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2019年4月発行の書籍

人気の作品

      蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫)

      恩田 陸

      4.5
      いいね!
      • 音楽というものをここまで言葉で表現できるというのは、さすがの一言。曲に対する知識というか、理解もすばらしく、途中から、恩田陸は音楽家だと思いながら読み進めていっていた。
        上巻と同じように、天才とはこういうものなのか、と驚きつつピアノの天才達の世界観を覗き見るように読んだ。たまに私の理解を超える音楽へのそれぞれの想いや感性があって、作者から溢れ出る言葉の渦に飲み込まれてしまい、ダラダラと文字列だけを追ってしまう部分があったが、最後まで本当に楽しめた。4人のピアニストのその後を想像させる、4人それぞれの方向性がきちんと描かれていたのが個人的には嬉しかった。
        そして、他の3人ほどには天才性を持ち合わせていないながらも、観客を惹きつける演奏をする高島明石の存在が物語の中でも大きな役割を果たしているような気がした。だから、高島明石が電話を受けるところで泣けた。
        久々に、また近いうちにじっくり読みたいと思った小説だった。
        やっぱり映画は見たいような、見たくないような…
        >> 続きを読む

        2019/10/13 by URIKO

    • 他4人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫)

      恩田 陸

      4.8
      いいね!
      • 音楽をテーマにした小説でこんなにも心をわしづかみにされたことが今まであったかな。

        ピアノコンクールが舞台でそれに挑む選ばれし人々の物語。
        それぞれのドラマがありピアノ曲に対する思いや音楽とはいったい何だろうという哲学的なところまで私たちを引っ張ってくれる。

        そうなのよ。歌や楽器で私たちは酔わされ涙さえも流す。私たちのこころの芯の部分を揺さぶられるから。

        それは小説も一緒かも。さあ下の方を買いに走らねば。
        >> 続きを読む

        2019/10/08 by miko

    • 他3人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      カモフラージュ

      松井 玲奈

      3.3
      いいね!
      • 松井さんの著作を初めて読んだ。
        1話目のOLの不倫ストリーを読んで、「ああ、コレだめかも」と思った。
        まぁ短編なんで次を読む「むむっ!?」なんだこれ!?
        先入観が吹っ飛んだ。
        3、4、5話と読むとなんとバラエティに富んだものを書くんだろうと感心。
        どれも すごい面白かったです。
        最後のはまたOLの再生ラブストーリーみたいので締める。
        なんだ、そういう構成ということか。
        してやられたわ(;´Д`)

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        油断していると、次々予想を裏切るメニューが出てくるような短編集。
        ――島本理生(作家)
        明太子スパゲティをこのうえなくおいしそうに書ける人。信頼せざるを得ないのである。
        ――森見登美彦(作家)


        あなたは、本当の自分を他人に見せられますか――。
        恋愛からホラーまで、松井玲奈が覗く“人間模様”。鮮烈なデビュー短編集。

        ・「ハンドメイド」
        いつもよりカバンの重い日が好きだ。お昼の弁当に加えてもう二つ、夜に彼と食べる用の弁当を作る。食べる場所は決まって“ホテル”で――。
        ・「ジャム」
        僕のお父さんは一人じゃない。お父さんの後ろには、真っ白な顔のお父さんたちが並んでいる――。悪夢的奇想、ホラー怪作!
        ・「いとうちゃん」
        メイドになりたい。その一心で上京した十八歳の“いとうちゃん”は、メイド喫茶で働き始めるものの、ストレスから体重が増加してしまう。痩せ方がわからず、周囲にも疎まれ不安を募らせていくが――。
        ・「完熟」
        何もない退屈な田舎での夏休み。年上の雰囲気を身にまとう女に僕は出会う。彼女は水辺で一心不乱に桃を食べていて……。そんな昔の記憶が、大人になった僕のフェティシズムを刺激する――。
        ・「リアルタイム・インテンション」
        巷で人気の仲良しYouTuber三人組。本音を吐露してしまうという“本音ダシ鍋”を食す企画の生配信で、事件は起きる。
        ・「拭っても、拭っても」
        広告代理店に勤めるアラサーのゆりは、半年ほど前まである癖(へき)を持つ男性と付き合っていた。その彼に理不尽にフラれたことが心の傷になっていて――。失恋と再生の物語。
        >> 続きを読む

