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2019年12月発行の書籍

人気の作品

      星の子 (朝日文庫)

      今村夏子

      3.7
      いいね!
      • 夕飯を食べているときにふと、テレビから映画「星の子」のCMが流れて、気付いたときには本屋で原作の小説を買っていました。

         私は生まれたときから中学生の頃まで、宗教を信じている家庭で育ちました。父親は牧師を仕事にしている人で、母親は信仰心の強い親(つまり私のおばあちゃん)に育てられた人。

        幼い頃から教会に通って、賛美歌を歌って、お祈りをして。

        小学校は宗教系の学校へ通い、中学校はその系列の全寮制学校へ入学しました(色々あって中学校は途中で退学したのですが)。私が行きたかったから、行きました。

         「宗教」と言っても高価なツボを買わされるわけでもなく、怪しい水を飲まされることも無かったです。みんな人並みに良い人だった。逆にそれが難しいんですけど。
         小説「星の子」とは少し違う境遇なんですけど、ちーちゃんと同じように私も宗教について色々と悩んでいた時期があったので文章に綴ろうと思いました。



         小説のなかで、月に2回の集会に来ていた子供たちが宗教の上層部である海路さん・昇子さんに「どうしてここにきてるの?」と聞かれるシーンがあります。
         周りの子たちは「みんなと一緒に歌うのが好きだから」「『ワークの時間』が好きだから」という返事をしているのに対して、ちーちゃんは心の中で「部屋のすみっこで好きな本やマンガを読んでいるほうがずっといい・・・・・・。みんなも同じ気持ちだと思っていた。」と思っている。そんなシーン。

         私はここにめちゃくちゃ共感してしまいました。分かる、分かる。

        食事の前のお祈りは毎回面倒だし、何に使われているのか分からない献金をするのもつまらない。眠くなるような牧師の話を聞いて、熱心に「ありがとうございます」と握手を求める年配のおばあさんの気持ちが分からない。

        私も、みんなが同じように面倒に感じているんだと思っていました。

         先日、唯一連絡をとっている中学時代の友達に「食事のときに毎回お祈りするの面倒でしてなかったら、周りに『え・・・・・・?』みたいな目で見られたんだよね」という話をされて、やっぱり同じように面倒に感じていた人もいたんだ、と安心しました。

         でもちーちゃんが感じたようなこういう小さな違和感って、もともとそういう環境で育てられていると気付いても気付かないフリをしてしまうんですよね。今までの自分や、信仰している家族・友達を否定したくないのかもしれません。
         小説の後半で、宗教に染まるちーちゃん一家を心配してきた親戚に対して、ちーちゃんが「わかってる」と言うシーンがあるんですがまさにそれで。怪しい宗教にハマっているのも、傍から見て不審に思われているのも全部分かっているんですよね。全部分かっている上で、否定したくない。

         私は母親が最終的に「信じない」ようになっているのを見たり、「自分の信じたいものを信じなさい」と言われて、宗教を信じないようになりました。
         全寮制の中学校を辞めるとき、寮母さんに
        「神様を信じて奉仕して幸せになる道か、自由に生きていく道。どちらかを選びなさい」
        と言われたんです。忘れられません。きっと一生忘れないと思います。

         当時迷っていた私は「どっちも選べる人生だったら良かったのに」「2回生きたい」と笑って返した記憶があります。分からなくて。何を信じたらいいのか。誰を信じたらいいのか。
         宗教を信じている友達も、信じていない友達もどっちも好きだし。宗教を信じている父親も、信じていない母親も、離婚はしているけれどどっちも良いと思うし。

         「星の子」のラストは、とても静かに、でも少し不穏に終わっています。でも、それがより人間らしさを出していると思うし、私はこの終わり方が1番幸せだと思いました。

         全寮制を辞めたあとの普通の中学校で、社会の授業で先生が「人は何のために生きているか分かりますか?」という質問をされたのを覚えています。
        先生はそのとき「人は幸せになるために、生きています」と言っていました。

         信じている人にとっては目が覚めることよりも、信じていることが幸せなのかな、と。信じていない側の「幸せ」と、信じている側の「幸せ」は違うと思うんですよね。

         だってもしかしたら、宗教を信じていたら本当に神様に救われる未来があるのかもしれないし。そんなの誰にも分からないじゃないですか。

         ・・・・・・いや、ないと思ってるんですけどね、私は。私は「そんなのあるわけないでしょ」に人生賭けてます。

        皆さんは人生、何に賭けていますか?
        >> 続きを読む

        2020/10/13 by ゆきの

    • 他2人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      地面師たち

      新庄 耕

      3.3
      いいね!
      • ストーリーは面白く、文章も読ませるが、ところどころ挟まれる回想シーンがやや冗長。それと、読後に爽快感はあまりない。こういう「悪者」を主人公にした話はやっぱり「ビルドゥングスロマン」の趣がないとつまらない。 >> 続きを読む

