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2019年7月発行の書籍

人気の作品

      ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)

      宮口 幸治

      4.5
      いいね!
      • 匿名

        教員をしている私にとって、真正面から受け止めなければいけない現状を今更知ってしまった、という気持ちになった。
        普通、が普通にできない子。なにかが他のこと違うという事をなんとなく理解しながら、でも、医学的に何かが出ているわけでもない。多数いる子ども達の中に埋れてしまい、本当に必要な援助ができていない。勉強しなさい、ではなく、勉強の仕方から教える必要がある実態。学校の場で、気づく必要性。
        新米教師だが、多くの子ども達に対峙する教員の役目を再度考える機会になった。私が読むべき本を読めた。自分が出来ることを模索していきたい。
        >> 続きを読む

        2020/10/03 by 匿名

    • 他3人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      店長がバカすぎて

      早見和真

      3.8
      いいね!
      • タイトルと、書店員の仕事に興味があって読んでみた。
        でも私はどうしても、この店長を好きになれなかったし、他の登場人物もあまり魅力的に見えなかった。
        イライラするくらい無能に見せかけといて、実は…って展開かと思いきやそうでもないし?
        主人公への恋愛感情があったのかも結局分からず。(主人公は一体どの辺りで店長を好きになったのかも??)
        マダムの涙とか店長の箸袋とか色々謎が残るし、続編ありなのか?

        アナグラムはすぐに気づいたからラストの衝撃はなかった。

        主人公はまだ20代のハズなのに、テレサ・テンとかワードチョイスが古いのが気になった。
        >> 続きを読む

        2020/04/21 by yuzu72

    • 他3人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      小説 天気の子 (角川文庫)

      新海 誠

      4.3
      いいね!
      • 【君の祈りの犠牲の果てに得られた青空など僕は要らない】

        事情を抱え地元の離島から、大都会・東京へと上京した家出少年・帆高は、生きる為にとある執筆会社に雇われる中、異常気象の都会の片隅で、天候を変える能力を持つ少女・陽菜と出逢い、世界と少女の命運の決断を迫られる物語。

        青春時代の執行猶予時間は、世界の不完全さが許せない物だ。

        例え、大勢の人を不幸せにしようが、身近な大切な人の笑顔を守ろうとする。

        世界は歪だからこそ、その甘さを到底許す筈も無い。

        それでも、大切な人を守り抜くからこそ、愛の慈雨が世界に降り注ぐのだろう。
        >> 続きを読む

        2020/02/11 by ebishi

    • 他2人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      希望の糸

      東野 圭吾

      3.4
      いいね!
      • 加賀恭一郎シリーズで、さらに従兄弟の松宮のストーリー。
        大風呂敷を広げたもんである
        楽しめました♪
        >> 続きを読む

        2020/08/28 by motti

    • 他2人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      クジラアタマの王様

      伊坂 幸太郎

      4.0
      いいね!
      • 死神の精度以降、中々縁がなくて読めなかった伊坂作品だったが、実質3時間程度で読んでしまった。
        わかりやすいストーリーと更にテンポアップした文体。ロールプレイングゲームを意識したというミラーワールドの設定、そして無言のコミック。
        最初は遊びで挿絵を入れてあるものだとおもっていたが、途中から「これは・・・夢?」と気づいてから、本気で絵を見てアクションを想像しながら読みすすめることができた。新しいし面白い。傑作だわ。
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        2020/02/01 by 兼好坊主

    • 他2人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      三体

      劉 慈欣

      4.2
      いいね! Tukiwami
      • ここ数年華文ミステリが好調だが、中国初のSFという括りでこの本。

        文化大革命から始まり、父を殺された葉文潔は軍事基地にて宇宙へと文明を送り込んだ電波を放射する。
        そしてその返答が返ってきたとき、異星人としての三体問題を突き付けられる。

        専門用語は多いが、そういうものにひるむことなくグイグイ読ませる。
        特にVRで示されるゲームの三体は意表を突かれた。

        こういう設定を持ち出すことで、ニュートンやアインシュタイン、ダヴィンチなどの過去の歴史上の人物が出ても違和感を無くすのは見事。

        陰謀が渦巻く中で、後の未来を巡る戦いのための準備を示唆して第2部へと続いていく。
        >> 続きを読む

        2020/02/11 by オーウェン

    • 他2人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      ケイトが恐れるすべて (創元推理文庫)