        2019/09/19 by motti

    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      シーソーモンスター

      伊坂 幸太郎

      3.3
      いいね!
      • 螺旋プロジェクト、2作目。 

        昭和のバブル期、嫁と姑の対立を軸にしながらも、予想外の展開に転がる物語が爽快な『シーソーモンスター』と、近未来が舞台で、ある意味バディーストーリーでもあり、ちょっと不思議なテイストの冒険小説『スピンモンスター』の、中編2作品が収録されてます。『シーソーモンスター』と『スピンモンスター』の繋がりには、あぁそうかとニヤッとできるし、なんだか不思議と嬉しい気持ちになれる。

        いろいろと縛りがあるなかでも、伊坂幸太郎らしいエンタメ小説に仕上げてきてるなぁという印象。特に『シーソーモンスター』は登場人物たちのやりとりも面白いし、物語も非常に伊坂幸太郎らしさが前面に出てる。『スピンモンスター』はどちらかというと『ゴールデンスランバー』や『モダンタイムス』『火星に住むつもりかい?』のテイスト。冒険活劇っていう意味では『キャプテン・サンダーボルト』を思い出したかな。

        ただ、まぁ当たり前ですがやっぱりこの作品は螺旋プロジェクトの1つっていう位置づけですね。時代を超えた「対立」がキーワードで、そういったものが縦軸として存在感を発揮している。嫁と姑の対立、1つの交通事故で家族を失った者同士の対立。
        でもおんなじようなテーマは過去の伊坂作品にもあったような気がするしなぁ……まったく思い出せない。

        他の作品との繋がりも気になるし、プロジェクトは全作品読みたい…!
        時間と財布と相談しなきゃ。。
        >> 続きを読む

        2019/09/28 by ねごと

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      作家の人たち

      倉知 淳

      3.3
      いいね! Tukiwami
      • どういうつもりかと思えば、著者が「悪ふざけ」とはっきり書いているので他意はないのでしょう。持ち込みとか、ストーカー化する作家とか、印税生活とか面白かった。 >> 続きを読む

        2019/06/16 by tomolib

    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      世にも美しき数学者たちの日常

      二宮 敦人

      4.3
      いいね! Tukiwami Mika_S
      • 大学で教鞭をとっている数学者や在野の数学関係者の、数学に対する思いや価値観、数学に出会うまで、出会ってからについてすらすらと読めました。多くの登場人物は数学を楽しんでおり、「あちら側」について垣間見ることができました。 >> 続きを読む

        2019/11/02 by ほまっち

    • 他2人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      白昼夢の森の少女

      恒川 光太郎

      4.0
      いいね!
      • 本の帯にもあるように
        バラエティーに富んだ10編の白昼夢。
        どの作品も恒川さんらしい恒川ワールドヾ(≧∇≦)〃
        恒川さんの作品は何を読んでも〝うつくしい〟…
        としか感想がでない私(笑)
        恒川=うつくしいが
        最初のデビュー作『夜市』から刷り込まさってる(笑)
        恒川さんでなければ出せない表現、雰囲気が幻想的でうつくしい
        今回はバラエティーに富んでてうつくしい?って話もあるけど
        それはそれ恒川さんらしい作品ってことで(。-`ω´-)キッパリ!!



        ◆古入道きたりて
        川釣りをしてて雨に見舞われた杉本は
        山の中の一軒家で雨宿りを…
        そこに住んでる老婆から一泊する事を勧められ
        何もないながらにも心のこもったおもてなしを受ける。
        そして夜中にこっそり見た古入道と言われるモノ
        戦地でこの思い出を七尾に語り
        日本に戻ったら…の思いを強くするが
        日本に戻れたのは七尾だけ
        戦後40年…ふと杉本の声が脳裏に響いた
        古入道。
        長門渓谷。
        老婆。
        牡丹餅。
        夏は夜船。

        そして七尾は……



        ◆焼け野原コンティニュー
        数時間前に焼け野原ではっと気がついた
        記憶を失くしたマダさん
        ここは《プラズマドラゴン》が破壊した世界でということだけれども
        何も覚えてない分からない
        そんなマダさんの意識が途切れたとき…



        ◆白日夢の森の少女
        14歳の女子中学生のミエ
        ある日めが覚めたら蔦の中に絡めとられていて
        それが自分だけでないと知る
        町はドーム型のジャングルになっておりパニック状態。
        しかしミエは蔦で繋がってる人たちと
        意識と視覚の共有で心を落ち着かせていた。
        後にこの現象は〝緑禍〟と名付けられ
        ミエたちは〝緑人〟と呼ばれるように…
        そして緑人たちは共有の夢 を見るようになる
        そこは何通りもある異世界
        夢のなかの世界は穏やかで快適で夢の宇宙
        それから30年が経ち母が亡くなった後に
        見知らぬ青年を共有夢で見かけた

        刑事から殺人犯が緑禍の町に不法侵入していると話があり
        捜査に協力して欲しいと頼まれるが
        これが災いの始まりだった…

        永い眠りから目覚めたミエ
        最後どこに行ってしまうのか?




