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ヨシタケシンスケ伊藤亜紗
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大人になって初めての絵本か、ヨシタケシンスケさんつながりで読む。元々、「目の見えない人は世界をどう見ているのか」(伊藤亜紗・著)をきっかけに、ヨシタケさんが、伊藤さんに相談しながら作った絵本。教育的にならなく、それでいて興味の対象として、障害者を自然に見れる。落語に「一眼国」という落語がありますが、今の世が「ふつう」でそれ以外は、「異常」であると考え、ハナシは飛びますが、ヤーサンとの接客での秘訣は、過度に怖がらず、普通の方と同じように接することだと。「ふつう」にみる、「ふつう」に接する、子どもは純粋だけに、好奇心にみちながら、自然とふれることができるのでは・・・・。私たちでも。「みえるもの」と「みえないもの」とがありますな。こころで「みる」ように、「みえる」ようにしたいですな。 >> 続きを読む
2020/10/22 by ごまめ
池井戸 潤
これまでの2作と若干異なり、いわゆるものづくりの部分が少ないような気がした。読み終わった後、ゴーストのサブタイトルがわかりづらく感じたのは私だけだろうか?次作の刊行がすぐに予定されているようなので、本作からどう展開していくか、楽しみである。 >> 続きを読む
2018/09/04 by homez
道尾 秀介
道尾秀介作品史上、最もダークな制御不能のノンストップサスペンスという、キャッチコピーが全くそのままという作品だった。直前に読んだ作品と頁数はあまり違わないのに、あっちは読み始めたら眠くなりの繰り返しでなかなか頁が進まなかったのに、こっちはほとんど一気読みの面白さ。ただ、中盤に重大な事実に気付かされることになり、ガクッと興ざめした一瞬があったが。この作品の重要なテーマは、〈サイコパス〉であり、それは果たして遺伝するのか、仮に遺伝したとして、それを本人の努力や育つ環境で改善することができるのか、というようなものだと思う。主人公の坂木錠也は、児童養護施設で18歳まで育ち、その後、独立して週刊誌記者の間戸村さんのスクープ獲得の手伝いをして暮らしているが、養護施設で仲の良かったひかりさんに「錠也くんみたいな人はね、サイコパスっていうのよ。」とある日言われて愕然とする。その時ひかりさんは、発汗の度合いが低いこと。心拍数が低く、緊張時や興奮時にも心拍数の増加がみられないことなどと、サイコパスの特徴について説明してくれた。そういえば、錠也はこれまで怖いという感情を持ったことは一度もなかった。どうしてそういう風になるのかと聞くと、ひかりさんは、母親が妊娠中に煙草を吸ったり、お酒を飲んだり、鉛を摂取した時に可能性が高くなると言った。その時は知らなかったが、後で園長先生から自分の出生の秘密を教えてもらった時に理解することになる。要するに、自分は生まれながらのサイコパスだったのだと。錠也の母親は、妊娠中にパブで働いており、お酒やたばこを飲まされていたし、パブに銃を持って押し入った男に撃たれ、体に鉛の弾が埋め込まれ、それが原因で何日か後に錠也を帝王切開で生んだ後に亡くなったということだった。それからの錠也は、自分をコントロールする方法をあれこれ考えながら生活するようになる。抗鬱剤のトリプタノールが、心拍数を上げる副作用があるのを調べて、それを常に服用したり、もう一人の自分がなるべく顔を出さないように危険な仕事をしたり。そんなある日、施設で一緒だった迫間順平(通称うどん)から電話がかかってきて、一緒に食事をすることになる。うどんは、その時、衝撃的なことを錠也に告げる。錠也の母親を撃ったのは、自分の父親である田子傭平だったのだというのだ。これには錠也は驚かざるを得なかった。施設時代、唯一の親友と言っていい存在だったうどんの父親が母の仇だったとは-------。だが、これはその後に展開する、世にも奇遇なこの物語のほんの序章に過ぎなかったのだ。