      ピーター・スワンソン

      3.7
      いいね!
      • 「そしてミランダを殺す」は意外性ありまくりで秀逸だったが、こちらは多少毛色を変えたミステリ。

        住居を交換する目的でロンドンからボストンにやってきたケイト。
        だが翌日に隣の女性が殺され、ケイトは前の持ち主や向かいの住人が女生と関係したことが分かる。

        ケイト自身も前の恋人の幻影に悩まされており、そこから過去に飛んで別の人間の視点に変わる。

        ケイトが主役というよりも複数の人間の群像劇という感じ。
        ラストには犯人自らの視点も。

        ミランダよりもあっさりする感じの事件性だが、設定や謎を作り出すこの作者の手腕は確かなので、次回作にまた期待。
        >> 続きを読む

        2019/09/19 by オーウェン

    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      最後のページをめくるまで

      水生 大海

      3.7
      いいね! ooitee
      • どんでん返し集とは思わずに読み始め、タイトルの意味に途中で気付いた。落ちだけが面白いわけではなく、途中も含めて面白い短編集だった。 >> 続きを読む

        2020/01/06 by tomolib

    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      日本への警告 米中朝鮮半島の激変から人とお金の動きを見抜く (講談社+α新書)

      ロジャーズ ジム

      4.0
      いいね!
      • さらっと読める内容ですが、誰にでも分かりやすく書かれているので、投資などに興味のない人でも読みやすいです。

        少子化をはじめ、様々な問題を抱えている日本ですが、個人個人でしっかりと現実を見て的確な判断をしないと生き延びられない時代。
        中高生にもぜひお勧めです。
        >> 続きを読む

        2020/09/08 by Mika

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      ルパンの帰還 (講談社文庫)

      横関 大

      3.0
      いいね!
      • ルパンの娘の続編は、結婚後の2人の活躍を描く。

        警察一家の息子と泥棒一家の娘の間には子供が産まれる。
        そして和馬には探偵一家の娘の美雲が相棒につく。
        美雲は天才的な閃きで捜査を進めていくが、そこへ華と娘がバスジャック事件に巻き込まれてしまう。

        和馬の家族の方は控えめになったが、華の方は密接に事件に関わっており、度々父母が登場する。
        これは終盤現れる事実の伏線になっている。

        それにしても続くという形になるとは思わなかったが、美雲にも新たな展開が起こりそうで、次の3作目も楽しみだ。
        >> 続きを読む

        2020/10/07 by オーウェン

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      まなの本棚

      芦田 愛菜

      4.0
      いいね!
      • 話題になった本。芦田愛菜ちゃん(さん?)が厳選した本や、読書に対する想い、対談が書かれている。

        こういう自分が好きな本を紹介する本はけっこう好きです。本棚はその人を表すとよく言うように、その人のことがよく分かる気がする。

        序盤に愛菜ちゃんの読書に対する想いが書かれているが、ここだけでめちゃくちゃ面白い。
        読書好きな人なら共感できるとこが多いと思う。

        例えば、「なぜ本が好きなの?」という問いの答えは「活字から自分の想像で物語の世界を作りあげていく楽しさ」と、「自分とは違う誰かの人生や心の中を知る楽しさ」と挙げている。

        うん、確かに。
        同じ物語を読んでも人によってキャラクターの顔や街の風景が違ったりするから、そこに楽しさを見出だせる。

        愛菜ちゃんの読む本も幅広い。
        中学生なのにすごいなぁ。

        絵本や、児童書から始まり、辻村深月さんや三浦しをんさん。
        太宰治や芥川龍之介。
        海外ミステリー、日本文学、SF、図鑑。

        うーん。頭が上がりません(笑)

        感想やおすすめポイントも書かれているのですが、偉いなぁと思うのは、読んだ上で「自分なら…」「比べて今の自分は…」と、自分に落とし込んでいるところ。

        素直にすごい。自分も見習わないとなぁ。

        そして最後に、本は人をつなぐコミュニケーションツール、と言ってます。
        僕の周りには読書家はあまりいないのですが、やはり本の話をするのは楽しいです。
        あれが好き、これが好き。自分はこう思ったけど、どう思った?
        ずっと話をしていられる気がします。

        このサイトもWeb上ではあるけど、色んな人のレビューを読ませて頂いて、たまに意見も交換したりする。

        お会いしたことない方達ですが、読書で繋がりが持てるって素晴らしいことだなぁ。と柄にもなく思い耽ってみました(笑)

        いつもレビューをお読み頂いてありがとうございます。
        >> 続きを読む

        2020/06/03 by 豚の確認

      • コメント 4件
    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      応天の門 11 (BUNCH COMICS)

      灰原 薬

      3.5
      いいね!