        なんか読んだことがあると思ったら!!
        角川ホラー文庫創刊20周年記念アンソロジーで読んだ\(◎o◎)/

        ◆銀の船
        空を飛ぶ巨大な船がこの世界に存在すると、ずっと信じていた
        子供の頃から『空飛ぶ船』の夢を見ていたナナコ
        しかし子供の頃あんなに信じていたのに大人になってから
        あれは自分が生んだ空想なのでは?と思うように
        しかし…短大生になり、
        予期せぬ妊娠で悩んでいた時にあの『空飛ぶ船』を目にする
        搭乗者募集のチラシを目にし
        向かった先にあったのは…時空船ブリガドーン!!w(*゚o゚*)w

        一度乗ったら二度と地上には戻れず決断は今ここで、
        終わりのない、時空を越えた旅にでたナナコだが?


        ◆海辺の別荘で
        シーカヤックで島についた女性
        彼女が語る物語…自分は椰子の実から生まれたと言うが?



        ◆オレンジボール
        保健室で目を覚ましたら〝毬〟になっていた!!Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
        夢の中で魔法使いのような男に
        『将来何になりたいか?』と、聞かれたような気もしたが…
        毬になり蹴られて蹴られて蹴られて…
        そんな自分を拾ってくれたのが同級生のルル
        ルルと過ごした5年間…しかしその時間にも終わりが



        ◆傀儡の路地
        散歩が日課の野津はある日散歩をしてて殺人事件を目撃
        犯人を追うが自分が犯人として疑われてしまう。
        犯人の居場所を突き止めた野津は
        『なぜこんな事をしたのか?』と問うと
        『ドールジェンヌの指令だ』と…
        ドールジェンヌとは?

        そして犯人の疑いが晴れた後、
        公園のブランコにフランス人形を抱いてる女で出会う
        人形遣いと出会い人形の話を聞いてしまうと
        その通りに行動してしまう…
        自分の意識とは別に操られてしまう
        困り果てた野津はネットで被害者の会を立ち上げると
        被害者から次々とメッセージが
        会合を開くことになり
        対策を考えてるとある1人が有効な『まじない』があると言う
        まじないは効くのか?



        ◆平成最後のおとしあな
        危機的状況にあるなかで掛かってきた
        〝ヘイセイのスピリット〟からの電話
        『ヘイセイ、スピリット?「(ーヘー;)』と聞き返すと
        平成の精霊、魂の存在で
        平成の終わりに皆様の元へアンケートを実施していると…
        話半分で『はい、はい…』と、アンケートに答えてるが
        本当は茶番なんだろう?の思いがあり
        『今の私の状況を知ってるなら助けろ!!』とキツイ口調で言うと
        『平成の先に行けないのはあなただけではない』…と…?


        ◆布団窟
        ( ̄◇ ̄;)エッ…実話?実話?実話?
        小学4年生の頃、友達の家に初めて遊びに行った思い出

        たくさんの子供がいて、
        その中の5~6歳の小さな男の子に連れられて入った
        20人分以上布団がある六畳の布団部屋
        布団でトンネルを作り遊びに夢中
        布団のトンネル、布団の海!!
        ふと友達の顔を見たら友達だと思ってたのは
        微妙に似てた他人で気まずい思いをしたが
        急激な睡魔に襲われる…

        目が覚めると?