この後、何人もの人があっけなく殺され、登場する人物が、ことごとくサイコパスという支離滅裂な状況に発展していき、彼らの血で血を洗う死闘が繰り広げられることになる。最後の収束の仕方が、賛否あるようだが、作品史上、最もダークというのなら、いっそ最後まで真っ黒で突き抜けて欲しかったとも思うし、錠也だけは、遺伝などものともせず、自分の力で立ち直って欲しいとも思うんですね。間戸村さんが意外に骨のある人で、錠也の力になってくれそうだし良かったのだが、もう一人が行方不明なのが、何とも気掛かりではある。やはり、著者は最後まで真っ黒という訳にはいかなかったな、でも、それでこそ、道尾秀介だと思ったりもしましたね。最後に、この作品で使われたアンフェアなトリックについて。確かにその場面に遭遇した瞬間には、テンションが一時どっと下がったのは認めない訳にはいかない。だが、どの作品も結局、面白かったし、そんなに目くじらを立てるほどでもないなという気もします。特に今回の場合は、遺伝の特殊モデルとしての意味もあったことだし。 >> 続きを読む
2021/10/31 by dreamer
清原 和博
うつ病自虐ネタおじさんとなってしまった清原、だがその内心は球場に来てくれるファンの為に全てを捧げてきた。桑田も然り、スーパースターの人生は辛い。 >> 続きを読む
2019/07/27 by takameturi
中山七里
中山七里作品に出てきた検事といえば岬検事がいたが、こちらは東であり、西から新たに不破俊太郎が登場。いついかなる時も表情を崩さず、上からの圧もお構いなし。その変わらない顔面から能面と呼ばれる凄腕検事。事務官の美晴と共に事件を担当するが、その裏には大阪府警全体の腐敗が立ちはだかる。正に孤高という立ち位置であり、警察関係や引いてや司法界でも疎い目で見らるが、それはすべて正しい行いのため。証拠品紛失が事件の解決への糸口として繋がる快感。続編もあるようで、このキャラもいずれは御子柴礼司だとかとバッティングしていくのだろうか。 >> 続きを読む
2022/04/26 by オーウェン
丸山 貴史
いろいろあるんだなあ~。あまりにも、極端になると、それだけ適応性が弱くなるのかも・・・と思った。繁栄しすぎる、天敵になるものがいない・・。それなりに、厳しい環境にあったほうが、生き延びる力も大きくなるのかと。いろんな場面にあてはまりそうだ。 >> 続きを読む
2020/03/16 by けんとまん
澤村伊智
小説を夢中になって読むなんて久しぶり!面白いぞ!って心で叫んでいました。映画「来る」を見て、この作品を読みました。最初は読みにくいかも?と思いましたが徐々に夢中に。子供がホラー好きなことは、未知なことに興味を持つことで当然だと思ってました。自分自身もホラー好きな子供だったので、途中まで複雑な気持ちで読んでました。しかし、この作品を読んでる人はホラー好きなわけで、感情移入させる条件としはばっちりで、今考えると「してやられた!」と思います(笑)映画で強烈なキャラクターだった比嘉姉妹も出ています。他にもシリーズがあったので、読みたいと思います。 >> 続きを読む
2020/01/20 by 寺嶋文
七月 隆文
3巻なので基本構造は割愛。 間違いないシリーズなので読むのを後回しにしているうちに時間が経ってしまった。 元々このシリーズ1巻がきっかけでスイーツにハマり、色々食べ歩くようになった。 いろんなケーキの味を知ったうえで読むと、またどれも美味しそうで色々食べたくなる。 前巻より謎要素が増えている印象で嬉しい。 恋愛要素の方が需要ありそうだけれど、日常の謎をパティシエ視点で解決する基本構造は維持して欲しい推理ファンの心意気。 「どう?」「やろう」そういう事になった。 陰陽師リスペクトにほっこり。 >> 続きを読む
2021/01/28 by 猿山リム
高橋 弘希
転校を繰り返す歩がやってきたのは、田舎の町。都会と比べて極端な中で、クラスメイトは5人。その中で晃がどうやらリーダーらしいということを感じ取る歩。転校ばかりの生活のためか、人間関係を読むことに長けていることが分かる。そこから花札を使った賭けに興じる遊びという名の使いっぱ。そもそもがこの5人の危うい関係性は要所要所で小出しにされる情報。それが分かってしまう終盤の先輩からの拷問場面。盗難などの伏線がここで結実して、送り火の様へと歩は落ちていくのだろうか。 >> 続きを読む