        2020/04/01 by 室田尚子

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      ~2021年「世界経済リスク」入門

      渡邉哲也

      4.0
      いいね!
      • 中国を中心に今後2年以内に起こるであろう世界的なリスクを想定している。グローバル化してしまった経済環境において、中国問題、GAFA、ソフトバンク、第3次ITバブル、ブレグジットとEUの今後などがどう繋がっているのかが見えてくる。さすがに新型コロナウィルスまでは予測できていないが。
        以下、備忘録
        ・グローバル化した世界が再分裂化するプロセス、中国中心の金融システム作成への野望、香港・台湾統一の野望と共産党存亡、アメリカ、ブレグジット後のいきりす、オーストラリアなどの中国包囲網が強まる。
        ・ソフトバンクの自転車操業ならぬ、大車輪経営、新興企業に投資し上場させ利益を得るビジョンファンド、ウィーワークの上場撤回。
        ・GAFAは中国に近寄っている?グローバリズムで中国は成長した、グローバリズムは一部の人が利益を搾取するシステムとなってしまっている。
        ・仮想通貨、トルコ、北朝鮮問題、韓国とアメリカの関係、ドイツの衰え、ドイツ銀行の危うさ、EUの不安定さ。
        >> 続きを読む

        2020/02/22 by aka1965

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      リメンバー (幻冬舎文庫)

      五十嵐 貴久

      4.0
      いいね!
      •  『リカ』シリーズの第5作目で、リカが亡くなってから数年後のお話でした。
         当のリカはいないのに、どんなストーリー?と思いましたが、精神科医を中心とする院内の勉強会のメンバーが、リカの犯行手口と似た残忍な殺され方をするという事件が起き、真相を探るというものでした。異常心理やセラピーの分析が内容に盛り込まれるなど、これまでと系統が違っていたことや、ストーリーとして予想しない結末に、満足感が得られました。次作も楽しみです。 >> 続きを読む

        2020/06/14 by youda

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      レバノンから来た能楽師の妻 (岩波新書)

      マドレーヌ, 梅若

      4.0
      いいね!
      • タイトルから想像していた内容と、いい意味で違う部分が多かった。
        日本の伝統芸能には疎いし、その中でも能楽には馴染みがない。
        そんな世界に縁があり、一員となった著者と、その家族や周囲の人達。
        ご本人たち能力や努力もあり、世界が広がって行くのは、読んでいて嬉しくなってくる。
        やはり、いいものは通じるのだ。
        >> 続きを読む

        2020/05/22 by けんとまん

    • 1人が本棚登録しています
      ぼくたちのリメイク7 ものをつくるということ (MF文庫J)

      木緒 なち

      3.0
      いいね!
      •  7巻なので基本構造は割愛。
         前巻までのコンテストの発表の仕掛けで引っ張りつつ、日常を語り背景を説明する流れと言えるか。
         アニメ化されるようだが、文章でしか表現しようがない完璧な彼らの映像を、どう「アニメ」で表現するのか。
         誰もが息をのむ今作の九路田組のアニメを、アニメで表現できるのか…疑問。
         実写映画で、アニメを表現するならまだ逃げ道もあろうが…。
         や。この作品の主人公たちのように、その大きなテーマをだれもが納得する形でクリアしてこそのアニメ化なら期待しないでもないけれど。
         違うんだろうな。
        >> 続きを読む

        2020/02/04 by 猿山リム

    • 1人が本棚登録しています
      1LDK、そして2JK。 ~26歳サラリーマン、女子高生二人と同居始めました~ (ファンタジア文庫)

      福山 陽士

      3.0
      いいね!
      •  本屋で見かけ、安直そうとスルーした。
         その後「ひげを剃る。」の女の子二人版という情報が入り、比較の為に購入し、ひげの新作読了後に読了(ひげが出なかったため今に…)。
         後発なのに、ビックリするほどそのまんま系。
         そこへ日常あるあるを無理に差し込んでいるので、ちょっと歪な日常。
         本家もストレスのない安穏な作風だが、それにもまして事件の無い印象。
         本家がなかなか続きが出ないから、その代償に劣化版類似作品の人気が出た感じ。
         ジャンルとして確立したともいえる。
         後発なのでもっと大胆でもよかったかと。
        >> 続きを読む

