財布、ちゃぶ台、すべてのものを大事にし、その過去、それと過ごした「時間」を感じると、そんな切り取り方ってアリ?

        まさに、ひとつのことに焦点をあてる、フォーカスするって、まさに短歌のつくり方といっしょ。

        その、フォーカスの当て方に感心していると、いつの間にか読了。
        >> 続きを読む

        2019/04/15 by ごまめ

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

      佐藤 航陽

      4.5
      いいね!
      • 新しい世界を感じられる本です。

        仮想通貨とかポイントとか、そしてお金に対して、興味を持っちる方は、すぐに手を取って頂いた方がよいと思います。

        ベースは以下になります。
        □ 資本主義の欠点を補った考え方として、価値を軸として回る社会「価値主義」という枠組みを提案しています。  

        □ 経済とは、「人間が関わる活動をうまく回すための仕組み」
        である。
        それは、
        □ ハイエクは、国家が経済や社会をうまく計画してコントロールできると考えるのは、人間の傲慢に過ぎない。
        と言い放っています。

        そうなんです。
        これからは個人でも、色々とできる時代になってきているのです。

        これからは、
        □ 分散化の中で力をつけていくであろう「個人」をサポートする側に回ること自らも力をつけていく戦略です。

        金と交換できない「紙幣」の価値基準は」、
        □ 紙幣の価値を下支えするのは、「国家の信用」のみとなりました。

        だから、途上国で仮想通貨が利用されてくるのです。

        これからは
        □ 「時間」を通貨とする経済システムの実態
         1)個人が主役の経済システム
         2)時間を通貨とする経済

        □ この先は「自分の価値を高めておけば何とでもできる」

        著者の佐藤航陽さんは、時間取引所タイムバンクを開発されています。

        これからは、少しづつパラダイムシフトされていきそうです。
        その準備として、一読いかがでしょうか。

            
        □ 「価値主義」とは経済の合理化である
        >> 続きを読む

        2018/08/25 by Minam

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      心中探偵 蜜約または闇夜の解釈 (幻冬舎文庫)

      森 晶麿

      3.5
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      • 探偵が心中するのではなく、純文学作家が心中に巻き込まれる。女性への口説き文句が半端ない。 >> 続きを読む

        2019/04/30 by tomolib

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