2019/08/29 by オーウェン
スコット・ギャロウェイ
続編となる新作が発売をされたので、まてよ?まだ前作を読んでいないぞ。と言う事で、急遽読んでみました。内容は誰もが知っているビックテック企業についてなのですが、洋書特有の分かり辛い表現はほぼなく、むしろ読んでいて、わかるわー!と言う気持ちでスラスラと読める内容となっていました。正直、面白かった。あんまり内容的に面白くはないのかな?と思っていたので、逆の意味で良かったですね。 >> 続きを読む
2022/04/02 by dodokusho
山里亮太
天才はあきらめた。山里亮太先生の著書。山里亮太先生のご結婚の「ニュースを見たことをきっかけに読了。山里亮太先生はお話も上手で明るくて楽しい人気者、清潔感のある素敵な外見、高学歴、社会的なステータスと高収入まで兼ね備えた方だから、多くの女性にとって魅力的な男性のはず。それなのに横柄になったり高慢になることなく、劣等感や嫉妬心まで感じてそれを克服する努力をしてこられた誰よりも謙虚な山里亮太先生。人気女優さんのハートを射止めたのも当然のことなのかもしれませんね。 >> 続きを読む
2019/06/16 by 香菜子
石川 宏千花
主人公って結局ロボットなのか、消化不良。ストーリーの摂食障害に人間関係やら読んでいるだけで、ブルーになる。タイトルとストーリーが思っていたのと、かなり違ってて合わなかった。 >> 続きを読む
2018/11/04 by aki0427k
峰守 ひろかず
本とか雑誌とか、ホントに売れなくなってるよね…。予算がないからって値下げされて、校正回数も減らされて。おかげで、修正は多いのに納期はタイトで、悪循環この上ない。…というわけで、編集の次の段階の裏事情も思いつつ読んでみたり。ある意味お仕事小説ということになるのでしょうか。妖怪が小説家というのは、どこかで見たことがある設定ではあるけれど、妖怪ブームによって産み出された妖怪がしゃどくろが、人の形をとって、物語を産み出す職業につくというのが面白いなあと。そして、やっぱり編集者って、ある程度強引じゃないとやってけないよね。 >> 続きを読む
2019/07/25 by koh
畑野 智美
高校生の仲良し男女4人組。帰宅部と文化部の普通の子達の青春小説。二人きりのいい雰囲気になっても上手くいかなかったり初々しくてニヤニヤしながら見守る感じで読んだ。アルトっていい名前~。 >> 続きを読む
2018/09/02 by tomolib
真梨 幸子
2018/7/27国 >> 続きを読む
2019/10/02 by ゆ♪うこ
星 渉
こういう類の本はたくさんあるし、何冊か読んだことがありますが、この本は読みやすくてなかなか実践的な内容だと思います。【自分メモ】目標 まずは目的地(目標)を設定する↓細分化 実現したいことは測定可能な形で書き出す↓何故 何をやりたいかより、なぜやるのかの方が大事↓イメージ画像 目標の完成のイメージ画像を毎日見るモチベーションを上げてはいけない!というのはびっくりしましたが、自分の基準を上げる=未来(なりたい自分)の基準で考え行動すると言われて納得。自分自身の認知活動を第三者の客観的な視線から理解し、コントロールする力は人生においてとても役に立つと思ったので、書かれている方法を是非試してみたいと思いました。最後に、一番勇気づけられた言葉:「実現するまでやり続ける!=やり続けるので失敗するわけがない!」出来るまでやれば失敗なんてありえないという斬新な考えに、ちょっと一歩踏み出してみようという気になりました。読んで良かった本です。 >> 続きを読む
2019/04/30 by Mika
柳田 理科雄