        2020/10/09 by 猿山リム

    • 1人が本棚登録しています
      痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 1巻 限定キャラクターデザイン集同梱パック (カドカワBOOKS)

      夕蜜柑

      いいね!
      • ダメでした・・・
        個人的にハマれなかった・・・

        2020/04/15 by ヒデト

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      華舞鬼町おばけ写真館 祭りばやしと光の絆 (角川ホラー文庫)

      蒼月 海里

      いいね!
      • おばけシリーズは、これで完結なんですね。
        駄菓子屋から写真館まで、楽しんで読めました。

        那由多くんがカメラマンになってからのお話とか、続きがあると嬉しいなあ。
        彼方くんもどうなっているのか、描かれると思うので。
        >> 続きを読む

        2020/08/16 by koh

    • 1人が本棚登録しています
      夢で見たあの子のために (5) (角川コミックス・エース)

      三部 けい

      4.0
      いいね!
      • ‶火の男〟のアジトで火事に巻き込まれた千里と恵南。
        間一髪助かるが
        火をつけたのは不穏な気配の男性グループ

        そして入手にした写真から
        ‶火の男〟と父が双子の兄弟だと知った
        古い写真でどこかの寺で母と火の男が写っていて
        千里と恵南はその場所を特定しようと調べ出す

        一方、一登は千里の様子を時々見に行っていた
        一登が三つ目になった出来事があり
        それにより一登にはあまり時間が残されてない!!


        百宮金融での殺人事件
        現場に残されてた千里にあてたメッセージ
        「マスクマン」と呼ばれた覆面の男の死体。
        近くで警察に確保されたのは千里で
        考えがあっての事
        取り調べは若園で
        ここでお互いの考えを話すが
        千里と若園は若園の上司・駒津刑事に叱られ
        千里は駒津刑事にある場所に連れられる
        そこで見せられたものは…!!


        若園と千里の目指すモノは一緒
        そして千里が一登を思うように
        一登も千里を思っていた
        双子の絆を感じちゃうね

        柄の悪い思わせ振りな男
        あっち側か?と思ったらマル暴の人なのね(*≧m≦*)ププッ

        一登の三つ目の秘密も分かり
        ここで話が一気に進むのか?

        次の展開が楽しみ。
        >> 続きを読む

        2020/09/03 by あんコ

    • 1人が本棚登録しています
      宮廷神官物語 九 (角川文庫)

      榎田 ユウリ

      4.0
      いいね!
      • 番外編・短編6話
        本編の合間に起こった出来事。
        天青の初めての友達に
        天青と愉快な仲間達。
        しっかり者の紀希
        女官を虜にする櫻嵐姫
        宮廷一の謎の美女
        櫻嵐姫の号泣姿と曹鉄のヨシヨシと
        似たモノ姉弟。

        いい話が多かった、癒される~(〃艸〃)ムフッ


        ◆書に吹くは白緑の風
        天青の初めての友達・燕篤と神官書生試験カンニング?の巻き

        ◆宮廷女官ものがたり
        女官を虜にする櫻嵐姫

        ◆舞姫は夢を見る
        宮廷で行われる収穫祭の後の奉納舞
        売られた喧嘩を買う櫻嵐と紀希
        可愛らしい見た目にそぐわず
        剣舞を踊る紀希の素晴らしさに誰もが目を見張るが?
        宮中一の美姫とは?

        ◆御膳女官ものがたり
        御膳厨房の見習い女官・明民を
        『苦労の搭は高いほどよい』と励ます天青
        そして半分なくなった笑い茸

        ◆少年たちはノリゲをさがす
        母親の形見のノリゲを失くした紀希
        天青は仲間の笙玲・偵雀・太雲とノリゲ捜索隊を結成
        ノリゲを隠し持ってる人物を突き止め
        口八丁で上手く言いくるめ取り返すが
        その後に盗まれそうになる!!
        なぜノリゲが盗まれそうになったのか?事の顛末は?
        主に忠義者の女官の思い


        ◆ケナリの精は舞う
        1年後、燕篤と再会した天青
        燕篤の新しい主・鹿穏は鶏冠の知り合いで…
        鹿穏は常民の子も通える学問所の建設で
        予算が下りず困っていた
        勘定役の尊真がどうやら出し渋り、
        私服を肥やしてるような…
        その話を聞いた天青は学問所の為にとある計画を練る
        尊真の屋敷の宴会に
        天青・笙玲・偵雀と燕篤は旅芸人として潜り込んだが…
        笛の音とともに現われたのは?