      • 前巻ラストでで菅家に押しかけてきた伴善男。
        道真は留守で父、是善は会わせたくなかったが…
        結局会ってしまい
        『我が縁者を助けて欲しい』と依頼を受ける

        椿の精に憑りつかれ
        精を吸われやせ衰えてきた…と言われ出向いてみれば!!
        憑りつかれたのは帝の異母兄・源能有。
        嵌められた!!と思いつつも話が合う源能有と道真
        『実際に椿の精に会ってみろ。』と言われ
        源能有の寝床で寝てみると?
        椿の精の正体とは?
        源能有の妻・滋子の執念と企み
        のほほんとしているように見えて
        20年先を考えている昼行燈の源能有。

        伴善男に気に入られた道真

        自分に才があるから色々と目を付けられると
        うんざりする道真に業平の言葉




        浮かれ気味な白梅。
        桂木は白梅に好いた男ができたのではと疑うが
        その頃、大路に髪切り鬼が出て髪を切られる女性が続発。
        白梅に嫌疑が…

        そして今度は道真が数カ月前も前の祭りの日に起こった
        盗みと殺人の犯人とされ検非違使に捕まってしまう
        道真にはその日のアリバイがあるが
        伴家にいた日なので話したくない…
        このまま道真はどうなってしまうのかΣ(・ω・ノ)ノ!




        番外編・天女に魅入られたる男の事
        業平の配下・近丸に毎日通うところあり。
        お寺に通うと聞いて業平が後をつけるとボロボロの廃寺
        日に日にやつれていく近丸
        近丸が逢っていたのは天女だと言うが…


        本人幸せならいいんじゃない?
        業平様も認めてるしね
        笑える番外編∵ゞ(≧ε≦○ )プッ プププ




        >> 続きを読む

        2019/09/04 by あんコ

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      ファミリーランド

      澤村 伊智

      3.5
      いいね!
      • 令和元年最恐SFって本の帯に書いてあったけど…
        面白かったし恐ろしいとも思う近未来の日本を描いたSF短編集。



        ◆コンピューターお義母さん
        近未来、タブレットのデバイスと
        アプリが家電用品や家と同期していて
        老人ホーム入所している義母がタブレットを通じて家族を干渉。
        息子と夫は遠く離れて暮らしている義母と
        一緒にいるみたいと喜ぶが
        嫁の恵美は義母の過干渉や嫌味にウンザリ状態
        パート先の同僚に相談すると同僚の家も同じ状態で
        パートの同僚に愚痴をこぼし
        それで少しはストレスが解消されてたが
        愚痴の内容が義母に全て筒抜け…Σ(・ω・ノ)ノ!
        夜の生活も義母に知られてると知った恵美は同僚の手も借りて
        誰にも知られないよう義母のいる老人ホームに向かったが……


        一人ぼっちの寂しい老人の行きつく先



        ◆翼の折れた金魚
        コキュアという投薬によって生まれた新人類。
        公的には計画出産児と呼ばれ金髪碧眼の子供たち。
        反対にコキュアを飲まないで出来た子供たちは
        無計画出産児、デキオ、デキコと呼ばれ黒目、黒髪だった。
        小学校教師の森村のクラスにもデキオ、デキコがいたが
        子供たちは何も悪くない、悪いのは無計画に生んだ親だ!!
        と、常々思っていたが…
        やはり普通にに扱おうと思っても先入観があり
        クラスにいるデキコである玖羅葉は音楽の才能があり
        その才能に驚いた森村は玖羅葉の将来を慮っていた…

        そんな時、森村の妻が妊娠。
        もちろんコキュアを飲むのは親の義務
        しかしソレだけでなく『産む』『育てる』が大事なんだと
        決意をあらたにするが?

        怖い、怖い、
        髪の毛と目の色で
        人生が決められてしまう!!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル





        ◆マリッジ・サバイバー
        子供の頃の家庭環境がよくなかったため
        全く結婚に興味のなかった35歳のサラリーマン。
        しかし会社で優遇されるのは家庭を持ってる者
        やはり結婚した方がいいのかな?と思い
        2年前に結婚した同僚に聞いてみると
        国内最大手のマッチングサイト『エニシ』を勧められた。
        色々と条件をクリアしようやくエニシの登録完了
        結婚に夢を持っていなかったため
        自分と同じビジネス婚を希望。
        すると似た環境の女性を紹介され
        これも何かの縁と……
        割り切ったビジネス婚、共同生活のはずが
        エニシで購入したペアの結婚指輪には
        GPSと各種センサーが内蔵されており常に行動が分かる状態
        物心ついてる頃から
        タブレットに慣れ親しんでる人にはなんともないけれど
        タブレットを与えられていなかった自分には監視されてるようで…
        そんな彼が電波の入らない地域で…