        話のしめ方が恒川さんらしいなぁ~


        ◆夕闇地蔵
        村のはずれの冥穴堂に捨てられていた地蔵助。
        地蔵助の見える世界は 他の人と違い
        目に映る世界は白と黒、その濃淡のモノクロの世界、
        しかし目を凝らして見ると
        他の人には見えない金色や炎の色が見え
        自分で第2の層と呼んでいた。
        普通の人には見えないオーラ
        そして普通の人には見えない不思議な生物が見え
        地蔵助は雨蛇さまと呼んでいた

        養い親の元で暮らしていた地蔵助には
        近所に仲のいい2歳年上の冬次郎という友達がいて
        冬次郎とその妹・美恵と3人でよく遊んでいた
        しかし美恵が風邪をこじらせて死んでしまい
        それから冬次郎が塞ぎこむ
        なんとか冬次郎を元気づける事ができたが
        その時には冬次郎のオーラの色が変わっていた…

        廃屋にいた冬次郎
        冬次郎の秘密
        覗き見を止められない地蔵助

        穴で見つかったたくさんの死体

        冥穴堂の扉の奥

        冥穴堂の扉の奥で地蔵助が見たモノは!!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル





        古入道きたりて/白日夢の森の少女/傀儡の路地/夕闇地蔵

        が恒川さん!!って感じの私好みのお話。


        (読みたい本:登録-11)済
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        2019/07/27 by あんコ

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      スマホひとつで暮らしたい

      飯島彩香

      3.5
      いいね!
      • ✔︎コードを隠すとスッキリ度が高まる
        ・コード収納ボックス
        ・超強力マグネット
        ✔︎
        1ティッシュストック
        2洋服のリペアグッズ、旅ボックス
        3家電アクセボックス、工具ボックス
        4お風呂グッズのストック、洗剤ストック
        5文房具屋薬
        6洗面用具のストック、洗剤のストック
        7写真や手紙などの”思い出ボックス”
        8家電の取説や保険などの書類ファイル
        ✔︎朝食は毎日同じメニューにして5分でつくる
        ✔︎身支度は一歩も動かず完了させる
        スキンケア・メイク・ヘアケア・アクセサリーを一箇所に収納する
        ✔︎朝は「時間割」で動く
        ✔︎浴室の「掃除いらず」収納術
        ・浴室グッズは最小限にする
        (水切りスキージー・掃除用スポンジ・掃除用ブラシ・浴室用洗剤)
        >> 続きを読む

        2019/10/11 by kaho

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      余物語 (講談社BOX)

      西尾 維新

      2.7
      いいね!
      • こんなにも、手に余る怪異になろうとは!
        モンスターシーズン第三弾。

        児童虐待の専門家(笑)の阿良々木暦に大学教授の家住教授から相談を持ち掛けられる。
        それは自分の娘も3日間放置して、虐待しそうだから代わりに家まで見てきてほしいとの事だった・・・
        既に虐待なのでは?と思いながら自宅に行ってみるとそこには・・・

        暦と斧乃木ちゃんとの名探偵コンビが始まる。
        >> 続きを読む

        2019/05/22 by ヒデト

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎 (集英社新書)

      渡邉 義浩

      4.0
      いいね!
      • キングダム好きなら読むべき!
        面白いし分かりやすい!
        諸子百家はやはり面白い。

        2019/10/28 by KojiUehara

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      誰の味方でもありません (新潮新書)

      古市 憲寿

      4.0
      いいね!
      • そうか、この人は珍妙な人だなと思ってたけども、おもしろい見方をする人であった。
        肯定はできないけども時々ハッとするところもあります。
        たぶん後年、自らを恥ずかしく思う時が来そうな気もしますがこのスタンスをつづけてもらいたいです。
        おもしろかった。

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        炎上したいわけではないけれど、みんなが当然のように受け入れる「正論」って、本当にただしいのだろうか?
        いつの時代も結局見た目が9割だし、観光名所はインスタの写真に勝てないし、血のつながりで家族を愛せるわけじゃない。
        目から鱗の指摘から独自のライフハックまで、メディアや小説など多方面で活躍する著者が「誰の味方でもない」独自の視点を提示する。
        >> 続きを読む

        2019/07/28 by motti

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      Blue

      葉真中 顕

      4.3
      いいね!
      • 平成15年に起きた一家惨殺事件。
        犯人はその後風呂場で急死した娘の夏希と断定される
        だが事件を担当した藤崎刑事は夏希に隠し子がいることを知り、その子がブルーと名付けられていることを知る。

        この事件はブルーの誕生とともに始まり、平成の終わりまでを総括する中身で占められる。
        平成の歌だったり事件がその都度出てきて、刑事たちやブルーに関わる日本人や外国人の人生が炙りだされる。