        櫻嵐の意外な一面と曹鉄に…(*ノwノ)キャー!!




        表紙の紀希が可愛らしく
        とても剣舞の達人とは思えない(。+・`ω・´)キリッ

        葛西リカコ先生のイラストが麗しいです(〃ノωノ)

        >> 続きを読む

        2020/01/09 by あんコ

    • 1人が本棚登録しています
      甘夏とオリオン

      増山 実

      4.0
      いいね!
      • 女性落語家の物語、男の世界である落語、知らないながらも、
        一途に落語の世界に邁進する。

        「首提灯(上燗屋)」「宿替え」「つる」「天神山」「東の旅発端」「みかん屋」
        「崇徳院」「胴切り」「鴻池の犬」「不動坊」「代書」「蔵丁稚」「茶漬幽霊」
        「立ち切れ線香」「七度狐」「算段の平兵衛」「次の御用日」「一文笛」
        「らくだ」「はてなの茶碗」「牛ほめ」「高津の富」「天狗さし」「皿屋敷」
        「仔猫」「まんじゅう怖い」「一眼国」「景清」「深山隠れ」「煮売屋」

        以上がこの本に大なり小なり登場する落語のネタ、

        作者にとっては、噺のあらすじを紹介しているだけで、数ページすすんでしまう。
        まあ、この物語の伏線にもなっているのもあるので、いたし方ないですが・・・。

        因みに、主人公の甘夏チャン、なぜか二葉サンのイメージで・・・・
        落語好きの私にとっては、一気に楽しんで読ませてもらいましたで。
        >> 続きを読む

        2020/07/20 by ごまめ

    • 1人が本棚登録しています
      天才少女Aと告白するノベルゲーム (ファミ通文庫)

      三田 千恵

      5.0
      いいね!
      •  あとがきまで読んで『彼女のL』の著者だと気づいた。
         一般文芸で出ていても十分通用するレベルの本格ミステリのアイデアを編集部のアドバイスでライトノベルに寄ってしまった感じ。
         ミステリ誌の編集部のアドバイスで仕上げれられた青春本格ミステリとして読みたかったというのが正直な感想。
         ムラ社会の田舎から上京し、あこがれのゲーム制作部のある高校へやってきた主人公。
         この部の制作したゲームにまつわる事件と、メンバーの引き籠り…主人公の問題など、複雑に絡んだミステリが紡がれる。
         もちろんゲームも肝にある。
        >> 続きを読む

        2020/07/21 by 猿山リム

    • 1人が本棚登録しています
      絶対城先輩の妖怪学講座 十二 (メディアワークス文庫)

      峰守 ひろかず

      いいね!
      • 最後の妖怪はネコの名を冠するいろいろ。
        猫またの正体は絶滅した動物だった?とか、今までと変わらない展開を楽しみつつ、ネコは身近な動物なので、今までにない怖さもありつつ。

        確かに、ネコにじーっと見られてると、とんでもなく怖いもんなあ。裏で何か会話してるとか思ったら、あまり近寄りたくない。

        絶対城先輩と礼音の関係も、これで見納めなのが残念。
        >> 続きを読む

        2020/04/14 by koh

    • 1人が本棚登録しています
      生まれてきたことが苦しいあなたに 最強のペシミスト・シオランの思想 (星海社新書)

      大谷 崇

      5.0
      いいね!
      • 生まれてきたことが苦しいあなたに 最強のペシミスト・シオランの思想。大谷崇先生の著書。悲観主義で生きるよりは楽観主義で生きる方がきっと楽。でも本当の意味での楽観主義を知り、楽観主義を極めるためには、悲観主義を知り、悲観主義を極めることが必要だと思う。最強のペシミスト・シオランの思想を学ぶことは楽観主義者への道なのかも。 >> 続きを読む

        2020/02/15 by 香菜子

    • 1人が本棚登録しています
      進撃の巨人(30) (講談社コミックス)

      諫山 創

      4.0
      いいね!
      • 若干の無理矢理感もあるけど、続きが気になりすぎる…

        2020/03/16 by たい♣

    • 2人が本棚登録しています
      谷川俊太郎詩集 たったいま (講談社青い鳥文庫)