        ほんとに監視社会。ガクガクブルブル, アワ((゚゚дд゚゚ ))ワ




        ◆サヨナキが飛んだ日
        一人娘がかわいい母親。
        しかし娘の瑠奈は母親に反抗的で
        仕事から帰ってきても部屋にこもり
        自宅看護用小型飛行ロボット〝サヨナキ〟の相手ばかり
        ただの機械なのに…
        このままだとずっと1人きりでいるのではと
        母親は心配でたまらないが
        瑠奈がサヨナキを相手にするのには理由があり
        瑠奈が自分の感情を母親にぶつけた時に悲劇が…



        近未来とか関係なく毒親は時代が変化しても毒親
        子供のためと言ってるが
        全ては自分の思うようにしたいだけ
        そして毒親は自分が毒親だって自覚がないヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ


        ◆今夜宇宙船の見える丘に
        父親の介護のために41歳の時に実家に戻ってきた伸一。
        貯金を切り崩しながらの生活で
        再来月からは父親の年金、月7万で暮らさなくてはならない
        仕事も金もないと悩んでた時に
        大学時代の友人・石嶺に偶然出会う。
        石嶺は伸一の現在の状況を知りなんとか力になりたいと思うが
        伸一は父親に介護しやすい様に
        しかるべき処置〝ケアフェーズ〟を
        2段階まで行なっていた
        ケアフェーズとは親を介護しやすい形に改造する処置で
        貧困層の救済措置でもあった
        その頃、世界中に
        赤い光の奇妙な飛行物体の目撃情報がニュースで流れていて
        伸一の家でも赤い光が現れた!!
        赤い光を見た父親から伸一はあるお願いをされるが…

        フェーズ処置とは年金を受け取るための装置
        赤い光の正体を知った伸一の父の気持ちは…



        親の年金が生命線って重くてある意味リアル。
        これと似たような状況って現代もあるよね・゚・(ノД`)・゚・。





        ◆愛を語るより左記のとおり執り行おう
        バーチャル化した世界で
        人の死も病症者監視アプリ『おみまい』で手続きが済み
        仏式葬式『そよかぜ』が展開する
        そんな時代に死んだら本物の葬式をあげたいと言う人物が…
        天祢和也は癌で余命いくばくもない
        鈴鹿俊介の願いを取材することになるが
        本物の葬式と言っても
        葬儀会社が行う葬式があったのは百十年も前の話。
        昔の葬儀を調べ再現することになる
        そして俊介が亡くなり100年前と同じように葬式を執り行うが
        なにぶん初めての事だらけ
        この葬式で初めて人の死んだ姿を見た俊介の家族と天祢
        遺体が腐敗する事を知らなかったので衝撃は大きかったが
        覚悟を決めドライアイスなどで遺体の処理を済ませる

        準備の時は好意的な目で応援してくれた人たちも
        実際、葬式が始まると奇異な目で見るようになるが
        初めての事で焼香にたくさんの人が集まる
        天祢は初めての本物の葬儀に触れ衝撃を受け感動していたが…?



        本物の葬儀に拘る理由が…
        しかし送り出した家族は感動し喜んでるし
        故人も目的達成して草葉の陰で喜んでる…
        と、思うからいいのかな?



        タブレットで繋がった監視されてる世界に
        何とも思わない大多数の人間と
        違和感を感じる少数派の人達。
        この世界に馴染んでしまえば楽に生きていけるんだろうけど
        違和感を感じてる人には苦しいだろうなぁ…
        流されてしまって考えちゃいけない。
        これディストピア作品だよね?
        怖い、怖い…!!!!!Σ(ll||д゚ノ)ノ

        どの話も面白いけど特に面白(怖い)かったのが
        「翼の折れた金魚」(計画出産児)
        「マリッジ・サバイバー」(婚活サイトにビジネス婚)
        「今夜宇宙船の見える丘に」(親の介護と捨てられた〇〇人)

        >> 続きを読む

        2019/11/12 by あんコ

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      いけない

      道尾 秀介

      3.0
      いいね!
      • 蝦蟇倉市で起きた事件を綴る3章と、それらが合流する終章の4編。

        1章は元々読んでいたのだが、結末を敢えてぼやかしているのがすべてに共通していること。

        ただし単純に気づくというトリックではないので、よくよく思い返して再読すると納得という類い。
        よってラスト1ページにそこまで拘るどんでん返し系ではない。