        ブルーの行動は最小限にしか描かれない。
        その分刑事たちや関係者の証言や、推理の過程で正体が分かって来る。

        結局ブルーの人生が報われたのかどうか。
        平成が終わるとともに事件も終わっていく。
        >> 続きを読む

        2019/08/03 by オーウェン

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      アンソロジー 嘘と約束

      アミの会(仮)

      3.5
      いいね!
      • 毎回楽しみなアンソロジー。版型が違うのは版元が違うせいか!近藤さんは既読。松村さん、福田さんが特によかった。 >> 続きを読む

        2019/06/16 by tomolib

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      平成ストライク

      貫井徳郎青崎有吾小森健太朗井上夢人遊井かなめ白井智之千澤のり子乾くるみ天祢涼

      3.5
      いいね! Tukiwami
      • 令和に時代が変わり、平成の世にあった出来事をテーマにした作品集。

        「加速してゆく」
        福知山線脱線事故がモデルになっており、その現場に立ち会った新聞記者がカメラで現場を撮る。
        たまたま同じ場所に居合わせた少年がいたのだが。
        青春の1ページの様な切ない余韻。

        「ラビットボールの切断」
        えげつない状況でえげつない殺人事件。
        それを解決するのが玉無し探偵。
        これがなぜ平成なのかと思ったが、終盤明かされる真相にはさすが白井さんの作風だなと。

        「他人の不幸は蜜の味」
        匿名の書き込み批判を繰り返す女。
        その女が逆にというあらすじ。
        逆恨みは終わることを良しとしないブラックな展開は貫井さんならでは。
        >> 続きを読む

        2019/07/30 by オーウェン

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      むかしむかしあるところに、死体がありました。

      青柳 碧人

      3.0
      いいね!
      • なるほど…昔話をミステリーにするとこうなるのね?w(*゚o゚*)w
        よく考えられた話
        昔話なのでサクッと読める(笑)



        ◆一寸法師の不在証明
        お姫様を鬼から守った一寸法師。
        打ち出の小槌で大きくなった彼は、ある計画を心に秘めていました……。

        小さいがゆえに今まで苛められ虐げられてきた一寸法師
        なかなか知恵が回るけど…

        一寸法師のオチがいかにも昔話風で、
        あぁ…そうか?昔話だったと(笑)




        ◆花咲か死者伝言
        灰をまいて、花を咲かせていたお爺さん。
        お殿様からもらったご褒美を、
        村に寄付するような優しい人でしたが、
        殺されてしまいました……。

        犯人はすぐ分かったけど、
        次郎の復讐が次郎の思うまま遂行できるか?



        ◆つるの倒叙がえし
        村の青年が、宿に困っていたつうを泊めました。
        そのお礼にと、つうは反物を織りますが、
        それが高く売れると知った青年は、
        もっと織れとつうに迫ったのです……。

        つうの気持ちは青年・弥兵衛に届かず
        弥兵衛にDVの気があり…そして運命は繰り返される?

        二段構えの話で面白かった(´ー`*)ウンウン



        ◆密室龍宮城
        亀を助けた浦島太郎は、
        連れて行かれた竜宮城で飲めや歌えの大宴会。
        そんな中、伊勢海老のおせいが殺されました……。

        亀の策士っぷりに驚いた
        なかなかのもんだよΣ(・ω・ノ)ノ!



        ◆絶海の鬼ヶ島
        鬼ヶ島で行われた桃太郎とその仲間たちVS鬼たちの戦いは、
        桃太郎の勝利に終わりました。
        でも本当の戦いが、そこから始まったのです……


        最初に鬼ヶ島の仲間を騙した鬼恕とその舎弟が悪い
        何も知らない鬼ヶ島の鬼たちは
        問答無用で桃太郎に皆殺し((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
        生き残った鬼たちがなんとか鬼ヶ島を復興させたけど…
        真相を知った鬼の長老・鬼厳の取った行動とは?