      広瀬 弦谷川 俊太郎

      4.0
      いいね!
      • いくつかは、読んだ記憶のある詩。
        それでも、毎回、新しい発見があるように思うのは、谷川俊太郎さんならではの世界。
        表現が優しいようでも、奥行きがある。
        それと音階とでも言えばいいのだろうか、リズムが頭の中に流れたりする。
        共通していると思うのは、生きるということ。
        そんな風に感じたし、そうでありたいと思う。
        >> 続きを読む

        2020/06/02 by けんとまん

    • 1人が本棚登録しています
      オメガ・メガエラ(3) (KCx)

      丸木戸 マキ

      5.0
      いいね!
      • Ωの犀門は財閥・英家で
        子を生せない不吉な〝メガエラ〟として疎まれてた
        犀門は征十郎の第一夫人に戻りたい
        そして底辺の生活をしていた馬宮は
        『都合のいい道具にならない!!』
        『このクソみたいな世界をぶっ壊してやる』との思いで
        お互いの利害が一致
        戸籍のなかった馬宮を"真宮"と改めαと偽り
        後継者候補として英家に入り犀門は真宮の母となり第二夫人になる




        真宮はα・βの子供たちが通う名門校に編入。
        そして英家当主・善治郎から跡取りの条件として
        「麗子を生徒会長選で落選させる」ことを命じられるが
        麗子は学校で凄く人気があり
        他の生徒たちに慕われていて最初から詰んだ状態
        真宮は麗子の対立候補である橘有憲に接近
        どうしても勝ちたい真宮は橘有憲ことリリィに忠誠を誓うが
        リリィは見た目、オネェ
        しかし、したたかさと冷たさを持つなかなかの策士だった
        リリィが考えた作戦は麗子を攻撃するものではなく
        ターゲットは麗子の弟の伊織!!



        捏造された不祥事
        犀門を目の敵にする第一夫人の獅乃の不安
        優秀ながらも女というだけで祖父から疎まれる麗子
        真宮のαに疑問を持ち始める者
        犀門と妹の確執
        第二夫人になり浮かれる犀門
        切羽詰まった麗子の行動…、
        今後の展開が気になってしょうがない



        αってだけで全てにおいて優先され
        Ωってだけで虐げられる世界の怖いこと!!!!!Σ(ll||д゚ノ)ノ

        昼ドラ真っ青のドロドロの愛憎劇
        もうドロドロしすぎてて…でもそこが面白。
        破滅の匂いしかしないけれど…
        なんとかこの非情な世界で勝ち上がって生き残って欲しい
        どっちにしろ後には戻れないので進むしかないんだけどね
        そしてαでもポンコツってだけで扱いが超悪い伊織が不憫
        本当は伊織がまともな考えの持ち主なんだけど
        この世界自体歪んでるので…(´;ω;`)ウゥゥ
        また、そんな伊織を裏切る事になる真宮も辛い
        ほんとはそんな選択したくなかったけど状況がそれを許さないし
        真宮の周りは敵だらけ…・゚・(ノД`)・゚・。
        犀門が第二夫人になり浮かれてるのが
        油断大敵って感じがして心配
        ちょっとの不信感で足を引っ張られるし
        薬の秘密も…危ない、危ない。




        犀門と妹の確執もドロドロだし…


        怖い、怖い、なんて怖い話なんだろう((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

        >> 続きを読む

        2020/01/10 by あんコ

    • 1人が本棚登録しています
      発達障害の人の会話力がぐんぐん伸びる アイスブレイク&ワークショップ (こころライブラリー)

      かなしろにゃんこ。冠地 情

      5.0
      いいね!
      • 対発達障害者向けのワークショップ。コミュニケーションに特化しており、対象になりうる人、難しい人はいると思うけども、参考になった。 >> 続きを読む

        2020/06/11 by kenpi

    • 1人が本棚登録しています
      家族パズル

      黒田 研二

      3.5
      いいね!
      • タイトル通りに家族を絡めたヒューマンミステリの5作。

        どの話も困難だったり、後悔だったりといったものをいかにして転換させるのかに注力している。

        特に親の偉大さに尽力する話は印象に残る。
        「はだしの親父」
        亡くなった父のために集まった3兄弟が過去を話すが、1人家を出ていった次男の思惑が共感へと繋がっていく。

        「我が家の序列」
        ミステリではあるが、家族の父親から見つめる視点。
        だがそこに近寄る犬によって、すべてが解き明かされていく話。
        何のために犬がいるのかがキレイに分かる。
        >> 続きを読む

        2020/06/06 by オーウェン

    • 2人が本棚登録しています

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