昔から大のSWファンです。ファンはツッコミどころは敢えてツッコミませんし、のるだけのって「のりツッコまない」のが真のファンであります。といいつつ、そりゃそうだよな~とか、へ~そうなんだ、と楽しめること請け合い(^_^;)勉強になりました♪(amazon)「STAR WARS スター・ウォーズ空想科学読本」では、 地球の人間がフォースを使いたければ、決死の覚悟で臨まなければならない。ライトセーバーは想像を絶するキケンな兵器。C-3POのお笑いのセンスから地球の人工知能の未来がわかる。Xウィングに乗りながらの、カップめんは禁物!ダース・ベイダーは、小腸だけ機能している?ハン・ソロを凍らせた技術があれば、マグロの刺身がもっとおいしくなる!など、予想を超えるおもしろい結論がいっぱい!柳田理科雄さんは、「スター・ウォーズは全体の設定はもちろん、キャラにも、メカにも、エピソードが満載で、それらを科学の視点から見るだけで、次々に楽しい結論が得られます。現実と虚構が絶妙に混じったすごいコンテンツです」とコメントしている。 >> 続きを読む
2018/09/25 by motti
磯谷 友紀
うーん。なんというか、コメントに困る作品ですねえ…。いやぁ、設定は面白いのですが、なかなか手放しではレビューできない、なんとも言い難いです。。戦後の京都でレストランのコックをやっている主人公のいち日。戦争で夫を亡くし今は1人で生きていくためにこの時代では珍しいコックという職業に就いている。そんな中妹のふた葉に見合いの話が持ち上がる。お相手は大阪の有力者の息子、周。19歳。ふた葉とは10歳も違う。プラス歯に衣着せぬ物言いでいち日の実家(老舗料亭)のことをズバズバと指摘する。それに腹立ったいち日はつい余計な一言を言ってしまいそのまま見合いは破談になる。その後ふた葉はある決断を下し実家からいなくなる。そして、いち日の叔母さんが唐突に「あなたが結婚しなさい!」といち日に言い放ちなんやかんやの末先に破談になった見合いの相手、周といち日は結婚することになる。そこから周の若さゆえの傍若無人ぶりでいち日やいち日の実家である老舗料亭はてんてこ舞いの日々に突入する。そんな中GHQの女性物資調達部のリーダーがいち日の実家で会合を開きたいと申してくる。今は無理だと反対するいち日たちに「受け入れましょう」と断言してしまう周。果たしてその会合は無事に開かれるのか?そしていち日はこの若い旦那様と新婚生活を送っていけるのか?もう一度言います。設定は面白いと思う。キャラクターも良いと思うんだけど、なんか、もうひと押し足りないというか。これだ!みたいなインパクトがなくて。淡々と進んでいくからたまに欠伸が出ちゃいそうになったり(笑)まぁ、冗談はさて置き恋愛ものでまだ1巻だから結論出すのは早計だろうけど、もう少し読んでいってみないとわからないなあ。2巻が出たみたいなのでそちらを今後読んでまたレビュー書きたいなあとも思う。因みにいち日みたいな女性良いなぁ。こういう女性が好きだと周りに言うと大体「そんな人はこの時代にはいないよ」と言われるので半ば諦めているけれどこればっかりは縁だから…と淡い期待もしているわけで。って、因みにをいい事に何言ってんだ(笑)今回は…良い…読書が…出来…ました…。? >> 続きを読む
2018/12/09 by 澄美空
清水 晴木
ガハハ、もうみんなバカ丸出しのパワー全開。校内で起こる数々の難事件を肉体のみで立ち向かう。やっていることは昭和のスポ根そのまま。個人的には体育会系はニガテなはずなんだけど・・・なんかちょっと羨ましいぞぉ。クヤシイけど。 >> 続きを読む
2019/09/07 by かんぞ~
保阪 正康
東條英機による愚策、犬養毅による政治手法、瀬島龍三による現在の官僚たちと同じ捏造と虚像の歴史、そして吉田茂の戦後政治のダイナミクスを学んだ。比べて、現在の政治家のなんと矮小たることか…。 >> 続きを読む
2019/01/02 by STALIN
出版年月 - 2018年7月発行,出版の書籍 | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト
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