        鬼にとって何よりも恐ろしいのは桃太郎
        桃太郎無双じゃん!!ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ



        今まで桃太郎の雉って戦力外だよね?って思ってたけど
        そうかぁ…鬼の目玉をほじるのかぁ…、
        この本を読んで意外と戦力になるのね?と、思った次第であります(笑)

        結構スケールの大きい話でラストそうきたか!!と驚いたΣ(・ω・ノ)ノ!
        >> 続きを読む

        2019/11/04 by あんコ

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      「空気」を読んでも従わない: 生き苦しさからラクになる (岩波ジュニア新書)

      鴻上 尚史

      5.0
      いいね!
      • 「空気」を読んでも従わない: 生き苦しさからラクになる。鴻上尚史先生の著書。自分を殺して他人の視線や評価を気にする人生なんて退屈でつまらないし価値がない。でも空気を読むことそのものが難しいこと。空気を読めなくて結果として従わないことが多いのは私だけ?空気読んでよと言われても空気が読めないこともよくあります。空気を読んでも従わないのが理想なのかもしれないけれど。 >> 続きを読む

        2019/09/06 by 香菜子

    • 1人が本棚登録しています
      マジカルグランマ

      柚木 麻子

      4.0
      いいね!
      • 第161回直木賞候補作(受賞はならず)

        元気でる!

        これは非常に映画化向きですね。
        映画賛歌、それでいてそのアプローチはかつての名画をもディスるかのような現代的タッチ。

        ステレオタイプという言葉よりも新語として響く、マジカル〇〇。

        なるほど。
        おもしろい切り口でした。

        ホント、映像化希望!
        POPで可愛らしい映画になるとおもうんだけどなぁ。

        (amazon)
        いつも優しくて、穏やかな「理想のおばあちゃん」(マジカルグランマ)
        は、もう、うんざり。夫の死をきっかけに、心も体も身軽になっていく、75歳・正子の波乱万丈。

        若い頃に女優になったが結婚してすぐに引退し、主婦となった正子。
        映画監督である夫とは同じ敷地内の別々の場所で暮らし、もう五年ほど口を利いていない。
        ところが、75歳を目前に先輩女優の勧めでシニア俳優として再デビューを果たすことに!
        大手携帯電話会社のCM出演も決まり、「日本のおばあちゃんの顔」となるのだった。
        しかし、夫の突然の死によって仮面夫婦であることが世間にバレ、一気に国民は正子に背を向ける。
        さらに夫には二千万の借金があり、家を売ろうにも解体には一千万の費用がかかと判明する。

        亡き夫に憧れ、家に転がり込んできた映画監督志望の杏奈、
        パートをしながら二歳の真実ちゃんを育てる明美さん、
        亡くなった妻を想いながらゴミ屋敷に暮らす近所の野口さん、
        彼氏と住んでいることが分かった一人息子の孝宏。
        様々な事情を抱えた仲間と共に、メルカリで家の不用品を売り、
        自宅をお化け屋敷のテーマパークにすることを考えつくが――

        「理想のおばあちゃん」から脱皮した、
        したたかに生きる正子の姿を痛快に描き切る極上エンターテインメント! 「週刊朝日」連載の書籍化
        >> 続きを読む

        2019/09/23 by motti

    • 1人が本棚登録しています
      池上彰が聞く韓国のホンネ

      池上 彰

      3.0
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      • いつものように新聞の延長で読んだ。
        自分にとっていま一番感心のある国が韓国。
        なので興味深く読んだけど既知の部分もあれば新たな発見もあり勉強になった。
        一言で言ってしまうと韓国もそこそこ歪んだ国だなぁ。
        >> 続きを読む

        2019/06/01 by キトー戦士

    • 1人が本棚登録しています
      クリムトへの招待
      3.0
      いいね!
      • 匿名

        2019/4/30

        2019/07/18 by 匿名

    • 1人が本棚登録しています
      スコップ無双2 「スコップ波動砲!」( `・ω・´)♂〓〓〓〓★(゜Д ゜ ;;;).:∴ドゴォォ (MF文庫J)

      つちせ八十八

      5.0
      いいね!
      •  なんということだ!シャベル無双が無くなっているなんて…。

         「スコップスコップランランラン」という言葉を聞いたとして、酷いダジャレだと思うか、日常会話の一部だなと思うか…ぐらいの洗脳効果のある作品と言えよう。

         ミステリ小説が好きで、読書ログに法廷モノのタグを作るぐらい(最近始めたのでまだ登録数は少ないが)法廷モノも好きなんだが・・・。
         ここまで鮮やかな法廷活劇は例を見ないスコ。

         やぁ、ご都合主義な無双作品は大っ嫌いなんだけど、ご都合具合が予想の何枚も上を行ってくれるので、ここまでぶっ飛んだご都合は、普通に事件解決させるより面白い。
         出鱈目に無茶苦茶書いているように見せかけて、芯が通っていて破綻してないのが素晴らしい。
        >> 続きを読む

        2019/10/31 by 猿山リム

    • 1人が本棚登録しています

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