        キャラ自体は秀逸で、2章の中国人少年や、3章の刑事たちなど皆一癖あるキャラばかり。

        各人がハッピーエンドにもバッドエンドにもなるのだが、刑事は手紙を見てあっちの方に進んでしまうのだろうか。
        >> 続きを読む

        2019/11/08 by オーウェン

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      四月になれば彼女は (文春文庫)

      川村 元気

      3.0
      いいね!
      • 『九年ぶりです。
         伝えたいことがあって、手紙を書いています。』
        結婚を控えた精神科医藤代のもとに、初めての恋人・ハルから手紙が届くところからこの物語はスタートをします。
        愛しているのかわからない恋人と、失った恋に翻弄される12ヶ月。

        『あのときのわたしには、自分よりも大切な人がいた。それが永遠に続くものだと信じていた』
        『わたしは愛したときに、はじめて愛された。それはまるで、日食のようでした』
        なんだかわかるなぁ。この気持ち、懐かしいなぁ。そう思いながら読んでいました。
        美しい情景描写、素敵な台詞の数々、ドラマチックな展開。恋愛映画を観ているようでした。
        家庭に入った今となっては懐かしい感情と思いましたが、自分より大切な存在はいるし、それがずっと続くものだとも思っています。熱情はなくなっても、意外と大切なものは昔と変わっていないような気がします。

        正直、よくあるストーリーだと思います。
        作品紹介に「異形の恋愛」と書かれていましたが、さほど目新しさは感じませんでした。
        4月、5月、6月…と進むにつれ彼らの背景が見えてくるのはおもしろかったです。
        ハルちゃんが可愛くて好きだったのですが、結局そういう展開にするかー…と残念な気持ちで読了となりました。
        >> 続きを読む

        2020/08/08 by あすか

      • コメント 4件
    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      アーモンド

      ソン・ウォンピョン

      5.0
      いいね! taiaka45
      • 【人を人たらしめるも、怪物にするのも惜しみ無い愛の形】

        生まれつき感情を感受出来ず、他人の気持ちが分からない少年が、大切な家族を唐突に失い、もう一人の少年と共に、様々な出来事を共有し失った物を取り戻して行く物語。

        人が生き物の中で秀でている事は、喜怒哀楽を感じられる事だ。
        只、その感情は画一的に同じ物は無く、切り分ける事も難しい。
        かと言って知らなかった感情を理解出来る事が必ずしも良いとは限らない。
        共感と言う物は、近遠の差で幾らでも変わってしまう物。

        感情が希薄だからこそ、本物を切望する少年の試みは愛に溢れていた。
        >> 続きを読む

        2020/07/30 by ebishi

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      ウマは1本の指で立っている!くらべる骨格 動物図鑑

      川崎 悟司

      4.5
      いいね!
      • なるほど、この手があったか・・・という視点。
        単純に骨格や、その意味を知るだけでなく、身近なもの(人間)で例えると、よりわかりやすくなる。
        それにしても、生物の進化の神秘の凄さだ。
        >> 続きを読む

        2020/03/22 by けんとまん

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      NHK国際放送が選んだ日本の名作 (双葉文庫)

      坂木 司小川 洋子石田 衣良朝井 リョウ宮下 奈都重松 清角田 光代東 直子

      5.0
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      • ラジオの朗読だけで終わらせてしまうのはもったいないお話ばかりです。
        8名の人気作家の短編がずらり。
        最後にほわっと幸せな気持ちにさせられるものばかり。
        大きな幸せも良いけれど、日常のふとした瞬間に気付くような小さな幸せっていいなぁ。
        >> 続きを読む

        2020/09/08 by taiaka45

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      岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。

      ほぼ日刊イトイ新聞

      3.7
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      • 岩田さんのようなコミュニケーション、
        岩田さんのような考え方、
        岩田さんのような仕事がしたいと思いました。 >> 続きを読む

        2020/05/10 by 井田英里果

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      虐待死 なぜ起きるのか,どう防ぐか (岩波新書)

      川〓 二三彦

      3.0
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      • 学術書と言った感じ。
        児童福祉施設とかその道を選ぶ人には良い本かも知れない。
        もう少し生々しい実態を入れた方が一般読者は興味そそられるかな。 >> 続きを読む

        2019/09/14 by キトー戦士

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